インターネット利用状況調査のビデオリサーチインタラクティブは、2014年9月発刊のスマートフォンユーザー、タブレットユーザーにおけるアプリや専用サイトなどのコンテンツ利用状況に関する調査レポート「スマコン(SmartDevice Contents Report)vol.07」で、マルチデバイスでの主要動画サービスの利用状況についてまとめ、10月22日発表した。スマートフォン、タブレット、PCの3デバイスいずれかのデバイスでの動画サービス利用率は、全体で46%だった。スマートフォンの利用歴でみると、利用歴が長いほど動画サービス利用率は高く、スマートフォン利用による増加ポイントも高い傾向で、スマートフォン経験値が上がることで動画サービス利用が活発化していることが分かった。調査は日本全国の15~69歳の、PCインターネットとスマートフォン双方の所有者4685人、タブレット所有者1495人に対し、インターネットを利用して実施。スマートフォン所有者のうち1180人はタブレットも所有していた。
調査対象とした主要8動画サービス(YouTube、ニコニコ動画、FC2動画、GyaO!、Dailymotion、Ustream、パンドラTV、Hulu)のいずれかについて、週1回以上利用している割合は、PCが35%、スマートフォンは31%となっている。タブレットでの利用率は26%(全体比では7%)だった。各デバイスとも男女15-19歳のティーン層で相対的に高い利用率を示していた。女性全体、男女ティーン層、女性20-30代では、スマートフォンでの動画サービス利用率がPCを上回っていた。性・年代別PCでの動画サービス利用をベースにすると、スマートフォン利用によって全体での動画サービス利用率は11%増加していた。PCとスマートフォンに限って主要動画サービス週1回以上利用者の利用デバイスの重複状況をみると、全体では46%が重複利用で、スマートフォンのみでの利用が24%、PCのみが31%という構成だった。
ビデオリサーチインタラクティブ
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