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広告費ほぼゼロでもオーディオブックが月間6万部売れる! オトバンクのマーケティングは何がスゴい? | インタビュー
ほとんど広告費はかけずに月間アクセス数が200万~300万、月間のオーディオブックの販売数(ダウンロード数)が5万~6万部もあるという、耳で聴く本の「audiobook.jp(オーディオブックドットジェイピー)」。しかもアクセスの大半がオーガニック検索だという。
書籍のオーディオ化やサイト、アプリの開発も自前で行うオトバンクの久保田裕也社長に、データで改善を進めるSEOや集客、ユーザー理解について話を聞いてきました(聞き手は森野 誠之 氏、写真は編集部)。
※取材時のサービス名は「FeBe」だったが、2018/3/19に「FeBe」は「audiobook.jp」として生まれ変わった。記事内では「audiobook.jp」と表記している。
広告費ほぼゼロでもオーディオブックの月間ダウンロード数6万件!
森野 誠之 氏(以下、森野): 「耳で聴く本」のオーディオブックを販売されているaudiobook.jpさんですが、広告費をほとんど掛けていないそうですね。まず、サイトへのアクセス数やダウンロード数を教えてください。
久保田 裕也 氏(以下、久保田): audiobook.jpの月間アクセス数は200万~300万ほどで、アクセスの大半がオーガニック検索からの流入です。ダウンロード数は、月間5万~6万部あります。リスティング広告やアフィリエイトもしていますが、全体の売上からすると、広告・宣伝費はほぼゼロと言っていいくらい少ないです。
森野: なぜそんなに検索に強いんですか?
久保田:理由はさまざまありますが、「在庫点数とサービス改善スピードの速さ」が挙げられると思います。
オーディオブックの在庫点数は2万点(2017年12月現在)ほどあり、ここ3、4年は取り扱い点数が加速度的に増え、毎月500~600点ほどのペースで増えています。リアル店舗の書店と異なり、取り扱い点数の上限がありません。作ればその分在庫点数が増えます。
森野:ロングテールが狙えるわけですね。「改善スピードの速さ」とは?
久保田:社内のコミュニケーションツールにSlack(スラック)を導入しているんですが、改善に必要なKPIのデータをSlack上で誰でも自由に見られるようにしています。たとえば、サイトやアプリのアクセス数や流入元、ダウンロード数、どんな買い物動線を辿ったのかなどですね。
そのデータを見たエンジニアが課題を見つけて、Slack上で改善案を提示して、レビューを重ねて、即改善するといった流れでPDCAが高速で回っています。
エンジニアは収益を上げる役割
森野: エンジニアがデータを見て、改善しているんですか?
久保田:うちでは、エンジニアは「収益を上げるところ(プロフィットセンター)」と捉えているので、本質的なサービスの改善は、エンジニアが担っています。一方、マーケティングは、既存の顧客に向けてどういうキャンペーンを打つのが響くのかといった「顧客とのコミュニケーション設計を考えるところ」と捉えています。
森野:「データを分析する人がいて、その仮説を基に改善案が出て、その後エンジニアに依頼して実行する」という流れが一般的だと思いますが、それとは違うんですね。
久保田:森野さんが言ったようなやり方だと、社内受託のようになってしまうんです。
たとえば、決められた仕様がおかしかったとしても、決定事項なのでエンジニアが意見できません。そうなると、エンジニアは決められたこと以外はやらないという状況になりがちです。本来、会社を成長させて行くということが大前提であるはずなのに、部署間で無駄な衝突が起きてしまいます。
ですから私たちの会社では、Slack上のやり取りは、個人情報を除くものすべてがオープンチャネルとなっています。改善のやり取りも、課題の抽出、改善案、承認すべてのフローがオープンでやり取りされ、進められていきます。ちなみに、役員会議の議事録もオープンです。
その議論の場に社員、アルバイト、インターンなど役職は関係ありません。僕が「これいいんじゃない?」と言っても、社員が「その視点は、今の論点とズレています」とか指摘されることもあります(笑)。
森野: 確かにそのやり方だと改善スピードが速いですね。しかし、部分最適が増えてしまって、全体最適がおろそかになるといったことにはなりませんか?
久保田:改善の手を止めるほうがリスクですし、この運用方法で問題が起こったことはありません。
他へ影響が及ぶような大きな改修は承認依頼が飛んできますが、それ以外は「改善して良くなるんだから積極的に進める」という考え方で判断は働く皆さんに任せています。
失敗は恐れずチャレンジした人を評価する制度
森野: 成長させる、改善させることに社員全員が取り組んでいるようですが、何か秘訣があるのですか?
久保田:社内の評価制度に明示されているからでしょうか。たとえ失敗したとしても、それを咎めることはありません。むしろ、チャレンジした人、発言して実行した人が評価されるような仕組みになっているので、逆にチャレンジしない人、発言しない人は評価されづらいのです。
改善スピードは今でも速いと思いますが、個人的な意見としては、もっとその改善スピードを上げるにはどうしたらいいかと悩んでいます。
森野: それは問題点を発見するスピードですか? それとも改善の手を動かすスピードですか?
久保田:どちらもですね。リソースの問題でもあるのですが、課題が増えてくるとその課題をさらに深掘りする人が必要になっていきます。そうなると、「すぐリリースできそうなところばかりを改善して、深掘りが必要なものはちょっと置いておく」という状況が増えていってしまいます。
「すばやい改善」と「深掘りした改善」の両方をバランス良く進めていけるといいかなと思っています。
集客よりもまずはユーザー理解
森野: 広告にさほどお金を掛けていない理由は何かあるのですか?
久保田:集客よりもユーザー理解が重要だからです。
- ユーザーが求めているモノはなにか?
- なぜ買わないのか?
- なぜ聞かないのか?
- なぜ続かないのか?
といったことを定量・定性データをからめてサービスの改善に取り組むことに重きを置いています。
audiobook.jp(旧:FeBe)は2007年にサービスをスタートしましたが、当初からオーディオ化は社内の制作チームが行っています。ユーザーインタビューなどを通してユーザー理解を深め、どうコンテンツを作ったらユーザーさんが聞きやすいのか、どんな「声」・「間」にすべきか、といったことを試行錯誤しながら、制作監督さんと声優さんが書籍に声を吹き込んでいます。サイトの作り方にしても、「快適に本を選んでもらう設計」をゼロから積み上げてきました。
森野:オーディオ化、サイト構築も自前とはすごいですね。
久保田:また、サービス開始当初は取り扱い点数が少なかったことも広告費が少ない理由の1つです。たとえば、総合スーパーを謳っておきながら、青果コーナーにレタスしかなかったら、お客様は怒って二度と来てくれなくなってしまいますよね。
取り扱い点数を増やしたいからといって、勝手に書籍をオーディオ化できるわけではありません。コンテンツ提供元である出版社さんの協力があってオーディオ化ができます。そのリレーションには時間をかけて、丁寧にオーディオブックの良さやメリットなどをお伝えして理解していただき、オーディオブックの取り扱い点数が増えてきた経緯があります。
取り扱い点数が増え、それによってサービス改善が進み、利用者の幅も増え、アクセスやダウンロードが増えていきました。
オーディオブック利用は「スキマ時間に耳で情報収集したい」人たち
森野: ところで「オーディオブック」は、どんなユーザーが、どのように利用しているのですか?
久保田:サービス開始当初は、ビジネス書や自己啓発書などに力を入れていたこともあって30~40代の男性が多かったです。最近は、男女差も半々ほど年齢層も幅広い方に利用してもらっています。
利用シーンは、通勤通学中や運転中、家事をしている時などのスキマ時間です。
森野:私も音楽とラジオに飽きたときは、オーディオブックを聞きます。その場合、車の移動中が多いです。東京に比べると私が住んでいる名古屋は、ラジオ局も少ないので。
久保田:最近は大都市圏の車通勤以外の人でも利用されていますが、開始当初は地方大都市からのダウンロードが多かったんです。
「好きな音楽を聞き続けるのも飽きる、でも、車を運転しているから本は読めない。その時間を情報収集や学びに使いたい」。そんなニーズとオーディオブックの相性が良く徐々にユーザーが増えていきました。
森野: どこの地域からの売上が良いとかありますか?
久保田:総額の売上ベースだと大都市圏が多くなりますが、個人の売上単価別に見るとそれ以外が多いです。
ユーザーがどんなシーンで利用しているのかを調べるために、ごく限られた地域にaudiobook.jpを無料で利用できるようにしたことがあるんですが、車をメインに移動されるような地域のダウンロード率は良かったですね。
森野: 聞いている人のデバイスは?
久保田: 7割がスマホです。PCは2割弱、あとはタブレットです。60代以上の利用者も多いので、問い合わせもメールだけでなく、電話、FAX、手紙などさまざまあります。
ネットが使えることが前提のサービスではありますが、年齢を重ねると視覚が弱くなって、本を読むのが億劫になることもあります。ですから、ネットが使えない人にもオーディオブックを楽しんでもらいたいと思っています。
以前手紙で「オーディオブックを聞きたいが操作方法がわからない」という問い合わせがあり、それ以降CDでのお届けサービスをしています。
森野: そういう問い合わせへの対応ってとても大事ですよね。最後に今後の展望を教えてください。
久保田:サービスの成長には、ユーザー理解を深めることと、社内で働きやすい環境を作ることが大切だと思っています。スマートスピーカーの登場で音声コンテンツを楽しめるインフラが整ってきました。集客はこれからですね、多くの方にオーディオブックを楽しんでもらいたいと思います。
森野氏からの一言: 取材の最後に、オーディオブックならではの売れ筋を聞いたところ、タイトルは聞いたことがある名作『罪と罰』(ドストエフスキー著)や『若きウェルテルの悩み』(ゲーテ著)が人気だとか。また、分厚い本『P.F.ドラッカー経営論』(ドラッカー著)も根強いファンが多いそう。書籍との違いは興味深いものがあります。
実は昨年(2017年)Web担で、情報収集術の取材されたときに、「情報収集の一環で『聴く日経』を聞いています」と話したことがきっかけで、オトバンクさんへお話をうかがえることになりました。そういう縁が広がって行くのはいいことですね。
※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:広告費ほぼゼロでもオーディオブックが月間6万部売れる! オトバンクのマーケティングは何がスゴい? | インタビュー
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クロスドメインの「rel="canonical"」をうまく使ってコンテンツのSEO価値を最大化するには | Moz - SEOとインバウンドマーケティングの実践情報
同じコンテンツを、別サイトにも掲載している? そんな場合に使えるタグがある。「rel="canonical"
」を使用すると、複数のドメイン名上に類似のコンテンツまたは同じコンテンツが存在することをグーグルに通知できる。
そしてこのタグは、さまざまな方法で賢く応用できる。所有する複数のドメイン名にわたってコンテンツをクロス投稿することもできるし、自分の作ったコンテンツを他の人に再公開してもらうことで恩恵を受けることもできる。また、他のサイトのコンテンツをレンタルしたり購入したりできるほか、Mediumなどサードパーティーの配信ネットワークを安全に利用してクチコミで広めることもできる。
異なるドメイン名の間でのrel="canonical"についてあらゆる側面からランドが考察している今回のホワイトボード・フライデーは必読だ。
Mozファンのみんな、こんにちは。ホワイトボード・フライデーにようこそ。今回は、クロスドメインの「rel="canonical"
」タグを取り上げよう。
「rel="canonical"
」については以前に少し話したことがある。
そのときは「重複コンテンツの問題に対処するための使い方」について、つまり「類似のコンテンツまたはまったく同じコンテンツを共有している可能性のあるサイト内の他のページから、正しいページをグーグルに参照させるための使い方」について説明したことがある。
しかし、クロスドメイン(別サイト間での)の「rel="canonical"
」は、特有というか他に類を見ない強力なツールだ。要は、「実は他のドメイン名にも同じコンテンツがあるんだけどね」とグーグルに伝えるためのものだ。
他のドメイン名のコンテンツから被リンクやオーソリティの評価をそのまま渡せる
まずは単純化した例で示そう。
僕が作ったアオウミガメ(green turtle)に関するコンテンツが、僕のサイトにあるとする。
それを気に入った友人が、自分のサイトでも同じコンテンツを掲載したいと言った。僕は「もちろん、再公開してもらってまったく問題ないよ」と言い、僕のアオウミガメ記事は友人のサイトにも掲載(転載)された。
しかし、僕としてはSEO的な問題が起こるのは望んでいない。
重複コンテンツも望んでいない。検索結果で、友人のサイトが自分のサイトより上位に表示されるのも困る。友人のサイトの方が、優れたリンクなどのランキングシグナル(検索順位決定要因)を備えているかもしれないからだ。それに、友人のサイトが獲得するランキングクレジットやリンクまたはオーソリティシグナルはすべて、僕のサイトのものになってほしいと考える。元のコンテンツを作ったのは僕なのだから。
それができる方法がある。それがクロスドメインの「rel="canonical"
」で、グーグルが2009年に導入したものだ。
基本的には、“評価を渡す元”ページ(この場合は友人のサイトのページ)のhead要素内に、次のようなタグを追加する。
リンクタグなのでhrefを入れるが、そこ(上の例では「XXX」の部分)には、“評価を渡す先”ページ(この場合は僕のサイトのページ)のURLを指定する。
するとグーグルは、rel="canonical"
のhrefで指定したURLに評価を移動する。
これは推測だが、主にSEOの世界では、301リダイレクトとほとんど同じように機能すると考えられている。そのため、リンクオーソリティやランキングシグナルのほぼ9割以上はFriendsSite.comからMySite.comに引き渡されることになる。
こうしておくことで、グーグルの検索結果に表示されるのは、友人のサイトに置いてあるアオウミガメのページではなく、僕のサイトにあるアオウミガメのページになる可能性が高くなる。リンクなどのランキングシグナルを獲得するのは僕のページなので、そうしたオーソリティやリンクは僕のページに引き渡されるのだ。
これは、さまざまな面で理想的な状況だ。
複数のドメイン名やページから、任意のURLを参照できる
“評価を渡す元”のページが複数あっても、さらにはそれが複数のドメイン名にあっても、まったく問題ない。FriendsSite.comでもできるし、TurtleDudes.comやLeatherbackFriends.net、SeaTees.com、NatureIsLit.comでもできる。どのサイトでも、クロスドメインの「rel="canonical"
」を追加して、ぼくのページを参照させられる。
これは、SEOの価値を一切損なうことなく、他のサイトにコンテンツをライセンス供与して他者が再公開できるようにする素晴らしい方法だ。
一致させる必要がある要素:
ページコンテンツは、必ず一致させる必要がある
これには、テキストや画像、動画を埋め込んだ場合は動画など、ページ上のあらゆる要素が含まれる。
見出し
メインとなる大見出しは、理想的としては、一致させる必要がある。ページコンテンツよりやや重要性は低いが、できれば大見出しは一致させたい。
(コンテンツ内の)リンク
これも一致させる必要がある。
以上の3つをチェックしよう。これは、グーグルに「rel="canonical"
」を正しく認識してもらう優れた方法だ。
一致させる必要がない要素:
URL
URL(のパターン)が違っても問題はない。上の例のなかに次のようなURLがあるのに気づいただろうか。
NatureIsLit.com/turtles/p?id=679
これも問題ない。オリジナルのページも他の転載サイトもURLのパス部分が「
green-turtles
」だが、それと同じである必要はない。他者のサイトとは異なるURL構造にできる。グーグルも問題視しない。ページタイトル
多くの場合、クロスドメインの「
rel="canonical"
」は異なるページタイトルで使われる。そのため、たとえばSeaTees.comで違うタイトルのコンテンツを公開したければ、そうしていい。僕は一般論として大見出しは同じにしておくことを推奨するが、タイトルは違っていても問題ない。
ナビゲーション
サイトのブランディング
これらは、コンテンツの周りにあるあらゆる要素だ。
仮に僕のページ上で、ある場所にナビゲーション要素があり、別の場所にもナビゲーション要素があり、下部にフッターがあり、左上に小さく素敵なロゴが入っていたとする。
そして、クロスドメインの「rel="canonical"」を指定している転載した他のページでは、僕のサイトとまったく違うナビゲーションや周辺要素を掲載していたとする。
大丈夫だ。こういった要素は一致していなくても構わない。問題なのはグーグルが参照する要素、つまりページ内のコンテンツなのだから。
rel="canonical"プロトコルのさまざまな使い方
クロスドメインの「rel="canonical"
」の素晴らしい使い方を、いくつか紹介しよう。
1. 複数のドメイン名でサイトを運営していて、コンテンツをクロス投稿する場合は、SEOの利点や検索順位決定要因を獲得させたいコンテンツを選んで指定できる。
何らかの理由で複数のドメイン名でサイトを運用しているとする。そして、ある1件のコンテンツをこれらの複数のドメイン名公開したいとしよう。要はコンテンツの再利用やマルチポスト(クロス投稿)だ。
ただし、重複コンテンツの問題には悩まされたくないし、ランキングシグナルを受け取れるのは1つのサイトだけにしたいとする。
こういう場合は、クロスドメインの「rel="canonical"
」が味方だ。グーグルに対し、「このコンテンツで評価されるべきはサイトAでもサイトCでもない、すべてのクレジットはサイトBが得るべきだ」と伝えられる。
ただし注意点がある。rel="canonical"
での指定先を複数のドメイン名にばらけさせようとしてはいけないということだ。つまり、「サイトAはサイトBに正規化し、サイトCはサイトDに正規化し、検索結果で2つのサイトが上位に表示されるようにしよう」と考えてはいけない。それはやめよう。
すべてのサイトから1つのページを参照させる必要がある。それこそが、グーグルにクロスドメインの「rel="canonical"
」を適切に認識してもらえる最善の方法だ。
2. パブリッシャーが自らのドメイン名に君の記事を転載したがっている場合は、リンクバックではなく(またはリンクバックに加えて)「rel="canonical"」の設定を依頼する。
パブリッシャー(メディア)から連絡が来て、「この記事は実に素晴らしいですね」などと言われたとする。
実際に僕の妻ジェラルディンは、(著名なシェフの)マリオ・バタリ氏がセクハラについて謝罪した書簡と、彼がその謝罪のなかでなぜかシナモンロールのレシピに言及したことについて、記事を書いた。
この記事はかなり拡散されて、影響力が強く密なネットワークを築いている膨大な数の人々にシェアされ、多くのパブリッシャーからもシェアされた。
そして、英ガーディアン紙から連絡が来たのだ。オーストラリアの新聞からも連絡が来て、「あなたの記事を再公開したいのですが」と言われた。ジェラルディンはエージェントと相談して、料金などを決めた。
こうした場合に、転載料を受け取るのに加えて、さらにそこから恩恵を受けるためにできることがある。ガーディアンなどの新聞からリンクを獲得するのも良いことだが、次のように頼んでみるといい。
掲載してもらえるなら嬉しいです。差し支えがある場合には、著者のクレジットやリンククレジットを追加していただかなくても構わないのですが、「rel="canonical"」は非常に重要なのでぜひ設定をお願いします。
これは、自分の記事を他の人のサイトで公開してもらう場合に、SEOの効果を最大限に高める素晴らしい方法だ。なぜなら、1件のリンクを獲得するだけではなく、その記事が生み出し得るすべてのリンクからクレジットを受け取ることになるからだ。
3. 他のドメイン名のコンテンツを削除させることなく、そのサイトからコンテンツを購入またはレンタルする。
次に、逆の立場になったとしよう。僕はパブリッシャー(メディア)側の人間だ。あるコンテンツを見て気に入り、そのコンテンツを手に入れたくなった。
そこで、こう考える。
このコンテンツは素晴らしい。ただ、思っていたほど話題にはなっていないようだ。これを僕たちのサイトに掲載してうちのオーディエンスに広めたら、驚くほどうまくいくはずだ。
記事の執筆者に連絡して、コンテンツを購入できるか、または一定期間レンタルできるか確認してみよう。たとえば今後2年間、著者のサイトにクロスドメインの「rel="canonical"」を追加して僕たちのサイトを参照するように設定してもらい、コンテンツは僕たちがホスティングするんだ。
2年後にはコンテンツを返す。「rel="canonical"」を削除すれば、また著者のものだ。
著者のサイトからコンテンツを削除してもらう必要はない。パブリッシャーは著者に対して次のように言えばいい。
サイト上にコンテンツを置いておいてもらっていい。僕たちは構わない。僕たちはただ、「rel="canonical"」タグを設定してもらって、僕たちのサイトで再公開する権限が欲しいだけだ。
これで、君はそのコンテンツが持つSEOの利点を得られるし、著者の側はそれと引き換えにいくらかの報酬を得られる。君のサイトは相手に報酬を送って、相手のサイトは君に、正規化によるランキングオーソリティやリンク資産など、あらゆる素晴らしいものを送ってくれるのだ。
4. 重複コンテンツの問題を引き起こすことなく、Mediumをコンテンツ配信ネットワークとして利用する。
4つ目の活用方法は、Mediumだ(Mediumは、日本でも利用が増えているメディアプラットフォーム)。
Mediumはコンテンツを公開するのに素晴らしい場所だ。広範なネットワークを有しているし、ユーザーはコンテンツを消費することに心から関心を抱いている。
しかし、素晴らしい配信ネットワークであるMediumにも、1つ課題がある。「Medium.com」というドメイン名が非常に強力で、検索結果でも特に上位に表示されることが多いということだ。
そのため人々は、「Medium上で記事を公開すると、同じ記事を自分のサイトに公開できない(しても意味がない)」と懸念してしまう。Medium.comと競争することになるからだ。重複コンテンツが問題となり、検索から得られたはずのランキングシグナルやトラフィックをMediumに取られる可能性が高いというのは、面白くない。
しかし、Mediumは素晴らしいものを用意している。インポートツールに、クロスドメインの「rel="canonical"」が組み込まれているのだ。
Mediumアカウントにログインした状態でMedium.com/p/importにアクセスすると、URLを指定する画面が表示される。
そこで自分のサイトに公開したコンテンツのURLを指定すると、MediumはそのコンテンツをあなたのMediumアカウントで再公開してくれるのだが、そのページにはクロスドメインの「rel="canonical"」が自動的に指定されている。
これで、重複コンテンツの問題に起因するペナルティや問題なしに、Mediumを本質的には配信ネットワークとして利用できるようになる。本当に素晴らしいツールだ。
Mediumがこのツールを提供してくれていることは本当に素晴らしい。これからも提供し続けてくれることを願っている。
クロスドメインの「rel="canonical"」とその使い方について、他にも優れたアイデアはあるだろうか? 良い使い方を知っていたら、ぜひ教えてほしい。
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アドビ、マーケターが広告素材をコントロールできる「Adobe Advertising Cloud Creative」を発表
米Adobeは3月27日、ラスベガスで開催中のカンファレンス「Adobe Summit 2018」において、マーケター自身が広告の基本的なデザイン要素をコントロールできる「Adobe Advertising Cloud Creative」を、広告管理プラットフォーム「Adobe Advertising Cloud」に追加すると発表した。
Adobe Advertising Cloud Creativeはセルフサービス方式のプラットフォームで、マーケター自身が広告コピーやディスプレイ広告に使用されるアセットをはじめとする基本的なデザイン要素をコントロールできる。これにより、売買のやり直しやデザインプロセスの一からのやり直しなど、手間とコストのかかるプロセスなしに、メッセージングやデザインの迅速な展開が可能となる。
Adobe Creative Cloudでデザインされたクリエイティブアセット(広告素材)は、自動的にAdobe Advertising Cloud Creativeで利用可能となる。マーケターはアセットを取り出し、多様な広告サイズにわたってディスプレイ広告のターゲティングと最適化を行うことができ、代理店への依頼のやり直しや売買のやり直しを行うことなく、自ら広告を簡単に変更できる。
Adobeは同時に、Adobe Advertising CloudとAdobe Analytics Cloudの連携強化も発表。これにより、サイロ化したクリエイティブやメディアプロセス、複数の異なるシステムやプラットフォームといったマーケターの課題を解決することを目指す。
統合顧客プロファイル、利用者向けプログラムも発表
Adobe Summitではこのほか、企業全体の顧客データを統合する統合顧客プロファイル「Adobe Experience Cloud Profile」が発表された。バックオフィスのデータ(Microsoft Dynamics 365内のCRMデータなど)をAdobe Experience Cloudで利用可能なデータ(オンライン行動、デバイス利用、広告露出データを含む)と組み合わせることで、カスタマージャーニーに沿って顧客の包括的なリアルタイムのビューが作成できる。
また、Adobe Experience Cloudの利用者向けプログラム「Adobe Experience League」の立ち上げも発表されている。トレーニング資料、エキスパートによる個別のサポート、コミュニティへの参加などを提供することで、Adobe顧客のAdobe Experience Cloudへの投資対効果を最大化することを狙いとしている。
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オリジナル記事:アドビ、マーケターが広告素材をコントロールできる「Adobe Advertising Cloud Creative」を発表
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レポハピが企業コンテンツに興味を示して拡散に貢献しやすいファンの特定サービス開始
SNSのユーザーレイティング(商品・サービスに対するユーザー評価)のデータベース開発・運営を手掛けるレポハピは、企業のコンテンツに高い興味を示し、拡散に貢献しやすい消費者(ファン)を特定して企業の資産として蓄積する「SNSファンリレーションクラウドサービス」の商用展開を3月30日に始めた、と同日発表した。企業のコンテンツにアクセスする消費者の行動、興味関心、SNSへの拡散などに関する傾向の統計データを蓄積する。
2017年5月から試験的に実施し、今回機能を強化して本格的に開始する。SNSに投稿する消費者の傾向、行動履歴、趣味や好みをSNSレイティングデータベースに蓄積。SNS上のファンに対してオンラインで関係を深める機能を提供する。属性やコンテンツへの興味関心の度合い、SNSの利用傾向などでターゲットをセグメント化することで、新たな情報や限定コンテンツの配信、イベント告知が可能になる。SNSでのコンテンツ拡散効果も測定する。
※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:レポハピが企業コンテンツに興味を示して拡散に貢献しやすいファンの特定サービス開始
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「2018年版 テレビのニーズ調査」テレビは生活に欠かせないものが8割【シード・プランニング調べ】
シード・プランニングは一般生活者1,000人を対象に「2018年版 テレビのニーズ調査」を行った。これはテレビの利用実態とニーズを把握するとともに、ネット時代、4K・8K時代に求められるテレビの在り方や、テレビの需要への影響を探るもの。その結果を紹介する。
テレビのネット接続率は3割超。家庭でのWi-Fi利用率は9割に
テレビのネット接続率は、4年前の2014年調査では25.6%であったが、今回の2018年調査では31.2%となり、5.6ポイント増加した。
家庭でのWi-Fi利用率は、2014年調査の57.8%から大きく伸長し、87.6%に達した。
「テレビは生活に欠かせないもの」が8割
「テレビは生活に欠かせないもの」という考え方について、「そう思う」および「どちらかといえば、そう思う」と答えた肯定派が80.1%、「どちらかといえば、そうは思わない」と「そうは思わない」の否定派が19.9%となった。
性・年代別では、男性の50代と60代、女性の20代、40代および60代でそうした意識が高く表れたとのこと。
8割超が動画サービスを利用。多くはPC/スマートフォンで視聴
利用したことのある動画配信サービスを聞いたところ(複数回答可)、1位は「YouTube」の69.5%となった。これは2014年調査の67.7%からほぼ変わっていない。
回答者の81.3%は動画配信サービスを利用している(前回2014年調査の72.2%から9.1ポイント増加)。
上位6サービスの利用端末(テレビ/パソコン/タブレット/スマートフォン)を聞いた結果がこちら。
YouTubeはパソコンとスマートフォンの両方でよく利用されている。2016年にサービスを開始したAbemaTVは、スマートフォンからの視聴が最も多くなっている。またAmazonプライムビデオはテレビでの利用率が他のサービスより高い。
動画視聴が伸びる端末はテレビとスマートフォン
動画配信サービスの利用頻度が今後増えると思う端末を聞いたところ、最も回答が多かったのは「テレビ」で34%、次いで「スマートフォン」の32.1%となった。
この回答を性・年代別に見ると、「テレビ」の選択は男性60代と女性50代・60代で多く、「スマートフォン」の選択は女性20代・30代で多かったという。また「パソコン」の選択は男性に多く、女性に少ないという傾向があったとのこと。
4割がインターネット同時配信を「利用したい」
2019年に開始が予定されている放送の同時配信サービスについては、42%が利用意向を示した。その理由として、「外出中、移動中にテレビがなくてもネットに接続すればリアルタイムで放送を見られるのは便利」といったように利便性に期待する声が複数あったとのこと。
調査概要
- 【調査対象】自宅にテレビがあり、スマートフォンを使用している全国の20歳以上の男女
- 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
- 【調査時期】2018年2月9日~2月12日
- 【回答者数】1,000名(20代、30代、40代、50代、60代の年代毎に男性50名、女性50名)
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オリジナル記事:「2018年版 テレビのニーズ調査」テレビは生活に欠かせないものが8割【シード・プランニング調べ】
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博報堂が企業のマーケティング活動の仕組み構築を支援する新会社を設立、本格稼働開始
博報堂は、企業のマーケティング活動の仕組み構築を支援する新会社「博報堂マーケティングシステムズ」を設立して4月に本格稼働する、と3月30日発表した。マーケティング装置の開発や分析、改修などを行って企業のマーケティング活動全体のデジタル化を実現。マーケティング業務プロセスの変革を継続的に支える。
企業の中で営業、サービス、広告などプロモーションに分断されたコミュニケーションをデジタル技術活用のマーケティング装置を中心に再構築する。デジタルプロデューサー、コンサルタント、エンジニア、プロジェクトマネジャーなどをメンバーにする。博報堂グループや外部のパートナー企業とも連携して展開する。
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オリジナル記事:博報堂が企業のマーケティング活動の仕組み構築を支援する新会社を設立、本格稼働開始
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[ユーザー投稿] 津村彰氏の「設定を時短!ワイルドカードDNSを使ってみよう」
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Webサイトはシングルカラムレイアウトが王道に。賛否あったハンバーガーボタンも標準化? | 先週のWeb担まとめ記事
Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 25本とニュース記事 14本です。
→ https://webtan.impress.co.jp/events/201804
→ https://webtan.impress.co.jp/events/201804a2i
→ https://netshop.impress.co.jp/characters
今回の要チェック記事↓セミナー | ↓求人情報 | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース
Webサイトはシングルカラムレイアウトが王道に。あのハンバーガーボタンも標準化?
Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?
「王道になりつつあるシングルカラムレイアウト。ハンバーガーボタンも標準化?」は、700はてブを集めました。
モバイルファースト時代では、モバイルからPCサイトへ変形するシングルカラムレイアウトが標準形になっています。それに伴い、あのハンバーガーボタンも標準化?
「グーグルがMFIへの切り替えを正式に開始! 準備ができたサイトから順次。SCへの通知も」は、700いいね! と注目の「編集長ブログ―安田英久」の記事です。
グーグルは、MFI(モバイルファーストインデックス)の適用を、幅広い範囲で開始したことを、日本時間27日の深夜に公式ウェブマスター向けブログで発表しました。ウェブマスターがするべきこととは?
「そんな素人まるだしのダサ動画プロモーション、うちのブランドで認められると思う?【最終回】」は、「LINE@で戦え! 空手マーケター春香」の最終回。
動画プロモーションで反応が出始めた、春香のLINE@。しかし、スマホを使って店舗で撮影した素人動画に部長からストップがかかる――「こんな安っぽいプロモーションは、うちのブランドにはふさわしくない!」。そこで春香が出した提案とは?
「成果を上げるためのデータドリブンのオウンドメディア運用とKPIデザイン」は、「デジタルマーケターズサミット2018 Winter」のレポート記事です。
デジタル化によって成果の見える化が進み、各企業の成果に対するコミットメントはますます強くなっています。デジタルタッチポイントの構築・制作においても成果から逆算で考えることが必要な今、重要なのがグロースハックのアプローチです。
「AIとMAを活用したデジタルマーケティング基盤構築で重要な4つの秘訣とは」は、「デジタルマーケターズサミット2018 Winter」のレポート記事。
企業マーケティングの課題は、「マーケティング基盤を構築して、最適化と自動化を実現する」こと。AI(ディープラーニング)とマーケティングオートメーション(MA)をデジタルマーケティングに活用するためのポイントを徹底解説します。
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小川卓氏が登壇。3月末に米国で開催された「Adobe Summit 2018」の報告会を、クリーク・アンド・リバーが4月11日(水)に千代田区で開催します。参加費無料。
グローバルB2C企業向けに顧客ID統合と活用法を解説するセミナーを、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションズが4月12日(木)に大崎で開催します。参加費無料。
CRM/SFAを失敗せずに正しく活用する方法を解説するセミナーを、ソフトブレーンが日本橋で開催します。参加費無料。
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高校生Twitter利用者の半数は実名で利用、そのうち4割がアカウントを公開【マカフィー/MMD研究所調べ】
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/03/30/28845中高生の63%は「家族と一緒にいる時にスマホを使う」【中高生の家庭でのデバイス利用調査/MMD研究所・テスティー調べ】
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- ●[広告/マーケティング]
ストロボが「医療広告ガイドライン適合診断・改善コンサルティングサービス」を開始
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/03/27/28810ソネット・メディア・ネットワークスがネイティブ広告の配信を強化、スマートデバイス向け広告在庫を拡充
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EVERRISEが広告レポート自動作成ツール「アドレポ」で「プラットフォームプラン」を提供
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アイレップが「Instagram」のアカウント運用最適化サービス「Social Dig Visual」開始
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博報堂アイ・スタジオがオフラインプロモーション支援ソリューションのトライアル開始
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/03/27/28808電通が日本最大級のビーコンネットワーク「Beacon Bank」運営のunerryと資本業務提携
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DACとリボルバーが資本業務提携、デジタルメデイア運営やコンテンツマーケティング支援
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さくらインターネットがコンテナ型仮想化技術利用の新たなホスティング「Arukas」開始
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https://webtan.impress.co.jp/n/2018/03/30/28849
編集後記
お花見シーズンですね。今年はまだ行けていないのですが、今週末もまだ大丈夫でしょうか?(西)
Web担の編集後記も毎月末に更新してますので、よろしければご覧ください:
https://webtan.impress.co.jp/editors_note
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オリジナル記事:Webサイトはシングルカラムレイアウトが王道に。賛否あったハンバーガーボタンも標準化? | 先週のWeb担まとめ記事
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「動画といえばテレビCMって発想、もうやめません?」Kaizenが描くWeb動画広告の新しい形とは | インタビュー
A/Bテストを中心としたサイトの改善事業を手がけるKaizen Platform(改善プラットフォーム、以下Kaizen)が、2017年6月に「Kaizen Ad(カイゼン アド)」という動画広告作成サービスをスタートした。そして12月には事業推進のために約5.3億円の資金調達と電通グループとの資金業務提携も行った。
Kaizenが取り組む動画広告はどのようなものなのか? Kaizenの須藤憲司氏は次のように語る。
大事なのは「その場に合った広告」を出すこと。FacebookならFacebook、インスタグラムならインスタグラム。見る環境に合わせて動画のタイプを選ぶことが重要です。
それなのに、動画というと「テレビCMのWeb版」みたいに考えるお客様が意外と多い(須藤氏)
Kaizenの須藤憲司氏、栄井徹トニー氏、瀧野諭吾氏に詳しく話を聞いた。
動画を作るのは大変。「じゃあ、気軽に作れるサービスを作ろう」
――まずは「Kaizen Ad」を始めた経緯など聞かせてもらえますか?
須藤憲司氏(以下、須藤)われわれは創業から4年たち、サイト改善事業で順調に成長しています。動画広告の改善サービスは、2017年の6月くらいから本格的に立ち上げようと動いていたもので、12月の資金調達もその一環です。
動画広告はいろんな種類があります。テレビCMのようなインプレッションによる認知やブランディングを目的にしたものもありますし、Facebookのタイムラインの中だと、PowerPointのスライドショーのようにパラパラと動くライトな動画で、ランディングページへの誘導を目的にしたものもあります。その中でわれわれが特に注力しているのは、「ボトムファネル」といわれる刈り取り部分の動画広告です。
栄井徹トニー氏(以下、栄井)今、世の中には動画サービスがたくさんありますが、広告主は「テレビCMを作ってきた流れでWeb動画広告を作る」という考えが根強いです。グーグルが動画について「Hero」「Hub」「Help」の3つに分けて考える「HHH戦略」を提唱していますが、それでいうと、従来のテレビCMに相当するHero動画を作れるプレイヤーはたくさんいます。
- Hero(ヒーロー)コンテンツ: 認知拡大を目的に「面白い」「感動」などの感情を動かす動画
- Hub(ハブ)コンテンツ: ユーザーの興味・関心に合わせた訴求でファンとしての関係を作る動画
- Help(ヘルプ)コンテンツ: 具体的な購買意欲・ニーズに対する回答を提供する動画
しかし、動画広告の配信先であるグーグルやFacebookなどのプラットフォームでは、情報が流れ去るのが早い。だから、テレビCMと同じ感覚でHero動画を作ってもユーザーに見てもらえません。「最高のものをじっくり作る」ではなく「早いタイミングでクリエイティブを回していく」ほうが動画広告には向いているという側面があるんです。
――確かに、テレビCMをテレビで見る分にはいいですよね。でもTwitter上にテレビCMが流れて30秒手を止めるかというと、止めません。
須藤だからわれわれが大事にしているのは、コンテキスト(状況)場に合った広告を作ることです。広告のクリエイティブをFacebookならFacebookに合わせ、インスタグラムならインスタグラムに合わせるということです。でも、動画を作るのって大変じゃないですか。テレビCM用とかFacebook用とかいちいちコストをかけて作ってられません。気軽にできないので、「じゃあ気軽にできるようなサービスを作ろう」ということで「Kaizen Ad」が生まれました。
元になる動画があってもなくても、動画広告は作れる
――そんなに気軽に動画が作れるものなのですか?
栄井動画の制作会社ならば、撮影なども含めて制作を行うところが多いですが、われわれは基本的に「素材をいただいてポストプロダクションで編集していく」というスタイルなんです。テレビCMの動画を素材として、Webのプラットフォームに合わせて編集することもあります。電通さんはきれいな動画を作るのが得意なので、そういう意味でも彼らとはビジネスがしやすいですね。
――元になる動画があるという点で、電通と組むことにメリットがあると。
栄井はい。ただ最近では、静止画の素材を元にして動画を作るというやり方でも、かなり動画らしく見せられるようになってきています。
――Hero動画をすでに持っている人はそれを活用できるし、持ってない人も画像素材などから始められる?
栄井そうです。動画の要素を大きく分けると「訴求」「表現」「構成」「コピー」などがあるんですが、動画を丸ごと1本作るのは、それらを一度にやってしまうということなんですね。これってたとえるならば、資産運用で一発当てるのを狙って新興株に資金を注ぎ込むような感覚なんです。
それに対して、持っている画像にコピーを入れたり、ちょっと構成を変えてみたりというのは、安定的な株でリターンを得るようなものです。投資にたとえるのが合っているかはわかりませんが(笑)。
――たとえばテレビCMの動画があったとして、少しいじっただけでWebに適した形になるんでしょうか?
栄井結構、なるものですよ。
企業が通常作っているようなブランド目的のHero動画は、長くしっかり作られているものや、商品説明がしっかりされているものが多いと思います。
でも、Facebookとかで動画を流すとなると、早い段階でつかみが必要です。だから元の動画の構成から練り直して、「つかみ」が最初に来るように編集します。HubやHelpなど、動画の種類によって「短い中でユーザーの目を引きつけるパターン」があるので、コピーや尺の入れ替え、画面の切り替えなどを調整するといった具合です。
あとから編集できない動画だと、改善もできない
――目的や流すプラットフォームに合わせて動画を作るのが重要なんですね。
栄井そうです。最近は動画の種類もたくさんありますが、多くのお客様と接しているなかで感じるのは、「どんな種類の動画を作ればいいのかを詰め切れていない」ということです。
動画にすると決めたら、いきなり「アニメーションを作ろう」とか「キャストをアサインしよう」という思考になる。本当にテレビのCMの考え方になってしまうお客様が多いんです。
――確かに「動画広告」というとテレビCMを思い浮かべる人は多そうです。
栄井でもそういう動画って、コストがどうしても高くなりますよね。しかも、あとから何度も編集することを前提に作られていないので、権利が発生したりして十分に編集できないこともあります。だから、それを広告プロモーションに使うとなると、どうしても「当たるか当たらないか」の一発勝負になります。当たればいいですが、当たらないと高いコストが無駄になってしまいますよね。
そういうリスクをとるよりは、「動画の中でこの種類のものを作ろう」「あとから編集できるように作ろう」ときちんと事前に決めておいて、当たらなければ少しずつ改善して試行錯誤を重ねるというやり方のほうが効率がいい思います。広告ならば特に、PDCAを回す必要があるので。
われわれは、そういう「改善」ができるタイプの動画を提供しています。
一発勝負ではなく、回数をたくさん試して運用していくことが大事
――広告主は「動画といえばテレビCM」という発想をいったん捨てたほうがいい?
須藤われわれとしてはそれを啓発したいと思っています。けど、そういう前提で始めても、形になった動画を見るとお客様はこだわりたくなっちゃうんです(笑)。
――「もっとかっこよく!」とか?
瀧野諭吾氏(以下、瀧野)そうです。つい、普段見ているテレビCMと比較したくなっちゃうんです。でも、プラットフォームに最適化しながら運用していく動画広告だと、実際に比較するべきなのはバナーとかリスティング広告ですよね。こだわりすぎると結局お金や時間のコストばかりかさんで、回数を試せなくなります。それで「やってはみたけど、動画ダメだね」という結論になってしまうんです。
栄井動画に関するお客様の声は、やっぱり「値段が高い」が多いですね。テレビCM並にこだわるからそうなってしまうんですが、その意識を変えるのがなかなか難しい。
瀧野Kaizen Platformは、グロースハッカーと呼ばれるクリエイターがコンペ形式で案を出し合うのが特徴です。Kaizen Adは、7,000人のグロースハッカーがそれぞれのアイデアを持ち寄ってクリエイティブを作っています。だから一発勝負じゃなくて、いろんな切り口や見せ方をたくさん試して、何が当たって何が当たらないのかを見極めながら運用していくのに向いているんです。
電通も「P動CA」を「Kaizen Ad」のOEMでサービスとして提供
――Kaizen Adについてはよくわかりました。業務提携している電通でも「P動CA」というサービスを提供していますが、これと「Kaizen Ad」は、どういう関係なのでしょうか?
須藤電通さんがFacebookの動画広告を改善する「P動CA」という商品を持っていて、それをわれわれがOEMで提供しているんです。広告主から見たら「電通さんに頼めばワンストップでやれる」ような仕組みになっています。
――「P動CA」の中身は「Kaizen Ad」?
須藤はい、基本的には同じものです。ただし、「P動CA」ではクリエイティブを作成するクリエイターを電通さん向けに最適化しています。電通さんだと権利がからむものやブランドなどを扱うことが多く、制約がありますが、そういう複雑なコミュニケーションがある場合でもフレキシブルに対応できるような体制を整えています。
――もともとKaizen Platformで作っているランディングページでも「動画広告を使って何かしたいな」となった場合、Kaizen Adと組み合わせる形になるんでしょうか。
須藤ランディングページ制作と動画広告制作は、今はまだサービスを分けています。現状の「Kaizen Ad」はグーグルやFacebookに特化しているので、そこに広告を出したいと思ったらぜひ使ってみてください。もしかしたら、のちのちはサービスが組み合わさっていくのかもしれませんが。
――なるほど。動画広告のイメージが、これからがらりと変わりそうですね。本日はありがとうございました!
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若者のレトロブームはまだまだ続く。今流行りの昭和レトロコンテンツまとめ | BACKYARD デジタルマーケティングNEWS
2017年から2018年にかけて世の中的なトレンドとなっている昭和レトロブーム。新たなワカモノ文化となりつつあるものから、企業のプロモーション事例まで、世の中で巻き起こっているあらゆる「レトロ回帰」をまとめました!
昨年Youtubeから一躍有名になった登美丘高校ダンス部『バブリーダンス』。 年末の紅白歌合戦では郷ひろみとコラボし、今年はなんとハリウッド映画『グレイテスト・ショーマン』のプロモ-ションビデオでコラボし話題になっていますね。
このバブリーダンスを筆頭に、デジタルネイティブ世代である若者の間では「フィルムカメラ」「カセットテープ」「レトロ家電」「純喫茶」「銭湯」「ネオ横丁」……と、モノからコトまでいろいろな方面で昭和~平成初期を中心とした「レトロ回帰」がブームとなっています。そして昨年あたりからは、このレトロブームが一部世代の流行りではなく、より幅広い世代を取り込んだ世の中的なトレンドとなっているのではないか!?と注目しています。
「PLAY!スペースインベーダー展」
インベーダー誕生40周年を記念して開催された展覧会。巨大ガラスにゲーム画面が投影され、そこで実際にゲームをするという体験型の展示が特徴的でした。
最近の展覧会で流行りの「インスタ映え」と「体験型」の双方を取り入れています。
企業事例は “ドラマ・映画パロディー”系多し
企業プロモーションで「レトロ回帰」を扱っている事例では、バブル時代の“ドラマ・映画パロディー”系、または“ブランドリバイバル”系をテーマとしたものが多いようです。
トレンディドラマあるあるが凝縮! KIRIN iMUSE 「トレンディの法則」
新ブランドのプラズマ乳酸菌飲料「iMUSE(イミューズ)」のPR動画。
バブリーダンスからくる“バブル期”注目の流れと最近流行ったあるある動画を取り入れ、トレンディドラマでよくあったシーンを凝縮したパロディムービーに仕上がっています。
ブームを巻き起こした映画と見事にマッチング! JR 東日本 「私を新幹線でスキーに連れてって JR SKISKI」
2018年度JR SKISKIキャンペーンでは、JR東日本発足30周年と80年代バブル期のスキー流行の後押しとなった映画『私をスキーに連れてって』公開30周年が重なり、コラボして展開されました。
毎年さまざまな若手女優が起用され「あの女優は誰?」と話題に上がるJR SKISKIの広告。今年は「懐かしい!」や「映画は知らないけど、レトロな感じが新しくてかわいい!」という新たな文脈で広告が広がり、話題になっています。
その他、BtoBということもあり話題化までには至っていませんが、80年代に流行ったドラマ『不良少女と呼ばれて』をパロディー化した「不良ページと呼ばれて」という、ウェブ制作会社の企業サイトもあります。完成度が高いので、ぜひ見てみてください。
銭湯ブームにのっかった「入れる!?『雪印コーヒー』の湯」
雪印コーヒー55周年を記念したキャンペーンでは、歴史ある銭湯「明神湯」とタイアップしました。
期間中、明神湯全体がそのブランド世界観になっており、本当に入れる「雪印コーヒー」の湯のほか、オリジナルグッズや無料サンプリングなどさまざまなコンテンツが用意されていました。最近の銭湯ブームとブランドテイストを上手く合わせたキャンペーンですね。
サイトには当日の写真も掲載されているのでぜひチェックしてみてください。
その時代を通ってきた人たちは、懐かしさに思わず見てしまい、その時代を知らない若者は、その時代が持つ個性に興味を持ち、不自然さに思わず突っ込みたくなる。
若者から親世代、おじいちゃん世代まで、それぞれの世代が注目ポイントを持てることで広い世代に対して伝播が見込め、PR的にもポジティブムードが作りやすそうですね。
若者の間でキテイルのは音楽系
カセットテープブーム
若者の間でさまざまな“レトロ回帰”が広がっているなか、バブリーダンス以前からインディーズ音楽が好きな若者中心に流行っていた「カセットテープ」。現在、アメリカや日本でも売上拡大しており、大衆的なブームとなりつつあるようです。
インディーズだけでなく、でんぱ組.incなどの人気アイドルもカセットテープを制作・販売、東京・中目黒にはカセットテープ専門店もあり、一般的に使われていた時を知らない若者の間でお洒落なアイテムとして注目されています。
昭和歌謡・昭和アイドルもブーム!?
まだニッチではありますが、70~80年代の昭和歌謡もじわじわブームとなっています。
その時代のアイドルをまねた歌手グループがデビューしたり、アイドルが昭和歌謡を歌うライブが開催され、年配者だけに限らず若者も足を運んでいるようです。
「ベッド・イン」
“バブル時代の煌めきをもう一度”というキャッチコピー通り、バブル感満載の歌手グループ。
昨年末から、多くのマスメディアで取り上げられており、レトロ回帰の流れとともに人気急上昇のようです。
レトロ回帰で“インスタ映え”。 “撮る”という行為に再注目か
レトロな演出に特化したスマホアプリは、まだ大きなブームとはなっていないようですが、アート感度の高い人や韓国の若者の間で人気となっています。
ある調査では、「アナログ的な要素のある商品・サービスを使ってみたいと思いますか。」という質問に対して、SNS投稿をよくする人で「使ってみたい」と答えた人は75.3%、あまりSNS投稿しない人で「使ってみたい」と答えた人は58.3%と、投稿者のほうがアナログな商品・サービスへの関心が高いというという調査結果も出ており、その影響を受けてか、今回取り上げるアプリも、体験自体に力を入れたアプリが多いことが特徴です。
「Camcorder」
80年代から90年代で普及していたVHS(Video Home System)と呼ばれるホームビデオレコーダー風の動画を撮影することができる動画撮影アプリ。2006年をもってVHSは発売終了になっているため、大人にとってはどこか懐かしいですが、本物を見たことのない若者にとっては目新しく、SNS上にありふれているフォトジェニックな動画よりも逆に「インスタ映え」を狙えるのかもしれませんね。
「Huji Cam」
気軽に写ルンです風の写真を撮ることができるカメラアプリ。無料にも関わらず写真そのものの加工だけでなく、「撮る」という体験自体も本物のフィルムカメラのような演出が施されており、撮るという行為から楽しめるつくりになっているのが特徴です。
※富士フィルムの公式アプリではありません。
「Gudak Cam」
Huji Camよりも、さらに「写真を撮る」という体験にフォーカスしたカメラアプリです。2017年下半期に韓国の若者の間で流行っていました。
このアプリの最大の特徴は、なんと「現像」という概念がアプリ上にあることです。一般的なフィルムカメラ同様、24枚撮り終えた後、新たに写真が撮れるようになるまで1時間、その写真を見る(現像)ためには丸3日間待たなければならないのです。今年あたり日本で流行るかもしれませんね。
※Kodakの公式アプリではありません。
いわゆる“インスタ映え”だけでは物足りなくなった若者たちが、新たなコト消費としてこういった手間のかかるアプリを使うのでしょうか。
まとめ
幅広い世代に、それぞれの文脈で広がる「レトロ回帰」。デジタルネイティブ世代の若者にとって「レトロ回帰」というのは、コンテンツとして愉しめ、さらにSNSでシェアする価値がある体験・モノとして定着しつつあるのかもしれません。
まだまだ続きそうな「レトロ回帰」ブーム。文通?ポケベル?次は何が流行るのか注目ですね!
「BACKYARD (IMJ)」掲載のオリジナル版はこちら若者のレトロブームはまだまだ続く。今流行りの昭和レトロコンテンツまとめ2018/03/19
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スマホアプリ利用状況:平均インストール数は23個。78%が課金経験なし【マクロミル調べ】
マクロミルは15〜59歳のスマートフォン利用者1,231名を対象に、アプリの利用状況調査を実施した。その結果を紹介する。
スマートフォン利用率は8割。年代が上がるにつれて利用率は下がる
まず全国15~59歳の2,000名を対象に、普段の利用端末を聞いたところ、スマートフォンを利用していると回答した人は全体の1,231名(79.7%)となった。
年代別に見ると、スマートフォン利用者の割合は10代が90.4%、20代が87.4%、30代が83.9%、40代が78.2%、50代が66.6%。年代が高いほど、スマートフォンの利用率が低くなっている。
アプリの平均インストール数は23個。若いほど多い
前項で「スマートフォンを利用している」と回答した1,231名を対象に、アプリの平均インストール個数を聞いた結果がこちら。
「アプリを知らない」と答えた7名を除く1,224名のアプリ平均インストール数は23.3個となった。年代別では、10代は29.4個、20代は26.0個、30代が21.8個、40代は22.1個、50代は21.0個であり、おおむね年代が低いほどインストールしている個数が多くなる傾向にある。
3人に1人は1週間以内に新しいアプリをインストール
新しいアプリをインストールする頻度を確認する目的で、調査実施日から1週間以内/1か月以内/3か月以内に新しくアプリをインストールした回数を聞いたものがこちら。
1週間以内にアプリをインストールした人は33.6%。1か月以内では54.4%、3か月以内では64.2%となった。
アプリを知るきっかけは「アプリストアでのランキング・評判」
直近3か月以内に新しくインストールしたアプリについて、どこでその情報を知ったかを聞いたところ、「アプリストアでのランキング・評判」が42.5%となり、2位以下に2倍以上の差をつけた。2番目に多かったのは「Webメディア・Webニュースでの情報」で20.3%。次いで「友人・知人からの口コミ」で18.9%。
新しいアプリをインストールする際にどのようにアプリを探すか、情報検索方法についても尋ねたところ、最も多かったのは、「アプリストアでの検索」で60%、次いで「インターネットで検索」55%、「アプリストアでのランキング・評判」29%の結果となったとのこと。
これらの結果から、アプリをインストールする際には、アプリストアに掲載される情報を参考にしているようすがうかがえる。
アプリへの課金、78%が経験なし。有料アプリもインストールせず
アプリの月々の使用料や、アプリ内でのアイテム購入等でお金がかかるものについて、月の平均額を聞いたものがこちら。
最も多かったのは「課金はしたことがない」(*)で、77.8%が該当した。残り22.2%のアプリ課金経験者における平均課金額は1,680円。
*ここでいう「課金」はユーザーがアプリ提供者に対して料金を支払う行為を指す
また、有料アプリ(インストール時にお金がかかるアプリ)のインストール個数を聞いたところ、最も多かったのは「有料アプリはインストールしていない」で、80.4%が該当した。有料アプリをインストールしている240名の中で、5個以上の有料アプリをインストールしている人は18%であった。
本調査ではこのほか、「こんなアプリがあったらいいのに」と思うのはどんなアプリかを自由回答で聞いている。カテゴリーごとの回答結果は関連リンクを参照のこと。
調査概要
- 【調査名称】スマートフォン利用状況調査 *事前調査に相当
- 【調査対象】全国15~59歳の男女(マクロミルモニタ会員)
- 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
- 【回答者数】2,000名
- 【割付方法】平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付
- 【調査時期】2018年3月23日
- 【調査名称】スマートフォン利用者にきく、アプリの利用状況調査 *本調査に相当
- 【調査対象】上記「スマートフォン利用状況調査」において、普段スマートフォンを利用していると回答した人
- 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
- 【回答者数】1,231名
- 【割付方法】上記調査におけるスマートフォン利用者の性別×年代別構成に合わせてウエイトバック
- 【調査時期】2018年3月23日~3月25日
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