電子出版事業を手がけるインプレスR&Dは、新刊『インターネット白書2013-2014(副題:すべてがつながる未来へ)』を1月31日に発刊した。最新刊は、一般財団法人インターネット協会(IAjapan)、一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)、株式会社日本レジストリサービス(JPRS)の協力のもと、リニューアルを図った。
『インターネット白書』は、ビジネス・社会・技術など多様な観点からインターネットの現状を報告し、今年で18回目を数える定番の年鑑。最新刊の副題は「すべてがつながる未来へ」とし、これからのインターネットを占う新潮流を35人の識者が解説するとともに、様々な機関が発表している約100点の統計資料を再編して掲載することで、今のインターネットの現状を把握できる内容とした。
技術面では、モノのインターネットが発展するIoT(Internet of Things)/M2Mやウェアラブルコンピューティング、SDNやNFVといった新しいネットワークアーキテクチャー、2014年に最終勧告が予定されているコンテンツ開発の基盤技術HTML5などについて解説する。
通信事業者の動向では、グローバルメガキャリアのLTE戦略やモバイルトラフィックの現状などを扱う。また、ビジネス面では、ゲーム・音楽・電子書籍などのデジタルコンテンツビジネスの業界考察や、Eコマース、ネット広告の最新トピックのほか、クラウドソーシング、クラウドファンディングといった新たなインターネット活用ビジネスについても解説する。
さらに社会動向では、政府の新情報通信技術戦略や、ネット選挙解禁の意味、自治体などのオープンデータの取り組み、オンライン教育、パーソナルデータ検討の動きのほか、世界規模で新たな議論を起こしているインターネットガバナンスなどについても解説する。
販売は一般書店では行わず、電子書籍とオンデマンド印刷を使ったインプレスR&Dの次世代出版メソッド「NextPublishing」による発行形式を採用し、Amazonや楽天koboなどで販売。電子書籍版1,800円(税別)、印刷書籍版2,800円(税別)と、これまでの半額以下の価格で提供する。
- 印刷書籍
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オリジナル記事:『インターネット白書2013-2014』電子・印刷書籍で発行、最新インターネット年鑑 [ニュース] | Web担当者Forum
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