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全員マーケター時代のビジネス戦略――CNET Japanがマーケイベントを12/10に開催、CMOアワードも [ニュース] | Web担当者Forum

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CNET Japan Live 2013 「全社員マーケター時代のビジネス戦略」

「全社員マーケター時代のビジネス戦略」と題したマーケティング関連のセミナーイベントを、CNET Japanが12月10日に青山で開催する。

米Twitter社とFacebook Japanのスピーカーによる基調講演のほか、15のセミナーやパネルディスカッションが予定されている。

セッションの登壇者として発表されているのは、サントリーホールディングス、ソフトバンクモバイル、D2C、mediba、サイバーエージェント、ヤフー、ループス・コミュニケーションズ、インテグレートからの講師など。

また、「CMOアワード」の授賞式と受賞者によるパネルディスカッションも開催されるほか、終了後に講師と受講者が交流するネットワーキングパーティの会場では「Japan Startup Award」の表彰式も予定されている。

イベント概要

  • イベント名:CNET Japan Live 2013 全社員マーケター時代のビジネス戦略
  • 開催日時: 2013年12月10日(火)10:00~20:30
  • 会場:青山ダイヤモンドホール
    東京都港区北青山3-6-8
  • 主催:朝日インタラクティブ株式会社
  • 受講料: General Track セッション:無料
    Premier Track セッション:1万500円(税込)
  • 詳細情報と参加申し込み:http://japan.cnet.com/info/event/live/201312/event.htm

CNET Japanは、2003年のスタート以来「テクノロジー」「ビジネス」「イノベーション」「ベンチャー」「海外」という切り口で情報を提供してきたが、10年目の区切りとなる今年、読者とのリアルなコミュニケーションを通じてより一層のエンゲージメントを構築する場として企画されたのが、「CNET Japan Live」。

「企業と顧客をとりまく環境が急変するなか、企業は今まで以上にマーケティング組織への注目を高めてるが、その姿勢は“全社員”に対しても、同様に求められているのではないか」

そうした問い掛けのもと、企業がどういった戦略をとり、組織をどうつくり、具体的にどうすればいいのかを解説する場として企画した場だとしている。

この記事の筆者
ユーザー 安田英久(Web担 編集長) の写真

安田 英久(やすだ・ひでひさ)

株式会社インプレスビジネスメディア
Web担当者Forum 編集長

プログラミングやサーバー、データベースなどの技術系翻訳書や雑誌『インターネットマガジン』などの編集や出版営業を経て、現在Webサイト 「Web担当者Forum」編集長。ビジネスにおけるWebサイトの企画・構築・運用と、オンラインマーケティングの2軸をテーマにメディアを展開してい る。

個人としては、技術とマーケティングの融合によるインターネットのビジネス活用の新しい姿と、ブログ/CGM時代におけるメディアのあるべき姿を模 索し続けている。趣味は素人プログラミングと上方落語と南インドカレー。

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オーリック、アクセス解析「RTmetrics」で「スマートフォンアプリ解析SDK」販売 [ニュース] | Web担当者Forum

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アクセス解析ソフトのオーリック・システムズは、同社のリアルタイムWebアクセス解析ソフト「RTmetrics(アールティーメトリックス)」で、「Android OS」「iOS」のスマートフォンアプリの解析を可能にするソフト開発キット「スマートフォンアプリ解析SDK」の販売を11月15日に始めた、と11月20日発表した。スマートフォンアプリはアプリ内でユーザーの行動が完結するため利用情報の取得は難しいが、スマートフォンアプリ解析SDKを使ってアプリ開発時に解析に必要な情報を設定するとRTmetricsに取り込めるようになる。

ボタンのクリック、入力ワード、クーポンゲット、キャンペーン応募、SNS投稿などの情報について任意のタイミングでSDKに値をセットしておくとRTmetricsで実行頻度などが分析でき、コンバージョン(成果)率向上のための戦略や、アプリ開発に役立てられる。移動中や地下など電波がつながらないことで送信に失敗したリクエストに関して、SDKの設定で再送の有無を選択したり有効時間を指定することも可能。スマートフォンアプリ解析SDKはRTmetricsのオプションモジュールとなり、50万円(税別)。RTmetricsは450万円(同)から。

オーリック・システムズ
http://www.auriq.co.jp/

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サイバーエージェント、育児女性のクラウドソーシング「mama&crowd」事前登録開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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インターネット広告のサイバーエージェントは、同社が運営するWebサービス「Ameba」で、育児中の女性を対象に12月下旬開始予定のクラウドソーシングサービス「mama&crowd(ママ&クラウド)」の事前会員登録を11月19日に始めた、と同日発表した。クラウドソーシングは不特定多数に業務を発注したり、受注者を募る形態を指し、mama&crowdは仕事を求める18歳以上の育児中の女性と、依頼したい法人・個人をつなぐ。

mama&crowdは、オンライン上で仕事の依頼、納品が可能なプラットフォームとなり、アンケートへの回答やWebサイトの記事作成といった専門的な知識がなくてもできる仕事を提供する。事前登録は12月15日までで、この期間の登録者には限定ブログデザインをプレゼントするほか、抽選で毎週100人にAmeba内で利用できる仮想通貨のアメゴールドを贈る。仕事を依頼する法人・個人の登録は2014年2月以降を予定している。

サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

mama&crowd
https://mamacrowd.jp/

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イオン、ソフトバンクテレコム、ヤフー、実店舗とネット連動の買い物スタイルを提案 [ニュース] | Web担当者Forum

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イオン、ソフトバンクテレコム、ヤフーは、イオンの店舗とインターネットを連携させた新しい買い物のスタイルを提案する、と11月20日発表した。千葉市美浜区に12月20日開店するイオン幕張新都心店を皮切りに、3社が協力してICT(情報通信技術)を活用した取り組みを始める。スマートフォンのカメラを商品のPOP広告などにかざすとレシピや商品情報が表示される独自アプリや、イオンの電子マネー「WAON」の利用を便利にするアプリを提供するほか、店内で無料インターネット接続サービスを行う。

スマートフォン向け独自アプリは「撮って!インフォ」(仮称)で、イオンの「イオンお買物」アプリの新機能となる。ネットスーパーとの連動や買い得情報の配信、駐車場検索などのサービスも今後予定する。WAONのサービスアプリは、スマートフォンからWAONの買物・チャージの履歴照会やポイント残高の確認ができ、各種のキャンペーン情報、WAON加盟店の地図情報などの機能がある。「Yahoo!検索」と連動したクーポンや各種情報も提供する。店内のネット接続は、ソフトバンクテレコムが協力する。

さらに、店舗にない商品を取り寄せて店頭で受け取りできるサービス「タッチ・ゲット」を始める。店内に40台配置するイオンのタブレット端末を使う方法だが、今後は顧客のスマートフォンやタブレット端末、パソコンと連動し、店外から利用できるようにする。タッチ・ゲットはイオン幕張新都心店で始め、約500店舗で展開する。イオンは、ヤフーのインターネットショッピングモール「Yahoo!ショッピング」にも積極的に参加し、プライベートブランド「トップバリュ」などの購入機会拡大を図る。

イオン
http://www.aeon.info/

ソフトバンクテレコム
http://www.softbank.jp/corp/group/sbtm/

ヤフー
http://www.yahoo.co.jp/

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キノトロープ、「大規模WebサイトリニューアルにおけるCMSの選び方・導入の進め方」セミナー11/29開催 [ニュース] | Web担当者Forum

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Webサイト制作のキノトロープは、CMS導入セミナー「徹底解説!大規模WebサイトリニューアルにおけるCMSの選び方・導入の進め方」を11月29日に東京で開催する。

本セミナーでは、大規模Webサイト運営の企業担当者を対象に、プロジェクトを成功させるために重要なCMSの選び方や導入の進め方について解説する。無料のものから数千万円クラスの製品まで、さまざまなCMSがあるなかで、どのように製品を選び、導入していけばいいのか、キノトロープが蓄積してきたCMSのノウハウや事例を交えて答える。

  • 日時:2013年11月29日(金) 15:00~17:00(14:30開場)
  • 場所:株式会社キノトロープ 1F会議室(東京都渋谷区大山町45-14)
  • 定員:10名
  • 参加費:無料
  • 詳細・申し込み:http://www.kinotrope.co.jp/seminar/131129/

この記事の筆者

家電量販店の法人通販から、Web担当者Forumの前身である『インターネットマガジン』(2006年5月号で休刊)の編集部へ。休刊までの半年ほど雑誌編集を経験し、Web坦の立ち上げを機にネットマーケティングにかかわりはじめ現在へ。編集兼Web担当者。

企業のWeb活用が当たり前になったとはいえ、ビジネスの歴史からすればまだ10数年ほど。それを支えるWeb担当者の仕事がもっと世の中に広まり、ユーザーともどもよりハッピーになれれば、と考えている。日朝特撮、海外ドラマ、時代劇、デパ地下好き。一押し平成ライダーはクウガ、ダブル。

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  • 内容カテゴリ:CMS

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サイト状況を週に1回チェックする管理職向け「マイレポート」の作り方(第78回) [衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座] | Web担当者Forum

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「マイレポート」はいわゆるダッシュボード機能だ。Googleアナリティクスの複数のレポートを1画面に表示して、一目で全体の状況を概観できるようにするレポートである。一見、便利そうな機能ではあるが、じつは筆者はマイレポートを使っていない。

以前の記事に書いたとおり、筆者が毎日、自分の関連サイトのデータを見るときに使うのは、[ユーザー]>[サマリー]レポートだけだ。

このように、基本的に定点観測はきわめてシンプルにしている。そのかわり、深掘り型の分析を行う場合は、個別のレポートをしっかり見る。ダッシュボード的な中途半端な「マイレポート」は活用しにくいのだ。

ただ、「マイレポート」が有効なケースというのも、もちろんある。

レポートとは、誰に向けて何を見せたいのかというのを意識して作成する。ダッシュボード的な見せ方が有効なのは、現場のアナリストではなく、細かいデータを見る時間も分析することもない管理職などの方になるのではないだろうか。週に一度や月に一度、コンパクトにまとまった1枚のPDFをメール添付し、簡単なコメントを付けるといった用途に最適だろう。

そこで今回は、週次の頻度で、管理職がサイトの状況を一瞬で判断できるダッシュボードを作成してみる。

ただし、今回の作成例は、私の情報発信型サイトの場合なので、皆さんが同じものを作ってもそのまま役に立つレポートになるとは限らない。当然、皆さんのサイトの場合は、サイト独自の事情に合わせて、見るべきデータも、視点も、セグメントも異なるので、1つのケースとして参考にしていただきたい。

新しいマイレポートの作り方

「マイレポート」は、ビュー(プロファイル)を新規作成した時点で、すでに1つ、デフォルトでセットされている。これは、[マイレポート一覧]>[非公開]>[マイレポート]レポート(図1赤枠部分)で、以下の手順で見ることができる。

操作手順
  1. グローバルナビゲーションの[レポート]をクリックする
  2. 画面の左側にあるメニューで、[マイレポート一覧]をクリックする
  3. メニューが開くので、[非公開]をクリックし、[マイレポート](図1赤枠部分)をクリックする
図1:[マイレポート一覧]>[非公開]>[マイレポート]レポート

今回は、新しいマイレポートをゼロから作ってみよう。まず、「+新しいマイレポート」(図1青枠部分)をクリックすると、「マイレポートの作成」(図2)が表示される。

図2:「マイレポートの作成」

左側の「空白のキャンバス」(図2赤枠部分)がデフォルトで選択されている。そのまま、レポート名(図2青枠部分)を入力し、「マイレポートを作成」(図2緑枠部分)をクリックしよう。すると図3のような「ウィジェットの追加」が出てくる。

図3:ウィジェットの追加

「ウィジェット」とは、「マイレポート」に表示する1つ1つの図表(グラフや一覧表データ、単独のデータなど)のことだ。「マイレポート」に表示したい要素は、ウィジェット単位で追加したり、削除したり、配置したりする。

図4はデフォルトの「マイレポート」の上部で、赤枠部分が1つずつのウィジェットだ。

図4:デフォルトのマイレポートの上部

ウィジェットは、1つの「マイレポート」内に、最大12個まで配置できる。

「新しいマイレポートを作る」作業とは、図3の「ウィジェットの追加」で、表示形式と指標を選び、ウィジェットを1つずつ追加していく作業である。

あとは、各自必要なウィジェットを追加していってもらえればいいのだが、たくさんあるウィジェットの中から、どれを選んで追加すべきなのか、最初はとまどってしまうだろう。

そこで、追加すべきウィジェットをどのように選んでいくべきなのか、かんたんに説明しておこう。

追加すべきウィジェットの選び方

基本的に、追加すべきウィジェットは、自分のサイトのKPI(サイトのパフォーマンスを表すおもな指標)を中心に、何がふさわしいかを独自に考えていけばよい。筆者の場合は、

  • トレンド確認用
  • 明細確認用

の2つを中心に構成すべきと考えた。

トレンドの確認用のウィジェットのタイプは折れ線グラフ形式の「タイムライン」(下に再掲した図3赤枠部分)で、明細確認用は表形式(図3青枠部分)になるだろう。

図3(再掲):ウィジェットの追加

「棒グラフ」のウィジェットも情報量が多いので捨てがたい選択肢だが、コンパクトに表示するウィジェットとしては荷が重いと感じる。

トレンド確認用のウィジェット

トレント確認用には、どういう内容のレポートがふさわしいだろうか。

まず、期間について。中期トレンドは12か月データを見るのがわかりやすいのだが、マイレポートの場合は基本的に各ウィジェットで自由な集計期間を設定することはできない。よって、デフォルトの「過去31日間の集計データ」を前提として、筆者のサイトにふさわしいと思ってピックアップしたのが、以下のデータだ。

  1. 「ユーザー数」の推移
  2. 「新規訪問数」と「リピーター訪問数」の推移
  3. 「検索からの訪問数」と「参照元からの訪問数」と「ノーリファラーからの訪問数」の推移
  4. 「PCからの訪問数」と「それ以外からの訪問数」の推移
  5. 「コンバージョン数」と「コンバージョン率」の推移

全体のボリュームと主なユーザーセグメント、成果をトレンドで見る意図だ。

明細確認用のウィジェット

明細確認用にはデータの内訳を見る必要のあるディメンションが中心になるので、次の内容のレポートが相応しいだろう。

  1. 「参照元/メディア」の明細
  2. 「人気ページ」の明細

こちらはトラフィック、コンテンツ、成果の明細を見る内容になる。

  • 「タイムライン」ウィジェットを追加する
  • 「表形式」ウィジェットを追加する

「タイムライン」ウィジェットを追加する

それではまず「タイムライン」ウィジェットを追加する。「タイムライン」(図3赤枠部分、図5赤枠部分)をクリックしたのが図5だ。

図5:「タイムライン」のウィジェット

まず「タイムライン」(折れ線グラフ形式)で表示したい指標を選択する。比較対象を含めて2つの指標を指定(図5青枠部分)することができる

  1. 「ユーザー数」の推移
  2. 「新規訪問数」と「リピーター訪問数」の推移

この2つをコンパクトに見るために図6のように、指定する2つの指標には「ユーザー数」と「新規訪問の割合」選択してみた(Bは新規訪問の割合で代替した)。

図6:2つの指標を指定

この設定で[保存](図5緑枠部分)をクリックした結果が図7だ。

図7:新規作成した「タイムライン」のウィジェット

マイレポートの名前(図2青枠部分)は「衣袋のマイレポート」と入力したので、それがレポート名(図7赤枠部分)となっている。

図6で設定した「ユーザー数」と「新規訪問の割合」の指標が日別に折れ線グラフに表示(図7青枠部分)され、ウィジェットの名前も、選択した指標の通りに自動的に命名(図7緑枠部分)されている。

次はCEの設定だ。

  1. 「検索からの訪問数」と「参照元からの訪問数」と「ノーリファラーからの訪問数」の推移
  2. 「PCからの訪問数」と「それ以外からの訪問数」の推移
  3. 「コンバージョン数」と「コンバージョン率」の推移

Cは「オーガニック検索」という指標があったので、全体の訪問数とそれを選択したウィジェットを作成した。

Dは「デバイスカテゴリ」を「desktop」に絞り込んだ「訪問数」(図8の設定)のウィジェットを作成した。というのも、じつは、別々のセグメント(フィルタ)を掛けた2つの指標を折れ線で同時に表示することができないからだ。

図8:「デバイスカテゴリ」を「desktop」に絞り込んだ訪問数のウィジェット

その2つが図9だ。左のグラフからは本サイトの訪問の大半がオーガニック検索によるものだということがわかる。また、左右のグラフを見較べることで、訪問はPCからが大半で、スマートフォンからの利用はまだ少ないということがわかる。

図9:全体の訪問数とオーガニック検索からの訪問数、PCからの訪問数の「タイムライン」形式ウィジェット

Eの表示は省略するが、「コンバージョン率」と「目標の完了数」という2つの指標を選択すればよい。

「表形式」ウィジェットを追加する

次は表形式のウィジェットだ。「 + ウィジェットを追加」(図1緑枠部分、図4青枠部分)で表示された設定画面で「表形式」を選択(図10赤枠部分)したのが図10だ。表形式特有の設定部分が、図10青枠部分になる。

図10:「表形式」のウィジェットの設定

表形式の設定では、表側(ひょうそく:左列の項目)にディメンション(表示項目軸)を1つ、表頭(ひょうとう:最上行の項目)に指標を2つまで指定できる。それぞれの内容に対しては、下記のようにディメンションと指標を選択した。

 ディメンション1つ目の指標2つ目の指標
F.「参照元/メディア」の明細参照元/メディア訪問数コンバージョン率
G.「人気ページの明細」ページページビュー数ページの価値

表示行数に最大の10行を選択して作成したのが、図11だ。

図11:「表形式」のウィジェット

まとめると図12のように、6つのウィジェットから構成された非常にコンパクトなマイレポートとなった。今回はあえてシンプルな作りにしてみただけなので、各サイトの事情に応じてマイレポートを構成してみてほしい。

図12:完成した「マイレポート」

表示できる情報が限られているので、それぞれのウィジェットの設定の自由度が限られている部分はあるが、その特性を理解したうえで、コンパクトに見ることのできるレポート形式を考えてみるのもよいだろう。

今回ご紹介しなかった他の機能や細かい補足については、次回解説することにする。

筆者が講師の「Googleアナリティクス ゼミナール」が2014年1月29日+2月5日に開講されます。Googleアナリティクスを徹底的に使い倒せるようになるための丸2日間の講座です。  → お申し込みはこちらからどうぞ。

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この記事の筆者
ユーザー 衣袋 宏美(株式会社クロス・フュージョン) の写真

衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)

1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社インターネット視聴率センター長を経て、2000年ネットレイティングス入社、視聴率サービス立ち上げに参画、2006年ネットレイティングス社(現ニールセン株式会社)フェローに就任。株式会社クロス・フュージョン代表取締役。またデジタルハリウッド大学院客員教授、米Digital Analytics Association会員、アクセス解析イニシアチブ副代表。

著書など:
Web担当者Forumでの連載:
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アップフロンティア、iOS/Androidエンジニア向け技術情報サイト「ギャップロ」を公開 [ニュース] | Web担当者Forum

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マーケティングソリューションのアップフロンティアは、iOS/Androidエンジニアのための技術情報サイト「ギャップロ」を公開したと11月20日に発表した。スマートフォンエンジニアにとって本当に必要な情報の集約と、エンジニア発想による新たなビジネスチャンス発信の場を創造する。

ギャップロでは、スマートフォンデバイス固有の端末データやスマートフォンアプリ開発に関する技術情報、開発ノウハウのほか、アプリ開発時に作成したライブラリや開発ツールなどのプログラムを公開する。実際にアップフロンティアがアプリ開発を行う際に情報収集をした最新OSやデバイスの情報、ノウハウなどをエンジニア視点でピックアップした。

ライブラリおよび開発ツールの第一弾としては、これまで煩雑だった画像認識機能の組み込みを容易にした「画像認識ライブラリ(iOS版)」を公開。また、デバイス情報一覧のほか、所有するAndroid搭載端末のデバイス情報を取得して表示できるAndroidアプリ「ギャップロ インスペクター」をGoogle Playで提供する。

ギャップロ
http://www.gaprot.jp/

アップフロンティア
http://www.up-frontier.jp/

この記事の筆者

家電量販店の法人通販から、Web担当者Forumの前身である『インターネットマガジン』(2006年5月号で休刊)の編集部へ。休刊までの半年ほど雑誌編集を経験し、Web坦の立ち上げを機にネットマーケティングにかかわりはじめ現在へ。編集兼Web担当者。

企業のWeb活用が当たり前になったとはいえ、ビジネスの歴史からすればまだ10数年ほど。それを支えるWeb担当者の仕事がもっと世の中に広まり、ユーザーともどもよりハッピーになれれば、と考えている。日朝特撮、海外ドラマ、時代劇、デパ地下好き。一押し平成ライダーはクウガ、ダブル。

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米セールスフォース・ドットコム、米HPとクラウドコンピューティングで戦略的提携 [ニュース] | Web担当者Forum

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CRM(顧客関係管理)ソフトのセールスフォース・ドットコムは、米国本社のセールスフォース・ドットコムが米HPとクラウドコンピューティング分野で戦略的提携を11月18日に結んだ、と11月20日発表した。両社は提携に基づき、HPのソリューション「Converged Infrastructure」で稼働するセールスフォースのマルチテナントクラウドの専用インスタンス「Salesforce Superpod」を構築する。

セールスフォースとHPは、共同で大規模企業向けにSalesforce Superpodの開発とマーケティングを行う。Salesforce Superpodによってユーザーは、HPの技術を背景にセールスフォースのデータセンターで管理された専用インスタンスを入手できる。セールスフォースの既存の顧客企業は、追加料金でSalesforce Superpodが利用可能。HPはSalesforce Superpodを導入する最初の企業になる。

セールスフォース・ドットコム
http://www.salesforce.com/jp/

HP
http://www.hp.com/

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リクルートライフスタイル、レジ業務がスマートフォンで可能なアプリ「Airレジ」提供 [ニュース] | Web担当者Forum

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飲食・美容・旅行など日常消費領域の商品・サービスを展開するリクルートライフスタイルは、小売り、飲食や各種サービス業で必要なレジ業務がスマートフォンやタブレットでできるレジアプリ「Airレジ」の提供を11月19日に始めた、と同日発表した。商品登録、会計入力、売り上げ集計、レシート印刷、キャッシャー連携などの機能があり、ネットワーク環境があれば使える。初期、月額費用とも無料で、アプリをダウンロードして利用できる。

Airレジは「iOS6.1」以降の「iPad」「iPad mini」「iPhone」「iPod」に対応する。レジシステムは高機能化・高額化が進み、導入費用がかさむ傾向にある中、アプリ、クラウドでコストと業務負荷の軽減を可能にする。商品、割引メニュー、決済方法、レシートなどが容易にカスタマイズでき、注文入力も可能。レジ情報はリアルタイムにクラウドサーバーと連携し、売上高の確認ができる。今後、同社が運営するメディアでの集客サポートも行う。

リクルートライフスタイル
http://www.recruit-lifestyle.co.jp/

Airレジ
http://airregi.jp/

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Google+の投稿/リンク共有はランキングに影響する? →調査によるとNO など10+3記事 [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum

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タイトル画像:国内&海外SEO情報ウォッチ

「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、
国内と海外の検索マーケティング関連情報を
さらっとまとめて毎週金曜日にお届けします。

今週のピックアップ

Google+の投稿/リンク共有はランキングに影響する? →調査によるとNO
★★★☆☆予想どおりの結果(Search Engine Watch)

Google+での投稿が検索結果に影響するかどうかを、エリック・エンゲ氏が検証した。次のように結果をまとめている。

  • Google+の投稿は、パーソナライズ検索には大きく影響を与える。
  • Google+の投稿は、通常の検索結果には影響していないと思われる。
  • Google+で共有したリンクは、PageRankを渡す。

グーグルのマット・カッツ氏も、「Google+はパーソナライズ検索には影響するが、通常の検索には今はまだ影響していない」と何度か発言している。そのとおりの結果だ。

とはいえエンゲ氏は、「ハミングバードは、大規模な検索プラットフォームのアップデートにとどまらず、ソーシャルメディアからの要因を検索に取り込むためのシステム整備でもあるのではないか」という点も指摘している。

エンゲ氏は以前から継続してGoogle+と検索結果の関係の調査をしている。今後も続けるだろうから、もし変化が見られれば、すぐに情報を提供してくれるに違いない。

日本語で読めるSEO/SEM情報

不自然リンクの再審査リクエストに使えるリンク精査用スプレッドシート
★★★☆☆現場で使用しているもの(UMA)

不自然なリンクに対する警告をグーグルから受けた際に、問題となるリンクを精査し、対処した結果をグーグルに報告するためのスプレッドシートを、こちらの記事では公開している。

記事冒頭のリンクをクリックするとGoogleスプレッドシートが開くので、[ファイル]メニューから[コピーを作成]して使わせてもらうか、このシートを参考に自分で使いやすいシートを作るといいだろう。

自分自身で使い、修正を重ねて今の形に落ち着いた書き方だとのことで、実際に現場で利用しているものだ。リンクの精査と記録に四苦八苦していたら、使わせてもらうといいだろう。効率的に作業できるだろうし、こうして作れば、申請を受けたグーグルの人も判断しやすいだろう。

nofollow/noindexを使う理由・場面をあなたはわかっていますか?
★★★★☆わかっていないなら使わなくていい(Takahiro Watanabe (@takahwata) on Twitter)

渡辺隆広氏の一連のツイートを紹介する。

noindexやnofollowに限らず、robots.txtやrel="canonical"など検索エンジンのクロールやインデックスを制御する仕組みは、その動きを正しく理解したうえで使いたい。

どんな結果になるか確信をもっていない状況や、目的があやふやな状況では、利用すべきでない。予期せぬトラブルを引き起こす可能性があるからだ。

グーグルのクロールに限界値なんてない
★★★★☆普通は気にしなくていいとのこと(by 辻正浩)

グーグルのクロールの上限や効率化に関する海外の情報を扱ったブログ記事に対して、辻正浩氏が真っ向から反論した。

※ここでは、対象記事の是非はさておき、辻氏の解説を読んでもらうことが目的のため、辻氏の発言へのリンクは貼らずに内容のみを紹介する。

クロールの限界(私はクロールリミットとか呼んでいますが英語ではCrawl Budgetと呼ぶのが一般的みたいですね)の話が必要な人は少ないですしWebサイトとその状況によって取るべき対応も大きく違いますので私が表で話す事はありませんが、それが致命的な問題を起こすようなWebサイトを何十と見てきましたし、今もいくつも関わっていますので、相当詳しい方だと思います。

クローラビリティとクロールの限界の話は、多くは別です。クローラビリティはある程度大きいWebサイトのSEOでは絶対考える必要がありますが、クロールの限界までは考える事は不要です。
クロールリミットの対策方法は、ページを劇的に減らしたりクローラの動きを制限をかける事が多くなります。当然ながらそれは下手にやると逆効果になります。
(クローラビリティの施策は、逆にクローラが自由に動けるようにするような感じの手法が多いので問題は無い場合が多いです)

クロールの限界は、数十万ページとかのWebサイトでも通常は気にする必要はなくて、ましてや数百数千ページ規模のサイトでは全く考える必要はありません。
強いていうのでしたら、無意味な自動生成などスパムではない形で新規情報が頻繁かつ多く追加されるWebサイトで、数百万ページ以上のサイトでときどき考えだす必要性が出てきて、インデックスさせるべきページが理論上数億ページを超えるようなWebサイトで初めて対応が必須になるものです。

大規模サイトのGoogleBotの挙動はここ1~2年でも大きく改善されています。何時間もかけて詳しく見ると惚れ惚れするほど素晴らしい動きをしています。
Googleに任せて放置していても問題ないにも関わらず手を入れて工数の無駄になったり、逆効果になったりすることのないようご注意ください。

こうした辻氏の発言に対して「外部サイトからディープリンクをもらえば、クロールの限界は飛躍的に上がる」「クロールバジェットの話題は、普通のサイトには関係ない」といったコメントがあり、辻氏は次のように返している。

ありがとうございます。
仰る通りと思います!
普通のWebサイト(数百万ページ以上ではない)ですと、新規ページがインデックスされないとか更新内容がすぐに反映されないとかはクロールの限界の問題ではないと思いますし、本当に普通の人には関係が無い事とおもいます。。。

text-overflowで文字を省略することは隠しテキストになるのか
★★★★☆合理的な理由があれば心配いらない(グーグル ウェブマスター向け公式ヘルプフォーラム)

CSSのoverflowプロパティを使うと、表示領域に収まりきらない部分のテキストを表示させないようにできる。その状態で「text-overflow:ellipsis」というCSSを指定すると、非表示のテキストを「…」で省略表示できる。その状態でも、HTMLのソースコードにはすべてのテキストが書かれている。

言い換えると、省略された部分は、ブラウザを使う人間のユーザーには見えないが、検索エンジンには見えるテキストだ。これは隠しテキストに相当するのだろうか?

不安に感じたサイト管理者が、グーグルの公式ヘルプフォーラムで助言を求めた。

グーグル社員からの反応はないが、ベストアンサーに選ばれた回答にあるように、基本的には問題ないはずだ。

省略したテキストが100個も200個も1つのページにあれば、ひょっとしたら疑われるかもしれない。しかし、ユーザーを欺いたり検索結果を不正に操作したりしようとする意図が見られない限りは、ガイドライン違反に問われるとは考え難い。

環境によって異なる表示に対応して、ユーザーには適切に省略して見やすくするという合理的な理由に基づいて利用すれば、心配ないだろう。

売上を数百万から2億円以上に伸ばしたネットショップがやったこと
★★★☆☆フェイスブックのファンは5万人超え(ikigoto)

わずか2年間で、数百万円から2億円以上に売上を伸ばし、フェイスブックで5万人を超えるファンを獲得したオンラインショップの事例を紹介した記事。

成功の秘訣は、以下のようなものだったとのことだ。

  • 物を買う場所から楽しみに来る場所へ
  • ファンを楽しませるコンテンツの数々
  • たくみな購買への仕掛け
  • 見込み客を逃さない丁寧で親しみのある商品ページ
  • 圧倒的なSEO効果とソーシャルメディアでの広がり

SEOに直結する話ではないが、このサイトが取り組んだコンテンツマーケティングやファン作りは、SEOとともにサイト運営を成功させるには必要不可欠な要因だ。Web担の読者にとって参考になるところが、きっとあるはずだ。

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

スピードアップと検索結果パラメータの記事を今週はピックアップ。

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
  • meta descriptionタグのベストプラクティス
  • 画像検索にスニペット表示
  • あってはならないペンギンからの2段階リカバリ
  • Googleアナリティクスのリアルタイムレポートがベータを卒業
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
  • セマンティック検索を無視できない10の理由

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

meta descriptionタグのベストプラクティス
★★★★☆4つの選択肢がある(Google Webmaster on YouTube)

meta descriptionタグの設定方法についてグーグルのマット・カッツ氏がアドバイスした。meta descriptionは、検索結果ページで、そのページの簡単な説明文(通称スニペット)に使わることが多いタグだ。

筆者からの補足を交えてポイントをまとめる。

以下の4とおりの選択肢がある。

  1. すべてのページに固有の記述を作る
  2. meta descriptionタグを入れない
  3. 一部のページだけに対して固有の記述を作る
  4. すべてのページで同じ

順に説明する。

①のように、すべてのページにmeta descriptionタグを記述し、その内容として各ページ固有の文章を指定することが、理想だ。そのページにふさわしい記述を設定できる。ただし、ページの数が多いと労力が多大になるという問題がある。

②のように、meta descriptionタグを使わない(headセクションに含めない)という手段を取ってもいい。グーグルは検索クエリに応じて、そのページに書かれているテキストをもとに適切なスニペットを生成してくれる。問題点は、グーグルに任せるため必ずしも満足のいくスニペットが作られるとは限らないことだ。

①と②の合わせ技が、③だ。重要なページや自動生成されたスニペットが気に入らないページにだけ、独自のmeta descriptionタグを記述する。その他のページには、meta descriptionタグ自体を含めないようにする。労力を最小限に抑えられるメリットがある。

最後の④は、選んではいけない選択肢だ。すべてのページでmeta descriptionタグの記述が同じという状態は、よろしくない。各ページに合わせた内容にすべきであり、すべて同じ内容のmeta descriptionタグを入れるぐらいならば、いっそ一切meta descriptionタグを入れないほうがいい。

なお、グーグルウェブマスターツールの[検索のデザイン]>[HTMLの改善]レポートでは、meta descriptionの重複を確認できる。

「HTMLの改善」の「重複するメタデータ」

meta descriptionタグの記述は、検索結果でのランキングには影響しない。しかしスニペットに使われた場合は、ユーザーのクリック率に大きく影響することもある。SEOにおいては重要度の高いタグだと言えるため、ないがしろにしてはいけない。

画像検索にスニペット表示
★★★☆☆meta descriptionは画像検索でも重要になるかも(Google Operating System)

画像検索にもスニペットを表示するテストを、グーグルが行っているようだ。

スニペットが表示された画像検索

画像検索では通常、その画像が掲載されているページの「titleタグ」「ドメイン名」「画像のサイズ」が表示される。スニペットが表示されることで画像があるページの内容がわかるというのは、良い仕様に思える。

マット・カッツ氏のビデオでmeta descriptionタグの重要性を伝えた。画像検索からのトラフィックが多いサイトにとっては、もし画像検索のスニペットにもmeta descriptionの記述が使われることがあるとしたら、やはりmeta descriptionは大切になる。

あってはならないペンギンからの2段階リカバリ
★★★★☆誤検出がないペンギンのはずなのに(Internet Marketing Driver)

ペンギンアップデートの理解し難い挙動を、こちらの記事では伝えている。

時系列で簡潔にまとめた流れは次のとおりだ。

  1. あるサイトが初代のペンギンで大きなダメージを受けた。

  2. 問題となる不自然なリンクを削除したところ、その後の更新で、ある程度のリカバリに成功した。

  3. 最新の更新、ペンギン2.1で、さらにトラフィックが回復した。

これだけを見ると「めでたしめでたし」でまったく問題のない話なのだが、そうではない。

このサイトは、1回目のリカバリの後に凝りもせずに再び人工的な外部リンクを集めていた。しかも質の低いディレクトリへの登録が中心のようだった。にもかかわらず、ペンギン2.1で再び捕まるどころか評価が上がってしまったのだ。ペンギンアップデートのアルゴリズムに欠陥があるのではないかと、この事例に遭遇したSEOコンサルタントは不信感を抱いている。

なおこの件とは別に、ペンギンの判定について、このSEOコンサルタントは次のようなことも述べている。

彼はこれまでに、ペンギンアップデートでダメージを受けた合計312個ものサイトを診断してきた。そのなかで、誤検出によるサイトは1つもなかったとのことだ。

初期の段階ではまったく心当たりがなくネガティブSEOの可能性を疑ったとしても、結果的に312個のサイトすべてがペンギンに捕まる原因を何らかの形で持っていたとのことだ。それくらいペンギンアップデートの精度は高いと結論づけている。

それなのに、不正なリンクを再び集めたサイトをさらに解放してしまうとは不可解だ。ペンギンは、間違えて「問題あり」と評価することはなくても、間違えて「問題なし」と評価してしまうことがあるということなのだろうか。

Googleアナリティクスのリアルタイムレポートがベータを卒業
★★★☆☆今その瞬間のユーザーの行動を把握する(Analytics Blog)

ベータ版として提供されていたGoogleアナリティクスのリアルタイムレポートの「イベント」と「コンバージョン」が、まもなく正式版として公開される。

リアルタイムレポート
まだ「ベータ版」のラベルが付いている
イベントのリアルタイムレポート
筆者は個人ブログでイベントトラッキングを使い、記事の表示が完了したことや記事を読み始めたこと、記事を最後まで読んだことを計測している。リアルタイムレポートを見ると、訪問者が今どの記事を読み始めたのか、読み終わったのかなどがリアルタイムでわかる。

新しいキャンペーンをソーシャルやメルマガで告知したり、ブログ記事を更新したりしたときなど、ユーザーの反応をすぐにチェックしたい場面では、リアルタイムレポートは役立つだろう。

また、リアルタイムレポートではモバイルアプリの計測も可能だ。

SEO JapanSEO Japanの
掲載記事からピックアップ

セマンティックに関する記事を1本、今週はピックアップ。

筆者が所属する株式会社セルフデザイン・ホールディングスでは、SEOの「グループコンサルティング」を開催しています。今回で第12期となるグループコンサルティングは、月1回・6か月間のコンサルティングを集合形式で提供するサービスです。
詳細は → グループコンサルティング 第12期からどうぞ。

この記事の筆者
ユーザー 鈴木 謙一 の写真

鈴木 謙一(すずき けんいち)

フリーランスのインターネットコンサルタント。アメリカを中心としたSEO/SEMのコアな情報を日本に持ち込み、「海外SEO情報ブログ」で“海外SEO”のブランドを確立。サーチエンジンマーケティング専門ソーシャルニュースサイトSphinn(スピン)の公式日本版であるサービス「Sphinn Japan」立ち上げメンバーでもある(Sphinnの本家はMarketing Landとなり編集記事中心へと路線変更している)。

現在は、株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役コンサルティングアドバイザーとして、SEOの情報収集やトレーニング、海外のSEOカンファレンス参加などを通じて正しいSEOの普及に取り組んでいる。

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オリジナル記事:Google+の投稿/リンク共有はランキングに影響する? →調査によるとNO など10+3記事 [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum
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米ジャイブソフトウェア、「Jive」新バージョン「Jive Fall Cloud Release」提供開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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企業向けソーシャルプラットフォームの米ジャイブソフトウェアは、同社のソーシャルツール「Jive」の機能を追加した新バージョン「Jive Fall Cloud Release」の提供を11月21日始めた、と同日発表した。リアルタイムメッセージングの実装、外部連携の強化、モバイル機器への対応などを行った。Jiveはメッセージやファイルの共有、ユーザー同士のコミュニティー機能などを備えている。

新バージョンは、同じグループやドキュメントを閲覧中のメンバーの状態を確認してメッセージを送信できるほか、グーグルのオンラインストレージ「Google Drive」との双方向同期や、メールサービス「Gmail」のメッセージからのディスカッション生成が可能で、「Facebook」「Twitter」と連携する。月額利用料は従来通り月額12ドル(約1200円)から。現行ユーザーも新機能が利用できる。

米ジャイブソフトウェア
http://www.jivesoftware.jp/

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NRI、データ分析のビジネス活用進展を予測した2018年度までの「ITロードマップ」発表 [ニュース] | Web担当者Forum

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野村総合研究所(NRI)は、企業でデータ分析のビジネス活用がどう進展するかを予測した2018年度までの「ITロードマップ」をまとめ、11月22日発表した。2014年度までをデータ活用の黎明(れいめい)期、2015~2016年度を社内の一部の活動から全社への発展期、2017年度以降を戦略的な普及期、と位置付け、「日本型データサイエンティスト」が登場して活躍することで、ビジネス展開に大きく貢献するデータ分析の成功事例が現れてくる、などと予想した。

日本型データサイエンティストは、高度なデータ分析力を持つだけでなく、ビジネス現場での課題解決に向けた仮説を検証して事業部門に働き掛ける存在。2014年度までに活躍し始めるとみている。発展期では、米国企業で設置が進む「CDO(最高データ責任者)」「CAO(最高分析責任者)」を置く日本企業が増え、普及期になると体制整備が完了して多面的で深い分析が可能になり、業務改善の延長とは異なる新たな施策など戦略的なデータ活用が進む、としている。

野村総合研究所
http://www.nri.com/jp/

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DNP、「価値観クラスター」とビッグデータを組み合わせたマーケティング支援サービス開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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大日本印刷(DNP)は、独自に構築した「価値観クラスター」と呼ぶ生活者の価値観判別と、企業が持つ会員情報などのビッグデータを組み合わせたマーケティング支援サービスを2014年1月に始める、と11月19日発表した。生活者が本当に求める製品やサービスを把握してマーケティングの最適化を図る。日本ユニシスと日本IBMが協力する。DNPは日本ユニシスと2012年8月に戦略的提携していて、このサービスはその一環となる。

価値観クラスターは、普遍的な消費価値観と、商品購入時にを比較・検討する購買比較時の意識の視点から生活者の価値観を判別。各6、5の集団を定義して計30種類に分類し、アンケートでどれに属しているかが分かる仕組み。新サービスでは、日本ユニシスがビッグデータ解析ロジックの策定など、日本IBMはビッグデータの高速解析ソフトなどを提供する。自社で会員情報を保有してマーケティングに活用する企業向けに展開する。

大日本印刷
http://www.dnp.co.jp/

日本ユニシス
http://www.unisys.co.jp/

日本IBM
http://www.ibm.com/jp/ja/

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ウェブマスターツールで「404エラー」通知が、すぐに直すべき? [Web担アクセス数上位ランキング] | Web担当者Forum

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アクセス数上位ランキング

2013年11月16日~2013年11月22日の、Web担でアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?

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  5. [ 先週のWeb担まとめ記事先週のWeb担まとめ記事 の記事一覧へ ]
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※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

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リダイレクトはSEOには諸刃の剣――301/302のサイトを活かす使い方・殺す使い方 [Moz - SEOとインバウンドマーケティングの実践情報] | Web担当者Forum

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検索順位が上がるのを期待してリダイレクトを設定したのに、何も起こらなかった。そんな経験はないだろうか? あるいは、さらに悪いことに、トラフィックを減らしてしまったという人は?

301(恒久的に移動)リダイレクトは、正しく使えばごちゃごちゃしたアーキテクチャをすっきりと整理し、古くなったコンテンツの問題を解決し、ユーザー体験を向上させるという力を発揮する。それでいて、リンク資産や順位獲得能力はそのまま維持できる。

ただし、使い方を間違えると悲惨な結果をもたらしかねない。

グーグルは2012年から、質の低いリンクに対する取り締まりを強化した。このため、301リダイレクトの誤った使い方によってダメージを受ける可能性が大きく高まった。

さらに、グーグルが関連性のないリダイレクトの取り扱い方を若干変更したという証拠もある。

こうしたことから、301リダイレクトを正しく実装することの重要性、以前にも増して高まっている。

セマンティックな関連性についての基礎知識:「完璧な」リダイレクトの分析

完璧な301リダイレクトとは、単にコンテンツの「アドレス変更」として動作するものだ。つまり理想としては、URLだけが変更され、それ以外の「コンテンツ」「title要素」「画像」「レイアウト」といったページ要素はすべて変更されずに維持されることを意味する。

テストやグーグルの発言から、正しく使用した301リダイレクトでは元のリンク資産のうち85%程度が引き継がれることが知られている。

301リダイレクト先の新しいページを元のページと完全に一致させなくても、リンク資産は引き継がれる。だが、問題が生じる場合もある。それは、ウェブ管理者が301リダイレクトを使って関連性のないページにリダイレクトしたときだ。

というのも、元のコンテンツとリダイレクト先のコンテンツの間で意味的な関連性が薄ければ薄いほど、リダイレクトで引き継がれるリンク資産の割合も減少する傾向があるからだ。

たとえば、「ラブラドルレトリバー」に関するページを「犬」に関するページにリダイレクトするのは、理にかなっている。けれども、「ラブラドルレトリバー」に関するページを「タコス」に関するページにリダイレクトするのは、意味がない。



301リダイレクトの関連性

ラブラドルレトリバー
ラブラドルレトリバー
100%の関連性

ラブラドルレトリバー
犬
70%の関連性

ラブラドルレトリバー
タコス
10%の関連性

このようにリンク価値が下がるのはなぜだろう? それは、ある期間内に大幅な変更が施されたコンテンツを検索エンジンがどう処理するかを考えてみるといい。

有名なグーグルの特許「履歴データに基づく情報の取得」では、「ページの本文に重大な変更があった場合、またはURLを指し示すアンカーテキストが大きく変更された場合には、古いリンクが無視されることもある」という仕組みについて、次のように説明している(改行・太字は筆者)。

(……前略……)

このドメイン名が、もはやトピックとは関係のないクエリの検索結果に表示される可能性もあるが、これは望ましくない検索結果だ。この問題に対処する1つの方法は、ドメイン名の重点が変化した日付を推測することである。

その推測は、ドキュメントの本文が大幅に変更された日、またはアンカーテキストの文言が大幅に変更された日を特定することにより可能だ。

この日付以前のすべてのリンクおよび/またはアンカーテキストは、無視されるか価値を割り引いて考えられる可能性がある。

これと同じ処理方法が301リダイレクトにも適用されているのだとすれば、トピックに関係のないページをリダイレクトしたとしても、関連性のないページにはリンクジュースが渡されない理由の説明として十分だろう。

全ページをトップページに301リダイレクトする

賢明なSEO担当者はずっと前から、大量のページをトップページにリダイレクトすることは、たとえ301リダイレクトを使ったとしても最良の施策ではないことを知っている。

グーグルのジョン・ミューラー氏による最近の発言をみると、グーグルはこれをさらに一歩進めて、ウェブサイトのトップページに対して大量のリダイレクトが行われている場合、404(未検出)エラーとして処理するか、または「ソフト404(404ページが表示されているが、実際には404ではなく200を返す)」としてしか処理しない可能性があるという。

つまりグーグルは、301リダイレクトを通じてリンク資産を渡すどころか、一切のリンク資産を渡すことなく、インデックスから古いURLを削除するだけなのだ。

膨大な数のページがトップページにリダイレクトされているケースを、検索エンジンがどのように処理するかを正確に実証することは難しい。ただ言えるのは、多数のページを関連性が疑わしい1つのページに301リダイレクトしたからといって、SEOの取り組みが大きな効果を上げるなんて期待できそうにない、ということだ。

よりよい代替案:必要な場合は、関連性のあるページを密接に関連したURLにリダイレクトしよう。リダイレクト先は、一般的なトップページよりも、関連性のあるカテゴリのページの方がいい。

もはや関連性を失い、ほとんどトラフィックも流入しないし、よりよいリダイレクト先もないページについては、ほとんどの場合、404または410(消滅)のステータスコードを返しても、まったく差し支えない。

危険:301リダイレクトと質の低い被リンク

ペンギンアップデート以前、SEO担当者たちが広く信じていたのは、質の低いリンクが害になることはあり得ないし、質の低いリンクを受けているドメイン名全体をリダイレクトしても大した悪影響はない、ということだった。

だがその後、グーグルは質の低いリンクに鉄槌を下した。

ペンギンアップデートとここ1年のさまざまな展開が僕らに示した教訓は、次のことに尽きる。

ドメイン名ごとリダイレクトすると、質の低い被リンクも引き継がれる。

ドメイン名ごとリダイレクトすると、被リンクも含めてリダイレクトされる
301

ウェブマスターは、質の低い被リンクがSEOの取り組みを無駄にするような毒を持っているかもしれないことに気付かないまま、複数の古いドメイン名をまとめて1つのウェブサイトにリダイレクトすることが多い。

質の低い被リンクによってペナルティや不利益をこうむった場合、個々のリンクを修正しようとするよりも、リダイレクトそのものをやめる方がずっと簡単だし、効果的でもある。

質の悪いリンクを含む個別のURL

個別のURLにも、同じ考え方が当てはまる。

質の低い被リンクを持つURLをリダイレクトすると、このURLが持つ質の悪いリンクは、リダイレクト先の新しいURLに引き継がれる。

こういうケースでは多くの場合、単純に404または410を返して、インデックスからこのページとそれに付随する質の悪いリンクを削除するのが得策だ。

リダイレクトの無限ループと長すぎる連鎖

リダイレクトのパターンが複雑すぎると、リダイレクトのループやクローリングエラーなどの悪影響を生じることがある。このようなリスク要因は、サイトのSEO監査を実施することにより発見できることもある。

グーグルは極めて膨大な量のリダイレクトを追跡すると広く考えられている。だが、リダイレクトの各ステップで、リンク資産の何%かが失われたり、アンカーテキストの関連性が弱められたりして、クロールエラーやインデックスエラーにつながる恐れがある。

301リダイレクトがループしないよう注意

リダイレクトを繰り返す場合も、たいていは1回か2回で事足りる。

302(一時的な移動)についての新しい変更点

いつもはSEO業者に嫌われている302だが、最近、検索エンジンが302の処理方法を(ほんの少しだけ)変更しつつあるかもしれないことを示す証拠が出てきている。

グーグルは、ウェブマスターが間違いを犯すことを知っている。ジェフ・ケニヨン氏が最近実施したテストによると、302リダイレクトはリンク資産を引き渡す可能性があるという。ケニヨン氏は、一時的な移動を意味する302の誤った実装例があまりにも多いため、グーグルはこれを「ソフト301」として扱っている、という仮説を立てている。

Bingのデュアン・フォレスター氏はこの件について、「私たちは、302を何回も検知した場合、管理者が301を意図したものと見なして価値を引き渡します」とツイートした

検索エンジンは、小賢しく立ち回ろうとする僕らを縛るだけではない。僕らが自分で自分の首を絞めることにならないように助けてくれる存在でもあるのだ。

Cyrus-Shepardについて―― Cyrus-Shepardは、Mozのシニアコンテンツアストロノーツだ。TwitterまたはGoogle+でフォローしてもらいたい。

この記事の筆者

この記事は、Moz Blogに掲載された以下の記事を日本語訳したものです。

author photo

原文:「How to Completely Ruin (or Save) Your Website with Redirects」 by Cyrus Shepard (2013/06/18)

記事セレクション:渡辺隆広株式会社アイレップ
翻訳:株式会社ガリレオ

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最近、Googleアナリティクスもアクセス解析も、変化が激しくついていけません [誰もが受けたい!アクセス解析5分クリニック] | Web担当者Forum

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誰もが受けたい!アクセス解析5分クリニック
丸山先生
医者:丸山先生(35歳・男)
当クリニックの代表。
来栖あきら
研修医:来栖あきら(25歳・男)
イケメンの研修医。
綾瀬ゆい
研修医:綾瀬ゆい(25歳・女)
優しい天然ボケの研修医。

ここ「アクセス解析5分クリニック」には、Webサイトについてさまざまな悩みを抱えた患者が、毎日のようにやってくる。研修医の来栖と綾瀬はデコボココンビだが、院長の丸山先生がとにかく名医。たった5分ですべての悩みを解決する!というのだ……。(登場人物紹介を詳しく見る

今回のお悩み
最近、Googleアナリティクスもアクセス解析も、変化が激しくついていけません

変化の何がまずいのか?

またGoogleアナリティクスの画面が変わった……。やれやれだわ。

Yahoo!アクセス解析も始まったし、最近、これまでにも増してアクセス解析界隈の変化が激しいよね。

そうなの。画面を覚えるのもしんどいし。ついていけるか、もう不安で……。

そうか。綾瀬さんは不安なんだね。

今まで見ていたレポートも変わりましたし、機能も豊富になりすぎています。

ビッグデータなんかの話もあるよね。統計学も覚えたいし。

はっきりいって、理解できていないのだと思います。いろいろ便利そうだけど、情報が早すぎて。

二人ともやってみたいことはたくさんあるけど、情報も多すぎるし、体系的に学べていないという不安や不満があるわけだね。

そうなんです。情報が断片的で、とてもじゃないけど理解しきれません。

これは情報化社会のなかで必然かもしれないね。誰でも情報が手に入るようになった結果、今まで専門家しか理解していなかったことも、存在を知ってしまった。

たとえば「ビッグデータ」なんていうのも、今までは「DWH(データウェアハウス)」や「BI(ビジネス・インテリジェンス)」という似たような分野があったけど、それらは専門家がいなければ、ツール導入などがきわめて難しい分野だった。でも今では、誰もが気にする分野になっている。

確かに! BIの話だったら大企業向けで難しそうだと感じるのですが、Webの話になると、なぜか中小企業の僕たちでもできそうに感じてしまうのです。

私も。なんか自分がやらなきゃいけないような気がして。

とりあえず今回は、興味と実利にわけて考えてみよう

まず、来栖くんや綾瀬さんがBIツールを使えなかったからといって、実利上はなんの問題もないことが多い。いつの時代もビジネスは顧客理解と最適な対応で向上するので、手段はどうあれ、それさえ実行できればいい。

そのためには、「問い合わせ数を10%アップするコピーライティングの変更」など、むしろサイト改善に力を注いでくれたほうが、会社としては嬉しいよね。

確かに。その10%のサイト改善のヒントを得ようと思って、アクセス解析に興味を持っているのです。

そうだね。なので、今日は興味と実利にわけて、最近のアクセス解析界隈を少し整理してみよう。

アクセス解析は何が変わってきているのか?(興味の話)

まず最近、Googleアナリティクスの「ユニバーサルアナリティクス」やYahoo!アクセス解析などが出てきていて、ついていけないと思っている人も多いと思う。そこで、ちょっと変化を整理してみたよ。

GoogleアナリティクスYahoo!アクセス解析
利用条件特になし(Googleアカウントが必要)Yahoo!プロモーション広告の利用者
利用料原則無料(有料プランもあり)原則無料
現況Googleアナリティクスから、より総合的な解析を想定したユニバーサルアナリティクスへ移行を開始。ただし、ユニバーサルアナリティクスはまだベータ版であり、動かない機能もある10月にYahoo!アクセス解析がリリース
アカウント開設方法Googleアナリティクスのサイトからアカウント登録Yahoo!プロモーション広告の管理画面からアクセス
インストール方法JavaScriptのトラッキングコードを入れ込むJavaScriptのトラッキングコードを入れ込む
新機能の顧客属性表示グーグル(Double Click)の広告データなどと連携した顧客属性表示(性別・年齢など)
※この機能は2013年11月現在、まだユニバーサルアナリティクスでは使えない
ヤフーの広告データなどと連携した顧客属性表示(性別・年齢・ネットリテラシーなど)
特徴・違いアプリやオフライン媒体の計測、顧客のLTVなど、より本格的な分析ができる項目が目立ってきている「人気ページ」など初心者にもわかりやすいメニュー名が目立つ。またどのような業種・組織からの訪問が多いかなど、Yahoo!独自データを用いたユニークな項目も存在

こうやって整理してみると、やはりだいぶ変わってきているのがわかりますね。どうしたらいいですかね?

今回の2社の変更の流れを一言でいえば「広告の連携機能なども含めて、より顧客が見えるようになった」のだと、僕は思っている。

「広告と連携して、顧客が見えるようになった」というと?

両社とも、リスティング広告のプラットフォームをもっているよね? そのデータを活用できるようになったりもしているし、他にも、顧客中心のデータがより見えるようになった。たとえば「うちのサイトは女性比率が高いな」などがわかる。もしそれを元に広告を出してもらえたら、2社ともハッピーなので、Win-Winを狙っているのだろうね。

なんか楽しそうですね。入れたほうがいいのかな……。ところで、最近「タグマネージャ」というのも出てきていますよね。これも便利そうなのですが、いまいちよくわかっていなくて。

タグマネージャもやはり整理してみたよ。

GoogleタグマネージャYahoo!タグマネージャー
利用条件特になし(Googleアカウントが必要)Yahoo!プロモーション広告の利用者
利用料原則無料原則無料
現況昨年登場。現在、自動イベントトラッキング機能や、認定パートナーによるエンタープライズ向け有償サポートなど機能拡張中当初は認定パートナーと契約している広告主向けだったが、現在はYahoo!プロモーション広告の利用者であればだれでも使用可能に
サポート無償でサポートはなし。Googleアナリティクス プレミアムの契約でGoogleタグマネージャにもSLA(サービスレベル保証)が適用予定無償では概要説明。有償での個別サポートやSLA(サービスレベル保証)あり(ベーシックサポートとアドバンストサポート)
アカウント開設方法Googleタグマネージャのサイトからアカウント登録Yahoo!プロモーション広告の管理画面からアクセス
Webサイトへのインストール方法(推奨)タグマネージャで発行された「コンテナスニペット」というJavaScriptのトラッキングコードを、<body>の直後に入れ込むタグマネージャーで発行された「Yahoo! JAPANユニバーサルタグ」というJavaScriptのトラッキングコードを、</body>の直前などページ後半に入れ込む
初期状態で使えるタグGoogleアナリティクス、Googleアドワーズ、その他認定有償ツールベンダーのタグが簡単に入れられるようになっている。もちろんオリジナルのタグも可Yahoo!アクセス解析、Googleアナリティクス、またアドエビスなどの有償ツールのタグが簡単に入れられるようになっている。もちろんオリジナルのタグも可
メリット
  • 複雑化するタグの一元管理
  • 各ページのクリックイベントなどを取得して何か動作させるなどの処理がより簡単に
  • 非同期でJavaScriptタグを実行するためページ表示速度の向上が見込める
  • 複雑化するタグの一元管理
  • 各ページのクリックイベントなどを取得し何か動作させるなどの処理がより簡単に
  • 非同期でJavaScriptタグを実行するためページ表示速度の向上が見込める
特徴・違いマクロやルールなどが存在し、任意の細かい設定がしやすい。反面、技術的に詳しくないと細かな制御は難しい場合もある「ページ管理」など初心者にもわかりやすいメニュー項目が目立つ。しかし細やかな制御は、やはり有償サポートを頼るか、技術的に詳しくないと難しい場合もある

表を見ると、タグマネージャを導入するするメリットも大きい気がします。

ということは、アクセス解析もタグマネージャもこれは「買い!」ですね。まぁ両方とも無料だけど。

いや、興味からいえば、それはそうなのだけど、先ほど言ったように、実利からいうと、一概にそうとも言えない。その無料というのが逆に問題になる可能性もあるしね。

どう対応すべきか?(実利の話)

まず、無料ツールということは、いつサポートやサービスが打ち切られるかわからないということを意識したほうがいい。

えっ、いきなりサービス停止ですか?

僕個人の考えとしては、各社とも広告への展開が見込めるので、無償でもサービスが継続する可能性は高いと思っている。けど、もし、ゆいさんが無償でトイレ掃除しているのに、ユーザーが無茶な要求ばかりしてきたら……。当然やめるよね?

やめますね。勝手なこと言う人にも腹が立つので、モップを持って暴れるかもしれません!

それはだいぶ過激だけど、グーグルやヤフーがいくら大企業だといえども、気持ちは同じだよね(笑)。だから、突然やめても文句はいえない。さらにもう1つの理由として、新機能を導入したとして、うまく使いこなせるのか?という問題がある。

確かに……。今のツールですら使いこなせていないですから、興味はあるけど躊躇しているのです。でもより便利になるのであれば、なんとかなるかも!とも思います。

「本当に便利になるのか?」が大切だよ。実利の面でいうと、結局はサイト改善ができればいいわけだけど、サイト改善力は、先ほど言ったように、むしろコピーライティング力やコミュニケーション能力によるところが大きいから、実利を取るなら、そちらのスキルを先に磨いた方がいいことも多い。使いこなせないツールで四苦八苦するより、1つのコピー作成だよ。

似た話かもしれませんが、今タグマネージャの画面を見ていたら、確かに便利になりそうですが、かなりJavaScriptに精通していないと、僕では太刀打ちできないかもしれないと思いました。

ツールや技術というのは、どんどん進化する。たとえば、Googleアナリティクスで言えば、ユーザー理解を助けるオーディエンス機能(性別などがわかる)が追加されたり、より直感的に各チャンネルの成約への貢献度がわかるようになったりした。Googleタグマネージャでは自動イベントトラッキングが追加された。

しかし技術が進化したということは、それに追従する技術力や応用力がないと、ちょっとついていくのが辛くなる。そこはもう技術者に任せたほうがいい領域になってきたかもしれない。

なんか最初の話に戻っちゃいましたね。結局、ツールや情報はどんどん増えて進化するけど、体系的に学ぶ時間も知識もないから、ますます混乱するという……。

実利と興味を分けようといったのは、その意味だよ。まず、実利の面でサイト改善力を身に付けたいなら、新技術よりは、マーケティング力やチームマネジメント力など、より事業に関する力を身に付けたほうが、うまくいきやすいだろう。ただ、興味があるなら、進化した技術やツールの威力を活用して他社をリードできるかもしれないし、その先にはバラ色の未来が待っているかもしれない。

まとめ

ツールはどんどん進化するし、情報も爆発的に増えるから、何から手を付けていいのかわからなくなる気持ちは理解できる。そんなときは実利と興味をわけて考えることをお薦めしたい。スティーブ・ジョブズの言葉に、こんなものもあるしね。

もっとも重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めること

結論から言えば、「新しいことを勉強する暇があったら、書籍などを見て既存の技術を体系立てて学んだり、コミュニケーションスキルを高め、マネジメント能力を磨いたりすること」のほうが実利面で効果を出すことが多いだろう。特にツールは技術的にどんどん進化しているから、そこはもう、プロにまかせるか、それが無理ならいさぎよく断念するほうが、投資対効果がよいかもしれない。

一方で、興味があるというのは、とても良い兆候だ。こちらも米国の有名な作家であるマルコム・グラッドウェルの言葉だけど、こんな話がある。

あることに1万時間を費やせば、誰でも一流になれる

他の人がやっていなかったら、それはチャンスだよね。好きこそ物の上手なれ。そういう枝葉の知識まで知っている人は少ないから、半年もすれば、きっと重宝されるはずなんだ。実利をカバーしつつ、興味は大切にしてコツコツ勉強していく。そんな時代になったのかもしれないね。

だから、あなたに技術的な素養があったり、技術面で助けてくれるパートナーがいたりするのならば、積極的に新しいことにチャレンジするのはアリだろう。

今月の処方箋

(今月は考え方なので、処方箋はありません)

■筆者からお知らせ

12月6日に、関西で著者のGoogleアナリティクスのセミナーを行います。

■無料でできる!世界一やさしいGoogleアナリティクスアクセス解析入門
~中小サイト運営者が成約数UPのために、Googleアナリティクスを上手に活用する方法~
http://webtan-tsushin.com/seminar/20131206ga.html

  • 日時: 2013年12月6日(金)18:30~20:30
  • 会場: デザインクリエイティブセンター神戸(KIITO)301
  • 定員: 20名
  • 参加費: 一般3000円(※ウェブ担当者通信メンバー0円)

内容としては、東京開催で満足度4.66(5点満点)と好評だった内容に、当日の参加者の方からいただいたアンケート内容を反映した、神戸限定のパワーアップバージョンで行います。

「顧客志向」での分析をさらに発展させ、以下3点に絞ってお話しする予定です。

  • Ri-Turban'sモデルで、顧客志向で分析する力を身につける方法
  • 豊富な経験がなくても、成約率アップにつなげる顧客心理・分析力を鍛える方法
  • 初心者に足りない勘と経験を補うGA画面の操作方法

※キャラクターイラスト(来栖、綾瀬):「コミPo!」にて制作

この記事の筆者

丸山耕二(ホームページ診断クリニック.com)
株式会社ウェブジョブズ代表。大手SIERのシステムエンジニア、SEOコンサルティング会社を経て独立。現在はアクセス解析を中心とした成約率アップコンサルティング業務や、WEB担当者向け通信講座「ウェブ担当者通信」を主催。2009年よりGoogleアナリティクス英語版の認定資格(GAIQ)を取得。難しいアクセス解析を楽しく伝えるをモットーに“Web業界の池上彰”を目指し活動中。

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オリジナル記事:最近、Googleアナリティクスもアクセス解析も、変化が激しくついていけません [誰もが受けたい!アクセス解析5分クリニック] | Web担当者Forum
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オムニチャネル時代の新しいユーザー体験とは? 3つのポイントと実装例 [先週のWeb担まとめ記事] | Web担当者Forum

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先週のWeb担まとめ記事

Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 18本とニュース記事 20本です。

忙しい人のためのこの記事の使い方:
  • 上のほうから内容をざっとチェックする
    重要なものほど上の方に置いてあります。
  • 背景が黄色の部分をざっとチェックする
    要チェックのものは色を付けてあります。

今週の担当は、池田です。

[今回の要チェック記事]↓セミナー・お知らせ | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
オムニチャネル時代の新しいユーザー体験とは? 3つのポイントと実装例

Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?

  • 300いいね! の「電通レイザーフィッシュが解説! オムニチャネルでできる3つの新しいユーザー体験」は、顧客接点・動向分析・感動体験がテーマのイベントレポート記事です。

    テクノロジーの進歩により、ユーザーの行動も変化しており、ユーザーに対してどんな「価値」を提供できるかが重要になってきています。ニーズに応じた価値を提供するにはどうすればいいのか。

    「Oracle Customer Experience Summit 2013」から、電通レイザーフィッシュ講演の「消費者とブランドをつなぐオムニチャネル実装例」をレポートします。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/11/19/16358

  • 「JavaScript無効でWebを見ている人はどれぐらい? Web担で実際に調べてみた」も280いいね! 230ツイートと注目を集めました。

    JavaScriptを無効にしてWebを見ている人はどのくらいいるのか、ユーザーの閲覧環境は気になるものです。

    そこで、Web坦の読者の方はどうなのか、実際に調べてみました。普通のやり方では測れないので、ちょっとサイトに手を加えて調査しています。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/11/19/16441

  • 「サイト状況を週に1回チェックする管理職向け『マイレポート』の作り方」は、木曜コラム「衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座」の記事です。

    アクセス解析レポートで見るべき内容は、目的によって異なるもの。今回は、サイトの状況をチェックする管理職向けを例にして、マイレポートの作り方を説明します。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/11/21/16461

  • 金曜SEOコラム「Google+の投稿/リンク共有はランキングに影響する? →調査によるとNO など10+3記事」も人気です。

    今週の「海外&国内SEO情報ウォッチ」のトップストーリーは、Google+とSEOの関係に関して調べた結果について。Google+の投稿やリンクが検索結果に影響を与えるのでは、との噂もありますが実際はどうでしょうか。

    その他、再審査リクエストに使えるスプレッドシート、グーグルのクロール、meta descriptionタグのベストプラクティスなどの情報もお届けします。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/11/22/16467

Web担の姉妹サイトもお役に立てるはずです。
データセンター(iDC)に携わる方には
データセンター完全ガイド
レンタルサーバーに興味のある方には
クラウド&サーバーホスティング完全ガイド
企業内情報システムのお仕事をされている方には
IT Leaders
ソフトウェア開発者の方には
Think IT

[セミナー・お知らせ]↑要チェック記事 | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
Googleアナリティクス講座、Movable Typeカンファレンスなどイベント情報

※「先週のニュース記事」の「イベント/セミナー」欄ユーザー投稿でのセミナー告知もご覧ください。

Google アナリティクス ゼミナール(2014/1/29、2/5)

衣袋宏美氏が講師の「Google アナリティクス ゼミナール」が2014年1月29日と2月5日の2日間、渋谷区で開催されます。丸2日間で学ぶアクセス解析イニシアチブの定期講座。法人会員・個人会員は7万6,650円、無料会員・一般申込は9万2,400円。早割もあり。

http://a2i.jp/activity/gatraining

Movable Typeカンファレンス(2014/1/18、名古屋)

Movable Typeのユーザーカンファレンス「MTDDC Meetup NAGOYA 2014」が2014年1月18日に名古屋で開催されます。開発者やデザイナー、シックス・アパートのエンジニアが登壇し、最新情報や活用法を共有。参加費は一般1,000円、学生500円。

http://mtddc2014.mt-nagoya.net/

マーケティング展示会(2014/1/29~30)

展示会イベント「ネット&モバイル通販ソリューションフェア 2014」が2014年1月29日~30日に東京ビッグサイトで開催されます。ヤフーとアマゾンが基調講演。事前登録で参加費無料。

http://www.tsuhan-fair.com/

ネットマーケティング検定(2014/2/2、全国5都市)

ネットマーケティングの実力を知る「ネットマーケティング検定」第4回全国一斉試験が2014年2月2日に開催されます。札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の全国5都市で開催し、受験料は5,400円。来年1月12日まで申し込み受付中。

http://www.sikaku.gr.jp/nm/

モバイルファースト(11/29)

「運用視点から考えるモバイルファーストの企業Webサイト」と題したセミナーを、メンバーズが11月29日に中央区で開催します。canon.jpのリニューアル事例やレスポンシブウェブデザイン導入実例などを解説。参加費は無料。

http://www.members.co.jp/seminar/2013/november.html

Google アナリティクス プレミアム(12/6)

「Google アナリティクス プレミアム導入検討・活用セミナー」をネットイヤーグループが12月6日に港区で開催します。グーグルから講師を招き活用ポイントを解説。参加費は無料。

http://www.netyear.net/news/event_seminar/20131206s.html

先週の人気記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↓解説記事 | ↓ニュース記事

Web担で先週公開された記事のうち、「今回の要チェック」に次いでアクセスが多かった記事です。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • Moz - SEOとインバウンドマーケティングの実践情報
    Webサイトのドメイン名移転: SEOmozが経験した作業フローと注意点
  • 企業担当者に聞くTwitter運用の現場
    Twitterの基本は人と人とのコミュニケーション。テキストから気持ちを読み取れる人が適任/カラオケの鉄人
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/11/18/16143
    by 藤原亜希子(アユダンテ)
  • 企業ホームページ運営の心得
    食品偽装・楽天セール騒動から考える謝罪の基本3ステップ
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/11/20/16447
    by 宮脇睦(有限会社アズモード)
  • ニュース記事
    日本企業はデジタルマーケティングの「組織体制」「スキル」が課題/アドビが308名のリーダーを調査
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2013/11/19/16458
    by 安田英久(Web担 編集長)

先週の解説記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↑人気記事 | ↓ニュース記事

Web担の解説記事には、ウェブサイトをビジネス活用したい人向けの情報がたっぷり詰まっています。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    高級タイムセールのルクサがKDDIと資本提携 800万人に向け特設ページも
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社ペイジェント
    【ファッションECセミナー】「集客」「リピート率」「売上」がアップするスマートフォン攻略 ~最新成功事例から実践方法まで~(東京開催)
  • ユーザー投稿記事 by NRIネットコム株式会社
    サントリー、Google 協力 Google アナリティクス プレミアム セミナー を12月開催 / NRIネットコム
  • ユーザー投稿記事 by 日本ベリサイン SSL製品 セミナー事務局
    【無料セミナー開催】常時SSLとEV SSL。スマホ・タブレット時代のウェブサイトに求められるもの
  • ユーザー投稿記事 by Priodep
    【渋谷開催 12/7】データと事例で学ぶ Webマーケティング実践講座
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社メンバーズ
    「企業Webサイトの価値を上げるには?」Webサイトマネジメントミニセミナー(20名限定)
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社フィードフォース
    Google商品リスト広告の最適化ノウハウを大公開~年末・年始商戦に向けて差がつくデータフィード活用の本質とトレンド~
  • ユーザー投稿記事 by コマースリンク株式会社
    【12/12東京開催セミナー】 2014年ECサイトが知っておきたい売上拡大トレンドセミナー -集客・CVRアップ・物流のノウハウを一挙公開!-
  • Web担アクセス数上位ランキング
    ウェブマスターツールで「404エラー」通知が、すぐに直すべき?
  • 先週のWeb担まとめ記事
    SEOは死んだのか? SEOmozの考える検索の未来

先週のニュース記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↑人気記事 | ↑解説記事

大手のニュース媒体では紹介されない、ホームページの企画・構築・運営や、ウェブマーケティング関連のニッチなニュース記事ならWeb担で。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

編集後記

100円セールのたびに、ついつい買ってしまうコンビニおにぎり。おやつ代わりにもちょうどいいんですが、コンビニの100円冷凍食品もあなどれないと気づきました。コスパすごくいいです(池田)

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エロクアの日本での提供を日本オラクルが開始 リードナーチャリング・マーケティングオートメーションの本命か [ニュース] | Web担当者Forum

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日本オラクルは、マーケティングオートメーションやリードナーチャリングのツール「Oracle Eloqua(オラクル・エロクア)」を日本向けに11月25日から提供開始したことを、同日に発表した。


Oracle Eloqua(以下、エロクア)は、主にB2B企業向けのマーケティング活動を自動化するツール。最終的に案件化するために顧客情報を営業部門に渡すまでの、マーケティング部門における「顧客の理解・分類」「顧客とのやりとり」「顧客の温め」を自動化・効率化するもの。次のような機能をもっている。

  • イベント・セミナー・オンラインでの資料請求などから獲得したリード情報を管理する(「リード」とは、見込客情報、企業が許諾を得て入手した営業目的でのコンタクト可能な顧客情報のこと)。

  • オンライン上での行動を自動的に取得し、登録済みの顧客情報や別途統合したオフラインの情報などとあわせて案件の見込度について点数を付ける(リードスコアリング、リードクオリフィケーション)。

  • スコアリング情報に基づいて「個々の顧客が次のステップに進む」ための情報をオンラインやメールで提供することで、顧客を啓蒙・育成する(リードナーチャリング)。

  • こうした活動全体の状況を把握したり、個々の施策のKPIを確認したり、最終的な商談までのROIを確認したりする。

エロクアは、元々はエロクア社が提供していたサービス。米オラクルがエロクア社を買収することを2012年12月に発表し、今回の日本での提供となった。クラウド型サービスとしての提供で、同社では最短2日間で導入できるとしている。

ライセンス形態は、データベース内に保持する対象コンタクト(リード)数ベース。利用料の目安としては、1万コンタクト程度で月額20万円~が目安(エントリーモデルの場合)。管理側のユーザー数が多い場合は、上位エディションの利用が必要になり、その場合は同条件で月額40万円ほどとなる。

オラクルが提供しているWebコンテンツ管理システムとの連携は現時点では機能としては存在しないが、セールスフォース・ドットコムなどのCRMやSFAのツールとの連携はすでに実現している。


主にB2B企業向けだが、1案件あたりの金額が大きな保険や自動車などのB2Cビジネスでも比較的有効に活用できる。

個々の顧客が「自社サイト内のどのページをいつ見て」「どの資料をダウンロードして」「どのセミナーに参加したのか」といった情報を顧客情報に紐づけて管理できるため、営業部門に見込客として引き渡す際に、こうした顧客行動履歴情報も併せて提供できる。

エロクアの特徴は、自社に合わせて自由に設計できるリードスコアリングの柔軟性があることや、情報を見る人に応じて想定される分析・レポーティングのテンプレートを多数備えていること。


エロクアをすでに導入している企業の例としては、ヒューレット・パッカード、シーメンス、マカフィー、アドビなどがある。

オラクルでは、エロクア採用企業の売上が平均で34%アップ(非採用企業を含めた全体平均では15%アップのところ)したり、プロフェッショナルサービス企業がエロクアを採用すると平均リード創出率が13.8%(平均では6.6%のところ)と伸びりした実績があるとしている。


日本オラクルによるエロクアの日本市場での提供開始に対して、シンフォニーマーケティング株式会社、株式会社Nexal、ヴァーティカル ジャパン 合同会社、マーケットワン・ジャパンといったB2Bマーケティングサービス提供企業が歓迎のコメントを寄せ、エロクアを提案に含めていくことを発表している。

この記事の筆者
ユーザー 安田英久(Web担 編集長) の写真

安田 英久(やすだ・ひでひさ)

株式会社インプレスビジネスメディア
Web担当者Forum 編集長

プログラミングやサーバー、データベースなどの技術系翻訳書や雑誌『インターネットマガジン』などの編集や出版営業を経て、現在Webサイト 「Web担当者Forum」編集長。ビジネスにおけるWebサイトの企画・構築・運用と、オンラインマーケティングの2軸をテーマにメディアを展開してい る。

個人としては、技術とマーケティングの融合によるインターネットのビジネス活用の新しい姿と、ブログ/CGM時代におけるメディアのあるべき姿を模 索し続けている。趣味は素人プログラミングと上方落語と南インドカレー。

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オリジナル記事:エロクアの日本での提供を日本オラクルが開始 リードナーチャリング・マーケティングオートメーションの本命か [ニュース] | Web担当者Forum
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アライドアーキテクツ、Facebookページに顧客との「接点」を創出するASP「コネクトル」の提供を開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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ソーシャルメディアマーケティングのアライドアーキテクツは、通販サイトにおける既存顧客との「接点」を「Facebookページ」上に創出し、リピート訪問と購入を促進する通販会社向けASPサービス(インターネットを通じてアプリケーションを提供するサービス)「コネクトル」を11月25日に提供開始する、と同日発表した。会員登録ページや購入完了ページなど通販サイトのページ上に「いいね!」ボタンを押した人にクーポンやポイントなどの特典を付与するFacebookプラグインを設置でき、既存顧客をFacebookページの「ファン」として蓄積していくことができるという。

コネクトルの利用により、通販会社は通販サイトの既存顧客に対して、タイムラインの投稿やキャンペーンなどのマーケティング施策が行いやすくなり、Facebookページがメールマガジンやダイレクトメール以外の新たな接点となる。通販会社が所有するアンケートページとコネクトルの機能を連携することで、プラグインで「いいね!」を押したユーザーの通販サイト上での会員IDとFacebookのユーザーIDをコネクトルの管理画面上で結びつけることも可能。プラグインのデザインカスタマイズや特典の設定は、管理画面から行うことができる。

アライドアーキテクツ
http://www.aainc.co.jp/

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アルファサード、大規模サイトの構築・運用に最適化したCMS最新版「PowerCMS 4」を発表 [ニュース] | Web担当者Forum

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Web制作のアルファサードは、シックス・アパートが提供するCMS「Movable Type」の機能を向上するソリューション製品「PowerCMS」を、最新版「Movable Type6」の提供に合わせ「PowerCMS 4」としてアップグレードし、12月3日から提供を開始する、と11月25日発表した。Movable Type6に合わせ、より大規模なサイトの構築・運用に最適化したバージョンとなっている。

PowerCMS 4は、SGI/FastCGIをサポートし、ソースコードを改良、分散処理サポートにより、高速な動作と大規模なWebサイトへの最適化を実現した。管理画面のトップ画面は、よく使う画面へのショートカットや外部サービスへのリンクなどを並べられるカスタムダッシュボードとした。このほか、ヘルプセンターの改良、アイテム管理機能の強化、高速ドキュメントサーチ、プラグイン管理機能などの特長がある。

アルファサード
http://alfasado.net/

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