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オプンラボ、アスキークラウド編集長&週刊ダイヤモンド元編集長が講師「売れる雑誌の作り方講座」9/4開催 [ニュース] | Web担当者Forum

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ビジネスイベント企画・運営のオプンラボと出版社アスキー・メディアワークスは、全3回の有料講座「opnlab編集者講座~編集長から盗む雑誌作りのワザ~売れる雑誌を作る講座」の第1回を東京で9月4日に開催する。

opnlab編集者講座は、紙の雑誌編集者が連綿と培ってきた編集・企画のワザを学ぶ講座。編集長経験者や現役編集長を講師に迎え、売上げを伸ばす中吊りのコツ、本音を引き出す取材法、目に留まるだけでなくソーシャルメディアにきく言葉の選び方などをワークショップで学ぶ。第1回講座は「売れる雑誌の作り方講座~中吊りを作る」をテーマに、「年間中吊り大賞」を受賞した、元週刊ダイヤモンド編集長の松室哲生氏(アスキークラウド編集顧問)が、思わず買いたくなる、少し扇情的な中吊り・タイトルの作り方などを解説する。

第2回はアスキークラウド編集長の中野克平氏による「ソーシャルメディアで受けるWebライティング実践講座」(9/19)、第3回は松室哲生氏による「取材講座~情報武装して、本音を引き出す」(10/9)を予定している。

講座の参加費は1回1万円。全3回まとめて申し込みの場合2万円。オプンラボのサイトに登録して申し込む。

  • 日時:9/4(第1回)、9/19(第2回)、10/9(第3回) 19:00~22:00
  • 会場:アスキーメディアワークス(千代田区富士見一丁目8番19号 角川第3本社ビル)
  • 定員:20名
  • 参加費:1回1万円、3回まとめて申し込みの場合2万円
  • 詳細・申し込み:http://opnlab.com/events/editorschool

この記事の筆者

家電量販店の法人通販から、Web担当者Forumの前身である『インターネットマガジン』(2006年5月号で休刊)の編集部へ。休刊までの半年ほど雑誌編集を経験し、Web坦の立ち上げを機にネットマーケティングにかかわりはじめ現在へ。編集兼Web担当者。

企業のWeb活用が当たり前になったとはいえ、ビジネスの歴史からすればまだ10数年ほど。それを支えるWeb担当者の仕事がもっと世の中に広まり、ユーザーともどもよりハッピーになれれば、と考えている。日朝特撮、海外ドラマ、時代劇、デパ地下好き。一押し平成ライダーはクウガ、ダブル。

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長い文章だから読まれないのか。タイポグラフィの英知をDTPに学ぶ [企業ホームページ運営の心得] | Web担当者Forum

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Web 2.0時代のド素人Web担当者におくる 企業ホームページ運営の心得

コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。

宮脇 睦(有限会社アズモード)

心得其の324

スカスカのハリーポッター

活字離れが進み、コンテンツにおける「長文離れ」も進行しています。ちなみに「活字離れ」とは活版印刷から転じた、読書離れを意味する慣用句で、個人間での電子メールや「LINE」でのコミュニケーションは含まれません。と、わざわざ断りをいれなければ、「文字を見ている」ことを理由に「むしろ活字に親しんでいる」と、無知な主張をする若者が現れるほど活字離れは深刻です。

いっそすべてを短文にする……ことは不可能です。日本テレビ系列で「ハリー・ポッター祭り!」と題して、シリーズ映画が断続的にテレビ放送されていますが、物語に深みを与える数々のエピソードが割愛されています。テレビ放映時間の制約によるものかと、DVDを借りて確認しても、やはり省かれていました。映画版は映像や音楽によって増した魅力もあるのでしょうが、反対に映画版を「ノベライズ」したとしても、話がスカスカになることでしょう。

これはすべてのコンテンツに通じます。情報を削るには限界があるのです。すなわち、活字離れに合わせて、内容を薄くするのは本末転倒ということ。そこで今回は、長文のまま読ませる工夫を紹介します。

丸ゴシックの巨大文字

ブラウザのフォントサイズを、丸ゴシックの20ポイントに設定していたのは40代前半の主婦です。長時間小さい文字を見ていると肩が凝り、頭が痛くなると言います。自動車運転で眼鏡使用を強制されない程度の視力を持つ私ですが、執筆仕事が増えてからテキストエディタのフォントサイズを10.5ポイントから14ポイントに上げました。

小さい文字は読みづらいのです。長文になれば、読者のストレスが増大するのは当然です。そこで、長文コンテンツは文字を大きめに設定します。「大中小」ボタンを用意します。JavaScriptなどでフォントサイズを可変式にするのも悪くはありませんが、その機能に読者が気づかない可能性もあり、初期設定から大きな級数(フォントの大きさ)にしておきます。

10年ほど前にはフォントサイズを指定しないことが推奨されていましたが、デザイン面からの不都合も多く、こちらは積極的にお勧めしません。

何故、文字は小さくなったのか

一方、デザイナーはフォントサイズを小さくしたがります。「英字新聞風」のポロシャツや小皿のように文章を扱い、可読性をないがしろにするのは、小さい方が段組も管理しやすく「文字」という図案の存在感を弱めることによって、全体の調和を取りやすくなるからです。デザイン重視のサイトなら、これも正解です。しかし、長文コンテンツにおいては、日本語の特性への理解が必要です

英字新聞はアルファベットが詰め込まれている印象があります。しかし、よく見ると一行中の単語数は多くて6~7語で、3語で終わることもあります。また、英文はすべて単語ごとに、空白で区切られています。対する日本語は、句読点による区切り以外は連続して文字が並びます。助詞のたびに空白文字で区切ることもありません。和文を英文と同じ「デザイン」にすることに、そもそもの無理があるのです。

空間を制御する

長文コンテンツでは一行の文字数も制限します。一行を長くすると、次の行を探すときに迷子になる読者がいるからです。かつてメルマガブームのころ、一行の文字数は30~40文字以内といわれていたのも同じ理由です。改行記号で一行文字数を制限すると段組が崩れるので、イメージカットを配置するなどして調整します。

さらに長文を読ませるためには2つの「空間」を活用します。まずは「行間」です。

新聞、雑誌、書籍。すべての紙メディアは「行間」に面積を割いています。紙面という物理的制約があるなかで、「無印字面積」を確保しているのは、行間の取り方が読みやすさに直結するからです。DTPを学んでいれば「常識」に属しますが、Webしか経験がないと知らない「コツ」です。

本文を特別扱いする

次の空間は「余白」です。

スタイルシートならば「padding」ですが、これに限ったことではなく、文章を配置する上下左右の余白をしっかりと取るということです。左右をメニュー(ナビゲート)とし、本文を真ん中に配置する「3カラム」のサイトの場合は、特に注意が必要です。本文が左右のメニューに近すぎると、視線が迷子になるからです。人の注意力は想像以上に散漫で、読書の途中に「目移り」することはざらにあります。これを避けるために、本文周囲に十分な「余白」を用意してあげて「視線の浮気」を防ぐのです。

さらに上下の余白にも意識を払います。理想的には3~5行、最大でも10行(一行文字数により異なる)を「段落」として区切り、こまめに大きめの余白をいれ、訪問者の集中力に小休止を与えます。さらに次の段落の小見出しをいれるなど、興味を持続させる工夫も効果的です。

DTPが参考になる日

とあるWeb企業の広報誌をめくると、行間は狭く本文フォントはゴシック体で、余白も不十分。DTPの初心者がよくやるミスです。端的に言って読みづらいのです。しかし、この体裁はコンテンツでは珍しくありません。

長文は読まない(読まれない)

とする主張の理由の何割かには「読みにくい」が含まれています。FlashやjQueryなどインタラクティブな技法については多く語られていますが、「読みやすさ」についての指摘に出会うことはまれで、可読性を確実に高めるであろう「Webフォント」もいま1つ普及していません。

セピアの背景写真の上に、焦げ茶色の文字を載せます。デザイン性は高くても、文書は読みづらくなります。DTPの世界では「白フチ」を付けて可読性を高め、最新のCSSでは同等の機能を実現しています。縁取りを実装していないブラウザでは「影」を全方向に配置することで実現する方法があります。これはかつて「QuarkXPress」のエクステンション「しろふち君」と同じアプローチです。

WebとDTPは同じ道を歩んでいます。そして、読みやすさ、活字の扱いについてはDTPに一日の長があります。Web業界がDTPから学べる技法は多いのではないでしょうか。

今回のポイント

長文コンテンツの鍵は読みやすさ

DTPの基本から学べることは多い

この記事の筆者
ユーザー 宮脇睦(有限会社アズモード) の写真

宮脇 睦(みやわき あつし)

プログラマーを振り出しにさまざまな社会経験を積んだ後、有限会社アズモードを設立。

制作、営業の双方の現場を知ることからウェブとリアルビジネスの融合を目指した「営業戦略付きホームページ」を提供し、一業種一社、制作案件は足立区内のみという営業施策をとっている。本業の傍らメールマガジン「マスコミでは言えないこと」を発行。好評を博す。著書に『完全! ネット選挙マニュアル』(Kindle版)、『Web2.0が殺すもの』『楽天市場がなくなる日』(ともに洋泉社)、冷静な視点からのIT業界分析に「週刊ポスト」など、様々な媒体から情報発信を続ける。

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集客・コンバージョン率向上の頭打ち感に悩んでいるなら、「信頼」をキーに考えてみてはいかが? | Web担当者Forum

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企業Webサイトやインターネット広告をとりまく環境は日々変化しているため、集客やコンバージョンの「伸び悩み」に困っている人は少なくないのではないでしょうか。

そうした「頭打ち感」に悩むWeb担当者さん、集客やコンバージョン率向上につながるヒントとして、見込み客に対する「信頼感」を前面に押し出すというのはいかがでしょうか。

「集客」「コンバージョン率」の向上に「信頼感」がどういう役割を果たすのか、その背景や具体的な手法を解説したホワイトペーパーをご紹介します。


変化し続けるSEOやインターネット広告の世界ですが、コンバージョンを獲得するまでの基本的な流れが「集客」→「サイト閲覧」→「コンバージョン」というものであることは変わりません。

※ホワイトペーパーより

とはいえ、さまざまな顧客接点すべてに全力をそそぐ予算も余裕も、いまのWeb担当者にはないでしょう。

そこで、本ホワイトペーパーが提案しているのが、「集客」「コンバージョン」の側面で企業の信頼性をアピールすること。

というのも、マクロミルが日本で行った調査では、「商品購入サイトの選択基準」として「信用できそうなサイトであること」が85%と最も多かったのです。

※ホワイトペーパーより

本ホワイトペーパーでは、SEOやインターネット広告がどのように変わって来たのかを示したうえで、ユーザーが重視している「信頼」を集客やコンバージョン向上のためにアピールするためのソリューションを紹介しています。

ホワイトペーパーダウンロードはこちら

集客・コンバージョン率向上のソリューション
頭打ち感に悩むウェブ担当者の皆様へ

集客やコンバージョンの頭打ち感に悩むウェブ担当者向けに、集客やコンバージョン率向上につながるヒントを紹介するホワイトペーパーです。

集客・コンバージョン率向上のソリューション ~頭打ち感に悩むウェブ担当者の皆様へ

全9ページ、7分程度でご覧いただけるホワイトペーパーです。

ホワイトペーパーの目次
  • 新しいSEO・インターネット広告時代
    • マルチデバイスを考慮したSEO 対策
    • ソーシャルメディアの活用
    • ランディングページ最適化
  • コンバージョン率を高めるためのセキュリティ対策
  • 信頼マークを利用した集客対策
  • 信頼マークを利用したコンバージョン率向上
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累計出荷本数100万本! ホームページ・ビルダーユーザーにリーチできるWordPressテーマのマーケット「hpb マーケットプレイス」がオープン | Web担当者Forum

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ホームページ・ビルダーとWordPressの連携が始まったのは2012年のこと。それ以来、「自分たちもホームページ・ビルダー用のテンプレートを作れないか」、そんな要望が制作会社から寄せられているという。こうした制作会社の思いに応えるべく、次期「ホームページ・ビルダー18」(10月4日発売)から、新たな連携がスタートする。

PHPが苦手な人でも、CSSと画像を用意するだけで簡単にホームページ・ビルダーのテンプレートを作れる。しかも、ユーザーサポートまでしてくれるといいます。WordPress制作者がホームページ・ビルダーのユーザーにリーチできるのですから、どんどんやればいいという思いですね。

こうした噂を聞きつけ、WordPress関連の制作会社であるデジタルキューブの堀家氏、岡本氏、太田氏と、WordPress日本語フォーラムの世話役である今野印刷の五十嵐氏に話を聞いた。

デジタルキューブの堀家氏(左)と今野印刷の五十嵐氏(右)  デジタルキューブの太田氏(左)と岡本氏(右)

デジタルキューブはWordPressのサイト制作やコンサルティングを行うWeb制作会社。チーム「め組」としてビジネスサイト向けのWordPressテーマ開発を行い、ホームページ・ビルダーのWordPressテーマ制作にも協力。
今野印刷の五十嵐氏は、フロントエンド・エンジニア兼ディレクターであると同時に、WordPress日本語フォーラムの世話役としても活動している。

この記事のポイント

制作会社がhpbユーザーにリーチできるマーケットプレイスが登場

――昨年発売のホームページ・ビルダー(hpb)17から、hpbとWordPressの連携が始まりましたが、WordPressコミュニティ内ではどのような反応でしたか。

堀家 隆宏氏
株式会社デジタルキューブ
堀家 隆宏氏
五十嵐 和恵氏
今野印刷株式会社
ネット事業部
フロントエンジニア
五十嵐 和恵氏

堀家WordPressユーザーにとってhpbは、今まであまりなじみのないものだったので、「おお、hpbが来たか!」という驚きが最初の率直な反応です。今まで小規模事業者向けのホームページ制作をしていて、WordPressというキーワードは知っていたがとっつきにくかったという人には、よい入り口になっていると思います。

五十嵐一方で、私の周りでは「じゃあ私たちもhpbで使えるWordPressのテーマを作ることができるの?」という反応がありました。「お客様にhpbで更新できますよと勧めるときに、オリジナルのデザインにして欲しいというオーダーが絶対にあるんだけど、制作会社って参入できるの?」と。

――それができるようになったのが、次期hpb18ということですが、開発の背景から教えてください。

ジャストシステムhpbは今までパッケージ同梱という形で、多数のテンプレートを提供していました。非常に人気で、テンプレート同梱数の多い上位ラインアップの売上げが伸びています。一方で、お客様のビジネスは多岐にわたりますので、ぴったりのものが必ずしも見つからないという状況もありました。

多岐にわたるビジネスニーズに1社だけで対応していくことは限界にきていたんです。そこで、弊社だけでテンプレートを提供するのではなく、コミュニティや制作会社の方と協業することによりユーザーのニーズに応えていきたいと考えました。それがテンプレート販売の「hpb マーケットプレイス(ホームページ・ビルダー・マーケットプレイス)」というサービスです。

マーケティングからサポートまでジャストシステムにお任せ

――デザイナーや制作会社の人が作ったテンプレートを、hpbユーザーが使えるようになるということですか。

ジャストシステム制作者の方が作ったWordPressテンプレート(テーマ)をマーケットプレイスに出品すると、hpb18の画面上から探せるようになるので、そこで気に入った物を購入できるようになります。ユーザーはそのWordPressテーマをhpbで編集し、自分のサイトとして公開できます。

ホームページ・ビルダー18では、hpb マーケットプレイスからWordPressテーマを購入できるようになる。

――制作者がhpb向けのWordPressテーマを出品するまでの、具体的な手順を教えてください。

ジャストシステムまず、hpb マーケットプレイスのサイトが8月28日にオープンします。出品者のためのデベロッパープログラムのサイトは10月4日オープン。実際に販売できるようになるのは12月からですが、次のような手順になります。

  1. 8月28日にスタートするhpb マーケットプレイスのサイトにアクセスし、ベーステーマの「_hpb(アンダースコア・エイチピービー)」をダウンロード

  2. 「_hpb」をベースに、WordPressのカスタムテーマを作る

  3. 10月4日にスタートするDeveloper Programのサイトからアカウント登録を行う

  4. hpb for Developer(チェックツール)をダウンロードして、作成したテンプレート(_hpb)をチェックする

  5. 12月にカスタムテーマ用の「CSS」と「イメージファイル」をマーケットプレイスにアップロードし、出品開始

_hpbを今すぐダウンロード

あとは弊社が審査して、数日で販売開始できるようにする予定です。価格は2,000円から、出品者が自由に決められ、売上の70%が制作者に入ります。販売ターゲットや特徴などを書いて、価格を決めてアップロードしてください。注意点は、hpb for DeveloperのプラットフォームがWindowsなことです。

――テンプレートの価格はどれくらいを想定していますか。

ジャストシステムワールドワイドでは、WordPressテーマの価格は60ドルくらいがメインと言われていますので、hpb マーケットプレイスでも平均価格5,000~6,000円と考えています。

ちなみに弊社が販売開始したV12からの累計出荷本数は現在までで100万本に達しており、加えて弊社へユーザー登録をされているhpbユーザーが20万人ほどいます。さらに最近ではビジネスでの利用をされる新規のお客様が増加傾向にあります。そういった多くのhpbユーザーに向けて販売できるようになります。

――買う方としては安いですが、売る側にとってはどうでしょう。

岡本 渉氏
株式会社デジタルキューブ
岡本 渉氏

岡本1社に対してだけ売るわけではないので、数が出ればそれなりに利益があると思います。それに、販売が自動化されて営業活動がいりませんし、出品したテーマのサポートもジャストシステムがやってくれます

堀家テーマは納品すればするほどサポートが増えますから、サポートの手間や人数をあまりかけられない制作会社にとっては、かなりありがたいでしょう。

――ジャストシステムが無償でサポートをしてくれるのですか。

ジャストシステムもちろん今まで通り無償のサポートもございますが、さらにhpb マーケットプレイスと並行して、「ホームページ・ビルダー 制作アシスト講座」というサービスを開始します。よくあるWebで動画を見るというものではなく、インストラクターが実際に応対します。

制作アシスト講座は、今回新たにサポート体制として用意したエンドユーザー向け有償のサービスです。メニューは2つで、1つは「グループレッスン」で、公開まで何をどうすればいいかわからないという初心者向け講座をいくつか用意します。もう1つはマンツーマン方式の「プライベートアシスト」で、遠隔操作で直接ユーザーのホームページ制作をお手伝いします。

堀家品質の良いテンプレートが早く作れて、ジャストシステムのサポートがある。これは鬼に金棒。とりあえず「_hpb」をダウンロードしてテーマを作ってみるといいんじゃないかな。

ジャストシステムhpb17でWordPressのサイト運営を始めたという方は非常に多いのですが、PHPの編集やセキュリティにはあまり詳しくない方が多く、うまく動作しなかったり、セキュリティが不十分なWordPressサイトにしてしまうリスクがあったのも事実です。しかし、今回新たに用意したベーステーマ「_hpb」でWordPressテーマを作れるようになったことで、hpbで作ったWordPressサイトは全部メンテナンスしやすく安心できるWordPressサイトになります。

――それはいいですね。変な作り方をしたサイトのリニューアルを、デジタルキューブに「なんとかして」と持って来られて、勘弁して……という事態を避けられる。

堀家そういうことです(笑)。

――マーケティングの面では、どのようなサポートをするのでしょうか。

ジャストシステムまず、hpb マーケットプレイスで紹介する際に、ユーザーの属性からレコメンド技術を駆使して、お勧めテンプレートを紹介します。また、hpb登録ユーザー向けのメールでも、新しいテンプレートができたことを宣伝します。

hpbならPHPに触らなくてもWordPressテーマが作れる

――制作者側の視点から、テーマ制作時の注意点やアドバイスはありますか。

PHPを書かなくてもいいので、その部分の品質が保証される。セキュリティの信頼性やメンテナンスのしやすさにも影響します。

堀家よくできた仕組みなので注意点は特にありません。制作者視点で良かったなと思うのは、PHPを書かなくていいことです。

WordPressテーマはスタイルシートとPHP(PHP+CSS+image)でできていますが、PHPのソースコードの品質によって、セキュリティの信頼性やメンテナンスのしやすさが違ってきます。そこが、テーマ制作者のスキルによってバラバラ。けれど、hpb マーケットプレイスではPHPを書かなくていいので、その部分の品質が保証されます

――これまで、WordPressテーマはどのように販売していたのでしょうか。

堀家WordPressの公式ディレクトリで公式テーマを売ることはできないし、登録にあたってはPHPの品質チェックやライセンス準拠などのチェックが非常に厳しいんです。そのため、公式ディレクトリではなく有料テーマを販売しているサイトなどが乱立していますが、これは結構ヤバイんですよ。

――危ないというと、どんな問題があるのでしょうか。

岡本たとえば、きちんと審査をしていなくて、既存のプラグインと組み合わせると動かないことがあります。その場合に教えてもらえる人も少ない。

五十嵐WordPressの日本語フォーラムで「海外のサイトで有料テーマを買ったのですが、こういうプラグインを使おうとしたら動きませんでした。どうしたらいいですか」という質問もあるのですが、ソースコードがこちらにないので答えられないんです。

公式ディレクトリで配布されているものなら、だれでも入手できるので原因を調べて回答を出せますが、公式以外の有料テーマはそのソースコードを買って見た人しか答えられません。ですから、セキュリティ的に信頼できるのかもわかりません。

――そういえば、SEOのためのリンクが紛れ込んでいた、という話が昔ありました。

五十嵐つい先日も、おかしなコードが書かれたものの相談を受けました。実はWordPressのテーマや新しいプラグインをチェックするためのプラグインがあるのですが、見た目がきれいだからとか、どこかで紹介されていたからという理由で買った人が、それを知っていて使いこなせるかといえば、難しいでしょうね。

hpb マーケットプレイスでは、ジャストシステムが事前に審査をしますから、品質の心配をしなくていい。極端な話、PHPがわからなくてもスタイルシートと画像を作れればいいだけですから。

太田 樹氏
株式会社デジタルキューブ
太田 樹氏

ジャストシステムそれと、サイトの構成はhpbでやります。つまり、サイトの構成を考えるのはエンドユーザーなので、テンプレート制作時にそれを考慮する必要はありません。

――テンプレート制作のフローが劇的に改善されますね。

太田デザイナーは一番大事な見た目だけに集中できるので楽ですね。裏側を考えなくていい。

WordPressのベーステーマ「_s」から生まれた「_hpb」

――先ほどからサラリと「_hpb」という言葉が出てきていますが、詳しく教えてください。

ジャストシステム「_hpb」というのは、hpb マーケットプレイスに出品するためのWordPressのベーステーマで、ここに安心できるPHPなどのかたまりが入っています。無償配布しますので、出品を検討されている方は自由に試していただけます。これはWordPressのベーステーマである「_s(アンダースコア・エス)」がベースになっています。

――WordPressの「_s」というのは。

五十嵐まず、WordPressのテーマを制作するにはいくつかの方法があります。

  1. 公式テーマをカスタマイズする

  2. 公式テーマ(親テーマ)を継承する形で子テーマを作りカスタマイズする

  3. スクラッチで開発

  4. 最小限のベーステーマセット「_s」をもとにカスタマイズする

自分好みのサイトにする方法として、一番簡単なのは既存のテンプレートに手を加えることですね。たとえば、公式テーマをカスタマイズして使う。ただしこれは、公式テーマがアップデートされたときに、自分が改編した部分がすべて上書きされてしまうので、お勧めできません。

2つ目は、親テーマを「継承」した子テーマを作る方法です。これは、差分だけを作っていくので変更点が少なければ問題ありませんが、カスタマイズするほどファイル数が増えてしまいます。

3つ目は、書籍や解説しているブログを見てスクラッチでゼロから作る。これは、うっかりミスで必要なコードや関数を落とす可能性があり、プラグインがうまく動かないことがあります。

岡本古い書籍の情報をもとに作ったため、うまく動かないということもあり得ます。WordPressはバージョンアップがとても早く、最新の情報は英語だけだったりしますから。

※1 Automattic社

オープンソースのブログ・CMS「WordPress」の共同創始者・開発者が設立した米国のブログサービス提供事業者。

五十嵐というわけで、最もお勧めなのが「_s」というベーステーマを使う方法です。これは、Automattic社※1WordPress.comWordPress.orgの公式テーマを作る際に基本にしている、最小限のWordPressテーマのセット一式です。

たとえば、既存のテーマに手を加えるときに、スタイルシートや関数がどこにあるか探すのに苦労することがありますよね。そういうことがないように、余計な装飾が何もついていない、ベースとなるテーマです。

また、「_s」の公式サイトUnderscores.meにジェネレーターが備わっています。会社名やサイト名など、自分で使いたい名前を入れてジェネレートのボタンを押すと、その名前のテーマが自動的にダウンロードできます。指定した名前でオリジナルの関数も作ってくれるので、重複の心配がありません。

PHPが苦手なクリエイターでも簡単、CSSと画像をアップするだけ

――「_s」も随時バージョンアップされるのですか。

五十嵐基本的には、独自のテーマを作った時点で「_s」から切り離されて固定化します。なので、WordPressの関数などをある程度自分で追っていかなければならない部分はあります。ただ、既存の制作会社で、特にhtmlとCSSで静的なサイトを作るなら得意、という人がやるにはすごく取り組みやすいでしょう。

――その「_s」をhpb向けにしたものが「_hpb」ということですね。

ジャストシステム「_hpb」をWordPressでそのまま使うこともできますが、特にコーポレートサイトを作るのに最適化されたテーマになっています。「_s」は表紙や画像を使う想定になっていませんが、「_hpb」にはトップページのためのfrontpage.phpがあらかじめ入っていて、そこにトップ画像のスペースをとってありますし、企業サイト向けのカスタム投稿タイプにも対応しています。

その「_hpb」で作ったテンプレート、実際にはPHPを除くテーマスタイルシートとイメージファイル(CSS+image+xml)だけですが、それをマーケットプレイスに上げると、そこでhpbで編集できるようにするための処理をして、hpbユーザー向けに販売します。hpbユーザーがそれをダウンロードするとhpbで編集できる形に展開され、サイトの公開やリニューアルはhpbから行うことができます。

hpbユーザーにテンプレートが届くまでの流れ。
hpbユーザーにテンプレートが届くまでの流れ。

――その結果、テンプレート制作者の工数はどのくらい減りますか。

五十嵐工数的にはケースバイケースでしょうが、今までPHPが苦手だからWordPressテーマには手を出せなかった人でも開発できるようになります。「_s」の場合は関数を自分で追っておく必要がありますが、そこもジャストシステムがチェックしてくれます。

堀家まず、ベーステーマを使うことでPHP関係の工数がまるっとなくなりますので、そこで半分になります。そのうえカスタム投稿タイプという、コーポレートサイトなら必須の作業もかなり楽になる。作業の早さに加えて、品質も確保できる

岡本僕はサーバーの設定がメインの仕事ですが、サーバーの移設やPHPのアップデートという作業があります。そのとき、いまだに最新安定版のPHP 5.4だとうまく動かないテーマを使っている人もいて、それを直すのにすごく手間がかかることがあります。「_hpb」であれば、ジャストシステムがメンテナンスしてくれるので、それがなくなります。

WordPressとともにホームページ・ビルダーも更新を続ける

――マーケットプレイスのサポートは、WordPressの更新に合わせてずっと続いていくと考えていいのでしょうか。

ジャストシステムhpbが在るかぎり、アップデートします。WordPressがどれだけバージョンアップして変わっても、死にものぐるいでついて行きます(笑)。

五十嵐昨年hpbがでたときには、「私たちもhpbのテンプレートを作れるの?」というのが周り制作会社の反応でした。一方で、hpbがWordPressに対応したことを知らない制作会社もいた。今回から制作会社も作ってくださいという動きになりましたから、いい感じに進んでいくと思います。

ジャストシステムhpbユーザーの想定以上の多様なニーズを認識し、制作会社の方からテンプレートを作れないのかという声をいただいたのが昨年。それをマッチングできるのがhpb マーケットプレイスなんです。

もっと詳しく聞いてみたいという方は、ジャストシステムとしてWordPress系のイベントにも出展するので話しかけてください。直近では、8月31日の「WordFes Nagoya 2013」というイベントに出展しますし、9月14日の「WordCamp Tokyo 2013」にも参加する予定です。

左から、ジャストシステム 國府田 大氏。デジタルキューブ 堀家 隆宏氏。今野印刷 五十嵐 和恵氏。デジタルキューブ 太田 樹氏と岡本 渉氏。ジャストシステム 中江 秀幸氏。
この記事の筆者

取材・執筆

柏木 恵子
ITジャーナリスト

撮影

津島 隆雄

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東証、「ソーシャルかぶコン2013」で株式投資プロモーションのアイデアを募集、日本経済応援プロジェクトとして実施 [ニュース] | Web担当者Forum

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東京証券取引所は、株式市場の社会的意義を日本経済の担い手である10代後半~30代の若年層に広く認知してもらうための株式投資プロモーションコンテスト「ソーシャルかぶコン2013」を開催する。7月1日から作品募集を開始しており、締切は10月31日まで、最終審査は11月25日、東証内のオープンプラットフォーム(東京都中央区兜町)で行われる。

同コンテストは、「アプリ開発部門」「アプリアイデア企画部門」「プロモーション部門」で行われる。応募作品は、Facebookで随時掲載される。11月中旬に有識者と事務局にて一次審査が行われ、各部門最大5作品を選出。選出作品応募者は、11月25日に行われる最終審査でプレゼンテーションを実施。

審査員は、メディネットグローバル 代表取締役CEO 西野嘉之氏、ヤフー 執行役員 CMO 村上臣氏、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任教授 水口哲也氏が参加。各部門、優勝30万円、優秀賞15万円が授与され、特別賞もある。プロ、アマ、個人、法人は問わず、グループでの参加、複数の部門に応募も可能。

ソーシャルかぶコン2013は、東証が企画する日本経済応援プロジェクト「+YOU~一人ひとりがニッポン経済~」における産学連携プロジェクトの第1弾として実施される。

ソーシャルかぶコン2013
http://kabu-con.tse.or.jp/oubo.html

ソーシャルかぶコン2013(Facebook)
https://ja-jp.facebook.com/kabucontse

東京証券取引所
http://www.tse.or.jp/

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コマースリンク、セミナー「中・大規模サイト向け集客&売上アップ施策とFacebook活用法」9/12東京で [ニュース] | Web担当者Forum

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ネットショップ支援のコマースリンクは、ECサイトを運営する企業のマーケティング担当者らを対象にしたセミナー「中・大規模サイト向け集客&売上アップ施策とFacebook活用法」を9月12日に東京都大田区で開催する。同社に加え、グーグル、ソーシャルメディアマーケティング支援のコムニコの担当者が講師を務め、最新事例を紹介しながらECサイトの売り上げ向上を図る方法などについて解説する。定員40人、参加無料。サイトから申し込む。概要は次の通り。

日時:9月12日(木)午後4~6時半
場所:コマースリンクセミナールーム(東京都大田区大森北-2-3大森御幸ビル7階)
内容:「集客拡大とデータフィードマーケティング 10年の実績と成功のコツ教えます!」「検索動向から見える顧客のニーズとそのニーズを捉える運用について」「ファン獲得から効果検証まで、Facebookページの効率的な運営方法を教えます!」
詳細・申し込みページ:
http://www.commercelink.co.jp/seminar/seminar20130912

コマースリンク
http://www.commercelink.co.jp/

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ベリトランス、中小EC事業者向けの新しいオンライン決済サービス「VeriTrans Air」を開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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クレジットカードやコンビニ決済など総合決済プラットフォームのベリトランスは、中小EC事業者向けの新しいオンライン決済サービス「VeriTrans Air(ベリトランスエアー)」を8月28日に始めた、と同日発表した。初期費用3万円、決済手数料3.9%となり、月額費用やトランザクション費用を無料にした。先着1000社を対象に、初期費用を無料にして手数料を3.4%にするキャンペーンを11月末まで実施する。

VeriTrans Airは、クレジットカード決済とコンビニ決済に対応する。導入のための手続きは、オンラインでの無料ユーザー登録と事業者自らのECサイトへのコードの組み込みだけで済み、申し込みから運用開始まで審査を含めて最短1週間となる。最短3営業日での振り込みも可能。購入者の決済画面は日本語、英語、中国語に対応する。決済完了画面に、ユーザーに最適化した広告を表示する機能を搭載する。

ベリトランス
http://www.veritrans.co.jp/

VeriTrans Air
http://www.veritrans.co.jp/air/

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ジャストシステム、「ホームページ・ビルダー18」10月4日発売、テンプレート販売サイトを同時オープン [ニュース] | Web担当者Forum

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ジャストシステムは8月28日、同社開発のホームページ制作ソフト「ホームページ・ビルダー18」を10月4日に発売すると発表した。希望小売価格は通常版が1万4,800円、バージョンアップ版、アカデミック版なども提供する。

ホームページ・ビルダー18は、Web担当者が伝えるべき内容に集中できる作成運営支援、Webの初心者が安心してホームページを始められる支援体制、Web制作者が技術を活かせるマーケットの創出をコンセプトに開発。大きな特徴の1つとして、バージョン18では新たにWeb制作者が作ったテンプレートを販売・購入できる「hpb マーケットプレイス」を10月4日にオープンする。プロが制作したテンプレートを追加購入できる。

プロのWeb制作者が出品したテンプレートを購入できるhpb マーケットプレイス

支援体制としては、「ホームページ・ビルダー 制作アシスト講座」を10月4日から開始する。講座はソフトの基本的な操作や運営ノウハウをオンラインセミナーで学ぶ「グループレッスン」と、個別に遠隔操作で作業支援を依頼できる「プライベートアシスト」の2種類。受講時間は45分で、受講料はグループレッスンが1,580円、プライベートアシストが3,980円。オンラインで予約する。

制作面の新機能としては、新たに「jQueryフォトモーション」機能を実装し、「カルーセル」「ズーム」「ギャラリー」「スライドショー」など、動きのある写真や画像の演出をクリック操作で簡単に表現できるようにした。

jQueryフォトモーション機能で動きのある演出を手軽に実現

また、8月27日には先行してスマートフォンとタブレットから更新できるiOS/Androidアプリ「hpd pad for WordPress」の無料提供を開始。ホームページ・ビルダー18で作成したWordPressサイトの編集を行えるようにした。その他、「スタイルシートマネージャー」の強化、WordPressサイトのSEOを支援する「hpb SEOプラグイン for WordPress」の提供などを行う。

製品ラインアップは、通常版が1万4,800円、通常版バリューパックが1万8,800円、通常版ビジネスパックが2万7,825円。同梱のフルCSSテンプレートやWordPressテンプレート、画像素材の種類のほか、アクセス解析サービスやホスティング、ガイドブック、SEOソフトなどの付属サービスが異なる。通常版のほか、バージョンアップ版とアカデミック版も提供する。

通常版14,800円(税込)
通常版 書籍セット15,800円(税込)
通常版 バリューパック18,800円(税込)
通常版 ビジネスパック27,825円(税込)
バージョンアップ版8,300円(税込)
バージョンアップ版 書籍セット9,300円(税込)
バージョンアップ版 バリューパック12,300円(税込)
アカデミック版10,400円(税込)
アカデミック版 書籍セット11,400円(税込)
アカデミック版 バリューパック14,400円(税込)
この記事の筆者
ユーザー 池田真也(Web担 編集部) の写真

家電量販店の法人通販から、Web担当者Forumの前身である『インターネットマガジン』(2006年5月号で休刊)の編集部へ。休刊までの半年ほど雑誌編集を経験し、Web坦の立ち上げを機にネットマーケティングにかかわりはじめ現在へ。編集兼Web担当者。

企業のWeb活用が当たり前になったとはいえ、ビジネスの歴史からすればまだ10数年ほど。それを支えるWeb担当者の仕事がもっと世の中に広まり、ユーザーともどもよりハッピーになれれば、と考えている。日朝特撮、海外ドラマ、時代劇、デパ地下好き。一押し平成ライダーはクウガ、ダブル。

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ナビゲーションのリンクを分析・評価するには?――実例で解説!イベントトラッキング(1)[第66回] [衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座] | Web担当者Forum

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Googleアナリティクスは、非常に高度な分析ができる無料のアクセス解析ツールだが、正式なサポートがない。本連載では、その導入から、運用、活用まで、初めての人でもゼロから学んでいけるように、丁寧に解説していく。

衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

前回は、「イベントトラッキング」という手法についての解説を行った。その冒頭でも書いたが、イベントトラッキングの使用例として、

  • 外部サイトへのリンクのクリック
  • PDFファイルのダウンロード
  • Flashコンテンツの各種動作

などの「行為」の計測を挙げたが、もしかすると、多くの読者にとっては、これだけでは、具体的な活用方法がピンとこなかったかもしれない。

そこで、これから何回か、イベントトラッキングの活用例を具体的に解説していくことにする。「イベントトラッキング」のトラッキングコードの仕様に関しては、前回の記事を参照してほしい。

また気を付けておきたい点は、「取れるものは取ってみよう」という態度ではなく、つねに課題や仮説からスタートしてほしいということだ。Webコンサルティング側で仕事をする方なら、勉強のために何でもやるのは構わないが、事業者側の方々がデータに溺れてしまう必要はない。

データを取ってみて、その後に都合よいように解釈するのではなく、

  • どうあるべきか
  • どうなっていてほしいか
  • どう変えられるのか
  • その結果どう変わってほしいのか

という仮説検証型でイベントトラッキングも取り組んでほしい。ということで、実際のサイトを例にして、課題設定から始めていきたい。

ちなみに、私は今回取り上げるサイトとは無関係の第三者である。イベントトラッキングの仮説は、あくまでも想像上の話であり、数値もこのサイトのものではない。以前の連載「有名サイト、かってに解析!」のようなものだと考えていただきたい。

なお、JavaScript用のライブラリのjQueryを利用し、これら典型的なイベントを簡単に自動的に取得できるような機能拡張JavaScriptなどもあるが、それに関してはイベントトラッキングの活用例の最後の回に紹介する。簡単に実装するためには、現実的にはこのような手法を使うのがよいと思うが、ここではあえて1つずつベタに記述する場合のカスタマイズを解説する。

まずは課題を設定しよう

図1は「三井住友VISAカード」の「カード会員の方」の画面だ。

カード会員のユーザーが、左上のログイン(図1黒枠部分)から、カード会員用のサービスを利用することがこのページの本来の目的だが、各メニューの使い方を補足したり、追加のサービスを告知したりするスペースにもなっているページだ。

図1:三井住友VISAカードの「カード会員の方」
図1:三井住友VISAカードの「カード会員の方」(2013/08/27アクセス)

このページでは、メニューの使い方や、サービス告知といった情報へのリンクを、主に3ヵ所に分けて表示している。

  • グローバルナビゲーション部 (ページ上方にある図1赤枠部分)
  • 各メニュー部 (ページの左サイドにまとめている図1青枠部分)
  • リンク群 (ファーストビューの下部にある図1緑枠部分)

今回は、このWebサイトのWebマーケティング部の担当者が、この3ヵ所に複数散らばっているリンクの配置構造がこれで本当によいのだろうかという問題意識を持っているとしよう。

【問題意識】

リンクの配置構造は、これでよいのだろうか?

というのも、よく使うリンクは左側、あるいは上側に配置するのがよいというWebコンサルタントの話を聞いていたし、クリックされているリンクはもっと目立たせた方がよいのではないか、迷っている。

そこで、まずは、全般的にどのリンクが相対的にクリックさているのかを把握したいと考えた。

Googleアナリティクスの機能では「ページ解析」で任意のページのリンク(URL)ごとのクリック率の計測はできるが、同一ページ内に同じURLのリンクが複数あった場合、その判別はできない。拡張リンクのアトリビューション設定を有効にしても、サイトの作りによっては100%の精度であるとは限らないからだ。詳しくは以下の記事を参照してほしい。

そこで、イベントトラッキングの登場だ。実際のこのサイトでは、グローバルナビゲーション部の一部はプルダウン表示から複数のリンクが選択できるなど、細かい部分では様々な細工がしてあるのだが、ここでは単純に3か所すべてに同一のテキストリンクが貼ってあるとして話を進める。

トラッキングコードの実装例

それではこのケースにおけるトラッキングコードの実装例を紹介する。イベントトラッキングのおさらいを簡単にしておこう。ユニークに設定する項目は、

  • イベントカテゴリ
  • イベントアクション
  • イベントラベル
  • イベント値

の4つで、クリック行為に対してイベントを発生させる場合のフォーマットは下記のようになる。

<a href="http://example.jp/" onclick="_gaq.push(['_trackEvent', 'イベントカテゴリ', 'イベントアクション', 'イベントラベル', イベント値, true]);">ここをクリック</a>
※前回は'category', 'action', 'opt_label', opt_value, opt_noninteractionと英語にしていたが、今回はより分かりやすいように、日本語にしてある。

イベントカテゴリの設定

<a href="http://example.jp/" onclick="_gaq.push(['_trackEvent', 'イベントカテゴリ', 'イベントアクション', 'イベントラベル', イベント値, true]);">ここをクリック</a>

「イベントカテゴリ」は大分類なので、内部リンクの計測全体を示す「inclick」と固定で指定しておくことにする。

イベントアクションの設定

<a href="http://example.jp/" onclick="_gaq.push(['_trackEvent', 'イベントカテゴリ', 'イベントアクション', 'イベントラベル', イベント値, true]);">ここをクリック<a>

イベントアクションは中分類なので、リンクがあるおおよその場所を示すものという位置づけにして、

  • top
  • left
  • right
  • center
  • bottom

などとしてみよう。今回はグローバルナビゲーションと左、中央の3つのパターンがあるので、「top」「left」「center」の3つを、リンクの場所に応じてそれぞれ使用するものとする。

リンクの場所イベントアクション
グローバルナビゲーションtop
左サイドのメニュー部left
ファーストビュー下部のリンク群center

イベントラベルの設定

<a href="http://example.jp/" onclick="_gaq.push(['_trackEvent', 'イベントカテゴリ', 'イベントアクション', 'イベントラベル', イベント値, true]);">ここをクリック<a>

イベントラベルはリンク先のURLを指定するものとする。リンク先のURLが次の5つだったとしよう。イベントラベルは、それぞれのURLからドメイン名と拡張子を除いて「link1」などとしよう。

リンク先のURLイベントラベル
http://example.jp/link1.htmllink1
http://example.jp/link2.htmllink2
http://example.jp/link3.htmllink3
http://example.jp/link4.htmllink4
http://example.jp/link5.htmllink5

イベント値とtrueの設定

「イベント値」はこのケースでは特に指定しない。クリック行為が何かの価値を生み出していたら値を付与しても良いが、このケースではクリック量を相対的に比較するのが目的だからだ。

最後の「true」は直帰率への影響が出ないように、つねに付けておくことにする。

トラックイベントコードを実装する

さて、あとは3ヵ所×5つ=15個のリンクに対して、HTMLのソースコードに、次のような修正を加えよう。

<a href="http://example.jp/link1.html>/link1へのリンク</a>

改修後

<a href="http://example.jp/link1.html 
onclick="_gaq.push(['_trackEvent', 'inclick ', 'top ', 'link1', , true]);">/link1へのリンク</a>

ここでは1つしか提示しないが、15個のリンクすべてに対して修正が必要で、青字部分は15個でそれぞれ別々になる。

  • トラックしたイベントをレポートで確認する方法
  • 結果を評価して、改良に活かすには?

トラックしたイベントをレポートで確認する方法

図2:[コンテンツ]>[イベント]>[上位のイベント]メニュー
図2:[コンテンツ]>[イベント]>[上位のイベント]メニュー

トラックしたイベントの集計結果を確認するには、レポートで[コンテンツ]>[イベント]>[上位のイベント](図2赤枠部分)を確認しよう(ただし、前ページで紹介したHTMLの変更をしたあとのクリックしかこのレポートには反映されないので、データが貯まるまでしばらく待つ必要があるかもしれない)。

操作手順
  1. グローバルナビゲーションの[レポート]をクリックする操作
  2. 画面の左側にあるメニューで、[コンテンツ]をクリックする
  3. メニューが開くので、[イベント]をクリックし、[上位のイベント]をクリックする

[コンテンツ]>[イベント]>[上位のイベント]レポートでは、デフォルトで「イベントカテゴリ」ディメンションが選択(図3赤枠部分)されている。

図3:[コンテンツ]>[イベント]>[上位のイベント]レポートの「イベントカテゴリ」
図3:[コンテンツ]>[イベント]>[上位のイベント]レポートの「イベントカテゴリ」

今回、イベントカテゴリにはすべて「inclick」しか指定していないため、見られるのは「inclick」だけ(図3青枠部分)となり、他のカテゴリが存在しない。各クリックの明細を見るには「イベントアクション」と「イベントラベル」(図3緑枠部分)を見る必要がある。

ここでは「イベントアクション」と「イベントラベル」(図3緑枠部分)をそれぞれ見るのではなく、まずは「イベントアクション」ディメンションを選択(図4赤枠部分)して、セカンダリディメンションのプルダウン(図4青枠部分)をクリックし、「イベントラベル」を選択(図4緑枠部分)しよう。

図4:[コンテンツ]>[イベント]>[上位のイベント]レポートの「イベントアクション」
図4:[コンテンツ]>[イベント]>[上位のイベント]レポートの「イベントアクション」

こうすれば、図5のように、リンクの場所とリンク先の15通りのパターン全部をフラットに見ることができる。これで全体を一望しよう。

図5:「イベントアクション」のセカンダリディメンションに「イベントラベル」を選択して表示したレポート
図5:「イベントアクション」のセカンダリディメンションに「イベントラベル」を選択して表示したレポート

なおどのページでイベントが発生したかという軸については、[コンテンツ]>[イベント]>[ページ]レポート(図2青枠部分)で確認できる。

今回はこのページ(図1)に限定した話にしているが、どのページでも同様の計測を行い、イベントが発生したページ別にデータを見ることもできるということだ。

結果を評価して、改良に活かすには?

もし、リンクの位置を、クリック数の多い順に、左から右へ(あるいは上から下へ)、並べ替えたいと考えているのであれば、それぞれのリンクのクリック数を確認する必要がある。

グローバルナビゲーション部のリンクのクリック数を確認したい場合は、図5で「イベントアクション」で「top」をクリックして絞り込み、「イベントラベル」の「link1」から「link5」までのイベント数を見ていけばよい。

左側のリンクのクリック数を確認するには、「イベントアクション」で「left」をクリックして絞り込み、「イベントラベル」の「link1」から「link5」までのイベント数を見ていけばよい。どこのリンクのクリックが多いだろうか。ほとんど利用されていないリンクはないだろうか、確認しよう。

もちろんこういった場合のリンクの順番は、ユーザーの行為の流れの順になっていたり、順番自体に意味があったりすることもあるので、単純にクリック数の多い順に並べればよいというものではない。またグローバルナビゲーションは、他のページでも固定なのが基本だから、この1ページだけのクリック状況を見て、簡単に変えるわけにはいかない。

このケースでは同じグループ(グローバルナビゲーション、左側のメニュー、中央のリンク群)内で、リンクの大きさや色を変えるといったことは考えにくいが、比較的自由度の許されるデザインが可能なら、この結果を受けて大幅にナビゲーションを変えるという選択肢があるかもしれない。

その場合も一気にリニューアルするのではなく、まずはテストなどをしてみて、徐々にページの改修に取り組んでみるとよいだろう。

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この記事の筆者
ユーザー 衣袋 宏美(株式会社クロス・フュージョン) の写真

衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)

1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社インターネット視聴率センター長を経て、2000年ネットレイティングス入社、視聴率サービス立ち上げに参画、2006年ネットレイティングス社(現ニールセン株式会社)フェローに就任。株式会社クロス・フュージョン代表取締役。またデジタルハリウッド大学院客員教授、米Digital Analytics Association会員、アクセス解析イニシアチブ副代表。

著書など:
Web担当者Forumでの連載:
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DNP、米マスターカードなどと「ホワイトラベル」対応可能なモバイルウォレットサービスを提供 [ニュース] | Web担当者Forum

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大日本印刷(DNP)は、世界的な決済サービスの米マスターカード、モバイルトランザクション技術の米C-SAMとともに、日本の企業向けに「ホワイトラベル」に対応可能なモバイルウォレットサービスの本格提供を始める、と8月20日発表した。ホワイトラベル対応は、非接触決済、プリペイド、クーポンなどの機能を事前に実装することで、さまざまな企業ブランドでのサービスを展開しやすくしたひな型のウォレットとなる。

マスターカードの非接触決済ソリューション「Mobile PayPass」の技術を、C-SAMのモバイルサービスプラットフォームに統合。非接触決済、クーポンなどの機能をあらかじめ実装したアプリやシステムを提供する。ホワイトラベルによって企業は、自社独自のモバイルウォレットサービスを容易に実施でき、スマートフォンでの非接触決済手段に加え、ポイントサービスや購買履歴に基づくクーポン情報配信などが可能になる。

大日本印刷
http://www.dnp.co.jp/

マスターカード
http://www.mastercard.co.jp/

C-SAM(英語)
http://www.c-sam.com/

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マイクロアド、デジタルサイネージ広告配信に特化したマイクロアドデジタルサイネージ設立 [ニュース] | Web担当者Forum

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広告配信事業のマイクロアドは、デジタルサイネージへの広告配信に特化した新会社、マイクロアドデジタルサイネージを設立した、と8月29日発表した。ディスプレイ広告の配信管理作業を統合管理するマイクロアドのサービス「MicroAd BLADE」を導入する広告主と、デジタルサイネージ設置者を独自のコンテンツ配信管理システムでつなぎ、ネットワーク経由でデジタルサイネージに広告配信する。

マイクロアドデジタルサイネージは、資本金1000万円で8月1日に立ち上げた。マイクロアドデジタルサイネージのサービスによって広告主は、MicroAd BLADEを利用することでウェブサイトのディスプレイ広告に加え、デジタルサイネージにも広告出稿でき、ネットワーク経由で一元管理できる。デジタルサイネージ設置者は、5000社の広告主があるMicroAd BLADEとの接続で新しい収益源が確保できる。

マイクロアド
http://www.microad.co.jp/

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ジャストシステム、「店内でのスマートフォン利用に関する調査」で6割が家電購入時に情報収集 [ニュース] | Web担当者Forum

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ジャストシステムは、店舗で買い物する際にスマートフォンを利用する層を対象にした「店内でのスマートフォン利用に関する調査」の結果を8月29日に発表した。約6割が家電製品購入時に店内で情報を収集し、家電やパソコン関連では価格を比べ、食料品や衣類では得な情報を探していた。衣料品、パソコン・周辺機器では利用が長時間になる傾向があった。調査は、同社のセルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を使って10~60代の男女682人を対象に8月2~6日に実施した。

店頭でスマートフォンを利用して情報収集しながら買い物をする商品は、家電製品が58.9%と最多で、パソコン・周辺機器の47.7%、書籍の31.8%と続いた。特に男性は家電製品で71.4%あり、男性の2番目はパソコン・周辺機器の60.3%、女性は美容・コスメの36.7%だった。スマートフォンで収集する情報は、家電製品、パソコン・周辺機器、美容・コスメは販売価格の比較、食料品、スイーツ・お菓子、衣料品は得な情報検索が中心となり、書籍、医薬品は商品情報を閲覧する比率が高かった。

店内でスマートフォンを使って情報収集をする時間で10分以上の割合が最も高かったのは衣料品の25.8%。次いでパソコン・周辺機器の25.5%、書籍の23.9%だった。男性は医薬品、スイーツ・お菓子で時間が長く、衣料品、パソコン・周辺機器は女性が長時間の傾向にある。店内で分からないことがあった場合、家電製品では29.6%が店員に聞くよりスマートフォンで調べると回答。全般的に店員に聞くケースが多いものの、男性は家電製品、パソコン・周辺機器でスマートフォンの方が多かった。

ジャストシステム
http://www.justsystems.com/jp/

Fastask
http://www.fast-ask.com/

店内でのスマートフォン利用に関する調査
https://www.fast-ask.com/report/report-shop-smartphone-20130829.html

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IEでの表示が崩れた状態になっていました(解決済み) | Web担当者Forum

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IE(特にバージョン8以前)で閲覧すると、Web担の表示が崩れている状態になっていました。

すでに問題点を修正しましたので、現在はIEでも問題なく表示されるようになっています。

原因は、ページで読み込むCSSファイルの統合処理が設定ミスによって外れていたことです。

こうしたミスが起こらないよう、今後防止策を実装していきます。

崩れた状態でご覧になった読者の方には、ご迷惑をおかけいたしました。

これに懲りず、今後ともWeb担をなにとぞよろしくお願いいたします。

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    タグマネージャーってタグを管理するだけ? いえ、今や高度なマーケ施策を可能にする機能もあるのです [Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)活用講座] | Web担当者Forum

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    この記事を読むのにかかる時間: 約 7 分

    アクセス解析のタグ、リターゲティングのタグ、広告コンバージョンのタグ、また別の広告のコンバージョンのタグ、レコメンデーションのタグ、DSPのタグ……マーケの依頼で増やしてきたけど、最近、タグの管理に手間がかかりすぎている。

    代理店から高度なマーケティング施策の提案があっても、そのためのサイトの改修が負担で実現できなかったことがある。

    そんな悩みを抱えるWeb担当者が増えてきている。そういった問題を解決するために作られた、タグ管理用のツール「タグマネージャー」というものがある。

    この記事では、Yahoo!プロモーション広告のパートナー代理店とその広告主に対して原則無料で提供されているタグ管理ツール「Yahoo!タグマネージャー」を紹介する。

    タグ管理ツールというと、こんな風に言う人もいるだろう。

    タグマネージャーって、複数のタグを一元管理するツールでしょ、それならCMSでやればいいのでは?

    しかし、そうではない。今やタグマネージャーは、「管理」するだけでなく、さらに高度なマーケティング施策を実現するための機能をもつようになっているのだ。

    管理工数の削減だけでなくマーケティングの高度化にも貢献
    豊富な機能を無料で使えるのは広告主にとって大きなチャンス
    「管理画面の使いやすさ」「対応サービスの豊富さと対応の速さ」などメリットは多い

    いずれも、Yahoo!タグマネージャーを利用している広告代理店のコメントだ。

    単なる「タグ管理」に留まらないこうしたメリットがあり、これからのWebサイト運営やマーケティング施策に欠かせない「タグ管理」を支援するこのツールがなぜいま注目されているのか。その背景と重要性、そしてYahoo!タグマネージャーの特徴について紹介していく。

    手に負えなくなった“タグ地獄”から解放してくれるタグ管理サービス

    まずは、基本となるタグ管理の部分を解説する。

    Webサイトの運営において、アクセス解析でインターネットユーザーの行動を把握することは常識だ。Webサイトを訪れたユーザーがサイト内でどのように行動しているのかを把握し、問題があれば改善を施す。アクセス解析は、PDCAを実践するための不可欠な要素となっている。

    これは広告をはじめとするマーケティング全般にとっても同じで、ユーザーによる広告の閲覧やクリックとコンバージョンを関連付けて分析することで広告効果が測定できる。

    これらの分析対象となるデータは、Webページにタグを設置することで取得できる。アクセス解析ツールや広告効果測定ツールを導入していたり、リマーケティング広告を実施していたりするなら、そのタグが各WebページのHTMLに埋め込まれているはずだ。

    一方、さまざまなツールやサービスのタグを追加していくと、管理の手間が増え、Webページの修正作業が発生する。より緻密な分析をするために新しいツールを導入したはずが、かえってWeb担当者やWeb管理者の負担になり、マーケティング施策のスピードにも悪影響を及ぼしてしまう。

    タグ管理サービス導入前
ツールごとのタグを設置する場合、コンテンツ自体に変更がなくても各ページのHTML修正が発生するなど管理工数がかかる。タグの数が増えるとページ読み込み速度の低下につながる。
    タグ管理サービス導入前
    ツールごとのタグを設置する場合、コンテンツ自体に変更がなくても各ページのHTML修正が発生するなど管理工数がかかる。タグの数が増えるとページ読み込み速度の低下につながる。

    アクセス解析用、コンバージョン用、リターゲティング用、レコメンデーション用、DSP用……と必要なタグが増えれば増えるほど、管理の悩みも深刻になる。

    その解決策になるのがタグ管理サービスだ。ツールごとのタグを設置するのではなく、代表となるタグ(ユニバーサルタグ)を1つだけ設置しておいて、あとはどのページでどのタグを出すのかを管理画面から設定する。それがタグ管理サービスの役割だ。

    タグの管理が一元化できるので、タグの追加や削除はタグ管理サービスの設定だけで済むようになる。サイトのHTMLを修正しなくていいのだ。Webサイトに修正を加える必要がなくなることで、Web担当者主導でマーケティング施策をスムーズかつスピーディに展開できる

    タグ管理サービス導入後
一度ユニバーサルタグを設置してしまえば、それ以降のHTML修正は発生せず、管理画面の設定だけで済む。読み込むタグが1つなのでページの表示速度が改善される。
    タグ管理サービス導入後
    一度ユニバーサルタグを設置してしまえば、それ以降のHTML修正は発生せず、管理画面の設定だけで済む。読み込むタグが1つなのでページの表示速度が改善される。

    もちろん、一元化することによるリスクも無いわけではない。要となるタグ管理サービスに不具合が起きると、それが仲介するタグすべてに支障が出てしまう。

    とはいっても、タグ管理サービスを使わないという選択は現実的ではない。したがってタグ管理サービスを選ぶ際には、「使い勝手」「対応するタグの豊富さ」に加えてシステムとしての「信頼性」も重視しなければならない

    柔軟性と信頼性を備えたYahoo!タグマネージャー

    Yahoo!タグマネージャーはYahoo! JAPANが提供しているが、その中身は米国のBrightTag(ブライトタグ)社が開発したサービスだ。

    BrightTag社は、2010年からタグ管理サービスの開発と提供を行っており、世界中の企業で同社のサービスが導入されている。日本でも2013年にサービスを開始し、すでに650社以上で採用されるなど高い実績を誇る。

    また、日本国内を含む世界各地でデータセンターを運用することで、サービスの安定稼働を実現している。先述したように、システムの信頼性はタグ管理サービスを選ぶうえで重要なポイントの1つだ。

    そのBrightTag社との提携により、Yahoo! JAPANブランドで提供しているのがYahoo!タグマネージャーである。Yahoo!タグマネージャーには、タグの一元管理は当然ながら、他のタグ管理サービスと比較して次のような特徴やアドバンテージがある。

    • データやイベントの収集、タグ実行条件の設定が柔軟

      Webページ上でユーザーが行うクリック、マウスオーバー、ボタン押下などの操作(インタラクション)を、Yahoo!タグマネージャーが収集してタグの動作条件として設定できる。

      これによって、特殊な条件をコンバージョンに設定したり、タグどうしの実行条件を細かく調整したりできる。たとえば、コンバージョンページに複数のタグがあっても、「最後にクリックされた広告」と関連するタグだけを処理することで、広告の効果を正確に測定することもできる。その他、ベンダーのABテストやリターゲティング条件設定にも応用できる。

    • 動作検証済みのタグが豊富

      用意されている動作検証済みのタグが豊富で、分析ツール導入時のタグ追加が簡単にできる。国内外の主要事業者100社のタグはあらかじめ登録されているので、管理画面で簡単に追加設定ができる。また、登録されていないタグであっても、ユーザー自身で設定できる。

    • リアルタイムの設定反映とエラー検知

      各種設定はリアルタイムで反映されるので、システムの都合などで待たされることなくマーケティング施策を迅速に実行できる。タグの実行レポートやエラー検知も同様にリアルタイムで処理されるので、精度の高いタグ運用ができる。

    • 「サーバーダイレクト型」なのでページの読み込みが高速

      従来のタグ管理サービスでは、ユーザーがWebページを閲覧する際に各ツールのタグをブラウザ上で実行する挙動になっている(「コンテナ型」と呼ばれる)。

      一方、Yahoo!タグマネージャーでは「サーバーダイレクト型」というBrightTag社の独自技術により、タグの処理をブラウザから切り離されたクラウド内で行う。複数のタグをブラウザで読み込むよりもWebページの表示が速いので、ユーザーは快適に閲覧できる

    本記事の執筆時点では、Yahoo!タグマネージャーは、Yahoo!プロモーション広告を代理店経由で運用しているアカウントに限定してサービス提供している。

    Yahoo!タグマネージャーをすでに活用している現場では

    Yahoo!タグマネージャーを導入している現場では、パートナーの広告代理店が運用を任されているケースが多い。当然、運用ノウハウも蓄積されており、タグ管理を活かしたさまざまなマーケティング施策を行っている。

    ここでは、Yahoo!タグマネージャーの活用方法に理解の深い広告代理店3社の担当者に、導入のメリットや活用事例について聞いた。

    管理工数の削減だけでなくマーケティングの高度化にも大きく貢献
    株式会社オプト

    株式会社オプト メディアテクノロジー開発本部 メディア企画開発部 佐藤 優木氏
    株式会社オプト
    メディアテクノロジー開発本部 メディア企画開発部
    佐藤 優木氏

    金融業や美容業などのWebサイトは、扱う商材が比較的少なくユーザーのページ移動がランディングページや数ページだけで完結します。このような階層構造を持たないサイトでも、Yahoo!タグマネージャーを使えばスクロールやオンマウスなどのページ内のユーザー行動から購買に対する意欲が推測できるので、これまで以上に詳細なユーザーのセグメントが可能になります

    また、旅行業などのように多数の商材を扱うWebサイトでは、ユーザーが閲覧した商品や検索した条件によって、『価格帯』『地域』『人数』『期間』といった固有の情報があるので、それらの値を軸にユーザーをセグメントしターゲティングに利用できます。

    このようにWebサイトには業種ごとに特有の情報があるので、業種ごとの細かいニーズに即したデータ活用パターンを独自に定義し提案を行っています」(佐藤氏)

    株式会社オプト メディアテクノロジー開発本部 システムソリューション部 リーダー 武藤 弘樹氏
    株式会社オプト
    メディアテクノロジー開発本部 システムソリューション部 リーダー
    武藤 弘樹氏

    これまでは、広告主のサイト内情報やユーザー情報などを利用した細かなターゲティングを実現するためには、都度、専門知識を持ったエンジニアに実装を依頼する必要があったため、広告主のWeb担当者とシステム部門との間に入って調整することが多く、工数が膨大でどの企業でも気軽に実施できるわけではありませんでした。また、実施できたとしてもPDCAを回すことが難しいという課題がありました。

    そのハードルを大きく下げたところにYahoo!タグマネージャーのインパクトがあります。Yahoo!タグマネージャーの利用によって上記のような実装工数が削減されたことで、多くの広告主に対してサイト内情報やユーザー情報を利用した詳細なマーケティング施策の提案が可能となり、また、実施した施策のPDCA高速化にもつながっています」(武藤氏)

    株式会社オプト 広告事業本部 ストラテジック・プランニング部 部長 橋本 祐生氏
    株式会社オプト
    広告事業本部 ストラテジック・プランニング部 部長
    橋本 祐生氏

    ユーザーの属性や購買情報を取得しセグメントできることで、今までのメールを中心とした既存顧客へのアプローチがディスプレイ広告配信でも可能になります。従来の『広告は新規顧客獲得』といった役割から『CRMまで含めたコミュニケーション全体』まで活用の幅が広がるので非常に可能性を感じています。

    代理店には、さまざまな広告主をお手伝いしてきた経験から得たスキル、業種や商材特有のノウハウが蓄積されています。ところが、それらを活かしたマーケティング施策をご提案したくても、広告主によってはWebサイトの改修が負担となって不可能なことが多々ありました。

    Yahoo!タグマネージャーなら、最初にタグを設置しておけば簡単に先進的なマーケティング施策が行えます。代理店としては、持っているポテンシャルを広告主に対して十分に発揮できるようになりますし、タグ管理の手間を削減するだけでなく、マーケティングの高度化にも貢献します」(橋本氏)

    豊富な機能を活用できるのは広告主にとって大きなチャンス
    株式会社アイレップ

    株式会社アイレップ 第1サービスマネジメント本部 アドパフォーマンスR&Dグループ グループマネージャー
    株式会社アイレップ
    第1サービスマネジメント本部
    アドパフォーマンスR&Dグループ グループマネージャー
    村上 和也 氏

    地域の概念を持つWebサイトで、Yahoo!タグマネージャーを使って各地域ページごとにタグの出し分けを行いました。従来だと、Webサイトの言語記述の修正が必要になり、多大な時間とコストがかかる要件です。それが、広告主の負荷を増やさずに新たな施策に取り組めるようになりました。

    また、リターゲティング広告の新たな配信シナリオやセグメントの追加が簡単になったうえ、さまざまなパラメータを与えたり任意のイベントで実行させたりと、複雑なシナリオの設計もできます。

    Yahoo!タグマネージャーの機能を考えると、これが一定条件下とはいえ無料で利用できることは広告主にとって大きなチャンスといえるでしょう」(村上氏)

    「管理画面の使いやすさ」「対応サービスの豊富さと対応の速さ」などメリットは多い
    株式会社セプテーニ

    株式会社セプテーニ プロダクト本部 クリエイティブ部 マネージャー 余川大介氏
    株式会社セプテーニ
    プロダクト本部 クリエイティブ部 マネージャー
    余川 大介 氏

    Yahoo!タグマネージャーを導入したことで、タグの設置時間を従来の1/5に短縮できました。また、タグ設置ページが可視化されることで『設置漏れ』の防止にもなります。

    他にも、マウスオーバーやスクロールといったタグ実行条件を細かく設定できるので、リターゲティング広告でこれまで以上に詳細なリスト化が可能になるといった点は、大きなメリットだと感じています。

    実際に使って特に優れていると感じるのは、『管理画面インターフェイスの使いやすさ』『対応サービスの豊富さと対応スピードの速さ』『広告効果の向上にも利用できるイベントハンドラ設定』『リアルタイムモニタリング機能による設定ミスの確認』などですね」(余川氏)

    ◇◇◇

    どうだろうか。すでにタグ管理の煩雑さが問題となっていたり、そうでなくても、これから高度なマーケティングを手軽に実現したいと思っているならば、Yahoo!タグマネージャー公式サイトを訪れてみるといいだろう。

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    ※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
    オリジナル記事:タグマネージャーってタグを管理するだけ? いえ、今や高度なマーケ施策を可能にする機能もあるのです [Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)活用講座] | Web担当者Forum
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    WAIC、企業Webサイトのアクセシビリティ対応を解説する「アクセシビリティセミナー2013」10/4幕張メッセで開催 [ニュース] | Web担当者Forum

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    アクセシビリティ企画「JIS X 8341-3:2010」の理解と普及促進のための活動などを行うウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)は、「アクセシビリティセミナー2013」を10月4日に千葉・幕張メッセで開催する。10月1日から10月5日にかけて開催される「CEATEC JAPAN 2013」会場内で行う。

    10月4日に開催されるのは、事例解説の「企業のWeb担当者、Web制作者必見! 企業WebサイトにおけるJIS X 8341-3:2010対応の実践例」と、パネルディスカッション「マルチデバイス時代のWebアクセシビリティ ~Webアクセシビリティのこれからを読み解く~」の2セッション。

    前半(12:30~13:30)では、日本電気とキヤノンの担当者がWebサイトのアクセシビリティ確保の取り組みについて解説。2004年にWebコンテンツのアクセシビリティガイドラインがJIS規格として初めて公示されたことを契機に、企業Webサイトで見られるようになったアクセシビリティ向上の事例を解説する。

    後半(13:45~15:00)では、スマートフォンやタブレットなど、急速に多様化するWebサイトの閲覧デバイスに対して、Webアクセシビリティを確保するために今後どのように取り組むべきか、パネルディスカッションで議論する。

    セミナー会場は国際会議場1階 101会議室、受講料は事前登録で無料。

    アクセシビリティセミナー2013(ウェブアクセシビリティ基盤委員会)
    http://waic.jp/seminar/ceatec2013/

    CEATEC JAPAN 2013のコンファレンス情報
    http://www.ceatec.com/ja/conference/confDateList.html?date=2013-10-04

    この記事の筆者

    家電量販店の法人通販から、Web担当者Forumの前身である『インターネットマガジン』(2006年5月号で休刊)の編集部へ。休刊までの半年ほど雑誌編集を経験し、Web坦の立ち上げを機にネットマーケティングにかかわりはじめ現在へ。編集兼Web担当者。

    企業のWeb活用が当たり前になったとはいえ、ビジネスの歴史からすればまだ10数年ほど。それを支えるWeb担当者の仕事がもっと世の中に広まり、ユーザーともどもよりハッピーになれれば、と考えている。日朝特撮、海外ドラマ、時代劇、デパ地下好き。一押し平成ライダーはクウガ、ダブル。

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    ネットショップ総研、「ネットショップマスター資格認定講座」を京都と福岡で9月・10月開催 [ニュース] | Web担当者Forum

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    EC支援企業のネットショップ総研は、同社監修のネットショップ運営担当者向けの認定資格講座、「ネットショップマスター資格認定講座」を京都で9月28日、福岡で10月19日に開催すると発表した。2013年7月に東京都内で開校したが、地方・遠方からのニーズを受け、京都・福岡で初めて開催する。

    ネットショップマスター資格認定講座は、「超実践型」と位置付けたネットショップ運営担当者向けの講座。講義同日の座学試験を経て、一般社団法人ビジネススキル協会が認定取得点に応じて認定を行う。

    今回開催される講座は、出店間もない担当者やこれから出店する事業者向けの「ベーシックコース検定」で、ネットショップ運営に関わる基礎を1日で学ぶカリキュラムとなっている。講師陣は、第一線で活躍するネットショップコンサルタントや専門家が務め、最新のトレンドや即戦力ノウハウを徹底的に伝え、現場で活躍できる人材を育てる。

    受講料は1万8,900円。認定取得メリットとして、就業機会の斡旋支援や協賛するASPの無償または割引提供、認定証/認定カード授与(有効期限は資格取得日から2年間、資格更新が必要)を行う。

    ネットショップマスター資格認定「ベーシック検定」
    http://www.netshopmaster.com/shopmaster/about/grade-basic/

    ネットショップ総研
    http://www.netshop-soken.co.jp/

    この記事の筆者

    家電量販店の法人通販から、Web担当者Forumの前身である『インターネットマガジン』(2006年5月号で休刊)の編集部へ。休刊までの半年ほど雑誌編集を経験し、Web坦の立ち上げを機にネットマーケティングにかかわりはじめ現在へ。編集兼Web担当者。

    企業のWeb活用が当たり前になったとはいえ、ビジネスの歴史からすればまだ10数年ほど。それを支えるWeb担当者の仕事がもっと世の中に広まり、ユーザーともどもよりハッピーになれれば、と考えている。日朝特撮、海外ドラマ、時代劇、デパ地下好き。一押し平成ライダーはクウガ、ダブル。

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    いま本当に知っておくべき大切な12個のSEO施策 など10+4記事 [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum

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    タイトル画像:国内&海外SEO情報ウォッチ

    「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、
    国内と海外の検索マーケティング関連情報を
    さらっとまとめて毎週金曜日にお届けします。

    今週のピックアップ

    いま本当に知っておくべき大切な12個のSEO施策
    ★★★★☆情報提供元のBingに感謝(Bing Webmaster Blog)

    いま本当に知っておくべき大切なSEOを12個、Bingのシニアプロダクトマネージャー、デュアン・フォレスター氏がリストアップした。

    一部はBingに固有だが、ほとんどはGoogleのSEOにも通じる。

    • titleタグ―― 今でも重要。ページのコンテンツに関連するように保つ。省略してはいけない。

    • meta descriptionタグ―― 今でも役に立つ。ページのコンテンツと関連性を保ちつつ、検索結果ページで検索ユーザーがアクションを起こすように記述することを考える。titleタグ同様、省略してはいけない。

    • リンク

      被リンク―― 今でも役に立つ。自然検索に必要。できるときに確保する価値がある。依然として関連性がなければならない。近道(しようとする不正)は、隠したつもりでも私たちは見破ることができる。

      発リンク―― 誰にリンクしているかで今でも判断される。したがって誰にリンクするかを注意して選ぶべき。

    • URL―― わかりやすく保ち、クロールできるように保つ。JavaScriptやFlashのなかにリンクを隠してはいけない。依然として期待されるもの。

    • 重複―― rel="canonical"タグをまだ使う場面に出会っていないとしたら、重複コンテンツ問題を管理するためにも、このタグの便利な使い方にどっぷり浸かるいいタイミングだ。301リダイレクトを使うほうがいいのだが、rel="canonical"が最適な場合もある。リダイレクトで渡されるリンクの価値を心配することはない。

    • リダイレクト―― リダイレクトの設定を頼むと、ほとんどのプログラマは302リダイレクトを実装する。コーディングしやすいしデフォルトだから仕方がない。本来なら301リダイレクトを要望したいところだ。

      しかし、Bingbot(Bingのクローラ)は、たとえば5回連続で302リダイレクトを見たら301だとみなし、実際に301リダイレクトとして価値を転送する。Bingが相手ならすべての302を301に修正する必要はない。

    • サイト移転―― Bingウェブマスターツールに「サイト移転」の新しい機能を最近導入した。適切なHTTPヘッダーを返すリダイレクトと組み合わせることで、古いページから新しいページへの価値を円滑に転送できる。

    • ジオターゲティング―― Bingウェブマスターツールの「ジオターゲティング」機能を使えば、ページ単位で対象地域を設定できる。

    • ソーシャルメディア―― ご存じのように、依然として重要。はっきり言っておくと、ソーシャルで起こったことはランキングに影響するということだ。

      とはいえ、単に「いいね!」やリツイートを数多く得ればランキングが上昇するということではなく、検索エンジンが理解しようと求めている価値の全体像を加えてくれる助けになる。それに自分の顧客と関り合いを持つことがマイナスになるはずがない。

    • HTML5―― 採用率は低いが伸びている。HTML5を採用するサイトが増えるほど、標準になっていくだろう。HTML5ベースのサイトはまだ少数派だが、この新しい技術でできることの価値を伝える声が広がりつつある。レスポンシブ・ウェブデザインが、モバイル業界で、今年の流行語として大はやりだ。

    • モバイル―― タブレットとスマートフォンの急速な、最近の普及により、モバイルの存在にビジネスがより注目し始めたのは驚くことではない。モバイルの存在についてどっちつかずでいるなら、今が決心する時だ。モバイルの存在に投資する決意をしなければならない。なぜならこのトレンドはなくなるどころか、伸びる一方だからだ。

    • クロール―― Bingはrobots.txtの仕様に従う。でも適切な実装方法を知っているだろうか。命令文を間違った順番で並べると、クロールの結果が変わることを知っていただろうか。robots.txtを使うときは、自分では気付かずに、クロールしてほしくないものをクロールするようにBingに言うことのないように、robots.txtの内容を見直しする機会を持ったほうがいい。

    先々週、注目ピックアップで紹介した「新人SEO担当者向け27個の“べし・べからず”リスト」も同じくBingのフォレスター氏による投稿だ。日本では存在感の薄いBingだが、本国のBingのフォレスター氏はウェブマスター向けに非常に価値のある情報を提供してくれ、実にありがたい。

    日本語で読めるSEO/SEM情報

    こんな場合、著者情報の設定はどうすればいいの?
    ★★★★☆よくある質問にグーグルが答えてくれました(Google ウェブマスター向け公式ブログ)

    著者情報を検索結果に表示するために設定する、rel="author"の使い方に関してよくある質問に対する回答を、グーグルがウェブマスター向け公式ブログで公開した。

    質問は以下の7つで、それぞれに対する答えが述べられている。

    1. 著者情報はどのような種類のページに表示させることができますか?

    2. 会社のマスコットを著者として使用して、検索結果に著者情報アノテーションを表示できますか?当社の害虫駆除事業で、「ハーメルンの笛吹き」というマスコットを著者情報として使用したいと考えています。

    3. 言語が異なる複数の記事(たとえば、英語版のexample.com/en/article1.html とフランス語版の example.com/fr/article1.html)とで著者情報を使用する場合は、各言語で別々の著者/Google+ プロフィールを作成し、それぞれのプロフィールにリンクする必要がありますか?

    4. 1 つの記事に 2 人の著者を追加することはできますか?

    5. Google で著者情報を表示したくない場合はどうすればよいですか?

    6. rel=author と rel=publisher の相違点を教えてください。

    7. 社員の 1 人が説明をカスタマイズしたので当社サイトの物件リストや製品ページで著者情報を使用できますか?

    著者情報を、すでに導入済みのひとにもこれから導入するひとにも役立つ内容だ。

    初めてのレスポンシブ・ウェブデザイン入門
    ★★★★★「レスポンシブデザインって何?」 と聞かれたときにまず見せるといい(mockup)

    Googleアナリティクスのユーザー権限

    グーグルが推奨しているスマホ・タブレット向けサイト構築の手法であるレスポンシブ・ウェブデザインを説明した記事。

    具体的な実装手順ではないが、レスポンシブ・ウェブデザインの全体像を非常に上手にまとめている。

    以下の6項目からなる。

    1. レスポンシブデザインとは
    2. レスポンシブデザインよくある勘違い
    3. レスポンシブデザインの仕組み
    4. レスポンシブデザインのつくり方
    5. レスポンシブデザインの長所短所・向き不向き
    6. レスポンシブデザインを導入する前にチェックすべきポイント

    グーグルのモバイルサイト作成に関わっている小久保氏もおすすめの記事だ。

    h1タグを複数使うとスパム判定されるのか?
    ★★★☆☆問題になるのはその意図(グーグル ウェブマスター向け 公式ヘルプフォーラム)

    グーグルのウェブマスター向け公式ヘルプフォーラムにこんな質問が投稿された。

    只今大規模サイトのリニューアルを行っているのですが、構造上、ページ内に複数回 h1要素を設定する予定となっております。

    にわか知識ですが、以前のGoogleの検索エンジンアルゴリズムではh1要素を複数回使うことは スパム行為と見なしていた時期があったかと思いますが、現在・今後のHTML5対応時は、 こういった実装はスパム行為として見なされないでしょうか。

    思わず眉間にシワを寄せたくなるような質問だった。

    なぜなら、h1を複数回使ったからといって、それだけでスパム判定されたりはしないからだ。過去においても現在においてもだ。そしてきっと未来においても。

    またHTML 4でもHTML5でも違いはない。HTML 4だから許されず、HTML5だから許されるというのはまったく理にかなっていない。

    何回もh1を使うことそれ自体が問題なのではなく、繰り返し使う“意図”が問題になると認識してほしい。

    たとえば、複数のh1タグを使い、そのどれにも、SEOで上位表示を狙っているキーワードを執拗に繰り返し詰め込めば、キーワードの乱用としてみなされるかもしれない。

    たとえh1タグが1つであったとしても、いくつもの文から成る段落全体をh1タグで囲み、それがうっかりミスではなく検索エンジンを操作する目的だと判断されたら相応の対応が取られるかもしれない。

    「h1タグは、3回までなら使ってもよく、4回以上はスパム判定される」――そんなことは、絶対にあり得ない。

    h1タグの使用回数に限らず、「これをやったらスパム判定されるだろうか?」と悩んだときは、その意図、つまり「ランキングを上げるための行為かどうか」を考えると答えが自ずと出ることが多い。

    グーグルがリンク販売サイトにペナルティ
    ★★★★☆PageRankを下げる処置(SEMリサーチ)

    渡辺隆広氏によると、有料リンクを販売していたサイトにグーグルは手動の対策を実施したそうだ。

    数年前から検索サイトのトップページで有料リンクを販売し続けてきた、とある検索サイトの PageRank が Google により下落(修正)されたことが確認された。

    手動の対策により、それまで5前後だった(グーグルツールバーの)PageRankが2に下がっている。

    ランキングの視点から見るとツールバーのPageRankが下がったことはまったく痛くないが、リンク販売の視点から見ると大きな痛手を被ったに違いない。PageRankが低いサイトからのリンクを買おうとはだれも思わないだろう。売れないリンク販売は廃業だ。

    さらにこのサイトからのリンクは完全に無効化されているかもしれない。

    ヤプログのリンクがnofollowリンクになった
    ★★☆☆☆まとめて全部(UMA)

    無料ブログサービスであるヤプログでは、投稿したブログ記事内を含め、ページからの発リンクに自動的にrel="nofollow"が付くようになったらしい。元記事によると、過去に投稿したものやサイドバーに配置した相互リンクなども含めて、すべてのリンクがnofollowになっているとのこと。

    変更に関する公式な発表はないが、検索エンジンのランキングを操作する目的の自演リンク対策として、サービス全体で一律にnofollow化した可能性も考えられる。

    ヤプログと同じく無料のブログサービスlivedoor Blogが、SEOスパムブログを削除すると公式に警告したことは記憶に新しい。

    グーグルは不自然なリンクを外部サイトに張っているサイトに対しても警告を発している。検索エンジンスパムに悪用されることは、サービス運営者側に悪いことしかもたらさないのだ。

    海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
    掲載記事からピックアップ

    “元”グーグル社員と“現”グーグル社員による2つのウェブマスター向けQ&Aを今週はピックアップ。

    海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
    • グーグルツールバーのPageRank更新が途絶えた
    • JavaScriptファイルをrobots.txtでブロックする必要なし
    • サイトのマルウェア感染チェックにもアルゴリズムと手動の2種類があった
    • Googleアナリティクスの4種類のユーザー権限が100%展開完了
    SEO Japanの掲載記事からピックアップ
    • 上級者向けSEOガイド3/9 : schema、エンティティ&セマンティック検索対応
    • 上級者向けSEOガイド4/9 : ワードプレス攻略

    海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

    グーグルツールバーのPageRank更新が途絶えた
    ★★★☆☆いいかげんになくせばいいのに(WebmasterWorld)

    グーグルツールバーのPageRank、略称TBPRの一斉更新がしばらく途絶えている。

    最後に確認できたのは、今年の2月だ。半年が経過したことになる。だいたい3~4か月おきが通常のパターンだ。

    TBPRは頼りにすべき指標でなく気にしすぎないようにと、グーグル自らが公言してから2年以上がたつ。それでも利用する一般ユーザーがいるから、TBPRを残しているとのことであった。

    その後利用者が着実に減りつつあるため、更新しないことで存在を忘れさせ気付かないようにひっそり停止する、こんなことをひょっとしたらグーグルは目論んでいるのかもしれない。

    筆者の個人的な意見だが、実際問題としてTBPRがなくなって困るのはごく一部のSEO関係者と中古ドメイン販売業者くらいではないだろうか。一般のウェブ担当者にはもはや不要なツールだ。

    JavaScriptファイルをrobots.txtでブロックする必要なし
    ★★★☆☆Googlebotに読ませたほうがメリットがあるかも(Technical SEO on Google+ コミュニティ)

    Google+のSEO系コミュニティで、次の質問が挙がった。

    Ajaxで使用しているJavaScriptのスクリプトファイルをrobots.txtでブロックしている。だがこれは本当に必要な措置だろうか?

    Googleのジョン・ミューラー氏がコメントした。

    私だったらブロックしない。万一クロールされたとしても(Googlebotは好奇心旺盛だからクロールすることがある)、どのみち上位に出てくることは普通はないだろう。

    AjaxのコードをGooglebotは読むことができるし、インデックスすることもできる。しかしほとんどのケースでは、クエリに対するウェブ上でもっとも関連性の高い結果にはならないだろう。

    一方で、ウェブ上の他のどこにもインデックスされていないコンテンツがAjaxやJSON-responseなどのテキストファイルに含まれていたとしたら、ユーザーはクエリに対する検索結果としてそういったものを見たいと思うかもしれない。

    加えて、私たちはJavaScriptなどを理解できるから、ページのコンテキストのなかでそのレスポンスを受け取ったり、ページをより正しく理解したりするのに使えたら、とてもいいことだ。

    どうしてもそうしたい理由がないのであれば、JavaScriptやCSSのファイルはrobots.txtでブロックする必要はない。ジョン・ミューラー氏だけでなく、マット・カッツ氏も同じことを言っている。

    サイトのマルウェア感染チェックにもアルゴリズムと手動の2種類があった
    ★★★☆☆対応が違ってくる(Google Webmaster Help Forum)

    グーグルのペナルティ(現在、グーグルは「ペナルティ」という用語を使っていない)には、アルゴリズムによる自動と、人間の目視による手動の2種類がある。

    さて、検索エンジンはインデックス対象のWebサイトがマルウェア(ウイルス)に感染していないかチェックして、問題がある場合は検索結果で警告するなどしている。そのための検出にも、ペナルティの場合と同じように自動と手動の2種類があるようだ。対応も違ってくる。

    英語版のグーグル公式ヘルプフォーラムでのジョン・ミューラー氏の説明をまとめる。

    アルゴリズムによってマルウェアが自動検出された場合
    • 再審査リクエストは不要
    • 再クロール・再インデックスの際にマルウェアの形跡がなければ自動的に正常な状態に更新される
    • 再クロール・再インデックスには時間がかかることがあるので辛抱強く待つ
    手動によってマルウェアが検出された場合
    • (問題解決後に)再審査リクエストの送信が必要
    • 手動対策ビューアに出てくる

    わかりにくく混乱させることがあるので、もっとシンプルで一貫性があるように処理プロセスの改善を検討中だそうだ。

    Googleアナリティクスの4種類のユーザー権限が100%展開完了
    ★★★☆☆長い時間がかかりました(Google Analytics on Google+)

    Googleアナリティクスは、ユーザー権限を細分化した管理機能を今年の3月に発表していた。すべてのユーザーに対してようやく展開を完了したとのことである。

    Googleアナリティクスのユーザー権限

    当初は3種類の権限と言っていたが、4種類になっている。

    • ユーザー管理
    • 編集
    • 共同編集
    • 表示と分析

    アカウント、プロパティ、プロファイル単位で権限を適用可能だ。

    それぞれの権限でできることをはじめ、仕様の詳細はヘルプドキュメントで確認してほしい。発表当時は英語版だけだったが、今はきちんと日本語で読める。

    複数のスタッフがGoogleアナリティクスのデータにアクセスする場合や、社外の人間にアクセスデータの分析を依頼するときなどに、その人に必要な作業だけを柔軟に割り当てられるだろう。

    SEO JapanSEO Japanの
    掲載記事からピックアップ

    シリーズものの「上級者向けSEOガイド」の特に“マニアック”な2本の記事を今週はピックアップ。

    この記事の筆者
    ユーザー 鈴木 謙一 の写真

    鈴木 謙一(すずき けんいち)

    フリーランスのインターネットコンサルタント。アメリカを中心としたSEO/SEMのコアな情報を日本に持ち込み、「海外SEO情報ブログ」で“海外SEO”のブランドを確立。サーチエンジンマーケティング専門ソーシャルニュースサイトSphinn(スピン)の公式日本版であるサービス「Sphinn Japan」立ち上げメンバーでもある(Sphinnの本家はMarketing Landとなり編集記事中心へと路線変更している)。

    現在は、株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役コンサルティングアドバイザーとして、SEOの情報収集やトレーニング、海外のSEOカンファレンス参加などを通じて正しいSEOの普及に取り組んでいる。

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    オリジナル記事:いま本当に知っておくべき大切な12個のSEO施策 など10+4記事 [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum
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    Webは信用ならんのよ/第5話 [【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン4] | Web担当者Forum

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    Webマーケッター瞳シーズン4

    前回までのあらすじ

    「スマイルストアを日本一のコンビニにする」――社長の息子で常務の上条ツバサは、その野心達成の手段として、ネットに着目した。そして、ネット戦略に力を入れていくため、ホームページ担当部署を自分の直轄とし、さらに外部コンサルタントとして招いたのは、なんと三立瞳の会社だった。

    →ネットデイズ在籍中のエピソードはシーズン1
    →桜花転職後のエピソードはシーズン2
    →桜花のエピソードはシーズン3

    ここから始まります
    石川県金沢市
スマイルストア
本社
炎上させないためのアルバイト同士のSNSサイトかぁ…
いいアイデアじゃないですか!
実際導入している企業も多いし
アルバイト向けSNSサイト(草案)
●目的
アルバイトのソーシャルメディア上での不適切発言を防ぐ商品情報や販促情報を適切に伝える業務ノウハウや接客ノウハウを共有してもらう
●対象
全店舗のアルバイト店員(1店舗15人×300店舗=4500人)
●仕様
・SNS機能 ・ログイン機能
・ニュース機能 ・スマホ対応……
挑戦する意義はあるはずよ!
本当ですか!
よ…よかった坂本くんが考えてくれたんです
ほぉあいつがか
ただアルバイト全員分なんて大規模なシステムが必要になるし…
アルバイト1店舗あたり15人×300店舗=4500人分
会社にどうやってこの企画を通そうか悩んでいて…
こんなご時世だ経営陣は金を使うことを極力避けようとするからな
やっぱりですか…
    ここから始まります
    なるほど
けど大丈夫このくらいの規模でしたらほとんどコストをかけずに出来ますよ!
本当ですか?
か?
次の経営会議はいつですか?
来週です
ではそれまでに二人には…
何を聞かれても答えられるように勉強してもらいます
ええぇ
さすがに経営会議には私は出られませんからお二人にはしっかりしてもらわない
は…はい
    ここから始まります
    翌週
スマイルストア
経営会議
次
スマイルストア
代表取締役
上条 大河
続いて販売促進部のホームページ担当者からの提案です
ツバサか♪がんばりんしゃい♪
おう父ちゃん見てて♪
七光りめ!
中村さんよろしく
は…はい
お前がやらんのかいっ!
では始めます…
    ここから始まります
    ―という訳でアルバイト向けに社内SNSを導入することを提案します
ふぅ…ちゃんと言えた
おいおい冗談だろ!?
きた…
ツイッターだがなんだか知らんがたかだか炎上対策のために四千五百人が利用できる社内SNSなんて導入できるわけないだろ!
システムを作るためにいったいいくらかかると思っているんだ?
ホームページ作るだけで数百万もかかったんだから
ネットって奴は金がかかるんだよ
まったくですな!
無料です!
へ
オープンソースのシステムを使えば無料ですし初期構築もコストはほとんどかかりません!!
    ここから始まります
    オ…オープンソース?
なんだそれ?
オープンソースってなんですか?
無償で自由に使えるソフトウェアよ!
四千五百人くらいのSNSなら簡単に組むことができるわ!
将解くんが
僕がっ?
む…無料だとっ!
そんなものが…あるのか?
無料で公開されているシステムなんて怪しいだろっ
そんなもの信用できるかっ!
ちょっと待って下さい
うちのホームページを動かしているOSもWebサーバーもオープンソースを使っていますよ!
!
な…なに…
―って瞳さんが教えてくれたんですけどね
これ言われたらきっとぐうの音も出ないですよ
    ここから始まります
    そもそも有料だからといって全ての責任をとってくれるわけじゃありませんよ
わっはっはっは
ん?
もう終わりか?
いいの?
じゃあ私から
お…
情シス青山くん
そのシステムを置くサーバーはどうする気ですか?
スマイルストア
情シス担当者
青山 進
我が社のサーバーには容量の余裕などありませんよ!
サーバーを追加するとなると導入コストも維持管理コストもかかります!
情シス担当者に話を通さずに勝手なことされては困るよ
サーバーは必要ありません!
なんだとっ!?
    ここから始まります
    クラウドホスティングで管理します
クラウドだとっ!
聞いたことはあるけど…!?
クラウドホスティングだとサーバーのように資産計上する必要もなく毎月の利用料だけで済みますし
利用した分だけしか料金がかからないので
自社で設備を整える必要がないため導入も迅速に……
って全て瞳さんが教えてくれたことなんだけどね
これくらいのことを覚えておけば上役を説得できると思うわ
がんばります…!
なるほど自主的にこれだけのことを提案するだけのことはあって無策ではないようだな…
ただワシはどうもWebというものが信用ならんのよ
    ここから始まります
    この会社を立ち上げた時から人と人とのつながりは笑顔だと信じスマイルストアと名付けたくらいだ
パソコンではその笑顔を感じることはできん
そうだそうだ
しかしだ昨今コンビニの役割が変わってきているのもたしかこれまでどおりでいいとも思っていない
えっ!?
やってみまっし
やったぁ
しかしだ
これだけメンバーの前で啖呵切ったんだ
失敗したらたとえ息子でもただじゃすまないぞ
当然だ!
瞳さんがついているから大丈夫よね…
そして
アルバイト向けSNS導入
一週間後―
お久しぶりでーす
SNSの具合はどうですか?
やばい…利用数が全然増えてないんですけど…

    第6話は2013年9月末公開予定

    マンガでわかるWebマーケティング シーズン2

    『マンガでわかるWebマーケティング シーズン2
    ―Webマーケッター瞳の挑戦!―』
    待望の書籍化第二弾、今度は実践編!!

    http://www.impressjapan.jp/books/3298

    あの“瞳本”がパワーアップして帰ってきた!
    マンガと解説による読みやすさは前作そのままに、
    現場のWeb担に役立つ実践ノウハウ満載の一冊です。

    この記事の筆者

    原案、監修:村上 佳代(むらかみ かよ)

    楽天株式会社モバイルコミュニケーション事業事業戦略部、マーケ・編成グループマネージャー。前職は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、TSUTAYA事業部Webマーケティングディレクター。ネットイヤーグループ株式会社にてWebマーケティングコンサルタント。

    1996年より一貫して15年強Webマーケティング、デジタルコンテンツ業界に身を置く。

    グロービス経営大学院MBAキャンディデイト。経営とマーケティングとITの橋渡しがコアコンピタンス。

    原作:星井博文(ほしい・ひろふみ)

    漫画家・漫画原作作家。ヤングジャンプにてデビュー。著作に『中京女大レスリング部物語「ちゅうじょ」』(実業之日本社)など多数。

    作画:ソウ

    漫画家。代表作は『マンガで分かる心療内科』(少年画報社)、『心理研究家ゆうきゆうのスーパーリアルRPG』(マガジンランド)ほか多数。

    マンガ制作:トレンド・プロ

    主に広告マンガ、イラスト、アニメ、キャラクターの制作を手がけるマンガ制作プロダクション。動機付け、興味の喚起、ストーリー性、分かりやすさなど、マンガの持つ強力な訴求力を活用し、企業が発信するさまざまなメッセージを織り込んだマンガ制作を得意としている。

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    BtoBサイト特有の“長くて多様なユーザー行動”を把握してPDCAにつなげる/ルネサス エレクトロニクスのアクセス解析事例 [なるほど!アクセス解析ケーススタディ] | Web担当者Forum

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    BtoBサイトにおけるユーザー行動には、コンバージョンまでの期間が長く、個人ではなく組織単位で行動を把握する必要があります。
    この要求を満たせるかどうかが、アクセス解析ツール選びの条件です。

    今回のアクセス解析導入事例

    こう語るのは、世界的な半導体メーカーであるルネサス エレクトロニクス株式会社 営業マーケティング部でWebを担当する関口昭如氏だ。

    同社の半導体製品は、PC業界、ゲーム業界、自動車業界、工業ロボットなど、実にさまざまな分野のメーカーで採用されている。コンシューマ向けの製品やサービスは直接提供していないので、典型的なBtoB企業だ。

    Webサイトも同様で、メーカー向けに製品資料や各種ツール、購買窓口、サポート機能を提供している。企業サイトとして広報発表やIR情報の発信も行いるが、主要事業に関するページへのアクセスは、ほとんどはメーカー企業からのものだという。

    BtoBサイトにおけるユーザーのアクセスには、一般的なECサイトと比べてどのような違いがあるのか。アクセス解析から見えてくる特徴や運営のポイントを関口氏に聞いた。

    BtoBサイトの特徴はコンバージョンに至る期間の長さと多様さ

    ルネサス エレクトロニクス株式会社 関口昭如氏
    関口 昭如 氏
    ルネサス エレクトロニクス株式会社
    営業マーケティング本部
    営業インフラ統括部
    e-ビジネス推進部 部長

    半導体という製品の性質上、同社のWebサイトにアクセスするユーザーは、システムボード設計者やソフトウェアエンジニア、購買担当が圧倒的に多いという。

    製品の購入やサンプル注文が最終的なコンバージョンだといえるが、そこに至る過程は一般的なECサイトのそれと大きく異なると関口氏は説明する。

    アクセス解析の観点から見ると、弊社サイトのユーザーには大きく2つの特徴があります。

    1つ目は、コンバージョンまでの期間が非常に長いこと。一般的なECサイトとは違い、1回のセッションで購入まで至ることはめったにありません。検討期間が数か月になることは当たり前で、場合によっては数年かけるケースもあります

    これは、製品の調査から評価、購入までを1人のユーザーが行うのではなく、ボードの設計者、ソフトウェアエンジニア、購買担当など、企業内のさまざまな役割の人間が組織として利用し、最終的な購入に至るからです。したがって、アクセス解析では非常に長いセッションでユーザーの行動を把握する必要があります

    2つ目は、コンバージョンが多岐に渡ること。これは1つ目の特徴とも関係しますが、製品企画の段階で何となく眺めているユーザーと、買うと決めているユーザーとでは、設定すべきコンバージョンが異なります。

    たとえばボード設計者にとってのゴールは、製品の購入ではなく目的の機能を備えた製品を探すことです。どの状態にあるユーザーなのかを見極めないと、その後の施策もまったく見当違いものになってしまうわけです。

    社内では、このようなユーザーの状態を「Find(検索)」「Try(評価)」「Buy(購入)」と3つの段階で捉えています。それぞれ「目的の製品を探す段階」「製品を絞り込んで検証やシミュレーションをしている段階」「購入すると決めた段階」にあるユーザーが、目的の情報に最短コースでたどり着けているか。アクセス解析ではそこに注目しています」(関口氏)

    ルネサス エレクトロニクスWebサイトにおけるユーザー状態の区分
    Find (検索)製品名までは特定できておらず、パラメトリック検索を使って仕様や機能から調べるユーザー
    Try (評価)製品をある程度絞り込めており、その製品がどのような動作をするのか評価検証するユーザー
    Buy (購入)目的の製品が明確で、いきなり製品名で検索するユーザー

    多様で複雑なユーザー行動を把握するためにセグメント機能を活用

    導入前の課題
    • サーバーログ型の解析ツールを使っていたが、負荷分散のためにWebサーバーを増やしたところ動線把握が難しくなった

    • パケット取得型のツールを使っていたが、アカマイなどのCDNやキャッシュサーバーを導入すると使い難くなった

    • コンバージョンまでの期間が長いユーザー行動を把握したい

    • 多様な条件でユーザーを切り分けてそれぞれの行動を把握したい

    多様で複雑なユーザーの状態を把握するために、同社ではアクセス解析ツールとして「SiteCatalyst」を導入している。また、長期間のユーザー行動やより細かいセグメント分けのために「Discover」(現在はAdobe Analyticsのad hoc analysisとして提供)も組み合わせて活用しているという。

    SiteCatalystで重宝しているのはセグメント機能です。たとえば『検索エンジンから3か月前に訪問したユーザー』『1か月以内に会員になったユーザー』などの条件で絞り込むと、先述した3つのどの状態にあるユーザーかある程度判断できます。

    さらに、サイト内での行動からも把握できます。パラメトリック検索で仕様や機能から探しているユーザーは、製品名が特定できていない初期の検討段階だと推測できます」(関口氏)

    ルネサス エレクトロニクスのSiteCatalyst使用歴はかなり長く、導入時期は2005年ごろまでさかのぼる。日本では最初期に使い始めた企業の1つであり、SiteCatalystのベテランユーザーだといってもよい。

    SiteCatalystの導入に至った経緯を、関口氏は次のように説明する。

    SiteCatalyst以前は、サーバーログ型のツールを使っていました。しかし、負荷分散のためにサーバーを増やしたため、動線の把握が難しくなりました。そこで、代わりに導入したのがパケットキャプチャ型のツールです。ところが、今度は「Akamai」などのキャッシュサーバーを利用するようになり、再び正確な解析が難しくなりました。

    そこで検討したのがWebビーコン型のツールですが、当時は選択肢が限られており、グローバルで利用することを考慮してSiteCatalystを選びました。今では選択肢が増えて同等の機能を持つツールは他にもありますが、使い勝手や周辺ツールも含めた機能を考えると乗り換える必要性は感じていません」(関口氏)

    ユーザビリティの改善とマーケティングへの貢献にアクセス解析を活用

    BtoB特有のユーザー行動を示す同社サイトだが、企業としてどのように位置づけているのか。また、経営や事業への貢献という視点から、アクセス解析の役割や重視している指標は何だろうか。

    もともとWebサイトは、製品データシートのライブラリという位置づけでした。半導体の資料は膨大なもの多く、数千ページのドキュメントはざらです。それを提供することが最初の目的でした。しかし、技術が進歩して提供できるものの幅が広がり、さらにユーザー環境が変化して使われ方やニーズも変わってきました。

    パラメトリック検索では、半導体製品の詳細な機能や特性をボタンやスライダーなどのグラフィカルなUIで指定して検索できる。この検索クエリーからもユーザーのニーズが把握できる
    パラメトリック検索では、半導体製品の詳細な機能や特性をボタンやスライダーなどのグラフィカルなUIで指定して検索できる。この検索クエリーからもユーザーのニーズが把握できる

    営業は毎日お客様に会えるわけではありませんし、お客様も自分で情報を探すようになるなど、Webサイトに対する期待が社内外から高まってきました。そこで、マーケティングやセールス、サポートといった機能も強化することになりました。

    アクセス解析の目的は、訪れたユーザーに最短で最適な情報を入手してもらうためにユーザビリティを改善すること。さらに、得られたインサイトをマーケティングに応用することです。

    たとえば、製品検索で結果が0件だったものは、ニーズがあるにもかかわらず提供できていない情報です。製品仕様を細かく指定できるパラメトリック検索のクエリーからも、どのような製品が求められているかがわかります。頻繁に検索される製品は、最初かから見えやすい位置に表示したり、該当製品がない場合は代替製品を表示したりするなど、細かい改善を重ねています。

    数字としてはページビューではなくユニークユーザー数を重視しており、先ほどのFind、Try、Buyのユーザーごとに目標値を設定しています。メディアサイトではありませんので、ページを多く見てもらうことより、ユーザーにとっていかに機能的であるかが重要だと考えています」(関口氏)

    担当者だけでなく社内全体でWebサイトの課題をリアルタイムに把握

    ルネサス エレクトロニクス株式会社 関口昭如氏

    社内では、関口氏を含む担当チームが日常的にアクセス解析を行っている。社内向けや経営層向けにはレポートで報告しているが、近年は他の部署でもアクセス解析ツールの利用が広がりつつあるという。

    Web担当者だけでなく、製品マーケティングやセールスといった部署も使うことで、社員の多くがリアルタイムでWebサイトの状況を把握しようという動きだ。

    われわれ担当者以外も把握することで、いち早く課題に気づいたり、問題指摘や改善提案につなげられたりします。つまり、製品にかかわる全員でPDCAに取り組もうというわけです

    社内のSiteCatalystユーザーレベルとしては3段階あります。最初が、イントラで共有されていて誰でも見られるダッシュボードでPVやUUなど全体を把握するレベル。次が、SiteCatalystのレポートビルダー機能を使ってExcelと連携して、最新データを自分でグラフ化できるレベルで、この層が社内で増えつつあります。最後が、十分なトレーニングを受けていて、自由に使いこなしている専任担当レベルです」(関口氏)

    アクセス解析によって課題を発見して改善につなげた例として、関口氏は2つのエピソードを紹介した。

    弊社のWebサイトはグローバル対応するため、言語や地域別に11サイトあります。インフラ面や基本となるサイト構造は共通ですが、トップページは国ごとに最適化しています。

    以前、インドからのアクセスが多かったのですが、インド向けサイトは用意しておらず、シンガポール向けのサイトでカバーしていました。しかし、詳しく見ると米国や日本にもアクセスしており、そのようなインドのユーザーにとっては使いづらい状況であることがわかりました。そこで、インドからのアクセスに対しては個別にバナーやリンクを出して、専用の問い合わせページに誘導しました。すると2~3か月後には、営業への問い合わせが約60%も伸びました

    もう1つ、問い合わせなどのユーザー登録フォームでは、どの項目で引っかかり易いか把握できます。多くのユーザーがエラーになったり挫折したりしている項目を特定して入力方法を工夫することで、申し込み数が増えたこともあります

    次の取り組みはパーソナライズとサービスの高度化

    アクセス解析によって得られたインサイトをマーケティングに活用し、Webサイトの事業貢献を高めつつあるルネサス エレクトロニクス。関口氏は、今後の目標としてパーソナライズとサービスの高度化を挙げる。

    今後取り組もうと考えているのは、パーソナライズとサービスの高度化です。

    現在でも、会員登録したユーザーには、マイページという簡単な個人ページを用意していますが、それをさらに拡張していきたいです。BtoBサイトは組織単位で利用されると説明しましたが、設計者であれば自分がチェックした資料やシミュレーション、関連製品で人気の高いものといった情報が蓄積されていると便利なはずです。これは、ユーザビリティの向上にもなります。

    また、半導体や基盤システムという製品の性質上、ユーザーがWeb上で開発やシミュレーションを試せる機能が求められてくるのではないかと考えています。現在提供している製品資料などは、人間が見るためのものです。もちろんこれも大事ですが、APIなどを経由してシステム開発に利用できるような、ツールとしての機能提供やサービスの高度化が次の目標です。

    もちろん、これらを実現してユーザーにとって使い勝手のよいものにするためには、アクセス解析が重要になります」(関口氏)

    関口氏
    ルネサス エレクトロニクス株式会社
    ルネサス エレクトロニクス株式会社 Webサイト
    • 本社所在地 ● 〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-2(日本ビル)
    • 事業内容 ● 各種半導体に関する研究、開発、設計、製造、販売、サービスなど。
    • URL ● http://japan.renesas.com/
    この記事の筆者

    【取材執筆】
    仲里 淳(フリーライター)
    Twitter: @nakazato

    【撮影】
    石川 恵愛
    株式会社Lab

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    Facebookのターゲティングクーポンで潜在顧客をねらい打ち! [予算200万円から始めるOne to Oneマーケティング] | Web担当者Forum

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    200万円から始めるOne to Oneマーケティング 連載アイコン

    「One to Oneマーケティング」といえば、1990年代から2000年代初頭にCRMの取り組みとともに注目されたキーワードで、顧客データベースとの連携や営業部門の巻き込みなど、大がかりなプロジェクトが想起されがちだ。

    しかし、スマートフォンやソーシャルメディアの普及、EC購入の増加など、企業と消費者の接点は以前にも増してデジタル化が進んでいる。顧客一人ひとりのニーズに合わせた個別対応によって売上増加を目指すOne to Oneマーケティングへの期待は、今でも大きいはずだ。

    そこで本連載では、予算200万円からトライアルとして実行できるOne to Oneマーケティングのアイデアを紹介し、スモールスタートの可能性を探っていく。

    第1回のテーマは、最近注目を集める「O2O」(オーツ―オー)について考えてみよう。

    選択肢は多いが普及はこれから
    ――ソーシャルメディアやスマートフォンを利用したクーポンO2O

    O2O

    O2Oは「Online to Offline」の略で「On2Off」と表現されることもある。

    ネット上(オンライン)から、ネット外の実地(オフライン)での行動へと促す施策のことや、オンラインでの情報接触行動をもってオフラインでの購買行動に影響を与えるような施策のことを指す。

    用語集:O2O

    O2Oは、オンライン上の顧客を実際の店舗に誘導し、店舗での実購買につなげようという試みだ。さまざまな施策が行われているが、オンラインで割引クーポンを配布して店舗での購買にインセンティブを与える「クーポン店舗誘導型O2O」が代表的だ。

    もっとも有名な成功事例は、ローソンが展開したO2Oクーポンだろう。ソーシャルメディアを使って「からあげクン」の半額クーポン30万枚をわずか17時間で配布し、6万個の販売につながった。

    このようにクーポンを使ってO2O施策を実現するプラットフォームは、2012年から多くの事業者がサービスを開始したり拡充したりしている

    iPhoneでは、iOS6(2012年9月)から「Passbook」が搭載され、チケットサービスなどに主軸を置いたクーポン/チケットソリューションが可能になった。Googleも「Googleオファー」というクーポンサービスを2011年から米国で開始し、検索連動型広告からスマートフォンアプリへのクーポン保存と利用をシームレス化している。

    このような新しいサービスは、一部の企業による先進的な取り組みがメディアで取り上げられはするものの、まだまだ一般的とはいえない。

    LINEでもクーポンを展開するローソン
    LINEでもクーポンを展開するローソン

    LINEに関しては、国内ユーザー数が4700万人(2013年8月時点)を突破するなど消費者への浸透は群を抜いており、多くのユーザーへのクーポン配信プラットフォームとして注目されている。ただし、企業向けアカウントでは、友だち10万人に対して月2回の配信を行うと、年間で600万円以上の利用料がかかる。軽い気持ちで始められる金額ではなく、予算の確保やROIの測定などにも気をかける必要があるだろう。そんな中で注目したいのが「Facebookクーポン」だ。

    Facebookは国内ユーザー数が減少傾向との報道もあるが、依然として1300万人以上のユーザーがおり、多くの企業が公式アカウントを開設してフォロワーを集めている。そのクーポン配信機能がFacebookクーポンだが、実はこの1年で仕様が大きく変わっている。

    有料化、条件緩和、機能追加……変化するFacebookクーポンに注目

    Facebookクーポン
    Facebookクーポン

    Facebookクーポンは、2012年秋に現在の名称となり(ベータ版時の名称は「チェックインクーポン」)、クーポン配信が有料になった(それまではタイムライン上に無料で配信できた)。同時に、これまでクーポン機能の利用には400以上の「いいね!」が必要条件だったが、100以上で使えるようになった。

    また、以前はオンライン上でのクーポン配信のみだったが、バーコードやQRコードを利用したクーポン配信もサポートするようになった。さらに、通常のプロモーテッドポストとは異なり、オーディエンスにファンやファンの友達に限定して配信できなくなる仕様変更も行われた。

    ここまでの話を聞いて「なんだ、有料になったのか。それなら無料でクーポン配信ができる他のサービスを探そう……」と思うかもしれない。実際、有料化されてからFacebookクーポンを止めた飲食店もあるようだ。

    しかし、One to Oneマーケティングという観点から「自社の狙っているターゲット顧客にピンポイントでクーポンを届けたい!」と考える企業は、たとえ有料でもFacebookクーポンを試してみる意義は大きい。その理由は「配信対象を設定できる」からだ。

    Facebookクーポンを試すべき理由は「ターゲットへのピンポイント配信」

    Facebookクーポンを試すべき最大の理由は、地域や属性に応じて配信対象(オーディエンス)を選べるからだ。たとえば「東京23区在住の20代女性にのみ配信する」といった設定が簡単にできる。

    Facebook広告配信画面
    Facebook広告配信画面

    実際のところは、単純な配信対象者の選定に過ぎない。クーポン配信時に選べる対象者(オーディエンス)は、地域、年齢層、性別だけだ。

    しかし、クーポン配信事業者の立場に立ってみると、それは非常に重要な機能ではないだろうか。せっかくお金をかけてクーポンを配信し、商品の割り引きまでして店舗に呼ぶからには、自社にドンピシャのターゲットを呼び込みたいはずだ。そうであれば、年齢層、性別、居住地域でクーポンの配信先が選べるというのは非常に有効だ。

    どのような商品やサービスであれ、年齢、性別、居住地域くらいの分類ではターゲット顧客を定めているだろうから、それをそのまま活用できる。配信は有料だが、広告費の無駄につながるリスクを減らせるのだ。

    さらに興味深いのは、有料で配信したクーポンの投稿に対して、再度Facebookの広告を打てることだ。Facebookの広告は、年齢、属性、居住地域だけでなく、趣味や所属企業など非常に細かい設定で広告表示対象者を選ぶことができる。

    たとえば、

    • エステが趣味で
    • 誕生日が1週間以内の
    • 東京在住の
    • 20代女性

    に対して、「誕生日に自分へのご褒美エステ割引クーポン」といったクーポンを効率よく配布できるのだ。

    対象者を細かく設定したうえでクーポンを配信し、自社のターゲット顧客を効率的に店舗へ誘導する。このように消費者をマスとして捉えるのでなく、認知・関心フェーズから対象者を選定することでOne to Oneマーケティングを達成できるのだ。

    1ユーザー1円のコストで投稿と同じように社内担当者が手軽に作成

    Facebookクーポンは、通常の投稿の延長線上で作成できる点も重要だ。Facebookページはすでに多くの企業が日常的に社内運用しており、わざわざ外部ベンダーに依頼しなくても自力で投稿できる

    バーコードやQRコードを簡単にクーポンに掲載できる仕様も、O2Oに向けた施策として重要だ。店舗でバーコードを読み込むPOSシステムをすでに構築している企業であれば、それを店舗で読み込んで利用者数を基幹システム上で測定できる。

    クーポン配信にかかる広告費用は、現在のところ1ユーザーへのリーチで1円程度だ。20万人にリーチするのであれば20万円程度と、手軽に始められる予算規模である点も魅力だろう。

    潜在顧客に向けたシークレットセールを実現

    既存顧客に向けた割引セールでは、「シークレットセール」と呼ばれる限られたロイヤル顧客だけを集めてのセールがよく行われる。そのシークレットセールを潜在顧客に対しても可能にしたのがFacebookクーポンであるといってもよい。

    Facebookクーポンはまだ始まったばかりで、今後も機能の拡張が続いていくだろう。利用者の特定や費用対効果の測定、より細かい属性条件でのクーポン配信など、今後のO2O施策との連携は注目に値する。One to OneマーケティングとO2Oの連携として、ぜひスモールスタートで試すべき施策ではないだろうか。

    ◇◇◇

    念のために最後に述べておくが、この記事ではFacebookクーポンを解説したが、本当に伝えたいことは、顧客一人ひとりのニーズに合わせてコミュニケーションする「One to Oneマーケティング」の大切さだ。

    改めて、Facebookクーポンを「ソーシャルメディアマーケティング」ではなく「予算200万円から試せるOne to Oneマーケティング」の手段として見直してみてはどうだろうか。消費者をマスとして捉えるのでなく、認知・関心フェーズから対象者を絞り込めるターゲティング・セグメンテーションがOne to Oneマーケティング、ひいてはカスタマー・エクスペリエンスに有効なのがわかるのではないだろうか。

    この記事の筆者
    田島 学(アンダーワークス株式会社代表取締役社長)の写真

    田島 学(たじま まなぶ)

    アンダーワークス株式会社
    代表取締役社長

    早稲田大学政治経済学部卒。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)にてeCRM戦略立案等に従事したのち、独立コンサルタントを経て2006年にアンダーワークス株式会社を創業。金融、情報通信、ヘルスケア、製造業などのWeb戦略/デジタルマーケティング戦略立案、顧客分析、テクノロジー活用、CRMなど多くのプロジェクトに携わる。

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