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償い/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン3・第9話 [【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン3] | Web担当者Forum

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Webマーケッター瞳シーズン3

前回までのあらすじ

岡部に頼まれて、娘・奈々美の彼氏に会いに行った瞳。じつは彼氏の会社は、将来有望な新商品を開発していた。瞳はこれをサプリ販売と連携させるべく動くが、取締役会議で厳しい反対に遭う。どうする瞳!?

→ネットデイズ在籍中のエピソードはシーズン1
→桜花転職後のエピソードはシーズン2
→現行シーズンのバックナンバーはシーズン3

ここから始まります
福山「娘さん大胆だよね」
外資系の一流会社辞めて彼のためにリングラボに転職するなんて」
「いい加減認めてあげれば」
ここから始まります
福山「二人は本気だよ」
池添「瞳ちゃん遅いわね…」
福山「とっくに取締役会の決定を受けて帰ってくるはずなんだけど…」
赤城「何かあったんですかね?」
三浦「まさか…このプロジェクト取締役会で否定されるってことないよね…」
「初期投資だけなら3億程度なんだけどなランニングコストはそこそこいきそう」
福山「最近会社の業績悪いから新規事業には慎重なんだよ…」
池添「え…でも…」
ここから始まります
池添「承認される前提で仕事進めちゃってるわよ…」
「…」
「…」
瞳「ただいま」
福山「瞳さん!」
三浦「遅いっ!」
池添「どうでしたっ?」
福山「まさか却下されたんじゃないだろうな!」
三浦「お腹減った!」
瞳「ちゃんと承認されましたよ!」
「よかった!」
ここから始まります
瞳「岡部さんこれ社長から預かってきました」
「この退職願はどういう意味でしょうか?」
福山「なにぃ岡部さん辞めるのっ?」
「聞いてないぞ!」
菜々美「お父さん…」
瞳「社長がプロジェクトを進める気になったのは」
岡部さんのおかげだっておっしゃってましたよ」
「取締役会ではほとんどの役員が反対だったそうです」
役員「だいたいベンチャーなんてリスキーだ」
「危険過ぎる」
しかし社長は…
役員「ダメだダメだ」
社長「それなら君たちは…
これよりも桜花の可能性を広げられる事業計画が立てられるのかね?」
ここから始まります
社長「リスクはもちろんあるしかしビジネスというものはリスクをとらなければ広がらない」
「我々は保身ではなく覚悟をもち組織をより良い方向に進めることに集中するべきではないか?」
「やってみなはれ」
福山「それのどこが岡部さんのおかげなんだ?」
瞳「ん」
「これよ!」
福山「おぉなんだ?」
瞳「この資料はリングラボが技術特許市場将来10年にわたる成長予測、競争力分析、獲得シェアの見込と収益予測」
「そしてとるべきマーケティング戦略をまとめてくれたものです」
福山「こんだけのデータをどこから…」
三浦「全部手書きじゃん…」
瞳「それだけでなく医療系、テクノロジー系のベンチャーキャピタルとも話をまとめ投資の確約まで取りつけてくれてました」
ここから始まります
瞳「これを持って取締役会の前に社長に直談判されたそうですね!」
「社長は岡部さんの話を聞いてプロジェクトの可能性を信じたって…」
「優秀な岡部があそこまで言うんだ信じて託すしかないだろ―とまでおっしゃってましたよ!」
福山「優秀…あの岡部さんが…」
「どうして社長がそこまで」
瞳「岡部さんは社長と同期でしかも次期社長候補と言われていたって」
福山「えぇ!岡部さんって本当にやり手だったんだ」
瞳「なのにどうして退職願なんか」
岡部「ヒラ社員が社長に直談判するんだ」
「退職願くらい出さないと気持ちが伝わらないだろ」
「菜々美」
菜々美「お父さんどうして?」
「プロジェクトには反対していたじゃないの!」
岡部「お前への償いだ」
菜々美「え!」
ここから始まります
岡部「妻を失ってワシの人生は」
菜々美(パパがママを見殺しにしたんだ…)
岡部「お前を守ることが全てになった」
「日々戸惑うことばかり…」
「ただ…いつからか二人の生活に幸せを感じていた」
「一分でも一秒でも長く同じ時間を共有したい…」
「だから娘の夫はワシと同じようにいつもそばにいないとダメだ」
「ベンチャーはあぶない…」
「コンピューターは怪しい…」
「やっぱりこの子を守れるのはワシだけだっ!」
「なんて言い訳していた…」
菜々美「え」
岡部「けど本当は違う…“守る”なんて言葉は…」
ここから始まります
岡部「大切な娘を失いたくないための詭弁だ」
「お前を取られないように必死に自分を誤魔化してた…」
「ワシのエゴで危なくまたお前から大切な人を奪うところだった」
菜々美「お父さん…」
岡部「すまなかった」
「社長に直談判したのは私ができるせめてもの償いだ」
菜々美「え」
岡部「これで私の役目は終わった…」
「赤城くん娘をよろしく頼むよ!」
瞳「これマーケッター瞳よね…」
三浦「こんなのもたまにはいいんじゃない」

第10話は2013年1月末公開予定

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マンガでわかるWebマーケティング シーズン2

『マンガでわかるWebマーケティング シーズン2
―Webマーケッター瞳の挑戦!―』
待望の書籍化第二弾、今度は実践編!!

http://www.impressjapan.jp/books/3298

あの“瞳本”がパワーアップして帰ってきた!
マンガと解説による読みやすさは前作そのままに、
現場のWeb担に役立つ実践ノウハウ満載の一冊です。

原案、監修:村上 佳代(むらかみ かよ)

楽天株式会社モバイルコミュニケーション事業事業戦略部、マーケ・編成グループマネージャー。前職は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、TSUTAYA事業部Webマーケティングディレクター。ネットイヤーグループ株式会社にてWebマーケティングコンサルタント。
1996年より一貫して15年強Webマーケティング、デジタルコンテンツ業界に身を置く。
グロービス経営大学院MBAキャンディデイト。経営とマーケティングとITの橋渡しがコアコンピタンス。

Twitterアカウント @murakami_kayo
ブログ ~MBA大爆笑!日記~ by ムラカミ カヨ

原作:星井博文(ほしい・ひろふみ)
漫画家・漫画原作作家。ヤングジャンプにてデビュー。著作に『中京女大レスリング部物語「ちゅうじょ」』(実業之日本社)など多数。

作画:ソウ
漫画家。代表作は『マンガで分かる心療内科』(少年画報社)、『心理研究家ゆうきゆうのスーパーリアルRPG』(マガジンランド)ほか多数。

マンガ制作:トレンド・プロ
主に広告マンガ、イラスト、アニメ、キャラクターの制作を手がけるマンガ制作プロダクション。動機付け、興味の喚起、ストーリー性、分かりやすさなど、マンガの持つ強力な訴求力を活用し、企業が発信するさまざまなメッセージを織り込んだマンガ制作を得意としている。
http://www.ad-manga.com/

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