Webインテグレーション事業のアイ・エム・ジェイ(IMJ)は、「オウンドメディアによるエンゲージメント向上に関する調査」を実施。10月16日、調査結果を発表した。コミュニティやゲームなどを備え、自社情報を発信するWebサイト(オウンドメディア)を持つ企業が増加するなか、会員組織のあるオウンドメディア(ECサイトを除く)に会員登録しているユーザーを対象に、登録前後での行動や気持ちの変化、オウンドメディアの利用方法を把握する調査を行った。その結果、オウンドメディアに登録する前と登録後で「認知・想起率の向上」「積極的な行動変化」「イメージアップ」のいずれかの項目の点数が伸びたユーザーは全体の86%であることが分かった。調査は8月31日~9月1日に、全国の15~59歳の男女で、ECサイトを除くオウンドメディアに最近2年以内に登録し、現在も閲覧している人を対象にインターネットを利用して実施。有効回答数は927だった。
ポジティブな影響を受けたユーザーを項目別にみると「認知・想起率の向上」は73%、「積極的な行動変化」は68%、「イメージアップ」は60%だった。オウンドメディアにアクセスする頻度が高かったり、滞在時間が長いユーザーほどこれらの項目の数値が高かった。また、オウンドメディアでポイントを貯めているユーザーはアクセス頻度が高く、週3回以上アクセスするユーザーが全体の約3割なのに対し、ポイントを貯めているユーザーは約5割が週に3回以上アクセスしていた。オウンドメディアでのポイント施策が顧客エンゲージメントの向上につながることが分かる。さらに、ポジティブな影響を受けたユーザーは、オウンドメディア内でキャンペーンに応募したり、ゲームで遊ぶことが多かった。目的がインセンティブやエンターテインメントであっても、オウンドメディアとの接触がエンゲージメントを強化しているといえる。
アイ・エム・ジェイ
http://www.imjp.co.jp/
- 内容カテゴリ:調査/リサーチ/統計
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オリジナル記事:アイ・エム・ジェイ、「オウンドメディアによるエンゲージメント向上に関する調査」で86%にポジティブな変化 [ニュース] | Web担当者Forum
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