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iPhoneのアクセスのうち8割は正しく効果測定ができていない? | インタラクティブマーケ統計2012年5月 [インタラクティブマーケティング統計データ by ユニメディア] | Web担当者Forum

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ユニメディアのマーケティングツール導入企業の各種KPIを統計データ化し、マーケティング担当者が業界水準のCVRとして参考とするためのレポートをお届けする。

インタラクティブマーケティング統計データ

サードパーティCookieがセットされないために正確な計測が難しいとされるiPhone。アクセスデータを見ると、1PV/1セッションのユーザーが8割を占めていたが、何らかのコンバージョンをしたユーザーは複数ページを見るはず。どこまで信頼できるのか実態を分析した。

目次

iPhoneのトラッキングは信頼できるか

アフィリエイト広告など、インターネット広告や広告効果測定サービスの多くは、広告を閲覧するユーザーのブラウザにひもづいたサードパーティCookie内の情報を利用したトラッキング技術により配信を実現しています。ただし現状、iPhoneに搭載されているブラウザ「Mobile Safari」では、デフォルトでサードパーティCookieがセットされず、Cookieタイプのアフィリエイトやアクセス解析は正確な計測ができないことで知られています。

巷でよく指摘される上記の内容が実際どのようになっているのか、弊社のマーケティングツール「UMAP」のデータを元に分析したところ、実態がよくわかる興味深い結果が表れたので、今回はこちらを紹介します。

まず、5月度のPCサイトにアクセスするスマートフォンのデータを分析したところ、全体のコンバージョン比率および流入元別のCVRではAndroidが活発でiPhoneが低調な流れが続いています。一方、流入比率はiPhoneがAndroidを上回る傾向にあります。この逆転現象は、Androidのシェアが優勢と言われるなかでどう考えるべきでしょうか。

図1 流入元効果指標スマートフォンOS別詳細
全流入からの比率 全CVからの比率 流入別CVR
スマートフォン総合 Android 30.21% 72.48% 1.23%
iPhone 40.24% 20.13% 0.26%
その他
デバイス
29.55% 7.38% 0.13%
※全流入及び全CVからの比率は、スマートフォン流入/CV単独の比率を表示しています。

上記を考察する一助として、デバイス別セッションあたりPVを見ると、iPhoneのアクセス数は1PV/1セッションのものが非常に多いことが伺えます。ユーザーがサイト閲覧をしていくなかで、サイト内を回遊すれば必ず1セッションで複数のPVが発生するはずです。その意味では、1PV/1セッションのものはユーザーがサイト内を遷移せず直帰したと考えられますが、iPhoneの場合はそのような直帰ユーザーが大半を占めるのでしょうか。

図2 デバイス別セッションあたりPV
セッションあたりPV PC 3.62
スマートフォン総合 1.53
Android 2.67
iPhone 1.04
その他
デバイス
1.04

ここで鍵になるのは、実際にコンバージョンが発生したデータです。先ほどの理屈で言えば、コンバージョンしたユーザーはサービスや商材のページ、あるいは申し込みフォームなどのページを移動しているため、複数のPVが必ず発生しているはずです。

ところがiPhoneの場合は、コンバージョンページのみ表示されたと思われる1PV/1セッションのCV通知が大半を占めています。つまりiPhoneではコンバージョン発生に至るセッションが断続的になってしまうことが多いといえ、先に述べた「iPhoneのMobile SafariはサードパーティCookieを取らず、Cookieタイプのアフィリエイトやアクセス解析は正確な計測ができない」という事象に対し、ある程度の証明になると考えられます。

図3 コンバージョンしたユーザーのPV割合
図3 コンバージョンしたユーザーのPV割合

このように難点のありそうなiPhoneのトラッキングですが、IPアドレス+ユーザーエージェントのつき合わせで問題なくトラッキングを行えるとするサービスも存在しています。アクセス元を示すIPアドレスと、機種情報などを含んだユーザーエージェントをつき合わせることで、Cookie内情報の代わりにユニークユーザーを特定できる、というのがこれらの根底となる考え方となります。

そこで、本レポートデータでもiPhoneセッションを同様の手法でまとめてみたところ、1セッション1PVの短時間での連続アクセスが多くを占めることが見えてきました。

これで見ると、iPhoneによるアクセスでは「IPアドレスあたりの平均PV」は2.55となり、現在計測されている「セッションあたりの平均PV」の1.04に比べ一気に倍になります。この状態から推測すれば流入比率は適正値にまとまり、一方でCVRは0.5~1%弱程度に上がるのではないか、ということが想定できます。

図4 セッション/ユニークIPアドレスあたりのPV比較
iPhone Android
セッションあたりの平均PV 1.04 2.67
IPアドレスあたりの平均PV 2.55 4.62

ただし、IPアドレス+ユーザーエージェントによる判別だけでは、正確なユニークユーザーの特定は厳しいと言えます。それはSB/auともIPアドレス帯域の数は数が限られているうえ、Wi-Fiスポットなどを使えば同一ユーザーエージェント・同一IPアドレスの別ユーザーが存在する可能性が高まると考えられるためです(比較参考のため、AndroidのアクセスデータもIPアドレスでまとめると1.5倍程度の数になりました。セッションあたりの平均PV:2.67→IPアドレスあたりの平均PV:4.62)。

また、たとえ同一ユーザーでも電車移動中にアクセス基地局が切り替わったり、普段は3G回線を使いながらホットスポットではWi-Fiを使うなどの利用シーンが考えられますが、この場合は同一端末でも別ユーザーとしてトラッキングされる恐れがあります。

サードパーティCookieをトラッキングに利用する際、Cookieに書き込んだブラウザID(CookieID)を用いればある程度の制度でユニークユーザーを取得することは可能であり、再来訪などを見極められます。しかし、サードパーティCookieがデフォルトで使えないiPhoneについては、このような計測方法を使うことが困難です。さらに、昨今ではユニークユーザーIDなど、ユーザー端末にひもづく情報を取得することが避けられる傾向にあり、ユニークカウントを取ることが厳しい状況となりつつあります。

つまり現時点では、iPhoneでリスティング広告を実施したり、純広告などで効果測定を行ったりする場合には、本来カウントされるべきコンバージョンが上がらず、逆に計上されるべきでないコンバージョンが反映されている可能性が十分にありえます。

このような状況下で、現状のCookieトラッキングで正確なiPhone計測は期待できないか。あるいは、より最適化された手法がありうるのか、ということが今後議論されるべきではないでしょうか。

調査概要

ユニメディアのマーケティングツール「UMAP」導入企業をサンプリング、企業の各種KPIを統計データ化して業界水準のCVRを数値化した

株式会社ユニメディア
株式会社ユニメディア

マルチデバイス時代に沿ったコミュニケーション戦略構築とマーケティングROIの可視化を強みとし、インタラクティブマーケティングを支援する、ソリューションカンパニー。飲食チェーン、不動産、通信、コンテンツプロバイダーなど、様々な業種にて大手企業のマーケティングをサポートしています。

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グーグル再審査リクエストの処理はただ今順番待ち など10+4記事(海外&国内SEO情報) [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum

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タイトル画像:国内&海外SEO情報ウォッチ

「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、
国内と海外の検索マーケティング関連情報を
さらっとまとめて毎週金曜日にお届けします。

今週のピックアップ

グーグル再審査リクエストの処理はただ今順番待ち
★★★★★ それでもちゃんと修正して再審査を (グーグル ウェブマスター向け公式ヘルプフォーラム)

スパム的なSEO施策に対するグーグルのペナルティは厳しくなる一方だが、一部のSEO業者はその対応に関する間違った情報を流している。

悪徳SEO事業者の発言:

有料リンクを購入したことが原因でペナルティを受けたとき、その有料リンクを外してもペナルティが解除されることはない。

上記のようなことをSEO業者に言われたWeb担当者が、真偽のほどを知りたいとグーグル公式ヘルプフォーラムで質問した。

グーグル社員のKyotatroさんが次のようにコメントした。

再審査リクエストに関してフォーラム上でも様々なご質問を頂いておりますが、現在、大変多くの再審査リクエストを頂いており、審査が完了するまでにお時間を頂くことが多くなっています。再審査が完了した際にはウェブマスター ツール上でお伝えしておりますので、メッセージが届くまでしばらくお待ちいただけますと幸いです。

また、これまでもお伝えしておりますが、違反箇所が修正されましたら手動による対応は解除されます。現実に、違反箇所を修正し、手動でのスパム対策を解除するケースは数多くありますので、誤った情報でウェブマスターの皆さまが損失を被ることがなければと思っております。

有料リンクを含め不自然なリンクによる警告を受けた場合、問題となるリンクの大多数を取り去れば手動対応(ペナルティ)はきちんと取り下げられることは確かだ。事実、手動対応が解除された報告がこちらでは投稿されている。

ただしそれまで(不正に)評価されていたリンクが評価されなくなったのだから、ランキングが元の位置に戻る可能性は低いかもしれない。

Kyotaroさんのコメントに対してさまざまな返信が寄せられている。否定的な意見も多い。手動対応に対するグーグルからの不明瞭なメッセージや再審査リクエストに対する遅延には不満を感じても仕方がないと筆者も思う。

とはいえ、グーグルが手動対応に関して「まだこことここのリンクが残ってますよ」などの具体的で細かいフィードバックを各ウェブマスターに返すと、それを悪用して「すり抜けられる手法」を探る悪徳SEO事業者が必ず出てくる。そして、そうした業者のせいで、再審査がさらに遅れることになってしまう。

公式フォーラムのような場で、グーグルに罵声を浴びせても、何の解決にならない。お互いを尊重して紳士的にフォーラムを利用してほしい。

日本語で読めるSEO/SEM情報

単一のキーワードの順位はSEOの成功指標にならない
★★★☆☆ 全体を見ること (SEOとその周辺)

ある1つのキーワードだけの検索順位をSEOの成功指標にすることは、SEOの評価指標としては適切でない。

そう主張した記事を紹介しよう。ある1つのキーワードの順位が下がったからといってサイト全体の評価が下がったとは限らないとも言っている。

指標としては見るべきなのは検索順位ではなく、何百、何千というキーワードを合わせた全体としての検索トラフィックである。この考えには、筆者も賛成だ。

全体としてのトラフィックを把握する手段としてグーグルウェブマスターツールの「検索クエリ」レポートを参照することを提案している。

なおこの記事で筆者が気にかけてほしいのはペナルティうんぬんではなく“ファインダビリティ”を重視してほしいということであるし、記事執筆者の論点もそこにあるはずだ。

スマホサイトをリダイレクトするときの要注意点
★★★★★ グーグルの意図と都合を考慮して (SEMリサーチ)

グーグルは、スマートフォンに最適化したサイトの3種類の推奨構成について先日公式見解を発表した。

このなかのデスクトップ向けサイトとスマホ向けサイトで別々のURLを提供しユーザーエージェント(UA)に基づいて振り分けする構成のときに注意すべき点を、グーグル社員から得た情報をもとに渡辺隆広氏が解説している。

問題となるのは、デスクトップ向けページとスマホ向けページが別URLでそれぞれ存在するときに、スマホ向けページにアクセスしたデスクトップユーザーをデスクトップページにリダイレクトする場合だ。

最重要ポイントだけを述べると、「スマホページにアクセスしたデスクトップユーザーをデスクトップページにリダイレクトしてはいけない」。理由は、(標準の)Googlebotはすべてのページにアクセスする必要があるからだ。

難易度の高い説明になっているかもしれないが、渡辺氏の解説をよく読んで詳細を理解してほしい。

また筆者によるGoogle+の投稿に渡辺氏がコメントしてくれた。こちらも役立つ情報になっている。

つまりGoogleの考え方は、デスクトップユーザーは(ブラウザの機能・性能的に)デスクトップ版・スマホ版両方にアクセスできるのだから、どのバージョンのサイトにアクセスするかはユーザーに選択権を与えないさい、ということです。

だからスマホ版サイトは、UAによって振り分けを行わない、デスクトップユーザーがスマホにアクセスした時には、スマホ版を表示させるようにする、という対応をとるのが現状では Google の意向に沿ったものとなります。

…なんて書きましたが、デスクトップユーザーにスマホ版にアクセスしてほしくない(最も適切なフォーマットのサイトを見せたい)と考えるウェブ担当者さんもいらっしゃるはずで。鈴木さんおっしゃる通り、Google はまだこの変化の流れについていけていないんだと思います。

レスポンシブウェブデザインをプッシュしてきた辺り、Google(検索会社)としてはバージョン違いというのはまとめて1つのエンティティとして扱う方向に行きたいのは間違いないのでしょうけれど。

Googleアナリティクスでスプリットテストをやってみよう
★★★★☆ ウェブサイトオプティマイザーの後継 (アナリティクス 日本版 公式ブログ)

Googleアナリティクスのウェブテスト

2つ(以上)のページのどちらが目的を達成するのに適しているかを自動で計測する仕組みを「A/Bテスト」や「スプリットテスト」と呼ぶ。

グーグルは、スプリットテストができる「ウェブサイトオプティマイザー」というツールを無料で提供していたが、これを終了する。そしてほぼ同等の機能をもつ「ウェブテスト」というツールをGoogleアナリティクスに実装した。

実は、多変量解析やそれを元にしたページ内の一部のコンテンツのテストはまだできないため、ウェブサイトオプティマイザーの完全な置き換えにはならない。しかし、GoogleアナリティクスのなかでA/Bテストを利用できるのは、設定済みの目標をそのままゴールに設定できるなどのメリットがあり、Web担当者にとっては利便性が増すに違いない。

衣袋氏がGAフォーラムで導入手順を解説しているので、設定のやり方に不安があるなら参考にするといい。

アクセスがいきなり増え始める日はいつなのか?
★★★★☆ それは突然やってくる (WP SEOブログ)

ロングテールSEOが得意な竹内氏が、新規サイトを立ちあげてからどれくらい経つとアクセス数が増えだすのかを、複数のサイトのデータで公開している。

すべてのサイトではないが、ある日を境に突然トラフィックが増えだすのが興味深い。グーグルが正当にサイトを評価するまでには一定の時間がかかるのだろうかと勘ぐりたくなる。

コンテンツで勝負するロングテールSEOについて、この記事から学んでほしいことは次の3つだ。

  1. 少なくとも150~200記事を投稿する。
  2. サイトがひととおり完成した後もコンテンツを追加する。
  3. 成果を焦らずに3か月から半年は辛抱強く待つ。

訪問者の役に立つ内容が充実したコンテンツを作成するべきだということは、言うまでもない。

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

グーグル検索結果に出る著者情報と画像検索向けのTIPSを今週はピックアップ。

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
  • 粗悪な被リンクをチャラにして301リダイレクトすることは可能か?
  • ついつい犯しがちなコピーライティングの3つの大きな間違い
  • いつでもどこでもGoogleアナリティクスでアクセス解析
  • Googleアナリティクスに「$インデックス」が復活
  • ウェブマスターツール登録サイトの協力者としてYouTube管理者を承認する機能が登場
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
  • SEOに適した会社組織を作る方法
  • Googleのリンクアルゴリズムの最前線

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

粗悪な被リンクをチャラにして301リダイレクトすることは可能か?
★★★★☆ 無理、正も負も両方引き継いでしまう (WebmasterWorld)

ブランディングに適した短い名前のドメイン名を取得した。そのドメイン名へのアクセスを、現在所有しているメインのドメイン名のサイトに301リダイレクトしてユーザーを自動的に転送したい。

ところがその短いドメイン名の以前の所有者がブラックハットなSEOを過去にやっていたようで、スパムリンクがたくさん張られている。

スパムリンクの悪評価を引き継ぐことなくリダイレクトすることは可能だろうか?

このような質問がWebmasterWorldに投稿された。

フォーラム管理者は次のようにアドバイスした。

転送先のドメイン名にリンクの資産を引き継ぐことなく、また他の影響を移転することなしに301リダイレクトすることはできない。

今すぐ、あるいは少なくとも自分のコンテンツを作ったら直ちにドメイン名の所有者が変わったことを再審査リクエストから伝えスパムリンクを無効化するように申請した方がいい。マット・カッツや他のグーグル社員が推奨する方法でもあるし本当にうまく行ったケースを私は1つ知っている。

301リダイレクトは通常、被リンクや運用歴のような正の遺産はもちろんのことペナルティの要因になるような負の遺産も両方とも転送先のURLに引き継いでしまう。

ユーザーを誘導したいだけならばリダイレクト時にX-Robots-Tag HTTPヘッダーでnofollowを指定するという手が効くかもしれないが、上記のように、それまでの履歴をリセットして新たなドメイン名としてスタートするように再審査リクエストで依頼するのがいいだろう。

新規にドメイン名を取得したときは、過去に別の所有者がいなかったかどうかをWayback Machineを使って念のため調べ、別の所有者が過去に怪しいことを行っていたことが判明したときは。上記のように対応することを忘れないようにしたい。

ついつい犯しがちなコピーライティングの3つの大きな間違い
★★★★★ 効果的と思ってるのは本人だけ (SEO Copywriting)

コンテンツのコピーライティングでやってはいけないありがちな3つの勘違いを指摘した記事。大切なポイントを要約する。

  1. 会社の企業理念をトップページに掲載する

    ほとんどの訪問者は企業理念など気にしない。読まれたからといって印象が良くなるわけでもないし儲けが増えるわけでもない。

    企業理念はトップページではなく企業案内ページに書くべきコンテンツ。トップページには、訪問者のために提供できることを書くようにする。

  2. 話の一部分しか書かない

    サイト上では製品やサービスの説明を一部分しか書かずに、すべて知りたければ問い合わせるように要求するサイトがある。途中までのコンテンツを見せることで問い合わせメールやリード獲得が増えると勘違いしている人がいるが、そんなことがあるはずがない。

    また特に競争が激しい業界ではライバルに盗まれるのではないかと心配して無償で情報を出すことを怖がる人がいる。しかしユーザーは、そのサービスが自分に十分合っているかどうか知ってからコンタクトを取ろうとするものだ。ユーザーが知る必要がある情報を与えなければならない。

  3. 高尚に見せるために技術的なコンテンツを書く

    B2Bに特に多い病的な間違い。技術者向けに書くなら問題ないが、サイトとしては一般読者が理解できるコンテンツを書くことが重要だ。格好良く見えるように書いたつもりでも、必ず裏目に出る。

    偉そうな言葉や長い文はほとんどの読者が理解できない。責任者ではなく事務員や経理が訪問することもあり、技術的な説明だと適切かどうか判断できなくなるものだ。

    対象となるユーザーが理解できるように書かなければならない。

筆者の経験から言っても、どれもありがちな勘違いだ。良かれと思ってやっていないかチェックしてみてほしい。

いつでもどこでもGoogleアナリティクスでアクセス解析
★★★★☆ ウェブ担当者は息つく暇もなし (Analytics Blog)

GoogleアナリティクスのAndroidアプリが登場した。Google Playから無料でダンロードできる。

訪問数や目標のコンバージョン率を見られるマイレポートのほか、リアルタイルレポートや自動アラートの確認ができる。マイレポートは各種レポートを追加してカスタマイズ可能だ。

GoogleアナリティクスAndroidアプリのレポート
GoogleアナリティクスAndroidアプリのリアルタイムレポート

電話回線やWiFiが繋がってさえいれば電車の中でも待ち時間でもさっとスマホを取り出してサイトのアクセス状況をチェックできる。いつでもどこでもアクセス解析ができることが本当にいいのかどうかは判断に迷うところだが、Androidスマートフォンを所有しているウェブ担当者はインストールしてみてはいかがだろうか。

Googleアナリティクスに「$インデックス」が復活
★★★☆☆ 新バージョンのGAから消滅した指標 (Google Analytics (googleanalytics) on Twitter)

続けてもう1つGoogleアナリティクス関連のトピックをお伝えする。

Googleアナリティクスには「$インデックス($Index、ダラーインデックス)」といってユーザーがセッション開始からコンバージョンの目標ページや、e コマース トランザクションレポート用の設定をしたゴールページに到達するまでにアクセスしたページの平均価値を示す指標がある。

$インデックスは、現在のバージョンのGoogleアナリティクスになって消滅していたのだが、復活したことをGoogleアナリティクスのツイッター公式アカウントがアナウンスした。

すでにGoogleアナリティクスのレポートに反映されている。

名称は「平均訪問単価」に変わっている。

$インデックスを分析に利用していたウェブ担当者もいたはずだ。嬉しいニュースではないだろうか。

ウェブマスターツール登録サイトの協力者としてYouTube管理者を承認する機能が登場
★★☆☆☆ 双方の管理者が違う場合に好都合 (Official Google Webmaster Central Blog)

グーグルウェブマスターツールに「協力者」という機能が登場した。ウェブマスターツールのユーザーとして追加された場合とは異なり、協力者として追加されたユーザーは、ウェブマスターツールの操作はできないが、ウェブマスターツールに登録してあるサイトの承認を得たユーザーとして他のグーグルのサービスを提供できる。

たとえば、YouTubeチャネルのユーザーを協力者としてウェブマスターツールに追加できる。

協力者を追加

手順の詳細はヘルプを読んでいただきたい。

なお承認されたサイトをYouTube側で追加する必要があるが、筆者の環境ではまだそのメニューが「設定」に出てきていない。

Associated Websiteメニューがない
赤枠のところに「Associated Website」(日本語では「関連するウェブサイト」?)というメニューが出てくる。

ウェブマスターツールの管理者(=サイトの管理者)とYouTubeなど別のグーグルサービスの管理者が違うときに使いたい機能である。

SEO JapanSEO Japanの
掲載記事からピックアップ

SEOに取り組みやすい社内環境と整える方法とリンク評価のアルゴリズムに関する記事を今週はピックアップ。

鈴木 謙一

鈴木 謙一(すずき けんいち)

フリーランスのインターネットコンサルタント。アメリカを中心としたSEO/SEMのコアな情報を日本に持ち込み、「海外SEO情報ブログ」で“海外SEO”のブランドを確立。サーチエンジンマーケティング専門ソーシャルニュースサイトSphinn(スピン)の公式日本版であるサービス「Sphinn Japan」立ち上げメンバーでもある(Sphinnの本家はMarketing Landとなり編集記事中心へと路線変更している)。

現在は、株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役コンサルティングアドバイザーとして、SEOの情報収集やトレーニング、海外のSEOカンファレンス参加などを通じて正しいSEOの普及に取り組んでいる。

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シックス・アパート、Movable Type開発者・デザイナー向けイベント「MTDDC 2012」東京で8/4 [ニュース] | Web担当者Forum

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ブログソフトウェア・CMSのシックス・アパートは、CMS「Movable Type」のユーザー向けカンファレンス、「MTDDC 2012(Movable Type Developers & Designers Conference 2012)」を品川のマイクロソフト本社セミナールームで8月4日に開催する。

MTDDCは、Movable Type開発元のシックス・アパートが主催する、Movable Type開発者やデザイナー向けのカンファレンス。開発元であるシックス・アパートをはじめ、Movable Typeを利用する開発者の講演などを通じて情報を共有する。現在ベータ版を提供する「Movable Type 5.2」やクラウド対応の構想についても説明する予定だ。

また、カンファレンスの参加ユーザーが10分間でプレゼンを行うLightning Talksを実施。カスタマイズの提案、プラグイン開発のTips、失敗談など、Movable Typeに関する内容であれば応募できる。応募締切は8月1日まで、7月4日の時点で11人がエントリーしている。

MTDDC 2012の参加費は無料、定員は100名。カンファレンス後には、懇親会(参加費4,000円、Lightning Talks発表者は無料)も開催する。

MTDDC 2012
  • 日時:2012年8月4日(土)13:00~18:00
  • 会場:日本マイクロソフト株式会社 品川本社(東京都港区港南 2-16-3 品川グランドセントラルタワー)
  • 定員:100名
  • 参加費:カンファレンスは無料、懇親会は4000円(Lightning Talks発表者は懇親会無料)
  • 詳細・申し込み:http://www.movabletype.jp/blog/mtddc2012.html
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  • 内容カテゴリ:CMS

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ネットイヤーグループ、デジタル事業開発を短期間で支援する「UXデザインパッケージ」発売 [ニュース] | Web担当者Forum

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ネットマーケティング支援のネットイヤーグループは、ソーシャルアプリなどのデジタル事業開発や、Webサイトのリニューアルを行う企業などの責任者を対象に、サービスや画面のイメージ作成、事業開発に必要なアドバイスを短期間で行うサービス「UXデザインパッケージ」の販売を開始する、と7月6日発表した。新サービスの画面イメージを短期間で入手できるため、事業計画の策定や予算申請などを行う際、有効に使うことができる。

UXデザインパッケージの「UX」は「ユーザーエクスペリエンス(顧客体験)」の意味で、同サービスは通常ユーザー調査、クライアントとのディスカッション、コンサルタントなどに数ヶ月を要するユーザーエクスペリエンスデザインの所要期間を大きく短縮した。納品内容は、課題の整理、顧客がサービスを利用したときの感情の状態を視覚的に表現した「UXジャーニーマップ」、ジャーニーマップを踏まえたワイヤーフレーム、既存のワイヤーフレームと主な課題、今後の進め方についてのアドバイス(課題解決法)など。

ネットイヤーグループ
http://www.netyear.net/

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電通と電通テック、リアルとソーシャルの連携を図るプロモサービス「Social_Box」を開発 [ニュース] | Web担当者Forum

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電通と広告・宣伝の企画・制作を行う電通テックは、共同で「リアル×ソーシャル」の連携を図る新しいプロモーションサービス「Social_Box」を開発し、7月5日からサービスを開始する、と同日発表した。イベントや店頭などのプロモーション現場における生活者の体験を「Facebook」「Twitter」などのソーシャルメディアを通して拡散することで、目の前のプロモーションに変化が生じ、参加者に特別な体験を与え、参加性が向上するという。

Social_Boxは、ソーシャルメディアや外部デバイスとの連携機能がモジュール化しているため、企画内容に応じてモジュールを組み合わせ、店頭誘引、クーポン配布、ファッションイベントやスポーツイベントでの興味喚起、スタンプラリー、ARG(代替現実ゲーム)キャンペーンなどで活用することができる。電通グループではSocial_Box提供開始と同時に「O2O(Online to Offline)領域のコミュニケーションプランニングや新規サービス開発を目的としたチームを発足し、イベントや店頭などとソーシャルメディアをつなぐ新規サービス開発を行っていく。

電通
http://www.dentsu.co.jp/

電通テック
http://www.dentsutec.co.jp/

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DAC、スマートデバイス向けにリッチ広告を配信する「Crisp Engage」を日本国内で独占提供 [ニュース] | Web担当者Forum

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インターネット広告のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、米国Crisp Media,Incと提携し、スマートデバイス向けリッチ広告配信プラットホーム「Crisp Engage」を日本国内で独占提供する、と7月3日発表した。位置情報を活用した店舗誘導など、スマートデバイス向けの広告手法としてリッチ広告の需要が高まっているため、DACでは、全世界でスマートデバイスに向けたリッチ広告テクノロジーを展開するCrisp Mediaと連携することにした。

Crisp Engageは、米国のインターネット広告標準策定団体「IAB(Interactive Advertising Bureau)」の進めるスマートデバイスリッチ広告の統一規格「MRAID」に対応。iPhone、iPad、Androidへのシームレスな配信が可能で、動画配信やソーシャルメディアへの対応、カレンダーとの連携、ゲーム機能といった多彩なリッチ広告フォーマットをもつ。また、リッチ広告作成を支援する操作性にすぐれた管理画面、詳細なレポートも提供可能などの特徴がある。

DAC
http://www.dac.co.jp/

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「上司の役割だもの」漫画Webマーケッター瞳/人気記事ランキング2012-6-30~7-6 [Web担アクセス数上位ランキング] | Web担当者Forum

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ファーストサーバ データ紛失5698件の余波 ネット通販企業に大打撃 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

レンタルサーバー運営大手のファーストサーバ(本社大阪府)が6月20日に起こしたデータ紛失問題が、ネット通販企業などに波及している。データ紛失の契約数は5698件に上り、サーバーを利用していた通販企業の営業が一時停止したり、現在も運営が滞っている企業もある。ファーストサーバは復旧作業を急いでいるが、完全復旧の可能性も含めて、見通しは立っていない。

問題が起きたのは6月20日午後。ネット通販で主に大きな影響を受けたのは、「EC-CUBE」を搭載したレンタルサーバー「EC-CUBEクラウドサーバ(マネージドクラウド)」を利用していた企業だ。

有力家電製品のEC会社、熱帯魚の通販サイトなどのサイトデータが紛失。自社でバックアップデータを保存していなかった企業もあり、自社サイトの運営を停止した企業が相次いだ。一部の企業は、同時運営している楽天店、ヤフー店に顧客を誘導する方法を採用。完全な店舗閉鎖を阻止する対策が見られた。

有力な印鑑EC企業のように、メールサーバーのデータが障害を起こし、顧客とのやり取りが遮られた企業もある。ファーストサーバは原因を調査している段階。全容は明らかにされていない。

簡易型ショッピングカートASP「OneStyle My Shop」、「EC-CUBEクラウドサーバ(セルフマネージドクラウド)」は障害の対象範囲に入っていない。

ファーストサーバはヤフーの100%子会社で、レンタルサーバー提供の大手。

・ファーストサーバ
http://www.fsv.jp/

※記事内容は日本ネット経済新聞の紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

→日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

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世界へ踏み出すクリエイティブ&クリエーターの心得を議論「世界で通用する日本のデジタルクリエイティブとは?」 [Web広告研究会セミナーレポート] | Web担当者Forum

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Web広告研究会セミナーレポート

この記事は、公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会が開催およびレポートしたセミナー記事を、クリエイティブ・コモンズライセンスのもと一部編集して転載したものです。オリジナルの記事はWeb広告研究会のサイトでご覧ください。

世界に通用するクリエイティブ議論から、中小向けWebサービスまで
盛りだくさんな内容で行われた東北セミボラ

東北セミボラの第一部では、デジタルクリエイティブの分野で世界進出するWOW inc.とイメージワークスが登壇。海外進出によって何が変わったのか、世界へ踏み出すために必要な要素はなど、ディスカッションが行われた。

東北の“いま”と“これから”に向け
価値のある被災地支援活動を続けていく

Web広告研究会は2012年4月20日、東北セミボラ(セミナー&ボランティア)を宮城県・仙台市福祉プラザで行った。「セミボラ」は、東北のいまの復興(ボランティア)とこれからの復興(セミナー)に向け活動するWeb広告研究会の造語で、2011年11月4日に続き2回目の開催となる。Web広告研究会としてできる、価値のある被災地支援活動を目指す今回のセミボラでは、地域に密着した話題からグローバルに取り組む話題など、さまざまなテーマでディスカッションが行われ、他の地域と東北がつながる大きな機会となった。

次田 寿生氏
Web広告研究会幹事/パナソニック株式会社
次田 寿生氏

東北セミボラでは、まずWeb広告研究会幹事であり、東日本大震災被災地支援プロジェクトリーダーを務める次田寿生氏が、

Web広告研究会のセミナーを東北で行うことで、地域の方々とのご縁や仕事が生まれるキッカケになればと思う。私は大阪にいるが、大阪では日常生活の中で被災地に対する思いが薄れてきている部分もあるので、こういった形で年に数回でもこちらを訪れることができたらと考えている。今回のセミナーも非常にバリエーションに富んだ内容となっているので、多くの方に楽しんでもらえるはず(次田氏)。

と開会の挨拶を行った。

小規模ながら積極的に海外進出を行う
WOWとイメージソースの取り組みを学ぶ

続いて、第一部として「世界で通用する日本のデジタルクリエイティブとは?」と題したトークセッションが開催され、モデレータに株式会社ワンパクの阿部淳也氏、パネリストにWOW inc.アートディレクターの鹿野護氏と株式会社イメージソース代表取締役社長の小池博史氏が招かれた。

阿部 淳也氏
株式会社ワンパク/
Web広告研究会 東日本大震災・被災地支援プロジェクト
阿部 淳也氏
小池 博史氏
株式会社イメージソース
代表取締役社長
小池 博史 氏
鹿野 護氏
WOW inc.
アートディレクター
鹿野 護氏

事前打ち合わせの段階からテンションが上がりすぎていて、今日はお2人に聞きたいことがたくさんある」と話す阿部氏は、

タイトルは大げさだが、実は身近なところに“世界”があると感じている。日々の仕事の中でのヒントとなる話が聞けると思うので、ぜひ将来的に世界に出るときに役立てていただきたい(阿部氏)。

とトークセッションの趣旨を説明する。また、宮城県名取市の出身であることを明かした阿部氏は、

震災後は地元に対して何かできないかと考えながら日々生活している。明日のボランティアにも参加するが、今後もこの場にいる皆様とコミュニケーションを取りながら、10年後、20年後の復興に向けて一緒に歩んでいきたいと思う(阿部氏)。

と挨拶した。

第一部のトークセッションは、国内人口の減少や内需縮小によって企業のグローバル対応やアジア進出に注目が集まっている中で、小さな会社であっても世界を意識しなければ生き残れないのではないか、という趣旨で行われた。実際に、阿部氏、小池氏、鹿野氏の会社は数十名規模であるが、グローバル化に危機感を感じながら仕事をしているという。小池氏のイメージソースと鹿野氏のWOW inc.は、それぞれ違った形で世界を相手にビジネスを展開しているため、まずは自己紹介も含めた両社の状況が発表された。

小池氏が代表を務めるイメージソースは、Web広告制作、映像演出やインタラクティブデバイスなどを提供する。Webの技術を活用した実験や、新たな試みにも取り組んでおり、昨年は中国上海に法人を設け、小池氏も月に一度は上海を訪れて仕事をしているという。上海やロンドンでのキャンペーンやイベントの実績もある。

仙台から事業を開始したWOW inc.は、東京、イタリアのフィレンツェ、ロンドンにも拠点を置いている映像制作の会社だ。現在では映像制作だけでなく、ユーザーインターフェイスやインスタレーション(美術作品の掲示手法)の設計も行っていると鹿野氏は、

空間と映像を一体化させるプロジェクトを手がけた際に、映像という1つのメディアだけではなく、複数のメディアを通じたものを作れないかと考え始めたことから、WOW inc.のビジネスは変化を持ち始めた(鹿野氏)。

と説明する。「受注がなくても、自主制作で自分たちが次にどうありたいかを提示するような作品を、1年に1本は作って公開している」と話す鹿野氏は、視覚デザインだけでなく、人間を中心とした環境デザインに近づけることが目標だと説明している。

また、仙台のチームが自主的に作成して公開した作品がキッカケで受注を得ることができた案件の例として、パリやロンドン、北京、韓国、ロシア、スペインなどで展示された作品も紹介された。

自主的な作品をきちんと編集して英語のドキュメントも付けてYouTubeなどで公開していると、このような作品に興味がある海外の人たちが連絡をくれる。どこで実験していようが、目撃してくれる人は必ずいるということを感じている(鹿野氏)。

と話す鹿野氏は、宮城県美術館で展示したものが次にロシアで展示されるようになっていると、ネットのメリットであると説明する。

それに対して阿部氏が「英語のドキュメントをつけているということは、海外を意識して意図的にやっていることなのか」と質問すると、鹿野氏は、

個人的な作品についても英語の説明を付けていて、こちらのほうは自分で訳しているので非常につたない英語となっている。しかし、熱意を持って公開すれば、温かいコメントが寄せられるので、つたなくても英語で公開した方がいい(鹿野氏)。

と話す。実際、実験的な技術を公開したところ、興味を持ったシリコンバレーのデベロッパーから連絡が来て、共同でiPhoneアプリを開発したこともあるという。

汎用的な技術ではつながりにくいが、狭いけど特殊な技術は独自性を持つキッカケとなり、海外とつながるキッカケにもなる(鹿野氏)。

さらに鹿野氏は、WOW inc.が海外との接点を強める前から「未来派図画工作」という個人的なプロジェクトを英語で公開し海外からのメールやコメントを受け取っていた。そのことで「海外に打って出るという考えがなくなり、意識せずに自然に海外とつながるようになっていた」と話す。

一方で、地方都市の中で仕事をし、今後何十年も生きていくため、ローカリティや地域性の中で何を作っていくかも重要視している。地域と離れたネットワークの世界と、地域に密着した世界をハイブリットな視点を大事にしながら行き来し、交互に創造性を発揮することによって、独自性が出ると考えているという。

何のために海外進出を行うのかが重要
好奇心を持って人とつながれば世界が広がる

続いてトークセッションは、あらかじめ用意された質問に小池氏と鹿野氏が答えていく形で進められていく。1つ目の質問は「日本のクリエーターはそもそも世界に出て行くべきか?」というものだ。

小池氏は、

Webに限らず、クリエイティブではコンポーザーや共通の言語で会話ができると思う。したがって、日本だけでなく海外と一緒にやれる可能性は秘められているし、何とかなると思っている(小池氏)。

と話す。

鹿野氏は、

出て行くべきだが、出て行って何をするのかが重要。収益をあげるのか、成長するためなのか。目的を誤ってはいけないと思う」と話し、「世界を意識せずとも、海外のクリエーターと情報交換したり、オープンソースのコミュニティに参加したりと、そもそも世界とつながっているはず。敷居を高くせず、気楽にインターネットベースから挑戦したほうが自分の世界を広げるキッカケになると思う(鹿野氏)。

とアドバイスする。

自分にとって、世界に出て行く意味は2つあるという小池氏は、

1つは、世界中のいいクリエーターとつながり、インスピレーションを受けたり、一緒にプロジェクトをやりたいというモチベーションを得られたりすること。もう1つはビジネス。インターネットの仕事をしているので海外の人とつながりやすいが、それがすぐビジネスになるわけではない。ビジネスにしようとするには、やはり実際の行動あるのみと思っている(小池氏)。

と話す。また、小池氏は「鹿野さんの場合は、アートや作品というアプローチがあるが、我々は仕事でやっているので海外で賞を獲っても依頼は一切来ない」と意外なエピソードを話す。海外で賞を獲得する日本の制作会社は多いと思われるが、言葉や商慣習の違いがビジネスの依頼の壁となっているのではないか、と小池氏は推察する。

クリエイティブは言葉の壁を越える
海外の視点を取り入れ好奇心を刺激する

2つ目の質問は、「世界に出ようと思ったキッカケは?」というもの。

鹿野氏は、

ネットだけではなく、実際に海外に行って何かやろうとしたキッカケは、WOW inc.が10周年を迎えたのを機に海外のデザインイベントに出展しようとしたこと。そのときには、自分たちだけが作れるものでシンプルなもの、言葉の壁を越えて理解できるものという点を意識した。そこで評価を受けたことで、“いける”と感じ、つながった人たちと積極的に交流することでプロジェクトが広がっていった(鹿野氏)。

と話す。

設計したエクスペリエンスデザインに沿って海外の人が反応してくれたことで、自分たちの言語で勝負できると確信したという鹿野氏に対し、阿部氏は「インタラクションデザイン的な発想で、映像の世界から一歩踏み出ている感じがする」と問いかける。鹿野氏は「映像だけの技術やセンスだけでは勝てない」と話し、

ハリウッドなどのすばらしいプロダクションに対抗するためには、自分たちならではのものが必要となる。そこで、インタラクションを含めたビジュアルデザインを考えて実現でき、なおかつ成功したことで、社内でもこれに賭けていこうという想いが膨み、世界が広がっていった(鹿野氏)。

と説明する。

それに対して小池氏は、「鹿野さんがすごいと思うのは、作品に使うハードウェアがシンプルで持って行きやすいパッケージになっていること。これは最初から意識していたものなのか」と鹿野氏にたずねる。鹿野氏は「仕事とは別のプロジェクトとして仙台で最初に展示したが、仕事ではなかったので」と予算の関係で必要に迫られてハードウェアを削ぎ落としていったと答え、「普通の人でも買えるようなハードウェアでスタートしたことで、ゲリラ的にどこでもやれるような構成になった。現地で調達することもある」と背景を明かした。

一方、銀座にオープンした海外ブランドのショップのキャンペーンを手がけたことが海外進出のキッカケになったという小池氏は、

ブランドのコーポレートアイデンティティがある米国にプレゼンに行ったとき、クリエーターと知り合いになった。自分自身はそれまで英語に苦手意識があり、外国人を見ると逃げていたのだが、それをキッカケに積極的に会話してみたら楽しくなってしまった。日本の視点だけでなく、海外の視点で見ることで、いいクリエーターがたくさんいることがわかり、一緒に飲みに行くだけでも面白く、好奇心が刺激された(小池氏)。

と話す。

世界に通用するクリエイティブ議論から、中小向けWebサービスまで

世界と触れ合うことで生まれる変化
現地のパートナーは必要不可欠

3つ目の質問は、「世界に出て変わったことは?」というもの。

2つの変化がある」と話す小池氏は、

自分の知見を広げるためにも、できるだけ海外のエキシビションなどに参加するようになった。国内外のクリエーターと知り合え、情報も増える(小池氏)。

と話す。また、「上海の事務所は、現地の仕事が増えてから作ろうと思っていたが、先に事務所を作ることで対応のスピードが上がり、地元にいるということで信用度が増すことがわかった」と、実際に顔を合わせることで相手の態度も変わっていくことを明かした。

鹿野氏は、

仙台で起業したこともあり、ずっと東京で成功したい、日本で成功したいと考えて一生懸命やってきた。しかし、海外に出て、もっといろんなところで認められたいと思うようになり、日本はその中の1つになっていった。目指す舞台が変わったことで、たとえば言語に頼らないなど、自分たちが作る作品もシフトしていったと思う。また、できることをやるしかないという意識も強まり、“こうなりたい”といった憧れを追いかけるのではなく、自分の内側に視点が移っていったような感覚がある。日本のことをもっと知りたいと思うようにもなった。

と話す。

また、WOW inc.はロンドンとフィレンツェにも事務所を構えるが、小池氏と同様、現地に住んで現地の人が一緒に介在していかなければ海外でのビジネスは難しいと鹿野氏は明かした。現地でビジネスパートナーを見つけ、いい仕事を選んで、一緒に進んでいく必要があり、そのためにはまず海外に出なくてはならない、といったトークが3者の間で繰り広げられた。

賞を獲ることだけが評価ではない
表現力だけでなく技術へと踏み込むことも必要

4つ目の質問は「世界と比べたときの日本のクリエイティブの実力は?」というもの。

阿部氏は、過去2年間のカンヌでの日本の受賞数を示し、

日本はサイバー部門が強いと言われる。確かに日本全体の中でサイバー部門の受賞数は多いが、世界の受賞国を見ると米国や北欧が多く、それほど日本が強いわけではないように感じる。チタニウムに関しては、日本はまったく受賞していない。カンヌだけのデータなので偏っているかもしれないが、海外の賞を獲っても現実の仕事にはつながっていないという小池さんの話もあった。実際にはどう感じているのか(阿部氏)。

と質問する。

小池氏は、

その年によって傾向があるので一概には言えないが、日本の場合は他の国にない視点が評価されて受賞するケースが多いと思う。日本は理詰めの部分がアウトプットに出ているが、海外はエンターテインメント性と表現力が評価され、表現力に対するパワーやお金のかけ方が違うと感じる(小池氏)。

と話す。

さらに鹿野氏は「賞を意識して作品を作ることはあるか」と質問すると、小池氏は「結果的に受賞することはあるが、賞を意識してはいない。賞を獲ってほしいという依頼はあるが、それはなかなか難しい」と答える。阿部氏も、

一昔前かもしれないが、海外のエージェンシーは賞を約束事やコミットにしているケースが多いと聞いたことはある。自分はビジネスへの貢献が重要と考えている人間なので、賞にはあまり興味がない。結果的にもらえればうれしいが、賞だけでクリエイティブが評価されるわけではない(阿部氏)。

と話す。

「賞とは縁が遠い(笑)」と話す鹿野氏は、

WOW inc.には、まだ確立されず、産業化されていないところに興味を持つという、ビジネス的にはあまりよくない視点がある。日本の実力は、表現力の高さだと思っている。逆に世界と比べたときの日本は、たとえばFlashを使うのは非常にうまいが、その根底となる技術を作るという点では非常に弱いと感じている。オープンソースのプロジェクトにもっと日本のデベロッパーがコミットして、フィードバックを返すことがあってもいい。そのため、我々はなるべく基盤となる技術に触れながら表現をつくるように心掛けている(鹿野氏)。

と話す。また、現在デザイナー向けのツールを制作し、オープンソースでの公開を企画していることも鹿野氏は明かした。

言葉の壁を恐れず積極的に
共通言語を見出して一歩先へと踏み出す

5つ目の質問は「世界に出るには何から攻めればよいのか? また、世界に出て行くために必要な人材は?」というもの。

まず小池氏がイメージソースの上海事務所設立の経緯を語った。小池氏は、

元々中国人に知り合いがいて、5年位前から調査を始めている。上海万博の前くらいから具体的に考え始め、実際に行ったときに大きな熱を感じ、肌感覚でこれは面白いことになると思った。現在はようやく動き出した段階だが、重要なのは社内のスタッフに熱をどう感じてもらうかということ。自分は上海に行って帰ってくるたびに楽しい話しかしなかったので、結果的に上海事務所の社員を募ったら多くのスタッフが手を上げてくれた。もちろん、日本でも新たなチャレンジはできるが、海外で中国語や英語を学びながら新たなチャレンジをしてくれるスタッフは、会社としても、社会にとっても貴重な人材になるのは間違いないと思っている(小池氏)。

と話し、最適な人材については「生活面が大変でも耐えられて、多少のことではビックリしない鈍感な人」と説明した。

海外での人材の話から英会話に話題が移ると、阿部氏は鹿野氏に「英語が読めるということはデベロッパーにとっても非常に重要なのではないか」と質問する。鹿野氏は「翻訳ベースでなく最新のソースが読めるということは非常に重要。もちろん、会話ができればなおよいが、まず読めなければ作り手としては非常に厳しい」と答える。

必要な人材について鹿野氏は「外国人恐怖症や英語への苦手意識は大きな壁だと思う。我々も英会話教室などをやっているが、まずは海外でコミュニケーションが取れるようになれば、後は何とかなる。その“何とかなる”ということを知ることが重要」と話す。

また、鹿野氏は海外とチャットで仕事をした自らの体験を話し、

英語でチャットしていたが、相手に自分の画面を操作させてプログラミングさせるなど、言葉ではなく、ソースコードで会話することも多かった。自分たちの共通言語を見出すことができれば、それで仕事ができるので、そこから先に一歩踏み出せることが重要。海外での展示には、必ず行ったことのないスタッフを連れて行くようにしている。現地で自分たちの作品がどのように使われているかを体験することでマインドがまったく変わってくる(鹿野氏)。

と説明した。小池氏も

必要な人材というのは難しく、職種によっても変わるが、一番は海外の仕事に触れて人と出会い一緒に仕事をすることに好奇心をもてるかどうかが重要(小池氏)。

と話す。

最後に「これから世界に向けて2社はどうしていくのか?」という質問が両氏に向けられ、一言ずつコメントをもらう形で第一部のトークセッションはまとめられた。

鹿野氏は、

個人的には、積極的に出て行くのではなく、自然とつながって行きたいと考えている。また、世界中のデベロッパーやデザイナーが使うようなツールを提供して、我々の感性や技術を皆がほしがるという状況をこの数年でつくっていくことが目標(鹿野氏)。

と答える。

小池氏は、

上海をステップにして、いろんな問題をクリアにしながら、会社としての武器を持ちたいと思っている。これはイメージソースに頼まなければならないという、何らかの武器をしっかりと構築することができれば、上海でも成功できるし、他の国に行っても成功でき、他の国に行かなくても自然と声がかかると思う(小池氏)。

と話した。

この記事は、4月20日に開催されたWeb広告研究会「第二回東北セミボラ」のレポート第一部(全3回)です。→第二部を読む

オリジナル記事はこちら:Web広告研究会第二回東北セミボラレポートpart1(全3回)「世界に通用するクリエイティブ議論から、中小向けWebサービスまで」

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『検索エンジン最適化の初心者ガイド』2012年改訂版:注目のトピックス [SEOmoz - 検索マーケティングのニュース&テクニック] | Web担当者Forum

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[海外情報]
SEOmoz
検索マーケティングのニュース&テクニック

SEOの戦略はこの1年で信じられないほど進化した。ペンギンやパンダのようなアルゴリズム・アップデートから、過度な最適化やスパムリンクに対する検索エンジンの新たな規制に至るまで、検索エンジンで最良の順位を獲得するための最適化手法は、ウェブのあらゆる場所で進歩した。

最近ではソーシャルネットワーク上の共有が検索に対して大きな影響力を持つようになるとともに、クローリングの戦術が賢くなるなかで、最良の順位を獲得する方法として検索エンジンが提案する内容も変化している。

あらゆるレベルのSEO関係者が、ウェブサイトのSEOが確実に良好な成果を上げられるよう、戦略とベストプラクティスを学び直す必要がある

robot-evolution

果てしなく続きそうな更新の山に、もう圧倒されそうになっている? SEOmozの読者なら心配はいらない。ロジャーとSEOmozのスタッフが頑張って、SEOの最新トレンドを1つにまとめたガイドを作ってくれたからだ。私たちは今回、最新版『検索エンジン最適化の初心者ガイド』を発表できることを誇らしく思う。

伝説的な『検索エンジン最適化の初心者ガイド』の初版は、のべ閲覧者数が100万を超えていたものの、あらゆる年代物と同様に、手直しを必要としていた。更新された『検索エンジン最適化の初心者ガイド』は、キーワードの見つけ方から、検索エンジンに優しいサイトの構築、リンクビルディング、サイトのコンテンツが持つほかにはない価値のマーケティングまで、SEOのすべての領域でこの2年間に起こった進歩を説明するものだ。私たちは、新たな制約と2011年の検索の進化をもたらした要因を明らかにするとともに、サイトを最適化して検索で成果を出すための独自の提案も行っている。

更新された『検索エンジン最適化の初心者ガイド』には新しい内容が満載だが、ここでは注目すべき追加項目のトップ10を紹介しよう。

※Web担編注 新しい『検索エンジン最適化の初心者ガイド』の日本語版については、現在準備中。少々お待ちいただきたい。

1.検索エンジン最適化とは何か?

「SEO」とは何か? どこから生まれたのか? なぜ重要なのか?

あまりにありふれた質問に聞こえるかもしれないが、その答はこの1年間で進化した。SEOはもはや「エンジン」だけに関係するものではなく、人間にとってよりよいウェブサイトを作ることが中心だ。

『初心者ガイド』では、より人間中心のアプローチによって、人間とボットが調和して共存するのに役立つSEOのすばらしい世界を描き出している(序章)。

Monkeys

2.なぜSEOが必要なのか?

SEOをやるべきなのかと疑問に思ったことがあるだろうか?

どんなサイトでも成功には強力なSEOが不可欠だということを深く理解してもらえるよう、「なぜSEOはすべての人の役に立つのか」という議論をしっかり支える土台を用意した。自分にぴったり当てはまるかどうかを見てほしい(序章)。

3.SEOは自分でできるものなのか?

自前でSEOをすることが注目のトレンドだが、合格レベルに到達するには学ぶべきことがたくさんある。コンサルタントや企業を活用するか、独学でSEOを身に付けるか、どちらを考えているにしろ、この新しいセクションは必読だ。

自サイトのSEOに関するエキスパートになるという任務を買って出る前に検討すべき重要な数々の要素をはっきりと示してある(序章)。

frank

4.サイトはユーザーのために作るものであって、検索エンジンのために作るものではない

このすばらしい新セクションでは、検索クエリを「Do」「Know」「Go」というカテゴリに分け、ネットユーザーがこの3種類の検索クエリを通じて情報を探す3つの方法を明らかにする。

ユーザーは何を探しているのだろうか? 自分のサイトには真の競争力を手にするために必要なものが備わっているだろうか?

すべてはユーザーが小さな検索ボックスに言葉を入力することから始まる。この章を1度と言わず、2度、いや10度……いやいや、何回読めば十分なんてことは言えない、とにかく何回も読み込むことで、成功をさらに押し進めよう!(第2章

5.ソーシャルネットワークによる共有の威力

2011年と2012年は、ソーシャルネットワークによる共有と、検索に対するその影響力が急激に増大した。

グーグルは、SNSから発せられる膨大なシグナルを検索結果に取り込み始めた。同様のアルゴリズム変更は、すべての検索エンジンで衰える兆しを見せない。ソーシャル共有に向けたコンテンツ最適化の重要性がかつてないほど高まるなか、このセクションでは、SNSを活用して検索順位を向上させる方法を説明する(第7章)。

6.リンクビルディング戦略

リンクビルディングを成功させるうえで最初にして最大の難関は目標と戦略の設定だが、選択肢がこれほど多い状況で、どこから手をつけるべきだろうか?

そこで私たちは、検索トラフィックの増大、検索順位の向上、検索エンジンのクロール頻度の向上、参照リンクによるトラフィックの強化などに役立つリンクビルディング戦略5か条をまとめた。甘いリンクジュースの味は抜群だ!(第7章

リンクビルディング戦略

7.検索エンジンツール

SEO担当者というのは、たくさんのツールを使うものだ。ただし、数が多ければいいというものではない。時代遅れのツールを使うなど問題外だ。

そこで私たちは、Googleウェブマスターツール、Bingウェブマスターツール、SEOmozのOpen Site Explorerで利用できる最新の検索エンジンツールのマスターリストを作成した。

エラーを特定したり、統計を読んだり、強力なリンクを突き止めたり、メトリクスを取り出したりと、SEOの驚くべき威力を最大限引き出すのに役立つことだろう(第8章)。

8.検索クエリを追跡して得たデータを活用するための新戦略

最新の検索エンジンツールを使うとなれば、それにあわせてデータ追跡の戦略もアップデートする必要がある。

第8章では、改善された新しいデータを最大限に活用するための便利なヒントや秘訣を紹介していく。分析好きな人は集まれ!(第8章

9.検索エンジンにまつわる都市伝説と誤解

人気番組『怪しい伝説』でお馴染みのジェイミー・ハイネマン氏とアダム・サヴェッジ氏のように、SEOmozのチームも、検索エンジンの不思議な世界にまつわる都市伝説や誤解が誤りであることを立証するのが大好きだ。

この1年間で検索が大きく進化したため、検索にまつわるたくさんの都市伝説も大きく様変わりした。metaタグやキーワードの詰め込みから、検索広告や検索エンジンスパムに至るまで、さまざまな伝説の裏にある本当の話を、丸々1つの章を割いて説明している。SEO担当者が効果を上げるために必要なものを理解するのに役立つはずだ(第9章)。

question-mark

10.サイトの検索クエリを追跡した後でやるべきことに関する提案

「測定できるものは改善できる」という言葉があるが、私たちも心から同意する。

第10章には、

  • 追跡すべき指標
  • 実装すべき分析ソフトウェア
  • 検索エンジンが提供している利用すべき指標
  • 追跡データを実際のソリューションに適用する際のヒント

などについて、新しい提案が詰まっている。このセクションを読んで、苦労して手に入れたデータを最大限に活用しよう。見逃すことのできないヒントばかりだ(第10章)。

◇◇◇

どのようなレベルのSEO担当者であっても、更新されたこのガイドをぜひチェックし、サイトの最適化を次のレベルに引き上げるのに役立つ新たな戦略を手に入れてほしい。コメントを書き込んで、友人、家族、同僚、そして検索ボットたちと愛を分かち合おう!

※Web担編注 繰り返しになるが、新しい『検索エンジン最適化の初心者ガイド』の日本語版については、現在準備中だ。少々お待ちいただきたい。
この記事は、Daily SEOmoz Blog に掲載された以下の記事を日本語訳したものです。
author photo
原文:「Updated for 2012: The Beginner's Guide to SEO」by Ashley Tate(2012/05/23)
記事セレクション:渡辺隆広株式会社アイレップ) 翻訳:株式会社ガリレオ
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オリジナル記事:『検索エンジン最適化の初心者ガイド』2012年改訂版:注目のトピックス [SEOmoz - 検索マーケティングのニュース&テクニック] | Web担当者Forum
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なぜか火曜日に限ってアクセスが落ち込みます。どういう原因が考えられますか? [誰もが受けたい!アクセス解析5分クリニック] | Web担当者Forum

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誰もが受けたい!アクセス解析5分クリニック
丸山先生
医者:丸山先生(35歳・男)
当クリニックの代表。
来栖あきら
研修医:来栖あきら(25歳・男)
イケメンの研修医。
綾瀬ゆい
研修医:綾瀬ゆい(25歳・女)
優しい天然ボケの研修医。

ここ「アクセス解析5分クリニック」には、Webサイトについてさまざまな悩みを抱えた患者が、毎日のようにやってくる。研修医の来栖と綾瀬はデコボココンビだが、院長の丸山先生がとにかく名医。たった5分ですべての悩みを解決する!というのだ……。(登場人物紹介を詳しく見る

今回のお悩み
なぜか火曜日に限ってアクセスが落ち込みます。どういう原因が考えられますか?

火曜日にアクセスが減る

僕のお客さんのサイトなんだけど、なぜか火曜日に限ってアクセス数が落ち込むんだよね。

へえ~。毎週そうなの?

グラフを見るとそういう傾向があるんだ。基本的に広告サイトだから、もっとアクセスを安定させたいのだけど。

その変化が、目標達成に関係するかを考える

「アクセス数が安定しない」「この2週間で急に申し込みが少なくなってしまった」といったタイプの悩みはよく聞くね。そういうときに、原因がわからないと、不安になると思うよ。

そうなんですよ。なぜなのか、どうすればいいのか、とても心配になります。

原因を考える前に、まず、そのせいで目標に到達できない状況が発生しているかどうかを確認してみよう。あきら君のサイトは、火曜日のアクセス数が少ないと、目標に到達できないのかな?

うーん、目標としている売り上げは、先日契約した広告の売り上げが大きいので、もうすぐ達成しそうです。もう1つ契約が取れれば、うまくいくかもしれません。

ということは、火曜日のアクセス数変動に、妙にこだわらないほうがよいかもしれないよ。その広告契約をもう1つとったほうが早いかもしれない。ついつい「アクセスが減る」といったネガティブなものに反応して、対処を行いたくなるけど、他の長所を伸ばしたほうが有意義で、目標到達が早くなることもあるからね。

たしかに。

でも、火曜日のアクセス数変動の原因については知っておきたいですよね。

まず事実を集めよう

では、まず火曜日のアクセス数が“本当に”少ないのか、他の日との差を見てみよう。平均をとってみると、どうかな?

だいたい平日のアクセス数は10,000程度。一方で、火曜日は7,000程度です。

ということは、何パーセント違うのだろう?

30%ですね。

変化量をパーセンテージで把握することはとても大切だよ。パーセンテージで把握しないと勘違いをしてしまうことが多いからね。思い込んでいるより、変化していないこともよくあるんだ。

了解しました。でも、今回は予想通り火曜日が減っています。僕の不安は減りませんよ。

それは、データが足りないからだ。何が減っているのか、もっと詳細に見てみよう。

日付を指定して、平日の任意の日と、火曜日を比較してごらん。トラフィック元の変化量はどうかな?

日付の比較機能
日付の選択部分で[過去と比較]にチェックを入れることで、過去の日時と比較してデータを見られる
参照元(すべてのトラフィック)を確認する
参照元(すべてのトラフィック)を確認する

GoogleやYahoo! JAPANからのアクセスが30%程度減っているようです。

では、どのキーワードが減っているのだろう? 「オーガニック検索」レポートを確認してみよう。

キーワードの変化を確認する。「(not provided)」となっている個所は、Googleアナリティクスではうまくキーワードを取得できなかったことを示しており、主にGoogle検索のSSL接続標準化が影響していることが、最近だと多いようだ。
キーワードの変化を確認する。「(not provided)」となっている個所は、Googleアナリティクスではうまくキーワードを取得できなかったことを示しており、主にGoogle検索のSSL接続標準化が影響していることが、最近だと多いようだ。

一番変化量が大きいのは、サイト名である「アクセス解析5分クリニック」ですね。40%程度減っています。あとは全体的にも減っていますね。

じゃあ、今までの検証から、どういうことがわかるかな?

おそらくですが、火曜日だけ、検索数自体が減っているのだと思います。みなさん月曜日にはデータ収集をするけど、火曜日は忙しいのですかね? あくまで推測ですけど……。

いいね。結局、アクセス解析をしても、本当の原因はユーザーに聞かない限りわからない。でも、データを揃えるほど、仮説の精度が上がるんだ。

もう1つ、新しいGoogleアナリティクスで追加された、参考になるデータを紹介しておこう。

Googleアナリティクスの「検索エンジン最適化」
このレポートでは、自社サイトのGoogle社自体が把握しているインプレッション数(検索数)とそのクリック数を見ることができる。つまり、自社サイトがどれくらい表示されて、そのうち、どれくらいクリックされたのかがわかる。

「検索エンジンの最適化」の画面
「検索エンジンの最適化」の画面

“流れ”を捉えよう ―― 自社トレンドの把握

今まで、直近のデータを見ながら、傾向を把握してきた。最後に、四半期ごと、1年前と比べてどうなのかを調べておこう。

1年前と比べると、以前は15%程度少ないだけでしたが、最近は30%程度減っていますね。平均のアクセス数も、8%程度ですが、減っています。

1年前と比べて状況が変わったということだね。これは、何が考えられるだろうか? 外部の環境変化と、内部の環境変化で分けて考えてみよう。

外部という意味では、同じような競合サイトが増えましたね。内部では、コンテンツが増えてきたのですが、昔よりキャッチーな内容が減っていますかね。

こういった流れを把握することを「トレンドの把握」と言うんだ。外部の環境変化を図るには、「Googleトレンド」も役に立つから覚えておこう。

Googleトレンド
「Googleトレンド」では、特定のキーワードについて、過去~現在までの検索数の変化がわかる。ある程度検索ボリュームがある単語でないと調べられない場合もあるが、うまく使えば役に立つだろう。 たとえば「Facebook」というキーワードを調べてみると、検索しているユーザー数が、2008年後半から一気に増加したことなどがわかる。

まとめ

何かが減少すると、不安になるので原因を知りたくなると思う。

しかし、いったん落ち着いて、その減少が、自分たちの目標に直接結びついているかどうかを考えよう。目標達成のためには、うまくいっているところを伸ばすほうがよいこともあるからね。

一方で、何が減少しているのかは、データを揃えて把握しよう。減った減ったというが、具体的に「何」が減ったのか。そして、近年のトレンドを把握する。そうすると、不安が消え、やがて対処方法が見えてくる。ときには、いったん様子見という判断をすることもあるだろう。

そして、ぜひ顧客の声は定期的に聴くようにしよう。数年前の声と、最近の声が違っていることもよくある。それは外部環境が変化したということなので、環境の変化を意識した対策をとろう。

今日の処方箋

お悩みなぜか火曜日に限ってアクセスが落ち込みます。どういう原因が考えられますか?

アドバイス原因を知りたいという気持ちはわかりますが、いったん落ち着いて、目標と関係があるかどうか考えましょう。別の施策をとったほうが、目標達成が早いこともありますよ。その上で、詳細データを1つずつ揃えて見てみましょう。具体的には、「何」のアクセスが減ったのか、詳細を確認していきます。 以下3ステップで進めましょう。

  1. 1 2 【2分】 日付の比較機能を使用する

    通常日と、変化した日の2つを選んで、比較機能を使用します。

    参照元を確認する
    比較機能で過去と比べる
  2. 3 4 【2分】 すべてのトラフィックで、減ったトラフィックを比較する

    [トラフィック]>[参照元]>[すべてのトラフィック]を見て、どのトラフィックが減ったのかを確認します。

    参照元を確認する
    参照元を確認する
  3. 5 【1分】 具体的に減ったキーワードを確認する

    [トラフィック]>[検索]>[オーガニック検索]を見て、キーワードごとの検索トラフィックの変化を確認します。

    キーワードの変化を確認する
    キーワードの変化を確認する
筆者からお知らせ

SEOやソーシャルなど各分野の著名人が講師を務める、ウェブ担当者向けの通信講座「ウェブ担当者通信」(主催:ホームページ診断クリニック代表・丸山耕二)は、7月6日(金)よりメールマガジン「週刊!ウェブ担当者e通信」を発行します。毎週金曜日発行で、購読料は無料となります。

「週刊!ウェブ担当者e通信」は、ウェブ担当者向けの無料メルマガで、その週のニュースなどを中心に構成されています。「情報が速くて多すぎるウェブ業界において、あえて情報を絞る・厳選する」形でお届けしていき、ウェブ担当者の日々の業務を助けることを目的としています。

主なコンテンツとしては

  • これだけは抑えたい今週のウェブ業界ニュース(厳選2つ)
  • 先月号の講座の中から、1つを無料公開
  • 編集後記
  • 役に立つセミナー情報

などを順次掲載・配信する予定です。

■「週刊!ウェブ担当者e通信」(登録用ページ)
http://webtan-tsushin.com/mailmaga.html?md=webtan

この「ウェブ担当者通信」は、Web担当者Forumが運営しているものではなく、この連載の筆者である丸山耕二が企画しているものです。

【本件に関するお問い合わせ先】

  • ホームページ診断クリニック ウェブ担当者通信事業部
  • 担当 : 丸山・児玉
  • TEL  : 050-5534-5501
  • FAX  : 03-4578-2011
  • E-mail: support@webtan-tsushin.com

※キャラクターイラスト(来栖、綾瀬):「コミPo!」にて制作

丸山耕二(ホームページ診断クリニック.com)
「ホームページ診断クリニック.com」代表。大手SIERのシステムエンジニア、SEOコンサルティング会社を経て独立。現在はアクセス解析を中心とした成約率アップコンサルティング業務を手がける。2009年よりGoogle Analytics英語版の認定資格(GAIQ)を取得。難しいアクセス解析を楽しく伝えるをモットーに“Web業界の池上彰”を目指し活動中。

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[ユーザー投稿] 8/7(火)~ Web解析を勉強して有名企業で働こう!「初級ウェブ解析士検定」無料勉強会 | Web担当者Forum

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※この記事はWeb担の読者によって投稿されたユーザー投稿のため、Web担編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、Web担編集部はこの内容について正確性を保証できません。

Web解析は、上場企業や有名企業を筆頭に積極的に取り入れています。知識を持っていると採用が優遇されることも。そんな、Web制作に関わる方なら欠かせない『ウェブ解析』の知識を、資格テキストに沿って勉強していく全5回の無料勉強会です。

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あなたは「データからアクションにつなげられない症候群」を打破できるか - 6/30~7/6のWeb担の記事まとめ [先週のWeb担まとめ記事] | Web担当者Forum

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先週のWeb担まとめ記事

Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 18 本とニュース記事 15 本です。

忙しい人のためのこの記事の使い方:
  • 上のほうから内容をざっとチェックする
    重要なものほど上の方に置いてあります。
  • 背景が黄色の部分をざっとチェックする
    要チェックのものは色を付けてあります。

今週の担当は、安田です。

【Web担当者の学校】『衣袋教授のアクセス解析ゼミナール』
アクセス解析&データ分析の実践力を、2日間・12時間で受講者さんの脳味噌にたたき込む講座『衣袋教授のアクセス解析ゼミナール』を9月7日+14日に開催します。データ&分析の鬼軍曹の教えに触れるチャンス!
https://web-tan.forum.impressrd.jp/school/analyst

[今回の要チェック記事]↓セミナー・お知らせ | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
あなたは「データからアクションにつなげられない症候群」を打破できるか

Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?

  • 「Webアナリストよ、『データからアクションにつなげられない症候群』を打破し『アクション・ヒーロー』になれ」の記事が人気でした。アクセス解析担当者への強いメッセージが込められた記事です。

    アクセス解析を担当しているあなたは、「アクション・ヒーロー」になれるでしょうか? ヒーローと言っても戦隊モノではありません。アクセス解析データを分析し、組織の周りの人を巻き込んで、改善のアクションを実行できるようにし、成果を伸ばす役割を果たす人のことです。

    6月7日に開催されたアドビ システムズの大規模イベント「Adobe Innovation Forum」から、ブレント・ダイクス氏による業界大絶賛のプレゼンテーション「アクション・ヒーロー」の内容をお届けします。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/07/04/13010(記事を読む)

  • 「DSP/RTBの基本的な仕組み」は、書籍『DSP/RTBオーディエンスターゲティング入門』特別公開版の記事です。

    最新のアドテクノロジーであるDSP/RTBは、目に見えない入札・応札の広告オークションを瞬時に実現するもの。業界の注目を集めた書籍から、ポイントをピックアップして記事でお届けします。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/07/02/13001(記事を読む)

  • 「Facebookは非課税、ヤフーなら増税。消費税と電子取引の抜け穴」は、水曜コラム「企業ホームページ運営の心得」の記事。

    国会で増税法案が可決されました。しかし、消費税の課税対象は国内取引と輸入品、現状では海外からの電子書籍配信などは課税されません。同じ土俵で競争する前から不利に立っているのです。

    いつもの宮脇節をお楽しみください。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/07/04/13101 (今回の記事を読む)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/657 (バックナンバーを見る)

  • 「本当はコワくない10のSEO都市伝説(後編)」は、月曜コーナーSEOmozの記事。

    人気があった前回に引き続き、世間でいろんな人が信じたり怖がったりしているSEOの都市伝説をお届けしています。

    後編で説明するのは、10個のうち後半の5つ「相互リンク」「アンカーテキスト」「フッターリンク」「URL内のキーワード」「リンクベイト」の5つ。前編と併せてご覧ください。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/07/02/13044 (今回の記事を読む)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/06/25/13043 (前編の記事を読む)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/804 (バックナンバーを見る)

Web担の姉妹サイトもお役に立てるはずです。
データセンター(iDC)に携わる方には
データセンター完全ガイド
レンタルサーバーに興味のある方には
クラウド&サーバーホスティング完全ガイド
企業内情報システムのお仕事をされている方には
IT Leaders
ソフトウェア開発者の方には
Think IT

[セミナー・お知らせ]↑要チェック記事 | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
暑い夏の熱いセミナー・イベント情報6件

※「先週のニュース記事」の「イベント/セミナー」欄ユーザー投稿でのセミナー告知もご覧ください。

企業ウェブのアカデミー賞「企業ウェブ・グランプリ」(8/31締め切り)

企業のウェブサイトやデジタルコミュニケーションに携わる担当者のための「企業ウェブ・グランプリ」第6回の参加企業募集が開始されました。応募は8月31日まで。

http://www.web-grandprix.jp/news/120629.html

成果直結型のアクセス解析(7/26)

「成果直結型のアクセス解析運用法の最新事例」と題したセミナーをメディックスが7月26日(木)に銀座で開催します。参加無料。スペシャルゲストとして、アドビ システムズの国和氏が講演します。

http://www.medix-inc.co.jp/seminar201207/

成功事例に学ぶサイト改善の「戦略術」(7/12)

「通販を成功させるためのコンセプトワークとネット通販成功戦略」と題した、Web戦略とサイト改善のインターネットビジネスセミナーが7月12日(木)に東京国際フォーラムで開催されます。主催はペンシル、参加無料。

http://www.pencil.co.jp/tokyo/120712/

Web系ツールベンダー6社によるプレゼンバトル(7/20)

Web系ツールベンダー6社によるプレゼンバトル大会「プレゼンバトル!!」が7月20日(金)に恵比寿で開催されます。参加無料。

登壇するのは、エイケア・システムズ、レスポンシス、アクセラテクノロジ、コマースリンク、アライドアーキテクツ、Ginzamarketsの6社。

http://www.accelatech.com/seminar/2012/seminar_w20120720.html

ソーシャルメディア時代のSEO(9/7)

ソーシャルメディア時代のSEOを考える「SEO×アクセシビリティ」品質向上セミナーをミツエーリンクスが9月7日(金)に新宿で開催します。参加無料。

http://www.mitsue.co.jp/seminar/seo_accessibility.html

衣袋宏美のアクセス解析ゼミナール(9/7+14)

アクセス解析を徹底的に学ぶ「衣袋宏美のアクセス解析ゼミナール」を、9月7日+14日の2日間、市ヶ谷で開催します。主催はWeb担編集部。アクセス解析&データ分析の実践力を受講者さんの脳味噌にたたき込む内容。8月7日までに申し込むと、早割価格で受講できます。

https://web-tan.forum.impressrd.jp/school/analyst

先週の人気記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↓解説記事 | ↓ニュース記事

Web担で先週公開された記事のうち、「今回の要チェック」に次いでアクセスが多かった記事です。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • 衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座
    GAの「新規」と「リピーター」は「新規ユーザー」「リピートユーザー」ではない [第13回]
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/07/05/13119
    by 衣袋 宏美(株式会社クロス・フュージョン)
  • 海外&国内SEO情報ウォッチ
    グーグル再審査リクエストの処理はただ今順番待ち など10+4記事(海外&国内SEO情報)
  • 編集長ブログ―安田英久
    愚者は問題に向かい合い、賢者は解決へと向かう ――意義ある“イシュー”を見極めろ
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/07/03/13113
    by 安田英久(Web担 編集長)
  • インタラクティブマーケティング統計データ by ユニメディア
    iPhoneのアクセスのうち8割は正しく効果測定ができていない? | インタラクティブマーケ統計2012年5月
  • 上司の「クラウドってどう思う?」の問いに、サッと答えるクラウド処方箋
    そもそもクラウドって? 8つの質問でわかるクラウドの基礎知識 | 第2回

先週の解説記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↑人気記事 | ↓ニュース記事

Web担の解説記事には、ウェブサイトをビジネス活用したい人向けの情報がたっぷり詰まっています。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    受注管理システム「ネクストエンジン」導入1000社突破で業界最大級に ストラップヤネクスト
  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    三越伊勢丹ネットスーパー「エムアイDeli」7か月間で会員7000人増
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社オムニバス
    BtoBにおけるアドネットワークの活用
  • ユーザー投稿記事 by 栗原康太(株式会社ガイアックス)
    【無料セミナー】見込み顧客だけを獲得するWEBサイトの作り方
  • ユーザー投稿記事 by 栗原康太(株式会社ガイアックス)
    BtoBサイトの魅力を高める32個のコンテンツとサイト事例
  • ユーザー投稿記事 by ロックウェーブ
    売れ続けるスマートフォンECサイト構築(2つのポイント)
  • ユーザー投稿記事 by 日本ベリサイン SSL製品 セミナー事務局
    [無料セミナー] Webサイト&マーケティング担当者向け、サイトセキュリティ実践講座 ~ 売上向上事例の解説からマーケティング活用方法まで ~
  • ユーザー投稿記事 by Web Destination
    ウェブ解析を経営に活かせてますか?JWDA公認 初級ウェブ解析士認定講座/7月15日(日)、7月21日(土)in大阪
  • ユーザー投稿記事 by 一般財団法人ネットショップ能力認定機構
    ネットショップ能力認定機構、KDDIの中小企業向けオンラインビジネス支援サイト「bizYou」にEC基礎講座を提供~当機構実施委員に加盟、企業のEC参画を支援~
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社イー・エージェンシー
    イー・エージェンシー、PCサイトをスマホに変換できる「shutto」において割引キャンペーンを実施
  • ユーザー投稿記事 by ud
    aiship、東京・大阪にてスマートフォンECセミナーを開催
  • 先週のWeb担まとめ記事
    “スマホユーザー”とひとくくりにするのはナンセンス!? - 6/23~6/29のWeb担の記事まとめ
  • Web担アクセス数上位ランキング
    Googleアナリティクスの「訪問数」、あなたは説明できますか?/人気記事ランキング2012-6-23~6-29

先週のニュース記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↑人気記事 | ↑解説記事

大手のニュース媒体では紹介されない、ホームページの企画・構築・運営や、ウェブマーケティング関連のニッチなニュース記事ならWeb担で。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

編集後記

そろそろスマホを買い換えようと思っています。さすがに1.5年前のGlaxy Sに我慢ができなくなってきて……。問題は費用か。長期契約者に優しくないんですよね……。(安田)

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海外拠点のWebサイトの半数が無防備:NRIセキュアがサイバーセキュリティ 傾向分析レポート2012を発表 [ニュース] | Web担当者Forum

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NRIセキュアテクノロジーズ(以下「NRIセキュア」)は、2011年度に顧客企業に提供した情報セキュリティ対策サービスを通じて得たデータをもとに、「サイバーセキュリティ 傾向分析レポート2012」をまとめた。

このレポートは、企業や公的機関において、ウイルスやハッカーからシステムを守るセキュリティ対策の推進支援を目的に毎年公表しているもので、今回で8回目の発表。

2011年度のデータを分析した結果、NRIセキュアでは大きな問題点として次の3点を挙げている。

  • セキュリティ管理を現地任せにしていることが多い、海外拠点Webサイトの半数は危険な状態にある。

    海外拠点をもつ日本企業の世界各地に点在するWebサイトに対して、簡易なセキュリティチェックを行ったところ、海外拠点Webサイトの49%で、外部からの攻撃に対して危険度の高い脆弱性を抱えるバージョンの製品が利用されていることがわかった(国内サイトでは脆弱性を抱えるバージョンは39%)。

    海外拠点のWebサイト一つひとつに対して個別にセキュリティ管理を行えないことが原因となっている場合は、各国サイトへのアクセス経路を、WAF(Webアプリケーションファイアウォール)で統合し、危険度の高い問題に一元的に対応できるようにすることが有効だとしている。

  • 企業の公開Webシステムの3割強が、ファイアウォールで防げない危険な脆弱性への対策が不十分。

    2010年度にはなかった「ファイアウォールで防ぐことができない危険性の高い脆弱性」が2011年8月に公表されたが、大半のシステムがそれに対応できていなかった。

  • ソーシャルメディアの普及により、標的型メール攻撃の脅威が大きくなってきているが、それに向けた対策が不十分である。

    FacebookやTwitterといったソーシャルメディアの普及により、より多くの個人属性や言動情報を第三者が収集しやすくなるなど、標的型メール攻撃を行いやすい環境ができている。

    ソーシャルメディアの情報を利用して攻撃者が標的型メールを作成する流れ

・サイバーセキュリティ 傾向分析レポート2012
http://www.nri-secure.co.jp/news/2012/0705_report.html

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アカマイ、EC事業者向けサイトパフォーマンス向上セミナー、ニッセンをゲストに東京で8/3 [ニュース] | Web担当者Forum

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Webコンテンツ配信・トラフィック管理のアカマイは、通信販売大手のニッセンをゲストに迎えたEC事業向けのセミナー「Webサイト配信セミナー“世界最強のクラウドプラットフォームでユーザーを掴め!“」を東京で8月3日に開催する。

セミナーでは、配信パフォーマンスの向上、ブランドイメージの保護、動画配信などコンテンツのリッチ化、グローバル展開など、コマース事業者が持つ課題解決をテーマに講演。ニッセンがコスト削減とともに売り上げをどのように向上させたのか成功事例を中心に解説するほか、アカマイからは、コマース事業者向けの製品案内とグローバルの事例紹介などを行う。また、セミナー後には講師と情報交換できる懇親会を開催する。

セミナー参加費は無料。店員は60名。Webサイトから申し込む。

  • 日程:2012年8月3日(金)15:00~17:30
  • 場所:アカマイ・テクノロジーズ合同会社セミナールーム(東京都港区虎ノ門2-10-1 虎ノ門ツインビルディング12F)
  • 定員:60名
  • 参加費:無料
  • 詳細・申し込み:http://www.akamai.co.jp/enja/ccon12
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[ユーザー投稿] Webサイト&マーケティング担当の方必見!CMS無料セミナー「Webサイトを活かす!ソーシャルメディア活用法」 | Web担当者Forum

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当セミナーでは、昨今Webビジネスを語る上で避けて通れなくなったソ-シャルメディアの活用についての話を交えながら、CMS製品「HeartCore」の魅力、Webサイト構築のポイントについてご紹介いたします。
Webサイトのリニューアルやサイト新規構築をお考えの方は、デモンストレーションやご提案事例を通して、Webビジネスにお役立ていただけるヒントをつかんでいただけるでしょう。この機会に是非ご参加ください。

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アークウェブ、「Movable Type」用のプラグインシリーズの機能を強化して販売を開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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システム開発・ウェブ制作のアークウェブは、ブログソフト・サービスのシックスアパートが展開するウェブサイト管理ソフト「Movable Type」用プラグインシリーズの機能を強化して発売した、と7月5日発表した。フォーム作成の「A-Form3.5」、会員制サイト構築の「A-Member3.5」、予約サイト構築の「A-Reserve3.5」、決済機能を付加する「A-Form Payment」の4種。Movable Typeをベースにした企業・商用サイトのフォーム関連管理を強力にする。

A-Formは、パーツのドラッグ&ドロップで問い合わせやアンケートなどのフォームをいくつでも作成できるプラグインで、A-Form3.5は、管理者権限を細かく設定できるほか、確認画面やエラー画面、完了画面でスマートフォンかどうかの判定を可能にし、確認画面では姓・名パーツの姓だけか名だけの取得もできるようにした。A-Member3.5はいくつかのエラーを改善し、A-Reserve3.5は、キャンセルが出たら予約残数を元に戻し、予約受け付けの時限設定を可能にした。

アークウェブ
http://www.ark-web.jp/

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ReachLocal Japan、オフラインの広告媒体ごとの効果測定サービス「TotalTrack」開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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中小企業向けインターネット広告コンサルティングのReachLocal Japan(リーチローカルジャパン)は、雑誌、看板などオフラインの広告媒体ごとに広告効果を測定するサービス「TotalTrack(トータルトラック)」を7月に始める、と7月3日発表した。媒体ごとに通話トラッキング用の電話番号を付けることで、各媒体を見て消費者が電話をかけてきた件数を知ることができる仕組みとなる。

同社は、検索広告を見た消費者からの電話件数を把握する検索連動型広告ソリューション「ReachSearch(リーチサーチ)」を展開しているが、オフライン広告に応用。広告主は、同社が付与する電話番号を広告に掲載することで電話してきた件数が分かる。通話記録はリーチサーチと同じ画面で一元管理でき、発信者番号、通話時間、広告媒体が確認可能。各広告の費用対効果が把握できる。

ReachLocal Japan
http://www.reachlocal.co.jp/

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RIAコンソーシアムのRIA市場動向・ビジネス活用調査で今後も導入が進む可能性を確認 [ニュース] | Web担当者Forum

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操作性や表現力に優れたウェブアプリケーション、RIA(リッチインターネットアプリケーション)の技術標準化や活用を推進する団体、RIAコンソーシアムは、RIA市場動向・ビジネス活用調査の結果を7月5日発表した。今後もRIAの導入が進む可能性が確認できたほか、実際に導入した際の満足度では2極化が見られた。調査は全国の一般企業の情報システム担当者を対象に2、3月にインターネットで実施。500人が回答した。毎年春に行い、今回で6回目となる。

自社のRIA導入に関しては、導入しているが13.6%、検討しているが12.2%、検討していないが今後導入する可能性がある42.6%、導入する可能性がない31.6%。現在導入を検討していない企業でも4割以上が可能性があると答えたことから、導入は進むとみられる。導入前の期待、導入後の満足度については、項目によって大きな差があり、操作性、デザイン性、利用率で高い期待通り評価されている一方、売り上げ拡大への貢献や教育コストの低下では不満が目立った。

RIAコンソーシアム
http://www.riac.jp/

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ソーシャルメディアを活用して需要をテスト アマゾンがタイムセールを強化 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

アマゾンジャパンは6月15日から、数量や期間を限定して商品を通常よりも安く販売する「タイムセール」を強化する。従来、1日10商品程度展開してきたが、7月1日までの期間限定で、毎日100点以上をタイムセール商品として展開していく。期間や数量が限定された商品はフェイスブックなどのソーシャルメディアで情報が広がる可能性が高いソーシャルメディアを活用した新たな販売のテストにも活かす。

「ボーナスタイムセール」として17日間に3000点を超える商品を特別価格で販売する。商品はDVDやゲームといったアマゾンが得意とする商品ジャンルだけでなく、ファッションや食品などの商品も展開していく。

アマゾンが販売する商品を、通常販売している価格の半額程度で数量を限定して販売する。出店者の商品は対象にしない。

タイムセールで販売する商品は、随時アマゾンの公式フェイスブックページやツイッターで公開していく。安く商品を買いたいユーザーのフォロー数を増やすとともに、フェイスブックなどで拡散を図る。

これまでアマゾンは随時セールを行ってきたが、どの商品が安くなっているかが分かりにくい面があった。ソーシャルメディアと連携したタイムセールを新たな販売手法として確立させる考えだ。

・Amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/

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