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DNP、バーコードを読み取ってポイントを管理するリライトカードシステムを発売 [ニュース] | Web担当者Forum

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大日本印刷は(DNP)は、ポイントカードで裏面の磁気層の代わりに表面のバーコードを読み取ってポイントを管理するバーコードリライトカードシステムを発売する、と8月5日発表した。カードの磁気層をなくしてリーダーライターの機能を簡略にしてシステムの価格を抑え、ポイントサービスを導入しやすくする。スマートフォンなどでカードに印字された2次元コードを読み取り、特売情報を提供するなどプロモーションも可能になる。

リライトカードの磁気層を省くことで従来の黒発色カードより約30%低価格になり、リーダーライターに磁気情報の読み取り機能がないため価格を約30%低減するとともに20%小型化した。カードは200回書き換えでき、裏面にはフルカラー印刷が可能。紙のカードにスタンプやシールを貼る方式と異なり、ポイント管理や購買履歴の把握が容易になる。カードは3万枚の場合で1枚30円(税別)、リーダーライターは100台で1台9万5000円(同)。

大日本印刷
http://www.dnp.co.jp/

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楽天「売上高の4割がスマホからに」アプリを強化でスマホ経由売り上げ拡大へ [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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楽天のスマホアプリ

楽天は年内にも、スマートフォン(スマホ)向けアプリの機能を拡充する。1億品目を超える楽天市場の商品の中から、目的の商品を見つけやすくする機能を強化する。今後、さらにスマホを利用するユーザーが増えるとみて、スマホ向けユーザーの利便性を高めていく考えだ。

楽天市場では12年12月時点で、すでにスマートデバイス経由の売り上げが全体の25%を占めている。今年末までに、スマートデバイスからの利用が「売上高の4割、アクセス数の5割に届く」(河野奈保執行役員)と予測しており、11年5月にリリースしたスマホ向けアプリの機能充実を進める。

楽天市場のアプリでは、これまで商品名から商品を検索する機能や、カメラで撮影したバーコードから商品を探す機能を提供してきた。これに加え、商品のラベルなどを撮影すると楽天市場内で同じ商品を検索できる機能や、雑誌広告に掲載されたキャンペーン情報を撮影することで、クーポンなどを入手できる機能などを追加する予定。

PCとスマホなど、複数デバイスを使うユーザーの方が、年間の購入額が1万円ほど高いというデータも出ている。アプリを併せて使っているユーザーになると、さらに1万円高くなるという。アプリの機能を充実させることで1人当たりの購入金額を高め、流通額の拡大につなげることができるとみている。

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

この記事の筆者

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

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トレンド眼を身につける方法。近道はプレイヤーとしての実践にあり [企業ホームページ運営の心得] | Web担当者Forum

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Web 2.0時代のド素人Web担当者におくる 企業ホームページ運営の心得

コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。

宮脇 睦(有限会社アズモード)

心得其の322

トレンドを見る目

日本史上初の「ネット選挙」は盛り上がりに欠けたまま終了しましたが、私は小金を得ることができました。ネット選挙をエサに政治家をたぶらかしたのではありません。「株式取引」です。もちろん、事前に有利な情報を入手して取引する「インサイダー」ではありません。「SEO」です。

トレンドを予測できれば、Web担当者の仕事にも利用できます。TwitterやFacebookでブレイクした人々を見るまでもなく、先回りすることで躍進が期待できるからです。そんな「トレンド」を「株式投資」で知ることもあります。また株式投資は中長期のトレンドです。

お盆休みを前にして、トレンド眼を鍛えながら、資産運用にも明るくなる一石二鳥を狙った厚かましい企画です。

ネット選挙の主戦場を見極める

ネット選挙の主戦場は「SEO」になると見ていました。Facebookの選挙利用はあまり進まないとの予測です。「身内」の集まりに政治が入ってくることを好まないからで、これはLINEも同じです。また、Twitterはフォロワー数によって広報効果に開きがでるので、一般論になり得ません。しかし、「検索」はネットでだれもが利用します。

実際に東京選挙区に「みんなの党」から出馬した桐島ローランド氏に対して、「ネガティブキャンペーン」と思われるSEOが仕掛けられていました。これについては、拙稿(ブログ)に記しています。

さて、SEOといえば本サイトでもお馴染みの渡辺隆広さんが取締役を務める、ジャスダック上場企業の「アイレップ」。選挙戦が始まると新聞紙面にアイレップや渡辺さんの名前を見かけます。そこで株価は必ず上がると購入し、小遣い程度の利益を得ました。

SEOの賞味期限

アイレップの株価上昇は、ウェブ屋にとっても大切なトレンドを教えてくれます。初のネット選挙とはいえ、いまになって同社に取材が殺到するということは、我々にとっては基本装備に過ぎない「SEO」の一般的な認知度がまだまだ低いということです。そこから、いまでも「SEO」は商品価値を持っていることと、その先の成長を確認できるのです。

実際、先の桐島ローランド氏の件は、ある報道関係者経由で持ち込まれた案件で、候補者陣営はまったく対抗手段を持っていませんでした。そこで先のブログを書いたところ、公開から3日目には当該キーワードで、検索結果の1ページ目に表示させることに成功します。これは陣営の応援ではなく、情報をくれた報道関係者にSEOの実力を示すための取り組み。もちろん無償です。

ソーシャルゲームの時代なら

机上の空論をどれだけ重ねても、思春期男子の恋愛相談と同じく、妄想の域を出ません。身銭を切ることで、考えの甘さ、ヌルさに気がつくことができます。当たればごほうび付きです。私は株式取引をそう位置づけ、アイレップに、すなわち「SEOに投資」したのです。

Web担当者が次に来るトレンドとして一番先に思い浮かべるのは「ビッグデータ」でしょうか。これが大ブレイクすると予想するなら、関連銘柄に投資します。日立、NEC、富士通、NTTデータの他に、データ解析のブレインパッドやラック、そして老舗の野村総研もビッグデータ銘柄と呼ばれています。

ソーシャルゲームの時代が、未来永劫続くと信じているならガンホーやKLab、エイチームなどの銘柄があります。ただし、業界からはこんな話も聞こえてきます。

任天堂を倒すまえに3割に

一年ぐらい前に、ネットで話題となった

俺たち、任天堂の倒し方知っているよ

と放言したと噂のあった某ソーシャルゲーム企業の株価は、1年半前のピーク時と比べて3分の1に落ち込んでいます。「コンプガチャ問題」が大きな転機ですが、海外展開の苦戦も1年以上続く低迷の理由です。海外市場の競争はすでに激化しており、加えてアイテムにお金を払うお客が日本に比べて少ないのです。

新聞記者から聞いた話によると、コンプガチャが社会問題になる前から、海外での課金収入が想定以上に伸びていなかったそうです。株価がこの話を裏付ける形となり、いまは次々と海外事業の整理、縮小が発表されています。

一般論として、株価は未来の収益を反映するもので、株価の下落は先行きの不安を表します。上場直後のFacebook株の大暴落は、日本国内での盲目的な礼賛をよそに、先行きの失望感を如実に表していました。株価からこうした、日米の温度差を知ることができます。ちなみにFacebookの株価は、上場時の価格に戻りつつあります。

プレイヤーとしての実践

さらに国策という「トレンド」も見逃せません。この十数年、叫ばれているスローガンがあります。

貯蓄から投資へ

小泉政権時代に顕著になった政策誘導で、つまりは確実に訪れる未来です。来年の春から「NISA(ニーサ)」もはじまります。ニーサとは個人向けの「少額投資非課税制度」で、年間100万円までの取引が非課税になります。国策は強制的に生み出されるトレンド。のらない手はありません。

最後にもう1つ、株式投資を勧める理由があります。それは「自己責任」だということ。私は本当に紙切れとなった「旧ライブドア株」を持っています。証券がすべて電子化された現在は、投資先が倒産すれば、その紙切れすらありません。一片の言い訳も意味を為さず、結果はすべてプレイヤーのもの。だから社会を見る目と、ニュースに接する姿勢が変わり、トレンドに対して敏感になります。

1万円前後から購入できる金融商品や株式もあるので、お盆休み中、ウェブ業界の未来を想像しながら、投資先を検討するのも一興です。

今回は株を例に挙げましたが、ブログやTwitterにも同じことがいえます。会社としてではなく、個人のプレイヤーとして実践してみることで得られる経験は多いものです。会社では試せない実験やツールも、個人のホームページであれば手軽に実践できます。集客のために、お小遣いでリスティング広告を出すのもいいでしょう。Web担当者にはトレンド眼を養うための、実践の場が揃っているものなのです。

今回のポイント

株式投資は1万円単位からはじめられるスキルアップ

自ら実践し、未来予想のおもしろさと難しさを知る

この記事の筆者
ユーザー 宮脇睦(有限会社アズモード) の写真

宮脇 睦(みやわき あつし)

プログラマーを振り出しにさまざまな社会経験を積んだ後、有限会社アズモードを設立。

制作、営業の双方の現場を知ることからウェブとリアルビジネスの融合を目指した「営業戦略付きホームページ」を提供し、一業種一社、制作案件は足立区内のみという営業施策をとっている。本業の傍らメールマガジン「マスコミでは言えないこと」を発行。好評を博す。著書に『完全! ネット選挙マニュアル』(Kindle版)、『Web2.0が殺すもの』『楽天市場がなくなる日』(ともに洋泉社)、冷静な視点からのIT業界分析に「週刊ポスト」など、様々な媒体から情報発信を続ける。

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クリックされるスマホ広告のポイントとは? スマホユーザーの広告利用意識を調査 | スマートフォンレポート vol.5-3 [スマートフォンレポート] | Web担当者Forum

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スマートフォンレポート

この記事は、ドコモ・ドットコムが発行するモバイルビジネス・マーケティング情報誌「スマートフォンレポート」の一部を、Web担当者Forum向けに特別公開したものです。

今回は2013年3月に発表された「スマートフォンレポート vol.5」から、調査報告3「モバイル広告に関するユーザーの利用・意識調査」の調査レポートをお届けする。

モバイル広告に対するスマートフォンユーザーの反応は

モバイル広告は、フィーチャーフォンが主流の時代からサイトへの有力な導線として活用されてきたが、スマートフォン上でも様々な手法で展開されている。従来のWebサイト広告に加え、アドネットワークやリワード広告といったアプリ内広告が登場し、広告手法が増加するモバイル広告に対して、スマートフォンユーザーがどういった反応をしているのか、またどういった広告に興味があるのかなど、スマートフォンユーザーのモバイル広告に対する利用や意識について調査データを元に分析したい。

※編注 この記事でいうモバイル広告とは、タブレットとスマートフォン端末向けの広告を指し、フィーチャーフォンの広告は含まない。

まず、スマートフォンやタブレットの利用において、どのようなところから広告にアクセスしているかを見ると、「dメニュー、auポータル、Yahoo! JAPANといったキャリアポータルサイト」という回答が最も多く、次に多かった「YouTubeなどの動画サイト」と合わせ、集客力のあるWebサイト上で広告にアクセスするユーザーが多いことがうかがえる。一方、アプリ内広告に関しては、ゲーム、音楽、書籍等のジャンル単体では回答は多くないが、その他も含めて4つの回答を合計すると「YouTubeなどの動画サイト」に匹敵する数字となり、有力な導線として機能していることがうかがえる(図1)。

図1 よく広告にアクセスするサイト
図1 よく広告にアクセスするサイト

モバイル広告を意識的にクリックするユーザーは4割にとどまる

次にモバイル広告のクリック経験について聞いたところ、約6割のユーザーが「意識的にクリックしたことはない」と回答しており、モバイル広告を意識的にクリックしたことのあるユーザーは4割にとどまった。その4割のユーザーが意識的にクリックした広告内容を見ると、最も多いのが、「GREE、mobage、mixiなどのSNSサイトTOP画面最上部に表示されるバナー広告」で、特に10~20代の若年層がクリックしている傾向が見て取れる。

また、同じSNSの広告でもアフィリエイト広告(「GREE、mobage、mixiなどのSNSサイトにある、クリック先のサイトに登録するとポイントがもらえる広告」)は回答が10代に集中しており、ポイント目的で利用している学生ユーザーが多いことがわかる。SNS以外では「検索結果画面上に表示される、検索ワードに関連した内容の文字ベースの広告」も高い結果となった(図2)。

図2 モバイル広告のクリック経験
図2 モバイル広告のクリック経験

キャリアのメールマガジン広告が一定の効果を上げる

続いて、モバイル広告を意識的にクリックしたユーザーにおいて、移動先のサイトに登録したり、アプリや商品を購入した経験の有無を見ると、約半数のユーザーがサイト登録やアプリ、商品購入をしたことがあると回答した。実際にサイト登録やアプリ、商品購入した広告の内容を見ると、意識的にクリックしたモバイル広告と同様、「GREE、mobage、mixiなどのSNSサイトTOP画面最上部に表示されるバナー広告」が最も多く、20代以下のユーザー回答が多いのも共通であった。続いて高かったのが「キャリアから送られてくるメールマガジン(メッセージRなど)上に記載されている広告」で、通信キャリアからのメールマガジンに一定の効果があることがわかる(図3)。

図3 遷移先の登録・購入状況
図3 遷移先の登録・購入状況

男性よりも女性の方が課金に対してシビア

では、広告から登録したサイトやアプリの利用期間がどの程度かというと、「1ヶ月程度利用した/している」が最も多く、続いて「2~3ヶ月程度利用した/している」「すぐに解約した」が同数となっている。ここで注目したいのは、性別による違いである。「1ヶ月程度利用した/している」は女性が多く、「2~3ヶ月程度利用した/している」は男性が多い結果となっており、女性の継続利用日数が男性に比べると短く、2ヶ月目以降の月額料金に対して非常に厳しい姿勢がうかがえる。

一方、この調査結果において、「それ以上(1年以上)利用した/している」と回答したユーザーが15%存在することも注目である。一度試してみて、気に入ったサイト・アプリであれば、長期継続利用するユーザーも少なからず存在することが示されている(図4)。

図4 遷移先登録後の利用期間
図4 遷移先登録後の利用期間

広告クリエイティブの鍵は一目でサービス内容が分かること

今まではモバイル広告の利用状況について述べてきたが、ここからはスマートフォンユーザーのモバイル広告に対する意識を中心に見てみたい。

まず、モバイル広告を意識的にクリックした理由についてだが、「自分が興味のある内容が表示されていたから」が約9割を占めていた。広告をクリックさせるには、ユーザー自身の興味を惹くことが前提条件と言えるだろう。また、「サイトやアプリ上で使えるポイントがもらえるといった記載があったから」「無料、○%OFFなどお得な内容が表示されていたから」が共に約25%の回答を得ており、メリットが直接伝わるような内容の広告がクリックされやすいことがわかる(図5)。

図5 モバイル広告を意識的にクリックした理由
図5 モバイル広告を意識的にクリックした理由

また、クリックしたいと思える広告内容に注目すると、「画像が使われており、サービス内容が良く分かる広告」が最も多く、特に60代以上の高年齢層では半数を占めている。次いで「見ているサイト・アプリの内容と関連した内容の広告」への回答も多く、こちらは10~30代といった比較的若い層に支持されている。これらの結果から、サービス内容が良く分からなかったり、全く関連性の無い広告が表示されている場合などには、クリックされにくい傾向があると想定される(図6)。

図6 クリックしたいと思える広告内容
図6 クリックしたいと思える広告内容

コンバージョンに結びつきやすいエンタメ・EC系サービス

最後にジャンル別の広告内容について、興味があるものと実際に登録・購入した経験があるものを比較してみたい。まず、興味があるものについてだが、「天気」「ニュース」といった情報系のコンテンツが最も高く、特に50~60代の高年齢層の意見を集めている。次いで「音楽」「動画」「ゲーム」といったエンターテインメント系コンテンツへの回答が多く、こちらは10~20代といった低年齢層に支持されている。一方、「ファッション/コスメ」といったEC系サービスについては、女性からの支持が高いものの、全体としてはあまり高くない結果となった。

次に実際に登録・購入した経験があるものについてみると、「ゲーム」「音楽」といったエンターテインメント系のコンテンツや、「ファッション/コスメ」といったEC系サービスが高い傾向を示す結果となった。また「天気」「ニュース」といった情報系のコンテンツはやや低い結果となっている。これらを総括すると、情報系コンテンツなどの広告はクリックされやすいものの、実際に登録や購入へと結びつきやすいのは、エンターテインメント系やEC系サービスに関する広告であると想定される(図7図8)。

図7 興味のある広告内容
図7 興味のある広告内容
図8 登録・購入したことのある広告ジャンル(メールマガジン広告以外)
図8 登録・購入したことのある広告ジャンル(メールマガジン広告以外)

今回の調査では、モバイル広告に対して、主に性別・年代といった属性の観点からその利用傾向や意識について分析を行ったが、属性によってモバイル広告の利用や意識に違いがあることが見受けられた。スマートフォンで利用するサービスが属性によって違うのと同じように、利用する広告も属性によって異なると言える。またスマートフォンの本格普及に伴い、アプリ内広告といった新たな種類の広告が増えたことから、出稿先に頭を悩ませている広告主も多いと思う。今一度自分達のターゲット層がスマートフォンにてどういった利用を行っているかを踏まえた上で、ターゲット層に対して効果が高いと想定される種類の広告やその内容、出稿先などを選択する必要がある。今回の調査結果がその一助となれば幸いである。

調査対象半年以内にスマートフォンを購入した15~69歳の男女412サンプル
※性年代別に以下の通り割付
10代20代30代40代50代60代
男性214141414121206
女性214141414121206
428282828242412
調査地域全国
調査実施期間2013年2月5日(火)~2月8日(金)
調査方法インターネットリサーチ
調査実施機関株式会社マクロミル

この記事は、ドコモ・ドットコムが発行するモバイルビジネス・マーケティング情報誌「スマートフォンレポート」の一部を、Web担当者Forum向けに特別公開したものです。

スマートフォンレポート

スマートフォンレポート

「スマートフォンレポート」は、独自調査の分析レポートや、NTTドコモへのインタビュー、またモバイルビジネスを展開する上で鍵となるメールマーケティングや広告展開等についての記事を掲載する隔月発行のモバイルビジネス・マーケティング情報誌です。

専用Webサイトに無料登録して頂ければ、企業や団体に所属する方であればどなたでも無料にて入手・閲覧することが可能です。デジタル媒体(PDF)にてご提供しておりますので、無料会員登録後すぐにダウンロードの上でご利用頂けます。

この記事の筆者

提供:株式会社ドコモ・ドットコム

モバイル(スマートフォン・タブレットおよびフィーチャーフォン)を活用したビジネスに関するコンサルティング事業を軸に、企業プロモーション・マーケティング企画をはじめとした新たなビジネス開発事業を展開。

http://www.docomo-com.com/

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ラック、セキュリティ情報とIT関連の技術情報の報告書「ラックレポート2013SUMMER」発行 [ニュース] | Web担当者Forum

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セキュリティソリューションのラックは、セキュリティ関連情報と情報システム(IT)関連の技術情報などの報告書「ラックレポート2013SUMMER」を発行した、と8月6日発表した。情報セキュリティ事故の頻発に伴う企業のセキュリティ意識の高まりを背景に、同社が把握している情報をまとめた。7月18日に注意喚起した「Apache Struts2」のぜい弱性を悪用した事案を受け、関心が高まっているWeb改ざんに関する内容を中心に掲載した。

ラックレポートは、顧客からのセキュリティ情報提供の要望に応え、季刊で発行する。ITシステムを利用している管理者やITをビジネスに活用する経営者向けに、同社のセキュリティ事故対応、セキュリティ診断、セキュリティ監視、システムインテグレーションの各部門が、注目するIT技術や脅威情報について掘り下げた記事を掲載した。緊急対応事例・対策、ぜい弱性の動向、最近の脅威などを記している。無償でダウンロードできる。

ラック
http://www.lac.co.jp/

ラックレポート2013SUMMER
http://www.lac.co.jp/security/report/2013/08/06_lacreport_01.html

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ブレインパッド、データの分析を行うデータサイエンティスト育成で教育ビジネスを開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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データ分析・関連サービスのブレインパッドは、データの分析を行うデータサイエンティスト(分析人材)の育成と、企業のビッグデータ分析組織導入を支援する研修プログラムを開発し、教育ビジネスを始める、と8月6日発表した。ビッグデータや統計学への関心の高まりを受け、社内向けに実施してきた人材育成プログラムを体系化した。第1弾として、データサイエンティスト入門研修「SQLによる集計・分析」を提供する。

団体向けのカスタマイズ、パッケージと、個人向けパッケージの各プログラムを用意した。団体向けの受け付けを同日開始し、個人向けは8月下旬から受け付け、「SQLによる集計・分析」を皮切りに順次、開講していく。「SQLによる集計・分析」を5人で受講する場合は、63万円からとなる。データサイエンティストには広範囲にわたる知識・経験とビジネス改善につなげる力が必要になるが、体系的に学ぶ機会が少なかった。

ブレインパッド
http://www.brainpad.co.jp/

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アイレップ、機器別のネット利用調査でスマートフォンは乗り換え案内やカレンダー、SNS [ニュース] | Web担当者Forum

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デジタルマーケティングのアイレップは、機器別のインターネットと検索エンジンの利用実態調査結果を8月6日発表した。利用するサイトは、スマートフォン、タブレット、パソコンとも天気、地図、ニュースが多く、スマートフォンは乗り換え案内やカレンダー、SNSが他より多く、パソコンはショッピング、動画ダウンロード、旅行の各サイトが多かった。調査は昨年に続いて2回目で、2413人のインターネットユーザーを対象にインターネットで6月12~18日に実施した。

インターネットの利用目的では、スマートフォンは「暇つぶし」が最多だった一方、デスクトップパソコンは「商品購入」が最も多く、ネットバンキングも他の機器より多くなっていた。最も利用する検索エンジンは、「Yahoo! JAPAN」と「Google」で8割以上を占め、機器別ではスマートフォン、タブレットがGoogle、パソコンはYahoo! JAPANが多い傾向が見られた。検索するのはスマートフォン、タブレットは暇な時、パソコンは買い物をする時が最も多くなっていた。

ネットショッピングに関しては、商品の比較検討・実際の購入でパソコンを利用しているケースが多く、スマートフォンでの商品の比較検討は1割強、実際の購入は1割弱にとどまった。ネットショッピングの頻度では、各機器で多くなったとする割合が少なくなった割合を上回り、金額も高くなっている。スマートフォンとタブレット内のアプリの数では、「iPhone」「Androidスマートフォン」「iPad、iPad2」が11~20個、「Androidタブレット」は6~10個が最多だった。

アイレップ
http://www.irep.co.jp/

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「第1回全国ECサミットin名古屋」8/24に全国のEC業界団体が共同で開催 J-FEC、エビスなどが集結 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本全国のEC事業者団体が8月24日、初の共同イベントを開催する。一般財団法人日本電子商取引事業振興財団(J-FEC、事務局東京都)、一般社団法人イーコマース事業協会(エビス、事務局大阪府)、東海イービジネス研究会(TEK、事務局愛知県)、九州ECミーティングの4団体が集結。名古屋市で各団体の会員であるEC事業者が、自社の運営ノウハウなどを披露する講演会を開く。各EC事業者団体が一同に会するのは初めて。

イベントの名称は「第1回全国ECサミットin名古屋」。全国のEC事業者が集まり、情報交換などを行うのが目的。各団体の会員である有名店舗の経営者などが講演するほか、懇親会などを開く。

講演を行うのは、TEKから「Z-CRAFT」を運営するロイヤル(本社愛知県)の直営本部の近藤武志部長、エビスから「カーテンメーカーくれない直販店」を運営する、くれない(本社東京都)の津田昌宏社長、J-FECから「アスカショップ」を運営するクリエイティブ・アライ(本社埼玉県)の荒井晋社長の3人。講演会後、懇親会を開く。

共同イベントの準備を進めているTEKの前代表者で現顧問の林啓成氏は「外部から講師を呼ぶのではなく、会員の中から選んだ。オープンな情報交換ができるので、自社の経営に生かしてもらいたい」と話している。

開催概要は次の通り。

▽日時 8月24日 午後1時30分開会

▽場所 名古屋市西区名駅2-27-8 名古屋プライムセントラルタワー13階

▽定員 130人

▽申し込み TEKのホームページから  http://www.tokai-e.jp/seminar/20130824.html

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Facebookページインサイトが刷新、コメントソート機能など新機能ラッシュとテキスト20%ルール撤廃 [そのまま会議に出せる!Facebookネタ] | Web担当者Forum

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忙しいWeb担当者のためのそのまま会議に出せる!FacebookネタPowerPointファイルをそのまま使用・配布OK!

Facebookの仕様がまた変わっている!」「いつの間にこんな機能が?」……Facebookは次々に新しい機能を発表しているため、忙しいWeb担当者が情報をキャッチアップしていくのは非常に大変。本コラムでは、そんなWeb担当者をフォローすべく、最新のFacebookネタを厳選して紹介していく(月1回連載)。

本連載の特徴  本連載では、記事内容のポイント部分をまとめたPowerPointファイルを、毎回、別途用意しています。このファイルは、(利用上の注意に従った範囲内であれば)転載・コピー・共有・配布などが可能です。会議の資料として配付するもよし、社内の勉強会に使うもよし、最新ネタを捕捉するニュースペーパーとしてプリントを部内で配るもよし、ぜひご自由にお使いください。
※「利用上の注意」は、PowerPointファイルの最終ページに記載されています。

今回の内容

そのまま会議に出せる!FacebookネタPowerPointファイルはここからダウンロード可能
skdfbn011.ppt
全15ページ/2.17MB
  1. より詳細な分析が可能に、Facebookページインサイトがアップデート
  2. カバー写真の規約が改編、テキスト20%ルールが撤廃に
  3. 自社サイトへの送客増に貢献!? リンク投稿画像のアップロードが可能に
  4. 「グラフ検索(Graph Search)」公開へ! まずは米国から
  5. 人気のコメントを上部に表示、コメントの「ソート機能」が提供開始
  6. 投稿ネタTIPS―「夏といえば海」―
そのまま会議に出せる!FacebookネタPowerPointファイルはここからダウンロード可能
これらの画像をクリックしても、ファイルダウンロードは可能です。

ネタ1より詳細な分析が可能に、Facebookページインサイトがアップデート

Facebookは6月19日(米国時間)、Facebookページインサイトのアップデートを発表しました。Facebookでは今回のアップデートにあたり、同ツールについてのフィードバックを集め、より実用的なツールとしての改善を行うとのことです。

アップデート展開予定

現在、日本国内でも一部のユーザーから順次展開されています。

「概要」ページのアップデート

  • 大きく3つの推移が表示されます。
    • ページへのいいね!
    • 投稿のリーチ
    • 交流度(投稿のエンゲージメント)
  • 従来の「話題にしている人」の推移が、「ページへのいいね!」と「交流度」に分かれています。

    ※「ページへのいいね!」と「各投稿への反応」の性質は異なるため、より詳細な分析が必要です。
  • エンゲージメントの計測対象として「クリック数」が追加されています。

「概要」ページのアップデート

各属性の表示

「概要」ページの「ページの投稿」に表示される、各投稿をクリックすると、より詳細な情報(各投稿のリーチ、エンゲージメント数など)が表示されます。

※右に表示される数値は、ファンにシェアされた投稿に対しての値の合算値となります。
各属性の表示

エンゲージメントの属性を表示

  • 新しい属性項目、何かしらのアクションを実行した人の属性が追加されます。

    ※「何かしらのアクションを実行した人」…ファン・非ファン含めページの投稿に関与をした人が含まれる。
  • 投稿がどのようなユーザーに届いているか理解するため、性別・年代については、「何らかのアクションを実行した人」と「ページのファン」数が同グラフで表示され、比較しながら見ることができます。

エンゲージメントの属性を表示

参照元:Facebook Studio :: Blog | Updating Page Insights | Latest News and Updates

ネタ2カバー写真の規約が改編、テキスト20%ルールが撤廃に

7月3日(日本時間)、Facebookページ・カバー写真のテキスト20%ルールが廃止となりました。これにより、カバー写真へのテキスト掲載の制限がなくなりました。

テキスト20%ルール

1月より、カバー写真全体の「テキストの占める割合が20%を越える」画像の使用が禁止されていました。

具体的には、画像を全25マスに分割し、掲載テキストが含まれるマスが5つ以上ある場合は規約違反と判定されていました。

今回の改編により

カバー写真へのテキスト掲載に関する規約が廃止となり、テキスト掲載に関する制限がなくなりました。

全25マスのうち9マスにテキストが含まれるため規約違反
全25マスのうち9マスにテキストが含まれるため規約違反
テキストに関する制限がなくなったため使用可
テキストに関する制限がなくなったため使用可

注意

スポンサー記事でカバー写真を使用するなど、カバー写真を広告として使用する場合は、従来どおりテキスト20%ルールが適用されますので注意が必要です(20%を超える場合は規約違反となる)。

ネタ3自社サイトへの送客増に貢献!? リンク投稿画像のアップロードが可能に

タイムラインにリンクつきの投稿を行う場合、投稿時にサムネイル用画像をアップロードできるようになりました。サムネイルに魅力的かつ最適な画像を指定することで、自社サイト送客への貢献も期待できます。

従来のリンク投稿の画像指定

専用の画像をWeb上にアップロードし、リンク先のページのHTMLソースにOGP(Open Graph Protocol)として「<og:image>」を指定する必要がありました。もしくはページに掲載の使用可能サイズの画像を選ぶ必要がありました。

サムネイル画像のアップロード方法

投稿時のプレビューより「画像をアップロード」
投稿時のプレビューより「画像をアップロード」
アップロードをした画像がタイムライン・ファンのニュースフィード上でサムネイルとして表示される
アップロードをした画像がタイムライン・ファンのニュースフィード上でサムネイルとして表示される
※従来同様、ページタイトル・ページの説明も編集可能

想定される展開

  • 従来以上にサムネイル画像の指定が柔軟に対応できるようになります。
  • サムネイルのクリエイティブ、自社サイトへの送客を見込んでの選定がより重要となります。

ネタ4「グラフ検索(Graph Search)」公開へ! まずは米国から

7月8日(米国時間)、Facebookはかねてよりテストを行っていた「グラフ検索(Graph Search)」について、英語(米国)利用ユーザー限定での公開を発表しました。

グラフ検索の機能

Facebookユーザーにもっとも関連性の高い人々、写真、場所、関心事を見つけることができる検索機能です。

たとえば、「トレイルランニングが好きな友だち」を検索すると……

トレイルランニングが好きな友だち

「トレイルランニングが好きな友だち」が一覧で表示されます。

利用可能ユーザー

  • 現状、英語(米国)利用ユーザーのみですが、今後、他言語も対応予定とのことです。ただし、対応時期など詳細は未定です。
  • グラフ検索」ページの「検索を試してみる」より、テスト利用(イメージ)を確認できます。

【例】リンク「検索を試してみる」を押すと……

自分の街に住んでいる(居住地の設定が同じ)人

「自分の街に住んでいる(居住地の設定が同じ)人」 の一覧が表示されます。

グラフ検索に対しての共有範囲の設定

7月16日現在、日本語ユーザーの「グラフ検索」の利用はできませんが、自身の情報が他ユーザーに検索される場合の共有範囲を指定することはできます。

グラフ検索機能の導入により、従来以上に友だちではないユーザーからの検索対象となる可能性が高くなります。これを機に見直しておくとよいでしょう。

アカウント設定方法

[アカウント設定]>[共有設定]>[プライバシー設定とツール]
https://www.facebook.com/settings?tab=privacy

アカウント設定>共有設定>プライバシー設定とツール
 

各項目の右横の「編集」を押しそれぞれの「共有範囲」を以下に設定できます。

自分のみ検索で他の人に表示されることはない。
友達友達の検索結果のみに表示される。
公開検索したすべての人に表示される。

参照元:グラフ検索

ネタ5人気のコメントを上部に表示、コメントの「ソート機能」が提供開始

6月19日(米国時間)、Facebookページへの各投稿のコメントのソート(並び変え)機能が実装されました。現在は、日本国内のFacebookページにも対応しています。

ソート機能の概要

ソート機能の概要
  • コメントフィールド右に表示されたタブより、「人気のコメント」「最近のアクティビティ」のいずれかの順番で並び替えができます。

  • 管理者だけでなくユーザー側でも利用可能です。

  • ページの管理設定で、ユーザーからのコメントを許可しているページでのみ対応可能です。

人気のコメント

  • “いいね!”や返信などのアクションが多い順に表示されます。
  • スパムとして報告されたコメントは下部に表示されます。

最近のアクティビティ

  • 時系列順で表示されます。

企業のユーザーコメントへの返信表示

従来は、アクションの多いコメントが優先的に上部に表示されるなど、返信を行ったコメントとの対応がわかりづらいことがありました。

今回の変更で、企業の返信が該当のユーザーコメントの下に表示されるようになり、わかりやすくなります。

参照元:Facebook allows ability to sort comments chronologically or by activity

ネタ6投稿ネタTIPS―「夏といえば海」―

7月後半といえば季節も「夏」真っただ中ですね。前回に引き続き夏をテーマにした投稿事例をご紹介します。夏の定番といえば「海」。そんな季節の定番と企業らしさをあわせ、ファンからの共感につなげていた、2012年夏の投稿事例をピックアップしています。

セブン-イレブン・ジャパン

Case.1 セブン-イレブン・ジャパン
https://www.facebook.com/711.SEJ

 

担当スタッフが実際に昨年の夏休みに訪れた海を紹介。夏休みらしく「今日はちょっと商品や仕事から離れて」とときに変化球を投げている点もポイントといえます。

  • 投稿日:2012年7月20日 (金)
  • いいね!数:1,017
  • コメント数:25
  • シェア数:47
  • 投稿時のファン数:45,529人
  • エンゲージメント率:2.23%
  • エンゲージメント率平均(直近25件):1.76%
セブン-イレブン・ジャパン
 

夏らしくビールのおつまみにあう商品を浜辺で紹介。「浜辺に挿すと風がふいても飛ばない」と、海での食べ方を提案している点もよいです。

  • 投稿日:2012年8月3日(金)
  • いいね!数:1,047
  • コメント数:27
  • シェア数:37
  • 投稿時のファン数:80,101人

Case.2 土屋鞄製造所
https://www.facebook.com/tsuchiyakaban

土屋鞄製造所

「海の日」に、浜辺で自社の商品・「鞄」を貝殻で表現。

  • 投稿日:2012年7月16日(火)
  • いいね!数:6,261
  • コメント数:64
  • シェア数:35
  • 投稿時のファン数:40,852人
  • エンゲージメント率:6.55%
  • エンゲージメント率(直近25件):2.21%

Case.3 JTB
https://www.facebook.com/jtb.jp

JTB

沖縄は9月でも楽園リゾート。イメージを想起させる「海」の写真とあわせて、9月の旅行を提案しています。

  • 投稿日:2012年8月10日(金)
  • いいね!数:3,659
  • コメント数:44
  • シェア数:70
  • 投稿時のファン数:74,042人
  • エンゲージメント率:5.11%
  • エンゲージメント率平均(直近25件):0.86%
キリンラガービール

Case.4 キリンラガービール
https://www.facebook.com/lager.jp

 

「海」には行きたいけれど、なかなか行けない。そんなファンに向けて、クーラーボックスにビールを入れて近場のプールで夏を満喫。そんな過ごし方を提案。

  • 投稿日:2012年7月18日(木)
  • いいね!数:2,510
  • コメント数:38
  • シェア数:36
  • 投稿時のファン数:27,152人
  • エンゲージメント率:9.89%
  • エンゲージメント率平均(直近25件):2.66%
伊藤ハム / ITOHAM FOODS inc.

Case.5 伊藤ハム / ITOHAM FOODS inc.
https://www.facebook.com/itoham

お馴染みのハム係長が海に潜っています。同画像はカバー写真にも活用されています。

  • 投稿日:2012年7月31日(水)
  • いいね!数:696
  • コメント数:23
  • シェア数:22
  • 投稿時のファン数:27,492人
  • エンゲージメント率:2.70%
  • エンゲージメント率平均(直近25件):1.04%
チキンラーメン ひよこちゃん

Case.6 チキンラーメン ひよこちゃん
https://www.facebook.com/nissinchikinramen

 

こちらもキャラクター「ひよこちゃん」が海水浴。伊藤ハムの事例と同様に、カバー写真にも活用されています。

  • 投稿日:2012年8月2日(木)
  • いいね!数:2,870
  • コメント数:71
  • シェア数:175
  • 投稿時のファン数:10,282人
  • エンゲージメント率:28.38%
  • エンゲージメント率平均(直近25件):4.97%
◇◇◇

『そのまま会議に出せる!Facebookネタ』連載11回目でしたが、いかがでしたでしょうか? 本コラムでは、今後もFacebookを中心とした最新かつ重要な情報を発信していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

この記事の筆者

エンゲージメント・ラボ(株式会社メンバーズ)

エンゲージメント・ラボとは、株式会社メンバーズのFacebookマーケティング推進における実績・ノウハウの蓄積とエンゲージメント向上に特化した事例を集約・研究し、顧客企業へのより一層の効果的なFacebookマーケティングサービスの提供や情報発信、新たなサービス開発を推進する研究機関。

※株式会社メンバーズとは?
1995年設立。創業以来インタラクティブエージェンシーとして、多くの大手クライアントのインターネットマーケティングを支援。近年では“ソーシャルメディア時代をリードし、顧客と共にビジネスを創造するネットビジネスパートナー”を標榜し、いち早くそのノウハウを活かしたFacebook活用の支援サービスを提供中。

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IPA、脆弱性を狙った攻撃への対策などをまとめた「脆弱性検査と脆弱性対策に関するレポート」を公開 [ニュース] | Web担当者Forum

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独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、脆弱性を狙った攻撃への対策に有効なソフトウエアの脆弱性を検出する方法と特徴などをまとめた「脆弱性検査と脆弱性対策に関するレポート」を8月8日、IPAのWebサイトで公開した。平成25年度警察白書によれば、平成24年中、5分20秒に1回の割合で不審なアクセスを確認した。インターネットを介した企業の機密情報を狙った標的型攻撃やWebサイト改ざんなど、脅威が増大している。攻撃が成立する要因の1つにソフトウエアの脆弱性があり、レポートでは攻撃を成立させない方法として、脆弱性を作り込まず、新たな脆弱性に適切な対応をすることが重要としている。

インターネットを介した攻撃を成立させないためには、「提供するソフトウエアは提供前に適切に検査する」「運用中のシステムは定期的に脆弱性の点検をする」ことが有効となる。脆弱性の検査についてレポートでは、システムライフサイクル上に検査方法を配置し、いつどのような検査を行うと脆弱性の低減につながるかを整理。脆弱性検査には「脆弱性を作り込まないために『開発フェーズ』で実施する脆弱性検査」「新たに発見される脆弱性への対策として『運用フェーズ』で行う検査」があるとした。また、ツールを用いて実際に脆弱性検査を行い、検査にあたって必要な事前準備や検査で得た結果等を紹介している。

IPA
http://www.ipa.go.jp/

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オウケイウェイヴ、顧客目線で探したい情報を提示する「OKBiz for Support Enterprise Suite」を発売 [ニュース] | Web担当者Forum

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Q&Aサイト運営・FAQ(よくある質問とその回答)ソリューションのオウケイウェイヴは、Webサイト上に顧客目線で探したい情報を提示する「OKBiz Support」や「OKCorporation」などの法人向けサポートソリューションを統合した「OKBiz for Support Enterprise Suite」を8月8日発売した、と同日発表した。企業のサポートサイトへの訪問者の自己解決率を向上する「情報の充実」「サイトの使いやすさの向上」「コンテンツの作成効率と品質の向上」の3点が特長。これまで別個に提供してきたオウケイウェイヴのサポートソリューションを統合し、企業と顧客の接点となる場面での問題解決に寄与するという。

OKBiz for Support Enterprise Suiteの「情報の充実」機能には、対話形式で顧客が回答を選択することで最適なFAQを絞り込む「ウィザードFAQ」、FAQ作成時の承認フローの効率化、CSVファイルの一括インポート/エクスポートが可能な「FAQ管理」などがある。「サイトの使いやすさの向上」機能には、Webサイトに公開したドキュメントを検索し、プレビュー閲覧が可能な「ドキュメント検索」、スマートフォン、フィーチャーフォンに最適化した画面表示が可能な「マルチデバイス対応」などがある。また、「コンテンツ作成効率と品質向上」機能としてはWebフォームやメールによる問い合わせが管理でき、同一ユーザーからの問い合わせの自動ひも付けや、問い合わせ前のFAQサイトでの行動履歴が確認できる「お問合せ管理」、FAQの閲覧数などの統計データや、検索キーワードを多角的に分析し、グラフ化して顧客と企業のギャップを可視化する「レポート分析」がある。

オウケイウェイヴ
http://www.okwave.co.jp/

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視覚と聴覚をハッキング、現実と仮想の境界をなくすSRシステム(代替現実)がもたらす未体験ゾーン [Web広告研究会セミナーレポート] | Web担当者Forum

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Web広告研究会セミナーレポート

この記事は、公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会が開催およびレポートしたセミナー記事を、クリエイティブ・コモンズライセンスのもと一部編集して転載したものです。オリジナルの記事はWeb広告研究会のサイトでご覧ください。

第四回東北セミラボ最後の講演では、独立行政法人理化学研究所脳科学総合研究センターの藤井直敬氏が登壇。現実と仮想の境界をなくす、SR(Substitutional Reality)システムの研究成果を発表し、これまでにない新たな体験の世界へと参加者を引きこんでいった。

本当の意味での仮想的現実空間を実現するSR

藤井直敬氏
独立行政法人理化学研究所
脳科学総合研究センター
適応知性研究チームリーダー
藤井 直敬氏(M.D.,Ph.D.)

はじめに、脳科学の研究を行っている藤井氏は、研究の3つの大きなテーマとして「Social Brains」(社会的な脳機能を知る)、「Brain Machine Interface」(脳と機械をつなぐ仕組みを作る)、「Substitutional Reality」(SR:代替現実技術の開発)を挙げ、今回の講演テーマであるSR技術について解説していった。

日常のなかで、PCを操作したり、テレビやDVDを鑑賞したりするなど、デジタルコンテンツを鑑賞するときにはフラットスクリーンを見ることになるが、デジタルコンテンツの消費は、ほぼすべてがモニターであるフラットスクリーン上だけで行われており、それを拡張することは今までできていなかった。このような状況を藤井氏は不満に感じており、高校時代に観たSF映画「トロン」のように、仮想のデジタルの世界と現実世界の垣根を取り払うことができないかと考えたという。

「トロン」以外にも、仮想世界と現実世界を行き来する映画は非常に多く公開されてきたと話す藤井氏は、一方でこれらを実現するテクノロジーが現実にはないことを指摘する。現実と仮想の境界をつなげることがVR(Virtual Reality)研究やAR(Augmented Reality)研究の目的の1つだが、必ずしもうまくいっているとはいえないというのだ。

AR研究は、実は1960年代からヘッドマウントディスプレイとCGを使って行われているが、研究は50年近く経った現在でも大きく進化しておらず、臨場感は増しても、仮想世界の中に現実を作ることはできていないという。VRやARでは、どこかで仮想世界であることが意識されてしまっており、仮想世界を現実と感じることはできないと藤井氏は説明する。

一方で、SRは「視覚と聴覚をハッキングして、好きな情報を流し込み、それを現実として体験させるシステム」だと藤井氏は話す。SRでは、「Alien Head」と呼ばれるヘッドマウントディスプレイが使われ、体験者はまずフロントにあるカメラ越しに周りの風景を見る。

その時点では、Alien Headを装着するときと同じ風景が見えているので、体験者は現実をそのまま見ていることになる。そこで、あらかじめ体験者の頭と同じ位置から撮影されたパノラマカメラの過去の映像から、現在の頭の角度などを検知して映像を切り取って流せば、体験者は過去の映像を現実と感じるようになる。過去の映像と現実の映像を上手く切り替えることによって、同じ背景の中でさまざまなコンテンツを操作できるようになるのだ。

SRシステムの概念図
SRシステムの概念図。ヘッドマウントディスプレイのカメラから送られるリアルタイムの映像と、あらかじめ撮影された過去の映像を切り替えることで、被験者に過去を現実として体験させる。

SRの実験から見る現実と仮想がシームレスになる理由

藤井氏は続けて、「非常に簡単な仕組みだが、SRの体験者は現実と仮想の区別が付かなくなる」と実験の様子を説明する。

図a
図a
まず実験室に被験者が入ってくる様子を密かにパノラマカメラで撮影したうえで、被験者にはAlien Headを装着してカメラがあった場所に座ってもらう。
図b
図b
最初はカメラを通して現実の世界を見ているが、次に「痛くないですか?」などと話しかける過去に撮影した映像を流す。すると、被験者は映像が過去のものになったことに気づかず、現実で話しかけられたと思い、声のする方向へ自然に返事をする。
図c
図c
次にAlien Headに流す映像を、図aの時点で撮影した被験者が実験室に入ってくるときの映像に差し替えると、被験者は現実にいるはずの自分の姿を見て非常に驚く。ここにきて被験者は、現実の自分の姿を見ることはありえないので、何らかの操作が行われていることに気づく。
図d
図d
疑問を感じた被験者は、見ている映像は操作が行われているものだと警戒するが、研究者が実験の種明かしのため目の前に現れると、再び現実に戻っていると感じる。しかし、これも過去の映像が投影されているので仮想(嘘)の世界であり、藤井氏は「嘘を体験させた後にもう一度だますことができるのは、これまでのVRやARではできなかった」と説明する。
図e
図e
さらに、別の場所から研究者が現れて「さっきのは嘘で、今が本当」などと説明すると、体験者は混乱し、現実と仮想がまったくわからなくなってしまうという。このように、過去と現実をうまく組み合わせることによって、人の現実のなかにさまざまなコンテンツを差し込むことができる技術は、これまでにはない技術だと藤井氏は説明する。

こうしたSRの実験は、これまで100人以上が体験したが、ほとんどの人が現実と仮想の違いを認識できず、もし、実験内容を知っているセミボラの来場者が体験したとしても、一連の流れの中で現実と仮想の区別がつかなくなるという。

続いて、藤井氏は実験の様子を映した動画を上映し、被験者が現実と過去の映像を判断できなくなる様子について説明を続ける。SRの実験概要を説明した動画は、Webサイトでも公開されており、よりわかりやすく実験内容を理解できる。

SRは、現実と仮想の間をシームレスにつなぐことを実現している。VRやARは現実と仮想の間に大きなギャップがあったが、SRは現実であると信じている気持ちのまま仮想に移行し、疑うことができない。現実とはみなさんが信じているものであって、それを疑うことがなければ何でも差し込むことができる

現実と仮想の違いを確認する唯一の方法は自分の体を見ることで、多くの被験者が自分の手を見ることで現実を見ていると安心できた、と藤井氏は話す。また、猿にSRの実験を行ったことを明かし、普段は自分の手を見つめるようなことはない猿が、現実と仮想がわからなくなったときに自分の手を見ようとしていたことも明かした。

ただし、自分の手を見る被験者に対しても、クロマキーなどの技術を使えば、簡単に過去映像の中に現実の自分の手を映し出すことができるため、SRでは自分の手が見えたからといって現実とは限らないと藤井氏は説明を続ける。また、過去と現実を同時に見せたり、映像の一部分や特定の場所だけを過去映像にしたりし、そのほかを現実にするといった見せ方も可能だという。

SRは時間と場所を飛び越えられる

SRに似ている技術として藤井氏は、TELEXISTENCE(遠隔臨場感)の技術を例に挙げる。TELEXISTENCEは遠隔にあるロボットを操作したり、カメラによる視覚を得たりできる技術で、原発などの危険な場所での作業を行う際にも使われている。しかし、TELEXISTENCEが違う“場所”の視覚を得ることができるのに対し、SRは“場所と時間”が違う視覚を得ることができる点が異なると藤井氏は説明し、「SRは時間と場所をジャンプできるもので、一種のタイムマシンに近い装置と考えてもよい」と話す。

SRは心理実験に使おうと思ったが、あまりにも上手く実験が成功したので、アートやエンターテインメントの世界で活用している」と話を続ける藤井氏は、実際にSRを活用した事例をいくつか紹介した。

1つは、2012年8月に東京の日本科学未来館で行った「MIRAGE」というイベント。1回約10分のダンスパフォーマンスをSRで体験したり、実際のステージと体験者の映像を同時に観覧したりできるイベントで、現実のダンサーとあらかじめ撮影されたダンサーが入り混じってパフォーマンスを行うものだ。このイベントでは、SRの体験者だけでなく、ステージと映像の両方を見ている観覧者も映像のほうに引っ張られて、現実のステージに違和感を覚える現象も起きていたという。

また、同じ体験をしたにもかかわらず、上演後はそれぞれが異なる観測を行っており、それぞれの主観で感想を述べていたことから、藤井氏は「やはり絶対的な現実というものはなく、私たちは主観的な現実しか持ち合わせることができないということを再確認できた」と説明する。

2012年9月には、東京ゲームショウでソニーのヘッドマウントディスプレイとコラボレーションし、ブースに案内してくれた女性がゾンビに変身して襲ってくるという体験を提供している(HMZ没入快感研究所「実験内容」)。

SRは、カメラを通して現実を見せているので映像のクオリティが下がり、過去の映像と同じクオリティになっているため、切り替わったことに気づかれないから成功している。実際の視覚の中に過去の映像を流しても、クオリティの違いですぐに気づかれてしまう」と話す藤井氏は、現実の情報のクオリティを下げることで過去の情報を差し込むことができると説明し、どこまで現実感を保ちながらクオリティを下げられるか、実験をベクタの線画で行った動画も上映した。

現実の画像クオリティを下げ、仮想との差を小さくすると過去映像との違いに気づきにくくなる
現実の画像クオリティを下げ、仮想との差を小さくすると過去映像との違いに気づきにくくなる

線画の状態でも現実感は作れると説明する藤井氏は、現実を操作するためには画質や装置のスペックは関係なく、体験者を信じさせて、信じられる情報を差し込むことが重要だと話す。たとえば、線画ではなくポスタライズした映像を現実とすることで、アニメの世界を現実に表現できるようになる。背景が現実のままアニメのキャラクターが登場しても違和感があるが、背景を変えてアニメのようにフィルタをかけることによって現実感を作り出すことができるというわけだ。

エンターテインメント分野の発展に期待

SRの活用例として、藤井氏は結婚式や卒業式などのイベントをパノラマで撮影することで、後からそのイベントを体験する例を挙げている。また、限られた一部の人しか体験できないことをパノラマ映像としてアーカイブすることで、誰もがその体験を共有できる可能性があることも示唆した。

今後のSRの展開については、「実験も行っていくが、エンターテインメントとして何かをやっていきたい」と藤井氏は話す。SRを体験できる装置をパッケージ化したポッドを作り、プリクラのようにさまざまな人が体験できるように提供したり、ゲーム機とヘッドマウントディスプレイを使ったコンテンツの制作も考えているという。

自分が夢見たSFの世界を誰も作ってくれなかったので、分野が異なる神経科学者の自分がなぜかSRを作ることになってしまった。SRができたことによって、自分の夢はだいぶ現実に近づいたと思っている」と藤井氏は話し、SRの今後の発展を感じさせながら第三部の講演を終えた。

本間充氏
Web広告研究会
代表幹事
本間 充氏

また第三部終了後は、最後の挨拶としてWeb広告研究会代表幹事の本間充氏が登壇。今後もさらに進化した活動を行っていくことを示した。

今日は東京や大阪、そして東北から多くの人が参加してくれて、この活動を続けられていることが非常にうれしいと感じている。今日は、アカデミックなものから新たなビジネスに関するもの、牛たんに関するゆるい議論など、バラエティに富んで非常によかったと思う。秋には第五回東北セミボラをやりたいと考えているので、今日の感想やこんなセッションをやってほしいといった希望をぜひ聞かせてほしい。

この記事は、2013年4月5日に開催されたWeb広告研究会、第四回東北セミボラのレポート第三部です。

オリジナル記事はこちら:「視覚と聴覚をハッキング、現実と仮想の境界をなくすSRシステム(代替現実)がもたらす未体験ゾーン」2013年4月5日開催 第四回東北セミナーレポート(3)

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オリジナル記事:視覚と聴覚をハッキング、現実と仮想の境界をなくすSRシステム(代替現実)がもたらす未体験ゾーン [Web広告研究会セミナーレポート] | Web担当者Forum
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新人SEO担当者向け27個の“べし・べからず”リスト など10+4記事 [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum

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タイトル画像:国内&海外SEO情報ウォッチ

「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、
国内と海外の検索マーケティング関連情報を
さらっとまとめて毎週金曜日にお届けします。

今週のピックアップ

新人SEO担当者向け27個の“べし・べからず”リスト
★★★★☆グーグルにも同じことが言える(Bing Webmaster Blog)

SEOを担当するウェブマスターとして「注意を払うべきこと」と「避けるべきこと」のリストを、Bingのウェブマスター向け公式ブログが紹介している。

ウェブマスターが注意を払うべき要素
  • titleタグ
  • meta descriptionタグ
  • きれいなURL
  • 画像とalt属性
  • h1タグ
  • rel="canonical"
  • robots.txt
  • サイトマップ
  • ソーシャルで共有できる手段の提供
  • 独創的なコンテンツ
  • 深く掘り下げたコンテンツ
  • 訪問者の期待にマッチするタイプのコンテンツ(テキスト、画像、動画など)
  • ユーザビリティを兼ね備えた表示速度(ある程度までは速いほど良いが、ユーザビリティや利便性を犠牲にしてはならない)
  • クローラビリティ(「発見のしやすさ」のこと。すべてのコンテンツを検索エンジンが確実に入手できるようにする)
  • ニュース検索(ニュースサイトを運営しているなら登録する) ※筆者注:Bingならこちらのフォームから、グーグルならこのフォームから、ニュースサイトとして登録申請できる
ウェブマスターが避けるべきこと
  • meta keywordsタグ(利用するなら簡潔に関係のあるものだけにする。ただし、たいしたランキング要因にはならない)
  • 重複URL
  • あまりにも長いURL(何文字以上という区切りがあるわけではないが、目にしてうんざりしたことがあるはずだ)
  • クローキング(意図にもよるが、リスクを伴う施策であることは間違いない)
  • リンク購入
  • リンク販売
  • リンクファーム・いいね!ファーム
  • 3方向リンク
  • 重複コンテンツ
  • ソーシャルメディアの自動フォロー

それぞれの項目について、なぜ注意すべき・避けるべきなのかや、そもそもそれが何なのかまでは詳しく解説していないが、自分が行うべき仕事をざっくりと把握するには良いリストだ。

Bingに固有なことではなく、グーグルをはじめ検索エンジン(とユーザー)のためを考えたサイト作りにはどれも大切なことだ。参考にしてほしい。

日本語で読めるSEO/SEM情報

ExcelとGoogleアナリティクスでできる、キーワードとランディングページのクロス分析
★★★☆☆これは実践的で使える(SEOマニア:平成のねずみ小僧)

GoogleアナリティクスとExcelを使ったオーガニック経由のランディングページと流入キーワードのクロス集計のやり方を、こちらの記事では解説している。

記事の解説に従うと、Excelでランディングページと検索キーワードの組み合わせごとに、各種指標をチェックできるようになる。

SEOの成果を社内でレポートするときの裏付けデータや、今後の改善のヒントとして活用できそうだ。

こちらのブログは最近登場したばかりだ。サイト名の「SEOマニア」が示すようにマニアックなコンテンツが多い。しかしただ単にマニアックなのではなく、実務に使えるノウハウを提供しているところが目を引く特徴だ。長きに渡る活躍に期待したい。

スタートアップのSEOが失敗する4つの理由と成功させる3つのポイント
★★★★☆スタートアップに限らず有用な記事(Find Job ! Startup)

辻正浩氏が、スタートアップ企業のSEOについて綴った寄稿。ウェブ系のスタートアップが失敗する4つのポイントと成功する3つのポイントを挙げている。

失敗する4つのポイント

  • 似たサイトの施策を真似ても上手くはいかない
  • 大企業とスタートアップで大きく異なる「期待効果量」と「施策」のズレ
  • SEOに十分な予算を組まない
  • スタートアップのSEO経験を持った人が少ない

成功する3つのポイント

  • 常識外の成果をSEOで上げる”改善スピード”
  • Webサービスの価値をSEOに活かす
  • 検索エンジンからの認識の重要性

記事テーマのとおりスタートアップに限定されたものも確かにあるが、一般サイトの運営管理に通じることも多い。ウェブ担当者としてぜひ読んでおきたい。

「当社のSEOは安全です」はどこまで信じていいのか
★★★☆☆根拠のない自信に引っかからないように(SEOとその周辺)

SEO会社がうたう「当社のSEO施策は安全です」が、どこまで安全なのか(安全でないのか)を突いた記事。

安全性(逆の言い方をすると危険性)を4つに分類して説明している。

  • Googleのガイドライン違反を全く冒さない
  • Googleのガイドライン違反を行うが、警告を受けた場合の対応策がある
  • Googleのガイドライン違反を行うが、違反であることを極力隠す
  • Googleのガイドライン違反を行うし、違反であることを隠しもしない

下に行くほど危険度が高い。

無責任あるいは無知から「当社は安全です」と声高にアピールするSEO業者が存在するのは事実だ。うっかりそうした業者を使ってしまうことがないように、ウェブ担当者自身のSEOに対する知識力と判断力が求められる。

プレスリリースのリンクにはnofollowを付けるべし、とグーグル。
★★★☆☆SEO業界の有識者は批難(ウェブマスター ツール ヘルプ)

グーグルはリンクプログラムに関するヘルプを更新した。

アドバトリアル(広告記事)やプレスリリースからのリンクを、不自然なリンクとしてみなすことがあると新たに加えた点に特に注目したい(そのほかにも重要な変更があるので、新しいヘルプには必ず目をとおすように)。

アドバトリアルプレスリリースのリンクをグーグルのマット・カッツ氏が問題視していることを、このコラムでもピックアップしたことがある。

グーグルのジョン・ミューラー氏は、この変更に関して、プレスリリースは広告とほぼ同等であり、リンクには原則的にnofollow属性を付けるべきだともコメントしている(マット・カッツ氏は、アドバトリアルのリンクにnofollowを付けるように指示していた)。

リンクを集るために、想定外のやり方でさまざまなサービスをサイト管理者たちが乱用している現状に、グーグルは手を焼いていると思われる。アルゴリズムだけでは適切に処理することは実質的に不可能であろう。そのため警告の意味も込めて、nofollowをとにかく付けなさいと注意を喚起しているのかもしれない。

こうしたグーグルの動きに対して、渡辺隆広氏が次のようにツイートで反応している。

渡辺氏のようにSEO業界に長い間身を置いていると、そう感じるのだろう。もっともなことだ。

ただグーグルの立場も理解(同情?)できなくはないので、素直に従うしかないのかなとも感じる。

いずれにせよ、一貫性・透明性はより高めてもらえると助かるのは、そのとおりだ。

思わず唸ってしまう、地域系ポータルサイトでオリジナルコンテンツを作る必殺技
★★★★☆その手があったか!(zetta (@zetta_segment) on Twitter)

地域系ポータルサイトを運用するときに立ちはだかる最も高い壁の1つが、各地域のページに載せるオリジナルコンテンツの作成だ。

地域名や場所くらいではほとんどコンテンツにならない。説明文の固有名を変えただけでは重複コンテンツになってしまう。その場所に詳しくない限りは、どんな特徴があるのか知っているはずがない。写真を撮るにしてもわざわざその場所に足を運ばなければならない。

地域ごとにユニークで価値のあるコンテンツを作ることは重要だ。それがわかっていても、実行は簡単ではない。

そこで、こちらのツイートで紹介されている方法を試してみてはいかがだろうか?

「その手があったか!」と唸ってしまいたくなる、気付きそうで気付かなかった方法だ。

SEOという観点では写真などの素材を借りるだけでは厳しいかもしれないが、(情報を発信したいと考えている)地域の人たちの協力を得てコンテンツを増強していくのは、王道だ。

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

スマホサイトで気を付けたい要因を挙げた記事とECサイトの重複コンテンツ回避策を取り上げた記事を今週はピックアップ。

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
  • 米国以外の40カ国でもGoogleはウェブスパムと戦っている
  • 記事を使い回す上手な方法
  • リンク否認の送信は、リンクが削除されてからするべきか
  • スラッシュが2重になるURLの対処方法
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
  • 今週はナシ

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

米国以外の40カ国でもGoogleはウェブスパムと戦っている
★★★★☆国境を超えた戦いにグーグルは勝利できるか?(Google Webmaster Help on YouTube)

世界中の国、たとえばインドでも、グーグルのウェブスパムチームは、米国でやっているのと同じ手段でスパムに対抗しているのですか?

こうした質問に、グーグルのウェブスパムチームのリーダーであるマット・カッツ氏が答えた。

ウェブスパムチームには2つのチームがある。1つはアルゴリズムで(自動で)ウェブスパムに対応するチーム、もう1つは手動でウェブスパムに対応するチームだ。

どちらも世界中で活動している。もちろんインドをはじめすべての言語で、リンクスパムだろうがキーワードの乱用だろうが、可能な限り対応に取り組んでいる。そういったアルゴリズムを国際化しようと、できる範囲内で間違いなく試みている。

同時に、ハイデラーバード(インドの都市)にいる人たちみたいに、英語以外のスパム、.comドメイン名のサイトだけじゃなく.inドメイン名のサイトと戦っている人たちもいる。世界中に拠点をおいて、40か国の言語でスパムと戦える人材をそろえているんだ。

もっとも、.comドメイン名の米国での英語のスパムばかりに注目が集まってしまうのは、そのとおりかもしれない。というのは、フランス語やドイツ語など固有の言語を、どのエンジニアも話せるとは限らないからだ。

でもスパム対策を国際化していこうと僕たちが試みていることは間違いないことだ。

“最適”だとは言えない検索結果や、普通に考えて“悪い”検索結果を見たら、スパムレポートを送信するか公式ヘルプフォーラムで伝えてほしい。あるいは遠慮せずに僕にツイートして構わない。

僕たちにも関心があることだし、絶対に良くしていきたいからね。

日本(語)にも、もちろん対応したウェブスパムチームが存在する。

記事を使い回す上手な方法
★★★☆☆ガイドライン違反です(WebmasterWorld)

ウェブサイトや記事投稿サイトで記事を使い回したい。

調子を変えて使いまわすつもりだが、いいやり方があったら教えてほしい。

こうした質問がWebmasterWorldフォーラムに投稿された。

フォーラムのモデレータが次のようにコメントした。

やりたいようにやればいい。

記事を使い回して金稼ぎしているやつらもいるが、そういったやつらは、通常よりもずっと早くグーグルにペナルティを与えられがちだ。

だから長期的なビジネスモデルを確立したいなら、使い回しは良い方法としては推奨しない。ルールを破ってその結果起こる影響を気にしないのであれば、記事の使い回しはアリかもしれないけどな。

本人が自覚しているのかどうかはわからないが、基本的にホワイトハットなSEOを扱うWebmasterWorldで、こんな大それた質問をするとはたいしたものだと筆者は思った。

いずれにしても、記事の使い回しは良くない。検索エンジンに対してもそうだし、微妙に違うだけで、言っていることが結局同じコンテンツをあちこちのサイトで見せられることはユーザーにとっても迷惑な話だ。

「リライト」に名を借りた記事の使い回しはグーグルのガイドラインに違反する行為になり、検索ユーザーにも不利益を与える。あらためて認識しておこう。

リンク否認の送信は、リンクが削除されてからするべきか
★★★☆☆処理が速くなることはない(Google Webmaster Help Forum)

不自然なリンクを否認したい。不自然なリンクがあるページが削除されるのを待ってから、否認ツールを使ったほうがいいのか。

公式ヘルプフォーラムで挙がったこうした質問に対して、グーグルのジョン・ミューラー氏が次のように説明した。

リンクしているページ(またはそのページにあるリンク)を削除したとしても、否認ツールでそのページのURLがより早く処理されることはないと思う。

したがって、「すでに削除された」か「すでに修正された」ことがわかっているURLは、否認ファイルのリストに入れる必要はないだろう。

簡潔に言えば次のようになるはずだ。

  • 否認ツールを使うのに、そのURLのページが削除されるのを待つ必要はない

  • 削除したページのURLを否認する必要はない

スラッシュが2重になるURLの対処方法
★★☆☆☆もしものときのために(WebmasterWorld)

URL中の「/」(スラッシュ)がアクセス解析ツールで2重にレポートされてしまう現象がある。たとえば、次のURL例で太字強調した部分のように表示されるのだ。

www.example.com//index.htm

この対処方法をWebmasterWorldで見つけたので、ここで紹介する。

「/」が1つの正常なURLに301リダイレクトで正規化するには、Webサーバーの.htaccessで以下のように指定する。

RewriteCond %{THE_REQUEST} [^:]//+
RewriteRule ^(.*)$ /$1 [R=301,L]

WebmasterWorldで紹介されていたものはそのままでは多少問題があるので、.htaccessに記述して正しく動作するように修正したバージョンが上記のものだ。

グーグルの検索結果でも「/」が二重で表示された例を数件、筆者は覚えている。原因がわからないことも多い。強制的に正常なURLに直す方法を知っておけば、もし同じ現象に遭遇してしまったときに役立つだろう。

SEO JapanSEO Japanの
掲載記事からピックアップ

前回から更新がないので今週はピックアップなし。

    この記事の筆者
    ユーザー 鈴木 謙一 の写真

    鈴木 謙一(すずき けんいち)

    フリーランスのインターネットコンサルタント。アメリカを中心としたSEO/SEMのコアな情報を日本に持ち込み、「海外SEO情報ブログ」で“海外SEO”のブランドを確立。サーチエンジンマーケティング専門ソーシャルニュースサイトSphinn(スピン)の公式日本版であるサービス「Sphinn Japan」立ち上げメンバーでもある(Sphinnの本家はMarketing Landとなり編集記事中心へと路線変更している)。

    現在は、株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役コンサルティングアドバイザーとして、SEOの情報収集やトレーニング、海外のSEOカンファレンス参加などを通じて正しいSEOの普及に取り組んでいる。

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    オリジナル記事:新人SEO担当者向け27個の“べし・べからず”リスト など10+4記事 [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum
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    ECビジネスを3日間で創造、日本のクラフトマンシップを世界に広げた「Startup Weekend Tokyo E-Commerce」 [イベント・セミナー] | Web担当者Forum

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    あなたを起業家にする54時間

    週末の3日間を使い、eコマースに関連する起業のアイデアとその実現プロセスを競い、起業にチャレンジする「Startup Weekend Tokyo E-Commerce ~日本の“クラフトマンシップ”を世界中に広げるECを起業せよ!~ Special Sponsored by 無印良品」が、東京のKDDIセミナールームで7月5日から7日にかけて開催された。

    我こそは、という起業意欲に溢れる人々が集い、金曜の夜から日曜にかけての54時間、チームを組み、起業にチャレンジし、それを審査員がジャッジするという実践的カリキュラムだ。参加者の面々は、「いずれ起業したい」「会社外で起業に意欲的な人脈を作りたい」と考えている会社員の方が大半を占めていたが、フリーランスのほか、すでに起業しているものの改めてスタートアップに取り組みたいと考える参加者もいた。

    3日という短い期間で参加者がチームを組み、試行錯誤し、ビジネスアイデアを生みだしていった。総勢16チームが起業のアイデアを生み出す、そのプロセスは企業のWeb担当者としても参考になるだろう。3日間の模様をレポートする。

    「スタートアップすることだけ」を真剣に考える3日間

    Startup Weekend(以下、SW)とは、米国カウフマン財団が支援する、世界最大規模を誇る起業家支援コミュニティ。日本での活動は「特定非営利活動法人Startup Weekend」が支えており、世界112カ国、526以上の都市で通算1200回以上開催され、参加者は延べ11万人以上に上る。

    通常、SWでは特定のテーマを設けないが、今回は「無印良品」ブランドを展開する良品計画のスポンサードのもと、「日本のクラフトマンシップを世界に広げるe コマースを起業せよ」をテーマに、eコマース関連の起業アイデアを競った。イベントの企画・プロデュースは、ネットイヤーゼロとStartup Weekend東京。

    SWは懇親会から始まるのが恒例だ。初対面の参加者同士が食事しながら打ち解けようという趣旨であり、リラックスした会話とこれから始まるワークショップへの期待感に、会場は一気に熱気に包まれた。なお、参加者は事前に、「hustler」(プロデューサー、企画・マーケティング担当)「hacker」(プログラマ、エンジニア)、「Designer」(ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー)の3つの職種に分けられている。

    プログラム本編がスタートすると、ファシリテーターを務めるSW日本法人 理事長の李東烈(DongYol Lee)氏が登場し、本イベントの趣旨を伝えつつ、「みなさんは、“スタートアップするためだけ”にここに集まりました。そして最終日にジャッジされます。真剣に起業してみて下さい」と参加者に渇を入れ、モチベーションを引き上げた。

    さらに、スペシャルスポンサーである、良品計画 WEB事業部長の奥谷孝司氏からもエールが送られた。

    SW日本法人 理事長の李東烈氏(左)と良品計画 WEB事業部長の奥谷孝司氏(右)

    次に始まったのは、「HALF-BAKED」というゲーム形式のワークショップ。李氏が参加者をランダムに数人のグループにまとめ、好きな単語を発表させていく。「ビキニ、ミカン……」など、参加者が思いつくままに発した単語が次々とボードに貼り付けられると、2つを組み合わせて、これから起業する会社のウェブサイトのドメインを作ると李氏は説明する。たとえば、「bikinimikan.com」といったドメインおよび会社名になる。

    続いて、できた社名からビジネスモデルを想像して作りだし、1分ピッチ(アイデア発表)の準備が進められた。ピッチの構成は、「自己紹介」「あなたが解決すべき問題」「その解決法」「そのために必要なもの」の4つ。

    いつもDOINGが先でUNDERSTANDINGは後!(李氏)

    李氏は、参加者たちにハッパをかける。SWは机上の空論ではなく、あくまでも社会に届くサービスで起業することを想定した実践のイベントなのだ。

    1分間のピッチには74名が参加し、アイデアがない人は発案者の話を聞いてまわり、各人が自分の参加したいプロジェクトに投票する。表面的には楽しいディスカッションに見えるが、自分のアイデアの生き残りを賭けた真剣勝負が始まっている。投票が集まらなければ、他のアイデアを持った人と交渉をしたり、似通ったアイデアの人に相談を持ちかけたりする。良質なアイデアや人の心をつかむ話術を持った人だけが生き残る激しい生存競争が展開される。

    これはまさにスタートアップのプロセスであり、SWを体験する醍醐味の1つ。投票の集まらない人は他のチームに合流するなどし、結果、十数のチームに集約された。

    1分間ではアイデアは説明できません。まずは、ソリューション(問題解決手法)の説明ではなく、聴く人の気持ちを動かすことが重要です。いかに聴く人に興味を持ってもらうか。自分が解決しようとしている課題に対しどこまで共感を集めるか。発表の後、人が集まって来なければピッチする意味はありません(李氏)。

    70人以上が発表を行うと、ほとんどのテーマは記憶に残らない。参加者たちは、ピッチのポイントと厳しさを知ることになった。初日は行われたのは、チーム内での役割を決めるところまで。チームメンバーの役割は、CEO、顧客開発責任者、プロジェクトマネージャーなどだ。2日目には本格的なブレストが始まる。

    会議室を飛び出し、実践で得た知見からプランを再構築

    2日目の活動は、午前9時の朝食から始まり、いよいよ本格的なブレストへと移っていく。

    各チームは、初日のピッチの内容をベースにターゲットや市場、収益について話し合い、ビジネス化の仮説を立て、検証の時間に入る。特に重要なのが「あなたの顧客は見つかりました?(SERCH FOR YOUR CUSTOMERS)」というポイントだ。具体的な顧客の課題をリストアップし、それは本当に顧客が欲していることなのか、街に繰り出し、通行人や業者の人に直接聞いて確かめなくてはならない。実際に顧客は存在するのか、机上の議論にとどまらず、各チームがヒアリングやインタビューに繰り出す。

    調査を行うと、考えたサービスを必要だと考える人が少なかったり、課題と捉えていたことがあまり問題視されていなかったり、逆に予想していなかった問題解決の依頼をされたりするなど、参加者は今まで自分のなかだけで練っていた仮説がいかに現実とずれていたのかを実感することになる。冷静に考え直してみると、類似サービスの存在、収益性の乏しさなどの課題が次第に明らかになっていく。

    昼休みに入ると、ユーザーヒアリングの結果をまとめて、プランの再構築に入る。午後には、この日来場したコーチ(メンター)に各チームが起業プロジェクトの概要を説明するコーチ・テーブルが設けられた。コーチ陣は次の通り。

    • 秋山智紀氏(投資家)
    • 宮川耕氏(株式会社コラボ代表取締役)
    • 勝部健太郎氏(UNIT_ONE代表)
    • Tim Romero(株式会社Engine Yard代表取締役社長)
    • 倉重宜弘氏(取締役 at Netyear Zero, Inc.)
    • 佐々木浩史氏(Incubate Fund)

    コーチは各チームを回りながら、議論の様子を見て意見を述べたりアドバイスをしたりする。フィードバックをもらった参加者も、それを受けてプロセスを練り直す作業が続いていく。2日目の午後になると、初期の事業モデルから方向転換するチーム、実現の困難さにメンバーと意見が合わなくなるチーム、頓挫しそうになっているチームなど、悪戦苦闘する姿が見られるようになる。

    5分間の勝負に向けラストスパート

    3日目の日曜日は、午後5時からの最終プレゼン「FINAL PRESENTATIONS」を目指し、各チームは時間と戦いながら準備を進める。プロジェクトの実現性を考慮して、初期アイデアを捨て、大胆に方向転換するチームも出てきている。メンバーはデザイナーに製品やサービスのUIイメージを伝えて試作品を作る。リーダーはビジョンやキーワードの再確認を行いつつ、プレゼン資料を作成し、シミュレーションを行う。

    昼食を過ぎると、各チーム全力疾走の体勢に入る。プレゼンに向けた本格的な準備に集中する雰囲気となり、最終目標に向かって突き進む各チームの一体感は、SWの醍醐味の1つだ。そして最終プレゼンが始まる。

    審査員は、良品計画 WEB事業部長 奥谷孝司氏と、WEB事業部 WEB制作(兼)コミュニティ担当 川名常海氏、ネットイヤーグループ 代表取締役社長兼CEO 石黒不二代氏、ウィズグループ 代表取締役 奥田浩美氏の4名。

    最終プレゼンの採点方法は、「CUSTOMER VALIDATION(顧客検証)」「BUSINESS MODEL(製品やサービスに関する事業戦略や収益構造)」「EXECUTION(実践度合い)」の3項目で各1~5点の15点満点方式。全16チームの最終プレゼンが始まり、審査員からの質問・指摘に対してプレゼンターが回答していく。

    オフラインを取り入れたQRコード付き商品ポスター「WALLMART」

    審査の結果、優勝を獲得したのはQRコードを活用した商品ポスターの「WALLMART(ウォールマート)」。マーケティングから商品発送まで1セットで手掛ける。

    QRコードが付いた商品ポスターをコンサートやイベント会場の壁に貼るというだけのサービスです。音楽業界で、CDやDVDの売り上げが減っているなか、コンサートの収益は上がっています。我々は音楽業界をサポートしたい。ライブ直後に会場に(QRコード付き)ポスターを貼り、熱気が冷めないうちにホットなファンにグッズを売ることを目指します。これは在庫リスクが小さいサービスです。リサーチしたところ、そういったサービスなら商品を出したいという顧客がいました。決済はQRコードで行います。

    応用編としては、貼り出す広告媒体をショップに変えていきたい。たとえば、通勤時に購入しても重いものを持たずに済む。(旅行で訪れた際)ご当地のものをクラフトマンシップが壁に貼るだけで購買につなげられます。

    評価ポイント

    審査員からは、ECでありながらオフラインの顧客に働きかける要素が評価された。コンサート会場なら音源も売れるだろうと、審査員満場一致での1位となった。一方、参入障壁が低いビジネスモデルであり、競合との差別化をどのように図っていくのか、ビジネスをどのように持続していくのかといったことが指摘された。

    優勝した「WALLMART」のチームメンバーは、「初日のプレゼンではあまり反応がなかったのでビックリしました」と、会場の反響とプロフェッショナルである審査員の着眼点の違いに戸惑いを隠せない様子だった。また、SWを経験したメンバーが複数いたことも同チームの特徴だ。前回の反省から、毎月勉強会を開催するなど、再挑戦に向けてモチベーションを高めていたことがうかがえる。

    準優勝および特別賞は次の通り。

    準優勝:子供服のECサイト「fanty」

    日本では子供衣料代が親の服の1.3倍の価格となっています。そこで、子供服専門のセレクトショップを作りたい。子供向けのデザイン雑貨を1か所で購入できるサービスがありません。1か所で良いものを選んで日本語のプラットフォームで売ろうと考えています。商品のデザイン性にはこだわります。さらに、職人、デザイナーのモノづくりに関わるストーリーを伝えたい。ティザーサイトもFacebookページもすでに作り、スタッフも揃えています。

    評価ポイント

    ティザーの完成度が高く、審査員の中で特に女性票が多かった。無印としても参考にしたい。

    特別賞:ライフスタイル軸の定期購読サービス「DOYA」

    コンセプトは“世界中の素敵な人のライフスタイルを届ける”です。モノではなく、素敵な人とその人のライフスタイルに注目し、シェアします。ターゲットはブロガー、そしてブロガーについているフォロワー。ビジネスモデルは世界中の素敵なブロガーに提携し、定期便が届き、お客様に届けるというシステムです。

    評価ポイント

    職人さんは自らを表現することはない。そこで、ブロガーさんたちが商品の良さ伝えるという点を評価した。日本中を巡って伝えられる術が多いところにヒントがあると思う。定期購読は(なかには必要のないものあるので)消費者にとってどうかと思うが、食に関してご当地料理が届くのはすばらしいと思う。

    サラリーマンが失いがちな熱意と力に満ち溢れた3日間

    授賞式の終わりには、審査員を代表して無印良品の奥谷氏が総評を述べた。

    初の参加で、企業側から「日本のクラフトマンシップを広げるEC」というテーマを出したが、そのテーマの意識の度合いにかかわらず、みなさんの「俺の話を聴け!」というパワーは我々サラリーマンにはないものでした。

    発表を聞いて反省したのは、私たちはつい取引先がこちらに寄って来てくれるのが当たり前だと思ってしまいがちだが、それを前提にしないみなさんのプレゼンは、大変示唆に富んだものでした。

    自分が講演をする際、取引先様との関係を「伴走型」と表現していますが、SWは「放牧型」といえるかもしれません。むしろその方が、パワーがあっておもしろいものが出てくるかもしれないと、考え方を柔らかくしてもらった気がします。特に大企業はもっとこういう方たちとの関係を深めてコラボレーションしていくべきだと実感しました(奥谷氏)。

    最後に、ファシリテーターを務めた李氏が「今日も優勝したチームには、SWに何度も参加している人がたくさんいました。繰り返し参加することで起業するスキルはだんだん向上するという証拠です。今年は東京では7回、日本全国で30回、来年は40回開催します。悔しかったらぜひ来て下さい」と参加者に継続的なSWの参加を呼びかけ、授賞式は幕を閉じた。

    ◇◇◇

    54時間にもわたる“耐久ワークショップ”は、とてつもなく長いものに思えたが、終わってみればあっという間の3日間。日常では出会えない様々な人やアイデアと遭遇し、参加者たちは起業のフレームワークを実践できた喜びに満ちていた。

    1人よがりなアイデアではなく、顧客に届くサービスとして成り立つものを短時間で生み出すこと。これは実際のビジネスに当てはめるまでには、まだまだ多くの課題を残すものと思われるが、ワークショップを通して、参加者の意識がスタートアップの「当事者」へと変化したことは確かだ。近い将来、このSWをきっかけに、日本でも世界を変えるスタートアップが生まれ、世の中にインパクトを与えることが期待できるのではないか、そのように感じた3日間であった。

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    NTTコム オンライン、複数サイト運営のWebマーケティングを支援する「Visionalist 7」を提供開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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    NTTコミュニケーションズグループのNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは、企業の顧客接点がマルチチャネル化し、顧客行動も複雑化する中、最適なマーケティング施策判断を行うための機能を強化したWeb解析ソリューション「Visionalist 7」を提供開始する、と8月1日発表した。企業のWebサイトの複数化が進み、マーケティング課題解決の施策の実施に手間がかかるようになってきたため、Webサイトの変化点を発見する定型レポート機能とサイトを横断した顧客行動の分析機能を強化したVisionalist 7を提供することにした。

    Visionalist 7で新たに強化した定型レポート機能は、Web解析業務で必要な基本的レポートを自動的に作成し、エクセル形式のファイルとしてダウンロードできる。マルチサイト分析オプション機能では、複数サイトを横断した分析において「広告分析」「経路分析」機能が利用できるほか、絞り込み条件設定での「通過ページ」「カテゴリ」の指定ができるようになった。ユーザーインターフェースもリニューアルし、「レポート」モードでは分析操作なしにサイトの状況を把握できるようになった。

    NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション
    http://www.nttcoms.com/

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    CXを理解し実践する「カスタマーエクスペリエンスワークショップ」、ロフトワークとSDL Tridionが9/3開催 [ニュース] | Web担当者Forum

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    Webサイト制作のロフトワークと、エンタープライズCMSのSDL Tridion社は、「カスタマーエクスペリエンスワークショップ ~顧客体験の重要性を理解し、実践に~」と題した無料セミナーを9月3日に開催する。

    本セミナーでは、「カスタマーエクスペリエンスとは何か」「どのようにビジネスやWebへ取り入れることができるのか」など、多くの企業が取り組み始めているカスタマーエクスペリエンス(CX)向上のための疑問や課題を、ワークショップを取り入れながら解決する。講師は、アジアや新興企業におけるTridion社の製品営業統括を担当するHans氏(同時通訳あり)や、新しい形のコミュニケーション戦略をプロジェクトに取り入れるロフトワーク 代表取締役の林氏が務める。

    国内外の事例を交えて解説。プログラム後半では来場者とのインタラクティブなディスカッションを通し、実践的な解を考えていく。

    カスタマーエクスペリエンスワークショップ~顧客体験の重要性を理解し、実践に~
    • 日時:9月3日(火)14:30~17:30(14:00受付開始)
    • 場所:loftwork Lab(東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア10F)
    • 対象:「Webサイトのグローバル展開やマルチブランド展開で顧客体験を向上させたい方」「コミュニケーション戦略立案やその実行に関わる方」「SDL Tridionの導入を検討されている方」
    • 参加費:無料
    • 定員:30名
    • 主催:株式会社ロフトワーク、SDL Tridion株式会社
    • 詳細・申し込み:http://loftwork.jp/ja-JP/event/2013/20130903_tridion/summary0903.aspx
    この記事の筆者
    ユーザー 池田真也(Web担 編集部) の写真

    家電量販店の法人通販から、Web担当者Forumの前身である『インターネットマガジン』(2006年5月号で休刊)の編集部へ。休刊までの半年ほど雑誌編集を経験し、Web坦の立ち上げを機にネットマーケティングにかかわりはじめ現在へ。編集兼Web担当者。

    企業のWeb活用が当たり前になったとはいえ、ビジネスの歴史からすればまだ10数年ほど。それを支えるWeb担当者の仕事がもっと世の中に広まり、ユーザーともどもよりハッピーになれれば、と考えている。日朝特撮、海外ドラマ、時代劇、デパ地下好き。一押し平成ライダーはクウガ、ダブル。

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    PR TIMES、日本で初めて「プロカメラマンによる商品撮影サービス」の提供を開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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    リリース配信サービスのPR TIMESは、日本初となる「プロカメラマンによる商品撮影サービス」の提供を8月8日に開始する、と同日発表した。プレスリリースに使用する商品画像をPR TIMESが契約するプロカメラマンが撮影するサービスで、プレスリリース配信サービスを利用中の企業・団体が対象となり、1商品につき1~3カットの写真を撮影してデータで納品する。

    プロカメラマンによる商品撮影サービスで撮影した写真はプレスリリースの画像素材として使用するだけでなく、自社サイトや「Twitter」「Facebook」などのソーシャルアカウントでの投稿用に活用することができる。納品データ形式はJPEGで、撮影価格は1商品あたり一律1000円。撮影可能な対象商品は縦×横×幅30cm以内。1回に申し込み可能な商品数は最大5アイテムまでとなる。

    PR TIMES
    http://prtimes.jp/

    プロカメラマンによる商品撮影サービス
    http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000369.000000112.html

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    アイレップ、デジタルマーケティングプラットフォーム「Marketia」にアフィリエイト運用管理機能を追加 [ニュース] | Web担当者Forum

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    検索エンジンマーケティングのアイレップは、同社のデジタルマーケティングプラットフォーム「Marketia(マーケティア)」におけるアフィリエイトのタグ運用管理ツールとして「Marketia Affiliate TagManager」の提供を開始した、と8月9日発表した。複数のアフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)の成果計測タグを一元管理でき、1つのタグで成果を計測することが可能になるほか、成果計測タグの実装にかかる広告主の負担を軽減して効率的な運用ができるようになる。

    Marketiaはデジタルマーケティング領域において蓄積する情報とデータを分析し、とるべき施策を導き出すインテリジェンスと施策を実現する作業を自動化するテクノロジーを搭載している。Marketia Affiliate TagManagerは、アフィリエイト用に設置する成果計測タグの一元化(Cookie一元化管理)、国内主要ASPのタグ一本化によるリーチ拡張、トラッキングのデータ統合、アフィリエイト経由の成果数の精密な計測、強固なシステムインフラによる安定的な運用が可能などの特長がある。

    アイレップ
    http://www.irep.co.jp/

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    売上高の4割がスマホ経由に、楽天がスマートデバイスのショッピング対応強化 [Web担アクセス数上位ランキング] | Web担当者Forum

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    スポットライトと三井住友カード、共同で全国73店舗で来店・購買促進の新施策を展開 [ニュース] | Web担当者Forum

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    来店促進アプリ「スマポ」を展開するスポットライトと三井住友カードは、両社の加盟店に向けた来店・購買促進の施策として全国73店舗を対象としたキャンペーンを8月21日から実施する、と同日発表した。両社は2012年からO2O(オンライン・ツー・オフライン)市場におけるビジネス拡大を目的とした協業を実施しており、今回のキャンペーンは2012年末に共同で実施した実証実験を踏まえ、本格的な共同展開の第一歩となる。

    キャンペーンの対象店舗は「ビックカメラ」「さくら野百貨店」の全店、「大丸東京店」などで、キャンペーン期間中に来店ポイントが貯まるアプリ「スマポ」で来店チェックインをし、三井住友カード発行のクレジットカードで3000円以上の決済をすると、通常の来店ポイントに加え1000円相当の加盟店共通「スマポポイント」が1000人に当たる。2012年の実証実験ではスマポアプリと三井住友カード両方のユーザーは、購買率と購買単価において、想定以上の購買行動をとり、ポイント獲得目的の来店にとどまらず購買活動においても優良な顧客となりうることが分かっている。

    スポットライト
    http://www.smapo.jp/

    三井住友カード
    http://www.smbc-card.com/

    スマポ
    http://www.smapo.jp/

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