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検索順位アップに今は逆効果の「ダメSEO」7つの愚策 など10+4記事(海外&国内SEO情報) [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum

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この記事を読むのにかかる時間: 約 9 分

「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、
国内と海外の検索マーケティング関連情報を
さらっとまとめて毎週金曜日にお届けします。

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今週のピックアップ

検索順位アップに今は逆効果の「ダメSEO」7つの愚策
★★★★☆ 今となってはリスクでしかない (葬儀屋さんのSEO対策なら“葬儀社のためのSEO”)

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挿絵

昔は検索順位を上げるのに効果があったかもしれないが、現状では逆に検索順位を下げてしまう「リスクが高いSEO」(正確に言えばSEOとは呼べない行為)をまとめた記事。以下の7つの施策の危険性について述べている。

  1. 自作自演のサテライトサイトからのリンク
  2. 有料リンクの購入
  3. 相互リンク
  4. 有料ディレクトリサービスへの登録
  5. 公共機関サイトへのバナー掲載
  6. コンテンツの使い回し
  7. システムによる類似ページの増産

これらの多くはグーグルの品質に関するガイドラインに違反している。程度がひどければ最悪インデックス削除という手動処置の対象にもなることも認識しておこう。

日本語で読めるSEO/SEM情報

グーグルウェブマスターツールでサイトエラーの原因を詳しく調査
★★★☆☆ サイトを万全の状態に維持するのに役立つ (グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)

グーグルウェブマスターツールには、Googlebotがサイトをクロールする際に発生したエラーをレポートする機能がある。レポート対象になるサイトエラーには次の3種類だ。

  • DNS
  • サーバー接続
  • robots.txtの取得

今回、このサイトエラーのレポートが改良され、エラーの内訳を詳細に表示するようになった。たとえばDNSエラーなら「ルックアップエラー」や「タイムアウト」という具合だ。「DNSエラー」といってもさまざまな種類があるため、より詳しい内容を知ることで対処もしやすくなるだろう。

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DNSのサイトエラー内訳
ウェブマスターツールに表示されたDNSのサイトエラー内訳の画像が公式ブログに示されている

もっともエラーは起きないに越したことはないので、防止策にも注意を払おう。

ウェブマスターツールのメール通知が未設定でもメールが送信されてくるかも
★★☆☆☆ 半強制的でも知らせてくれるのは良いこと (グーグル ウェブマスターツール)

「Google ウェブマスター ツールからのメール通知について」という件名で、ウェブマスターツールに登録してあるメールアドレス宛てに次のようなお知らせが届いているかもしれない。

ウェブマスター ツールをご利用の皆様

Google では、パフォーマンスが高く問題のないウェブサイトを維持することの重要性を認識しています。サイトのステータスについて随時お知らせするため、サイトで重大な問題や重要な問題が検出された場合に、ウェブマスターツールからメール通知が自動送信されるようになりました。

このメールは、サイトの状態や検索結果でのパフォーマンスに著しく影響すると判断した場合にのみ、対処方法を明確に記載してお送りします。たとえば、サイトでマルウェアが検出された場合や、サイトのクロール時のエラーが際立って増加している場合などです。

ほとんどのサイトでは、このような問題は稀にしか発生しません。サイトで問題が発生した場合は、受信トレイにメールがあふれるのを避けるため、Google から送信されるメールの数が一定期間制限されます。

ウェブマスター ツールからのメール受信を希望されない場合は https://www.google.co.jp/webmasters/tools/preferences でメール配信設定を変更できます。 サイトの状態に関する重大かつ重要な問題を常に把握するうえで、この変更が皆様のお役に立てば幸いです。

ウェブマスター ツールの詳細や Google と相性の良いサイトの作成方法について詳しくは http://www.google.co.jp/webmasters をご覧ください。

ウェブマスター ツール チーム

________________________________

© 2012 Google Inc. 1600 Amphitheatre Parkway, Mountain View, CA 94043

このメール サービスによるお知らせは、Google ウェブマスター ツール アカウントの重要な変更内容に関する最新情報をお届けするもので、すべての方にお送りしています。

これはWeb担編集部のあるアカウントに届いたメッセージであるが英語でも同内容のメッセージが送られている。

メール転送をオフにしているアドレス宛てにはすべて送られているのかとも思ったのだが、必ずしもそうではないようだ。

すこし前に行われたメール転送の仕様変更に伴ってメール転送機能がひとりでにOFFになってしまった現象のフォローアップかもしれない。

いずれにしても、ウェブマスターツールに登録してさえいれば、メール通知の設定をしていなくても、管理サイトに重大な問題が発生したことをすぐに伝えられるように登録メールアドレス宛てに通知を送ることがあるようだ。

転送設定をすでにONにしている人には関係ない話だとしても、グーグルがウェブマスターとのコミュニケーションを推進する姿勢は良いことだと言えよう。

SEOとリスティング広告の併用で収益倍増
★★★★☆ 強みと弱みを知って使い分ける (SEO 検索エンジン最適化)

このコーナーの読者には、SEOだけでなくリスティング広告にも取り組んでいるウェブ担当も多いに違いない。SEOとリスティング広告にはそれぞれの強みと弱みがあり、補完し合うことで相乗効果を発揮できる。

住太陽氏が、検索者の心理的段階に着目して行う「SEOとリスティング広告の使い分けと併用」について解説している。

住氏によれば、この記事の見所は次の3点だとのことである

  • 考え方
  • 複合キーワードのリスト
  • リスティング広告のコピーを書くコツ

長い記事であるが、きっと参考になるはずだ。読んでみてほしい。

売れるランディングページのたった1つの成功法則
★★★★☆ それはメッセージの可視化 (LPO コンサルティング)

検索エンジン最適化(SEO)ではなくランディングページ最適化(LPO)に関する情報も紹介しておこう。

成果を出すランディングページには、決まった共通点があるそうだ。それは「メッセージの可視化」である。

メッセージの可視化とは「得られる効果やその後のメリットを視覚的にわかる状態になっていること」だと定義付けている。

具体例も載っており非常に理解しやすい。コンバージョン率を上げ、逆に顧客獲得コストを下げるための、LPOにおける重要な秘訣を学べるに違いない。

次は「具体的なLPO対策のポイント」の記事が予定されているようなので、そちらも楽しみだ。

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海外SEO情報ブログ
海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

ユーザーフレンドリーなカスタム404エラーページを作りましょうという記事とフィードバーナー利用者が心配になるニュースを今週はピックアップ。

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
  • 30,000本のスパムリンク攻撃を受けてランキングダウン!?
  • グーグルのサイトリンクの正しい出し方
  • アドセンス広告がページ表示速度を遅くさせるとランキングは下がるのか?
  • 修正されたキーワードでの結果表示を防げるか?
  • リンクベイトに利用できそうな.htaccess作成ツール
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
  • コンテンツを活用してECサイトの売上を上げるSEOガイド
  • あなたの会社がコンテンツマーケティングを使わない15の理由

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

30,000本のスパムリンク攻撃を受けてランキングダウン!?
★★★★☆ さすがに無効化されていた (Google Webmaster Help Forum)

競合サイトが自分のサイトに向けて大量のスパムリンクを浴びせかけてきた。

初めの頃は1日に600本以上で、今やその数は合計で30,000本以上にもなる。自動生成されたサイトやリンクファームからのゴミリンクばかりだ。

どうしたらいいだろうか?

このような悲鳴にも似た助けを求める投稿が、グーグルの公式フォーラムに投稿された。

グーグル社員のジョン・ミューラー氏は次のようにアドバイスを返した。

それらのリンクが害を与えるような影響は、現在あなたのサイトには発生していない。

ランキングの変化がもし起こっているとしたら別の要因によるものだろう。サイト改善に取り組んでいけばそれ相応にアルゴリズムが評価していく。このことを念頭に置いて最善の努力をしてほしい。

間違っても、相手に同じような対抗手段を取ろうなどとは考えてはいけない。

不自然リンク警告やペンギンアップデートの影響で、「第三者によるスパムリンク攻撃が可能かどうか」が今まで以上に議論になっている。しかしこの投稿者が受けたようなあからさまな攻撃は、さすがにグーグルも見破って適切に対処してくれるだろう。

グーグルのサイトリンクの正しい出し方
★★★☆☆ 必勝法はなし (WebmasterWorld)

グーグルはいつ、どんな条件でサイトリンクを表示するのか?

サイトリンクはオーソリティの証なのか?

このような質問がWebmasterWorldフォーラムに投稿された。

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Web担当者Forumのサイトリンク
「Web担当者Forum」のブランド名検索で表示されたサイトリンク(赤枠内)

「サイトリンクが出ない」「出てほしいものと違ったリンクが出る」「リンクのテキストが気に入らない」など、サイトリンクにまつわる疑問を、筆者はたびたび耳にする。

サイトリンクのヘルプには次のように書いてある。

サイトリンクは、ユーザーの役に立つと Google が判断した場合のみ、検索結果に表示されます。サイトの構造が原因で Google のアルゴリズムが適切なサイトリンクを見つけることができない場合や、サイトリンクとユーザーのクエリに関連性がないと思われる場合、サイトリンクは表示されません。

現時点では、サイトリンクは自動化されています。Google はサイトリンク アルゴリズムの向上に取り組んでいます。将来的には、ウェブマスターから提供されたサイトリンクも組み込めるようにしたいと考えています。一方、サイトリンクの品質を向上させるために参考にできるベスト プラクティスもいくつかあります。たとえば、サイトの内部リンクでは、簡潔に情報を伝え、繰り返しを避けたアンカー テキストと alt テキストを使用するようにします。

一般的にサイトリンクが出ることが多いのは、サイト名・会社名・サービス名などのいわゆる「ブランド名を名指しした検索」をした場合だ。

とはいえ、サイトリンクはアルゴリズムによって自動で作成されるため、どのリンクをどのように表示させるかをサイト管理者側では自由には設定できない(ウェブマスターツールで表示したくないリンクの順位を下げることは可能)。

また、サイトリンクの順番を決めるための専用のアルゴリズムが存在するわけではなく、通常の検索と同じアルゴリズムが使われる。リンクテキストは、ヘルプによればキーワードを繰り返さず短くコンパクトにしたほうがよいとのことだ。

数年前は、サイトリンクが表示されるということは、そのサイトのオーソリティ度が高い証拠だったように思えた。しかし現在は、新しいサイトでも比較的すんなり出てくるように筆者は感じている。

最後に端的にまとめると、「サイトリンクはグーグルが自動で作り出すので制御するのは困難だ」ということになる。

アドセンス広告がページ表示速度を遅くさせるとランキングは下がるのか?
★★★☆☆ 順位に影響はしないがCVRとUXにはマイナス (WebmasterWorld)

サイトに設置しているアドセンス広告の表示に時間がかかるため、ページ表示のスピードに影響が出ている。これによって、検索のランキングに悪い影響があるだろうか?

WebmasterWorldで挙がった質問だ。

アドセンスやDFPのようなグーグルが提供している広告表示の仕組みが原因でページの表示速度が遅くなっているという人も多く、そういった人がコメントしているものの、その内容は「悪影響は特に経験していない」というものだ。

ページの表示速度もグーグルはランキング要因に組み込んでいるというが、10秒も20秒も表示に時間がかかるのでなければ心配いらないと考えてよさそうだ。

ただ検索順位に影響がないからといっても、2~3秒の遅れでも無視しないほうがいい。以前にインフォグラフィックで紹介したように、ページ表示に時間がかかることは、コンバージョンやユーザーエクスペリエンスに大きなマイナス影響をもたらす。優先度を上げてスピードアップに取り組みたい。

ちなみにアドセンスの場合は、DFPスタンダードを利用すると非同期コードが使える。非同期コードであればページのその他の要素の読み込みを妨げないのでスピードアップに一役買うだろう。

修正されたキーワードでの結果表示を防げるか?
★★★☆☆ グーグルによる余計なお世話は厄介者 (Pro Webmasters)

検索キーワードが入力ミスされていると判断した際に、グーグルは「正しく」補正したキーワードの検索結果を返すことがある。

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自動で補正したキーワードでの検索結果
「ウェ担」を「ウェブ担」に自動的に直した検索結果(これは正しく修正された例)

ところが、正しい検索キーワードが入力されているのに間違っていると判断されてしまい、本当のキーワードでの結果を返してくれないことが、ときどき起こる。勝手に直されてしまうのは固有名詞で発生することが多い。

望まないキーワード補正をどうやったら防ぐことができるのだろうか?

グーグルのジョン・ミューラー氏は次のように説明している。

補正キーワードでの検索は、自動で処理されている。検索ユーザーが修正候補を無視して、直される前のキーワードでそのサイトに直接アクセスする状況が続けば、補正するべきでないとアルゴリズムが学習するだろう。

余計なお世話のキーワード補正をすぐに解消するのは、なかなか難しそうだ。

リンクベイトに利用できそうな.htaccess作成ツール
★★☆☆☆ アイディアを真似してリンク獲得にチャレンジ (IncrediBILL's HTACCESS Tools)

「.htaccess」は、Apacheウェブサーバーでさまざまな条件に従ってリダイレクトなどの処理を記述するためのファイル。その.htaccessを簡単に作成できる海外製のツールを紹介する。たとえば正規表現に不慣れでもウィザードに従って条件を指定していけば、RewriteRuleの適切な記述を作ってもらえる。

他にもIPアドレスやアクセス元の国、リファラーなどによってアクセスをブロックする.htaccessも作れる。

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ブロックルール作成

このツール、率直に言って決して使いやすいものではないし、初心者に特別優しいわけでもない。

ではなぜピックアップしたかというと、このツールをヒントにして、初心者にももっと使いやすい.htaccess作成ツールを提供してみてはどうだろうかと提案したかったからだ。

役立つツールを無料で公開すれば自然なリンクがたくさん集まる。ウェブ系のツールならば「はてブ」との相性もいいはずで、拡散も期待できる。使い勝手の良いツールをあなたが作ったら、このコーナーで紹介したいので、ぜひ知らせてほしい。

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SEO Japan
SEO Japanの
掲載記事からピックアップ

話題になっている“コンテンツマーケティング”に関する2本の記事を今週はピックアップ。

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鈴木 謙一

鈴木 謙一(すずき けんいち)

フリーランスのインターネットコンサルタント。アメリカを中心としたSEO/SEMのコアな情報を日本に持ち込み、「海外SEO情報ブログ」で“海外SEO”のブランドを確立。サーチエンジンマーケティング専門ソーシャルニュースサイトSphinn(スピン)の公式日本版であるサービス「Sphinn Japan」立ち上げメンバーでもある(Sphinnの本家はMarketing Landとなり編集記事中心へと路線変更している)。

現在は、株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役コンサルティングアドバイザーとして、SEOの情報収集やトレーニング、海外のSEOカンファレンス参加などを通じて正しいSEOの普及に取り組んでいる。

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