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月間1.4億PVを誇る日本郵便のWebサイトが大切にしている、納得のポイントとは? | 先週のWeb担まとめ記事
Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 35本とニュース記事 16本です。
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月間1.4億PVを誇る日本郵便のWebサイトが大切にしている、納得のポイントとは?
Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?
「1.4億PV/月の日本郵便のWebサイトが大切にする、意外だけど納得のコトとは? 」は、「稲富滋のWebマスター探訪記」の連載記事。
約2万5千ページ、月間平均1億4千万PV、ユニークユーザー数1千万人超えという日本郵便のサイト。稲富滋氏が、日本郵便の木村理沙さんに話を聞きました。
「モンスター広報に困ってます! 広報のあるべき姿を教えてください――ビーコミ加藤さんに聞いた」が、480いいね!と注目を集めました。
「モンスター広報」って何? 本来あるべき広報の姿をビーコミの加藤さんに聞いてきました。
「コンバージョン向上の秘訣とは? 改善すべきWebページが一目でわかります!」が公開されました。
適切なサイト改良のための新基準「コンバージョンインパクトスコア(CIS)」とは? サイト改善の優先順位を適切に選定する方法を解説します。
「マーケティングに人員を割けない中小企業こそ、MAが役に立つ」は、0217年11月に開催された「Web担当者Forumミーティング 2017 Autumn」のレポート記事です。
Webサイトの来訪状況、メールマガジンのクリック率などをまとめて管理し、見込み客をあぶり出すのがMA(マーケティングオートメーション)の役目です。「お金も時間もない」とあきらめる前に、まずは真似することから始めてみましょう。中小企業の実践例を紹介。
「年に数日しかない販売ピーク時期にサーバーがダウン!? 悪夢の状況を回避するために何ができるか」は、EC/B2Bサイト担当者要チェック。
せっかくのチャンスなのにWebサイトが重くてつながらない! そんなトラブルを避けるため、サイト運営に立ち塞がる「季節的要因」をクラウドテストで乗り越える方法を紹介します。
「ネットショップ担当者フォーラム」
「クラウド&データセンター完全ガイド」
「IT Leaders」
「Think IT」
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パーソナライズ、コンテンツマーケティング、サービスサイエンスなどセミナー7件(大阪あり)
※ユーザー投稿でのセミナー告知もご覧ください。
Webサイトでパーソナライズを実践するポイントやサイト設計について解説するセミナーを、キノトロープが3月2日(金)に代々木上原で開催します。参加費無料。
コーポレートサイトのリニューアルを失敗しないための準備や考え方を解説するセミナーを、コニカミノルタジャパンが3月5日(月)に大阪で開催します。参加費無料。
検索意図を把握したマンガマーケティングで成果を出した事例を紹介するセミナーを、シンフィールドとFaber Companyが3月1日(木)と3/7(木)に赤坂で開催します。参加費無料。
Facebookや日本テレビが登壇するセミナーイベント「Kaizen the World 2018」を、Kaizen Platformが3月1日(木)に渋谷で開催します。参加費無料。
顧客の心をつかむ「サービスサイエンス理論」を解説するセミナーを、日本情報システム・ユーザー協会が3月2日(金)に東京・日本橋で開催します。参加費は会員33,000円、一般42,000円(税込)。
「今日から始める」コンテンツマーケティングの2018年版入門セミナーを、パイプドビッツが3月2日(金)に赤坂で開催します。参加費無料。
→ https://www.pi-pe.co.jp/seminar_event/contentsmarketing20180302/
マーケティングオートメーションツールをうまく活用するポイントを解説するセミナーを、メディックスが3月2日(金)に築地で開催します。参加費無料。
Web担当者向け新着求人情報
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先週の人気記事 ↑要チェック | ↑セミナー | ↑求人情報 | ↓解説記事 | ↓ニュース
Web担で先週公開された記事のうち、「今回の要チェック」に次いでアクセスが多かった記事です。
※背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。
- [時代は「SEO」から「SXO」へ ~海外最新サーチ事情・市場予測]
米国SEO専門家240人調査:SEOの月額予算は? 優先するのはテクニカル? コンテンツ? 効いた施策は? - [編集長ブログ―安田英久]
Facebook投稿のリーチ数がビューアブル計算に変更、15か月越しの修正 - [ニュース記事]
ブランド価値評価でZOZOTOWNが急成長、トヨタは10年連続1位「Best Japan Brands 2018」 - [今すぐ実践できる写真講座(全6回)]
ブログやSNS用にスマホで物撮りは、ちょっとした工夫で劇的に改善! - [BACKYARD デジタルマーケティングNEWS]
フォトジェニック疲れ? Instagramストーリーが流行るワケ。 - [『ENGAGE TO WIN』エンゲージメント・エコノミー時代を勝ち抜くには by Marketo(全8回)]
失敗から見る成功者のマーケティング戦略。Netflix成功の裏で倒産に追い込まれた企業とは? - [ニュース記事]
2017年度のWeb接客市場は39億円に。以後も高成長との予測【ITR調べ】 - [Web広告研究会セミナーレポート]
NEC・パーソル・リコーのコーポレートブランディング最新事例――ブランドを作り上げるのは1人ひとりの社員 - [BACKYARD デジタルマーケティングNEWS]
【2018年トレンド】MAツールは普及期から発展期へ。B to C顧客コミュニケーションはどう変わるのか?
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Web担の解説記事には、ウェブサイトをビジネス活用したい人向けの情報がたっぷり詰まっています。
※背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。
- [Ledge.ai出張所]
ついに面接官もAIに?帝京大学がAI面接サービス「SHaiN」をキャリア教育に試験導入 - [先週のWeb担まとめ記事]
グーグル公式SEOチェックツール登場、Chrome拡張で - [Web担人気記事ランキング]
Google公式のChrome拡張SEOツール公開、10項目を簡単チェック - [ユーザー投稿記事] by
セキュリティ対策のされたWebサイトでなければユーザが離れていく?! - [ユーザー投稿記事] by
Facebook広告のターゲティングの種類と使い方 - [ユーザー投稿記事] by
ブレインパッド、広告運用レポートの自動作成と実績予測シミュレーション・最適化予算配分が可能な広告運用支援ツール「AdNote」を新たに提供開始 - [ユーザー投稿記事] by
【ホワイトペーパー】「なぜ、販促にアプリが必要なのか?~効果的な「アプリ接客」のはじめかた~」を公開いたしました - [ユーザー投稿記事] by
【3/19(月)】無料セミナー「MA、SFA、CRMを導入しても成果が出ないのは組織体制にあり!必ず成果を出せる組織運営ルールとは」を開催! - [ユーザー投稿記事] by
福岡版|クリエイターのためのデジタルマーケティング入門 - [ユーザー投稿記事] by
『第5回ウェブマネジメント講座(東京)』と『BtoB企業の戦略的ウェブサイト活用≪無料≫セミナー(東京・名古屋)』の開催決定 - [ユーザー投稿記事] by
【3/20開催】ランドスケイプ、マルケト共催 BtoBマーティング担当者に送る「ABMを実現するMAとデータ活用方法」
先週のニュース記事 ↑要チェック | ↑セミナー | ↑求人情報 | ↑人気記事 | ↑解説記事
大手のニュース媒体では紹介されない、ホームページの企画・構築・運営や、ウェブマーケティング関連のニッチなニュース記事ならWeb担で。
※背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。
- ●[調査データ]
ファッションビルのNPS、1位はルミネ。知人からの口コミが影響【EmotionTech調べ】
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/02/13/28310
- ●[広告/マーケティング]
博報堂アイ・スタジオが対面調査から高いブランド体験を創出する「BEST Match」開始
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/02/15/28353トレジャーデータの「TREASURE CDP」に顧客の行動を元にした予測リードスコアリング機能を追加
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/02/14/28346
- ●[アクセス解析・ソーシャル解析・広告効果測定]
EVERRISEの広告レポート作成ツール「アドレポ」がロックオンの「アドエビス」と連携
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/02/14/28336スマートフォンの広告効果測定データ基盤「ART DMP」が「AdCorsa」「AppAmore」と連携
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/02/16/28363ブレインパッドがSNSに投稿された画像をAIで解析して特定ドリンクの消費シーンを分析
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/02/14/28337
- ●[ソーシャルメディア]
トライバルメディア、LINEビジネスコネクトのチャットボット活用支援サービスを提供開始
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/02/13/28307アイレップが「LINE」活用企業向け運用最適化サービス「Social Dig Connection」開始
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/02/15/28352
- ●[その他]
電通がデータアーティストを子会社化、マーケティング領域のAI活用を推進
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/02/13/28308電通PRがCandeeとともに記者発表会やPRイベントのライブ配信「True Post」を開始
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/02/14/28338ロックオンが「アドエビス」のパートナー企業サイト「AD EBiS Partner Portal」開設
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/02/16/28364インテージ、旅行・観光市場向けデータサービス「うごキット」提供開始、ドコモ契約端末7,500万台のデータ利用
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/02/16/28362ホットリンクが「炎上」を疑似体験できる企業向け「1時間だけ炎上防災訓練」無償提供
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/02/16/28365AI活用の専門文書翻訳サービス「アイちゃん」開始、日本語1文字1円、英語1単語2円
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/02/15/28351
編集後記
スマートスピーカーがある生活にすっかり慣れました。「ないと不便!」まではいきませんが、音楽以外にもちょっとしたキッチンタイマーやアラームならスマホよりも便利ですね。(西)
Web担の編集後記も毎月末に更新してますので、よろしければご覧ください:
https://webtan.impress.co.jp/editors_note
※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:月間1.4億PVを誇る日本郵便のWebサイトが大切にしている、納得のポイントとは? | 先週のWeb担まとめ記事
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ユーザーが嫌うオンライン広告12種を定めた「Better Ads Standards」日本語訳
グーグルは、「Better Ads Standards」に準拠していないウェブ広告をChromeブラウザで2018年2月15日から非表示にすることを発表した。
「Better Ads Standards」とは、オンライン広告のユーザー体験を改善するための基準として、ユーザーが不快に思う12の広告表示スタイルを米国の団体Coalition for Better Ads(CBA)が定めたものだ。
本記事では、Coalition for Better Ads(CBA)が公開している「The Initial Better Ads Standards(優良広告基準:初版)」を、CBAの許諾を得て日本語訳・編集したものをお届けする。
※注意名称は「優良広告基準」だが、この文書が示しているのはその基準から外れる「適切ではない広告の例」である点に注意。
※注意 CBAでは、この基準をあくまでも北米と欧州を対象としたものとして作成している(その地域のユーザー調査をもとに作成したため)。そのため、日本のユーザー向けに適用するべきものとはしていない点に注意してほしい。
Coalition for Better Ads(CBA)では、次のような企業や団体を含め全40の組織がメンバーとして活動している。
- 業界団体
- Interactive Advertising Bureau (IAB)
- World Federation of Advertisers (WFA)
- Association of National Advertisers (ANA)
- American Association of Advertising Agencies (4 A's)
- Data & Marketing Association (DMA)
- 広告主
- P&G
- ユニリーバ
- プラットフォーム
- Microsoft
- Criteo
- Taboola
- メディア
- News Corp
- The Washington Post
- Omnicom Media Group
- Thomson Reuters
北米と欧州のデスクトップ/モバイルウェブ広告に関する優良広告基準(初版)
オンライン広告の消費者体験改善を目的とした団体(Coalition for Better Ads、CBA)は、2万5000人以上の消費者を対象とする包括的な調査を実施し、その結果に基づいて、北米と欧州のデスクトップ/モバイルウェブ広告に関する優良広告基準(初版)を策定しました。
CBAの調査※結果から、ユーザーを不快にさせたり、迷惑だと感じさせたりする評価の低い広告体験があることが判明しました。そういった広告体験は、ユーザーに広告ブロック機能の利用を促すものでもあります。
今回策定した優良広告基準(初版)は、この調査結果に基づいて定義されたものです。デスクトップウェブ広告では調査した6種のうち4種、モバイルウェブ広告では調査した12種のうち8種の広告エクスペリエンスが、消費者の許容レベルを下回りました。
ユーザーが不快と感じる、許容レベルを下回った広告を紹介します。
※優良広告基準(初版)を策定するに当たり、消費者の意見と研究データを幅広く取り入れました。
CBAの消費者調査は、消費者に最も好まれない広告の種類を特定するために実施したものですが、より広範な広告エクスペリエンスに対する消費者の評価、たとえば、「より好まれる広告の種類」などについても知見を与えてくれます。
CBAは、最も好まれない広告エクスペリエンスに関する優良広告基準の定義に力を入れることを通して、新たな広告エクスペリエンスの持続的イノベーションを可能にします。
調査対象となったその他の広告エクスペリエンスについては、CBAの調査ページ(英文)をご覧ください。
デスクトップウェブ広告
調査で許容レベルを下回った(ユーザーが不快と感じる)デスクトップウェブ広告4種を紹介します。
ポップアップ広告
ポップアップ広告は、インタースティシャル(隙間)広告の一種で、その名の通り、メインコンテンツに割り込むように現れて閲覧を妨害する広告です。
ページのコンテンツが読み込みを開始すると表示され、ウェブサイト訪問者からの迷惑だという指摘が最も多かった広告の1つです。
ポップアップ広告にはさまざまなバリエーションがあります。画面の一部に表示されることもあれば、画面全体に表示されることもあります。
音声付き自動再生動画広告
ユーザーが何も操作しないのにいきなり音声が流れる動画広告です。
この種の広告エクスペリエンスはユーザーの不意を突くため、特に混乱を招きます。音を消すために慌ててウィンドウやタブを閉じることも少なくありません。
カウントダウン付きプレスティシャル広告
「カウントダウン付き」プレスティシャル広告は、コンテンツを読み込む前に表示され、カウントダウンが終了するまでユーザーがこれを閉じることはできず、自動的に消えることもない広告です。
この種の広告はユーザーを混乱させ、カウントダウンが終わって目当てのコンテンツが表示されるまで待つ意欲を失わせることがあります。
大型スティッキー広告
大型スティッキー広告は、ユーザーがページをスクロールしてもページの端に表示され続ける広告です。
ユーザーがページを閲覧するときに、静止画の固定広告が画面の30%を超える面積を占有している状態です。
このタイプの広告は、ユーザーがページのどこに移動しても画面の一定部分が見えない状態が続くため、妨害作用があります。
モバイルウェブ広告
調査で許容レベルを下回った(ユーザーが不快と感じる)モバイルウェブ広告8種を紹介します。
ポップアップ広告
ポップアップ広告は、インタースティシャル(隙間)広告の一種で、その名の通り、メインコンテンツに割り込むように現れて閲覧を妨害する広告です。
ページのコンテンツが読み込みを開始すると表示され、ウェブサイト訪問者からの迷惑だという指摘が最も多かった広告の1つです。
ポップアップ広告にはさまざまなバリエーションがあります。画面の一部に表示されることもあれば、画面全体に表示されることもあります。
プレスティシャル広告
モバイルプレスティシャル広告は、モバイルページでコンテンツを読み込む前に表示され、ユーザーが目的のコンテンツに進むことを妨げる広告です。
この広告のポップアップのサイズは、画面の一部から全画面表示までさまざまです。
ユーザーがメインコンテンツにたどり着くことを妨げるような、独立したページとして表示される場合もあります。
高さの占有率が30%を超える広告
モバイルページにおいて、広告の高さがメインコンテンツの高さの30%を超えると、広告の内容がテキスト、動画、静止画のいずれの場合も広告エクスペリエンスに混乱が生じます。
スティッキー広告やインライン広告もこれに該当します。
このように占有率の高い広告がモバイル端末で表示されると、ユーザーはテキストコンテンツに集中することが非常に難しく、いらだちを感じることがあります。
点滅アニメーション広告
背景や色が急激に変化して「点滅」するアニメーション広告は、消費者にとって非常に不愉快なものであり、ページのコンテンツの閲覧を大いに妨害する広告です。
音声付き自動再生動画広告
ユーザーが何も操作しないのにいきなり音声が流れる、音声付き動画広告です。
この種の広告エクスペリエンスはユーザーの不意を突くため、特に混乱を招きます。音を消すために慌ててウィンドウやタブを閉じることも少なくありません。公共スペースでモバイル端末を使っているときは、音が出ることで周りの迷惑になったり、恥ずかしい思いをしたりする場合があるため、特に問題です。
カウントダウン付きポスティシャル広告
カウントダウンタイマー付きのポスティシャル広告は、ユーザーがリンクをクリックした後に表示される広告です。
カウントダウンが終了するまでユーザーはこの広告を閉じることができず、広告が自動的に消えたり別のページにリダイレクトしたりすることもありません。
これらの広告はコンテンツの流れを乱して利用者をいらだたせ、閲覧する気を失わせる結果になることもあります。ユーザーがあるページから別のページに移動しようとするとき、この広告によって待たされると、ページの閲覧自体を諦めてしまう可能性もあります。
全画面スクロールオーバー広告
全画面スクロールオーバー広告はコンテンツを覆うように表示され、ユーザーはこれをスクロールして移動させなければいけない広告です。
この種の広告はページの30%超を占有し、メインコンテンツの上に重なるように表示されて閲覧を妨げます。
その結果、閲覧しようとするコンテンツがわかりにくくなり、ユーザーを当惑させることがあります。
類似の広告でも、コンテンツに埋め込まれていて、スクロールすることでより速やかに視界から消せるものとは異なります。
大型スティッキー広告
大型スティッキー広告は、ユーザーがモバイルページをスクロールしてもページの端に表示され続ける広告です。
ユーザーがページを閲覧するときに、静止画の固定広告が画面の30%を超える面積を占有している状態です。
このタイプの広告は、ユーザーがモバイルページのどこに移動しても画面の一定部分が見えない状態が続くため、妨害作用があります。
大型スティッキー広告が表示されることにより、そのページのメインコンテンツが邪魔されて分かりにくくなります。その結果、ユーザーエクスペリエンスの悪化が避けられません。
解釈に関する注意書
優良広告基準(初版)の解釈について - 報告(2017年9月15日)
新たに公開された優良広告基準(初版)を検討したり実際の市場に導入する際に、解釈上の問題が生じる可能性があります。
この基準の一般的な解釈、また特定項目の解釈をめぐる論争点の解決に関する総合的なフレームワークが確定するまでの間、CBAは一部の広告手法について、それらが関連するテスト対象の広告エクスペリエンスは十分に明確化されておらず、それゆえ論争中であると判断する場合があります。
ポップアップ広告(デスクトップ/モバイルウェブ)に関する優良広告基準について、CBAは2種類の広告エクスペリエンスに注目しています。
画像またはインタラクティブコンテンツ(動画、ゲーム)中に表示され、そのコンテンツの30%以下を占有する広告。
ユーザーがあるコンテンツに対するアクティブな操作を終了したときに現れるエグジットポップアップ広告。
表示のタイミングは次の通り。
- ユーザーがそのページを離れようとするとき(ページからの離脱を妨げることはない)
- 動画を含まないコンテンツで非アクティブまたはアイドルの状態が30秒以上続いたとき
- ユーザーがページのトップ記事の終端に達したとき
- ユーザーが意図的に他のタブに遷移した後、当初のページに戻ってきたとき
CBAは、この2種類の広告エクスペリエンスは論争中であるという判断に基づき、現時点ではこれらを優良広告基準のポップアップ広告(デスクトップ/モバイルウェブ)項目に含めていません。
こうした広告エクスペリエンスは、今後の評価対象にする予定です。
オリジナル記事(英文)はこちら:
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オリジナル記事:ユーザーが嫌うオンライン広告12種を定めた「Better Ads Standards」日本語訳
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8か月で検索流入数が3倍に! Webメディアで生かされた紙メディア編集者のノウハウとは?【前編】 | 成果につなげる! コンテンツマーケティング最前線
ホームセンターで配布しているフリーペーパーを前身として、2016年3月に誕生したライフスタイルWebマガジン「Pacoma(パコマ)」。
ライフスタイル系メディア群雄割拠の時代、編集長の西面冬樹氏は「後発でも着実に読者を増やしたい。SEOで戦うには、絶対に紙メディアの編集者が必要だ」と確信していました。そこで採用されたのが、出版社で7年間、女性向けのインテリア・生活情報の雑誌を編集してきた武蔵英介氏。
武蔵氏着任から8か月後、Webマガジン「Pacoma」は検索流入295%、月間PV数317%と大きな成長を遂げます。お2人にWebでも生かせる紙メディアのノウハウを聞きました。
前編では、SEOで成果を出すための「武器と戦術の立て方」について、そして後編ではその原動力を生み出す「ライター採用テクとマネジメント」に迫ります。
地に足のついた編集で、しっかりと価値を提供するメディアにしたい
――まずはWebマガジン「Pacoma」の成り立ちを教えてください。
西面冬樹編集長(以下、西面)もう20年以上続いているフリーペーパーが前身です。M&Aでわれわれ日宣が出版することになり、紙とは別にWebメディアも立ち上げることになりました。DIYや掃除、ガーデニング、収納など、生活に近い話題を幅広く扱っているメディアなので、Webとの親和性も高いと考えたのです。
――どんなWebメディアを目指したのですか?
西面最初考えたのは、やはり紙メディアとの相乗効果です。いずれは紙と同程度の広告価値を創出できるようになりたい。そのためにはまず読者を増やす必要があります。芸能人やインフルエンサーを起用したコンテンツのほかに、検索ユーザーに向けた課題解決型のSEOコンテンツも必須だと考えました。
西面絶対にこだわりたかったのが「コンテンツの質」です。企画当時、競合となるライフスタイル系の人気メディアは、キュレーションサイトも含めて大量に記事を投入する手法が一般的でした。なかには誤った情報や、出どころが不確かな情報も多かったのです。
広告のみならず、印刷や編集にも60年以上の社史の中で“深く”取り組んできた日宣がその中に飛び込むなら、たとえ歩みはゆっくりでも、地に足の着いた編集でしっかりと価値を提供できるメディアに成長させたい。だからこそ「紙メディアの編集者が必要だ」と感じていました。
SEO知識はゼロでも構わない。紙メディアの編集者がほしい
――SEO経験者ではなく「紙メディアの編集者」。それはなぜですか?
西面私自身、集英社で編集に携わった経験から感覚知があったのです。「求める質をかなえるなら、女性読者のニーズを深く理解しつつ、一歩引いた客観的な目線で生活情報の記事を作ってきた男性の雑誌編集者がいい。興味さえあれば、SEOの知識はゼロでも構わない」と。
紙メディアで鍛えられた編集者は、「言葉と言葉の間に文脈を見い出す」感覚に優れているので、最短の時間で優れた分析ができるはず。その視点は、SEOでも最強の武器になると考えました。そこで、マスコミ向け転職エージェントに募集を出したのです。
――そこに中途採用で応募されたのが武蔵さんだったのですね。
武蔵英介氏(以下、武蔵)はい。「なんて自分にぴったりの募集なんだ」と面接に行ったら、西面も「まさかこんなにぴったりの編集者が来るとは」と驚いていて(笑)。僕は出版社の主婦と生活社で7年間、インテリアやライフスタイルの雑誌を編集した後にWeb業界に入り、1年半ほど他社で女性向けWebメディアを担当していました。
当時からWebマガジン「Pacoma」はコンテンツの質が高く、写真ビジュアルにもこだわっていたので「作りがいがありそうだ」と感じていて。西面から「いいツールがあるのでうまく使ってSEOに取り組んでほしい」と聞いて、ますます魅力を感じました。
――武蔵さんの入社前もSEOに取り組んではいたのですか?
西面はい。自力で1年間メディア運営をしてオーガニックで月間10万PVほどまで伸ばしてきたなかで、SEOの「成果」と「限界」を感じたことを武蔵に話しました。たとえばこちらの「ネジ頭がつぶれた(なめた)ビスを意地でも回す5つの方法」は、初期に成功した記事広告です。
まず私がユーザーになりきって、ターゲットキーワード「ネジ山 つぶれた」で検索上位に表示されているサイトを1つひとつ読み解きました。次に重要なテーマ・トピックを要素分解して、独自の取材と視点で肉付けし、さらに写真や動画を探して……と原始的な方法でやっていたら、書き終わるまで5日もかかってしまったんです。
――自力でキーワードやコンテンツを分析するのは時間がかかりますよね。
西面本当に。このコンテンツは検索順位1位(2018年2月現在)になりましたが、「これを1人でやり続けるのは無理だ」と思い知りましたね。そこで「自分がやった分析・調査を仕組み化できるツールはないか」と探して、展示会でたまたま見つけたのが「MIERUCA(ミエルカ)」です。
まさにドンピシャの機能すぎて、デモを見た瞬間「あ、これ使おう」と。ただ、武蔵を面接したころは、ツールは導入していたもののまだ使いこなせていませんでした。面接で私が「ミエルカって知ってる?」と聞いて、武蔵が「知っています。今の会社で使っていますよ」と答えた瞬間、「コイツは絶対に雇おう」と思いましたね(笑)。
武蔵本当は他部署でミエルカを導入していて、おもちゃ程度に使わせてもらったことがあるレベルだったんですけどね(笑)。でも前々からSEOに取り組みたいと思っていたので、西面の提案は願ってもない話でした。ツールだけでなくコンサルティングもつけてもらい、一から学べることにもなったので。
そうか、構成案って雑誌のラフコンテと同じなんだ
――そのコンサルを担当したのがFaber Companyの皆川や中本です。皆川さん、武蔵さんの最初にお会いした印象は?
皆川えり(以下、皆川)初回のミーティングで、キーワードの分析を一緒にやりました。一度で理解できるお客様はほとんどいらっしゃいませんが、武蔵さんも困った顔で「……ちょっともう一度お願いします」とおっしゃって。特にサジェストキーワードを検索ユーザーの意図ごとにまとめる「グルーピング」には苦労しておられましたね。
武蔵ツールの分析結果は数値で出てくるので、構成もロジカルに組み立てていかなければならないのだと思い込んで、雲をつかむような作業をしていたんです。皆川さんたちに毎日チャットで質問していたら、ある日こんなことを言われました。
ここは感覚でいいんですよ。ユーザーが何をどんな順番で知りたいのか、おもてなしの気持ちで考えてみてください
この言葉で「感覚でいいのか!」と目からウロコが落ちました。
しばらくすると、「そうか、構成案って雑誌を編集するときのラフコンテ(誌面の配置や内容をライターやデザイナーに示す指示書)と同じなんだ!」と気付いたんです。
皆川そこから本当に早かったですね。2~3か月もするとこちらが教えていただきたいぐらい秀逸なタイトルで、精度の高い構成案が返ってきて「さすが編集経験者は違う!」と感銘を受けました。
紙とWebの違い① 1コンテンツにつき1ペルソナを徹底する
――武蔵さんは、どんなところで紙メディアの編集とSEOを考慮したWebメディアの編集に違いを感じましたか?
武蔵2つほどあります。1つは「Webでは1コンテンツにつき1ペルソナを徹底する」という点です。
「クレソンの育て方」のコンテンツを例に取ると、修正前は「特徴→育て方→レシピ」という流れのものでした。タイトルも「『クレソン』栄養素ナンバー1野菜!栽培方法とおすすめレシピ」という栄養素・栽培方法・レシピの3点にフォーカスするようなものでしたね。皆川さんから、「このコンテンツのペルソナは『クレソンの育て方を知りたい』という人だから、育て方の部分を前面に出した方がいいですよ」とアドバイスを受けたのを覚えています。
武蔵そのときは「育て方だけでなく、栄養やレシピなどのコラムも網羅されていることをアピールした方が読者の興味を引きつけられるのに……」と半信半疑でした。でもサジェストキーワードの結果を見て納得。「クレソン 育て方」のコンテンツをペルソナの意図に合わせたタイトルとディスクリプションに変更し、章の順番を「育て方→特徴→レシピ」に修正しただけで検索順位が26位から2位に上がったのです。
幅広い人に見てもらおうという考えではなく、「これを知りたい」という1人に絞ってタイトルとコンテンツを作ることが大切だと実感しました。
西面紙の編集者が慣習でやってきた誌面作りが本当にユーザーの求めるものだったのか、原点に立ち返って問われるのがWebだと感じています。ゆっくり雑誌をめくる人と違って、移動中に慌ただしくスマホで検索する人は「知りたい情報と違う」と感じた瞬間、もう離脱していますから。
紙とWebの違い② ユーザーは全員初対面。基礎的なことでもていねいに解説を
武蔵もう1つ、「ユーザーは全員初対面だと思うこと」も重要なポイントです。僕は10年ぐらい生活情報のメディアに携わっているので、「重曹を使った掃除方法なんてみんな知っている」「手垢がついたネタを出すのは編集者として抵抗がある」ぐらいに考えていました。
でもツールで分析すると、「重曹」のニーズって、まだこんなにあったのかと。自分がいかにユーザーの気持ちから離れていたのかを痛感しました。雑誌を定期購読している読者なら常識の話だったとしても、Webの場合は全員が初対面だということです。以来、そこにユーザーニーズがある限り、基本的な情報でもていねいに解説することを心がけています。
キャッチーなタイトルとSEOを重視したタイトルの2種類を使い分ける
――Webマガジン「Pacoma」の成長について、中本さんはコンサルの1人としてどう感じますか?
中本俊一(以下、中本)武蔵様は2か月ほどでライターさんの取材執筆のディレクションを始め、3か月目にもう構成案の作り方を教えておられましたね(※ライター採用については後編で紹介)。SEO未経験から始めてこんなに早く人を教えるまでになられた担当者様は、当社のお手伝いした企業様でも異例だと思います。着任されて8か月で検索流入が3倍になったときは、私たちも「おお~!」という感じでした。
武蔵SEOコンテンツは、他社の提携メディアからの流入を増やすための工夫もしましたね。SEOを狙ったタイトルだとどうしてもキーワード重視のあっさりとした印象になりやすいんです。
それだとニュースアプリ内でユーザーの目をひきつけられないため、コンテンツをアップするときはキャッチーなタイトルメイクをし、配信が終わった2~7日後にSEO用タイトルに修正するという方法をとりました。施策が功を奏し、8か月目に月間PV数も317%にできました。
月間PV数317%を達成した秘訣は「ツールに頼り切らない」こと
武蔵短期で成果が出せた理由は、たぶん多くのSEO担当者が感じる「頑張れば頑張るほど、検索上位のサイトと似たコンテンツができてしまう」というジレンマを早めに解消できたからじゃないでしょうか。僕も最初はツールの分析結果だけに頼って成果を出そうとしましたが、これは失敗でした。
中本SEOで真剣に成果に出そうとするなら、プラスアルファで「オリジナリティの追求」が大事になりますよね。
武蔵そうなんです。そこでふと、出版社時代の先輩に教えられた「記事の企画を考える段階では書店に行くな」という言葉を思い出しました。書店には同じテーマで書かれた成功事例があふれている。それを最初に見てしまうと、その完成された印象に引っ張られて、似通った企画ができやすい。これと同じ状態になってしまっていたんです。
――なるほど。それを、どうやって解決したんですか?
武蔵出版社にいたころと同じく、「まず自分の頭と足を使う」やり方に変えました。スーパーや薬局などでネタになりそうなものを見つけたり、自分が生活していて不便に感じたことをメモしておいたりして、それを企画に生かすようにしました。
いきなりツールを使って構成案を組み立てるのもやめました。ツールにキーワードを入れる前に、自分がユーザーの気持ちになって知りたいことを箇条書きでノートに記したり、頭の中でイメージしたりしてから、企画を立てるようにしたんです。
友人知人、家族への簡単なヒアリングもいいですね。妻からも「キッチンの排水溝の臭いをどうにかしたい」とか「洋服のたたみ方を知りたい」とか、企画の種をいくつかもらいました。そうやって泥臭く動いて、自分なりに構成を組み上げた後で、はじめてツールで検索意図を分析します。すると、ユーザーの知りたい情報に答えたうえに、新鮮な関連情報まで含まれたオリジナルコンテンツが完成するのです。
皆川未経験の方ほど、ツールの力に頼りきってしまいがちですが、本来ツールはあくまで補助具。ユーザーの気持ちに寄り添うことが成果につながるんですよね。
武蔵ええ、ツールとのほどよい距離感が大事ですね。ターゲットキーワード「アイビー 育て方」で、いま検索順位3位(2018年2月現在)のコンテンツでも、自分で構成を練った後に検索意図を分析しました。たくさんのテーマ・トピックが出てきますが、「見逃したユーザーニーズはないか」を確認したのです。その際、検索ボリュームではなく「ペルソナに合った文脈に違和感なく入れられるか」を重視しました。
中本当社役員の山田明裕もまさに同じ方法で、一次情報から企画を始めます(過去の記事参照)。社内でWebマーケターを育てるときも「自分なりの仮説を持ったうえで検索結果を見なさい。アナログな気付きや検索結果とのギャップこそ、いいコンテンツの材料だから」と教えています。
トピックを参考にまず目次を作り、肉付けして構成案を作る
武蔵ユーザーが注目しているテーマ・トピックを分類して目次を作ったら、次に構成案へと肉付けします。なるべくライターさんやカメラマンへの指示も詳しく入れますね。そうすると打ち合わせ時間が大幅に短縮でき、時には構成案を渡すだけですぐ理解してもらえます。
キーワードを無理に入れるような指示は出しません。その分野に詳しいライターさんを採用すれば、指示しなくても「水やりについての項目だから、季節ごとの頻度の違いや霧吹きにも触れないと」と自然に入れてくれますから。
西面ミエルカのデータって、平たくいえば「一般人の総意」なんですよね。出版社でよくやるアンケートや意識調査が数秒でできるイメージです。「膨大な手間を省ける」というメリットを生かした使い方をすべきだと思います。
武蔵一方で、ツールから「これは手だれの編集者じゃないと企画できないな」とうなるネタが生まれることも多いんですよ。
たとえば「出産祝い」の検索意図を調べると「二人目」と出てくる。それをさらに分析にかけると、ユーザーは「一人目で出産祝いを送った相手に二人目ができたら、どんなものをあげたらいい? その相場は?」ということを知りたがっていたんです。その立場に立った経験がなければ、なかなか気付かない着眼点でした。
職人の手から生まれて鍛えられた道具は外さない
西面ミエルカを初めて使ったとき「これはエンジニアが楽しんで作っているツールだな」と直感しました。見るたびに機能がアップデートされていて、たまに「またインターフェイスが変わったぞ」と迷子になることもありますが(笑)、日々進化しているからこそ信用できると感じます。
中本ミエルカの機能はどれも、Webマーケティングを10年以上追求してきた当社の職人たちの手から生まれたものです。「自分たちのこの分析・調査を、こういうふうに自動化できればWeb担当者の生産性が上がるはずだ」という発想で開発しています。だから現場で生きる機能が実装されているんです。
西面どんな分野でも、現場の職人に鍛えられ、明確な目的をかなえるために作られた道具ってポイントを外さないですからね。
武蔵ツールを使えば、Webを知らない人にも共通言語のように伝えられるので助かります。僕の編集チームは今8名のライターさんが働いてくれていますが、やはり紙メディア出身者が多いんです。最初はWeb用語もほぼ知りません。
「SEO」や「html」「h1、h2」と話しても「武蔵さん何ですかそれ……」って。でもツールで仕上げた構成案を見せて「これ、ラフコンテと一緒なんです。これを見ていつもどおり取材して書いてくれれば大丈夫ですから」と伝えると、「何だ、同じなんですね!」と笑顔になって、速攻で理解してくれます。
中本優れたライターさんをどう採用し、マネジメントするかはメディア成功の要ですよね。
前編では、紙メディアで培ったノウハウを生かしながらSEOでも成果を上げたWebマガジン「Pacoma」の成長軌跡を紹介しました。後編では、その原動力を生み出す「ライター採用テクとマネジメント」について、出版社時代から培われた武蔵さんのノウハウを詳しく伺います。お楽しみに!
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オリジナル記事:8か月で検索流入数が3倍に! Webメディアで生かされた紙メディア編集者のノウハウとは?【前編】 | 成果につなげる! コンテンツマーケティング最前線
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[ユーザー投稿] 明日21日開催です。皆様の笑顔とお会いしたいです。
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Chromeが迷惑広告ブロック開始、でも日本向けサイトではまだ有効になっていないのよね | 編集長ブログ―安田英久
今日は、Chromeが2月15日から開始した迷惑広告ブロックの話題です。この機能はBetter Ads Standardsという基準をもとにしているのですが、対象は北米と欧州のユーザーが中心のサイトで、日本のユーザーが中心のサイトではブロック判定自体が機能していないのです。
Chromeブラウザが迷惑広告のブロックを開始
グーグルは、Chromeブラウザで迷惑広告を表示しない処理を2月15日から開始しました。
- Under the hood: How Chrome's ad filtering works(Chromium Blog)
その収入の大半を広告から得ているグーグルが迷惑広告を表示しないようにするのは、「より良いWeb広告」を実現するため。
いわゆる「広告ブロック」ソフトや拡張機能の利用が2016年に30%も増加したことを受け、「ユーザーの体験をさまたげる広告」を世の中からなくしていく動きを始めたのです。
そうした迷惑な広告がなくなっていくことで、「さほど体験をさまたげるわけではない広告」や「ユーザーのニーズに応える広告」が受け入れられる余地が広まるというわけです。
「迷惑広告」の定義は「Better Ads Standards」という基準
ではグーグルは何をもって「ユーザーの体験をさまたげる広告」とするのでしょうか。
それは、「Better Ads Standards(より良い広告の基準)」です。
この基準は、業界団体「Coalition for Better Ads」が定めたもの。この団体には、グーグルやフェイスブックといったプラットフォームや、各種広告サービス提供事業者、広告主、メディアなどがメンバーとして参加しています。
彼らは、さまざまな広告表示をネットユーザーが「どの程度許容するか」を調査しました。
- The Research(Coalition for Better Ads)
調査は2万5000人以上のネットユーザーを対象に、「イライラするか」「(コンテンツに対する)注意がそらされるか」といった点を特に重視する形で行われました。
その結果として特定の基準値を下回った(つまりユーザーが迷惑だと感じた)広告12種類を「(Initial)Better Ads Standards」として定めたのです。
- The Initial Better Ads Standards(Coalition for Better Ads)
Web担では、Better Ads Standardsの日本語訳を、Coalition for Better Adsの許諾を得て公開しました。詳細はそちらをご覧ください。
そしてChromeは、次のような基準で広告を非表示にします。
- 適用はサイト単位
- Better Ads Standardsに反する広告を掲載しているとグーグルが判断した期間が30日間以上あるサイトが対象
- どの地域からの訪問者がそのサイトで最も多いかによって、どの地域向けのBetter Ads Standards基準を採用するかを判定
Better Ads Standardsは北米と欧州のユーザーが対象
理解しておく必要があるのは、Better Ads Standardsはユーザー調査をもとに作られた基準であるという点です。その調査は、まだ北米と欧州のユーザーを対象にしてしか行っていません。
そのためCoalition for Better Adsは、「The Initial Better Ads Standardsは北米と欧州向けのものであり、それ以外の地域のユーザー向けではない」としています。そしてグーグルも、その方針に従っています。
つまり、Chromeが2月15日に開始した迷惑広告ブロックは、日本ユーザー向けのサイトでは有効になっていないのです。
実際に、Search Consoleの[Web Tools]>[広告に関する問題レポート]を確認すると、日本のユーザー向けのサイトでは、地域が「(保留中)」、広告フィルタリングは「オフ」と表示されるはずです。
- About Ad Standard regions(Web Tools Help)
ただし、「では日本のサイトは関係ない」かというと、必ずしもそうとは限りません。あくまでも、「サイトの主要ユーザーが属する地域」が問題なので、日本で運営していて日本語で情報を出しているサイトであっても、大多数の訪問者が欧州や北米のユーザーならば、処理対象となります。
では、日本向けBetter Ads Standardsは?
私が把握している範囲では、日本の業界団体が同様な調査を日本ユーザー向けに行うという動きは、現時点では明らかになっていないようです。
グーグルによると、以前はユーザーの体験をさまたげる広告を掲載していたサイトが、一連の動きによって、そうした広告の掲載をやめる動きが出てきているということです。
つまり、Better Ads StandardsとChromeの動きは、ユーザーにとって好ましくない広告をなくす効果が出てきているようだということです。
日本のサイト、特にモバイル向けサイトでは、ユーザーの体験をさまたげる広告利用がまだまだ多い印象があります。
日本のデジタル広告業界のみなさん、そろそろ動きを開始するのはいかがでしょうか?
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オリジナル記事:Chromeが迷惑広告ブロック開始、でも日本向けサイトではまだ有効になっていないのよね | 編集長ブログ―安田英久
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AdRollがネイティブ広告の販売を開始、バナーをクリックしないユーザーへアプローチ
広告テクノロジーのAdRollは、2017年10月に米国で提供開始した「ネイティブ広告」のサービスを日本でも提供開始した、と2月19日発表した。AdRollが実施した調査では、掲載広告をクリックする人は43%と版数以下だった。バナー広告をクリックしない57%の人に対するアプローチはメディアに溶け込み、コンテンツの一部となるネイティブ広告が閲覧の可能性が約25%高く、クリック率も約53%上がることが分かった。AdRollではネイティブ広告の提供により、企業のマーケティング活動の効果向上を目指す。
ネイティブ広告は、「広告掲載面に広告を自然に溶け込ませることで、ユーザーにコンテンツの一部として見てもらうことを目的とした広告」を指す。AdRollでは、独自のアルゴリズム「BID IQ」を活用し、幅広い提携メディアの中から適切なオーディエンスと適切なメディアを選定し、自然な形でコンテンツに溶け込む広告配信を行う。現在Outbrain、Sharethroughとの接続をグローバルで開始しており、日本ではAJA SSP、 ProFit-Xと接続し、ネイティブ広告を配信している。
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博報堂アイ・スタジオ、企業のグロースハックを支援する「Art and Dive」提供開始
博報堂アイ・スタジオは、デジタル起点でクライアント企業のビジネス成長を支援するグロースハックのサービス「Art and Dive」の提供を2月19日に開始した、と同日発表した。企業がマーケティングコミュニケーションを行うようになり、その成果は事業に直結するほど重要性を増しているものの、PDCAを高速で回しサービス改善を継続することに課題を抱えている企業は少なくない。博報堂アイ・スタジオは、改善施策の立案・実施、効果測定等の実績を活かし、PDCAを高速で回すことでビジネス成果に結びつけるグロースハックサービスを提供することにした。
Art and Diveでは、博報堂アイ・スタジオのグロースハッカー、CX/UXデザイナー、アナリストといったオウンドメディア(自社メディア)のスペシャリストがチームとして結集し、クライアント企業が保有するあらゆるデジタルタッチポイントにおいて、ナーチャリングシナリオ設計(見込客を有望な見込客にする方法)、BIツールの導入支援等のコンサルティング、ABテスト、多変量テスト、ユーザーテストといった手法を使い、企業のビジネス成長に貢献していく。
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国際大学GLOCOMがオープンイノベーションに参画、AIがテレビCMの好感度を予測する技術を開発
情報社会学研究の国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(国際大学GLOCOM)は、ITテクノロジーを使った広告テクノロジー開発のコラージュ・ゼロと共同で、CM総合研究所が提供するCM好感度データを活用した人工知能によるCM好感度予測システム「CREATIVE BRAIN」のオープンイノベーションによる研究開発プロジェクトに参画。研究成果をもとにβ版の開発を進めていく、と2月16日発表した。
現在開発中のCREATIVE BRAINは、CM総合研究所が提供するCM好感度データを人工知能システムが学習することで、TVCMの企画・制作を支援する以下の機能を実現する。「TVCM企画段階でのCM好感度事前予測」はTVCM企画の字コンテから、そのCMが獲得するであろう好感要因を事前に予測することができる。「クリエイティブサポート用キーワード導出」はTVCMのターゲット(年齢・性別)や、獲得したい印象(好感要因)を入力することで、それらを導くキーワードを人工知能が提示する。「類似CM検索」は、そのCMに類似した過去のCMを検索できる。
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オリジナル記事:国際大学GLOCOMがオープンイノベーションに参画、AIがテレビCMの好感度を予測する技術を開発
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[ユーザー投稿] ガンダム世代の私としては「3倍速い」だけでグッとくるものがあり、Rubyも赤い彗星シャアも同じ「赤」つながりだから3倍速くなるのかww あっTEST MY SITEのお話です!
[ユーザー投稿] ついにパフォーマンスが遅いサイトは検索順位が上がらなくなる件
顧客とエンゲージメントを築くための9つのルールとは? | 『ENGAGE TO WIN』エンゲージメント・エコノミー時代を勝ち抜くには by Marketo(全8回)
エンゲージメントの9つのルール
顧客とのエンゲージメントを行うには、9つのルールがあります。まずそれをピックアップします。
その1
耳を傾ける。顧客の声に本当に耳を澄ませる訓練をしましょう。
その2
学習する。顧客や見込み客からすべてのデータを集め、読み解きます。
その3
ユーザーインサイトに従って行動する。そのとき、顧客の望むタイミングで、顧客があなたにしてもらいたい方法で、顧客に対応します。
その4
エンゲージメントジャーニーを作るのは企業ではなく、「顧客」であることを決して忘れないでください。
その5
あなたの組織がどういった存在で、どこを目指すのかは、あなた自身が決めること。他の誰かに決めてもらうものではありません。
その6
社内の誰もが、良くも悪くも、エンゲージメントのプロセスに影響を及ぼすことがあります。ぜひ良い影響を与えてください。
その7
あなた個人としてのブランドを、あなた自身で定めること。組織には特別な意味があるはずです。そしてあなたにも、人間として特別な意味があるはずです。(そしてもちろん、あなたがどんな人間かは、あなたの組織に反映されるものです)
その8
顧客にコンテンツを投げっぱなしにしないこと。メールでも、動画でも、何でも、顧客に対してコンテンツを発信すれば必ず、フォーカスグループやフィードバックプールなどを通じて詳しく吟味すること。今のような超反応時代において、これは必ず通るべき道なのです。
その9
世界はこれまでにないほど急速に進展しています。それは、規範、趣味、好み、信念、偏見などあらゆることに言えます。つい昨日まで正しかったことが、きょうになっても正しいと思っていてはいけないのです。あなたとあなたの組織は、まさにDNAのレベルで、この事実を受け入れなければなりません。これは絶対に重要なことです。
後1つ考えてみる
今まで、エンゲージメントするポイントを9つ紹介してきましたが、後1つ考えてみましょう。
いつ状況が変わり、いつ転機が訪れるかは、誰にもわかりません。かつて企業は、顧客より上位に立って企業の認知度を意のままにできました。しかし、今では状況は一変しました。
これが私の言いたいことです。かつては、「ブランドをどうやって認知させるか」を決定するうえで、広告、広報活動、販促用品などを通じて、企業が最大の影響力を持っていました。
しかし、今の私たちの世界では、企業がどれほどの広告費を投入しても、顧客の声を上回ることなどできないでしょう。それは不可能です。もしFacebookやTwitterなど、口コミの力を増幅させるソーシャルメディアも考えに入れれば、不可能としか言いようがありません。あなたの企業のマーケティング予算が米国と中国のGDPの合計くらいあったとしても、顧客の声を上回るにはまだ足りません。
だから会社の従業員が無分別なツイートをしたり、組織が顧客に対して何か不正をはたらいたりすれば、状況をコントロールできません。それは不可能です。できることは、ダメージをできるだけ抑えることくらいです。
誤解のないよう申し上げると、私はブランディングはもういらないとか、企業戦略に投資するべきではないとか言っているわけではありません。
もちろん、続けてよいのです。ただ、投資する方法を、自分でメッセージをコントロールできた時代から根本的に変える必要があると言いたいのです。
あなたの組織は進化を遂げて、顧客の言葉で話し、顧客の価値に合わせるとともに、共感されないメッセージを減らさなければなりません。選択の余地はないのです。いやだと思うかもしれませんが、今の顧客は企業よりも影響力を持っているのです。
この流れは非常に好ましいことです。製品に人間性や「心」がこめられ、企業とのつながりができることで、宣伝をしてくれて、こちらがミスを犯したときでも許してもらえる、ブランドアドボケーター(熱狂的なファン)を育てることにつながります。顧客の力強い声は、あなたの組織をさらに強力にしてくれる可能性があります。
最終回は、あなたの企業マーケティングは適正か? 私たちがすべきことができているか、現状を把握する質問を24個投げかけます。あなたのマーケティング戦略に生かしてください。
※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:顧客とエンゲージメントを築くための9つのルールとは? | 『ENGAGE TO WIN』エンゲージメント・エコノミー時代を勝ち抜くには by Marketo(全8回)
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データ活用で顧客体験を改善する新手法~デジタル行動観察の効果と成功事例 | 【レポート】Web担当者Forumミーティング 2017 Autumn
デジタルマーケティングの花形といえば、データの「定量分析」だ。統計データの集まりの中から、隠された傾向を浮き彫りにする。しかし、それだけでは顧客の真の姿を理解したことにはならない。そこで「定性分析」の出番だ。
ビービットの橋本氏が、「Web担当者Forum ミーティング2017 秋」において、「データ活用で顧客体験を改善する新手法~デジタル行動観察の効果と成功事例」と題し、データ分析における「定性」の視点の重要性を解説した。
実は難しいデータの定量分析、こんな失敗例が……
デジタルマーケティングにおいては、各種データをいかに分析するかが腕の見せどころだ。特に「定量分析」、つまりアクセスログなどの数値データをもとにした科学的分析は、勘や経験に頼ったマーケティングとはまた別の手段として、存在感を発揮している。
ただし、定量分析がそう簡単ではないのもまた事実だ。橋本氏は講演冒頭、ある2つのサイトにおける失敗事例を紹介した。
1つめは、低価格商材を中心にラインナップするECサイトの例。ここは1ユーザーあたりの継続購入率を高めたいという目標があった。
このECサイトではデータ分析の結果、「5回の購入で継続利用率が高まる」ことを発見した。これを施策に落とし込むべく、4回購入した客に対して「5回目購入時の送料無料キャンペーン」を実施した。しかし、結果として継続利用率は向上しなかったという。
2つめはB2Bでソフトウェアを販売するサイト。Webサイトからの問い合わせ・資料請求を増やすのが当面の目標だ。
サイトアクセスを解析の結果、「価格ページを閲覧したユーザーのコンバージョン率が高い」ことが判明。そこで価格ページへのサイト内誘導を強化したものの、やはりコンバージョン率の向上にはつながらなかった。
定量データだけで「因果関係」はわからない
なぜこのような事態が発生してしまうのか? 橋本氏は次のように説明する。
定量分析は相関は教えてくれるが、顧客の状況や因果は教えてくれないからだ
1つめのECサイトの例では、確かに5回目の購入と継続利用率になんらかの相関関係があるのは間違いない。しかし、5回目の購入をしたユーザーが、その瞬間にロイヤルカスタマーに変身するわけではない。サイトのポイント施策、商品のラインナップなどが長期的に奏功したとみなすのが普通だ。
2つめのB2Bサイトについて、橋本氏は「恐らくは因果が逆。価格ページを見たから買いたくなるのではなく、検討を重ねたユーザーが最終的に価格ページを見たから、コンバージョンにつながったというのが真相だろう」と解説する。
このように「結果から原因を探る」のは、定量分析では限界がある。橋本氏はそこへ「定性分析」の要素を加え、あくまでも「データをユーザー1人1人の行動に分解して、観察することが重要ではないか」と強調する。ビービットではこれを「デジタル行動観察」と定義している。
定性分析を身近にする「デジタル行動観察」
一般に「定性分析」とは、自由回答式のアンケートや、対面でのインタビュー調査などを指す。ユーザーの気分やその理由など、数値化が難しい要素を顕在化するための手段として知られる。
また、定性分析の一種に「行動観察」がある。小売店の店内における客の振るまいなどを文字通り観察するものだ。客自身の無意識の行動なども発見できるため、従来の枠にとらわれない新しい発想・手法を編み出すことにもつながる。
ビービットが定義する「デジタル行動観察」は、こういった従来型の定性分析をWeb上での行動観察にも応用しようというもの。○月○日にどの広告を見て、実際にどの商品の詳細ページにたどり着いたのか。そして最終的にどう購入したのか。それら一連の流れを「見える化」するのだ。
従来の定性分析手法と同じことを目的としているが、実際にユーザーを招集したり行動観察用の専門人員を手当したりする必要がないため、デジタル行動観察はコストパフォーマンスの面で優れる。
もちろん従来の定性的な調査には価値がある。しかし、どうしても手間がかかる。企業にもよるが、頑張っても1年に2回やれるかどうかだろう。その一方でデジタルマーケティングの分野ではPDCAサイクルが非常に速い。そこで、橋本氏は次のように指摘する。
サイクル回す上での重要な判断材料となる定性分析が年に1~2回で果たしていいのか
PDCAの中でも特にD(Do、施策の実行)の精度を向上させるためには、低コスト・短スパンでのデジタル行動観察が有効だとアピールした。
「デジタル行動観察」で何がわかる?
では、「デジタル行動観察」を行うとどんなことがわかり、マーケターにどんなメリットがあるのだろうか?
橋本氏は、あるカラーコンタクトレンズのECサイトでの事例を紹介した。同サイトはリピート客が多く、会員データベース分析の結果などから「いつも買っている同じ商品にしか興味がない」との仮説を立てていた。しかし、まとめ買いキャンペーンを実施しても効果が出ない。
そこでデジタル行動観察を実施したところ、実際には複数の商品の詳細ページや口コミをつぶさに閲覧しているユーザーが少なくなかった。しかし、最終的にいつも購入している商品をリピート購入していた。つまり「他の商品にも興味はあるが、決めきれない」のが実情ではないかという新仮説が導き出された。
そこでこのサイトでは、口コミ規約の改定など、ユーザーの購買を後押しする口コミの質を向上させるための取り組みを強化した。着用写真の投稿にあたっては必ず購入者自身が撮った写真だけを受け付けるようにし、宣伝素材などを排除した。さらに投稿の監視体制を強化するなど取り組みを継続して行った。
最終的にこのECサイトでは、低減傾向だった売上を回復させることに成功した。
また、女性向けのコスメECサイト「DAZZSHOP」の事例も紹介した。新製品の発売にあたって、トップページなどで告知をしていたが反応が悪い。そこでやはりデジタル行動観察を実施。すると、多くのユーザーがトップページの表示からものの1~2秒で「いつも購入する商品のページ」へ移動してしまっていた。つまり、トップページでの告知がそもそも見てられていなかったのだ。
これを受け、DAZZSHOPでは告知場所をトップページ以外に製品詳細ページへも拡張。「客の普段の行動パターン」の中で自然に新製品を目に触れられるようにした。この変更から1週間後には売上が140%に伸びた。
「デジタル行動観察」をするためのツールとは?
「デジタル行動観察」を実践するための手段としては、Googleアナリティクスのユーザーエクスプローラーがある。2016年4月にリリースされた機能で、個々のユーザーが実際にどんな順番でページを閲覧したかをチェックできる。
ビービットは、より専門的なツールである「Usergram(ユーザグラム)」を提供している。顧客行動を最長2年にわたってさかのぼることができ、さらにWebやアプリをまたいでの分析にも対応する。
また、定性分析は、具体的にどのようなユーザーに調査を行うかの選定自体が非常に重要。そこでUsergramでは調査対象のユーザー絞り込み機能を充実させており、性別や年代といった属性別だけでなく、「サイト内である特定の行動をとった」ユーザーだけ、ピックアップすることもできる。
橋本氏はまとめとして、定量分析だけで顧客の利用実態を探るには限界があると改めて強調。「定量分析では因果がわかりづらく、具体的な打ち手につながらないことがある。そこでユーザー1人1人の行動をよく観察することで、施策の精度が上がったり、失敗の頻度が下がったり、さまざまな効果が期待できる。定量と定性、両方の視点をもつことが重要」と呼び掛け、講演を締めくくった。
※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:データ活用で顧客体験を改善する新手法~デジタル行動観察の効果と成功事例 | 【レポート】Web担当者Forumミーティング 2017 Autumn
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ECサイトの普段使いは年間平均17回、モバイル時代のEC利用実態調査 | Intage 知る Gallery【出張版】
ECサイトでの買い物にモバイル化の影響は? EC利用実態のいま
すっかり生活に定着した様子のネットショッピング。総務省の調査では2015年の時点でネットショッピングの利用率は70%以上となっていました(図表1)。
年代別に見ても、最も低い20代で67%、40代以上は70%以上と、各世代で多くの人が利用しているという結果でした。ネットショッピングが広く浸透していることがわかります。
一方で以前この記事(スマホの利用率はどのくらいまで伸びた?2016年度のスマホ利用実態)でご紹介した様に、デバイスの利用率は2016年にスマホとパソコンが逆転しています(図表2)。
このデバイスの移り変わりは買い物の仕方に影響するのでしょうか?
インテージでは、調査協力モニターの日々の買い物行動ログを捉えたデータベース「SCI(全国消費者パネル調査)」※1を用いて、いまのEC利用実態を追ってみました。
とりあえずウィンドーショッピング? ECを利用するきっかけ
そもそも、ECで買い物をするのはどういう時なのでしょうか?
インテージの自主企画調査によると、ECで買い物をする時の主なきっかけは「なんとなく・特に決まっていない」が35.2%と、最も多く見られました(図表3)。なんとなくECを見てみて、買いたいものに出会ったら買うという行動が習慣化している人が多いようです。
次に多かったのが、「このサイトで購入している商品がなくなりそうになったとき」の21.2%。Amazonダッシュボタンが話題になりましたが、買うものは決まっているから店頭に行って選ぶまでもない、といった人は多いようです。
他に上位で目立ったのは、「重い物や大きなものを買うとき(18.8%)」「買い物に出かけられないとき(14.8%)」といったECならではの利便性が反映されたものでした。
一方で、「電子メールやメルマガを受け取ったとき(15.8%)」「WEB広告・バナー広告を見たとき(7.8%)」という人も多くみられました。ECサイトからのアプローチが買い物に導いている様子がわかります。
このデータを性年代別に比較したところ、
- 「なんとなく・特に決まっていない」は若年層ほど、特に男性で多い
- 「このサイトで購入している商品がなくなりそうになったとき」は中高年の主婦層で多い
といった傾向が見られました(図表4)。
「重い物や大きなものを買うとき」「買い物に出かけられないとき」といった、ECならではの利便性を活かした使い方は、子育て世代の主婦層である30代女性を中心に多く見られました。若年層、特に男性が非計画的にECを利用することが多いのに対し、主婦層は計画的に利用する傾向にあるようです。
また、ECサイトからのアプローチに反応して買い物をするという「電子メール・メールマガジンを受取ったとき」が高かったのは、男女とも50~60代という結果でした。
ECで買い物をする時のきっかけとして最も多いのは「なんとなく・特にきまっていない」でした。なんとなく訪問して買いたいものに出会った時に買っている。
普段の買い物をすることの多い主婦層は、重いものを買いたいときや買い物に出かけられないとき、決まったものを買うので店頭で選ぶまでもないとき、といったECならではの利便性を活かした計画的な買い物も多い。
普段の買い物ではどのくらいECが利用されている?
食品や日用雑貨品といった普段の買い物。ドラッグストアでも牛乳などの日配品や生鮮が買えるなど、店頭での買い物が便利になっているいま、普段の買い物はどのくらいEC化されているのでしょうか。
ECで普段の買い物をしたことがある人の割合を調べてみると、52.6%の人がこの1年間にECで食品・日用雑貨品の買い物をしたことがある、という結果が見られました(図表5)。
さらにEC利用者が1年間にどれだけECで普段の買い物をしたか、その回数を見てみると、平均で17回と月1.5回程度でした。これはリアル店舗、例えばスーパーの126回と比べるとかなり少なくなっています。
利用回数の分布を見てみると、ECで週1回以上のペースで普段の買い物をするというヘビーユーザーが利用者の10%いる一方で、利用回数は月1回未満というライトユーザーが利用者の62%を占めていました(図表6)。多くの人にとっては日常使いのチャネル、とまではいかないようです。
この1年にECで日常の買い物をした人は20~60代の半数超(52.6%)。そのうち毎週ECで買い物をする人は10%いるが、62%は月1回未満。
スマホで買うときとパソコンで買うとき。買い物のしかたは違う?
前述したとおり、2016年はスマホの利用率がパソコンを上回りました。
各社のサイト設計もモバイルファーストへとシフトしてきています。そんな中で普段の買い物はどのくらいモバイル化が進んでいるのでしょうか。
インテージではSCIのモニターのうち8,732名に対し、11/28~12/11の2週間におけるECでの買い物1回1回について、パソコンとスマホどちらを使ったのか、さらに商品一つ一つについて事前の購入予定の有無と購入理由を調査しています。
このデータを集計したところ、2週間の3461回分の買い物におけるスマホ利用の割合は14%でした。対してパソコンが82%、タブレットが4%という結果でした(図表7)。パソコンで買うケースがほとんどのようです。
以前こちらの記事でモバイルサイトとパソコンサイトの使い分けを捉えましたが、その際に見られた、「多くのサービスはスマホでの利用率が高まっているなかで、ECはパソコンで利用されることが多い」という傾向に当てはまります。
商品の選びやすさなどからモバイル化が進んでいないとみられるECですが、使い勝手が異なって感じられるパソコンとスマホでは買い物の仕方は違うのでしょうか?
1回の買い物で使う金額を比べてみると、パソコンの方が高いものの、それほど大きくは変わりませんでした。
買うもののバラエティ(商品の種類数、カテゴリーの種類数)もそれほど変わらず。むしろ、買う金額が少なめなスマホの方がバラエティはやや多めという結果になりました。
実は、スマホで日常の買い物をしていた人の多くは、20~40代の女性でした(図表10)。
この世代はテレビよりもモバイルの接触時間が長い、モバイルが生活により密着している人たちです(参考記事:テレビ視聴実態のいま~視聴ログに見る「テレビ離れ」と逃げ恥の視聴者ジャーニー)。
スマホだからと品数が絞られるということもなく、パソコンと遜色なく買い物がなされているのは、サイトが使いやすくなってきていることに加え、スマホ利用に親しんでいる層がメインの利用層だから、ということでしょうか。
続いて、パソコンで買うときとスマホで買うとき、それぞれ何が買われているのかを比べてみました。
1位はパソコン、スマホ共に冷凍調理品という結果になりました。特にスマホでは、ほぼ2回に1回の確率で買われている、という結果でした。冷凍水産品・冷凍農産品も上位に入っており、重くて品質管理面でも持って帰りにくい冷凍食品がECで買われやすいことがわかります。
また、そもそも買う機会の多い牛乳やヨーグルト、豆腐類、納豆といった日配品はパソコン、スマホに共通して上位に入っていて、パソコンとスマホで買うものが違う、ということもあまりないようです。
例外として違いが見られたのは、パソコンで5位に入った健康食品でした。これはメインユーザーの中高年がパソコン利用者に多いためと考えられます。
さらに、いくつかの商品について、どの段階で買うことを決めたのかを比べてみました。リアル店舗での買い方と比べるために、スーパーでの買い方も並べた結果が図表12です。
牛乳をはじめとした日配品は「もともと買う商品までを決めていた」というケースが多数を占めていて、「買うつもりはなかったけれどついで買いした」というケースがスーパーで買う時よりも少ないことがわかります。
ECで「どの商品を買うかは見て決めよう」と、サイト上で商品を選ぶつもりで買い物をすることが少なく、いつものモノで済ませることが多いようです。この傾向はスマホで特に顕著に見られました。
一方、最も多く買われることが多かった冷凍調理品は、「そもそも買う予定はなかったのに買った」というケースが多く見られました。この場合、何が購入の動機になるのでしょうか(図表12)。
もともと冷凍調理品を買うつもりがなかったというケースについて、買ったきっかけを聞いたところ、その理由の1位は買い置き用でした(図表13)。「もともと考えてはいなかったけれど、どうせ買って持ってきてもらうならば保存が効き、重たい冷凍食品を買ってしまおう」と思いつく、ということが多いようです。
また、商品情報を見て買う気持ちになったから、というのも大きな理由になっていました。ECでの商品情報の訴求効果がわかります。
図表13は冷凍調理品に限定したものですが、同じく「買うつもりがなかったのに買ったきっかけ」のデータを冷凍調理品以外のいくつかのカテゴリーについて見てみたところ、「商品情報を見て買う気持ちになったから」はパソコン、スマホそれぞれのデバイスで購入理由ランキングの上位に入っていました。とはいえ、必ずしも、パソコンの方がスマホよりも商品情報が効きやすい、という決まった傾向は見られませんでした。
ECにとって商品情報は、どちらのデバイスで買うときも同様に重要な要素と言えそうです。
スマホで買う人の方が「いつものもの」に固定しがちという以外、パソコンで買うときとスマホで買うときの買い物の仕方に大きな違いは見られない
日常の買い物をスマホで、という割合はまだまだ少ないですが、スマホ慣れした人たちが使い出しているという様子が見られました。
店頭やパソコンで買うときと比べ、日配品(日持ちしないデイリー商品)で買う銘柄を固定する傾向はありましたが、「スマホだから決まった買い物をする」というほどではなく、商品情報を確認しながら予定外のものを買ったりしているようです。
とはいえ、ユーザーの数はまだ限定的。パソコンの利用率が下がるなか、スマホへのシフトは進んでいくのでしょうか。
調査概要
今回の分析は、自主企画のEC利用実態調査結果とSCIデータ、SCI計画購買データをもとに行いました。
- 調査手法:インターネット調査
- 調査地域:全国
- 対象者条件:弊社SCIモニターの15-69歳の男女
- 標本サイズ:42,535
- 調査実施時期:2016年4月20日(水)~2016年5月6日(金)
全国15歳~79歳の男女52,500人の消費者から、継続的に収集している日々の買い物データです。消費者の顔を詳細に捉え、消費者を起点としたブランドマーケティングや店頭マーケティングにご活用いただいています。
SCIのモニターが買い物データを入力する際に、その買物について追加で質問できる調査サービス「Plus3」を利用したデータです。
- 調査地域:全国
- 対象者条件:20-69歳の男女
- 標本抽出方法:弊社SCIモニターのうち、15-69歳の男女
- 標本サイズ:8,732
- 調査実施時期:2016年11月28日(月)~2016年12月11日(日)
※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:ECサイトの普段使いは年間平均17回、モバイル時代のEC利用実態調査 | Intage 知る Gallery【出張版】
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Facebookのアルゴリズムが変わって1か月が経過、インサイトの様子を見ると疑問が?…… | お悩み解決! ソーシャルメディアあるある情報
Facebook「アルゴリズム変更」から1か月、さてどうなった?
2018年の年明け早々、「Facebookのアルゴリズムが変更される」というニュースが流れました。すでにみなさんよくご存知かとは思うのですが、ご存じない方のためにカンタンに説明すると、次のような流れです。
FacebookのザッカーバーグCEOが、1月12日の投稿で、Facebookがニュースフィードの仕組みを変更することに言及。
「企業(Facebookページ)からの情報」はユーザーに表示されにくくなる。
→ 個人ユーザー同士のコミュニケーションを強化するのが狙いとみられる。
企業にとってFacebookの利用価値が下がるのではないかと、Facebookの株価が低下。
→ 参照元: Facebook株、パブリッシャーの優先度を下げるアルゴリズム変更で5%安(TechCrunch Japan)
田村「まあ、企業の投稿は、以前から広告を使わなきゃ表示されにくかったし。しばらく様子みましょうや」
百聞は一見にしかず、実際にインサイトを比べてみた
それからほぼ1か月が経過しましたが、現状はどうでしょう? まあ、こんなんはギャーギャー騒ぐより自分でやってみて検証するのが早いです。私が関わっているFacebookページについて、先月と今月とでどのぐらいリーチの水準が変動したのか、インサイトを見てみました。
【事例1】BtoB企業のFacebookページ
変わらない……。むしろ1月のほうが多くリーチしている……。
【事例2】BtoC向けオンラインサービスサイトのFacebookページ
変わらない……。むしろ1月のほうが多くリーチしている……。
ちなみにこちらのページは、すべての投稿に同じ金額の広告費をかけており、広告費の高低がリーチの増減に及ぼす影響はありません。
今後に対する2つの予想
こう見ていると、Facebookページの通常運用において、発表にあったような「明らかなリーチの低下」は、数値には現れていないと言えます。
現状を見たうえで、今後を予想すると、次の2パターンのどちらかが考えられます。
いずれかのタイミングで、一気に企業ページの投稿が届かなくなる。
すでにアルゴリズムは変更されていた。それを1月半ばに公表したにすぎない。だから、引き続き同じ状況が続く。
ただし気になるのは「動画投稿」です。動画コンテンツを中心に投稿しているFacebookページについては、「1月半ば以降、再生数が大幅に減少している」という声も聞いています。さらに検証してみたいと思っています。
Facebookのアルゴリズム変更との付き合い方
2年ほど前、あきらかに企業ページのオーガニック投稿がリーチしなくなったタイミングがありました。当時は今回のような公式な発表はなく、インサイトを見ながら、リーチ低下に気付いた企業は順次対応しました。
今回は、公式発表があったのにインサイトの数値は大きく動いていません(あくまでも私の目の届く範囲内ですが)。
お伝えしておきたいのは、「今回の発表を踏まえてFacebookページの運用を始める・止めるなどの判断をすることは、現状では必要ない」ということです。真実はインサイトのみにあるのではないでしょうか。
「リーチしないなら、Facebookページは止めようか」と考えているなら、リーチは下がっていないので止める必要はありません。同様に「2月にFacebookページ開設しよう」と考えていたなら、気にせず開設してください。
このテーマについてはあと1回続けたいと思っています。さらに時間が経過したときに、どのように変化するのかしないのか。御社でも日々インサイトのチェックは欠かさないようにしてくださいね。
広告を使ってさらにソーシャルメディアの効果をアップしたいなら、昨年12月に私が出版した書籍『Facebook&Instagram&Twitter広告 成功のための実践テクニック』をぜひどうぞ。
- 書名: Facebook&Instagram&Twitter広告 成功のための実践テクニック
- ページ数: 279ページ
- 出版社: ソシム
- 価格: 本体1,600円+税
- ISBN: 978-4802611398
- 詳細: https://www.amazon.co.jp/gp/product/4802611390/
田村でした。
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オリジナル記事:Facebookのアルゴリズムが変わって1か月が経過、インサイトの様子を見ると疑問が?…… | お悩み解決! ソーシャルメディアあるある情報
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