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何が変わった? どう変わる? 担当者に聞いた新広告Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)を理解するためのQ&A [Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)活用講座] | Web担当者Forum

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このインタビューでは以下の情報をお届けします。

Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)は、
スキルや知識がなくても成果を出せる広告。
Yahoo! JAPANでは、誰でも簡単に使える広告を
提供していく。

これは、ヤフー株式会社でYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)を担当する高田徹氏の言葉だ。

2013年1月29日から、Yahoo!リスティング広告はYahoo!プロモーション広告にブランド変更された。インタレストマッチもYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)に変わったが、もちろんこれらは単なる名称変更ではない。既存の広告主や、これから広告に取り組むWeb担当者のニーズに応えるための機能強化である

Yahoo! JAPANの広告はこれからどうなるのか。機能強化や変更点、今後予定されている新サービスについて高田氏に聞いた。

インタレストマッチは
Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)の一広告掲載方式に

―― インタレストマッチからYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)になって、何が変わったのでしょうか?

高田徹氏
高田徹氏
ヤフー株式会社
マーケティングソリューションカンパニー
プロモーション広告本部
Yahoo!ディスプレイアドネットワーク
シニアディレクター

高田氏 Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)では、4つの広告掲載方式があります。「インタレストマッチ」は、この広告掲載方式の1つという位置づけになります。その他に、広告主様が配信対象を指定する「ターゲティング」「モバイル」、そして配信対象を特定しない「その他の広告」があります。

インタレストマッチとターゲティングの違いは、「ターゲティングを誰が指定するか」ということです。

広告主様自身が「これは20代の女性向け」「これは30代でスマートフォン向け」と指定するのがターゲティングで、モバイルはそのケータイ向けです。ただし、ターゲティングの組み合わせは膨大で、最適な指定をするにはスキルが求められますから、すべての広告主様にしていただくのは難しいと考えています。

インタレストマッチは、そのターゲティングを広告主様に代わってシステムが行います。広告主様のすべきことが減って利用のハードルが低くなるので、あまり広告に詳しくない方でも気軽に使える広告掲載方式です。

また、ターゲティングを自分でできるとしても、その想定が実際と食い違う可能性もあります。たとえば、広告主様が「30代女性向け」と思っていても、実際は「40代女性」の関心が高いといったケースです。インタレストマッチは、興味関心に連動してシステムが最適化しますから、こういったケースをカバーできます。特にオンラインでお申し込みの広告主様の場合は、まずは運用に手のかからないインタレストマッチから始めるとよいでしょう。

Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)の4つの広告掲載方式
インタレストマッチ登録した広告とインターネットユーザーの興味関心(閲覧中のページ内容、過去の閲覧履歴や検索キーワード)に関連性があるときに広告を表示する方式
ターゲティングPCやスマートフォン、タブレットを使っているインターネットユーザーの属性・地域に対して広告を表示する方式
モバイル携帯電話を使っているインターネットユーザーの属性に対して広告を表示する方式
その他の広告配信対象を特定せず広く広告を表示する方式

見た目は同じようでも中身が大きく変わったインタレストマッチ

―― Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)の広告掲載方式の1つであるインタレストマッチは、従来のインタレストマッチと違うのでしょうか?

Yahoo! JAPANは新広告を幅広い層に向けた「課題解決エンジン」として位置付ける
Yahoo! JAPANは新広告を幅広い層に向けた「課題解決エンジン」として位置付ける
http://advertising.yahoo.co.jp/newbrand/

高田氏 現状で広告主様が意識しなければいけないような違いはなく、運用方法を変えていただく必要もありません。ただし、中身は大きく変わっています。

従来は、ターゲティング設定に沿って配信されていましたが、それが結果データに基づく配信に変わりました。また、インターネットユーザーの行動は「Yahoo! JAPANのサイトでどのページを見たのか」までの把握だったものが、「そのページで何をしたのか」まで把握するようになりました。使い続けるほどシステムの最適化が進み、マッチング精度が向上するようになっています。

大きな違いとしては、これまでのテキスト広告に加えて画像広告も配信できるようになりました。これは広告主様からの要望も多かったものです。

日々の運用に影響を与えずシステムを改善&強化

―― マッチングのしくみが変わったことで、運用管理する際に何か気にすべきことはありますか?

高田徹氏

高田氏 その必要はありません。インタレストマッチの機能強化を2012年の夏に実施しましたが、その際に大きな変化がありました。

入稿方法や広告掲載方式が変わりましたが、実はシステムのインフラも大きく変わっています。

以前は、個々のアップデートを節目として切り替える形でしたが、現在は十数個のロジックを並行して動かしています。つまり、アップデートごとに大きく変化するのではなく、小刻みにじわじわと改善されるイメージです。ですから、今までの運用方法や設定の効果が急になくなることはありません

広告主様は、ターゲティング属性を調整したり、入札価格を変えたり、配信時間帯を指定したりといったことは、従来どおりやる必要があります。ただ、全体的な手間は減るので、ランディングページや商品ページをきちんと作ることに、今まで以上に集中できるようになります

運用管理において上述の点は、スポンサードサーチと大きく異なるYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)の特徴といえます。スポンサードサーチは完全なターゲティング広告ですので、検索クエリーをいかに組み合わせるかが重要です。一方のYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)では、広告自体をどれだけ正確なものにするか、情報を含めるかがポイントになります。

これからの広告はスマートフォンとタブレットがけん引

―― Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)となっても、依然としてスマートフォンやタブレットといったモバイル向け広告は重要でしょうか?

高田徹氏

高田氏 まず市場動向として、スマートフォンは著しい成長を見せています。この傾向は2012年の夏から顕著に表れており、この先も続くでしょう。

Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)ではスマートフォンの構成比率が高く、表示される広告の2割以上がスマートフォン向けに配信されています。これはフィーチャーフォンの30倍くらいで、当然Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)もこれに対応していきます。

スマートフォンとタブレットは同列に扱われがちですが、この2つはまったく別のものです。スマートフォンは情報を見るための端末で、タブレットは行動を起こす端末です。

スマートフォンに比べて、タブレットは物を購入するなどのコンバージョンレートが非常に高くなります。現在タブレットを使っている層は、どちらかといえば経済的にゆとりのある方が多いのでバブル的要素もありますが、それを差し引いても2013年はタブレットが本格的に普及する年だと考えています。一般層に広がり、年配の方も多く使うようになると予想しています。

広告的にも可能性の高い市場になるでしょうから、広告主様にはWebサイトをスマートフォン対応していただくよう伝えています。それをサポートするために、Yahoo! JAPANでもスマートフォンやタブレット向けにWebサイトを最適化するソリューションを提供する予定です。

誰でも使えるリターゲティング広告をはじめ新機能を続々追加

―― 今後追加される機能やサービスのロードマップについて教えてください。

高田氏 今回のブランド変更は、これからYahoo! JAPANの広告が大きく変わる、機能が追加されるという意思表示です。多くの要望があったリターゲティング広告もその1つで、5月ごろに「誰にでも使えるリターゲティング広告」とでもいえるようなサービスをリリース予定です

これはクリテオ社との提携で実現しましたが、Yahoo! JAPANではより小規模な広告主様にも使っていただけるサービスになる予定です。また、リターゲティングに関してWeb担当者の方に影響するのがタグ問題です。多くのタグを使うことで、Webページの表示速度に悪影響を及ぼすケースも少なくありません。さらに、タグの修正も負担になります。変更のたびに外注していてはコストがかかります。それを軽減する、広告主様自身が簡単に修正できるタグソリューションを提供する予定です。

誰でも使える広告ソリューションの提供がYahoo! JAPANの使命

―― Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)を導入予定のWeb担当者に向けてメッセージをお願いします。

高田徹氏

高田氏 最近の広告はしくみが高度化して、知らなければいけない技術も無数にあります。それが可能な広告主様ならよいのですが、多くはそこまで手が回りません。お金と知識がないと、広告で効果を出せない状況になりつつあります。Yahoo! JAPANがめざしているのは、「どなたにも気軽にネット広告を使っていただく」ということです。

「リターゲティング」や「アトリビューション」など、業界は新しいキーワードでにぎわっていますが、これらを意識しなくても活用できる広告が理想です。マーケティングそのものではなく、考えたり学んだりすることに時間が費やされてしまっては本末転倒。一部の広告主様だけではなく、日本全国津々浦々の広告主様に使っていただけるサービスを提供することが使命だと考えています

Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)についていえば、使い続けることで徐々に効果が上がる性質の広告です。使ってもらえばもらうほど、よくなります。「どこかが導入してうまくいったら、自社でも使おう」と考える方も多いですが、まずはYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)を試して、先行者メリットやノウハウを得てほしいです。

スポンサードサーチが「運用勝負の広告」である一方、「手のかからない広告」としてYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)を捉え、両方を組み合わせて活用してください。

※この記事の内容は、2013年2月現在の情報に基づいています。Yahoo!プロモーション広告では、さまざまな機能改善を行っており、今後サービス内容が変更される場合があります。

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ベスト・ニュースリリース大賞2012、グランプリは日産自動車が受賞、優秀賞には東芝と能勢電鉄 [ニュース] | Web担当者Forum

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ニューズ・ツー・ユーは、「ベスト・ニュースリリース大賞2012」の受賞社を発表した。グランプリを受賞したのは日産自動車。また、優秀賞として東芝と能勢電鉄がそれぞれ選ばれた。

「ベスト・ニュースリリース大賞2012」は、ニューズ・ツー・ユーが提供するニュースリリースポータル「News2u.net」に掲載された2012年のニュースリリース1万2,992本のなかから、特に優れた印象的で模範となるニュースリリースを顕彰するもの。

受賞したニュースリリースは次のとおり。

受賞した3社の担当者と審査員

「ベスト・ニュースリリース大賞2012」は、昨年に続いて2回目の開催。2012年1月1日から12月31日にNews2u.netで発表されたニュースリリース1万2,992本が対象。同社では毎月「News2uリリース 月間ベストリリース賞」を選出しており、2012年の各月に月間ベストリリース賞として選ばれたリリースのなかから、「ベスト・ニュースリリース大賞2012」を選出した。

ユーザー会会長として挨拶する朝火氏

審査員は、同社のユーザー会やメディアなどを代表する次の4名。

  • News2uユーザー会会長 朝火 英樹 氏(ソフトバンクモバイル株式会社)
  • News2uユーザー会副会長 玉川 岳郎 氏(日本オラクル株式会社)
  • 株式会社ニューズ・ツー・ユー代表取締役 神原 弥奈子 氏
  • Web担当者Forum編集長 安田 英久(株式会社インプレスビジネスメディア)

各人それぞれ異なる視点で評価しており、朝火氏はマーケティング担当者の視点から、玉川氏は広報担当者の視点から、安田はメディアの記者としてリリースを受け取る立場の視点から、それぞれ評価を行い、候補リリースに対して定量的な点数分配を行った結果をもとに、審査員による最終審査を経て各賞が決定された。

この記事の筆者
ユーザー 安田英久(Web担 編集長) の写真

安田 英久(やすだ・ひでひさ)

株式会社インプレスビジネスメディア
Web担当者Forum 編集長

プログラミングやサーバー、データベースなどの技術系翻訳書や雑誌『インターネットマガジン』などの編集や出版営業を経て、現在Webサイト 「Web担当者Forum」編集長。ビジネスにおけるWebサイトの企画・構築・運用と、オンラインマーケティングの2軸をテーマにメディアを展開してい る。

個人としては、技術とマーケティングの融合によるインターネットのビジネス活用の新しい姿と、ブログ/CGM時代におけるメディアのあるべき姿を模 索し続けている。趣味は素人プログラミングと上方落語と南インドカレー。

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アイレップ、「運用力で成果をあげる広告施策&Webサイト改善戦略セミナー」東京で3/25 [ニュース] | Web担当者Forum

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検索エンジンマーケティング(SEM)のアイレップは、Webサイト担当者らを対象にしたセミナー「運用力で成果をあげる広告施策&Webサイト改善戦略セミナー」を3月25日に東京都千代田区で開催する。同社の紺野俊介社長が講師となり、リスティング広告を軸にした最新のデジタルマーケティング施策や広告の運用最適化などについて説明するほか、ITコンサルティングを手掛けるペンシルの覚田義明社長が、売り上げや資料請求を増やすためのWebマーケティング戦略やサイト改善に関して解説する。定員60人、参加無料。概要は次の通り。

日時:3月25日(月)午後2時~同5時
場所:秋葉原UDX CONFERENCE 6F(東京都千代田区外神田4-14-1)
内容:「デジタルマーケティング全体を展望し全体最適を踏まえた個別施策最適化の深耕」「売上や資料請求数を飛躍的に増やすWebマーケティングとサイト改善の手法」
詳細・申し込みページ:
http://www.irep.co.jp/press/release/2013/0228.html

アイレップ
http://www.irep.co.jp/

ペンシル
http://www.pencil.co.jp/

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博報堂DY、ソーシャルメディア分析ツール「Topic Finder」で「バージョン2.0」を提供 [ニュース] | Web担当者Forum

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博報堂、大広、読売広告などを傘下に持つ博報堂DYホールディングスのグループ横断組織「博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンター」は、広告主企業向けにASPで展開するソーシャルメディア分析ツール「TopicFinder for Advertiser(トピックファインダー・フォー・アドバタイザー)=TFA」で、新機能を加えた「バージョン2.0」の提供を始める、と2月28日発表した。要望が多かった「CM・番組の波及効果分析」と「『Twitter』詳細分析」を新たに搭載した。

CM・番組の波及効果は、ブランド名やキーワードがソーシャルメディア上でどのように発言されているかについて、関連するCM出稿やテレビ番組の露出状況とひも付けて調べられ、クチコミの量の変化を連動させて時系列で比べることで、反響・波及効果が分かる。Twitterに関しては、全体のツイート数に加え、リツイート数やフォロワー数、ハッシュタグごとの発言量などが時系列で分析可能。フォロワー数によるユーザーの絞り込みや、番組放送中のツイート集計・分析もできる。

博報堂DYホールディングス
http://www.hakuhodody-holdings.co.jp/

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DNPとアイディーズ、O2Oサービスの分野で協業、会員向けのレコメンド情報で来店促進 [ニュース] | Web担当者Forum

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大日本印刷(DNP)とマーケティングサービスのアイディーズは、スーパーマーケットなど小売業界向けのO2O(オンラインtoオフライン)サービスの分野で協業する、と2月28日発表した。DNPが展開するインターネット上の電子チラシ配信サービス「オリコミーオ!」と、アイディーズが手掛ける流通・小売業向けの店舗会員IDとPOS(Point of Sales)データを活用した販売促進システムを連携させ、ユーザーにレコメンド情報を提供する。

スーパー、ドラッグストア、量販店などが発行するポイントカードの会員向けに、会員の購買履歴を基に生成した特売や割引情報などをメールマガジンで配信。オリコミーオ!のサイトにリンクするURLを記載し、サイトで店舗の会員IDを入力すると、クーポンの内容が確認できる。オリコミーオ!で入手したクーポンの店頭での利用を促して来店を誘導する。東海地方で展開する食品スーパーのヤマナカで半年間、実行可能性調査を行う。

大日本印刷
http://www.dnp.co.jp/

アイディーズ
http://www.id-s.net/

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発注先の情報はリサーチ&ヒアリングシートで効率よく収集、最低10社は比較検討/第2回 [中小企業のための失敗しないWebシステム発注・開発] | Web担当者Forum

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中小企業のための失敗しないWebシステム発注・開発プロジェクト成功の可否は“システム開発会社の選定”にある

Webシステム開発の受託側と発注側の両方に長年携わってきた筆者が、本当にあった失敗事例やつまづきやすいポイントを紹介しながら、Webシステム開発の知識や経験が浅い担当者が、自社に最も適したシステム開発会社を見つけ出すための正しい道筋を、全5回に分けて解説する。

開発会社の「できます!」を真に受けてはいけない

開発会社の「できます!」を真に受けてはいけない

専門学校の運営会社「英々グループ」の谷さんは、eラーニング導入プロジェクトのリーダーを任されることになった。ITの知識や経験に自信がない谷さんは、過去に取引があったWeb制作会社YOROZU制作に相談。

営業担当から「できます!」と威勢のいい回答を得た谷さんは、同社に発注することを決めた。

しかし、納期近くになって、YOROZU制作が期日通りに納品できないことが判明。実は同社はこれまでeラーニングの開発実績はなく、オープンソースを使って開発に着手したものの、予定通りにいかなかったのだ。

結局、納期の大幅遅れで最終的に納品されたシステムは、非常に使い勝手の悪いものだった。改修のため、他の開発会社を探したところ、低価格なASPサービスや、教育機関のeラーニング開発で多数の実績がある開発会社のことを初めて知る。もっと初期の段階で話を聞いておけばよかったと悔やむのであった。

※社名や登場人物は架空のものです。
Webシステム開発全体の流れ
第2回は「開発会社のリサーチ・ヒアリング」を解説

前回はシステム開発会社に発注する前に、発注者として最低限押さえておくべき「予算規模」「スケジュール」「成果」などを解説した。Webシステム開発の成功のカギは、発注会社の選定フェーズにあると話したが、どのように選定すればいいのだろうか。

発注経験のない企業の担当者にとって、システム開発会社のリサーチやヒアリングはかなり手間がかかる作業だが、ここで手を抜くとかなりの確率で開発会社選定を失敗する。第2回となる今回は、効率よく開発会社をリサーチ&ヒアリングするためのテクニックや注意すべき点を解説する。

成功のためにリサーチ&ヒアリングは入念に

冒頭の事例のように、新規プロジェクトの発注先を検討する際に、既存の取引先にまず声をかけるケースは少なくない。お互いの社内事情を理解し、担当者も知った仲であれば仕事は進めやすいかもしれないが、大きなリスクも含んでいる。

  1. 複数の開発会社のリサーチを行っていない

    谷さんのように既存の取引先に声をかけ、「できます!」という言葉を鵜呑みにして、他社のリサーチをまったくせずに早々と発注先を決めてしまうのは失敗のリスクが大きい。

    システム開発は、究極的には人手と時間をかければ作れないことはないので、とにかく仕事がほしい開発会社の営業マンは、何にでも「できます!」と答えてしまう場合も少なくない。しかし、それが発注者の満足できるレベルで対応できるかどうか、ライバル企業に勝てる品質になるかどうかはまったくの別問題だ。

  2. 候補の開発会社へのヒアリングが不十分

    システム開発会社というのは、それぞれ「得意な分野」「経験のある業界」「受ける予算の規模」などが各社によってまったく異なっている。各社の特徴は、一般的にオープンになっている情報ではないし、メーカーの製品のように目で見て確認することはできないので、比較検討することがとても難しい。しかし、このプロセスが手薄だと、最終的に正しい会社選定を行うことができない。

  3. 既存取引先への偏重評価

    IT関連の知識や経験に自信がない人は、できれば気心の知れた既存取引先に頼みたいと、内向きになりやすい傾向がある。実際、既存取引先を「うちの会社のことをよく知っているから」「説明が省けて楽だ」というような名目で、安易に選定することもよく見受けられる。しかし、あくまでそれは「自社の事情を理解している」というアドバンテージの1つに過ぎない。

    新たに開発することになるシステムが、これまで既存取引先に任せていたものと異なる領域になるのであれば、一度リセットして、同じ土俵で開発会社を比較検討すべきである。

リサーチ(ロングリストの作成)
最低10社から30社程度をリストアップ

では、具体的にどのような流れで、システム開発会社を探していけばよいのだろうか。リサーチとヒアリングそれぞれのポイントを見ていこう。

まず、広範な情報収集として、さまざまな情報源を使って広く浅くリサーチを行う。実際にコンタクトを取るかは別として、最低でも10社以上、できれば30社程度のロングリストを作るつもりで、ネットで検索したり、社内外の知人から情報収集したりする。展示会やセミナーで担当者に直接会ったり、もちろん既存取引先に声をかけるのも悪くはない。

ネットで効率的に候補企業を探したり、比較したりするには、システム開発会社の検索サイトやIT製品の比較サイトなどが役に立つ。また、多数のITサービス企業が一挙に集まる展示会などがあるので、こういったサービスや機会をうまく活用することで手間がだいぶ省けるだろう。

一例だが、たとえば以下のような情報サイトがある。

開発会社のリサーチに役立つ情報源

  • システム開発会社の検索サイト
    • 発注ナビ

      手前みそではあるが、筆者が運営する「発注ナビ」では、Webシステム、ECサイトなどカテゴリ別に開発会社を検索できる。各社の得意分野、予算規模の記載に加えて、実名の開発実績、顧客のクチコミ、社員などの紹介もあり。

    • さぶみっと!ホームページ制作マッチング

      Web制作案件に特化したビジネスマッチングサイト。会員登録をすると、Web制作会社へ匿名で見積を依頼できる。Web制作やWebマーケティングに関する商品やサービスの検索もできる。

  • IT製品の比較サイト
    • キーマンズネット

      企業向けIT製品のスペックや導入事例を検索し、資料請求ができるIT製品選びの総合情報サイト。IT製品の比較も可能で、最新ITニュースや特集記事など役立つ情報コンテンツも充実。

    • Find-IT

      さまざまなIT製品やサービスを検索し、問い合わせができるビジネスマッチングサービス。基幹系、情報系アプリ、サーバーなどハード機器の検索もできる。

  • ITサービスの展示会
    • リード エグジビション ジャパン

      「Web&モバイルマーケティングEXPO」「スマートフォン&モバイルEXPO」など、ITサービス企業が多数参加する展示会を定期的に開催している。

    • 日経BP社のeXpolink

      日経BP社が主催・共催するイベントの情報ページ。大型イベント「ITpro EXPO」のほか、スマホアプリやソーシャルサービス、クラウド、ビッグデータなど、幅広いテーマの展示会やセミナーを定期的に開催している。

リサーチ先をリストアップするにしても、多くの情報があり何に注目すればいいのか、経験がないと難しいものだ。そこで、偏りがなく幅広い視点で効率よく比較検討をするための参考となる、ロングリスト作成シートを用意したので活用してもらいたい。

ロングリスト作成シート(社名はすべて仮名)
価格:高
(従業員100名以上)
価格:中位
(従業員10名~100名)
価格:低
(従業員10名以下)
スクラッチ開発
  • AAAシステム株式会社
  • Nパートナーズ株式会社
  • クリエイトリサーチ株式会社
  • 佐藤IT設計株式会社
パッケージ製品
  • スターテック株式会社
  • ビジネスラボ株式会社
  • Nパートナーズ株式会社
  • インターボード株式会社
オープンソース
  • ワンスタイル株式会社
  • Web21株式会社
  • リアルワークス株式会社
  • ファンダメンタル株式会社
ASP
  • クロスユーザー株式会社
  • デジタルコンフォート株式会社
コンサルティング
  • UKコンサルティング株式会社
  • グローバルプランニング株式会社

「従業員数」は価格帯を調べるのに便利な指標

前述で紹介したロングリスト作成シートは、縦軸に開発の方法を置き、横軸に価格帯で松竹梅に分けてマトリックスを作っている。ポイントは、価格帯を把握する代用の指標として「従業員数」を置いていることだ(システム開発の価格はオープンにしている会社がほとんどいないため、ロングリスト作成の段階ではわからないことが多い)。

一般的に、システム開発会社への発注価格は従業員数が多ければ多いほど高く、少なければ少ないほど安くなる傾向がある。スケールメリットが効くASPサービスと、個人のスキルやネームバリューに依存しやすいコンサルティングは例外だが、ある程度の手間や工数をかけて開発していくものは、従業員数と価格が比例している

さらに、「従業員数」はネット検索や会社パンフレットなどから簡単に情報を取りやすい。一見平凡だが、意外と便利な指標であり、選定初期のヒントとして使うには役立つのだ。

ヒアリング
候補5社に直接面談、提案依頼は3社以上を目指す

リサーチによって、10社~30社のロングリストが作成できれば、そこから最低5社以上に面談をしてヒアリングを行う。価格帯や開発方法に偏りなく、いろいろな会社をチョイスして話を聞くのがよい。たとえば、ロングリストの「価格中位で、各カテゴリに1社ずつ話を聞いてみよう」というように、基準を決めると動きやすいだろう。

ここでのゴールは、自社の要件に100%マッチする必要はないものの、「ここはゆずれない」というポイントを明確にし、得意分野や強み、具体的な開発実績、予算規模などが適している会社を絞り込むことだ。そして、ここなら間違いないだろうという確信を持てる会社を3社以上を見出し、その3社のなかから、その後のオリエンや提案依頼などのプロセスを経て、最高の1社に絞り込むことになる。

以下の表は、開発会社のヒアリング内容をまとめるヒアリングシートの例だ。左側のピンク色の列が自社の内容で、A社からC社のヒアリングした内容をまとめて比較すると、どこの会社が自社の要件をより多く満たしているかが明確になる。会社パンフレットやホームページなどには載っていない、生の情報を得るため、粘り強く行っていこう。

開発会社ヒアリングシート
開発会社ヒアリングシート、強み領域、実績、費用、体制、業界・業務、企業継続性
リサーチ(ロングリスト)で把握すべき項目、ヒアリングで把握すべき開発会社の仕様・基礎能力、オリエンテーションを経た実際の提案内容
リサーチ、ヒアリングなどで把握すべき情報・基準

リサーチ&ヒアリングは開発成功の肝になる重要プロセス

開発会社の選定スタート、広範なリサーチ・開発会社のリストアップ、社内外の知人、既存取引先、展示会参加、ネット検索など(10~30社)、10社以上をリストアップしたか?、個別のヒアリング・開発会社の絞り込み、得意分野や業界、実績、予算規模を聞いて絞り込み(5~10社)、3社以上に詳細な提案を依頼できるか?、提案依頼書(RFP)作成へ
開発会社のリサーチ&ヒアリングのまとめ

もし、5社以上ヒアリングをして、提案依頼を行う会社が3社まで獲得ができなかったら、その前段階のリサーチが不足していたということになる。もう1つ前のプロセスに戻って、開発会社のリサーチとリストアップを再度行う。

リサーチとヒアリングは時間も労力も多くかかることではあるが、何百万円、何千万円の投資の成功のカギを握る会社選定の肝となるプロセスだ。ここで失敗をしてしまうと、後でリカバリーすることが非常に難しい。手間を惜しまず、自社にフィットしそうな会社を慎重に絞り込んでいこう。


この記事の筆者
宇野健人氏

宇野 健人(うの けんと)
株式会社ユーザラス代表取締役社長(「発注ナビ」編集長)

アクセンチュアやトランスコスモスなどで、業務システムのコンサルティングや消費者向けWebサービスの立ち上げなどに10年以上携わる。システム開発の受託側と発注側、その両方に関わった経験を活かし、新規事業の創出を行う株式会社エムアウトのグループ会社である株式会社ユーザラスの代表取締役社長として、企業の発注担当者とWeb制作会社やシステム開発会社などのIT企業をつなぐ会社検索サイト「発注ナビ」を立ち上げる。

自ら「発注ナビ」の編集長として、自社のニーズや事情に合った開発会社を探したい発注担当者のために、最適な会社選びを日々手助けしている。

企業の発注担当者と、Web制作会社やシステム開発会社などのIT企業をつなぐ会社検索サイト。各社の得意分野や予算規模に加え、実名の開発実績や顧客のクチコミ、社員紹介など、開発会社の“生の情報”を掲載。

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パンダアップデートに捕まったら、リカバリはほぼ無理!? など10+4記事(海外&国内SEO情報) [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum

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タイトル画像:国内&海外SEO情報ウォッチ

「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、
国内と海外の検索マーケティング関連情報を
さらっとまとめて毎週金曜日にお届けします。

今週のピックアップ

パンダアップデートに捕まったら、リカバリはほぼ無理!?
★★★★☆抜け出すのは極めて困難(Search Engine Land)

パンダアップデートが米グーグル(Google.com)に初めて導入されて以来、2年が経過した(日本への導入は昨年の7月)。この2年間を振り返るシリーズものの連載を、Search Engine Landが始めた。

編注:第一弾の日本語訳が、SEO Japanで公開された。
Googleパンダアップデートの余波を探る – 敗者は復活できたのか?

第1回の記事を読んでみて筆者が伝えたいことは、パンダアップデートからのリカバリは極めて困難だということである。

パンダアップデートによって低品質評価を受け、グーグル検索からのトラフィックを大きく失ったと思われる著名なサイトを挙げている。多くは依然として“負け組”のままであるようだ。回復にある程度成功したサイトもあるが、元の水準には戻っていないサイトも多い。自動車関係のサイトだけが唯一パンダアップデート以前よりもトラフィックを伸ばし“勝ち組”に転じている。

英語圏では非常に大きなインパクトを今でも与えているパンダアップデートだが、日本ではそれほど大きな影響を与えていない。とはいえリカバリが至難の業であることに変わりはないだろう。

この記事に対する辻大先生のツイートも併せて紹介しておく(念のために補足しておくと、「大先生」は辻氏が自称しているのではなく、SEO関係者がそう呼んでいるだけだ)。

日本語で読めるSEO/SEM情報

ウェブ制作者に必要なSEOのスキル――間違いだらけのSEO
★★★★★サイト管理に携わるすべての人間に必要なスキルでもある(SEOのホワイトハットジャパン)

住太陽氏のセミナーの講演内容をまとめた記事。以下の項目についてレポートしている。

  • Webクリエイターに足りない、本当のSEOスキルの趣旨
  • 間違いだらけのSEO
  • 現状を認識する
  • 制作業者がするべきこと

住氏は、「SEO」という言葉ができあがる以前からSEOに関わってきた業界屈指の実力者の1人だ。一般向けの公開セミナーに登場することはかなり稀である。

ウェブ制作者を対象にしたセミナーだったそうだが、SEOに携わるすべての人間にとって価値ある内容になっている。長い記事だが、ぜひ読んでいただきたい。得るものが多い。

イベント情報を検索結果に出すためのツールの日本語版をグーグルが公開
★★★☆☆イベント以外でも早く使ってみたい(グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)

ウェブマスターツールの「データハイライター」が日本語を含むすべて言語で利用可能になった。

データハイライターは、技術的なスキルがなくても、サイト上の情報を構造化データとして検索エンジンに認識させ、検索結果に特殊な形で出るようにできるツールだ。

具体的には、コンサートやスポーツ大会、展覧会、お祭りなどのイベントの名称や開催日、場所などを、実際のページを見ながら印を付けることでグーグルに伝え理解させることができる。その結果として、それらの情報が関連する検索結果にそのページが表示される際に、リッチスニペットとして表示されるようになる。

本来ならば、こういったイベント情報は専用の構造化データでHTMLとしてマークアップしなければならない。しかしデータハイライターを使えば、構造化データの知識がなくても大丈夫だ。

データハイライター

詳しい使い方は公式ブログのアナウンスとヘルプをご覧いただきたい。

今のところデータハイライターはイベントデータのみの対応だが、今後はほかのデータにも対応予定とのことだ。拡張を楽しみに待ちたい。

リンク付き記事広告を有料リンクとみなしてグーグルがペナルティを与える
★★★★☆リンク売買はガイドライン違反だと再度認識しよう(SEMリサーチ)

英国の大手フラワーショップサイト「Interflora(インターフローラ)」が、グーグルに手動で検索順位を下げられた件を、渡辺隆広氏がレポートしている。その理由は、リンクが入った記事広告を多数のニュースサイトに掲載していたことで、そうした手法が有料リンクだと判断されたためだと思われる。

同時に英国の数十のニュースサイトがツールバーのPageRankをゼロにされた。こちらは有料リンクを販売していたためと思われる。Interfloraが記事広告を掲載していたニュースサイトも含まれる。

Interfloraやニュースサイトに手動対応を本当に行ったかどうかをグーグルは明らかにしていない。しかし米グーグルのウェブスパムグループのトップであるマット・カッツ氏は、「PageRankの転送を目的としたリンクの売買はガイドライン違反であり、売った方にも買った方にも相応の処置を与えることがある」と公式ブログに記事を書き、あらためて有料リンクに対して警鐘を鳴らしている。

制裁は突然やってくる。後悔先に立たずだ。リンク売買はガイドライン違反だと再度認識しておこう。

あなたのサイトの売上を著しく妨害する13個の要因
★★★★☆ドキッとすることがあるかも(ACラボ)

いくらSEOに成功して1位を獲得してもそこがゴールではない。通常、ウェブサイトを運営する目的は、訪問したユーザーにこちらが望む何らかのアクションを起こしてもらうことだ。具体的には、購入や資料請求、電話問い合わせ、ダウンロードなどがある。専門用語で言えば「コンバージョン」だ。

コンバージョンの妨げとなり得る13個の要因を、こちらの記事では指摘している。

  1. サイト名が企業名のみ
  2. 奇をてらったデザイン
  3. 新着情報が更新されていない
  4. 商品の効果が記載されていない
  5. 「スピード対応」など言葉が抽象的
  6. 「お客様の声」に良い事しか掲載していない
  7. サイト訪問者にとってもらいたい行動が不明確
  8. どうでもよい徒然日記的な社長ブログ
  9. Twitterの無意味なつぶやきが表示されている
  10. サイドバーにバナーが多い
  11. 「用語集」「リンク集」など無意味なページがある
  12. ヘッダ画像がスライドしたりフェードしたりして切り替わる
  13. 画像が多く重い(ページを開くのに時間がかかる)

あなたが運営するサイトでやっているものがないかチェックしてみよう。

2013年にあなたが獲得すべき外部リンクとは
★★★★☆「紹介リンク」を手にすること(Shigeoki Matsuo on SlideShare)

都のSEOコンサルタント、松尾茂起氏が、2月23日に福井で行われた「CSS Nite in FUKUI, Vol.6」セミナーで使用したスライドを公開した。

講演のテーマは「外部リンク獲得のためのコンテンツプランニング」だ。

なぜ人は他人のサイトにリンクに張るのか、他人にリンクされるようなコンテンツはいったいどのようなものでどう作ればいいのかなどが説明されている。

スライドだけでも多くの気付きとヒントが得られるに違いない。

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

検索順位に影響しそうなソーシャル要因と、“差し込み”タイプの通知がクロールを妨害することがあるという記事を、今週はピックアップ。

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップSEO Japanの掲載記事からピックアップ

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

最新SEO情報×20 ―― ロンドンからのお持ち帰りネタ
★★★★☆残りも読んでほしい(Wordtracker)

SESという検索エンジン&ソーシャル・マーケティングのカンファレンスが2月18日~21日に英ロンドンで開催された。

セッションで得た重要な214個の情報をこちらの記事がまとめている。そのなかから、SEOに関係しこのコーナーの読者に伝えたいものを20個選んでみた。

  1. 「ソーシャルがリンクよりも重要だ」と言う人がいるが、その証拠となるものを見たことがない。リンクは依然として重要だ。

  2. 「だれがリンクを張っているか」のほうが、「どこからリンクが張られているか」よりも重要なのではないだろうか。

  3. 2013年のグーグルのランキング要因は、訪問者像と人々の行動だ。

  4. ペンギンとは何か? ―― グーグルのアルゴリズムを追いかける人たちの努力を鈍くするように設計されたペナルティフィルタだ。

  5. 現在サイトにもっともトラフィックを送り込んでいるキーワードは何か? それを知ることがもっと多くのキーワードを選ぶことに役立つ。

  6. ユーザーがあなたのサイト内で何を探しているのか? サイト内検索を調べよう。

  7. メインキーワードについて考える。訪問者は、そのキーワードで検索することによって何を見つけようとしているのか? 情報を探しているのか、それとも商品を買おうとしているのか。

  8. 購入サイクルを理解しよう。調べる、商品を見る、買う、手に入れる、使う。ユーザーは、どの段階でどんなキーワードを使って検索するのだろうか。

  9. あるキーワードで上位表示できているのにクリックされていないとしたら、meta descriptionの内容に訴求力が足りていないのかもしれない。

  10. ユーザーが何を探しているかを、QuoraやYahoo! Answersで見つけよう。旅行関係ならトリップアドバイザーだ。
    筆者補足: QuoraやYahoo! AnswersはいわゆるQ&Aサイトのこと。日本なら「教えてgoo!」や「Yahoo!知恵袋」で探すといい。トリップアドバイザーは旅行のクチコミサイトで、日本語サイトもある。
  11. 単一キーワードのランキングは、最近では価値が薄れてきている。パーソナライズ検索やローカライズ検索(検索者の場所に応じて結果を調整する検索)、検索履歴のせいだ。

  12. グーグルは、ユーザーがサイトとどう関わっているかを今は読み取っている。ユーザーとの関わりがなにもないとしたら、そのページはアルゴリズムをだますために存在していることになる。

  13. サイトのトピックや対象者に合っていないリンクを削除することを検討するべし。そうしたリンクは、変更するのではなく完全に削除すること。グーグルはそのリンクが元々どうだったかを記録している

  14. ユーザーにとって価値のないリンクを取り除く。

  15. リンク構築サービスを買うのであれば、「どんなリスクがあるのか」「そのリスクにどう対処するべきか」を知っていることを実例で示せる会社を選ぶ必要がある。

  16. 301リダイレクトでペナルティから逃げる手法は、もはや通用しない。ペナルティを受けたならば、リダイレクトしても追いかけてくる。

  17. 見つけてもらい、利用してもらい、共有してもらって初めて、コンテンツはすばらしいものになる。

  18. どうでもいいブログ記事をたくさん書くよりも、1つのすばらしいコンテンツを作ることに集中するほうがいい。

  19. フェイスブックの共有やコメントはGoogleのランキングには使われていない。

  20. グーグルはセマンティックウェブの方向に向かっている。つまりユーザーの検索意図を見つけるために語句同士のつながりを見ている。

編集の都合で20個しか取り上げていないが、残りの194個もぜひ読んでいただきたい。

最後に1つ、全体の基本となるものを紹介しておこう。

SEOでは、他の人がやっていることを真似しようとするべきではない。皆の真似をしていたら、次のアルゴリズムアップデートでやられてしまうだろう。

ツイッターはGooglebotを呼ぶことに役立つ?
★★☆☆☆更新を伝えられるかも(Graywolf's SEO Blog)

長らく更新が途絶えていたブログに記事を再び投稿し始め、その投稿を主にツイッターを使ってソーシャルメディアで共有したところ、それまでほとんどなかったGooglebotのクロールが突然活性化したそうだ。

クロールの統計情報
元記事に記載されている、ウェブマスターツールで見たクロールの統計情報。活動が突然活発化していることがわかる。

ツイートに含まれるリンクをたどってやってきたと考えて、ほぼ間違いないだろう。

新しいコンテンツを公開したときや既存のコンテンツの一部を修正したときは、ソーシャルメディアで共有するとGooglebotにいち早く来てもらえるかもしれない。

もっともグーグルウェブマスターツールのFetch as GoogleのURL送信を利用すれば速やかなクロールをリクエストことはできる。そうだとしても、ソーシャルでの共有もグーグルはしっかり見ていることを知っていてもいいだろう。

多数の画像を差し替えるときはどうしたらいいか
★★★☆☆上書きでOK(Barry Schwartz on Google+)

ECサイトで、非常に多くの商品画像を新しい画像と入れ替えるときは、どう処理したらいいのだろうか?

WebmasterWorldフォーラムに投稿された質問だ。

  • 元の画像をそのままサーバーに残しておく
  • 元の画像は削除する
  • 元の画像は残しておき、別の名前で新しい画像をアップロードする
  • それとも新しい画像を同じ名前でアップロードし、古い画像を上書きする

などの選択肢が考えられる。

画像ファイルの数や古い画像をもう見せたくないのかどうか、そして画像に検索エンジンからのトラフィックがあるかどうかも関係してくるだろう。

冒頭の質問をバリー・シュワルツ氏が彼のSEOブログで取り上げ、その記事をGoogle+で共有したところ、英グーグルのピエール・ファー氏がアドバイスをコメントした。

古い画像と新しい画像がだいたい同じ製品なら、元のファイル名を保ったまま上書きしていい。Googlebotが画像を再クロールすれば新しい画像を検索結果に出し始めるだろう。新しい画像に置き換わるのにどのくらいの時間がかかるかは、いろいろな要因による。

写っているものが極端に違うものでなければ、同じファイル名の画像をアップロードしていいということになる。

ただし、画像のサイズ(寸法)が変わる場合、もし前の画像がブラウザのローカルキャッシュに残っているユーザーがいたら、おかしく表示される可能性があることには注意したい。

Bingがサイトマップ作成ツールを公開
★★★☆☆グーグルにも使える(Bing Webmaster Center blog)

ウェブ担当者よりも、サーバー管理者向けのトピックだ。

サーバーサイドでサイトマップ(検索エンジン向けのXMLサイトマップ)を作成する「Bingサイトマッププラグイン」という名称のツールを、Bingが公開した。

IISとApacheにそれぞれ対応したバージョンがあり、マイクロソフトのダウンロードセンターから無償で入手可能だ。

Bingサイトマッププラグインは、2つのサイトマップを自動で生成する。

  • すべてのURLが載った完全なサイトマップ
  • 最近更新されたURLだけが載ったサイトマップ

完全なサイトマップはクロール可能なURLをすべて発見することに役立ち、更新されたURLのサイトマップは優先的にクロールしてほしいURLを伝えることに役立つ。

Bingサイトマッププラグインが作成するサイトマップの形式は、大手の検索エンジン企業が共同で策定した sitemaps.orgの仕様に従っている。つまりグーグルに対しても有効だ。利用してみる価値があるかもしれない。

SEO JapanSEO Japanの
掲載記事からピックアップ

グーグルが申請した特許とソーシャルを駆使したSEO戦略の記事を今週はピックアップ。

この記事の筆者
ユーザー 鈴木 謙一 の写真

鈴木 謙一(すずき けんいち)

フリーランスのインターネットコンサルタント。アメリカを中心としたSEO/SEMのコアな情報を日本に持ち込み、「海外SEO情報ブログ」で“海外SEO”のブランドを確立。サーチエンジンマーケティング専門ソーシャルニュースサイトSphinn(スピン)の公式日本版であるサービス「Sphinn Japan」立ち上げメンバーでもある(Sphinnの本家はMarketing Landとなり編集記事中心へと路線変更している)。

現在は、株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役コンサルティングアドバイザーとして、SEOの情報収集やトレーニング、海外のSEOカンファレンス参加などを通じて正しいSEOの普及に取り組んでいる。

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オリジナル記事:パンダアップデートに捕まったら、リカバリはほぼ無理!? など10+4記事(海外&国内SEO情報) [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum
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詳細見積もり見せます! 「2ヶ月・300万でデキるCMS導入セミナー」ロフトワークが3/8開催 [ニュース] | Web担当者Forum

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Webサイト制作のロフトワークは、CMS導入セミナー「正解は、スモールスタート!?2ヶ月・300万でデキるCMS導入セミナー」を3月8日に開催する。会場は東京都渋谷区のロフトワークオフィス、参加費は無料。

セミナーでは、スモールスタートをテーマに、サイト構築が2ヶ月・300万円でどこまでできるかを最新事例や見積もりサンプルを公開しながら解説する。また、プロジェクトのスタートに欠かせないステークホルダーのチームビルディングについて、同社がリニューアルを支援した日建設計社からゲストを迎え、現場の生の声を伝える。

セミナーの最後には相談会を開催し、CMSの導入費用やWebサイトの構築期間、担当者のタスクなどについて個別に回答。コストやスケジュールの問題から、なかなかリニューアルに踏み出せない、そうした担当者の悩みを解決する。

正解は、スモールスタート!?2ヶ月・300万でデキるCMS導入セミナー
  • 日時:3月8日(金)14:30~16:30(受付開始14:00)
  • 場所:ロフトワーク10F(渋谷区道玄坂1-22-7)
  • 対象:CMS導入、リニューアルを検討中の方、スモールスタートで成果を追求したい方、具体的な費用や期間を知りたい方
  • 参加費:無料
  • 定員:40名
  • 主催:株式会社ロフトワーク
  • 詳細・申し込み:http://www.loftwork.jp/event/2013/20130308_cms/summary0308.aspx
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  • 内容カテゴリ:CMS

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【プレゼント】『次世代Webサイト構築ワークフロー』キノトロープ20年のノウハウを凝縮したサイト構築・運用の決定版 [読者プレゼント] | Web担当者Forum

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キノトロープの生田社長が20年にわたり培ってきたサイト制作ノウハウに、スマホ・ソーシャル対応を見据えた「次世代」のサイト設計手法を追加し、一挙公開した書籍『次世代Webサイト構築ワークフロー』(インプレスジャパン)を3名様にプレゼントいたします。

本書では、キノトロープ20年の経験をもとにサイト構築の基本的な考えと実践手法を収録。さらに日々変化するWebの世界に対応すべく、これまでのノウハウを整理し、次世代のサイト構築にも対応できる内容としています。制作会社さんだけでなく、Web担当者さんにもおすすめです。

『次世代Webサイト構築ワークフロー』
マルチデバイス&ソーシャルメディア
情報の新時代を勝ち抜くキノトロープ流メソッド

次世代Webサイト構築ワークフロー
  • 生田 昌弘、株式会社キノトロープ 著
  • 価格:2,400円+税
  • ISBN:978-4-8443-3353-1
  • 発行:インプレスジャパン
この本をインプレスジャパンで購入する

株式会社キノトロープ生田昌弘が20年にわたり培ってきたサイト制作ノウハウ、スマホ・ソーシャル対応を見据えた"次世代"のサイト設計手法を一挙公開。すべての企業Web担当者とWeb制作会社スタッフに贈るサイト構築・運用の決定版!

目次
  • 第1章 Webサイトを取り巻く環境
  • 第2章 そもそもWebサイトとは?
  • 第3章 Webブランディング
  • 第4章 CMSがWebを変える
  • 第5章 キノトロープのメソッド
  • 第6章 次世代Webサイト構築ワークフロー概要
  • 第7章 次世代ワークフロー詳細 コンセプト~目標の明確化
  • 第8章 次世代ワークフロー詳細 ユーザ体験・シナリオ戦術策定~コンテンツ制作
  • 第9章 次世代ワークフロー詳細 システム設計~開発
  • 第10章 次世代ワークフロー詳細 開発・制作・テスト~データ投入
  • 第11章 次世代ワークフロー詳細 運用~改善

応募要項

  • 応募締切:2013年3月8日(金)23:59
  • 当選者数:3名様
  • 応募方法:下記応募フォームに必要事項をご記入して応募をお願いします。当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。

※フリーの方や自営業の方はその旨をご記入ください。

プレゼント発送先

※勤務先への発送をご希望の方は、会社名をご記入ください。

※勤務先への発送をご希望の方は、部署名をご記入ください

「はい」にチェックをすると、Web担のコンテンツをサマリで紹介するメールマガジンを毎週月曜日にお送りします(すでに購読されている方は改めてチェックしなくても大丈夫です)。メルマガについて詳しくはWeb担メルマガについてをご覧ください。Web担の編集長が毎週の日曜日に家族サービスをサボって書いているメルマガで、編集長コラムがほかよりも一足先に読めます。

現場ですぐに役立つノウハウが多いのがよいです」のようなWeb担をおすすめする言葉や、「会社で毎日チェックして情報共有しています」「上司から見るように言われて見始めましたが、マンガが楽しくてついつい全部読んじゃいました」のようなあなたがWeb担をどう使っているかの声などをお書きください。

いただいたお言葉は、編集者が読んで喜んだり困ったりするほか、Web担のサイト上で紹介させていただいたり、Web担の宣伝などで掲載させていただく場合があります(個人や所属を特定できる形にはいたしません)。たとえば、

アクセス解析やSEOでつまずいていたあの頃、Web担に出合って助けられました」(東京都、マーケティング担当)

のような形です。編集者が「おぉっ」と思うコメントを残していただいた方には……。

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GMO NIKKO、米Duda Mobileと提携して「PCサイトのスマートフォン変換・最適化サービス」開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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インターネット広告代理事業のGMO NIKKOは、スマートフォン対応サイト構築サービスの米Duda Mobile(デューダモバイル)とパートナー提携し、同社の技術を活用した「PCサイトのスマートフォン変換・最適化サービス」を3月下旬に始める、と2月28日発表した。同社の自動変換技術によって、既存のPC向けサイトを「iPhone」や「Android」端末に対応したサイトへスピーディに変換して最適化できる。顧客のスマートフォンでの集客支援が狙いとなる。

GMO NIKKOのスタッフがランディングページ最適化の経験を基にデザインレイアウトを整えてデザイン性の高いサイトを制作する。PCサイトの更新内容はリアルタイムで自動的にスマートフォン向けにも適用され、サイト内に掲載した電話番号やボタンのクリックで電話問い合わせができる機能も標準装備する。初期費用は、コンテンツ、広告契約条件によって無料~10万円(税別)。管理費は、GMO NIKKOのスマートフォン広告サービスの利用で初年度無料。

GMO NIKKO
http://www.koukoku.jp/

米Duda Mobile
http://www.dudamobile.com/jp/

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マリンソフトウェア、米本社の2013年度版モバイル検索広告のグローバルレポートを公表 [ニュース] | Web担当者Forum

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デジタル広告管理プラットフォームのマリンソフトウェアは、米国本社のマリンソフトウェアがまとめた2013年度版モバイル検索広告のグローバルレポートを2月27日発表した。タブレットの普及に伴い、米国ではタブレットのコンバージョン(成果)率が大幅に増加し、検索広告のクリックスルー率(ユーザーが広告をクリックした割合)はタブレット向けがPC向けを上回った。日本を含む米国、英国、中国、シンガポール、ロシアなど12ヵ国とユーロ圏の大手広告主を対象に調べた。

消費者が商品・サービスを調べたり購入するため、従来以上にタブレットを使用していることが明確になり、米国ではタブレットからのコンバージョン率の伸びが2012年に31%と、スマートフォンの9%、PCの7%を大きく上回った。2013年12月までにコンバージョン率でタブレット広告がPC広告を抜くとみられる。検索広告のクリックスルー率も、米国ではタブレット向けがPC向けより37%多い。半面、タブレット向け有料検索広告の平均クリック単価は、PC向けを17%下回っている。

2012年のPCとモバイル(スマートフォン・タブレット)のクリックシェアの中でモバイルの割合は、日本が16.2%で、米国18.4%、英国19.0%、シンガポール22.5%。PCとモバイルの広告費のうち、モバイルの割合は日本が10.9%、米国と英国が各14.0%、シンガポール20.0%だった。米マリンソフトウェアは「タブレットユーザーはPCと似た方法で検索広告に関わって商品を購入している」とし、「タブレット向け検索広告は、広告主にとって見逃せなくなってきている」と分析した。

マリンソフトウェア
http://www.marinsoftware.jp/

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いま必要なSEO:4/21開催のCSS Nite in SAPPOROでWeb担でも人気の辻氏が講演 [ニュース] | Web担当者Forum

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CSS Nite in SAPPORO, Vol.9「いま必要なSEO」

「いま必要なSEO」と題したセミナーを、CSS Nite in SAPPOROが4月21日(日)に札幌パークホテルで開催する。

第9回のCSS Nite in SAPPOROとしてSEOをテーマに開催するもので、第5セッションでは、Web担当者ForumミーティングでもSEO関連の講演を行い好評だった辻氏が「ひとりでもできる、理想のSEO」として講演する。

イベント全体の講演内容は次のとおり。

  • セッション1
    Googleの変化から理解するSEOのトレンド
    講師: 伊藤 公助 氏(SEO Imagination!)
  • セッション2
    サイトリニューアル時のSEO
    講師: 益子 貴寛 氏(サイバーガーデン)
  • セッション3
    ウェブ解析でSEOの検証はどうすればいい?
    講師: 則田 貴浩 氏(ウェブ解析士事務所ウィージェント)
  • セッション4
    "どこから手を付けていいかわからない" から卒業するサイト改善の初歩とA/Bテストの使いどころ
    講師: 古荘 貴司 氏(株式会社日本情報化農業研究所)
  • セッション5
    ひとりでもできる、理想のSEO
    講師: 辻 正浩
  • トークセッション
    SEOぶっちゃけトーク」(仮)
開催概要
  • イベント名: CSS Nite in SAPPORO, Vol.9「いま必要なSEO」
  • 日時: 2013年4月21日(日)12:50-17:00(開場 12:10)
  • 会場:札幌パークホテル B2F パークプラザ
    北海道札幌市中央区南10条西3丁目
  • 定員: 120名
  • 参加費:早割 4,000円(3月31日 15時まで)
    通常 5,000円
    当日 5,500円(残席がある場合のみ)
    遠方割/学割アリ
  • 主催: CSS Nite in SAPPORO実行委員会
  • 共催: CSS Nite実行委員会
  • 詳細情報と申し込み:http://cssnite-sapporo.jp/
この記事の筆者
ユーザー 安田英久(Web担 編集長) の写真

安田 英久(やすだ・ひでひさ)

株式会社インプレスビジネスメディア
Web担当者Forum 編集長

プログラミングやサーバー、データベースなどの技術系翻訳書や雑誌『インターネットマガジン』などの編集や出版営業を経て、現在Webサイト 「Web担当者Forum」編集長。ビジネスにおけるWebサイトの企画・構築・運用と、オンラインマーケティングの2軸をテーマにメディアを展開してい る。

個人としては、技術とマーケティングの融合によるインターネットのビジネス活用の新しい姿と、ブログ/CGM時代におけるメディアのあるべき姿を模 索し続けている。趣味は素人プログラミングと上方落語と南インドカレー。

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  • 内容カテゴリ:SEO

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リンク、PHSを内線電話に利用できるクラウド型FMCサービス「ウィルコム版BIZTELモバイル」を提供開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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ホスティング・インターネットサービス事業のリンクは、ウィルコムのPHSを内線端末として利用できるクラウド型FMCサービス「ウィルコム版BIZTELモバイル」の提供を3月1日に開始した。

FMCサービスは、移動体通信(携帯電話等)と有線通信(固定電話等)を融合する通信サービス形態。FMCサービスの多くでは、携帯電話網と固定電話網を接続するためのPBX(交換機)の設置が必要とされているが、BIZTELモバイルでは、PBXのクラウド化によって低コスト化を実現。導入時の設備や電話回線の工事、導入後のメンテナンスも必要なく、導入から保守・運用まで、コストをトータルで削減する。

サービス開始当初はau端末のみ対応していたが、ウィルコム端末での利用を実現し、さらなる普及拡大を見込む。また、これまでのBIZTELモバイルになかった機能として、代表番号(0AB~J番号)での発信に対応。PHSからの発信でも、相手先には070番号ではなく代表番号が通知されるため、折り返しが個人のPHSに直接かかる状況を防ぐなど、利便性を向上させる。

主な機能として、「代表番号発着信」「内線発着信」「IVR(音声ナビ)」「グループ着信」「ダイヤルイン着信」「不在応答・定時応答」「ピックアップ」「保留」「転送」「パーク(保留)」。

利用料は、初期費用として6万3,000円+端末サービス料金1台あたり1,050円。月間利用料は3万1,500円+端末サービス料金1台あたり945円。携帯電話の利用料金および端末代金は別途。

BIZTEL
http://biztel.jp/

リンク
http://www.link.co.jp/

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Twitterのタイムライン貼り付け、新APIへの対応済みましたか?/人気記事ランキング2013-2-23~3-1 [Web担アクセス数上位ランキング] | Web担当者Forum

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ペンギン・アップデート後のアンカーテキストに関する実験: リンク13本でも中難易度KWで上位をとれた [SEOmoz - 検索マーケティングのニュース&テクニック] | Web担当者Forum

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[海外情報]
SEOmoz
検索マーケティングのニュース&テクニック

キーワードに完全一致するアンカーリンクをほとんど使わなくても、関連するサイトの関連性の高いページからリンクを獲得すれば、検索で上位に表示される可能性がある。
相当難易度の高い検索キーフレーズにおいて新規ドメイン名が検索上位を獲得することは、現在でも可能である。

こんな結論を導き出した、ペンギン・アップデート後のリンク評価に関する実験の事例をお届けする。

この記事はもともとSEOmozのYOUmozセクションに掲載したものですが、われわれのコミュニティにとって非常に興味深く、大きな価値をもたらしてくれるのでこちらのブログに格上げしました。筆者の意見は筆者独自のものであり、SEOmozの考え方を示すものではありません

グーグルのパンダ・アップデートとペンギン・アップデートが大パニックを引き起こしたことは周知のとおりだ。SEO業者やマーケターたちはひどく取り乱したものだが、正直言って僕はこの騒ぎに関する記事なんか読み飽きたし、きっとみんなもそう思っているはずだ。

2つのアップデートに関する情報に心底うんざりしている僕だが、ペンギン・アップデートを巡るアンカーテキストの問題だけは別で、これまで興味深く観察してきた。過剰に最適化したアンカーテキストを持つサイトがペンギン・アップデートに伴ってトラフィックを失うとしたら、キーワードをアンカーテキストとしたリンクを減らす(あるいはまったくなくす)という方向にサイトがシフトしていくのも理に適った動きだと思われる。僕はこのアイデアを検証しようと思い立ち、古くさいが優れた手法であるケーススタディを用いることに決めた。

ケーススタディの設計

カッコをつけて超プロっぽいケーススタディを設計したふりなどせずに、実際にどうやったのかをありのままに話そう。僕は、こんなことを知りたかっただけだ。

スパムの多い分野で、新しいドメイン名で過去にリンクを獲得していないサイトが、そこそこの競争率があるキーワードで検索上位を獲得するために、次の手法は有効か:

手法関連性が高いサイトの、関連するページから、リンクを獲得する(その多くはキーワードに完全一致しないアンカーテキストを使用)。

狙うキーワードフレーズは難易度50のものに決定

僕はスパムの多い分野で目にする難易度が中程度のキーワードを使おうと思った。そうすれば、このケーススタディの結論が確実なものになると考えたからだ。

さまざまなキーワード候補を検討したが、その多くは金融業界絡みのもので、「クレジットカード」「ローン」「クレジット」をベースにした言葉だった。検討した結果、「クレジット」に関連したキーワードを探してみることにした。これなら、検索者が探し求めているローンやクレジットカードを提供できないのに「ローン」や「クレジットカード」に関連したキーワードで上位に表示されるハメになるのを避けられる。それに、「クレジット」関連のキーワードはもともと情報探索型の検索に使われるものだし、僕が作れそうなコンテンツ(確かに今のところお粗末なものだけれど)にふさわしい。

最終的に僕が選んだのは「650 credit score」(650 クレジットスコア)というフレーズだ。SEOmozのKeyword Difficulty Toolを使って調べたところ、このフレーズの難易度スコアは50だった。

※編注:「クレジットスコア」は、金融機関が融資する際の審査に使う評価指標。米国では融資以外にも信用度を評価する用途で参照されることが多いという。
650 credit score

ちょうど僕が狙っていた範囲に収まっている。テストにはちょうどいい難しさだが、結果を出せないほど難しくはない。

サイトではトピックに関する“それなり”の記事を6本公開

I am a design master

2012年8月14日、僕はまったく新しい「Doctor650.com」というドメイン名でサイトを開設した(注:このケーススタディを台無しにしないため、ここからリンクするのはやめておく)。

コンテンツ管理システム(CMS)としてWordPressを使い、クレジットスコアを650前後にまで引き上げる方法について6本の記事を書いた。ある程度は役に立つ内容だが、はっきり言って驚くほどのものではない。

僕は結構クレジットに詳しくて、自分のクレジットスコアを500未満から800以上にまで引き上げた経験がある。また、僕自身のクレジットスコアはここしばらくの間650近辺を維持していた。さらに、融資担当者と話をして650程度のクレジットスコアでローンを受けるための情報も聞き出した。それでも、1件の記事を書くのに10時間かからなかった。サイトのデザインは惨憺たるものだ(デザインは不得意なんだよ)。

僕のサイトがこのトピックに関する「究極のリソース」ではないことは十分にわかっていたので、「パンダ」問題がどこかの時点で発生したとしてもたぶん驚かないと思う。実際、このサイトの直帰率(バウンスレート)はとてつもなく高い。

ターゲットとしているキーワードは、トップページの見出しとコメント欄のラベルに1回ずつ、計2回使った。サイト内ではスパム的なリンク戦略は用いていない。記事はすべて、サイドバーからリンクされるようにしたが、意図的に、キーワードと完全に一致するアンカーテキストは使っていない。

リンク獲得は関連性のあるサイトを中心に13本獲得

リンク獲得に当たっては、クレジットやクレジットスコアを専門に扱うサイトか、これらのトピックに関する情報を満載したサイトから関連性のあるリンクを獲得したいと考えた。

そこで、PostRunner(僕が設立に関わったゲスト投稿のコミュニティ/ポータル)のFinance(金融)カテゴリにあったサイトのいくつかにゲスト投稿し、1つの例外を除いて、すべてのリンクをこれらのサイトから張った。その例外とは、僕がYouTubeに投稿した安っぽい(最高傑作とは絶対に言えない)動画から張ったリンクだ。もちろん、このリンクには、YouTubeからのすべてのリンク同様「nofollow」属性が付いている。僕がこのケーススタディで使ったアンカーテキストを、リンクを張った順に示すと次のとおりになる。

使用したアンカーテキスト
  1. here
  2. Doctor 650
  3. my site
  4. Dissecting The 650 Credit Score
  5. here
  6. Doctor650.com
  7. here
  8. http://www.doctor650.com/ (YouTubeからの「nofollow」リンク)
  9. resource on 650 credit scores
  10. Doctor650.com
  11. clicking here
  12. Doctor650.com
  13. 650 credit score

見てのとおり、「650 credit score」と完全に一致するアンカーテキストを使ったリンクは1つだけだが、そのバリエーションを使ったリンクは3つある。

実験の結果:少ないリンクでも、獲得するたびに順位上昇で2位に

サイトの「開設」から53日目の10月6日、このサイトは「650 credit score」というキーワードを使ったグーグル検索で第4位に表示された。また、関連性のある他のキーワードでも極めて高い順位を達成することができた。

最初のうち80位台だった順位は、急上昇することなくじわじわと上がっていき、一度に数位ずつアップするという場合がほとんどだった。おもしろいことに、新しいリンクを獲得するたびにサイトの順位は数位下がり、それから2~3日かけて再上昇してより高い順位に来るという傾向が見られた

この記事を執筆している時点で、このサイトは第2位にランクされている(第2位と第4位の間を行ったり来たりしている)。SEOmozの Keyword Difficulty Toolを使ったランキング分析では、次のような結果になっている。

Keyword Difficulty Toolを使ったランキング分析

予想していたとおり、このドメイン名のオーソリティはトップ6位中一番低く、実を言うとトップ20位の中でも最低だった。このサイトは13件しかリンクを獲得していないが、これらはすべてとびきり強力というわけではないものの優良なサイトから得たものだ。

推測される結論

  • キーワードに完全一致するアンカーリンクをほとんど使わなくても、関連するサイトの関連性の高いページからリンクを獲得すれば、検索で上位に表示される可能性がある。

  • 相当難易度の高い検索キーフレーズにおいて新規ドメイン名が検索上位を獲得することは、現在でも可能である。

ケーススタディの反省点

  • どのリンクにも狙っているキーワードを一切使わなければよかった

    僕は今、キーワードに完全一致するアンカーリンクを使わずに同じようなケーススタディを設計したいと考えている。完全一致のアンカーリンクを使ったのは、このサイトには自力でリンクを獲得するために必要な手だてがないと考えたためだが、このようなアンカーリンクを使わなかったとすれば、順位はどうなっていただろうか。

  • YouTubeの動画は作らなければよかった

    動画を作成した最大の動機は、動画そのものがどれくらいの順位になるかを調べることだった。動画からサイトにトラフィックを送れることを知っていたからだ。しかし、動画がケーススタディに影響を与えているのかどうかを計測することは不可能なため、動画はない方がよかったと思う。

    削除してしまおうかとも考えたが、SEOmozの「TAGFEE」(透明、信頼、寛容、楽しさ、共感、非凡)の精神に則って残しておくことにした。せっかく作成したんだから公開したかったんだよね。

ケーススタディの今後

現在、このケーススタディは停滞している。

(僕が認識している限りでは)2012年9月中旬以来新しいリンクは獲得していないが、検索順位はまだ上がっている。1位になるかもしれないし、ならないかもしれない。

これからの1~2か月で順位が上がらなかったら、アンカーテキストにキーワードを含まないリンクをもう少し追加するつもりだ。また、このサイトをもっと大きくしてもう少し価値の高いリソースにし、これから先もずっと使えるようにすることも考えている。

正直な話、このキーワードで検索する人たちが一体何を探し求めているのかよくわからない。これも今後解明していきたいところだ。このサイトをさらに優れたリソースにしていくために何かいいアイデアがあったら、ぜひ聞かせてもらいたい。このサイトにテコ入れが必要なことは誰の目にも明らかだ。

この記事は、Daily SEOmoz Blogに掲載された以下の記事を日本語訳したものです。
author photo
原文:「Post-Penguin Anchor Text Case Study」by Court Tuttle(2013/01/15)
記事セレクション:渡辺隆広株式会社アイレップ) 翻訳:株式会社ガリレオ
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写った人の承諾なく撮った写真は肖像権侵害になるの?/【漫画】僕と彼女と著作権・第5話 [僕と彼女と著作権] | Web担当者Forum

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僕と彼女と著作権

前回までのあらすじ

Web制作会社に勤めて3年目の山ノ内くんは、クライアントである広告代理店・永伝舎の八瀬さんと共同で、雑誌記事を執筆することになった。
しかし、著作権に無知な八瀬さんが書いてきた記事には、トラップがたくさん。困った山ノ内くんは、社内弁護士である有栖川さんに相談し、事なきを得たのだった。


→前回のマンガは「データやグラフは著作物なの?」(第4話)

有明
山ノ内さん!
八瀬さん
おはようございます
お待たせしてごめんなさい
僕も今来たところですよ
行きましょうか
はい!
今日は、永伝舎の八瀬さんとWeb関係の展示会に来ています
すごい人ですね……
マスコミも
取り上げてますからね
Web大展示会
写真撮っておこう
私そこのブース見てますね
(※後ろのブースの八瀬さんの上の看板に)電波が弱い
ん?
肖像権について
本日、メディア配信を目的としてイベント内容の写真撮影を行います。お客様が写り込む場合がありますがご了承ください。
「肖像権」について……?
肖像権って著作権とは違うのかな?
山ノ内さん!
今からどうやって回ります?
あ、そうですねじゃあ……
いったん別行動して後でここに集合しましょうか
一緒に回らないと一緒に来た意味ないですよ!?
えっ!?スミマセン!!
翌日
(株)永伝舎
あっ
さっそく昨日のイベントの記事が出てる…
どれどれ…
……えっ!?やだ…どうしよう!!
ところかわってランディングカンパニー
……で?
なんで今日も八瀬さんがわが社にいるのよ?
有栖川さ~ん何とかしてください!!
八瀬さん、一体何があったんですか?
実は…
こんな写真が昨日のイベントの記事に載ってて…
(背景の写真の中、八瀬さんの頭上)電波
…っ!
これは…ひどい…
後ほかにこんな写真もあるんですが
あっ僕だっ!
ちょっと…何で山ノ内くんと2人で歩いてるワケ?
有栖川さん、今はそんなことより…
うっ…
人が写ってる写真を勝手にWebに載せるなんて
この記事って、私の著作権を侵害してるんじゃないですか?
ん?そうなのか?
著作権じゃなくて肖像権の侵害ね
ていうか、八瀬さん前回の話ちゃんと聞いてた!?
僕も人の写真への写り込みって気になってたんですが…
この写真は肖像権侵害が問題になるんですか?著作権の問題とは違うんでしょうか。
ふん…わかったわ説明するわよ

承諾なく撮られた写真を公表されてしまった! これって違法なの?

今回、僕たちの承諾なく撮影された、八瀬さんの顔のアップの写真や、僕と八瀬さんが写った写真が、Web上の記事に載せられています。

これは違法になるんでしょうか? 今、配信元へ削除の要請をしていますが、違法になるなら、重ねて申し入れたいです。

そうね、こちらとしては「写真が、八瀬さんや山ノ内くんの肖像権を侵害して違法だ」と主張すべきだわ。でも、配信元は、「違法じゃない」と反論するかもしれないわね~。

なんと! そうなんですね。

今回、著作権は問題になる?

さっき有栖川さんが「著作権じゃなくて肖像権の侵害」って言ってましたよね。モノじゃなくて人が写真に写り込む場合には、著作権は問題にならないのですか?

創作性のあるダンスやパントマイムなど、体を使って表現してる場合なんかは別として、人間そのものは著作物じゃないわ。だから、人間が写真に写り込んでいてもそのことによる著作権侵害はあまり問題にならないわね。ま、昭和45年まで使われてた旧著作権法では、依頼を受けて撮影された肖像写真は、その依頼者が著作権を持つとされていたけど、昔の話だものね。だから、今回問題になるのは肖像権よ

なるほど、わかりました。では、肖像権について、詳しく教えてください!

肖像権とは?

そもそも、肖像権って何なのですか? 法律で定められた権利ですか?

肖像権とは、おおまかにいうと「自分の肖像をみだりに利用されない権利」よ。言いかえると、自分の肖像、つまり、顔立ちや姿かたちを、正当な理由なく、写真や動画に撮られたり、イラストや彫刻にされたり、それらを公表されたりしない権利、ってところね。でも、法律で定められた権利じゃないわ

へえ、法律で決まっていないんですか。じゃあなぜそのような権利が認められるんですか?

人は生まれながらに、「基本的人権」の一種として、「人格権(個人の人格的価値にかかわり、それを侵害されない権利)」という権利を持っていると理解されているわ。で、その人格権に由来して、氏名とか肖像(顔立ちや姿態)をみだりに利用されない権利があるとか言われているの。肖像は、個人の人格を象徴するものだからね。

人格権ですか。

ちなみに、「自分の氏名や肖像をみだりに利用されない権利」には、財産的な側面もあるわ。氏名・肖像が持っている商業的価値・顧客吸引力を排他的に利用する権利「パブリシティ権」ってやつね。タレントの写真などを、勝手に商業的に使った、なんてケースが典型的ね。今回は関係ないから説明は省くけど。

立て看板で肖像権についてのルールが周知されていた場合、承諾があったことになるの?

実は、今回、肖像の利用について、僕たちの承諾があった、と言われるかもしれないと思っています。

あら、どういうこと?

会場に、「肖像権について」「本日、メディア配信を目的としてイベント内容の写真撮影を行います。お客様が写り込む場合がありますがご了承ください。」っていう立て看板があったんですよ。そういうお知らせを僕が見たことで、ルールを了解していた、承諾していた、ってことになりませんか?

そんなのあったんだ。私は気が付きませんでした……。

立て看板があっただけで、イベントのWebサイトやパンフレットには書いてませんでしたからね。

法的拘束力がある合意がどうやって成立するかね。山ノ内くんは立て看板を見ているけど、承諾するアクションを取ったわけではないから、肖像権の利用を承諾したことにはならないわ

へえ、そうなんだ。

Webサイト、パンフレット、チケットなどあらゆるところにデカデカと明記するとか、入場時にひとりひとりに声を掛けるとか、ものすごい手を尽くして周知されていたなら「黙示の承諾があった」と扱えるかもしれないけど、そういう扱いになるのはレアケースと理解しておいて。

そうなんですね。じゃあ、どうして、あのような看板が立っていたんでしょうか?

まずは、イベント参加者へ配慮したんじゃない? クレーム予防効果も期待できるし。法的にも、肖像権侵害があるとして責任追及された際に、責任を減少させる事情として機能する…かもしれない…しね。

なるほど。気配りって大事ですもんね!!

  • 承諾のない肖像利用が違法になる基準とは?
  • 承諾のない肖像利用が可能な場合とは?
  • 八瀬さんの顔アップの写真は肖像権の侵害になる?

承諾のない肖像利用が違法になる基準とは?

じゃあ、承諾がない場合、肖像の撮影や公表は、違法になるのですか?

いえ、ケースバイケースよ。人は、「肖像をみだりに利用されない権利」を有しているけれど、逆に、肖像を利用する側にも、「表現の自由」などの権利があるの。だから、表現の自由のために肖像を使う必要性が高いのか、肖像権ないしはプライバシーの保護を尊重すべきかのせめぎ合いになるのよ。

プライバシーと表現の自由とのせめぎ合いですか。

そう。このせめぎ合いに、裁判で白黒決着つける際には、社会通念上、肖像権者にガマンを強いられる限界、つまり「受忍限度」を超える肖像利用はダメっていうふうに考えられているの。で、その受忍限度を超えるかどうか考えるにあたっては、様々な要素を考慮していくのよ。

様々な要素とは、たとえばどういうものですか?

聞きたいなら言うけど、量が多いから聞き飛ばしていいわよ。

どんと来いですよ!

じゃあ行くわよ。ちなみに、カッコ内は私の考えよ。

  1. 被撮影者の社会的地位(例:公に関心を持たれるべき人か/一般の人か)
  2. 撮影された被撮影者の活動内容(例:人に知られても構わない行動をしていたのか/知られたくない行動をしていたのか)
  3. 撮影の場所(例:不特定多数の人が出入りできる場所か/プライベートな場所か)
  4. 撮影の目的(例:社会のためになるか、自分の利益や趣味のためか、不当な目的はないか)
  5. 撮影の態様(例:隠し撮り・騙し撮り・住居侵入・撮影禁止場所など、法違反やマナー違反はないか)
  6. 撮影の必要性等

すみません。ほとんど聞き飛ばしました……。

まあ、そうなると思ったわ……。

承諾のない肖像利用が可能な場合とは?

まず、有名人など公に関心を持たれるべき人と一般人とでは、まったく判断が違ってくるんだけど。

じゃあ、今回は、一般の人について、写真を承諾なく使える場合を教えてください。

わかったわ。一般の人の写真を撮影・公表することは…、

  • 公の場所で普通の行動をしているところを
  • 妥当な目的の下
  • 平穏な態様で撮影した場合で
  • 「背景」や「その他大勢」として写りこんでいる

くらいなら…、その人の承諾がなくても、ただちに違法にはならないでしょうね。

つまり、その人に焦点を絞っている、つまり「その人がメイン」に写っている写真はやばいですか?

マナー的にどうかという問題もあるけど。少なくとも適法になるための要件は、ぐっと厳しくなるわ。客観的に公益性が高いとされる目的の下、公の場所で普通の行動をしてる人を写した写真なら、メインで写っていても大丈夫かもしれない。たとえばNHKが「今日の那覇市内の気温」の紹介のため、通行人に焦点を当てて撮影して放送した場合など。いっぽう、裁判例の中には、公道を歩いていた女性に焦点を当てて顔や全身が撮影された写真がWeb上で公開された際、その人が「SEX」と大書きされた服を着ていたという事情もあってだけど、ある程度公益的な目的(ファッション情報の発信)があっても違法とされたわ。

その裁判例のケースは、公益的な目的があってもダメだったのですね。

そう。目的は正当でも、プライバシーへの配慮がいささか足りなかった。相当な使い方の範囲を超えてしまったのね。

八瀬さんの顔アップの写真は肖像権の侵害になる?

だいたいわかってきました。さて、今回の八瀬さんの顔アップの写真だと、どうなるのでしょう!!

今回の写真は、裁判を起こして白黒決着つけた場合、こちらが勝てる、つまり、公開の差し止めや、損害賠償が認められる可能性があるわ。損害賠償といっても、このケースだとせいぜい数十万円までと思うけど。

それって、喜んでいいのかしら…?

「可能性がある」って、有栖川さんにしては歯切れが悪いですね。

まあ、表現の自由も大事だから。さっきの話と重なるけど、今回、目的には公益性があるからね。世間から注目されてるイベントに、こういう感じの人が来場してるんですよ!って報道するために写真を使う。その意義と必要性は高いと思うの。また、八瀬さんは、公の場で普通に歩いてるところを写真撮影されただけで、人に知られたくない場面や行動を撮られたわけではないわね。

ふむふむ。一応、会場に立て看板も立っていましたしね。

でも、一方で、八瀬さんは一般人で、芸能人みたいに自分の顔とかを広く公表してるわけじゃないから、自分の顔をネットで公表されるのは抵抗あるわよね。さらにいうと、八瀬さんのアップの写真、顔の真上に「電波」って文字が写ってる。電波っていう言葉は、昨今、特にネット住人には、変な人を意味する、悪い言葉にも受け取られるわ。そういう言葉を背負った構図での顔のアップ写真を公開されるのは、八瀬さんにとってそれなりに強い心理的負担になると思うの。看板が写りこんでいるだけとはいえ。

確かに。見ようによってはひどい写真ですもんね。「面白い画像まとめ」とかってネット上で広がるおそれもありますね。

でしょ。イベントの様子を報道するという目的を達成するために、顔のドアップ写真を使うことがどうしても必要かと言われるとそうではないし、顔は載せないようにするとか、「電波」を背負っていない写真とか、プライバシーなどに配慮した使い方ができたはずよね

なるほど、そのように、色々な要素を考慮した結果、今回の写真が公開されていることは、受忍限度を超えて違法と言えるかもしれないのですね。

うん、そういうこと。今回の八瀬さんの写真は、さっき言った裁判例に近いわね。それよりは若干違法と判断されにくいかもだけど。

なるほどですね。諸々参考になります……。Web制作にかかわってる僕たちは、肖像権を侵害する側に回るかもしれないですからね。

  • 肖像利用について承諾があれば肖像権侵害にはならないの?
  • 肖像権侵害の写真をクライアントのWebサイトに使ってしまったら?

肖像利用について承諾があれば肖像権侵害にはならないの?

自分の肖像を利用されることについて、その人が承諾していたら、もちろん肖像権侵害にならないですよね?僕も、クライアントから依頼されてWebサイトを作るとき、よく人物写真を使うので、気になるんです。

そうね。有効な承諾があれば肖像権侵害にならないわ。素材サイトなどから人物写真を引いてくる場合は、利用規約をよく読んで、利用OKの場合にあたるかどうか、気にしながら使ってね。それ以外の方法で、たとえばフリーのカメラマンさんとかから写真を入手する場合も、利用OKな範囲を明確に証拠化しておいて「この利用の仕方は承諾した範囲に含まれるのか」なんてトラブルに後日ならないように気を付けてね。

なるほど、わかりました。

もし仮に、写真利用について写っている人の承諾がないことを疑わせるような事情があったのにスルーして利用してしまったら、写っている人に対して損害賠償責任を負うことがあるわ。出会い系サイトの広告に女性の顔写真を無断で使ってしまった事案で、広告制作会社や写真家に慰謝料等120万円の損害賠償責任が課された例などがあるわね。

そうなんだ! 私も気を付けようっと。

肖像権侵害の写真をクライアントのWebサイトに使ってしまったら?

肖像権を侵害された人との関係で責任を負うことはわかりました。それとは別に、僕たちは、クライアントから依頼されてサイトを制作するわけですから、クライアントとの関係も気になります。肖像権侵害の写真をクライアントのWebサイトに使ってしまった場合、わが社のクライアントに対する責任はどうなりますか?

…まあ、法的なことだけ言うと、山ノ内くんはそれほど心配しなくていいわ。私が作ったWebサイト制作委託契約書には、一定の場合を除いて、わが社は責任を負わないという規定を置いているから。でも、そういう約束をしていない限り、別の写真に差し替えたり、クライアントに生じた損害を賠償したりする責任を負うのよ。

そうなんですね。やっぱり有栖川さんは頼りになりますね~。

当たり前でしょ! 備えあれば憂いなしなのよ!

いいなあ。わが社(永伝舎)にも有栖川さんがいたらいいのに……。

(うちの会社には八瀬さんがいなくてホント良かったわ……)

配信元が写真を削除してくれました!
話のわかる相手でよかったですね
まあ確かにあの写真はひどかったもんねー
あの…さっきから、「写真がひどい」ってどういう意味ですか?
八瀬さん、あの写真を嫌がってたんじゃないんですか?
ええ、記事に載せられて迷惑してたんですよー
上司のお誕生会を風邪引いたって言ってドタキャンして行ったのでバレたらまずいなって
そんな理由!?

第6話は2012年3月下旬ごろに公開予定

この記事の筆者

JURI(ジュリ)

弁護士。訴訟、予防法務など幅広く業務を取り扱う。 最近ではクラウドサービスやコンテンツを利用させるサービスの権利処理など、 Webと著作権に関わる案件が増えている。近々音楽活動も開始予定。

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Twitterタイムラインのサイト埋め込みが使えなくなる!? - 2/23~3/1のWeb担の記事まとめ [先週のWeb担まとめ記事] | Web担当者Forum

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先週のWeb担まとめ記事

Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 36本とニュース記事 23本です。

忙しい人のためのこの記事の使い方:
  • 上のほうから内容をざっとチェックする
    重要なものほど上の方に置いてあります。
  • 背景が黄色の部分をざっとチェックする
    要チェックのものは色を付けてあります。

今週の担当は、安田です。

【プレゼント】『次世代Webサイト構築ワークフロー』
キノトロープの生田社長が20年にわたり培ってきたサイト制作ノウハウに、スマホ・ソーシャル対応を見据えた「次世代」のサイト設計手法を追加。一挙公開した書籍(インプレスジャパン)を3名様にプレゼント。
https://web-tan.forum.impressrd.jp/q/2013/03/14766

[今回の要チェック記事]↓セミナー・お知らせ | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
Twitterタイムラインのサイト埋め込みが使えなくなる!?

Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?

  • 「Twitterタイムラインをサイトに貼り付けてる人、3月までに直さなきゃダメよ」は、2200ツイート、3000いいね弱と人気を集めた編集部ブログの記事。

    Twitterが提供しているツイート一覧をサイトに掲載する仕組みが3月には使えなくなってしまうという状況と、その対処法を伝えています。御社のサイトは大丈夫ですか?

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/26/14740(今回の記事を読む)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/2838(バックナンバーを見る)

  • 「いつの間にかコンバージョンページが真っ白に! 他人事ではない『外部タグ』による重大トラブルが増加中」は要チェック記事。

    マーケ施策を工夫して効果を出そうとしている人には、「え? そうなの?」と驚いてほしい内容です。

    リターゲティングなどの広告テクノロジーが進化したことで、そうした外部タグを利用しているサイトでトラブルが増えてきているのです。綿密なリターゲティングを行い、ユーザーに再訪してもらったのに、なぜか肝心のコンバージョンページが真っ白になって表示されない、以前は発生していなかったそんな事故が急激に増えているといった状況を解説しています。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/27/14686(記事を読む)

  • 【漫画】「Webマーケッター瞳 シーズン3」の第11話「守りたい」が公開されました。

    サプリの在庫消化が思ったほど進まないものの、リストラにも消極的な瞳。そんな瞳に、CFOの権藤はリストラのプレッシャーをかけるべく、瞳が秘密にしていたリストラ計画のことを、福山、池添、三浦にばらしてしまった。どうなる瞳!

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/28/14565(今回の記事を読む)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/6269(バックナンバーを見る)

  • 【漫画】「四葉幸のハッピーオウンドメディア」の第6話も公開されています。今回は「コンテンツの脳味噌で“モテハーブ料理”」。

    渋っていた営業部の部長(強面)を持ち前のガッツで味方につけ、社内からも少しずつオウンドメディア用のコンテンツが集まるようになってきた幸(食いしん坊)。しかし、ハードワークがたたってオフィスで倒れてしまった。幸は大丈夫なのか?

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/24/14163(今回の記事を読む)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/6979(バックナンバーを見る)

  • 「何が変わった? どう変わる? 担当者に聞いた新広告Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)を理解するためのQ&A」も、リスティング広告担当者注目の記事。

    「Yahoo!プロモーション広告」という新ブランドの登場とともに、インタレストマッチもYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)へと変わりました。何がどう変わったのか、これからどうなるのか。機能強化や変更点、今後予定されている新サービスについて聞いています。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/yahooads/2013/02/28/14683

  • 「CMSのクラウド化でWeb制作の現場はどう変わる? 大手制作会社とCMSベンダーに聞くホンネ」の記事も公開されました。

    この数年、さまざまなクラウドサービスが登場し、CMS業界でもクラウドサービスの製品が登場してきています。従来のインストール型のCMSとは何が異なり、どんなメリットがあるのでしょうか。制作会社側の視点からミツエーリンクスに、CMSベンダーの視点からミックスネットワークに話を聞いています。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/27/14539(今回の記事を読む)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/5580(バックナンバーを見る)

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[セミナー・お知らせ]↑要チェック記事 | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
UX・EC・CMS・マーケなどセミナー情報8件(大阪、名古屋、横浜あり)

※「先週のニュース記事」の「イベント/セミナー」欄ユーザー投稿でのセミナー告知もご覧ください。

ソーシャルテレビ(3/27、大阪)

「ソーシャルテレビ!!」と題し、テレビとソーシャルメディアに関するセミナーをWeb広告研究会が3月27日(水)に大阪で開催します。一般参加費は4,200円。

https://www.wab.ne.jp/wab_sites/contents/1656

ユーザー行動観察(3/11名古屋、3/26東京、5/15大阪)

マーケティングのためのユーザー理解を学ぶ「行動観察力育成講座」の入門編をエルネットが開催します。3月11日(月)に名古屋で、3月26日(火)に東京秋葉原で開催するほか、5月15日(水)には大阪でも開催されます。参加費は4万7000円。

http://kansatsu.lnet.co.jp/course/nyumon.html

ECショップの接客術(3/8)

「リピーター獲得のヒケツは”おもてなし”にあり」と題したECサイト向けのセミナーをアクセラテクノロジ、イリイ、ラクスの3社が3月8日(金)に恵比寿で開催します。参加無料

https://fs222.formasp.jp/u439/form11/

300万でデキるCMS導入(3/8)

「2ヶ月・300万でデキるCMS導入セミナー」をロフトワークが3月8日(金)に渋谷で開催します。参加無料。

http://www.loftwork.jp/ja-JP/event/2013/20130308_cms/summary0308.aspx

Webコピーライティング(3/19)

Webライティング&Webコピーライティングの実践トレーニング&ワークをサイバーガーデンbizが3月19日(火)に西新宿で開催します。参加費は8,000円。

http://cybergarden.biz/lectures/copywriting-20130319.html

Webサービスの品質担保(3/19)

「ビール片手に学ぶWebサービスで失敗しないための品質担保の裏側」と題し、WebサイトやECサイトなどのサービスでサービス品質を保つための運用ノウハウを現場のエンジニアが話すトークセッションをat+linkが3月19日(火)に秋葉原で開催します。参加無料。

https://www.at-link.ad.jp/event/tls/mail.cgi

マルチデバイス対応サイトの構築(3/19、横浜)

「WEBサイトの『CMS導入』と『クラウド化』のポイント」と題し、マルチデバイス対応サイトの構築を解説するセミナーを、シックス・アパートなど5社が3月19日(火)に横浜で開催します。参加無料。

https://www.sixapart.jp/seminar/sa/2013/01/29-1133.html

マーケティング総合大会(3/5~8)

第49回「マーケティング総合大学」を日本能率協会が3月5日(火)~8日(金)に品川で開催します。企業研究セッション、参加型セッション、JMA研究セッションなど多くのセッションを予定。参加は有料。

http://school.jma.or.jp/mic/

先週の人気記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↓解説記事 | ↓ニュース記事

Web担で先週公開された記事のうち、「今回の要チェック」に次いでアクセスが多かった記事です。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • 海外&国内SEO情報ウォッチ
    パンダアップデートに捕まったら、リカバリはほぼ無理!? など10+4記事(海外&国内SEO情報)
  • 誰もが受けたい!アクセス解析5分クリニック
    アクセス数は増えたのに、問い合わせ数が減りました。理由はわかりますか?
  • SEOmoz - 検索マーケティングのニュース&テクニック
    マーケティング解析(アクセス解析ではなく)がいかに重要かと実行のポイント
  • 衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座
    流入分析はこの順番で! 「トラフィック」メニューを使って、流入傾向と貢献している参照元を調べる方法[第43回]
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/28/14753
    by 衣袋 宏美(株式会社クロス・フュージョン)
  • 企業ホームページ運営の心得
    物知りにありがちな失敗に学ぶ、捨てる作文術
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/27/14735
    by 宮脇睦(有限会社アズモード)
  • ニュース記事
    「デジタル・マーケティングでビジネスを成功させるのは宣伝部長です」2013年Web広告研究会宣言を発表
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2013/02/25/14736
    by 池田真也(Web担 編集部)
  • 中小企業のための失敗しないWebシステム発注・開発
    発注先の情報はリサーチ&ヒアリングシートで効率よく収集、最低10社は比較検討/第2回
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/03/01/14582
    by 宇野健人(ユーザラス)

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Web担の解説記事には、ウェブサイトをビジネス活用したい人向けの情報がたっぷり詰まっています。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    オイシックスが東証マザーズに上場、物流・システム強化図る
  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    アマゾン「発売日前日お届け」開始、業界からの反発もあるか
  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    爽快ドラッグが4年連続グランプリ 楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー
  • Web担アクセス数上位ランキング
    グーグルの中の人がビデオチャットでWeb担当者と対話/人気記事ランキング2013-2-16~2-22
  • 先週のWeb担まとめ記事
    Web坦編集部でも大活躍、変更履歴が一目でわかるチェックツール「WinMerge」がすごい - 2/16~2/22のWeb担の記事まとめ
  • ユーザー投稿記事 by インフォキュービック
    サイト集客に追い風!今着手すべきリスティング広告運用とは? ~効果的なリスティング広告手法とYahoo!の新広告ソリューションの状況と対策~ 3/13 東京
  • ユーザー投稿記事 by サイトコア株式会社
    【3/8 開催】 東芝ソリューション主催セミナー:「伝える」「伝わる」Webサイト構築の秘訣、教えます!
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社パワー・インタラクティブ
    【ご好評につき再開催】『BtoB企業のためのWebを活用した顧客育成の「仕組み」づくりセミナー』を3月19日東京にて開催(パワー・インタラクティブ)
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社ペイジェント
    【制作会社様必見!】600サイト構築経験から話す、ECサイト提案の極意!
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社ジークス
    【3/27 開催無料セミナー】 売上げ拡大を狙うネットショップ担当者の次の一手 【大阪】
  • ユーザー投稿記事 by ウィージェントセミナー事務局
    4/6開催WACA初級ウェブ解析士認定講座(札幌)

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大手のニュース媒体では紹介されない、ホームページの企画・構築・運営や、ウェブマーケティング関連のニッチなニュース記事ならWeb担で。

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編集後記

自宅PCのサブディスプレイを、15インチXGAから21.5インチフルHDに変えました。EIZOで安かったので。しかし、設置してみたら思っていたよりサブディスプレイが大きく、もてあまし気味……。(安田)

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D2C、成果報酬型広告などを扱う「株式会社D2C R」を設立し、3月1日から営業開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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モバイルマーケティング事業のD2Cは、同社の100%子会社として成果報酬型広告などを扱う「株式会社D2C R」を設立し、3月1日から営業を開始した、と同日発表した。モバイルデバイスを中心としたデジタル広告商品のうち、「リワード広告」や「アフィリエイト広告」などの成果報酬型広告の普及が拡大している。こうした広告への取り組みを迅速、効率的に行うことを目的としてD2C Rを設立した。

D2C Rは、媒体社や広告会社との協力のもと、アプリ配信企業やコンテンツプロバイダなど広告主のニーズにマッチした成果報酬型広告の開発、提供に注力する。また、企業が提供するコンテンツやサービスに関する情報を多くの生活者に届け、モバイルコンテンツ市場の発展のため、効果的なマーケティングサービスを提供していく。

D2C
http://www.d2c.co.jp/

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凸版印刷、デジタルサイネージ事業のアクティビティサイネージソリューション「ReView」を販売開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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凸版印刷は、行動喚起型の新しいコミュニケーションを創出するアクティビティサイネージソリューション「ReView(レビュー)」を開発し、3月上旬から販売を開始する、と3月4日発表した。ReViewはデジタルサイネージ(電子看板)を活用したプロモーションを支援するソリューションで、同社では「サイネージ事業推進チーム」を立ち上げ、電子チラシや電子カタログなどのデジタルコンテンツサービス、デジタル化技術を融合し、市場ニーズに対応した新しいデジタルサイネージのビジネスモデル創出を図る。

ReViewのおもなソリューションには、「スマートフォン連動による来店促進」があり、店頭や店内にキオスク型のサイネージを設置し、流れる音楽をスマートフォンのアプリで認識するとクーポンの取得やキャンペーンの応募特典を得る。「テーブル型サイネージによる対面販売コミュニケーション促進」は、商品紹介のプレゼンテーションで商品をテーブル型サイネージ上に置くと商品の横に詳細情報、機能説明を動画や図で表示する。また、コミュニケーションテーブルや商品から離れたところにいる顧客へのプレゼンテーションを実現する大型ディスプレイを連携した「マルチディスプレイ連携によるコミュニケーション促進」などがある。

凸版印刷
http://www.toppan.co.jp/

ReView
http://solution.toppan.co.jp/service/digitalsignage.html

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VRI、「SmartPhone Contents Report(vol.04)」の予備調査でシェアは「アップル」がトップで33% [ニュース] | Web担当者Forum

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インターネット利用状況調査のビデオリサーチインタラクティブ(VRI)は、スマートフォンユーザー、タブレット端末ユーザーにおけるアプリや専用サイトなどの利用状況を把握する調査レポート「SmartPhone Contents Report (vol.04)」の予備調査で、スマートデバイス所有者における機種メーカー別シェアや契約キャリア別シェアの結果をまとめ3月4日発表した。スマートフォンの機種メーカー別シェアは「アップル(iPhone)」が33%、次いで「シャープ」が17%、「ソニーモバイルコミュニケーションズ」が11%だった。調査は2月8~12日に、日本全国の15~69歳のPCインターネットユーザーを対象にインターネットを利用して実施。有効回答数は2万1789だった。

機種メーカー別シェアの4位以下は、「富士通」が9%、「サムスン電子」が8%、「NECカシオ」が5%で続き、2012年8月の前回調査と大きな変動はなかった。また、女性20代で「アップル」、女性30代で「シャープ」のシェアが相対的に高い傾向があった。キャリア別のシェアでは「NTTドコモ」が42%とトップ。続いて「au」が31%、「SoftBank」が26%だった。タブレット端末所有者のメーカー別シェアでは「アップル」が57%と過半数を占めた。ただし、前回調査と比較してシェアは約5ポイント低下した。2位の「グーグル(Nexus)」は9%、3位の「ソニー」は5%だった。新規参入組ではグーグルのほか「アマゾン」(3%)がランクインした。

ビデオリサーチインタラクティブ
http://www.videoi.co.jp/

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