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SXOで重要な2つ目の要素「レリバンス」――検索意図にコンテンツを適合させる意義と手法 | 時代は「SEO」から「SXO」へ ~海外最新サーチ事情・市場予測

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検索エンジン最適化(SEO)から検索体験最適化(SXO)への転換を解説するこのコーナー、今回は「レリバンス(Relevance、適合性)」について、説明します。SEOの文脈でコンテンツが語られることも多くなっていますが、レリバンスの観点から、どのようなコンテンツを載せる必要があるのかを説明します。

このコーナーの第1回では、「Search Experience Optimization(SXO)」という考え方と、その3つの構成要素「U・R・A」を解説しました。そして前回の記事では、「U・R・A」の1つ目の要素「ユーザビリティ(Usability)」について説明しました。

今回は、SXOを構成する「U・R・A」の2つ目の要素「レリバンス(Relevance)」です。

「レリバンス」とは、本来「関連性・適切さ・妥当性」といった意味です。検索エンジンマーケティングにおける「レリバンス」とは、次のようなことを指します。

ユーザーの検索行為の持つ「意図」と、検索結果ページの先で出会う「コンテンツ」の「関連性」

つまり、「検索された意図をくみ取り、コンテンツを適合させること=レリバンス」だと言えます。

この記事では、レリバンスという考えの背景や具体的な実施のポイントについて、詳しく説明します。

  1. 「単語(キーワード)」への適合ではなく、「検索意図(インテント)」への適合という考え方
  2. レリバンスにおいて重要なポイント(プランニング、コンテンツ、マークアップ)

また、記事の最後には、レリバンス観点を持つべきプレイヤーとコンテンツ制作チームの体制に関しても触れます。

1. 「単語(キーワード)」への適合ではなく、「検索意図(インテント)」への適合という考え方

まず、「SEOにおけるコンテンツの適合性」という言葉を考えた際、みなさんは「何に対して」コンテンツを適合させることをイメージするでしょうか。おそらく多くの方が、何らかの「単語(キーワード)」に対して適合させること、すなわち、ページコンテンツの中に、キーワードを「含有」させ、検索エンジンに対してそのページの内容を伝えることをイメージする方が多いのではないでしょうか。

確かに、従来のSEOでは、キーワードの「含有」がフォーカスされ、「ヘッダーやフッター部分にもキーワードの記述を追加する」「ページ全体に○○%程度キーワードを含むことが好ましい」と言った都市伝説的な手法が重視されていた時代もありました。

こうした小手先のテクニックとも言える施策は、ユーザーに対して向き合うというよりも、検索エンジンが好むポイントや、そのアルゴリズムと向き合うものであり、Googleの進化とともに、その影響度は限りなく弱まっているのが現実です。

Googleは、理念として「Googleが掲げる10の事実」を公表していますが、その最初の項目には、下記のように書かれています。

ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後から付いてくる。

こうした理念に基づき、Googleのアルゴリズムは進化を続けています。特に、2013年9月にGoogleから導入が発表されたコアアルゴリズム「ハミングバード」は、検索クエリ単体でなく、ユーザーの意図に着目するという、「セマンティック検索」をベースに構築されており、検索クエリを通した「意味」を理解することを重視しています。

こうした背景から、Webマスターの方々が向き合うべきは、検索エンジンではなくその先にいる「ユーザー」だと、あらためて認識する必要があります。そして、検索エンジンに対してのみアピールするようなキーワード記述ではなく、「ユーザーが検索行為を通して本当に知りたいこと」、すなわち、検索行為という問いの「意図」に対して、自社のコンテンツを用いて「回答」していくことが求められるのです。これが「レリバンス」の基本姿勢です。

そのため、単語(キーワード)の「含有」という最適化ではなく、キーワードの先にある「検索意図(インテント)」を深く理解し、コンテンツを通して「適合」させていくことが必要とされるのです。

2. レリバンスにおいて重要なポイント(プランニングとコンテンツ制作)

では、具体的にはどのような対応を取ればよいのか。前述のとおり、すべてのコンテンツはキーワードへの適合ではなく、検索意図に対して適合していくことが重要です。具体的には、次の2つが重要です。

  • 2-1.検索ユーザーの意図と自社のビジネスゴールを結び付ける「プランニング」
  • 2-2.受け皿である「コンテンツ」の制作

それぞれについて、ポイントを解説します。

2-1. 検索ユーザーの意図と自社のビジネスゴールを結び付ける「プランニング」

最初に考えるべきは、「SEOが自社にとってどのような意味を成すか」、つまり「SEOの目的は何か」を明確にすることです。

メディアなど、広告掲載ビジネスモデルの場合、流入数・ページビュー数増加をSEOの目的と考える場合もありますが、多くの事業において、SEO経由での流入を最大化させただけでは、ビジネス上のゴールは達成されないでしょう。

だからこそ、「検索回数の多いキーワードでの上位表示」などをSEOの目的にするのでなく、自社のビジネスゴールを踏まえた上で、SEOの目的は何かということを明確にし、本当に上位表示すべきキーワードなどについて考える必要があります。

その際、いわゆるカスタマージャーニーのような、ユーザーの行動プロセスを細分化し考えることが重要です。ターゲットユーザーをセグメンテーションし、それぞれのフェーズでどのようなゴールを目指すのか、そして、それぞれのフェーズでのゴールを実現するために、どのようなキーワードで検索するユーザーと接点を保つのか、という「キーワードジャーニー」も考えておく必要があるのかと思います。

そして、基軸となるキーワードをもとに、それらのキーワードの背後にあるユーザーの「意図」をあぶり出しましょう。ユーザーの意図を抽出する際には、下記ツールなどが有効活用できます。

  • Googleキーワードプランナー、Googleサジェストキーワード
  • 検索結果の上位表示ページ
  • Q&Aサイト(Yahoo!知恵袋や教えてgoo!など)やキュレーションメディアで閲覧数の多いトピック

Googleキーワードプランナーや、サジェストキーワードでは、実際にユーザーが検索している関連キーワードやその検索ボリュームなどが把握できます。それらの傾向をグルーピングすることで意図をくみ取ることが可能です。

たとえば、キーワード「フットサル 東京」の例で考えてみます。

キーワード Google月間検索回数

こちらの検索クエリの先にいるユーザーの検索「意図」を理解するために、キーワードプランナーに加えて、Googleサジェストキーワードのデータを見てみましょう。その際、ユーザーの意図を把握するためには、キーワードの検索回数だけでなく、キーワードが示す「トピック」に焦点を当てることが重要です。

次の図では、検索キーワードをもとに「この検索キーワードは、どういうことに関して(どういうことを念頭に)検索したのか」を推測した「トピック」を追加しています。

キーワード Google月間検索回数 トピック

たとえば、「フットサル コート 東京」「フットサル 体育館 東京」は、「場所・コート」というトピックに関する検索だということでまとめられます。

同様に、「フットサル 大会 東京」「東京 フットサル 大会」「フットサル 東京 大会」は、どれも「大会」というトピックに関する検索で、キーワードの順序が違うだけだとわかります。

単に文字列でグルーピングしてしまうと、10種類の検索フレーズがあったらそれぞれが別々の検索意図を持つかのように認識してしまいがちです。しかし、このように「何を考えてその検索をしたのか」「その検索でどのような情報を得ようとしているのか」を考えると、また違った「検索意図」のグループが見えてくるのです。

そして、それらのトピックごとにグルーピングしてみると、トピックを通した意図の大小が見えてきます。

こうして整理してみると、「フットサル 東京」が含まれる検索をするユーザーの意図は多岐におよぶものの、特に、個人でフットサルに参加できる「個人参加」について調べている検索が多いことに気付くでしょう。

また、検索意図を探る方法として、検索ボリュームから見ていくのではなく、検索結果の上位表示ページから探るという方法もあります。具体的には、検索結果で上位に表示されているページがどんなトピックを扱っているのかを、各ページのコンテンツから探るのです。

検索結果の上位ページは、「ユーザーの意図を満たしているとグーグルが判断したページ」が表示されているはずです。ですので、上位表示ページに掲載されている「トピック」から、検索エンジンの考える「検索意図」が推測できます。特定のキーワードで検索したときに、1ページ目に掲載されている上位10ページを見れば、傾向がつかめるかもしれません。

さらに、Q&Aサイトやキュレーションメディアを使えば、生の声を通じたユーザーの「知りたいこと」の背景が見えてきます。

そうしたサイトでは、実際のユーザーが「自分の知りたいこと」を投稿しています。そして、その「知りたいこと」に興味がある人が多ければ多いほど、その投稿は人気になります。ですから、閲覧数の多いトピックや人気の投稿などを通して、ユーザーのニーズが推測できるでしょう。

このようにして「ユーザーは何を知りたがっているのか・不安に思っているのか・望んでいるのか・いやがっているのか」というユーザー理解を培い、それをもとに検索意図を把握するのです。

そのうえで、自社が提供できる価値と、ターゲットユーザーが持つ意図の「接点」となるコンテンツやキーワードをプランニングすることを意識しましょう。

2-2. 受け皿である「コンテンツ」の制作

つかまえるべき検索意図を把握したら、次は、実際の受け皿であるコンテンツ制作です。

その際に、考慮しておきたい非常に大切なことがあります。次のことです。

「コンテンツ」は、ユーザーが自分の悩み(欲求・願望・不安・不満などでも可)を解決するための「ツール」となるべし。

われわれは、検索エンジンで何かを検索するユーザーに対して、良い体験を提供しようとしています。

しかし、そもそもユーザーは「検索をしたい」わけではありません。そうではなく、何かしらの悩みや情報ニーズを抱えており、それらを解決したり満たしたりするための「手段」として検索しているだけです。

彼らが本当に求めているのは、「検索結果として出会ったコンテンツを通し、悩みやニーズを満たすこと」なのです

では、コンテンツがユーザーの悩みやニーズなどに応える「有益なツール」になるためには、何が大切なのでしょうか。

それには、2つの条件があります。

  • 2-2-1.内容が優れていること
  • 2-2-2.使いやすいこと

コンテンツ制作のポイント1
2-2-1. 内容が優れていること

「内容が優れている」状態というのは、検索意図に答えるために、「網羅性」「専門性」「独自性」の3つを満たしていることが必要だと、私は考えます。

ユーザーの検索クエリの背後にはそれぞれの意図が存在しますが、この意図は非常に多岐にわたります。同じクエリであっても、厳密にはユーザーごとに意図は異なる可能性もあるでしょう。

だからこそ、受け皿となるコンテンツは、その多岐にわたるニーズに対して、「網羅性」を保つ必要があります。そして、ユーザーの抱える悩みを即時に解決できるほどの「専門性」を併せ持つことも求められます。あなたのコンテンツでユーザーが満足し、他のウェブサイトに行くまでもなく、悩みを解決できる状態を目指すことが重要なのです。

さらに、「網羅性」と「専門性」の両方を持つコンテンツに、他のコンテンツにはない「独自性」を持たせなければ、検索エンジンはそのページを評価してくれません。コンテンツに「独自性」を持たせるには、「Webコンテンツに限らず、自社のアセットを広く見てみること」をおすすめします。社内にある既存の資産を使うことで、Webコンテンツに「独自性」を持たせられるケースが多くあるのです。

たとえば、次のようなコンテンツが社内にないでしょうか。

  • 定期発行しているカタログ内のコンテンツ
  • 実店舗のスタッフが取ったアンケート・お客様の声
  • テレビCMなどの動画コンテンツ

こうした自社の保有資産をフル活用することで、ユーザーにとって価値があり、独自性のあるWebコンテンツを作っていきましょう。

コンテンツ制作のポイント2
2-2-2. 使いやすいこと

「内容が優れた」コンテンツを作ると同時に、コンテンツの「使いやすさ」も追求する必要があります。

「使いやすさ」の指標はいくつかあります。いわゆる一般的なWebユーザビリティは当然意識すべきこととして存在しますが、それ以外にも注意すべき点として、次の3点があります。

  • 安全性
  • 速度
  • 読みやすさ

まず「安全性」です。コンテンツがユーザーにとってツールである以上、「安全性」は確実に重要な項目です。

Googleは2014年8月に公式ブログ内で「HTTPSをランキングシグナルに使用する」と発表しています。さらに、ブラウザーのベンダーも、常時HTTPSを標準にしていこうという動きを始めています。

そうした流れを考慮すると、ユーザーがWebサイトを安心して閲覧できる状態を目指すことは、Web担当者にとっても今後さらに重要になってくると考えておくべきでしょう。

速度」に関しては、モバイルユーザーが増加する昨今、コンテンツをストレスなく閲覧できることは、(前回記事でも説明したように)非常に重要度が高まっているといえるでしょう。

読みやすさ」に関しては、ユーザー行動の変化に合わせて、Webコンテンツの「フォーマット」も変化する必要があると考えます。

とりわけ、モバイルユーザーの増加と比例し、移動中の閲覧やTVを見ながらの「ながら視聴」も増加し、結果としてコンテンツを「流し読み」するユーザーが増加すると考えるべきでしょう。そうしたモバイルユーザーの行動を意識したうえでのコンテンツフォーマットの変化が重要になると考えます。

具体的には、どういうことでしょうか。すぐに思いつくものとして、たとえば次のようなものがあります。

  • 難しい概念の説明などは、長々としたテキストコンテンツよりも、動画を用いて説明したほうが、ユーザーにとっては理解を深めやすい場合もあるでしょう

  • モバイルにおいてコンテンツを縦スクロールする前に、目次なりサマリーで内容をまとめておくと親切でしょう

  • 「網羅性×専門性×独自性」を追求した結果としてコンテンツが長文化してしまうときには、画像を効果的に使用することで、ユーザーの閲覧ストレスを軽減し、結果的にコンテンツの滞在時間が長くなったり、読了率が向上したりするかもしれません

こうした仮説を考えるには、ユーザー行動を観察することで、「何がユーザーにとって使いづらいのか」「ユーザーは何がわからなくて困っているのか」「何がユーザーにイヤな思いをさせるのか」を見つけていくのが大切です。

以上のように、コンテンツはユーザーにとって、悩みを解決するための「ツール」であるということを理解し、その意図に答えるために、「網羅性×専門性×独自性」を満たすコンテンツを作り、「内容が優れている」状態を作り出すことが重要です。

そして、「安全性」「速度」「読みやすさ」など、ユーザーにとって自社のコンテンツが「使いやすい」という体験も併せて提供することが、受け皿ページとしてのコンテンツに求められる条件であるといえます。

さら「使いやすいこと」に加えて言えば、人間だけでなく、検索エンジンにとっても「使いやすいこと」は重要です。

前回の記事で解説したように、検索エンジンにとっての「ユーザビリティ」を考え、検索エンジンがページの内容を理解しやすい「マークアップ」を行うように心がけましょう。

レリバンス観点を持つべきプレイヤーとコンテンツ制作チームの体制

最後に、レリバンス観点を持っておくべきプレイヤーとコンテンツ制作チームの体制についても、ポイントを解説しておきましょう。

コンテンツ制作に関してレリバンス観点を持つべきプレイヤーとしては、下記のような立場があります。

  • コンテンツストラテジスト
  • コンテンツディレクター、コンテンツライター
  • マーケッター

前述のとおり、コンテンツ戦略を考える上では、コンテンツにおける「独自性」、つまり、自社の強みやブランドなどを活かしどのようなコンテンツをユーザーに届けるかを、全員がそれぞれの立場で考える必要があります。

まず、「コンテンツストラテジスト」は、コンテンツ全体の戦略立案を行う役割です。自社のコンテンツのミッションや倫理観やモラルを保ちつづけるリーダーシップを発揮し、自社の強みを活かしたテーマの設定、コンテンツの全体戦略立案を行い、それらを実現するコンテンツカレンダーをロードマップとして作成する必要があるでしょう。

そして、そのコンテンツを形にする上で、「コンテンツディレクター」や「ライター」は、コンテンツストラテジストが明確にした自社の強み理解はもちろん、検索結果上の競合コンテンツに対する深い洞察が求められ、ユーザーのインテントに答えるコンテンツを作ることが求められます。

また、「マーケッター」はWebでの広告戦略はもちろん、リアルでの広告戦略とのメッセージの一貫性・整合性を意識することで、コンテンツの価値を最大化し、優れたユーザー体験に対して寄与できるでしょう。

レリバンスを重視したコンテンツ制作においては、本来、訪れた後のユーザーの反応やそれによる影響も含めて、コンテンツを通してユーザーをフォローアップすることが重要です。だからこそ、「コンテンツを公開する」ことだけを目的とした仕組みだけでなく、ユーザーを第一に考え、情報発信者としての志や技術を維持できる仕組みを構築するべきです。

今回は、SXOの中心であり、Webサイトの価値となるレリバンスについてご説明させていただきました。次回は、オーソリティ(Authority、権威性)について解説します。

この記事の筆者

松野 亘(まつのわたる)
クロスフィニティ株式会社
グローバルビジネスデベロップメントオフィス
エバンジェリスト

株式会社オプトに2008年入社、2010年クロスフィニティ株式会社に参画し大阪や福岡営業所の立上げを行う。

現在まで一貫してSEOに携わり、中小から大規模サイトまでコンサルティングを実施、その数は300を超える。

近年は、これまでのコンサルタント経験を活かしつつ、海外パートナーとの折衝・アライアンスなどを行いながら、エバンジェリストとして活動中。


「ナゼ、この商品は売れないのか?」アイデア発見サイトで”生活者のホンネ”を探る

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我が社の製品が売れないのは、過去の成功体験にとらわれすぎていて、生活者の声を聞けていないからかもしれない。それならマーケティングリサーチをしたい。でも予算も経験もない。そんな状況でヒット商品のアイデアを集めるには、これが最短距離かもしれない。

※マンガをクリックすると次のページに移動します。

ここからスタート
信じられないっ!!
お
また
始まった
どうして
私の考えた
おでんチップスが
ボツなんですか
商品企画課
名物
東西合戦
商品企画課
東見 瑠衣
商品企画課
課長
西徳 健二
そんなもの
決まっている
だろう
俺が考えた
ポテサラクッキー
のほうが
上だからだ
残念だったな
そんなの誰が判断したんですか
納得できません
よくもまぁ
毎日 毎日
ここからスタート
あんたも懲りないね
だって…
私の考えたお菓子のほうが
絶対に売れるんだもん
おでん
チップスを
全国の子どもたちが
待っているハズ!!
…
でも
このままだと
また課長の
アイデアが
通っちゃう
それは仕方ないよ
ウチの大ヒット商品は
課長が企画したもの
だもん
実績のない
私たちは
逆らえないよ
10年前の話でしょ!!
いつまでも
過去の成功体験に縛られてたら
面白い商品なんて
できない!
だいたい
課長だって
それ以外
ほとんど
失敗じゃない
たしかに
ウチの会社もさ…
ここからスタート
マーケティング
でもして
生活者の声が
聞ければ
課長の目も
覚めるかもね
!
それよ
生活者の声を
課長に聞かせれば
いいのよ!
待ってろ
課長!
ちょっと…
ダメだ
な…
なんでですか
否定されるのが
怖いんですか
違うよ
ここからスタート
マーケティングには
金がかかるんだ
ほら
見積もり
ぎゃ
こ…
こんなに
さすがに
高額
過ぎる…
マーケティング
って簡単じゃ
ないのね
結局
長いものには
巻かれる
しか…
諦めるのは
まだ早い!
ミルトークに
任せて!!
え?
ミルトークなら
生活者の
リアルな声を
あっという間に無料から
集めることが
できるのよ!
ここからスタート
な…
なによ
あんたたち…
ミルトークのキャラクターチラミちゃんとガンミくんさ
ミルトークを使えば
これまでにない新感覚の
マーケティング体験が
できるわ
えっ
本当に!?
しかもお値段は
コチラ
わぁ
安いっ
こんなにお得なの!?
セリフ外(料金 きいてミル 無料~13万円 トークルーム 6万円 きょうのひとこと 無料)
(従来のオフラインリサーチの常識を変える破壊的プライシング)
この価格なら
ウチの会社でも
できるわ!
さっそく
課長に
提案しなきゃ
使い方
説明してないんですけど…
ぐ…
たしかに安い…
ここからスタート
こ…
この価格なら
いいだろう…
やったー
しかしその
ミルトークとやらは
本当に生活者の
声を聞くことが
できるんだろうな?
酷い課長
こんな
可愛い二人を
疑うんですか
そんな
かぶりものしてる
人間を信用できるかっ
ミルトークだと
生活者に聞きたいことを
たった3分で聞くことができるのよ
たった3分だと?
①お題をつけて
②カテゴリを選択して
③説明文を書くだけ
①タイトル
②カテゴリ
③説明文
たったそれだけ?
それだけ
ここからスタート
するとこんな風に
掲示板が掲載されるの!
掲示板へ
ユーザーの意見が
あっという間に
集まるわ
ね
簡単でしょ
確かに…
属性での
絞り込みも
できるんだ
マーケティング
リサーチって
もっと大変だと
思ってた
掲示板で気になった意見があれば
そのユーザーをトークルームに招待して
意見について深堀することもできるから
意見の真意を突き止めることができるんだ
よし
いいだろう
私のポテサラクッキーと
君のおでんチップス
どちらが
評判がいいか
勝負だ
よしきた!
ここからスタート
数分後ー
まさか
ふたりとも
不評だとはね
マーケティング
リサーチ
しといて
よかったね
これが
思い込みじゃない
リアルな声だよ
現実は厳しいのね…
企業と消費者の
情報格差がなくなり
製品サイクルが
短期化している中で
マーケティング初期段階で
「タイムリーな生活者の声」は
経営やマーケティングを成功させる
大きな鍵になるんだ!
仮説づくり
のための情報収取
仮説検証
理由・背景の
深堀り
新商品
さらに
『きょうのひとこと』
にも
新しいアイデアが
詰まってるから
きっと
ヒントがあるはず
な…
なるほど
そうよこれは
失敗じゃない
ここからスタート
私たちは
新しい武器
生活者の声を
手に入れたんだ
意見交換をバンバンして
売れる商品を
作ってみせる
まってろ子どもたち
頑張ろう
東見くん
はいっ
課長
まぁ一件落着かな
みなさんもぜひ
ミルトークを
使ってみませんか
生活者の中に
眠るアイデアが
ヒット商品を
生み出すかも
しれませんよ!

【速報】ついに登場したGoogleアナリティクスの新ユーザーインターフェースを画面付きで詳細解説! | 衣袋教授の新・Googleアナリティクス入門講座

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ついに、Googleアナリティクスの新しいユーザーインターフェースが適用され始めた。みなさんの画面はいかがだろうか? 筆者のアカウントでも確認できたので、今回は予定を変更してどこが変わったのかの速報をお伝えする。

先週(2017年2月5日~2月11日)に、多くのユーザーが新しいユーザーインターフェースが来たと報告しており、グーグルの中の人も「5割のユーザーに対して今週リリースした」とツイートしていた。このタイミングで多くの人のユーザーインターフェースが変わったと考えてよいだろう。

2016年10月10日にGoogleアナリティクス公式サイト(英語版)で、「数週間以内にGoogleアナリティクスの新しいユーザーインターフェースに切り替える」というアナウンスがあってから4か月が経過しての実装だ。

今回は一部のレポートや表記だけではなく、全体的に変更が加えられている。新旧の画面を交えて詳しく見ていこう。

今回の主な変更点
  • 最後に見ていたビューが記憶されるように変更
  • 標準の表示期間が7日間に変更
  • レポート画面の上部と左側のメニューが整理・統合
  • 「インテリジェンス イベント」が「カスタム アラート」に集約
  • 「ページ解析」が機能ごと消滅
  • 細かな日本語表記が変更
  • カスタム レポートなどの表示方法が変更

最後に見ていたビューが記憶されて次回ログイン時に表示される

まずはログイン画面だ。従来は、ログイン後の「ホーム」画面(図1赤枠部分)から閲覧したいビュー(図1青枠部分)を毎回クリックして該当ビューのレポートを表示する方式だった。

図1:Googleアナリティクスの「ホーム」画面
旧画面図1:Googleアナリティクスの「ホーム」画面

新画面ではログイン後、[ユーザー]>[概要]レポート(旧[サマリー])がすぐに表示されるようになった(図2)。Googleアナリティクスを前回最後に見ていたビューが記憶され、それが最初の閲覧ビューになる。いつも見るビューが決まっているなら、ビューを選択する手順を省略できるだろう。一方で、ログイン後の手順が変わるので社内向けに手順書などを用意しているなら修正が必要になる。

図2:[ユーザー]>[概要(旧サマリー)]レポート
新画面図2:[ユーザー]>[概要(旧サマリー)]レポート

初めて新しいユーザーインターフェースを使うときだけ、クイックガイド表示が現れる(図2赤枠部分)。表示内の「はい」(図2青枠部分)をクリックすると、どの場所がどのように変わったのかを説明してくれる。確認したい人はここを見ておくとよいだろう。順番に全部見ていくと、図2の表示以外に最大6つのクイックガイドが表示される。

別のアカウントやプロパティのビューに切り替えたい場合は、左上の箇所(図2緑枠部分)をクリックすれば、アカウント、プロパティ、ビューを選択できる機能が表示される(図3)。これは従来どおりだ。

図3:閲覧ビューの選択画面(新旧画面ともに共通)
図3:閲覧ビューの選択画面(新旧画面で変わらず)

標準の表示期間が31日間から7日間に。標準の表示期間は設定可能

従来はレポート対象期間は「直近の31日間」が自動的に選択されるようになっていたが(図4赤枠部分)、これが新画面では直近の7日間が選択されるようになった。次の図4は旧画面だが、新画面では2/4~2/10が選択されるということだ。

図4:デフォルトのレポート対象期間
旧画面図4:デフォルトのレポート対象期間

そして、表示期間の初期設定を変えられるようになった。変更するには、画面右上に並んでいる機能群の右から3つ目にある点のアイコンをクリックする(図5赤枠部分)。するとメニューが表示されるので、一番上の「ユーザー設定」(図6赤枠部分)をクリックしよう。

図5:画面右上に並んでいる点のアイコンをクリックする
新画面図5:画面右上に並んでいる点のアイコンをクリックする
図6:「ユーザー設定」をクリックする
新画面図6:「ユーザー設定」をクリックする

すると「ユーザー設定の編集」画面(図7)が表示されるので、「デフォルトの期間」のプルダウンをクリックして、好みの期間を選択しよう(図7赤枠部分)。標準で選択されている「7日間」以外に「14日間」「28日間」「30日」から選択することができる(図7青枠部分)。もちろん旧画面では、この設定項目は存在しない。

図7:デフォルトの期間の設定
新画面図7:デフォルトの期間の設定

レポート画面の上部と左側のメニューの整理・統合

続いてはレポート画面全体の構成の変化についてだ。従来、左上には「ホーム」「レポート」「カスタム」「管理」と並んでいた(図8赤枠部分)。その部分が新画面ではまるごと消滅した図9)。

図8:旧画面の左上には4つのリンクがあった
旧画面図8:旧画面の左上には4つのリンクがあった
図9:新画面の左上はメニューそのものがなくなった
新画面図9:新画面の左上はメニューそのものがなくなった

消えた4つのメニューは、新画面ではそれぞれ次の方法で利用することになる。

  • ホーム図3の機能で代替
  • レポート: 基本画面なので選択する必要なし
  • カスタム: 左側のメニュー上部にある[カスタム](図10黒枠部分)配下に移動(図10赤枠部分)
  • 管理: 左側のメニュー下部に移動(図6青枠部分)
図10:画面左側のメニュー
新画面図10:画面左側のメニュー

折りたたんで隠してもアイコンが表示される

左側のメニューを折りたたんでレポート画面を広く使う機能にも変更がある。従来は上部にメニューを折りたたむボタンがあったが(図11赤枠部分)、新画面では下部に移動した(図10緑枠部分)。左側のメニューを折りたたんだ状態が図12だ。

図11:従来はメニューの上部に折りたたむボタンがあった
旧画面図11:従来はメニューの上部に折りたたむボタンがあった
図12:左側の表示を折りたたんだ状態
新画面図12:左側の表示を折りたたんだ状態

従来のように完全に非表示になるわけではなく、「管理」画面などに移動できるリンクがアイコンで表示されるようになった図12赤枠部分)。左側のメニューを再度表示したい場合は、一番下の「>」ボタンをもう一度クリックすればよい(図12青枠部分)。

「インテリジェンス イベント」は消滅。「カスタム アラート」に集約

また従来の画面の左側の表示部の第一階層にあった、「マイレポート一覧」「ショートカット」「インテリジェンス イベント」の3つが(図13赤枠部分)、新画面では新しい「カスタム」の配下に移動した(図14)。

図13:画面左側にあった「インテリジェンス イベント」は消滅した
旧画面図13:画面左側にあった「インテリジェンス イベント」は消滅した
図14:「カスタム」配下の表示
新画面図14:「カスタム」配下の表示

「インテリジェンス イベント」は自動アラートの機能自体が消滅し(図15赤枠部分)、名前も「カスタム アラート」に集約された形だ(図14赤枠部分)。「インテリジェンス イベント」が消滅したことにあわせて、配下にあった「日別のイベント」「週別のイベント」「月別のイベント」(図15青枠部分)も消滅した。

図15:従来の「インテリジェンス イベント」にあった「自動アラート」機能自体が消滅
旧画面図15:従来の「インテリジェンス イベント」にあった「自動アラート」機能自体が消滅

また、使い勝手の点では左側のメニューは従来は複数の項目を開くことができるアコーディオンメニューだったが、新画面では1つしか開くことができないアコーディオンメニューに変わった。つまり、別のメニュー配下の階層を表示すると、これまで表示していた階層が閉じられる。

「ページ解析」機能も消滅。レポート内のタブも削除

「自動アラート」の他になくなったレポートは、[行動]>[ページ解析]レポートだ図16赤枠部分)。同様のレポートは[行動]>[サイト コンテンツ]>[すべてのページ]レポート内のタブでも見ることができたが、こちらも消滅した(図17赤枠部分)。

図16:[行動]>[ページ解析]は消滅した
旧画面図16:[行動]>[ページ解析]は消滅した
図17:[行動]>[サイト コンテンツ]>[すべてのページ]レポートにあった[ページ解析]タブもなくなった
旧画面図17:[行動]>[サイト コンテンツ]>[すべてのページ]レポートにあった[ページ解析]タブもなくなった

[管理]>[プロパティ設定]内には、まだこの「ページ解析」機能に関係した設定項目が残っているが、Googleアナリティクス本体からレポートはなくなっているので、いずれ消滅するだろう。

「ページ解析」は独自の進化をするのかも?

「ページ解析」機能は、Googleアナリティクス本体からは消滅したが、昔からあるグーグル公式のChrome 拡張機能「Page Analytics」は依然として利用できるようだ。この「Page Analytics」はページ解析の代替の機能として昔からあるのだが、今後は独自の進化をするのかもしれない。本記事とは直接関係ないので、こちらについては解説しない。

図18:拡張機能「Page Analytics」はまだ使えている
図18:拡張機能「Page Analytics」はまだ使えている

細かな日本語表記も変更されたが、必要以上に気にせずOK

他に細かいところでは、従来の「サマリー」(図16青枠部分)が「概要」と表記が変更がされていたり、「ウェブテスト」(図16緑枠部分)が「テスト」になったりしている。

こうした表記の変更は他にもたくさんあるが、まだしばらく日本語表記は揺れ動く可能性もあるので、大騒ぎすることはない。表記は今後も変更がありそうなので、あえてここでは紹介は割愛する。どうしても今知りたい人は、次の速報記事などを参照してほしい。

  • 【追記アリ】ページ解析がなくなった!Googleアナリティクスの新UIが反映されてきているので現時点でわかる変更点などを(運営堂)
    http://www.uneidou.com/14092.php

  • Googleアナリティクスの新UIが来たので主にメニュー部分の変更箇所まとめ(2017.1.30時点)(ナンバー)
    http://nmbr.jp/blog/2017/01/30215121.html

他にも、従来から存在している「eコマース」に「新規」マークが付くなど不思議な箇所もあるが(図19赤枠部分)、各所の表記はいずれきれいに固定されると思われるので、必要以上に気にしなくてよい。

図19:[コンバージョン]セクションのレポート群
新画面図19:[コンバージョン]セクションのレポート群

別のカスタム レポートに移るにはクリック1回余計に必要になる

最後はカスタム レポートだ。従来の画面では、現在見ているカスタム レポート(図20赤枠部分)から別のカスタム レポートのタイトル(図20青枠部分)が見えていたので、1回のクリックで移動することができた。

図20:カスタム レポート
旧画面図20:カスタム レポート

しかし新画面では「カスタム レポート」という表示に変化がないので、いったんカスタム レポート(図21赤枠部分)をクリックして、レポート一覧画面を表示させてから、別のカスタム レポートをクリックして移動する必要がある。これまでカスタム レポートを使っていた人は、一瞬戸惑うのではないだろうか。

図21:カスタム レポート
新画面図21:カスタム レポート

この構造は「マイレポート一覧」や「ショートカット」などでも同じだ。たとえば別のショートカットへ移動したい場合には、「ショートカット」(図21青枠部分)をクリックしてショートカットの一覧から目的のレポートをクリックして移動する必要がある。

今回の新しいユーザーインターフェースの変更点をお伝えした。いくつかの機能がなくなったものの基本的な部分は変わっていないので、今までどおり何度か触っていればすぐに慣れるだろう。

この記事の筆者

衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)

1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社へ。調査部、インターネット視聴率センター長などを経て、2000年ネットレイティングスへ。視聴率サービスやアクセス解析サービスの立ち上げに尽力。2006年株式会社クロス・フュージョンを設立し代表取締役に。現在アユダンテ株式会社の社外フェロー、アクセス解析イニシアチブ副代表も兼任。

著書など:
Web担当者Forumでの連載:

「NPS」のベンチマーク調査でISPのトップは関西電力系のケイ・オプティコムの「eo光」

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NTTコミュニケーションズグループでデジタルマーケティング基盤構築運用支援のNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは、同社のインターネットアンケートサービス「NTTコム リサーチ」(旧「gooリサーチ」)で、登録モニターのインターネットサービスプロバイダ(ISP)利用者に対し、顧客ロイヤルティ(愛着度)を測る指標「NPS」のベンチマーク調査を行い、2月15日に結果を発表した。対象にした8社のISPでトップは関西電力系のケイ・オプティコムが提供する「eo光」だった。

調査は2016年9月29日~10月4日にインターネットで実施し、2250人が答えた。NPSはネットプロモータースコアの略で「友人や同僚に薦めたいか」という質問への回答結果を基に推奨者、中立者、批判者に分類。推奨者の割合から批判者の割合を引いた数値が推奨者の正味比率を表すNPSとなる。NPSトップのeo光は-31.4ポイントで、2位の企業は-48.6ポイント、最下位企業は-66.2ポイント、平均は-53.5ポイントだった。全体の39.9%の回答者が推奨度で「どちらともいえない」を選択している。

「ブランドイメージ」「問い合わせ時の応対の良さ」など11の要因別に重要度と満足度を調べたところ重要度に比べて満足度が低く、「コストパフォーマンス」「通信速度」「通信の安定性」でギャップが大きかった。自由記入の推奨理由は各社で異なり、eo光は料金体系の分かりやすさや、電気や電話などとのセット利用が挙げられた。該当ブランドについて「ポジティブな口コミを何人に伝えたか」の質問では推奨者は平均1.7人と、批判者の平均0.3人と比較して約6倍の口コミを発信していた。

NTTデータがソーシャルメディアでの観光スポットの話題量を測定する新サービス開始

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NTTデータは、ソーシャルメディアでの観光スポットの話題量を測定する新たなサービスを2月15日に始めた、と同日発表した。国内旅行やインバウンド(訪日外国人旅行)観光向けで、旅行・観光業界や地方自治体などを対象に展開する。「Twitter」の全量データ、ディープラーニング(深層学習)技術と、Twitterのアカウントを機械学習エンジンや言語解析エンジンで分析するNTTデータのプロファイル推定エンジンを組み合わせ、30万件の観光スポットを自動で抽出する。従来は表記の揺れや略称から正確な解析が難しかったが、正式名称にマッチングする。

このサービスは、NTTデータが保有する全言語のTwitterデータを対象に、日本の観光スポットや観光コンテンツに関する話題量を計測する。話題になっている観光スポット・観光コンテンツがどのような国籍、年代、性別、嗜好(しこう)性のユーザーに取り上げられているか把握でき、国内の隠れた観光資源の発掘にもつながる。78ヵ国・地域のユーザーを分析するため、インバウンド向けデータにも利用が可能になる。旅行中に加えて旅行前や後の投稿を解析し、訪日意欲が高いユーザーやリピート候補への1対1のターゲティング広告配信への活用も期待できる。

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[ユーザー投稿] 3月28日(火)東京開催 定員100名【Digital Marketing Academy(デジタルマーケティングアカデミー)】必ず実行できるデータマーケティングの理論と実践、成功のヒント

日本IBMが「Watson」を適用した新製品「IBM Watson Content Hub」の日本語版提供開始

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日本IBMは、コンテンツ管理ソリューションに人工知能技術の「IBM Watson」を適用した新製品「IBM Watson Content Hub」日本語版の提供を2月20日に始める、と2月15日発表した。クラウドベースの製品となる。日本IBMのサイト上の「マーケットプレイス」内で無料トライアル版も同日から利用できる。画像コンテンツに含まれる意味を検出し、場面、対象物、顔のイメージなどを分析してどんな場面か理解するIBM Watson API(アプリケーションプログラムインターフェイス)「Visual Recognition」を活用し、高精度のタグ付けを提案する。

コンテンツ管理ソフトに画像や文書などを入力する際、コンテンツ管理担当者は検索されるキーになる「タグ」を複数入力する。コンテンツが適切な用途で効果的に検索・使用されるにはタグを正しく付けることが必要だが、コンテンツ数が増えると作業が大きな負担になる。こうした背景からIBM Watson Content Hubを展開する。コンテンツ管理担当者が入力したコンテンツは高速でコンテンツデリバリーネットワーク上に配置され、コンテンツ利用者は検索してURL指定することで活用できる。ストレージ10GBの「Base」で月額3万3600円から。

ユナイテッドのSSP「AdStir」がCriteoのDSP「Criteo」とネイティブ広告分野でRTB接続

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広告技術・スマートフォンコンテンツ事業のユナイテッドは、自社が運営するスマートフォン媒体社向けのSSP(サプライサイドプラットフォーム)「AdStir(アドステア)」が、デジタルマーケティングソリューションを手掛けるCriteoのDSP(デマンドサイドプラットフォーム)「Criteo(クリテオ)」と、ネイティブ広告(コンテンツと一体感のある自然な広告)分野でRTB(リアルタイムビッディング)接続した、と2月16日発表した。

AdStir経由で広告配信しているメディアは、ネイティブ広告分野のRTB取引で新たにCriteoが連携先に加わり、入札の活発化で収益向上が期待できる。Criteoで広告出稿する広告主は、AdStirが持つ豊富なメディアのネイティブ広告在庫が活用可能になる。SSPはメディア側、DSPは広告主側の広告管理プラットフォームを指し、RTBは、広告主がDSPを使い、SSPを介して媒体の広告枠を入札形式で買い付ける広告技術を意味する。

シャノンのマーケティングオートメーション「SMP」とサイボウズの「kintone」が連携

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マーケティングソリューション・サービスのシャノンは、同社のマーケティングオートメーション「SHANON MARKETING PLATFORM(SMP)」と、グループウエア開発のサイボウズが提供する業務アプリクラウドサービス「kintone」を連携させた、と2月16日発表した。同日に提供を始めた。マーケティング部門と営業部門が相互にデータを活用する事業活動を実現する。例えばSMPの見込み客情報と、営業支援システムとしてのkintoneの顧客情報を同期することでマーケティングと営業部門でタイムリーな情報共有が可能になる。

SMPの見込み客情報に関する活動履歴とkintone上の案件情報、応対履歴情報が相互に同期でき、顧客接点データに基づく精度の高いマーケティング施策や分析、営業活動を可能にする。kintoneを営業支援システムに利用しているユーザーはマーケティングオートメーションの導入が容易になり、SMPのユーザーはコストを抑えて営業支援システムが活用できる。連携設定画面上の入力だけでデータ連携が可能になる。SMPはパッケージ料金が月額8万4000円から、kintoneのスタンダードコースは1ユーザー1500円(最低5ユーザー)。

ナビプラス、EC/リアル店舗の「鉄板の解析メソッド」セミナー開催

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ナビプラスは3月8日(水)、プリンシプル、クレストと共催で、無料セミナー「『EC』にも『リアル店舗』にも通じる鉄板の解析メソッドを限定公開!」を開催する。

Googleアナリティクスを使った解析をプリンシプルが、アクセス解析で出てきたユーザー離脱のポイントを防ぎ、CVRを上げる施策をナビプラスが、リアル店舗でのユーザートラッキングについてクレストが解説する。

セミナープログラム

【第1部】14:30~15:15(45分)
 必ず「売上につながるアクション」を抽出できる! Google アナリティクスを使ったECサイト『標準分析の型』
 株式会社プリンシプル 副社長 / WEB解析事業部長 木田 和廣

【第2部】14:15~16:00(45分)
 売上UPに効く「離脱対策」7つポイント ~サイト内検索・カゴ落ちメールの最新事例を一挙公開~」
 ナビプラス株式会社 執行役員 セールス&マーケティング部 部長 高橋 敏郎

【第3部】16:10~16:55(45分)
 「Webだけ解析」の時代は終焉へ! リアル店舗でのユーザートラッキングを可能にする「エサシー」とは
 クレスト株式会社 システムソリューション本部 ディレクター 江刺家直也

開催概要
  • 日程:2017年3月8日(水)
  • 時間:14:30~18:00(14:00 受付開始)
  • 場所:東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 代官山DGビル9階
    株式会社デジタルガレージ セミナールーム [地図
  • 共催:株式会社プリンシプル、株式会社クレスト、ナビプラス株式会社
  • 定員:50名
  • 参加費:無料(事前登録制)
申し込み・詳細

オリジナル記事はこちら:ナビプラス、EC/リアル店舗の「鉄板の解析メソッド」セミナー開催(2017/02/16)

セールスライティングの課題解決セミナー/3月11日・金沢市

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石川県を中心にWeb制作者や企業のWeb担当者向けのセミナーを開催している特定非営利活動法人 Web Directors Forum は、3月11日(土)、有料セミナー「もうライティングで困らない!説得型ランディングページとアフィリエイター活用で売上アップ」を開催する。

第1セッションではアクションをうながす説得型のLPを、センスではなく理論から作る方法を、第2セッションではアフィリエーターの力を借りてアイデアと文才の限界を突破する方法について講演する。

第3セッションではペルソナ等を活用し、具体的な販売施策を考えるワークショップを開催する。

セミナープログラム

【第1セッション】13:40~(90分)
 理論があれば文才は要らない! CVRが必ず高まるランディングページ作成方法
 SEO検索エンジン最適化 住 太陽

【第2セッション】15:25~(90分)
 アフィリエイターを味方につけて売上を拡大する集客方法
 鈴木 珠世

【第3セッション】17:10~(60分)
 株式会社DMM.comラボ デザイン本部UX部UXデザイナー 坂本 圭佑

開催概要
  • イベント名:WDF Vol.25 「もうライティングで困らない!説得型ランディングページとアフィリエイター活用で売上アップ」
  • 日程:2017年3月11日(土)
  • 時間:13:30~18:20(13:15 受付開始)
  • 場所:石川県金沢市武蔵町14番31号 ITビジネスプラザ武蔵 5F 研修室1 [地図
  • 主催:特定非営利活動法人 Web Directors Forum
  • 定員:40名
  • 参加費:3,000円(税込)
申し込み・詳細

オリジナル記事はこちら:セールスライティングの課題解決セミナー/3月11日・金沢市(2017/02/16)


セールスライティングの課題解決セミナー/福岡市

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ネットショップ・EC事業者相互扶助団体「九州ECミーティング」は、3月18日(土)、有料セミナー「もうライティングで困らない!説得型ランディングページとアフィリエイター活用で売上アップ」を開催する。

第1セッションではアクションをうながす説得型のLPを、センスではなく理論から作る方法を、第2セッションではアフィリエーターの力を借りてアイデアと文才の限界を突破する方法について講演する。

セミナープログラム

【第1部】13:30~
 理論があれば文才は要らない! CVRが必ず高まるランディングページ作成方法
 SEO検索エンジン最適化 住 太陽

【第2部】
 アフィリエイターを味方につけて売上を拡大する集客方法
 鈴木 珠世

開催概要
  • イベント名:第83回九州EC勉強会
    「もうライティングで困らない!説得型LPとアフィリエイトでセールスを極める」
  • 日程:2017年3月18日(土)
  • 時間:13:30~18:00(13:00 受付開始)
  • 場所:福岡市博多区博多駅東1丁目1-33  はかた近代ビル4F[地図
  • 主催:九州ECミーティング
  • 定員:60名
  • 参加費:5,000円(税込)
申し込み・詳細

オリジナル記事はこちら:セールスライティングの課題解決セミナー/福岡市(2017/02/16)

写真撮影の失敗を減らす「ピント」と「構図」のコツ(第3回) | 写真撮影入門(全12回)

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ウェブサイト用かどうかに関わらず、写真撮影の基本は「ピント」と「構図」を理解することです。第3回では、撮影の失敗を少しでも減らすために不可欠な「ピント」と「構図」を、実例を交えながら解説します。

すべてを台無しにしてしまうピントのズレ

撮影した写真をパソコンのモニターで表示してみると、「一番見せたい被写体」にピントが合っていない、ボケているという悲しい体験をしたことはありませんか。

  • いろいろと試行錯誤して決めた構図
  • 背景にも気を配った被写体セッティング
  • 屋外で、日の差し方などが好条件になるまで待って撮影

などの努力がすべて無になりかねないのが、撮影時のピントのズレです。

ピントを外さないポイントは次の通りです。

  • カメラに表示している「フォーカスポイント」(マーク)が、もっとも強調したい被写体にあたっているかを落ち着いて確認しましょう。
  • 撮影後すぐにパソコンのモニターで確認できないときは、カメラの液晶モニターで「拡大表示」し、意図したところにピントが来ている(クリアに写っている)か確認しましょう。
  • オートフォーカス(AF)でピントがどうしても外れてしまったり、一番あわせたいところにフォーカスポイントをあわせられない時は、マニュアルフォーカス(MF)に切り替えて撮影しましょう。マニュアルフォーカス(MF)とは、レンズのフォーカスリングを自分で回しながらピントをあわせる方法です。
左:基本的な考え方として、ピントは手前に合わせます(前ピン) 右:誤って後ろの紙コップにピントが合っているミスショット(後ピン)
前から二つ目のたまねぎの束にピントを合わせた例
左:カメラから近い位置にあるライトにピントを合わせた写真 右:ライトだけでなく、テーブルや椅子にもピントを合わせた写真

ピントは「前ピン」(カメラに近い被写体にあわせる)が基本ルールです。
「ライト」と「椅子やテーブル」の関係のように「重要かつ目に付く大きな被写体」にピントを合わせることが大切です。いくら店を印象付ける「大切なライト」とはいえ、写真のほとんどがボケてしまうと説明写真として伝えたい情報が伝わりません(第2回「撮影する写真は2種類」を参照)。
一回で決まらなければ何パターンか撮影し、比較の上で取捨選択できるようにしておくことをおすすめします。

構図は「分割」と「遠近」+「アングル」できまる

構図の考え方は「2分割構図」「3分割構図」「遠近感構図」などが有名です。
これらを意識すると、見た目に「安定感のある写真」に仕上がりやすいです。
通常の写真撮影では、被写体を真ん中にした「日の丸構図」はあまりよくないとされています。ウェブサイト用の写真としては、撮影者が写真の意図を伝えやすく、ユーザーにとってもわかりやすいので、「説明写真」として使用するのは良いでしょう。

2分割構図:おおよそ空1:海と地面1
3分構図:おおよそ空1:海と地面2

近景(近い被写体)である船も右2/3に納まっています。
3分割構図は何も置かないスペースを作る目的もあり、そこにテキストを配置しやすくなるメリットもあります。

小豆島産オリーブオイルの使用例
遠近感構図:ラインが交わることを意識し、奥行きを感じさせる構図
左:実際食べる目線より少し低めの位置で撮影 右:実際食べる目線より少し高めの位置で撮影

上から見下ろすと「説明写真」を意味し、水平に近づくほど「イメージ写真」を意味します。

縦に長い缶や瓶、プラスチックボトルなどは真横(水平)にカメラを設置することで、ゆがみの無い見た目通りの写真が撮れます。

人物を例にします。
水平位置で撮影すると、見た目通りの撮影ができます。見下ろして撮影すると、被写体は小さく写ります。見上げて(あおって)撮影すると、被写体は大きく見えます。
観光地などでは、カメラマンが立ったままの目線で、スナップ写真を撮影する光景をたびたび見かけます。
結果、顔や上半身が大きく、かつ足が短く写ってしまいます。
全身を写す場合は、カメラマンが中腰か膝を着きカメラを少しあおると「足が長く見え、スタイル良く」写ります。特に女性を撮影する時には、お勧めします。

左:水平位置で撮影 中:見下ろして撮影 右:見上げて(あおって)撮影

アングルに正解はありません。
被写体が美しく、バランスよく見えるには、また、魅力がユーザーに伝わるにはどの角度が良いのかを考え、いろんなパターンで撮影してみましょう。

被写体によっては、真上(真俯瞰)からの撮影も印象的な写真に仕上がります。

「引き」と「寄り」を使い分け、良さをアピールする

ワイドに撮影をすると「説明カット」となります(第2回「撮影する写真は2種類」を参照)。

ワイドに撮影するとレンズの特性上、ピントが手前から奥まで合いやすくなります。
これを被写界深度が深くなるといいます。
撮影時に被写体に近づき、被写体の特徴を拡大して撮影すると、ピントが合っている距離が短くなり重要なところ以外がボケやすくなります。
これを被写界深度が浅くなるといいます。

左:食品に関わらず被写界深度が浅い(フォーカスポイント以外のボケが強い)写真は、被写界深度が深い右の写真に比べ、注意深くピントを合わせる必要があります。

まとめ

  • オートフォーカス(AF)でピントを合わせる際は、一番大切なところにフォーカスポイントがあたっているかを落ち着いて確認しましょう。
  • 何度撮影してもピントがずれてしまう場合は、マニュアルフォーカス(MF)も試してみましょう。
  • アングルに正解はありません。被写体が「バランス良く」「美しく」見える角度と距離を常に考えて撮影しましょう。
  • 被写体をアップで撮影することで、魅力的な写真に変化します。その際は一番見せたいところに確実にピントをあわせるようにしましょう。

第4回では、手ごわい逆光を見方につける「露出補正」について解説します。

このコーナーのコンテンツは、KDDI提供の情報サイト「はじめてWEB」掲載の「エキスパート(専門家)コラム」の情報を、許諾を得てWeb担の読者向けにお届けしているものです。

「はじめてWEB」掲載のオリジナル版はこちら:
写真撮影入門(全12回)「第3回:ピントと構図を意識する」(2012/08/22)

この記事の筆者

鍋坂 樹伸(なべさか・しげのぶ)
コマーシャルフォト サン・スタジオ 所属

1975年、兵庫県姫路市生まれ。中央学院大学商学部商学科卒業。香川県高松市在住。東京都内の印刷会社営業職を経て、2003年に実家が運営する「コマーシャルフォト サン・スタジオ」入社。広告写真家として活動し、食品・洋服・人物・風景など、さまざまなジャンルの撮影に対応。

2012年より専門学校 穴吹デザインカレッジにて非常勤講師をつとめるかたわら、企業や団体が主催するセミナーでも講師をつとめる。

CSS Nite in TAKAMATSU オフィシャルフォトグラファー。

著書『Web制作と運営のための写真撮影&ディレクション教本~段取りから準備、撮影テクニック、実践ポイントまで~』(マイナビ)。

コンテンツの質を高めるには検索意図が大切、でもそれってどう調べればいいの?【SEO記事12本まとめ】 | 海外&国内SEO情報ウォッチ

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グーグルが上位に表示したい「検索者のニーズに応える」コンテンツを作るには、「検索意図」を探るのが大切だ。そのやり方をわかりやすく解説した記事を紹介する。
ほかにも、「続きを読むボタン」続報、ユーザーファースト、AMPによる広告の体験改善、データスタジオで検索アナリティクス、重複コンテンツペナルティ、PageRankの今などなど、SEOに役立つ情報をお届けする。

今週のピックアップ

検索意図が大切って言うけど、それってどう調べりゃいいの? 教えてエラい人!
探る、考える、そして本当のニーズを読む(アナグラム株式会社)

検索意図」、つまり検索が何を求めているのかを知ることは、検索エンジンマーケティングにおけるスタート地点でもあり、非常に大切なポイントだ。

昔は「キーワード」がSEOでは重要視されていたが、今はそうではない。ユーザーが求めているものを的確に提供することがSEOの成功につながるのだから、本当に大切なのは「検索意図」だ。

少し前に、Mozのランド・フィッシュキン氏がこんなツイートをしていた。

これは、「リンクが少なくても、コンテンツの力がしっかりしていれば検索で上位に来ることがある」ことを示したものだ。

その手法を解説している記事では、「狙っているキーワードをページ内で何回使うべしなんてルールは忘れる」といったことに加えて、こんなことが書かれている。

検索者の意図 > キーワードそのもの

繰り返しになるが、今のSEOで大切なのは、「検索意図」であり、それを満たすコンテンツを作ることだ。それをうまく成し遂げているコンテンツを、グーグルは「良いコンテンツ」だと判断するはずだ。

では、その「検索意図」はどうやって探ればいいのだろうか?

こちらの記事では、それをわかりやすく説明してくれている。

次のような検索意図の探り方と、

  • 自然検索上位ページから読み取る
  • サジェストから読み取る
  • 検索ボリュームから読み取る
  • 共起語から読み取る

さらに「ウラの意図」に関して解説している点がさすがだ。なぜなら、こちらが本当に「顧客が得たかったもの」であり、それに対するソリューションを提供することがビジネスの本質だからだ。

よく「検索結果で上位に表示されているページや、Q&Aサイトなどを参考にコンテンツを作るといい」というSEOのアドバイスを聞く。そうしたコンテンツは「検索者のニーズ」を想像する助けになるからだ。決して、「コンテンツを参考にする」ためではない

記事自体は検索連動広告のために書かれたものだが、SEOにおいても十分応用できる。参考にしよう。

★★★★☆
  • すべてのWeb担当者 必見!
  • すべての検索連動広告の運用担当者 必見!

日本語で読めるSEO/SEM情報

グーグル金谷氏も「続きを読むボタン」に疑義。これはグーグルが対策に乗り出す予兆か!?
ぜひとも(ネガティブな)ランキング要因にしてほしい(金谷武明 on ツイッター)

「続きを読むボタン」にグーグル社員たちが不快感を示していることを、先週のトップストーリーで取り上げた。予想外に、ソーシャルで非常に数多くシェアかつ支持された。同調する反応が大多数で、反論はおろか擁護すらほとんど目にしなかった。

いかに「続きを読む」がユーザーに嫌われているかを筆者は実感した。

さて、グーグル ジャパンのサーチクオリティチームのリーダーである金谷氏の目にもこの記事がとまったようだ。金谷氏の反応はこうだ。

ミューラー氏やイリェーシュ氏たちと同様に、あくまでもこれは金谷氏の個人的な意見であり、グーグルとしての立場ではない。そもそもグーグルは、単に「良くないと思う」だけで対策を進める組織ではない。

しかし、多くのユーザーが嫌悪しているという事実を踏まえて、「続きを読む」ボタンを採用しているモバイルページへの対策をグーグルには真剣に検討してほしいものだ。

★★★★☆
  • 「続きを読むボタン」を採用しているWeb担当者は要注意!

SEOに成功するにはグーグルが追求するユーザーファーストをあなたも追求すること
ゴールを合致させよう(長山一石 on ツイッター)

法律関係の職業に就いている人たちを対象にしたSEOセミナーに参加していた1人が、講演していたグーグルの長山氏に次のような感想をツイートしていた。

長山氏はこのように返信した。

SEOで必要になってくる施策はさまざまだが、根幹はユーザーファーストであることを常に認識しておくことが肝心だ。

この四半期でこうしたトラフィックを集めてこういう成果を出さなければいけない。しかも広告以外で。その後はどうなっても関係ない」といった制約がない限りは、ユーザー体験を中心に考えて行動することが中長期的には企業にとっては利益になる可能性が高い。

グーグルが追求しているユーザーファーストを我々も追求すればゴールが合致する。結果として、SEOに成功するし、企業と顧客の関係も良くなるはずだ。

それこそが「マーケティング」なのではないだろうか。

★★★☆☆
  • すべてのWeb担当者 必見!

AMPは高速化だけじゃない! ウェブ広告のUX体験にも精力的
より快適で、美しく、安全な広告を実現するために(Google Developers Japan)

AMPプロジェクトが取り組んでいるのは、モバイルウェブの高速化だけではない。ウェブ広告の改善にも取り組んでいる。

考えてみれば当たり前の話だ。そもそも「高速化」は「ユーザー体験改善」という目的を達成するための手段の1つだ。さらに「広告のユーザー体験改善」がAMPプロジェクトのスコープに含まれていても、何の不思議もない。

AMPプロジェクトでは、より早く、美しく、安全な広告を実現することを目指し、各方面と協力しているという。具体的には、たとえば次のような取り組みが始まっている。

  • TripleLift が AMP 広告でネイティブ広告を高速化
  • Cloudflare が AMP 広告向けの広告検証サービスを提供開始
  • クリエイティブな広告フォーマット

広告は、ともすると嫌われがちなものだ(広告ブロッカーの利用を見てもわかる)。しかし、広告収入をビジネスモデルとするサイト、特にニュースメディアにとっては、広告を外すわけにはいかないことも多い。したがってユーザー体験と広告を両立させることは重要な課題だ。

あなたがパブリッシャーで、AMP対応しているのなら、元記事を読んでAMP広告の発展に期待しよう。

★★☆☆☆
  • 広告がビジネスモデルのパブリッシャー

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

ユーザーを満足させるコンテンツとモバイルファーストインデックスに関する記事を今週はピックアップ。

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
  • グーグル データスタジオで検索アナリティクスのデータを接続可能に
  • グーグルには重複コンテンツペナルティは存在しない
  • PageRankは今でも重要なグーグルのランキング要因
  • 検索結果の件数は信頼性に乏しい単なる概算値
  • スパムリンクは無視? それともグーグルに任せる?
  • robots.txtのnoindexをグーグルが公式サポートしない理由

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

グーグル データスタジオで検索アナリティクスのデータを接続可能に
理解しづらい数字をわかりやすく可視化(Analytics Blog)

Search Consoleの検索アナリティクスのデータを、Google Data Studio(グーグル データスタジオ)で利用できるようになった。

コネクタにSearch Consoleを設定
データ元としてSearch Consoleをコネクタに指定できる
検索アナリティクスのレポート
検索アナリティクスの任意のレポートを選んで配置できる。レイアウトやデザインは自由にカスタマイズ可能だ。

Google Data Studioは、一言でいうと「さまざまなデータを取り込んで、わかりやすくレポートとして見せる」ツールだ。

アドワーズ広告やGoogleアナリティクスなどグーグルのプロダクトだけでなく、MySQLやBigQueryなどサードパーティ製のプロダクトのデータを取り込める。Google Analytics 360 Suiteに含まれるツールだが、小中規模企業向けの無料版もある。

複数ソースのデータを統合できないためBIツールとしては使えないデータスタジオだが、検索アナリティクスのデータを扱えるようになったのは魅力的だ。

たとえば経営陣の報告のために検索アナリティクスのデータを自分でExcelに取り込んで加工していたのなら、データスタジオを使ってみるといいかもしれない。それだけでは理解しづらい数字をわかりやすく可視化してくれるので、同じデータでも理解を容易にしてくれる。

以前はデータスタジオ無料版ではレポートを5つまでしか作成できなかったのだが、この制限は撤廃されたようなので、試してみてはいかがだろうか。

★★★★☆
  • Search Consoleのレポートを作成しているWeb担当者
  • アクセス解析担当者にも教えてあげよう

グーグルには重複コンテンツペナルティは存在しない
でもクロールバジェットと評価には良くない(Gary Illyes on Twitter)

グーグルのゲイリー・イリェーシュ氏がSEO豆知識をツイートした。

知っているかい? 重複コンテンツのペナルティというものは、グーグルにはない。でも同じコンテンツを配信するURLがたくさんあると、クロールバジェットを無駄にするし、評価を分散させてしまうかもしれない。

悪意が持って検索エンジンやユーザーを騙そうとしているのでなければ、重複コンテンツがあるからといって順位が下がってしまったり手動対策を受けたりということはないようだ。

また少しくらいの重複コンテンツはウェブサイトにはつきものなので、過度に心配することもない。グーグルが適切に処理してくれる。問題になるのは、何千ページも何万ページも重複コンテンツのURLが発生する場合だけだ。

とはいえ、重複コンテンツができないようにすることは常に心がけておきたい。悪いことが起きないとしても、良いことでは決してない。重複コンテンツのヘルプ記事を参照しておくことをおすすめする。

★★★★☆
  • すべてのWeb担当者 必見!

PageRankは今でも重要なグーグルのランキング要因
とはいえ、どんなリンクでも評価されるわけではない(Gary Illyes on Twitter)

イリェーシュ氏のSEO豆知識ツィートを続けて紹介する。

知っているかい? 18年たった今でも僕たちは、PageRank(とそのほかの数百のシグナル)をランキングに使っている。

PageRankがどのように機能しているか知りたければこちらを http://infolab.stanford.edu/~backrub/google.html

グーグルツールバーのPageRank(TBPR)が完全に廃止されてから間もなく1年が経過するが、グーグルは内部ではPageRankを使い続けている。PageRankの素となるリンクが今でも重要なランキング要因であることに異論はないだろう。

ただし以前のように、「なんでもいいからリンクを集めさえすれば上位表示できる」時代はとっくに終わっていることも事実だ。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

検索結果の件数は信頼性に乏しい単なる概算値
site:の結果も同じこと(Gary Illyes on Twitter)

イリェーシュ氏がシェアしたSEO豆知識をもう1つ紹介したい。

知っているかい? 検索結果で見ている「検索結果の件数」は、まったくの概算だ。正確ではない。実際にはもっと多くの結果が存在する可能性がある。

検索結果の「◯◯件」はおおまかな数値だ。これよりも大幅に多いことも少ないこともよくある。

SEOの検索結果件数

理由を以前にこのコラムで解説したことがある。再掲載しておこう。

  • 数値は推定値である

  • もう少し詳しく調べようとして次のページに行ったときはより正確な数値を返そうとするため異なる数字になることがある

  • 検索結果の件数は概算で、おおよその数字を素早く表示している

  • 検索結果数をおおよその件数に留めることでより迅速に検索結果ページを表示できる

  • 検索結果の次のページに行ったり、特定のフレーズを検索したり、期間指定するなど条件を厳しくして検索結果を絞ったりしていくと、検索エンジンがさらに正確な件数を出そうとより深くデータを読み込んでいき、その結果として検索結果数が増える・減るなどする場合がある

  • 件数の目安は検索を利用する場所などによっても異なる場合がある

自分の管理サイトのインデックス数を調べようとして、site:構文を使ったときの数字も同様に概算値であることを認識しておこう。

★★★★☆
  • すべてのWeb担当者 必見!

スパムリンクは無視? それともグーグルに任せる?
眠れないほどに心配なら否認(John Mueller on Twitter)

グーグルのジョン・ミューラー氏にツイッターでフォロワーが相談した。

キーワードを詰め込んだスパムリンクが私のサイトに対して張られました。この2日間で100本ほどです。

否認すべきですか? それともペンギン4.0は無視してくれますか?

ミューラー氏は次のようにアドバイスした。

おそらく無視しているだろう。

だが「おそらく」という言葉だと安心して眠れないのなら、否認しておけばいい。

あからさまに怪しいリンクはきっとグーグルが無視してくれているだろう。だが、グーグルを100%信じることに抵抗があるなら、そのときは否認ツールを使えばいい。

ただ否認リストの作成にかかる手間ひまを、サイト改善に確実に役立つ別のことに使いたいというのが筆者の個人的な考えだ。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

robots.txtのnoindexをグーグルが公式サポートしない理由
間違って使われそうだから(English Google Webmaster Central office-hours hangout)

robots.txtは検索エンジンのクロールを拒否する目的で使う。ディレクティブ(命令文)には「disallow」を用いるが、グーグルにおいては「noindex」が機能することを知っている人もいるだろう。

robots.txtの「noindex」ディレクティブは、robots metaタグのnoindex指定と同じ役割を果たす。すなわち、検索結果に出ないようにするものだ(disallowはクロールを拒否するもので検索結果の表示を拒否するものではない)。

だがグーグルは公式には、noindexディレクティブをサポートしていない。数年前まではヘルプ記事にも記載されていたのだが、現在はなくなっている。

robots.txt での noindexの使用に関して、グーグルのゲイリー・イリェーシュ氏は次のように注意喚起した。

robots.txtでのnoindexは機能する場合もある。しかし、サポートされていないし、いつなんどき機能しなくなるかもしれないということを認識しておくように。

実際には機能しているのに、公式にサポートしないのはどうしてなのだろうか? ジョン・ミューラー氏が理由の1つを説明した。

robots.txtのnoindexは、間違って使われる可能性がある。

noindexが書かれているrobots.txtを、その働きを理解せずにサイト管理者がコピーしてそのまま使うことがあると私たちは想定している。知らずにそのまま設定したら、「突然サイトが検索から消えてしまった!」と慌てふためくだろう。

robots.txt の基本的な設定方法を理解できていないウェブ担当者も少なからずいるだろう。となれば、情報が少ない noindexがどんな役割を持っているのかを知らないウェブ担当者の数は、さらにはるかに多いに違いない。ミューラー氏の懸念はもっともなことに聞こえる。

いずれにしても、robots.txt で noindexを指定するのは避けたほうが無難だ。検索結果での非表示には、robots metaタグでnoindexを指定するか、X-Robots-Tag HTTPヘッダーで noindexを指定するようにしよう。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
  • ホントにSEOを極めたい人だけ
  • 技術がわかる人に伝えましょう

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更新停止中。

この記事の筆者

鈴木 謙一(すずき けんいち)

「海外SEO情報ブログ」の運営者。株式会社Faber Companyの取締役インディペンデント・コントリビュータ。

海外SEO情報ブログは、SEOに特化した日本ではもっとも有名なSEO系ブログの1つ。米国発の最新のSEO情報を中心に、コンバージョン率アップやユーザーエクスペリエンス最適化のための施策も取り上げている。

正しいSEOをウェブ担当者に習得してもらうために、ブログでの情報発信に加えて所属先のFaber Companyでは、セミナー講師や講演スピーカーを主たる役割にしている。

アマゾンだけで米国EC市場のシェア43%、止まらない成長の理由 | ネットショップ担当者フォーラム ダイジェスト

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消費者が受け取ったオンライン注文の電子メールを分析するSlice Intelligence社が新たに発表した調査結果によると、アメリカのオンライン小売業の成長率の半分以上はアマゾンが占めるそうです。

アマゾンは米国EC市場の成長率シェアでは53%を占める

アマゾンはオンライン小売業界でシェアを拡大し続けています。業界が注目しているアマゾンの収益報告発表(編集部追記:現地時間の2月2日に決算を発表)。その前に公表された新たな分析結果によると、2016年のアメリカにおけるオンライン購買の43%は、アマゾンのサイト内で行われたそうです(アマゾンが注文処理を行うマーケットプレイスも含まれます)。さらに、2016年の全米のEC成長率の半分以上はアマゾンが占めています。

アマゾンだけで米国EC市場のシェアを43%も獲得している。止まらない成長の理由① 2016年米国EC市場における成長率におけるアマゾンの割合
2016年EC市場の成長率のシェアで、アマゾンは半分以上を占める(53%)
黒:その他 オレンジ:アマゾン
出典:Slice Intelligence

これは、Slice Intelligence社がEC利用者440万人以上の電子メールを分析した結果です。

他の数字を例にし、詳しく見てみましょう。アメリカ商務省のデータをインターネットリテイラー社が分析した結果、アマゾンが自社で販売した製品、およびアマゾンのマーケットプレイスで販売された製品を合計すると、2015年のアマゾン経由の売上高は全米オンライン売上の33%を占めていました

その数字は2012年の25.4%から上昇しています。アマゾンは、インターネットリテイラー社発行の「全米EC事業 トップ500社2016年版」で第1位にランクインしています。

アマゾンだけで米国EC市場のシェアを43%も獲得している。止まらない成長の理由 2016年米国EC市場における成長率におけるアマゾンの割合②
市場シェアを伸ばし続けるアマゾン
アマゾンが所有するサイトで販売されたオンライン売上の比率
黒:その他 オレンジ:アマゾン
出典:インターネットリテイラー、ChannelAdvisor、Slice Intelligence、アメリカ商務省
※市場シェアにはアマゾンが自社で販売した製品および、同社のマーケットプレイスで販売された製品が含まれる

Slice Intelligence社の分析が正しければ、アマゾンは1年間で市場シェアを1000ベーシスポイント(編集部追記:0.01%=1ベーシスポイント。1000ベーシスポイントは10%の意味)伸ばしました。これは他に類を見ない成長です。

小売業界で40%以上の市場シェアを持つ会社はほとんどありません。たとえば、世界最大の収益を誇る小売業者で、アマゾンの最大の競合でもあるウォルマートでさえ、アメリカの小売売上における市場シェアは9%強です。この数字には、オンラインで購入しにくい車や燃料などの売り上げは除外されています。ウォルマートは、「全米EC事業 トップ500社2016年版」で第4位にランクインしています。

アマゾンだけで米国EC市場のシェアを43%も獲得している。止まらない成長の理由 アメリカの小売市場におけるウォルマートのシェア(車、燃料、レストランを除くウォルマートの売上シェア)③
アメリカの小売市場におけるウォルマートのシェア(車、燃料、レストランを除くウォルマートの売上シェア)
出典:ウォルマート発表のレポートとアメリカ商務省のデータをもとに行ったインターネットリテイラー社の分析

Slice Intelligence社の調査によると、アマゾンは主に電化製品、ホーム、アパレルのカテゴリーで成長しています。首席アナリストであるケン・カッサー氏は、次のように分析します。

アマゾンの成長には、電化製品が大きく寄与しています。また、「Amazon Echo(アマゾン・エコー)」関連製品の成功も理由の1つです。興味深いのは、ホームやアパレル、食品、健康、美容といった小さなカテゴリーが、アマゾンの売上増に貢献していることです。消費財のカテゴリーが、アマゾン拡大の大きな要因になっています。

アマゾンだけで米国EC市場のシェアを43%も獲得している。2016年の売り上げ成長率(電化製品、ホーム、アパレルの伸びに牽引されるアマゾンの成長)④
2016年の売り上げ成長率(電化製品、ホーム、アパレルの伸びに牽引されるアマゾンの成長)
出典:Slice Intelligence

「Amazon Echo」は、アマゾンのデジタルアシスト機能「Alexa」を搭載した声に反応して動くデバイスです。「Amazon Echo」を使い、アマゾンでオーダーすることも、ウェブ検索することも可能です。

質問に答えてくれたり、音楽をかけてくれるなど、さまざまなことに対応してくれます。リサーチ会社CIRP社のデータによると、アメリカでは820万人の消費者が声で動くデジタルアシストデバイスを所有しています。その数は2016年の300万人から173%も伸びています。

4000万点もの商品が対象となっている2日以内の無料配送サービス、映画やテレビを無料で見られるプライム・ビデオ、複数の都市で展開されている同日配送サービスなどを、年間99ドルの費用で利用できるプライム会員プロラムがけん引し、アマゾンはアメリカ国内で着実に顧客を増やしています。

2016年10月のCIRP社の発表では、9月30日の時点でアメリカのプライム会員数は6500万人でした。

インターネットリテイラー社が、2016年12月に515人のアメリカ在住の成人を対象に行った調査によると、52.2%がオンラインで買い物をする際、まずはアマゾンで商品をチェックすると回答。グーブルは2番目で、38.8%という結果でした。

オリジナル記事はこちら:アマゾンだけで米国EC市場のシェア43%、止まらない成長の理由(2017/02/09)

[ユーザー投稿] 社員紹介】12月入社の好奇心旺盛なWEBエンジニア

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