「うちのサイトはグーグルに正しく認識されてる?」を3分でチェックする3つの方法
すぐに調べてみよう(Internet Marketing Ninjas)
管理するサイトがグーグルに正常に認識されているかを簡単にチェックする方法を紹介する。
なお実行することはピックアップ元記事と同じだが、確認事項は筆者なりに簡素化してアレンジしている。またパーソナライズ機能が働かないようにグーグルアカウントからログオフした状態でかつシークレットモード/プライベートブラウズで検索してほしい。
ブランド名検索
ブランド名や社名やサイト名で検索する。
通常は自社サイトが1位に出てくるはずだ。1位に出てこないとしたら何かしらの問題を抱えている可能性がある。
また、たいていはサイトリンクが出てくるはずだ。出てこないこともあるが、その場合はグーグルが把握しているブランド認知がまだ十分でないのかもしれない。
site:検索
ドメイン名で「site:」検索する。
wwwやサブドメインは付けず、取得しているドメイン名で検索すること。すべてのサブドメインのページをチェックするためだ。
調べたいことはいくつかあるが、まず「は」wwwありと「www」なしの両方のURLが出ていないか調べる。両方出ていたら、直ちに正規化すべきだ。
また、「http:」と「https:」の2つがインデックスされていないかもチェックする。使っていない方がインデックスされているならば、こちらも正規化が必要だ。
またまったく使っていないサブドメインのサイトが出ていて今後も使う予定がないなら、こちらは閉鎖も考えよう。放置しているサイトはハッキングされても気付かないからだ。
titleタグ検索
コンテンツページの完全なtitleタグで検索する。
自分のオリジナルの記事が1位に出ていないとしたら、問題が発生している確率が高い。コピーサイトが上に出ていたら間違ってグーグルに重複コンテンツ扱いされているに違いない。
また同じコンテンツなのにサイト内の複数のURLが出ているとしたら、サイト内で重複コンテンツになっていないか調べたほうがいい。
日本語で読めるSEO/SEM情報
日本のグーグルサーチクオリティチームが明かす再審査リクエストの新たな事実
アンケートへの回答もぜひ!(2013 Japanese Hangout On Air)
日本のグーグルサーチクオリティチームによる2回目のハングアウト(ビデオチャット)が実施された。録画がYouTubeで公開されている。今回のテーマは「再審査リクエスト」だ。
再審査リクエストの概要を説明したあとに、事前に募集した質問に答えている。たとえば次のような質問への回答だ。
- グーグルはどうやってガイドラインに違反したサイトを見つけ出しているのか
- 不自然なリンクに対する手動対応も一定期間を経過すると未対応でも取り消されるのか
- 再審査リクエストの返信で詳しい違反内容を教えてくれないのはなぜか
- 不自然リンクを見つけるにはウェブマスターツールのデータだけで十分か
- 順位が下がったが警告は届いていない、それでも再審査リクエストを送るべきか
筆者にとってはこのハングアウトで価値ある新たな情報をいくつか手にできた。開始時間が遅れるなど進行に対する不満の声も出ていたようだが、十分に満足できる内容だった。
まだ2回目である。良い点・改善点をフィードバックして協力しながら回数を重ねて洗練させていけばいいと筆者は思う。
なお次回のテーマは「モバイルサイトの運営」で、3月26日(火)午後6:00開始の予定。詳細はこちらから確認してほしい。
もう1点お知らせがある。ウェブマスター向け公式ブログがヘルプフォーラムの利用状況についてアンケートをとっている。ぜひ協力してあげてほしい。
アンケートに協力した人のなかから抽選でグーグルオリジナルグッズやグーグル東京オフィス訪問のプレゼントが当たるとのことだ。
アンケートにはこちらから回答できる(締め切りは3月27日)。
“売れる”キーワードにはSEOよりもPPCが強い!?
得意分野がそれぞれ違う(SEO 検索エンジン最適化)
売れるキーワードにはSEOよりリスティング広告を使うべきだという住太陽氏の記事。過激な内容に一瞬感じてしまうかもしれないが、もちろんSEOを否定したものではない。
検索ユーザーのコンテキスト(状況)ごとに適切なコミュニケーション内容、SEOよりもPPCが得意とするキーワード、SEOではなくPPCでターゲットにするべきユーザー層など、SEOとPPCのそれぞれの強みを解説している。
強みを理解し得意とする状況に合わせて使い分ければいいのだ。検索からの集客と売上を伸ばすためにSEOとPPCの両方を上手に使いこなしたいものだ。
ソーシャルメディアの力を借りてSEOを強くする5つのステップ
ソーシャル+SEO=最強?(いろいろ)
ソーシャルメディアの力を利用してリンク獲得やアクセス数上昇、順位アップを狙う施策を解説した記事。
次の5つのステップを踏む。
- ブログに記事を書く
- ツイッターやフェイスブックで告知する
- フォロワーや友だちが閲覧や拡散、ブックマークする
- サードパーティ製サービスが稼働する
- 自然リンクが増加しアクセスが増える
「なんだそんなことか。もう知ってる。」と思ってはいけない。記事執筆者の実体験に基づいているのであろう。具体的な説明も含まれており非常に参考になる。また後ろめたくなるような小細工は使っていない。堂々と実践できる施策だ。
これさえマスターすれば完璧、キーワード選定の必勝法
先人の知恵とツールを活用
(リアルタイムSEO日誌 )
ブレインストーミングでユーザーが抱く疑問や不安を徹底的に拾い上げる方法を前回紹介した。今回はその続きの記事を紹介する。
すでに確立されているノウハウと無料で使えるツールを利用してキーワードを具体的に選定する方法の解説だ。
次の3つの手段に頼る。
- 複合ワードのパターンから発想を得る
- 過去のデータからキーワードを見つける
- ツールからキーワードを収集する
そして最終的に、コンテンツ作成につなげるためにQ&Aの形に落とし込んでいる。
筆者のブログ記事が引用されているがそれをまったく無視して、キーワード選びにとても助けになるプロセスと言える。読んでみよう。
グーグル、悪質なリンク操作に対してあらためて警告
「自分は大丈夫」と甘く見ないこと(Google ウェブマスター向け公式ブログ)
記事体広告を悪用してPageRankを転送する目的で有料リンクを購入していたためにグーグルから手動の対応を受けた英国の大手フラワーショップサイトの事例を以前に紹介した。
この事件が発覚した直後に米グーグルのウェブスパムグループのリーダー、マット・カッツ氏が「有料リンクはガイドラインである」ことをあらためて公式ブログで警告したことも、併せて紹介したとおりだ。
該当記事の邦訳版が日本版のウェブマスター向け公式ブログに公開された。
オリジナルの記事にはない、日本語記事独自の冒頭の注意書きを見逃してはならない。
日本においても、悪質なリンク操作を行っているサイトに対して厳格に対処を行っていますので、ブログ記事をご確認の上、サイトの運営状況について改めてご確認ください。
自分は大丈夫だろうと甘く見てはいけない。必ずよく読んでおいてほしい。
海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ
新しいサイトを公開するときに参考にしたいチェックリストとAjaxとSEOに関する最新情報を今週はピックアップ。
- 新規サイトを立ち上げる前に知っておきたい29個のアドバイス
立ち上げ時のチェックリストに使いたい - Ajaxページでは“#”(ハッシュ)よりも“pushState”を使ったほうがGoogleのSEOに楽かも
pushStateを試す価値ありか
- 自然なリンクの8つの条件
- ロシアのリンク販売サービスにグーグルが制裁を課す
- スマホユーザーにもデスクトップ版ページを見せるべき
- SEOにふさわしい会社案内やプライバシーポリシーの作り方
- パンダに襲われた!と騒ぐ前に確認したいこと
- デザイン&開発コミュニティに分かってもらえないSEO
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
自然なリンクの8つの条件
Vysibility(模倣はできない)
自発的に張られた自然なリンクを分析した記事。次の8つの特徴が見られたそうだ。
ブランド名のリンク―― サイト名やURLのようにサイト固有のブランド名でのアンカーテキストが多い。
下層ページヘのリンク―― トップページだけでなくサイト内のさまざまなページへリンクが張られている。
多様なドメイン名からのリンク―― さまざまなドメイン名のサイトからリンクされている。
偏りのないIPアドレスのサーバーからのリンク―― リンクしているサイトのサーバーのIPアドレスが偏っていない。
信頼度の高いサイトからのリンク―― 同じ業界のオーソリティサイトからのリンクを得ている。
多種多様なリンク―― ブログやディレクトリ、ニュース系サイトなどさまざまなタイプのサイトからリンクが張られている。
nofollowリンク―― nofollow属性の付いたリンクが混ざっている。
画像リンク―― テキストでなく画像でのリンクが混ざっている。
筆者がこの記事をピックアップしたのは、上で挙げた条件を満たすリンクを人工で作ることを勧めるためではない。仮に満たそうとしてリンクを作ったとしても必ずどこかで不自然さが出てくるはずだ。自然に張れたからこそ自然な特徴が出てくるのだ。
本当に自然なリンクは人工では決して作れないことを理解してほしい。
ロシアのリンク販売サービスにグーグルが制裁を課す
スパマーへの実質的なダメージは少ない?(Search Engine Roundtable)
ロシアに「SAPE」(おそらく「セイプ」)という名のリンクネットワークのサービスがあるそうだ。リンクネットワークとは検索エンジンのランキングを不正に操作するための組織的なリンク販売サービスだ。
グーグルがどうやらSAPEに制裁を課したようで、かなり大きな順位変動が発生したとのことである。
SAPEはロシアでは有名な有料リンクサービスで、まったく関連性のないサイトのフッターやサイドバーからリンク購入者のサイトへリンクを張るらしい。ときには言語が違ったサイトからもリンクするらしい。
グーグルは黙っていなかったということだろう(余談だが、日本でも似たような手口のリンク販売業者がたくさん存在したが、多くがグーグルに対処された)。
とはいえ、ロシアで最も利用者の多い検索エンジンはYandex(ヤンデックス)でありスパマーはさほどダメージを受けていないのではと疑う声もある。とはいえ、組織だったリンク販売は遅かれ早かれ見つかることをあらためて認識しておいてほしい。
スマホユーザーにもデスクトップ版ページを見せるべき
選択はユーザーに委ねる(HRF SEO Forum)
モバイルサイトの構成についてのアドバイスを求めた投稿がHigh RankingsのSEOフォーラムにあった。2人のモデレータが出していたアドバイスが(質問内容とは直接の関係がないが)参考にしたいものだったので、紹介する。
すべてのモバイル版ページには、対応するデスクトップ版ページヘのリンクを設置しておいたほうがいい。スマホユーザーやタブレットユーザーのなかにはデスクトップ版ページで見たがる人もいるだろう。
これは確かにそのとおりだ。筆者はスマホを使っているときはスマホ版ページで見たいほうなのだが、そうではないユーザーが少なからずいることを知っている。筆者のブログ読者にスマホ版ページと通常ページのどちらがいいかをアンケートしたところほぼ半々だった。
普段から使い慣れたデスクトップ版ページのほうが好きな人もいるだろう。また、モバイル版ページを提供していても機能が不完全だったり逆に使いづらくなっていたりするサイトもある。
モバイル版ページを見るかデスクトップ版ページを見るかは、ユーザーの選択に任せてもいい。
SEOにふさわしい会社案内やプライバシーポリシーの作り方
SEOを抜きにして考える(WebmasterWorld)
WebmasterWorldに次のような質問を投稿したサイト管理者がいた。
あるSEOエキスパートは会社案内や問い合わせ、プライバシーポリシーのページはnofollowリンクにするように勧めている。
別のSEOエキスパートは、そういったページはサイト内の全ページのフッターに設置すべきだと言っている。
私は会社案内ページだけを設置してそこから残りのページへリンクしようと考えている。またプライバシーポリシーや利用規約のページはnoindexにしたほうがいいだろうか。
はっきりとは言葉に出していないが、おそらく質問者は「SEO的に」どうすべきかを尋ねているに違いない。さまざまな意見がフォーラムメンバーによって書き込まれている。
筆者が感じたのは、この質問者が尋ねていることは「SEOとは関係がない」ということだ。会社案内やプライバシーポリシー、利用規約などのページを設けるのは、ユーザーに対して信頼性を伝えるためやトラブルを起こさないためだ。検索エンジンとは関係がない。ユーザーにとってどのように見せるのが適切かを第一に考えるべきではないだろうか。
SEOに取り組んでいるとどうしてもすべてをSEOで考えたくなってしまう(筆者も例外ではない)。だがその問題の本質は本当にSEOと関係があるのかどうかを確かめる習慣を身に付けておきたいものだ。
SEO Japanの
掲載記事からピックアップ
パンダアップデートの影響を受けたかを確認法を解説する記事と、本来あるべきSEO像を語った記事を、今週はピックアップ。
- パンダに襲われた!と騒ぐ前に確認したいこと
日本のパンダはおとなしいけれど役立つ情報 - デザイン&開発コミュニティに分かってもらえないSEO
記事後の滝井さんのコメントも要チェック
- 内容カテゴリ:SEO
- コーナー:海外&国内SEO情報ウォッチ
※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:「うちのサイトはグーグルに正しく認識されてる?」を3分チェック など10+4記事(海外&国内SEO情報) [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum
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