Quantcast
Channel: Web担当者Forum
Viewing all articles
Browse latest Browse all 19485

グーグルがECの“認定ショップ”プログラムを開始 最大10万円まで損害を補償 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

$
0
0
この記事を読むのにかかる時間: 約 1.5

グーグル日本法人は12月6日、ネット通販サイトでのトラブルを補償するサービスを試験的に開始した。同社のサービス審査基準を通った通販サイトの左下に常時認定ショップマークを掲載。認定サイトでトラブルが起きた場合、最大で10万円の補償金をグーグルが利用者に支払う。認定サービスを通じ、評価の高い通販サイトを検索で上位表示できるようにし、検索の信頼性を高めていく考え。

予定通り商品が届けられているか、注文から出荷までの平均日数、顧客の問い合わせに適切な対応ができているかなど審査。基準を満たしたサイトには優良であることを示すマークを付与する。

優良マークを付与したサイトで商品の破損などのトラブルが起き、両者間で解決できなかった場合、損害分の金額を最大10万円までグーグルが補償する。

審査を希望する通販サイトは、配送実績データや顧客対応データをグーグルに提供。あわせて、購買履歴データをグーグルが自動取得するプログラムをサイトに埋め込む必要がある。グーグルはサイトが提供した実績データと自動取得した購買履歴データを突き合わせて、通販サイトの自己申告に偽りがないか検証する。

現在、ユナイテッドアローズやエービーシー・マートなど、4社が運営するサイトを対象にサービスを始めている。現時点では大手に対する試験的なサービスの位置付けで、認定マークの取得や掲載にかかる費用は無料。今後、サービスを中小のECサイトに広げていくにあたって、掲載料金などの徴収を検討する。

ECサイトの安全性を補償するサービスは公益社団法人日本通信販売協会と日本商工会議所が「トラストマーク」を発行しているほか、トレードセーフ(本社東京都、岡本高彰社長)も「TradeSafeトラストマーク」を提供しているが、現状ではこれらのサービスは広く利用されているとはいえない。グーグルの認定マークは、ネットで簡単に申し込め、検索順位の向上につながるため、利用の拡大が予想される。

※Web担編注:グーグルは、こうしたサービスを利用していることを理由にサイトの検索順位を上げることは、通常は行っていない。

・Google 認定ショップ
http://www.google.co.jp/certifiedshops/

・Google 認定ショップ プログラムに参加
https://services.google.com/fb/forms/certifiedshopsinterestjp

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

この記事の筆者

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

→日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

この記事に関連する他の記事を見る

※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:グーグルがECの“認定ショップ”プログラムを開始 最大10万円まで損害を補償 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum
Copyright (C) IMPRESS BUSINESS MEDIA CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.


Viewing all articles
Browse latest Browse all 19485

Trending Articles