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コンテンツの脳味噌で“モテハーブ料理”/【漫画】四葉幸のハッピーオウンドメディア第6話 [マーケ企画部 四葉幸のハッピーオウンドメディア] | Web担当者Forum

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渋っていた営業部の部長(強面)を持ち前のガッツで味方につけ、社内からも少しずつオウンドメディア用のコンテンツが集まるようになってきた幸(食いしん坊)。しかし、ハードワークがたたってオフィスで倒れてしまった。幸は大丈夫なのか?

→前回から読んでみる
→第1回から読んでみる

ここから始まります
!若狭さん…
すみませんお休みのところをお邪魔しちゃって…
謝らないでよーお見舞いにきてくれたんでしょ?
ちょっと散らかってるけどゆっくりして
結構散らかってますけど!
ケーキ柄…四葉先輩らしいというかなんというか…
…なんていうか凄いですね
ごめんここんところ忙しくて…
ここから始まります
ごめんなさい!彼氏と喧嘩して私ずっとイライラしていて…
意固地になって先輩を手伝わなかったから…先輩にしわ寄せがいって
そんなことないよー気にしないで!
私がだらしないだけだし…
いえ…
これからはきちんと公私の分別をつけて仕事に集中します…!
若狭さん…
ありがとう!
じゃあ私お粥作りますね!
ほんと!?
ここから始まります
おばあちゃん直伝の特製しそ入り玉子粥です!
すごーい!いただきま──す!
~~~~(波線)すっごくおいしい!なにこれ!?
玉子がいい具合に絡んで私好みだよー!
……うう…
え!?な、何!?
彼氏との喧嘩のこと思い出しちゃって…
なんで?
喧嘩の理由が卵だったんです…!私が彼に目玉焼きを作ってあげたんですけど…
私が焼いたのが固焼きだったのが許せないって…!
彼は半熟派だったんですぅー!
そんなことで…
ここから始まります
私たちもうダメなんですかね…
大げさだよ!大丈夫だって
そういう価値観の相違はまず否定からじゃなくて肯定からはいって…
ぐす…
すみませんお見舞いにきたのに相談乗ってもらって…
んもー!気にしなくていいって!お粥作ってくれたし!
それにしてもしそもハーブなんだよねー
そういえばそうですね
うちの商品ラインナップにはないけど”日本のハーブ”って切り口で紹介したら面白いかもなー
そうですね!『彼氏が風邪で弱った時に作ってあげたいモテハーブ料理!』とかどうですか?
いいね!
ここから始まります
あ、まって!メモとる!
もう、先輩は仕事ばっかりなんだから!
今までこんな視点でスパイス・ハーブのこと考えたことなかったから…ちょっと興奮しちゃって
商品を知ってもらって買ってもらうことしか考えていませんでしたからね
これもオウンドメディアの効能ですね!
なんだか楽しくなってきたぞー!
復活したら、周りの女子社員にも声をかけてブレストしてみよう!もっといろんなアイデアが出るかも!
ここから始まります
四葉先輩の体調も回復したしアドバイスのお陰で私も彼と仲直りできました!
さー仕事頑張りましょう!
マーキ企画部
若いなぁ…
各部署から情報が集まっていますよ
うわっすごーい!
インクバーンさんからコンテンツごとの基本デザイン案もあがってきてる
よーしガンガンいっちゃうよー!
みんな覚悟してね!
ここから始まります
この企画は進めましょう!若狭さん!早速関係者に取材のアポを取って下さい!
松尾さんはインクバーンさんにデザインのフィードバックを!
はい!
私の方ではライターとカメラマンの手配…
それと進行管理用のスケジュールも作っておかなくちゃ!
なんか最近マーケ頑張ってるなぁ
『スパイス・ハーブの庭』新しくなるらしいですよ
各コンテンツに「いいね!」やツイートするボタンを実装しました
ここから始まります
これで簡単に気になった情報を知り合いに教えられるようになります
あとは徐々にFacebookの機能を使ったコメント欄を設置したりFacebookページを開設してコミュニケーションできるようにしていきましょう
『スパイス・ハーブの庭』リニューアルサイトのオープンは来週です!
みんな気を引き締めていきますよ!

第7話は2013年3月10日公開予定

この記事の筆者

原案・監修:株式会社インフォバーン
コンテンツによる「企業のメディア化」をお手伝いするWebサイト制作会社。 「コンテンツセントリック(コンテンツ中心主義)」という考え方のもと、現在で言うところの「コンテンツ・マーケティングの促進」や「オウンドメディアの拡充」を図り、自社商品・サービスの魅力をうまく伝えきれない企業とユーザーとの架け橋になって、信頼関係の醸成をサポートしている。

代表取締役 CEOの小林 弘人(こばへん)による書籍『メディア化する企業はなぜ強いのか?』(技術評論社)が、企業としての方向性をもっとも明確に示している。
http://www.infobahn.co.jp/

シナリオ原案:akino
クリエイティブディレクター・シナリオライター。シナリオ・編集の代表作は『マンガでわかる統計学』『脱オタクファッションガイド』(ともにオーム社)など。企業広告や官公庁発行物でも幅広く活動中。

作画:藤島昭
漫画家・キャラクターデザイナー。「学園マンガの描き方 入門編」(ホビージャパン)にて多数の作画を担当。指南書やソーシャルゲームのキャラクターデザインを中心に活動中。

マンガ制作:トレンド・プロ
主に広告マンガ、イラスト、アニメ、キャラクターの制作を手がけるマンガ制作プロダクション。動機付け、興味の喚起、ストーリー性、分かりやすさなど、マンガの持つ強力な訴求力を活用し、企業が発信するさまざまなメッセージを織り込んだマンガ制作を得意としている。
http://www.ad-manga.com/

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Web坦編集部でも大活躍、変更履歴が一目でわかるチェックツール「WinMerge」がすごい - 2/16~2/22のWeb担の記事まとめ [先週のWeb担まとめ記事] | Web担当者Forum

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先週のWeb担まとめ記事

Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 21本とニュース記事 14本です。

忙しい人のためのこの記事の使い方:
  • 上のほうから内容をざっとチェックする
    重要なものほど上の方に置いてあります。
  • 背景が黄色の部分をざっとチェックする
    要チェックのものは色を付けてあります。

今週の担当は、池田です。

【プレゼント】書籍『ウェブ配色 決める!チカラ』
Web制作に特化した、発注者・デザイナー必読の色彩とコミュニケーションに関する専門書籍を3名様にプレゼントいたします。
https://web-tan.forum.impressrd.jp/q/2013/02/13669

[今回の要チェック記事]↓セミナー・お知らせ | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
Web坦編集部でも大活躍、変更履歴が一目でわかるチェックツール「WinMerge」がすごい

Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?

  • 「HTMLやメルマガ原稿の"変更履歴"をスゴく見やすくするWinMergeが手放せない」は、Web坦編集部でも活用する原稿の差分チェックに便利なツールを紹介した記事。

    HTMLやメルマガ原稿のファイルを比較し、どこがどう変更されたかをわかりやすく表示してくれる無料ツール「WinMerge」はホントに便利なツール。使い方は簡単、比較したいファイルを2つ開くだけ。どの行のどの文字が違っているかを表示してくれます。

    WordやPDFであれば履歴やコメントを使えますが、HTMLやテキストファイルではそうもいきません。でも、WinMergeを使えば変更点が一目でわかります。

    Web坦のメルマガでも活用している、おすすめツールですよ。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/19/14695(今回の記事を読む)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/2838(バックナンバーを見る)

  • 「アンカーテキストに取って代わって『共起』が有力なシグナルとなる(予測)」は、検索順位の未来について議論した「SEOmoz」の記事。

    検索結果の順位に影響を与えるシグナルとしては、リンク、オーソリティ、キーワード、アンカーテキストなどがあります。

    グーグルの検索順位決定において、これらは重要な地位を保ってきましたが、今後はよりキーワードとリンクの「共起」や「言及」が重要な要素になるのではないかと、検索の未来を考えていきます。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/18/14658(今回の記事を読む)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/804(バックナンバーを見る)

  • スマホユーザーに関する調査「スマートフォンレポート vol.2」からお届けする「スマホサイトへの最適化要望は高くない?不満を抱えつつ利用するユーザーの姿」に注目が集まりました。

    ドコモ・ドットコムが2012年9月に発表したレポートで、「スマートフォンの購入状況/ブラウジングの不満点について」の調査です。

    ほとんどのユーザーは、スマホサイトに何らかの不満を感じながら利用しているものの、現状にある程度満足しており、サイトのスマホ最適化については「最適化までは必要ない」という意見がそれなりにあることが見て取れます。

    とはいえ、もちろん不満はあるのでスマホ最適化するべきであることに変わりはないのですが……

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/22/14591(今回の記事を読む)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/6835(バックナンバーを見る)

  • 「いきなり訪問数が急増! 原因は何!? トラフィックメニューで流入元を探ってみよう」は、「衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座」の記事。

    今回から「サイトへの流入」をテーマに、数回にわたりGoogleアナリティクスの活用方法をお届けします。まずは訪問数が急増した場合の原因調査方法について。トラフィック系のレポートを使い、流入元URLを探っていく方法を解説します。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/21/14707(今回の記事を読む)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/6342(バックナンバーを見る)

Web担の姉妹サイトもお役に立てるはずです。
データセンター(iDC)に携わる方には
データセンター完全ガイド
レンタルサーバーに興味のある方には
クラウド&サーバーホスティング完全ガイド
企業内情報システムのお仕事をされている方には
IT Leaders
ソフトウェア開発者の方には
Think IT

[セミナー・お知らせ]↑要チェック記事 | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
3月セミナー情報4件&モバイル広告大賞

※「先週のニュース記事」の「イベント/セミナー」欄ユーザー投稿でのセミナー告知もご覧ください。

グローバルWeb戦略(3/8)

グローバルWebマスター向けの無料セミナー「コニカミノルタ Webサイト カンファレンス for Global Company」が3月8日に千代田区で開催されます。主催はコニカミノルタビズコム、コニカミノルタビジネスソリューションズ。

http://www.konicaminolta.jp/business/information/2013/130308.html

マルチデバイス+CMS導入(3/15)

CMS導入セミナー「マルチデバイス対応!Webサイト構築成功の法則」をキノトロープが3月15日に渋谷区で開催します。マルチデバイスの対応サイトの構築手法や考え方を事例を交えて解説、参加費は無料。

http://www.kinotrope.co.jp/seminar/130315/index.html

CMSセミナー(3/7)

IMJグループは、独自開発したCMSを紹介する「マーケティング機能に特化したCMSプラットフォーム“IMJ Jelly Platform”紹介セミナー」を、3月7日に目黒区で開催します。参加費は無料。

http://www.imjp.co.jp/seminar/20130307_01/

広報セミナー(3/18)

「広報担当者のためのソーシャルメディア実践講座(第8回)」を日本パブリックリレーションズ協会が3月18日に六本木アアカデミーヒルズで開催します。ネットメディアの最新動向とネット時代の広報実務のあり方を議論。一般参加費5,250円。

http://event.prsj.or.jp/event/advanced/social_media

モバイル広告大賞(4/16締切)

モバイルデバイスを活用したマーケティングやクリエイティブを表彰する「第12回モバイル広告大賞」の作品募集をD2Cが2月15日に開始しました。締め切りは4月16日、昨年はBMWの「MINI COUPEハンティング大作戦」などが受賞。

http://www.mobileadawards.com/

先週の人気記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↓解説記事 | ↓ニュース記事

Web担で先週公開された記事のうち、「今回の要チェック」に次いでアクセスが多かった記事です。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • 海外&国内SEO情報ウォッチ
    コンテンツマーケティングのためのSEO視点での顧客ニーズ調査法×5 など10+4記事(海外&国内SEO情報)
  • 企業ホームページ運営の心得
    ビッグデータが壊す守旧派の壁。ドラッグ通販から一歩踏み出し日本を動かす
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/20/14689
    by 宮脇睦(有限会社アズモード)
  • ニュース記事
    ヤフー、埼玉県と「包括的連携協定」締結、スマートフォンを活用した県の情報発信力を強化
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2013/02/16/14691
    by 山川 健(Web担 編集部)

先週の解説記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↑人気記事 | ↓ニュース記事

Web担の解説記事には、ウェブサイトをビジネス活用したい人向けの情報がたっぷり詰まっています。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    消費者庁 越境ECでグッチなど模倣品の並行輸入サイトを公表、注意喚起へ
  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    楽天がファッション通販のスタイライフに約11億円でTOB、完全子会社化へ
  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    高島屋、ファッションEC子会社の社長を事業部長に 本社のネット通販を強化
  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    ドコモがファッション通販のマガシークにTOB、スマホ向け「dショッピング」強化へ
  • ユーザー投稿記事 by Priodep
    《3/30 渋谷開催》Webマーケティングの全体が分かる講座
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社メンバーズ
    自社Webサイトのスマートフォン・タブレット対応最新事例(モバイル戦略、UI/UX、ソーシャル連携、実装方法など)
  • ユーザー投稿記事 by コマースリンク株式会社
    ECサイト集客拡大セミナー 「DSPを使って新規ユーザー獲得&既存ユーザーの売上を拡大するコツ」 【東京開催無料セミナー・懇親会】
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社イー・エージェンシー
    3/13(水)Web業界で働く女子の交流会「さぶみっと!女子会」に参加しませんか?(渋谷)
  • ユーザー投稿記事 by エクスペリアンジャパン株式会社
    ■3/7開催■顧客の心をつかむ!売り上げ向上につながる「接客」マーケティング ~O2O×レコメンド×メール、3つの手法・最新事例を一挙公開~
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社 大出版社
    【BtoBセミナー】Bカート×Paid 共同セミナーのご案内 「BtoBサイトを導入する3つの理由と成功する秘訣」
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社オージス総研
    【3/6東京開催】 ビッグデータ時代に求められるデータ利活用の『仕組み』とは!
  • ユーザー投稿記事 by NECラーニング
    ビッグデータ解析基盤構築体験コースを開講
  • Web担アクセス数上位ランキング
    大人の社会科見学でデータセンターを初体験/人気記事ランキング2013-2-9~2-15
  • 先週のWeb担まとめ記事
    Webサイトを支えるデータセンターの裏側 マンガWeb坦大人の社会科見学 - 2/9~2/15のWeb担の記事まとめ

先週のニュース記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↑人気記事 | ↑解説記事

大手のニュース媒体では紹介されない、ホームページの企画・構築・運営や、ウェブマーケティング関連のニッチなニュース記事ならWeb担で。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

編集後記

最近のマイブームは梅干です。デパートに行くと、大粒小粒、塩分もさまざま。近所のスーパーにはない種類があって、少しずつ試しています(池田)

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インフォバーン、マーケティングエンジンと業務提携、両社それぞれのノウハウを提供 [ニュース] | Web担当者Forum

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オウンドメディア構築・運用のインフォバーンは、インバウンドマーケティング支援のマーケティングエンジンと業務提携する、と2月25日発表した。両社が持つノウハウを持ち寄り、それぞれの強みを合わせたマーケティングサービスを提供し、両社双方の顧客の満足度を高めることが狙い。オウンドメディアは自社サイトなど自らの媒体を意味し、インバウンドは検索やSNSを通じてサイトに引き寄せる手法を指す。

インフォバーンのこれまでのオンラインメディア運営経験に基づくユーザー目線に立ったオウンドメディアのコンテンツ制作と、マーケティングエンジンの従来型広告に頼らないインバウンドマーケティングサービスをそれぞれの顧客に提供する。デジタルマーケティングで現在最も注目されているオウンドメディアとインバウンドマーケティングを組み合わせ、質の高いオンラインマーケティングサービスを目指す。

インフォバーン
http://www.infobahn.co.jp/

マーケティングエンジン
http://mktgengine.jp/

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ネットショップ総研、ECコンサルティングの「ECセカンドオピニオン」サービスを開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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EC支援のネットショップ総研は、EC事業者向けのコンサルティングに関する「ECセカンドオピニオン」サービスを正式に始めた、と2月22日発表した。外注先への不満や、コンサルティングの依頼先の戦略が心配といったEC事業者のニーズに応える。セカンドオピニオンは、当事者以外の専門家の意見を指し、特に医療分野で治療方針を決める際、主治医以外の医師の見解を求める方法として、近年注目されている。

EC分野のコンサルティングの外注は、これが絶対に正しいということはないといい、店舗ごとに異なる事情や価値観によって取り組み方法も変化することから、実施する。現在依頼している外注先の判断について、戦略の実現性やコストの妥当性、思ったように動いてくれない場合の指示の出し方などを主観で回答する。外注先を無理に変えることが目的ではなく、別の他の意見を示すサービスとなり、無料で行う。

ネットショップ総研
http://www.netshop-soken.co.jp/

ECセカンドオピニオン
http://www.netshop-soken.co.jp/2ndop.html

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NECビッグローブ、「BIGLOBEクラウドホスティング」用の「クラウドアプリストア」開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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インターネットサービスのNECビッグローブは、IaaS(Infrastructure as a Service)型のパブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」で利用できるソフトを販売する「クラウドアプリストア」を3月12日に始める、と2月25日発表した。クラウドサーバーの構築・運用に必要なツール系ソフトや、中小規模企業の業務を効率化する勤労管理、営業支援、CMS(コンテンツ管理システム)などの業務系ソフトを提供してシステム構築を支援する。

利便性の高いソフトを選び、BIGLOBEクラウドホスティングで動作確認したうえで提供するため、製品の比較検討や動作確認の手間をかけることなく利用が可能になる。ソフトは月額料金となり、必要な時に必要な分だけ使うクラウドの利点をソフト面でも実現する。最短10分程度で導入でき、期間・機能限定の無料トライアル版も用意。開始当初は、クラスタリングソフト「CLUSTERPRO X」と、「Windows Server」上のデータベース「SQL Server」を提供する。

NECビッグローブ
http://www.biglobe.co.jp/

クラウドアプリストア
http://0962.jp/pr/cloud/appli/

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オイシックスが東証マザーズに上場、物流・システム強化図る [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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有機野菜などの食品販売サイト「Oisix(おいしっくす)」を運営するオイシックスは2月7日、東証マザーズ市場への新規上場が承認されたと発表した。上場予定日は3月13日。上場に伴い50万株の公募と20万株の売り出しを行う。合計で4億3000万円の資金を調達する予定。調達資金は物流拠点の整備やシステム強化に利用するとしている。

公募・売り出し価格は3月4日に決定する。神奈川県の海老名物流センターを中心とした物流拠点の整備・物流機能の強化に2億3000万円、EC事業における販売強化・サービス向上のためのシステム、ソフトウェアなどに2億1000万円を投資する予定。

オイシックスは97年に「株式会社コーヘイ」として設立。00年に食品販売サイト「Oisix(おいしっくす)」を開設し、食品EC事業を開始した。同年に現在の「株式会社オイシックス」に社名変更した。安心・安全な食品の販売を強みとし、中国ギョーザ問題など食の安全が不安視されるようになって以降、業績が拡大した。近年は放射能検査を早くから実施するなどの対応が評価され、さらに業績を伸ばしている。12年3月期の売上高は前年同期比53.6%増の126億971万円、営業利益は同75.1%増の5億7957万円、経常利益は同75.3%増の5億9648万円、純利益は同68.7%増の3億3195万円。

・Oisix
http://www.oisix.com/

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

この記事の筆者

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

→日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

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Twitterタイムラインをサイトに貼り付けてる人、3月までに直さなきゃダメよ [編集長ブログ―安田英久] | Web担当者Forum

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今日は、サイトにツイート一覧を貼り付けている人向けのお知らせです。というのも、Twitterが提供しているツイート一覧をサイトに掲載する仕組みが3月には使えなくなってしまうのです。

Twitterは、標準のサイト貼り付け用ツイート一覧ボックス(「Join the conversation」と表示されるやつ、ウィジェット)の提供を近いうちに終了することを発表しました(代替手段については後述)。

このスタイルのツイート一覧をサイトに貼り付けていたら要注意。3月以降使えなくなるように

Twitterの新しいAPI(プログラムによるツイートデータ取得の仕組み)への移行によるものです。この「Join the conversation」ウィジェットは古いAPIを使っているため、新APIへの切り替えにともなって使えなくなるのです。

正式な提供終了時期は確定していませんが、完全に終了するとウィジェットには何も表示されなくなってしまうようです(API呼び出しは「410 Gone」ステータスコードを返すようになります)。

念のために整理しておくと、この「終了」は、次のような影響があります。

  • Twitterのサイトにブラウザでアクセスしてツイートを見たり発言したりすること―― 一切影響なし

  • スマホアプリやその他のアプリでツイートを見たり発言したりすること―― アプリが新バージョンのAPIに対応済みならば影響なし(対処法:アプリ開発者に対応してもらうことしかありません)

  • Twitter公式「Join the conversation」スタイルのツイート一覧ウィジェットをサイトに貼り付けている場合―― 影響あり(対処法:新しい「埋め込みタイムライン」ウィジェットに差し替える、後述)

  • Twitter公式のツイートボタンをサイトに設置している場合―― 影響なし

  • その他独自にTwitterのデータを扱うプログラムをサイト用に作っている場合―― API 1.1に移行していれば影響なし。API 1.0ならば影響あり(対処法:新バージョンのAPIに対応したものに作り替える)

3月6日午前2時に1時間だけ停止テスト

スケジュールとしては、旧バージョンAPIの提供を一時的に終了状態にする「停電テスト」を日本時間の3月6日(水)午前2時~3時に実施し、その後また停電テストをしてから完全な終了に向かうようです。

サイトで使っていないかチェックするには……

この「Join the conversation」スタイルのツイート一覧ウィジェットがサイト上で使われている部分を探すには、「TWTR.Widget」というキーワードで探すのがいいでしょう。

といってもこれはHTML内のスクリプトコードなのでGoogle検索などでは見つけられません。CMSのテンプレートやコンテンツ一覧のHTMLソースを「TWTR.Widget」で検索するか、サーバー上のHTMLソースから「TWTR.Widget」を検索(grep)するといいでしょう。

コードは次のようになっているはずです。

<script src="http://widgets.twimg.com/j/2/widget.js"></script><script>
new TWTR.Widget({
……

使ってたら「埋め込みタイムライン」ウィジェットに差し替えを

もし「Join the conversation」スタイルのツイート一覧ウィジェットを使っていたら、新しいAPIに対応した「埋め込みタイムライン」ウィジェットに差し替えましょう。

「埋め込みタイムライン」ウィジェットはTwitterアカウントから作成します。

作るにはブラウザでTwitterのサイトに行き、右上の歯車アイコンから[設定]を選んでから、左に表示されるメニューで[ウィジェット]を選び、[新規作成]ボタンをクリックします。

新しい「埋め込みタイムライン」ウィジェット

@Anywhereは一足先に正式終了

ちなみに、Webページ上でTwitter関連の便利な機能を提供する「@Anywhere」というサービスをTwitterが提供していましたが、こちらも同様に新APIへの移行でサービス提供が終了されます。

こちらは一歩先に、停止テストなしに米国時間の3月5日をもって正式に終了されます。

@Anywhere機能は3月5日(米国時間)で一歩先に正式終了

@Anywhereの仕組みが使われている部分を探すには、「Join the conversation」ウィジェットの場合と同様に、HTMLのソースコードで「twttr.anywhere」を検索します。コードは次のようになっているはずです。

<script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/anywhere.js?id=xxxxxxxx&v=1"></script><script type="text/javascript">twttr.anywhere(function (twitter) {
……
この記事の筆者
ユーザー 安田英久(Web担 編集長) の写真

安田 英久(やすだ・ひでひさ)

株式会社インプレスビジネスメディア
Web担当者Forum 編集長

プログラミングやサーバー、データベースなどの技術系翻訳書や雑誌『インターネットマガジン』などの編集や出版営業を経て、現在Webサイト 「Web担当者Forum」編集長。ビジネスにおけるWebサイトの企画・構築・運用と、オンラインマーケティングの2軸をテーマにメディアを展開してい る。

個人としては、技術とマーケティングの融合によるインターネットのビジネス活用の新しい姿と、ブログ/CGM時代におけるメディアのあるべき姿を模 索し続けている。趣味は素人プログラミングと上方落語と南インドカレー。

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トライバルメディアハウス、インデックス・アイと資本・業務提携してリサーチ体制を強化 [ニュース] | Web担当者Forum

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ソーシャルメディアマーケティングコンサルティングのトライバルメディアハウスは、マーケティングリサーチのインデックス・アイの株式を34%取得し、資本・業務提携した、と2月22日発表した。トライバルメディアハウスの池田紀行社長が、インデックス・アイの取締役に就く。提携によって、新しいリサーチ手法のコミュニティパネル型リサーチサービスで調査設計・集計分析・運用オペレーションの体制強化を図る。

コミュニティパネル型リサーチサービスは、数十~数百人で行うマーケティングリサーチオンラインコミュニティーの規模を拡大し、対話やインタビューに加え、アンケートなど定量調査を同じプラットフォームで実施。企業が保有する「Facebookページ」のファンをリサーチに活用することで優良な調査モニター募集を不要にするとともに、調査対象が分かるリサーチを可能にする。サービスは両社が共同で提供する。

トライバルメディアハウス
http://www.tribalmedia.co.jp/

インデックス・アイ
http://www.index-i.co.jp/

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キノトロープ、セミナー「マルチデバイス対応!Webサイト構築成功の法則」、東京で3/15 [ニュース] | Web担当者Forum

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Webビジネスサポートのキノトロープは、企業のWebサイト業務担当者を対象にしたCMS(コンテンツ管理システム)に関するセミナー「マルチデバイス対応!Webサイト構築成功の法則~ユーザニーズに最適化したWebサイト構築~」を3月15日に東京都渋谷区で開催する。インターネットを利用する機器が多様化する中、企業に求められるマルチデバイスに対応するWebサイト構築の考え方や、プロジェクトを進める際に必要なポイント、CMSの具体的な構築工程を事例とともに解説する。同社の社長らが講師を務める。定員10人、参加無料。サイトから申し込む。概要は次の通り。

日時:3月15日(金)午後3時~同5時
場所:キノトロープ1F会議室(東京都渋谷区大山町45-14)
内容:「マルチデバイスに対応するWebサイト構築の考え方」「マルチデバイスに対応したあるべきWebサイト構築手法」
詳細・申し込みページ:
http://www.kinotrope.co.jp/seminar/130315/

キノトロープ
http://www.kinotrope.co.jp/

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IMJ、「第2回NPS業界ベンチマーク調査」で証券会社はマイナス、化粧品、酒造はプラス [ニュース] | Web担当者Forum

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Web・モバイルインテグレーション事業のアイ・エム・ジェイ(IMJ)は、「第2回NPS業界ベンチマーク調査」の結果を2月26日発表した。今回は、証券会社9社、化粧品メーカー11社、酒造メーカー6社のNPSとその要因を調べた。証券会社は全体にマイナスで、化粧品メーカーと酒造メーカーは全体的にプラス。化粧品メーカーは企業別の最大値と最小値の幅が比較的大きく、酒造メーカーは小さかった。調査は2012年12月26~28日に証券会社の口座開設者、化粧品メーカーの製品利用者、酒造メーカーの酒類飲用者にインターネットで実施した。サンプル数は計5485。

NPSはNet Promoter Scoreの略で、商品・サービスやブランド、企業などに対する顧客の忠誠度を示す。友人・知人に勧める可能性を尋ね、11段階の回答を推奨者、中立者、批判者に分け、推奨者の割合から批判者の割合を引いた数値がNPSとなる。証券会社は6社がオンライン系、3社が店頭窓口系。NPSはマイナス7.5~同42.2で、全体ではマイナス24.4となった。投資は自己責任のため、勧めること自体に抵抗があることが理由とみられる。オンライン系は比較的NPSが高く、取引の簡単さ・スムーズさやWebサイト全体の分かりやすさが好影響を与えていた。

化粧品メーカーは全体のNSPはプラス8.4で、企業別ではプラス23.5~マイナス0.9。トップ企業の23.5、2位の19.3、3位の17.7と上位は好スコアだった。化粧品は利用頻度が高く多様化しているため、勧めやすいことが要因という。使い心地、成分・効能・機能性、使用の手軽さが評価されている。酒造メーカーは、企業別でプラス40.3~同20.5とプラスの中で差が小さく、全体でも26.0と高水準。酒類はし好性が強く、推奨に向いていると考えられる。味・香り、ブランドイメージ、メーカーの信頼度、パッケージデザイン・形状などが、高いNPSに影響していた。

第2回NPS業界ベンチマーク調査
http://www.imjp.co.jp/press/assets/201302/imj20130226.pdf

アイ・エム・ジェイ
http://www.imjp.co.jp/

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アスキー、メディアプローブが明かす「マルチデバイス対応のWebリニューアルのポイント」セミナー3/14 [ニュース] | Web担当者Forum

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Webサイト制作、iPhone/iPadアプリ開発等のメディアプローブは、アスキー・メディアワークス(AMW)WebProfessional編集部とのコラボセミナー「そのスマホサイト・アプリ、ユーザは快適に使えていますか?~マルチデバイス対応のWebリニューアルのポイント」を3月14日に開催する。会場は東京のAMWオフィスを予定、参加費は無料。

近年、スマホ利用者の増加によって、企業Webサイトのスマホ対応が問われているが、デバイスがわかればユーザ行動は変化するもの。画像を軽量化して表示時間を短縮するなど、スマホならではの利便性を考えた工夫によってアクセス数は大きく変わる。そこで本セミナーでは、UCD(ユーザ中心設計)の観点で、デバイスの先にいるユーザ利便性を追求するために、マルチデバイス対応のWebリニューアルのポイントを解説。また、マルチデバイス対応CMSの導入についても事例を交えて紹介する。

ゲストスピーカーには、AMWでガジェット・PC/ITファン向けメディア『週アスPLUS』を立ち上げた、WebProfessional編集/週アスPLUS Webディレクター 坂本洋史氏を迎える。

そのスマホサイト・アプリ、ユーザは快適に使えていますか?~マルチデバイス対応のWebリニューアルのポイント
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爽快ドラッグが4年連続グランプリ 楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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楽天は2月7日、「楽天市場」の約4万店舗の出店者の中から顧客評価や売り上げが優れたショップを表彰する「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2012」の受賞店舗を発表した。総合グランプリは健康食品・日用品などを販売する爽快ドラッグ(本社東京、小森紀昭社長)が4年連続で受賞した。

爽快ドラッグは品揃えの充実、物流網の整備による配送リードタイムの短縮化、低価格販売などに積極的に取り組んだ。人気のミネラルウォーターの販売を強化したほか、メーカーと協力して新たな手法での販売に取り組んだ点なども評価された。

総合2位は前年も2位のケンコーコムが受賞、上新電機が3位になるなど上位3社は4年連続で同じ顔ぶれとなった。このため、今回から新たに総合賞はベスト10まで選ばれることになった。

同賞は、今回で15回目。出店者の中から、楽天ユーザーによる人気投票のほか、ショップへのアクセス数・売り上げなどの実績面を総合評価して、その年のベストショップを選んでいる。

・ショップ・オブ・ザ・イヤー2012
http://event.rakuten.co.jp/soyshop/

・爽快ドラッグ
http://www.rakuten.ne.jp/gold/soukai/

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

この記事の筆者

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

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物知りにありがちな失敗に学ぶ、捨てる作文術 [企業ホームページ運営の心得] | Web担当者Forum

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Web 2.0時代のド素人Web担当者におくる 企業ホームページ運営の心得

コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。

宮脇 睦(有限会社アズモード)

心得其の301

安易な便乗商法に喝

連載300回の大台突破し、いつもの「現場」に戻ります。

某ラーメンチェーンのナルトに「八」の字を見つけました。期間限定メニューに「新島八重」とあるので、NHKの大河ドラマ「八重の桜」に便乗しているのでしょう。そういえばこのチェーン店の本社は、ドラマの舞台である福島県にあります。

福島県といえば、震災被害と風評被害に見舞われ、多少のことには目をつぶり応援したいのは山々、昼食に迷ったときにはこのチェーン店を優先的に利用しています。わずかながらもこのチェーン店の株主というのも理由の1つ。しかし、期間限定メニュー「新島八重ラーメン(仮)」の「説明」があまりに残念でガッカリ。むしろやってはならない作文の見本ともいえ、「八重の桜」に便乗するなら「ならぬことはならぬものです」と叫びたくなる仕上がりでした。

今回は「ブラックテキスト芸」ではなく、正統的なコンテンツのための作文技術について。

自分のことは棚に上げて

散らばるトピックを力業で結ぶこともある本稿が述べることに自己矛盾をはらむのですが、コンテンツ作文の基本は「捨てる」ことにあります。換言すれば「要点を絞る」ということ。つまり、要点以外のトピックは、可能な限り削ることで「論旨」が明快になります。

どうでも良い情報や表現が、読者を混乱させている文章は少なくありません。先の「新島八重ラーメン」とは、ラーメンの上にすき焼き風の具材がのっているもので、すき焼きをのせた理由をこう説明します(以下は主旨を汲み取ったうえでの意訳)。

(新島八重は)老舗店で当時は珍しい牛肉料理を食べていた

違和感に気がついたでしょうか? 伝統をイメージする「老舗」と、新規性を連想する「珍しい」の組み合わせが、読者を混乱させるのです。「○○の老舗店」や「老舗店だから○○」という「珍しい牛肉料理」を説明する必然性が示されていないのです。ならば「老舗店」を省いてしまえば「当時は珍しい牛肉料理」だけに読者の注意を引きつけることができます。もちろん、老舗店が珍しい料理をだすこと自体は間違いではありません。

たった一言で変わる印象

上記ラーメン店の例は、余計な修飾やキーワードが説得力を失わせる一例です。たったその一言のために、文章全体の躍動感を失うことがあるのです。そしてこれは「物知り」の作文に見られる特徴です。

意訳なしの原文では「京都にいた際に、市内にある老舗店に夫婦一緒に……」と書かれています。新島八重が後の世に「幕末のジャンヌダルク」と呼ばれることになったのは、会津戦争において女だてらに武器を持ち戦ったことが理由です。会津とは現在の福島県の内陸部から、新潟県の一部にまたがる地域で、大河ドラマの綾瀬はるかさんも会津言葉を使っています。そこから「京都に居た」と説明を加えたのでしょうが、先の「老舗」と同じく、重要なことは「牛肉料理」であって新島八重の所在ではありません。

大切なものは何か

「京都」と「夫婦一緒」を記したのは、八重の旦那「新島襄」が、京都で後の同志社大学を開いており、2人の関係性なくして八重を語れなかったからだと推察します。新島八重という人物を語るうえで新島襄は避けて通れません……が、これは「物知り」が陥穽(かんせい)にはまる典型です。

ものを知らなければ余計な説明はなく、語るべき基礎知識がなければ、修飾のしようはありません。ところが、「物知り」は知りすぎており、すべてを語らないことは不正確であり不誠実と思い込みます。しかし、すべてを語るには字数が足りず、「キーワード」を入れ込むことで、説明を尽くしたと納得し、とっちらかった文章が生まれます。

触れないという失敗

八重には「幕末のジャンヌダルク」の他に、もう1つ「ハンサムウーマン」という代名詞があります。新島襄が知人にあてた手紙の中でこう紹介しており、また「男女同権」を実践していたことも彼女を紹介するうえでは重要です。そこから「夫婦」という記述を外せないとするならば、「ご主人は同志社大学を設立した新島襄」という説明を加えなければなりません。八重のネームバリューを利用する企画だからです。新島襄に触れることで、共に歩んだ八重の名を高め、イベントの価値を上げることこそ、この文章に求められる使命なのです。

余計な修飾は避けるべきですが、人物像を説明するのに必要な情報、コンテンツなら商品の価値を高める理由を、紹介しないのは本末転倒。そして「珍しい牛肉料理」という表現も問題ですが、これまた大切なことなので次回に掘り下げます。

大林宣彦の教え

そもそも論に立ち返れば、ただの便乗企画なら、新島襄はおろか新島八重の人となりに迫る必要はなく、ならば「牛肉料理を食べた」と紹介すれば事足ります。むしろ、牛肉料理についてもう少し掘り下げ、文明開化とともに「流行に敏感な人を中心に広がっていた」とする方がお客の好奇心を刺激します。

本旨に不必要な説明、修飾、キーワードは「捨てる」。これは映画監督の大林宣彦さんの言葉にあります。映画は興行の都合で上映時間が決められ、編集作業とは時間に納めるためにあるといっても過言ではありません。一方で、監督はすべてのカットを使いたいものです。迷ったときはどうするかと問われた監督はこう答えました。

一番好きな部分をカットする

思い入れが強すぎるシーンほど、他人から見ればどうでもよいことが多いとのことです。拙文でも肝に銘じています。初稿は「物知り」と誇るためのトリビアに溢れることが多く、今回でいえば「明治2年にはすでに生肉・生牛乳が発売されていた」は入校直前まで、つい残してしまい……。

戯れにメニューを妻にみせ、文章のおかしさを尋ねます。しばし考えた結果、得意げに妻が答えます。「そもそもこの時代の人はラーメンを食べていないでしょ?」。それをいったらラーメン屋の販促は台無しです。

今回のポイント

必要な情報だけに絞り込む

迷ったら一番好きな場所を削る

この記事の筆者
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宮脇 睦(みやわき あつし)

プログラマーを振り出しにさまざまな社会経験を積んだ後、有限会社アズモードを設立。

制作、営業の双方の現場を知ることからウェブとリアルビジネスの融合を目指した「営業戦略付きホームページ」を提供し、一業種一社、制作案件は足立区内のみという営業施策をとっている。本業の傍らメールマガジン「マスコミでは言えないこと」を発行。好評を博す。著書に『Web2.0が殺すもの』『楽天市場がなくなる日』(ともに洋泉社)、冷静な視点からのIT業界分析に「週刊ポスト」など、様々な媒体から情報発信を続ける。

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CMSのクラウド化でWeb制作の現場はどう変わる? 大手制作会社とCMSベンダーに聞くホンネ | Web担当者Forum

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高額なCMSのライセンス費用が不要なら、予算に占めるシステムの構築費用の割合を抑えられ、よりコンテンツや運用面を考えた提案へと集中できる
制作会社がクリエイティブな部分に集中できる仕組みを作るのも、CMSメーカーの役割。Win-Winになれる仕組みを作っていきたいですね
取材に応じた、ミツエーリンクスの真中 翔太氏(左)と藤岡 龍太氏(中央)、ミックスネットワークの布施 貴規氏(右)

この数年のうちにさまざまなクラウドサービスが登場し、CMS業界でもクラウドサービスの製品が登場してきている。従来のインストール型のCMSとは何が異なり、どんなメリットがあるのか。制作会社側の視点からミツエーリンクスに、CMSベンダーの視点からミックスネットワークに聞いた。

クラウドCMSで制作会社は提案の幅が広がる

――Web制作においてCMSが必須であるという認識は広がっていると思いますが、予算の限られた中小企業のWeb制作現場でも必要性が浸透しているのでしょうか。

株式会社ミックスネットワーク
執行役員
クラウド事業プロジェクト担当
布施 貴規氏
株式会社ミツエーリンクス
第四本部 第二部
部長
真中 翔太氏

布施 中小企業のお客様は、Webに詳しい担当者がおられない場合もあるので、要望に合わせたCMSを制作会社側で選定して提供することがほとんどだと思います。とはいえ、Webに詳しくはなくても、CMSを使えば、サイト更新の流れが内部でできてコストを抑えられるということや、マルチデバイス対応が行えるという意識はあると思います。

真中 日々の運用を制作会社に任せると、どうしてもコストがかかります。CMSを導入してお客様で細かい修正ができるようになれば、その分のコストが削減でき、予算をクリエイティブな提案やアクセス解析を活用した改善など、よりWeb戦略に近い提案にまわせるようになると考えています。

――そのようななかで、CMSの選定導入にはどのような課題があると考えていますか。

真中 従来のインストール型のCMSでは、コストの面で高い壁があるのかな、と思いますね。サーバーなどのインフラも含めて用意しなければならず、特に中小企業ではサイト構築全体で予算が500万円程度の場合が多いので、初期コストが大きくなりがちなパッケージ製品を使いづらいと思います。また、制作面ではCMSを構築するために開発側と連携していかなければなりません。

――一般的に、低予算のWebサイト制作/リニューアルでは、どのようにしているのでしょうか。

真中 CMSをインストールして開発する費用を抑えるために、Movable TypeやWordPressのような比較的安価なCMSを使って、制作に予算を回しています。

布施 制作会社としては、中小企業のお客様に対してMovable TypeやWordPressを選ぶケースが多いですよね。初期コストを抑えられて、知識やノウハウもあり、情報も豊富であるため選びやすいと思います。

しかし、自分もこれまでWordPressでサイトを構築した経験がありますが、スタートの段階で何をやるのかを厳密に決めておかないと運用で問題となり、後からカスタマイズに追加費用がかかることになるのが問題です。オープンソースは安いと考えているお客様と、後から費用面でトラブルとなるケースもありますね。

クラウドなら予算が限られ、サーバーの仕様が決まっているような場合でも提案の幅が広がる

真中 予算以外にも、お客様のなかには、サーバーなどの仕様が決まっている場合があり、そのスペックに合ったCMSに限定され、最悪の場合は選択するCMSがない場合もあります。このような場合にクラウド型のCMSを使えれば、提案が楽になり、提案の幅も広がっていくと思います。

布施 パッケージ製品と比較し、クラウドサービスは、ソフトウェアやサーバーの調達費用がかかりませんから、初期コストを抑えることができます。クラウドCMSならサーバー費用込みで月額数千円、または数万円から利用できますから、予算の少ない、中小企業向けの選択肢として選びやすくなってきたのではないでしょうか? 100ページ程度のWebサイトであれば、予算150万円の案件でも対応できるケースもあるでしょう。

真中 予算がある程度決まっているなかで提案していくため、カスタマイズ費用を抑えられるというメリットは大きいですね。サーバーにインストールする手間も省けます。また、中小企業のお客様にはシステム担当者がいない場合もあるので、サーバーとシステムがメーカー側で保守運用されるということは、セキュリティ面で安心できるといえるでしょう。

システム側の原価を抑えることで制作会社がやるべきこと

予算全体に占めるCMSライセンス費が小さくなれば、その分を制作費にあてられる

布施 たとえば、全体の制作予算500万円のうち、200万円をCMSのライセンスに使うと、コンテンツの制作費は残りの300万円ということになりますよね。CMSメーカーはそれで儲けが出ますが、制作会社に入る代理店マージンは200万円のライセンスの2~3割ほどです。

しかし、先ほど話したようにクラウドCMSであればサーバー込みで、初期コストを抑えて利用できますから、その分の予算を制作へとあてることができます。

弊社のクラウドCMSであれば年間12万円程度にコストを抑えることもでき、残りの480万円以上を制作費にあてられます。後は戦略次第で、コンペに勝つために価格を抑えたり、要望以上のコンテンツを提案できるようになるでしょう。原価を圧縮することで、提案の選択肢が広がることになります。

値下げ交渉となるとどうしてもコンテンツの制作費が削られやすいのが現状です。その点、クラウドCMSはコスト面のメリットが大きい。戦略的な提案にコストを回せるのは大きなメリットだと思います

真中 サイト構築の予算にはシステム費とコンテンツの制作費が含まれていて、値下げ交渉となるとどうしても制作費が削られやすいのが現状です。その点で、クラウドCMSはコスト面のメリットが非常に大きいと思います。

これによって、PDCAを回すためにアクセス解析ツールを導入して、使い方をお客様に教育するなどの余裕も生まれ、リニューアルの段階で運用面も考えた設計により力を入れられるようになります。これまでは予算内ではできなかった要望も吸収して、お客様に提供することも可能となりそうですね。

布施 制作会社が本来のWebデザインや情報設計に力を入れて、よりクリエイティブな部分に注力できるように手助けをすることもCMSメーカーの役割だと考えています。制作会社の方には、CMSの販売代理ではなく、本来のアイデアやデザイン、情報設計で利益を出してもらえればいいと思います。

また、オープンソースのCMSをカスタマイズして運用していると、新たなデバイスが出てくるたびに新たなことを覚えたり、勉強しなければならなくなります。クラウドであれば、新たなデバイスへの対応はメーカー側が行うので、クリエイティブな部分に集中できます。クライアントも制作会社も、もちろん我々のようなCMSメーカーも本来望む形でメリットを得られ、Win-Winになれる仕組みを作っていけると考えています。

真中 Web制作は作って終わりではなく、常に改善していかなければならないと我々は考えています。こうしたクラウドCMSによってコストが下がり、そのコストをPDCAに回せるのは、大きなメリットだと思いますね。

開発コストが大きく、コンテンツの予算を確保できないため、CMSを導入しても戦略的にPDCAを回せないケースもある

布施 せっかくCMSを入れてホームページをリニューアルしても、戦略的にPDCAを回せていないケースも見かけます。開発に大きなコストがかかるため、コンテンツにかける予算に余裕がなくなり、息切れしてしまうことが原因の1つだと思います。

――クラウドCMSは、やはりコーポレートサイトよりもアクセス数が読みづらいキャンペーンサイトなどでメリットが大きいのでしょうか。

布施 アクセス数などのスケールに合わせ、リソースを最適化して利用できるのはクラウドのメリットの1つですね。しかしキャンペーンサイト以外でも、たとえば美容院などの本当に小規模で個人商店に近いところは、サイト規模は小さくても、予約などの集客のための施策をやらなければなりませんから、予算をなるべくかけずに利用できるクラウドは合っていると思います。

スマートフォンサイト管理の選択肢を広げる

――スマートフォン対応というのも、今後の企業Webサイトの大きな課題だと思われます。

布施 Web制作の現場で今一番の課題は、スマートフォンサイトをどうするか、ということですよね。サイト変換のコンバーターなどを使う場合もありますが、スマートフォンにもしっかりと対応したワンソースマルチデバイスで管理できるCMSを使うほうがスムーズでコストも下げられると思います。

すべてレスポンシブWebデザインにすればよいわけではない。利用環境やターゲットに合わせて情報を伝えていくことが必要

真中 我々は、基本的にワンソースで制作するレスポンシブWebデザインという技術を利用しています。1つのHTMLを修正すればすべてのデバイスに反映でき、表示幅によってデザインを変えられるのですが、現在はお客様の要望として最も多くなっています。

CMSで管理する場合はテンプレートが1種類で済むことになりますね。

ただし、PCとモバイルではターゲットユーザーや、使われる環境、時間帯などが異なるため、すべてをレスポンシブWebデザインにすればよいというわけではないですね。スマートフォンに最適化するページと共通でよいページを見極めて、的確な情報をユーザーに伝えていくことが今後必要になってくると思います。

株式会社ミツエーリンクス
第四本部 第一部
デジタルコンテンツグループ
デザイナー
藤岡 龍太氏

藤岡 CMSの機能でワンソースマルチデバイスを実現するのか、レスポンシブWebデザインでマルチデバイス対応するのか、お客様の選択肢を増やすことができることは重要だと思いますね。

布施 お客様と話をしていると、スマートフォンで目立たせたい情報とPCで目立たせたい情報を変えたいという需要もあります。今はスマートフォンに対応させることを優先して考える場合が多いですが、スマートフォンとPCで情報の出し方や設計を分けられるような道は用意しておくべきだと個人的には考えています。数年先にどのような状況になるかを考えておかなければならないですね。

――PCサイトとスマートフォンサイトを一度に制作する場合もありますが、PCサイトはあるのでスマートフォンサイトを至急作りたいという要望もあると思いますが。

真中 そのような場合は、既存のPCサイトを修正してまでレスポンシブWebデザインにしようという提案は難しいですね。コストメリットを考えると、情報は一元管理しながら新たにスマートフォンサイトを作ったほうがよいと思います。

布施 すでにCMSを使ってPCサイトを運用している場合は、新たにスマートフォンサイトを作る方が安価に済みます。PCサイトの改修も含めるとコストがかかりますから、弊社でもこうした案件では、まずはスマートフォンサイトだけ作ることをお勧めしています。なぜなら、できるだけ迅速にスマートフォン対応をする必要があると考えるからです。

たとえば、弊社のCMSはスマートフォンサイトの構築に対応しており、PCサイトしか持っていないお客様が、月額9,800円でスマートフォンサイトが作れるというだけでも大きなメリットがあると思っています。中小のお客様のコーポレートサイトのスマートフォン対応では、30ページぐらいの案件が多いのですが、PCとスマートフォンのテンプレートが用意されているので、数日でスマートフォンサイトを作れます。その後、PCサイトをCMSに引越せば、マルチデバイスに対応したサイトの情報を一元管理できるようになります。

――ミックスネットワークのCMSには、各携帯端末をプレビュー表示できる機能があります。国内の携帯端末に対応できるのは、国産のCMSならではのメリットと思うのですが、制作会社としてはどのように活用できると思いますか。

藤岡 最終的には実機で確認したほうが確実ですが、実機に近いプレビューで確認が行えるのは便利ですね。

すべての機種でモバイルの検証を行うのは現実的ではない。CMSで検証できると便利に使えそうですね

真中 検証のためのコストが掛けられないような場合、お客様にプレビューで検証を行うことを了承してもらえれば使う価値はあると思います。我々の基本的なポリシーとしては、実機ですべてをチェックすることですが、何千ページもあるサイトをすべての機種で確認するのは現実的ではありません。どの範囲でプレビュー機能を使うかは要件定義で決める必要がありますが、制作しながら検証していくときに使うのにも便利だと思います。

布施 タブレットは7インチが主流になるのではないかと言われていますが、今後はユニークなサイズのタブレットも出てくるかもしれません。弊社のCMSでは、新機種が出た場合も、パッチをダウンロードできるようにしているので、新たな機種が出たときにもすぐに対応できます。一次テストとして、プレビューで検証するのには便利なのではないでしょうか。また、ユーザーがどの端末で訪問したかをチェックし、特定のキャリアや機種専用のコンテンツを表示するといった機種別の設定も可能です。

藤岡 以前に手がけた案件では、特定のキャリアからのアクセスに対しては特定のページを表示させたいというものがありました。そのような場合には便利に使えそうですね。

HTML5/CSS3/アクセシビリティ対応、進化を続けるCMS

――制作会社として、今後のCMSに期待したいことは何でしょうか。

真中 HTML5やCSS3などの新しい技術も出てきているので、お客様がWYSIWYGで入力した情報を新しい技術に対応したソースで出してもらえるように、どんどん対応してほしいですね。また、我々がWebサイトをリニューアルするときには、アクセシビリティのシングルA以上に対応するように検証してますが、お客様がCMSで情報を入れたときにもシングルA以上のアクセシビリティが確保できるようにしてほしいと思います。

国産CMSは自治体や省庁向けに発展してきたので、アクセシビリティにすばやく対応できる

布施 国産CMSの多くは自治体や省庁での利用も多く、アクセシビリティには厳しく対応していると考えてよいと思います。弊社でも、アクセシビリティ対応のオプションを用意し、最新の規格に対応できるようにしています。

また先ほども話したように、国産の携帯端末にいち早く対応できるのは国産CMSならではの特徴ですね。予算やリソースに余裕がない中小企業において、検証作業を行うのは容易ではないですし、それにクラウドなら新しい技術にもすばやく対応できますから、大きなメリットになると思います。

真中 布施さんの話を聞くと、クラウドCMSは今後提案しやすいと思いましたね。システム側の予算を圧縮してコンテンツ制作に予算を回せるようになれば、制作の品質をもっと高めて、さまざまな技術をお客様に提供できます。今後は、お客様への提案の1つとして選択することが増えていくと思います。複数のプラットフォームをテンプレートを分けて1つのURLで管理できるだけでも、大きなメリットがあると思います。

布施 弊社のPUBLIS Cloud Platformには、ソーシャルメディアと連携するプラグイン、GoogleやYahoo!のサービスと連携するプラグインなど、多彩なプラグインが提供されています。今後は、プラグインの数を増やしていくとともに、制作会社さんが作ったプラグインを登録してもらってお客様がダウンロードできるようなサービスも展開していこうと考えています。

データベースや基幹システム、ECなどとの連携も可能にし、長い間使っていただけるCMSを目指していきたいですね。

マルチデバイス対応した小~中規模サイト向けクラウドサービス
「PUBLIS Cloud Platform」

「PUBLIS Cloud Platform(PCP)」は、マルチデバイス対応した小~中規模サイト向けクラウドサービス。PCPは、Webサイトをページ単位のテンプレートではなく、ページを構成する各要素をブロックとして管理することができます。そして、このブロックをPCやモバイル、スマートフォンといったデバイス単位で切り分けて出力整理することが可能です。

さらに、スマートフォンに特化したデザイン設定も行うことができ、スマートフォンに最適化したWebサイトをCMSによる簡単運用で実現することができます。

今後続々と登場するスマートフォンは、ディスプレイサイズはもちろん、若年層向け、一般向け、そして高齢者向けなどの各ユーザー層に特化し、さらにバリエーション豊かなラインナップになっていくと見られていますが、こうしたスマートフォンマーケットの多様化にも対応が可能です。

株式会社ミックスネットワーク

  • 設立:1997年8月7日
  • 代表者:代表取締役 吉川 隆二
  • 住所:【東京本社】東京都千代田区神田神保町1-11-1 DSM神保町ビル 4F
  • 【福岡本社】福岡市博多区博多駅東2-6-26 安川産業ビル 8F
  • 【関西支社】大阪市淀川区宮原5-1-18 新大阪サンアールセンタービル10F
  • 【沖縄センター】沖縄県那覇市久茂地2-8-1 沖縄第27大京ビル 6F
  • URL:http://www.micsnet.co.jp/
この記事の筆者
【取材・執筆】

野本幹彦

IT系ローカライズ会社、IT関連雑誌記者を経て、フリーライターとなる。コンシューマから企業システム、ソーシャルアプリ、デジタルマーケティングまでの幅広い分野で記事を執筆。事例取材やインタビューを中心に、書籍、広報誌記事、Web記事などを手がけている。

【撮影】

吉田大介

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  • 内容カテゴリ:CMS

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オリジナル記事:CMSのクラウド化でWeb制作の現場はどう変わる? 大手制作会社とCMSベンダーに聞くホンネ | Web担当者Forum
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いつの間にかコンバージョンページが真っ白に! 他人事ではない「外部タグ」による重大トラブルが増加中 | Web担当者Forum

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コンバージョン寸前で離脱した顧客に対し、綿密なリターゲティングを行い、再訪してもらうことに成功した。ところが自社のサーバー環境、ネットワーク環境には全く問題がないのに、なぜか肝心のコンバージョンページが表示されない。

最近このような、マーケターの努力と工夫を水泡に帰す恐るべきトラブルが、相次いで報告され始めている。原因は、広告配信の効率化やリターゲティングのためにWebページに埋め込まれる「外部タグ」だ。

本来は強力な顧客獲得ツールとなるはずの外部タグが、逆にサイトの表示トラブルを引き起こす原因となり、機会損失リスクを高めているのだ。

なぜ外部タグが、このような障害の原因となるのか。また対処法はあるのか。2013年2月に、外部タグ監視&管理ツール「TagKnight(タグナイト)」をリリースしたFringe81の田中弦氏と佐藤洋介氏に、昨今のWebマーケティングの動向に伴って増えている「外部タグに潜むリスク」との向き合い方についてお話をうかがった。

左・Fringe81代表取締役社長 田中 弦氏 右・Fringe81 digitalice事業部 執行役員兼事業部長 佐藤洋介氏
左・Fringe81代表取締役社長 田中 弦氏
右・Fringe81 digitalice事業部 執行役員兼事業部長 佐藤洋介氏

外部タグのトラブルが原因で、コンバージョンページが表示されない

――Webサイトに埋め込まれている「外部タグ」が、以前と変わってきているということですか?

田中●埋め込まれる外部タグの数が急増しています。最近のWebサイトでは平均で10個程度、人材業界や不動産・金融業界では、20個近くのタグが用いられることも珍しくありません。DSPの活用や、リターゲティングの実施によって広告効果を高めようとすると、どうしてもさまざまな種類の外部タグを埋め込む必要が生じるのです。

中でも多くなりがちなのがリターゲティングのタグです。タグを外すのは面倒なので、一度埋め込んだタグをそのままにしてしまいがちなのです。あちこちのアドネットワークで用いたリターゲティングタグがそのまま放置され、どんどん累積してしまっているWebサイトもあります。

結果として今、Webサイトは、外部タグの動作不良という新たなリスクにさらされつつあります。現実に、次のようなトラブルが発生しています。

2013年1月、とある大手広告プラットフォームで、外部タグの読み込み異常が原因でコンバージョンページが表示されなくなったサイトが複数あった。

同時期に、別の大手広告プラットフォームでも、外部タグの設置場所によってはHTMLの書き出しが止まり、ページが全く表示されない、あるいは途中までしか表示されないという事故が起った。

佐藤●広告プラットフォーム側のサーバートラブルが原因で、リターゲティング用のタグが読み込み中のままになり、ページの表示に問題が生じた事例です。

田中●通常、ブラウザは外部タグを順番に読み込みますから、問題が発生したタグ以後に設置されている他のタグがすべて機能しないこともありえます。あるお客様では、コンバージョンページが数時間の間、表示されない、というトラブルが1か月の間に3回も起きていました。水面下では、もっと頻繁に起きていると考えていいでしょう。頻繁にというのは、つまり皆さんが気づかないうちに、すでにそういう事故に遭っている、ということです。

今までサイトの表示がなんだか遅いと思っていたのは、実は外部タグのせいだったかもしれません。

  • ページが表示されない
  • ページが表示されてもなぜか読み込みが続いている
  • 外部タグのうち1つが問題を抱えているせいで、その他の正常なタグが読み込まれず、リターゲティングタグが機能していない

外部タグに問題が生じ、本来獲得できるはずだったコンバージョンを、逃しているかもしれない

このような問題が発生し、本来獲得できるはずだった売上を、知らないうちに逃しているかもしれないのです。

もちろん、サイトが遅くなる全ての要因が外部タグにあるというわけではありませんが、そこで起きているトラブルは最も気づきにくいものなのです。Webマスターが管理されているサイト内部の問題であれば、Webマスターがいち早く問題に気づくことが可能です。しかし、外部タグは、外部のサーバーレスポンスの問題であるので、気づきにくいんですね。

Google Chromeのエクステンション/Firefoxのアドオン「Ghostery」を用いると、Webページに埋め込まれている外部タグの数や種類、送信先などを表示させることができる。たとえばWeb担当者Forumのトップページでは、効果測定やソーシャルとの連携などのために7つの外部タグを用いていることがわかる。

スマートフォンでは外部タグを処理しきれず、画面が固まるケースも

田中弦氏

――問題の原因は外部タグにあると、簡単に突き止められるものなのでしょうか。

佐藤●原因を突き止めるのは、ものすごく大変です。お客様の管理しているWebサイト内の問題ではなく、実は外部タグが原因なのではないかという仮説を立て、お客様のサイトのレスポンスを調査したら、たまたま当たりだった、というケースはよくあります。外部タグが怪しいと気がつかなければ、どれだけ調べても原因不明ということになりかねません。

田中●原因を特定するといっても、マーケターご自身が全ての外部タグのレスポンスを調査して、遅延を起こしている外部タグを削除していくことは、容易ではありません。

そもそもWebマスターはまず、自社のサイト内に問題があるのではないかと疑います。自社で管理しているデータベースやサーバーなど、自分が把握している部分からエンジニアに調査を指示するわけです。ところが外部タグまでは、なかなかたどり着きません。調査中、広告をストップすれば当然売上が落ちますし、もちろんエンジニアの人件費もかかります。

マーケターは成果を高めるために、DSPなどを活用して配信に工夫を凝らし、リターゲティングを行います。しかしそれらのための外部タグが増えれば増えるほど、問題発生のリスクが増大するというジレンマが生じているわけです。

たとえば階層の深いページは、トップページよりもリターゲティングなどのタグが多くなりがちです。深い階層に訪れるのは興味関心の高いユーザーであることが多く、マーケターとしてはしっかり成果を出したいと考えるからです。しかし前述のように外部タグが増えれば、表示速度が遅くなったりするリスクが高まります。

このことはつまり、コンバージョン一歩手前の状態にあるユーザーに対し、問題が発生しやすいページを見せることを意味します。要はマーケターが広告効果を向上させるために頑張れば頑張るほど、顧客を逃がしかねないという、広告主にとっても、ユーザーにとっても不幸な状況になってしまいます。

コンバージョン一歩手前の状態にあるユーザーに対し、外部タグによる問題が発生しやすいページを見せている

――スマートフォンでWebサイトを見ていると、表示が非常に遅く感じることがあります。これも外部タグが原因なのでしょうか。

田中●その可能性はあります。スマホでページを見ていて、スクロールするときにカクカクすることがあると思います。JavaScriptを一生懸命処理している最中によく起こる現象です。PCなら一瞬で処理が終わっても、スマホではそうはいかないケースも多いのです。低スペックのスマートフォンでは、画面が固まってスクロールできなくなっているかもしれません。

今、EC事業者にとって、スマホは非常に重要な販売チャネルなのは明らかです。スマホのリターゲティングも活発に行われていますが、外部タグを増やせばPC以上に問題が生じるリスクが高まります。スマホサイトにおいても、マーケターが頑張れば頑張るほど、売上が下がりかねないわけです。

このようなリスクを未然に防ぐためには、外部タグを常時監視するしかありません。既存のツールでは、外部タグの一括管理はできても、正常に動作しているかどうかを監視することはできない。そこで、外部タグの監視機能付きマネジメントが必要だろうということで開発したのが弊社のWebサービスであるTagKnightです。外部タグの状態を常時監視し、挙動があやしい外部タグを通知して、オンライン上ですぐにそのタグを止められる。埋め込まれる外部タグが、今後ますます増加する中、ページのトラブル、特にコンバージョンページの非表示といった大事故を防ぐためには、そのようなツールが必要だと思ったわけです。

エラーだけでなく、クッキーの付与が正常に行われているかも
チェックできる外部タグ監視&管理ツール「TagKnight」

――TagKnightは外部タグ監視&管理ツールだということですが、その概要を教えてください。

田中●サービスを開始したのは2013年2月4日です。Webマスターさんが、複数の外部タグをTagKnightにまとめ、1つのタグで管理できるようになるツールですが、主な機能としては、以下の3つがあります。

  • 外部タグの監視
  • 外部タグの管理
  • Webサイトの高速化

テクニカルな知識は全く必要なく、ご自分のブラウザを使って自分のアカウントでTagKnightのサービスにログインし、どういう条件の時にどのタグを出すといった細かな設定を全て管理画面上で行え、リアルタイム監視が開始されます。管理画面は、セキュリティソフトに近いイメージになっており、問題があれば一番上に大きく表示されます。

TagKnight上で設定した外部タグは常時監視され、障害の状況や応答速度などが表示される。
TagKnightでは、たとえばリターケティングリストごとにタグをひとくくりにして管理し、タグに接触したユニークユーザー数などを把握することも可能だ。

田中●タグの管理画面で得られる指標としては4つあります。まず「発火成功率」。これは、外部タグの何パーセントがクッキーをきちんと付与できたか、つまり役目を果たしているかという確率です。タグが遅い場合は、ユーザーはタグが読み込まれる前に他のコンテンツに移動してしまいます。このような場合、クッキーを付与できていないこともあるからです。あるコンバージョンタグの発火成功率50パーセントだったら、半分はクッキー付与ができてない、つまり半分は計測ができていない可能性があります。

2つ目は「レイテンシー」。タグの呼び出しから処理が終わるまでの時間です。

3つ目は「エラー」で、ブラウザのスクリプトエラー、タイムアウトなどにより、一連のシーケンスを完了できなかった回数です。要するに重大な問題が発生した回数になります。

最期の「アラート」は、エラーよりは重症ではないものとなります。タイムアウトはしていないが、明らかにしきい値よりも長くかかっているものです。この外部タグはそろそろ危険だということがわかります。

このような管理画面があることによって、Webマスターも、マーケターも、問題特定が遅れがちな外部タグの問題を、いち早く察知、特定し、対処することが簡単にできるようになります。

――他に何か特長はありますか。

マニアックな話ですが、外部タグによって週末に遅くなるとか昼休み時間に遅くなるといった“くせ”があります。このくせを把握して、読み込ませる順番を最適化し、多くのタグがあるページでも表示を高速化することができます。

ページの表示速度はユーザーの購買行動にも影響を与えることがわかっています。サイトの表示が1秒遅くなると、顧客満足度が16%下がり、ページビューが7%減り、コンバージョンが7%低下するという調査結果もあるほどです。ページは速く表示させるにこしたことはありません。

その他、階層ごとにタグ設定のルールを確認したり、接触したユーザー数を把握したりするなど、タグマネジメントとして必要なことはもちろんできます。スマートフォンやタブレット端末にも対応しています。

外部タグを管理するだけではなく、
トラブルを防止し、利益を生み出すツール

佐藤洋介氏

――セキュリティ面の機能もありますか。

佐藤●「https環境において、SSLではないページへのアクセスを要求するJavaScriptがないか」といった監視も行います。そのような外部タグがあった場合は、ユーザーのブラウザに、セキュリティ警告が表示されてしまいます。このような構文の間違いも、TagKnightではエラーとしてメールですばやく通知されます。

外部タグ管理をアウトソースした結果、知らないうちにセキュリティ上、問題のある外部タグが設置され、長期間にわたって放置されていたというケースも報告されています。このようなプライバシーポリシー違反は、一歩間違えばビジネスの土台を揺るがす大事故へと発展しかねません。そして外部タグを常時監視していないと、トラブルが起きて初めてそのような危険にさらされていたことに気付くのです。

TagKnightは、管理権限を「閲覧権限」「編集権限」「サイト反映権限」に分けて付与できます。編集権限まではマーケターや代理店に付与し、Webマスター自身が外部タグの詳細を確認したうえでサイトに反映するといったことができます。

利益を守る、新しいカテゴリのツール

――すでに利用している企業はありますか。

佐藤●現在、大手インフラ系企業様や大手EC系企業様を初め10社にすでに導入しています。「他社ツールとして比較してUIが良かった」「自社サイトが持つリスクが顕在化したタイミングだったので、ピンポイントで課題を解決できるTagKnight導入の意思決定は非常に早かった」といった声をいただいております。

――サービス価格は。

田中●初期費用10万円、月間1億ページビューまで15万円(6か月以上の契約が必要)です。1億ページビューならほとんどの企業で、お使いいただけると考えています。

佐藤●どのくらいのコストメリットがあるのか、というと、外部タグ由来の遅延やダウンによる売上損失の回避、トラブル時のコミュニケーションコストの削減、サイト読み込み速度高速化によるユーザー体験改善がもたらす売上増という3つが挙げられます。どの程度の効果があるかは以下で試算することができます。ある程度の売上規模の企業さまであれば、料金以上の利益を創出できると確信しています。ぜひお問い合わせください。

TagKnightは、外部タグ管理ツールではなく、利益創出に貢献するビジネスツール

タグナイト設置による、御社サイトにおける売上・粗利創出シミュレーション
フォームの各数値を入力して[入力した値で試算]ボタンをクリックすると、想定される創出利益を試算します。
入力された値はこのブラウザ上でのみ処理され、外部サーバーに送信したり、何らかの形で記録したりすることは、一切していません。
■遅延・ダウンのリアルタイム通知による売上損失時間を
短縮することによる売上創出
創出売上創出営業利益
WEB経由で発生している売上(年間) 円
タグ関連トラブル発生数(年間)
1回の発見にかかる時間時間
 
■タグ関連コミュニケーションコストの削減による利益創出創出売上創出営業利益
テストも含めたタグ設置にかかっている時間(月間)時間 
代理店とのタグ関連コミュニケーションにかかっている時間(月間)時間
緊急時1回あたりのサポートセンター、タグ管理者、マーケターなどとの担当者間調整時間の総量時間
関係部署担当者の異動時のタグ関連引継ぎ時間(年間)時間
常時の関係者間タグ情報共有にかかる時間(月間)時間
1時間当たりの人件費
 
■サイト読み込み速度高速化によるユーザー体験改善が
もたらす売上増加
創出売上創出営業利益
何%高速化できるか %
現状の各ブラウザ平均読み込み時間
1秒短縮あたりの売上増加率 %
 
営業利益率 %
※営業利益率:自動発生する売上に対してなので、販促費や営業人件費がほぼかからないものとして計算可(≒商品粗利率)
 
年間合計 創出営業利益
左・Fringe81代表取締役社長 田中 弦氏 右・Fringe81 digitalice事業部 執行役員兼事業部長 佐藤洋介氏
Fringe81株式会社

Fringe81は、第三者配信事業「digitalice」。RSS広告事業「Trend Match」、クリエイティブ最適化サービス「iogous(イオゴス)」、デジタルコンサルティング事業などを展開。インターネット分野の新しい未来を創出している。

問い合わせ先:03-6416-1290(佐藤)

この記事の筆者

【執筆】柏木恵子(Office LYNX)

【編集】鶴田修朗(スクリプト合同会社

【撮影】石川恵愛(株式会社Lab)

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ブライトコーブ、米本社がHTML5動画の総合的な収益化ソリューションの販売を開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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動画用プラットフォームサービスのブライトコーブは、米国本社のブライトコーブがHTML5動画の総合的な収益化ソリューションの販売を始めた、と2月27日発表した。HTML5動画プレーヤAPIや、主要な広告サーバーに対応したHTML5動画プラグインを提供する。日本向けにも販売は可能という。

メディア企業は各種の機能を活用することで、デスクトップやモバイル機器などさまざまなOS、Webブラウザでオンライン動画によって収益を高められる。HTML5とFlashベースのデスクトップ、モバイル機器で一貫性を確保しながら広告機能が活用でき、広告パートナーは容易に統合可能になる。

ブライトコーブ
http://www.brightcove.com/ja/

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ブレインパッド、米クリムゾンヘキサゴンソーシャルリスニング「フォーサイト」を販売 [ニュース] | Web担当者Forum

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データマイニング・最適化技術のブレインパッドは、ソーシャルメディア分析ソフト提供の米クリムゾンヘキサゴンと、日本を含むアジア・太平洋地域の販売代理店契約を結んだ、と2月27日発表した。販売代理店契約の締結は日本で初めて。ブレインパッドは、米クリムゾンヘキサゴンのソーシャルリスニングクラウドサービス「クリムゾンヘキサゴン・フォーサイト・プラットフォーム」の提供を3月1日に始める。

フォーサイトは、ソーシャルメディアデータを独自の技術で分析。従来のマーケットリサーチでは難しいとされるブランドや商品に対する世界中の顧客の積極的な関与や行動が分析可能になる。米クリムゾンヘキサゴンと米ツイッターとの契約によって日本語を含む全言語で書き込まれたツイッターのデータが分析できるほか、「Facebook」「YouTube」などの主要なソーシャルメディアや掲示板、ブログにも対応する。

ブレインパッド
http://www.brainpad.co.jp/

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ヤフー、スマートフォン最適化サイト自動変換ツールを広告主などに今春からOEMで提供 [ニュース] | Web担当者Forum

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ヤフーは、スマートフォン最適化サイト自動変換ツールを展開する米デューダモバイルと提携し、同ツールを「Yahoo! JAPAN」の広告主やプロモーション広告の正規代理店に今春からOEMで提供する、と2月27日発表した。サポートも手掛ける。ヤフーは地図をはじめYahoo! JAPANの各サービスをプラグインにする開発支援も受け、Yahoo! JAPANのブランドで提供する。利用期間や料金など一定の条件を満たしている広告主は無料で使用が可能になる。

このツールは、既存のPCサイトのURLを入力すると、最大1分程度でスマートフォンに最適化したページが作成でき、選択形式で詳細なデザイン変更が可能なことが特徴。PCサイトの更新内容はリアルタイム自動変換技術で同期する。スマートフォンサイトの制作は専門知識が必要で、コストや運用面から対応が遅れているのが実情。スマートフォン向けの広告出稿が進まないため、スマートフォンからの成果につなげられないといった課題を解決する。

ヤフー
http://www.yahoo.co.jp/

米デューダモバイル
http://www.dudamobile.com/jp/

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流入分析はこの順番で! 「トラフィック」メニューを使って、流入傾向と貢献している参照元を調べる方法[第43回] [衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座] | Web担当者Forum

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Googleアナリティクスは、非常に高度な分析ができる無料のアクセス解析ツールだ。無料の反面、正式なサポートサービスというものがないため、ユーザーは自分で情報を集めなくてはならない。Web担当者にとっては結構な手間だ。そこで本連載では、Web担当者の負担を軽減すべく、導入から、運用、活用まで、初めての人でもゼロから学んでいけるように、丁寧に解説していく。

衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

「トラフィック」のメニューを見ると、流入原因が把握できる。前回は、アクセスの急増などに対してその理由を探る方法を紹介した。今回は、自分のサイトの流入傾向を分析して、それをサイトの改善活動につなげていくことができないかを見ていこう。

今回は「トラフィック」メニュー全般的な活用法を、次回は検索語について、その次はキャンペーンの分析について順次解説していきたい。

まずは[トラフィック]>[サマリー]レポートから

図1:[トラフィック]>[サマリー]メニュー
図1:[トラフィック]>[サマリー]メニュー

トラフィック分析で、はじめに見ておきたいのが[トラフィック]>[サマリー](図1)だ。

操作手順
  1. グローバルナビゲーションの[レポート]をクリックする
  2. 画面の左側にあるメニューで、[トラフィック]をクリックする
  3. メニューが開くので、[サマリー]をクリックする

表示される[トラフィック]>[サマリー]レポートでは、

  • 検索トラフィック
  • 参照トラフィック
  • ノーリファラー
  • キャンペーン

などといった大区分で、サイトへの流入原因となった参照元のカテゴリー分けをしてくれる図2は3つの異なるサイトの[トラフィック]>[サマリー]レポートに表示されるメインの円グラフを並べたものだ。一番上は企業サイト、二番目はブログ、三番目はECサイトだ。

図2:[トラフィック]>[サマリー]レポートの円グラフ表示(3サイト分)
図2:[トラフィック]>[サマリー]レポートの円グラフ表示(3サイト分)

この参照元の円グラフだけを見るだけでも、簡単にではあるが、現状分析と対策を考えることができる。

企業サイト例の現状分析と対策

一番上の企業サイトは、検索トラフィックが少なく図2赤枠部分)、参照トラフィックの割合が高い図2青枠部分)ので、対策としては、

  • もう少し検索エンジンにインデックスされるような施策ができないか
  • 実際、これらの参照元サイトとの連携を深めることはできないのか

などが考えられるだろう。

ブログ例の現状分析と対策

二番目のブログは、検索トラフィックのシェアが高い図2緑枠部分)のが特徴だ。これでもし、特定のキーワードでの流入に依存していて、その順位が1位だったりするような場合、検索エンジンでの表示順位が急に落ちたりすると、アクセスボリュームに影響が出るリスクがあるかもしれない。対策としては、流入を得られるキーワードの種類を増やし、さらにそれぞれのキーワードからのアクセスも増やして、順位変動のリスクに備える施策などが考えられる。

ECサイト例の現状分析と対策

三番目のECサイトは、キャンペーンなども含めてバランスよく集客しているように見える。これで売上などもうまくいっているのかは、それらのデータをあわせて見てみないと何とも判断しがたいが、季節による変動を考慮に入れつつ、中期スパンでこれらのバランスを追っていくのがよさそうだ。

流入の割合については、すべてのサイトに共通の「検索トラフィック」「参照トラフィック」「ノーリファラー」「キャンペーン」の適正な割合があるわけではない。各サイトがどのような成長ステージに今いるのか、サイトタイプは何なのかといった様々な要因があるからだ。ただし、自分のサイトにふさわしい構成になっているのかは考察しておくのがよいだろう。

  • 次に[すべてのトラフィック]レポートを確認する
  • それから「目標セット」と「eコマース」を見てみよう

次に[すべてのトラフィック]レポートを確認する

[トラフィック]>[サマリー]レポートの次に確認したいレポートは、[トラフィック]>[参照元]>[すべてのトラフィック]だ(図3)。

操作手順
  1. グローバルナビゲーションの[レポート]をクリックする
  2. 画面の左側にあるメニューで、[トラフィック]をクリックする
  3. メニューが開くので、[参照元]をクリックし、[すべてのトラフィック]をクリックする
図3:[トラフィック]>[参照元]>[すべてのトラフィック]レポート下部の一覧データ表示部
図3:[トラフィック]>[参照元]>[すべてのトラフィック]レポート下部の一覧データ表示部

[トラフィック]>[参照元]>[すべてのトラフィック]レポートは、デフォルトでは「参照元/メディア」の組み合わせのディメンションが選択されている(図3赤枠部分)。

ここでの「参照元」ディメンションとは各ドメインのこと、「メディア」ディメンションは、先ほどの「サマリー」で見た「検索トラフィック」「参照トラフィック」「ノーリファラー」「キャンペーン」の分類のことだと大雑把に捉えよう。

なお「参照元」「メディア」といったディメンションの意味については第25回の記事(Googleアナリティクスの「参照元」は、どこが特殊なのか?)を読み返してみてほしい。

図3の例では、「参照元/メディア」の組み合わせ(図3青枠部分)は、上から順に、

  • 検索エンジン「Google」の検索結果のページからの流入
  • 参照元なし
  • 検索エンジン「Yahoo!」の検索結果のページからの流入
  • RSSフィードの「feedburner」のリンクからの流入
  • 「Facebook」のリンクからの流入
  • 「ibukuro.blogspot.jp」サイトからの流入
  • 「a2i」サイトからの流入

ということになる。

各トラフィックの質の判断のしかた

ボリュームの多い順に並んでいるので、まずはそれぞれのトラフィックの影響力の大きさをざっと把握し、続いて各トラフィックからの訪問の質を確認するのがいいだろう。具体的には図3緑枠部分の各指標(「訪問別ページビュー」「訪問時の平均滞在時間」「新規訪問の割合」「直帰率」)を見ていくことになる。質の見方としては、

  • 「訪問別ページビュー数」(1訪問あたり平均ページビュー数のこと)が多い
  • 「訪問時の平均滞在時間」が長い
  • 「直帰率」が低い

以上のような特徴が見られれば、一般的には良質なユーザーによる訪問と評価していい。

「新規訪問の割合」は、そのサイトがどういうステージにいるのかによって、適切な割合がどのあたりなのかをいうことはできないが、成長過程にあるサイトであれば、新規訪問者をより多く連れてくるトラフィックが良いとも言えるし、成熟しているサイトであればリピーターが多くても問題ないだろう。

それから「目標セット」と「eコマース」を見てみよう

売上や明確な目標のあるサイトであれば、続いて「目標セット」や「eコマース」の指標グループ(図4赤枠部分)を見ていこう。この指標グループの選択は、図4のようにレポート上部のグラフ表示部の上にある。

図4:「目標セット」と「eコマース」の位置
図4:「目標セット」と「eコマース」の位置

「目標セット」指標グループの見方

「目標セット」指標グループを選択したのが図5だ。

図5:「目標セット」指標グループを選択した画面
図5:「目標セット」指標グループを選択した画面

目標を複数設定していた場合は、各目標のコンバージョン率(コンバージョン数÷総訪問数)とその単純合計である「コンバージョン率」が表示されている。つまり、各目標と合計の達成率がトラフィック別に評価できるということだ。トラフィックのボリュームが多くても、成果につながっていないなどということに陥っていないかを確認しよう。

コンバージョン関係の定義については、第20回の「「コンバージョン数」と「コンバージョン率」を理解する」を参照してほしい。

また各目標の達成1回に対して固定の金額価値を設定しておくと、1訪問の価値を表す「平均目標値」の指標を算出してくれる。上司や経営層に対しては、お金で説明してあげると効果的なので、このように目標設定とその価値換算値を設定しておくとよいだろう。

このあたりの設定に関しては、第5回の「プロファイルの目標を設定する」を参考にしてほしい。

「eコマース」指標グループの見方

次に、「eコマース」指標グループを選択したのが図6だ。

図6:「eコマース」指標グループを選択した画面
図6:「eコマース」指標グループを選択した画面

この例として挙げているサイトはeコマースサイトでないので、データはほとんどがゼロ表示となっているが、eコマースサイトでは、実際の売上データをトラッキングコードのカスタマイズを行うことで、Google アナリティクスに取り込むことが可能だ。目標設定より精度の高い金額評価を行いたい場合は、こちらのカスタマイズを行うことをお勧めする。なおこのeコマースのトラッキングコードに関しては別途解説する予定だ。

このeコマースのトラッキングを行っている場合は、図6の赤枠部分のように、

  • 収益(売上高)
  • トランザクション数(のべ販売回数)
  • 平均値(1販売あたりの売上高)
  • eコマースのコンバージョン率(のべ販売回数÷総訪問数)
  • 平均訪問単価(売上÷総訪問数)

という指標群で成果がトラフィック別に評価できる。

目標設定における「コンバージョン」が、各目標に対して1訪問に1回しかカウントしない(1訪問中に2度目標設定地点を踏んでも2とカウントしない)のに対して、eコマースでは購入行為が1訪問で複数回あった場合は、複数回「トランザクション」がカウントされるという違いがある。

そして「eコマース」の指標グループでは、販売データを販売金額、販売回数、平均販売単価といったより細かい成果基準で評価できるというのが特徴だ。

訪問の質や成果の現状をトラフィック別に把握できたら、

  • 成果を出しているものはどのようにさらに伸ばすか?
  • 成果が出てないものは問題をどうやってクリアしていくのか?

を考えていくのが次のステップになるだろう。ここからは単純にアクセス解析のデータが示してくれるわけではない。仮説を立て、改善策を考え、実際テストしてみるのがよいだろう。テストについても別途解説する予定だ。

『Googleアナリティクス完全マニュアル』(電子書籍)が、オンデマンドのペーパーバック版でもお買い求めできるようになりました。  → Amazon.co.jpの商品ページ

この記事の筆者
ユーザー 衣袋 宏美(株式会社クロス・フュージョン) の写真

衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)

1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社インターネット視聴率センター長を経て、2000年ネットレイティングス入社、視聴率サービス立ち上げに参画、2006年ネットレイティングス社(現ニールセン株式会社)フェローに就任。株式会社クロス・フュージョン代表取締役。またデジタルハリウッド大学院客員教授、米Digital Analytics Association会員、アクセス解析イニシアチブ副代表。

著書など:
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守りたい/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン3・第11話 [【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン3] | Web担当者Forum

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Webマーケッター瞳シーズン3

前回までのあらすじ

サプリの在庫消化が思ったほど進まないものの、リストラにも消極的な瞳。そんな瞳に、CFOの権藤はリストラのプレッシャーをかけるべく、瞳が秘密にしていたリストラ計画のことを、福山、池添、三浦にばらしてしまった。

→ネットデイズ在籍中のエピソードはシーズン1
→桜花転職後のエピソードはシーズン2
→現行シーズンのバックナンバーはシーズン3

ここから始まります
福山「俺たちリストラ候補なのか?」
瞳「し…知られてしまった…!」
池添「嘘よね瞳ちゃん
瞳「CFOから聞いたのね…確かに…本当よ」
池添「それじゃ今までずっと私たちを値踏みしていたの…?」
瞳「そんなことしてないわ話を聞いて…」
福山「なるほどつまり在庫を全て処理すれば誰もリストラされずに済むわけだ」
瞳「そう!あともう一息なのよだからみんなで頑張ってやれば…!」
福山「どう頑張ればいいんだ?」
瞳「え…」
ここから始まります
福山「残り一ヶ月しかないんだぞ!」
「守(ルビ:まも)リングに携わる仕事で残業の毎日だ!」
「残っているサプリだってどこにでもある差別化しにくいものばかりだ」
「今のペースでは在庫を一掃するのは至難の業だろ!」
「何か秘策でもあるのか?」
瞳「それは…まだないわ…」
福山「なんだよそれ…俺らのクビがかかっているのにのんきだな…」
「くそっダメだ今は冷静には話せない」
池添「ごめんね私も…」
ここから始まります
翌日
CFO「三立(ルビ:みた)くん喜びなさい
サプリ事業部の継続が決定した名前は新しくネットサプリ事業部になる」
瞳「!」
CFO「君の功績が認められたんだ」
瞳「それじゃあ今のメンバーは会社に残れるんですね?」
CFO「いやメンバーは刷新して桜花のコア事業として育てていく予定だ」
瞳「え
どうしてですかっ!」
「サプリ事業部は彼らがいたからこそ復活したんじゃないですか」
CFO「それとこれとは別次元の話だ」
「私の仕事は会社の財務基盤の強化」
「売上が上がったからといって不良債権を抱えていられるほど経営は甘くない」
瞳(不良債権なんて言わないで…)
CFO「そろそろ真剣に誰を切るか考えるんだな」
ここから始まります
瞳(私の見通しが甘かったせいで誰かが辞めなくてはいけなくなる…)
(それを決めるのも私…)
(誰かをリストラしいといけない…)
(って何を考えてるのよっ!)
「!」
瞳「福山くん戻ってきてくれたの!」
福山「これ出しにきた」
瞳「え」
ここから始まります
瞳「退職願…」
福山「昨日一晩考えて出した答えだ」
「岡部さんが辞めたからあと一人辞めれば池添と三浦は辞めなくて済むんだろ」
「だったら俺が辞める!」
瞳「ちょっとまって…」
福山「違うよこのチームが好きだから…守りたいんだ!」
「まぁ俺ほどの人材だ引く手あまたで困るくらいだ安心しろ」
瞳「私のせいで…」
福山「!」
瞳「私が不甲斐ないばかりに…」
福山「ち…違うっ瞳さんは悪くないっ」
「そもそもはリストラ候補になる俺たちに問題があったんだ」
ここから始まります
福山「泣かないで」
「俺は笑っている瞳さんが好きで…」
「好きなんだ!」
池添「何勢いで大切な瞳ちゃんに告白してるのよ」
福山「なっ」
池添「考えることは一緒ね」
「私が辞めるわ」
「ほら私の代わりなんて沢山いるじゃない」
「福山くんと三浦くんは優秀だから会社に残るべきよ!」
福山「池添…」
池添「私は田舎に帰って結婚しちゃおっかな♪」
瞳「そんなこと言わないで…」
三浦「いつまでくだらないことやってんの」
3人「!」
三浦「相変わらず冷めるわ」
3人「!」
福山「てめぇなんて言ったもう一度言ってみろ!」
三浦「どいつもこいつも辞めれば済むと思いやがって」
福山「え」
ここから始まります
三浦「そんなもの目の前の困難から逃げているだけじゃないか!」
「瞳は僕たち問題児をリストラからたった一人で守ろうとしてくれたんだぞ!」
「何が辞めるだ今度は僕達が瞳を助ける番だろ!」
瞳「三浦くん…」
三浦「人生にリセットボタンはない!」
「最後の一秒まで全力でサプリを売ろうと考えろよ!」
「誰かが辞めたら済むなんて昔の人がやるような冷めることもう言わないでよ…」
福山「三浦って熱い人間だったんだな」
三浦「うるさいなっ!ここの居心地が良すぎるんだよ」
ここから始まります
三浦「こんなに居心地のいい場所を失うのは我慢ならない…」
福山「そうだよなそろそろ1回購買してくれた人が買った分を使い切る頃だ」
「リピート購買促進のステップメールを送ってさらに定期購入に引き上げたりセット購入してもらったりすれば売上は2倍~3倍は行けるかもしれない」
「やれることはまだまだある…」
「辞めるのは止めだ!今度は俺たちが瞳さんを助ける番だ!」
瞳「み…みんな…」
「あと一ヶ月もあるサプリ事業部の底力見せてやろうぜ!」
「早速作戦会議だっ」
「て早速ゲームしてんじゃねぇよ」

第12話は2013年3月末公開予定

マンガでわかるWebマーケティング シーズン2

『マンガでわかるWebマーケティング シーズン2
―Webマーケッター瞳の挑戦!―』
待望の書籍化第二弾、今度は実践編!!

http://www.impressjapan.jp/books/3298

あの“瞳本”がパワーアップして帰ってきた!
マンガと解説による読みやすさは前作そのままに、
現場のWeb担に役立つ実践ノウハウ満載の一冊です。

この記事の筆者

原案、監修:村上 佳代(むらかみ かよ)

楽天株式会社モバイルコミュニケーション事業事業戦略部、マーケ・編成グループマネージャー。前職は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、TSUTAYA事業部Webマーケティングディレクター。ネットイヤーグループ株式会社にてWebマーケティングコンサルタント。

1996年より一貫して15年強Webマーケティング、デジタルコンテンツ業界に身を置く。

グロービス経営大学院MBAキャンディデイト。経営とマーケティングとITの橋渡しがコアコンピタンス。

原作:星井博文(ほしい・ひろふみ)

漫画家・漫画原作作家。ヤングジャンプにてデビュー。著作に『中京女大レスリング部物語「ちゅうじょ」』(実業之日本社)など多数。

作画:ソウ

漫画家。代表作は『マンガで分かる心療内科』(少年画報社)、『心理研究家ゆうきゆうのスーパーリアルRPG』(マガジンランド)ほか多数。

マンガ制作:トレンド・プロ

主に広告マンガ、イラスト、アニメ、キャラクターの制作を手がけるマンガ制作プロダクション。動機付け、興味の喚起、ストーリー性、分かりやすさなど、マンガの持つ強力な訴求力を活用し、企業が発信するさまざまなメッセージを織り込んだマンガ制作を得意としている。

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※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:守りたい/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン3・第11話 [【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン3] | Web担当者Forum
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