この記事はD2Cが発行するDIGITAL&DIRECT NEWSの一部をWeb担当者Forum向けに特別公開したものです。
D2Cは、2013年12月から2014年2月の間に、Androidスマートフォンユーザのインターネット利用実態調査を実施した。全国の15歳~69歳の男女、Androidスマートフォン所有者2,131名を対象として、「パソコン・ブラウザ」、「スマートフォン・ブラウザ」、「スマートフォン・アプリ」のアクセスログの解析調査を実施した。
デバイス別の利用時間
調査期間の3ヶ月間の、調査対象者全体におけるデバイス別の利用時間は、「スマートフォン・ブラウザ」が37時間、「スマートフォン・アプリ」が84時間となり、スマートフォンの利用時間は合計で121時間となった。一方、「パソコン・ブラウザ」は102時間となった。
性年代別に見てみると、スマートフォンの利用時間合計は「女性10代」が221時間ともっとも長時間利用していた。男性でも「男性10代」が164時間となり、もっとも長時間となった。また、「女性10代」は「スマートフォン・アプリ」の利用時間も、166時間ともっとも長時間となった。
「スマートフォン・ブラウザ」では、「女性20代(57時間)」、「女性10代(55時間)」、「女性30代(44時間)」の順で長時間となっており、「スマートフォン・ブラウザ」の利用時間は、男性よりも女性のほうが長時間である傾向が見られた【グラフ1】。
「スマートフォン・アプリ」のジャンル別接触時間構成比率
調査対象者全体における「スマートフォン・アプリ」のジャンル別接触時間構成比率を見てみると、「ゲーム(49.5%)」、「ソーシャルネットワーク(14.9%)」、「ニュース&雑誌(8.3%)」の順で高い比率となった。
「ゲーム」では、「女性50代(66.6%)」、「女性40代(58.6%)」、「女性30代(56.1%)」の順で高い比率となり、女性のほうが男性よりも高い比率であるという傾向が見られた。
「ソーシャルネットワーク」では、「女性10代(43.7%)」、「男性10代(30.9%)」、「男性20代(22.5%)」の順で高い比率となり、若年層で高い比率であるという傾向が見られた【グラフ2】。
「パソコン・ブラウザ」と「スマートフォン・ブラウザ」の利用状況
分析対象に設定した10の商品カテゴリごとに、メーカーやサービスのサイト、ショッピングサイト等をリストアップして、「パソコン・ブラウザ」からの利用率と「スマートフォン・ブラウザ」からの利用率を比較した。10の商品カテゴリの平均値を基準に見てみると、「パソコン・ブラウザ」、「スマートフォン・ブラウザ」ともに高い比率となったのは、「外食」、「旅行・宿泊」、「ファッション」、「化粧品」であった。
一方、「ゲーム」は「スマートフォン・ブラウザ」からの利用率が「パソコン・ブラウザ」よりも高い比率となり、「家電・情報機器」、「自動車」といった耐久消費財は、「パソコン・ブラウザ」のほうが高い比率となった【グラフ3】。
[ 調査概要 ]
- 集計期間:2013年12月1日(日)~2014年2月28日(金)
- 調査方法:公募型リサーチモニタ
15歳~69歳の男女のプライベートで使用するAndroidスマートフォン所有者
月次継続集計(12月・1月・2月で各月1回以上のブラウザ利用者) - 回収サンプル数:2,131サンプル
- 調査機関:株式会社インテージ
- 調査主体:株式会社D2C
この記事は、株式会社D2Cが発行する小冊子 『DIGITAL&DIRECT NEWS』 Vol. 49のコンテンツの一部を、許諾を受けてWeb担当者Forumの読者向けに特別公開したものです。
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オリジナル記事:Androidユーザーはスマホとアプリとパソコンをどのように使い分けている? [DIGITAL&DIRECT NEWS] | Web担当者Forum
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