ウェブサイトは何時間ほど停止していたらSEOに悪い影響が出るのか?
503すれば大丈夫そう(WebmasterWorld)
1~2日の間ウェブサーバーをオフラインにしたいのだけれど、検索結果から消えたりランキングがさがったりといったようなSEOへの悪影響が出やしないか心配だ。
上のような質問がWebmasterWorldに投稿されたところ、さまざまなコメントが付いた。
8時間の中断だったらまったく問題なかった。
3か月間オフラインにしたら完全に検索結果から消滅し、復帰後も被リンクなどそれまでの評価をすべて失ったように感じられた。
オフラインにしたことでランキングが若干下がったことがある。元に戻るのに普通は2~3週間かかる。
2~3日だったら大丈夫だろう。ただしGooglebotのクロール頻度や静的か動的かなどサイトのタイプにもよる。
48時間がぎりぎりのラインだと思う。
トラブルのため2日半サーバーを停止したが、503を返すようにしたので目立った影響はなかった。
最後のコメントにあるように、メインテナンスやトラブルでサーバーをオフラインにするときは503のHTTPステータスコードを返すようにするのが正しい。
503が返されたときは検索エンジンはそのサイトが一時停止中であることを認識し、インデックスに変更を加えない。
503の仕組みと設定方法については安田編集長による503の解説記事を読めば運用上必要なことはすべて理解できる。
なお「Retry-After」を使って日時を指定すると、その時間以降に検索エンジンのロボットに再訪問してほしいことを伝えられる。設定された日時まで検索エンジンはそのURLを訪れずそれより後に再び訪れる。
たとえば、日本時間の2013年1月27日13:00にサービスが再開する予定なら下のように.htaccessに記述する。
<IfModule mod_headers.c>
Header set Retry-After "Sun, 27 Jun 2013 04:00:00 GMT"</IfModule>
日時はGMT(現在の協定世界時、UTC)で指定する。詳細なフォーマットについてはこちらのRFCを参照してほしい。
2~3日であればRetry-Afterで再訪問の日時指定に従ってもらえそうだ。しかし1か月、2か月でも検索エンジンは待ってくれるのだろうか? 筆者はなんとも言えない。
日本語で読めるSEO/SEM情報
レスポンシブWebデザインを効果的にするリキッドレイアウト、viewport、メディアクエリのわかりやすい解説
Googleが使っている手法(Google ウェブマスター向け公式ブログ)
グーグルは、複数のモバイル(スマホ)向けサイト構成をサポートしているが、推奨しているのはレスポンシブWebデザインである。
グーグルが自社サイトをレスポンシブWebデザインにするために用いている次の3つの技術について、ウェブマスター向け公式ブログが解説している。
- リキッド・レイアウト(max-width、max-height)
- viewportメタタグ(width=device-widthなど)
- メディア・クエリによる最適化
昨年5月にこのコーナーで取り上げた英語記事の翻訳版になる。全文を日本語で読めるので、もう一度見直すといいだろう。
モバイル向けサイトにレスポンシブ・ウェブデザインを採用するかどうかを検討しているなら役立つ参考資料になるはずだ。
ウェブマスター向け動画を日本語字幕付きで見られる
字幕追加リクエスト受付中(Google ウェブマスター向け公式ブログ)
このコーナーの海外情報セクションでは、グーグルのマット・カッツ氏によるQ&Aビデオをたびたびピックアップしている。取り上げた以外にも役に立つ動画がたくさん公開されているのだが、すべては解説できていない(申し訳ない!)。
そこでということではないが、グーグル日本のサーチクオリティチームが、動画に日本語字幕を付ける作業を進めているそうだ。
最近字幕を追加した動画として次を紹介している。
- リッチ スニペットのご紹介(Introduction to Rich Snippets)
- リンクの否認について(Disavow Links)
- ガイドライン違反となるコンテンツ スパムについて(Webspam Content Violations)
他に字幕翻訳してほしい動画があれば公式ヘルプフォーラムのこちらのスレッドからリクエストできる。
再審査リクエストは本当に読まれているのか?
スルーされてんじゃね?(グーグル ウェブマスター向け公式ヘルプフォーラム)
1度目の再審査リクエストには(不合格の)通知が返ってきたものの、その後3度にわたって送った再審査リクエストには音沙汰なしというサイト管理者からの相談が、グーグルの日本版ウェブマスター向け公式ヘルプフォーラムに投稿され、グーグル社員が対応している。
時間がかなりたっているので、受け取った警告と送った再審査リクエストの日付を書いたうえでもう一度再審査リクエストを送ってほしいとのことだ。
元スレッドではまだ問題は解決されていないようで、3回送っても何の反応もない状況とは、投稿者が勘違いしているのか、何らかの不具合で届いていなかったのか、グーグル側での対応漏れなのか、謎だ。
またSEO Imagination!ブログさんの記事では再審査リクエストにまつわる別の理解しがたい事例が紹介されている。
不自然リンク警告を受け複数回再審査リクエストを送ったところ、「手動の対応は行っていない」という返事が来たのだ。手動で対応されたからこそ警告が届き、現にその前の再審査リクエストでは不合格通知が返ってきている。手動対応を解除したことを通知し忘れたふうでもなさそうだが、もしかしたら時間がたって手動対応が自動解除されただけかもしれない。
我々ウェブマスターたちに情報を公開し透明性を増すようにグーグルが努力してくれていることは確かだが、依然として何が行われているか不可思議なことも多い。少しずつ改善していってほしいところだ。
ライバルにグッと差をつけるコンテンツ作りのたった1つの秘訣
ひと手間かけること(SEOのホワイトハットジャパン)
コンテンツの価値を高め競合サイトに差をつけるヒントを与えてくれる記事。
「◯◯」をやれば有益なコンテンツになるとわかっていながら「◯◯」をやれない、いや正確に言えばやれない理由を探した経験はないだろうか。
そんな人に対して、次のように指摘している。
効果が高い可能性を秘めたアイデアを、時間やコストを理由にし、やらない言い訳として最初に用意してしまうことは、大変な機会損失です。
そして誰にでもできそうなちょっとした工夫で作れる、ユーザーが興味を持ちそうなコンテンツの例を挙げている。
確かに例として出されている動画のちょっとした活用の例は、大変そうだが実際にはさほど手間を掛けず効果を出せる良い施策だ。
「時間がない」「予算がない」と、はなから諦めるのではなく、今ある時間と予算のなかで何ができるか、何が効果を出すのに良いかを考えたいものだ。あなたの頭のなかに一工夫できるアイデアが必ず眠っている。この記事を読んで、何でもいいから何かきっかけがつかめればしめたものだ。
ソーシャルメディアのSEO効果を高めるために理解すべきこと
SEO目的ではなく交流を目的にする(SEOとその周辺)
ソーシャルメディアをSEOにどのように利用すべきかについて論じた記事。
まず冒頭を次のように始めている。
SEOを目的としてソーシャルメディアを運用すると失敗する
そして各ソーシャルメディアの検索エンジンとの関係を解説しながら、さらにソーシャルメディアアカウントの信頼性に基づいたオーサー・オーソリティにも触れながら、最後を次のように結んでいる。
ソーシャルメディアは交流するという目的のために使うべき
この結論に至る過程は元記事を読んでいただきたい。筆者もまったくそのとおりだと感じる内容だ。
海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ
Googleアナリティクスを使ったランキングチェックと不自然リンク警告の再審査リクエストに返ってきた見たことのない返信メッセージを今週はピックアップ。
- Googleアナリティクスのイベントトラッキングで検索順位を調べる方法
完璧ではないけれど参考にはなる - サンプルを提示する、不自然リンクへの再審査リクエスト不合格通知が送られてきた
日本語でもテスト開始か
- meta keywordsに詰め込んだキーワードで上位表示達成!?
- 301リダイレクトの8つの真実
- 昔の不正と積み重ねでペナルティは訪れる
- ログインしたユーザーにだけ広告を見せるのはクローキングになるのか
- Facebook、グラフサーチでGoogleに宣戦布告
- Facebookグラフ検索の完全レビュー
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
meta keywordsに詰め込んだキーワードで上位表示達成!?
そんなことがあるはずない(Google Webmaster Help Forum)
このサイトがmeta keywordsタグにキーワードを詰め込んでいるのに上位表示しているのはなぜですか? 不正なことではないのですか?
このような質問が公式ヘルプフォーラムに投稿された。
質問者が発見したサイトのソースコードを見ると、確かに「これでもか」というくらいに、meta keywordsにキーワードをてんこ盛りに詰め込んでいる。
このスパムサイトがなぜ上位表示できているのかは結局不明なのだが、グーグル社員のジョン・ミューラー氏は次のようにコメントしている。
問題があるのに上位表示しているサイトは、確かに存在する。だがそういったサイトは何の役にも立たない努力をしていることもある。グーグルはmeta keywordsタグを無視するし、ここでは隠しテキストにもなっている。
問題のある行為は検索結果でもっと上に来るのを阻んでいることもある(このサイトはフッターにもキーワードを詰め込んでいるようだ)。
したがって、ガイドラインに違反しているこのサイトを真似することは勧めない。
こういったことをSEOのためにやっていてそのままにしておく人がいたとしたら、別の人を探したほうがいいと私は思う。
SEOにおいては、サイトに対してするべき重要なことがたくさんある。ユーザーにとっても検索エンジンにとってもアクセスしやすく有益なコンテンツを作ることを忘れてはならない。
だから、このページがやっているようなことは、やるべきではないし消すべきものだと個人的には考える。
ガイドラインに明らかに違反している、あるいは違反していそうな施策をやっているにもかかわらず上位に表示しているサイトを見かけることがある。
ペナルティを受けていないのであれば自分もやってみようかという気になるかもしれない。しかしその不正行為によって上位表示しているとは限らないし、ミュラー氏が指摘するようにその行為がなければ検索エンジンの評価がもっと高いことだってあり得る。
ガイドライン違反だと自覚できることは、たとえ他のサイトがそれで恩恵を受けているように思えたとてしても手を出さないようにしよう。いざ見つかったときのリスクが大きすぎる。
301リダイレクトの8つの真実
適切に使うべし(WebiMax)
グーグルが申請・取得した特許の研究家の第一人者としてSEOの世界では名高いビル・スロースキ氏が、301リダイレクトの扱われ方についての質問に回答した。
そのなかから、知っておくといい重要点を簡潔にまとめてみた。
古いURLから新しいURLにユーザーを転送する際に使う。
URLが変わったことを検索エンジンに伝えられる。検索エンジンはPageRankやアンカーテキストなどの評価を新しいURLに移す。ただし自動的に処理されるわけではない。
ブランド名を表すドメイン名の確保のためにも使われる。たとえば、「mickeymouse.com」にアクセスしたらディズニーのサイト内にあるページに転送するような使い方だ。
301の変則的な利用をグーグルは絶えず検出しようとしている。たとえば質の低いページからのリンクを1つのURLにまとめてPageRankを集中させるような悪用をすると、要注意フラグを立てられるかもしれない。
不自然リンク警告を受けるようなケースのリダイレクトは無視され評価を何も渡さないこともありそうだ。
グーグルは301リダイレクトを発見してもすぐには処理せず詳細を分析してからクロールする。
301リダイレクトが挟まるとページの表示が遅くなる。グーグルはページ表示速度を速くすることを勧めている。
301リダイレクトによって多少のPageRankが失われることをグーグルのマット・カッツ氏は2年ほど前に認めた。
301リダイレクトはサイトの移転やURLの変更といったサイト運営に必要なもので、適切に設定すれば問題ない。しかし検索結果を不正に操作するために301リダイレクトを悪用するのは慎むべきだ。グーグルは不正利用をいつも監視しているはずだからだ。
昔の不正と積み重ねでペナルティは訪れる
今はよくてもいつかは見つかる(Google Webmaster Help Forum)
ランキングが大きく下落し、トップページが検索結果に出てこなくなってしまったサイト管理者にグーグル社員のジョン・ミューラー氏が書き込んだアドバイスのなかで、筆者の注意を引いた部分があったので紹介する。
ときには、もっと以前に問題が起こっていて時間とともに蓄積されていることがある。そしてある日、突然発覚することがある。
問題になるようなことをしたとしても、その時点ですぐに表面化するとは限らない。また1つひとつは重大ではなかったとしても、積み重なると大きなマイナスになることもある。
悪い施策をそのまま放置しておくと、いつか痛いしっぺ返しを食らう可能性があるということだ。
ログインしたユーザーにだけ広告を見せるのはクローキングになるのか
なりません(WebmasterWorld)
次の質問がWebmasterWorldに投稿された。
フォーラムを運営している。広告を掲載するのだが、その広告はログインしたメンバーだけに見せ、ログインしていないユーザーとGooglebotには広告は見せない。これはクローキングになってしまうだろうか?
グーグルのヘルプでは「クローキング」を以下のように定義している。
クローキングとは、人間のユーザーと検索エンジンに対しそれぞれ異なるコンテンツまたは URL を表示することです。
一瞬では判断できないかもしれないが、今回のケースではクローキングには相当しない。Googlebotに対して異なるコンテンツを見せるわけではないし、ログインしていないユーザーとGooglebotには同じコンテンツが提供されるからだ。
広告でないとしても、ログインしているユーザーとログインしていないユーザーにそれぞれ違うコンテンツを見せるのはごく普通にあることだ。Googlebotはログインしない(できない)から、ログイン後のページは、クロールもインデックスもされず、検索結果に表示されることもない。
アクセスできず検索結果にも出ないページであれば特別なコンテンツを一部のユーザーに見せようがグーグルには関係のないことだ。
SEO Japanの
掲載記事からピックアップ
フェイスブックが発表した「グラフサーチ(Graph Search)」とう新しいタイプの検索サービスを解説した記事を今週は2本ピックアップ。
- Facebook、グラフサーチでGoogleに宣戦布告
グーグルキラーになるのか? - Facebookグラフ検索の完全レビュー
体験談を読むと期待できるかも
- 内容カテゴリ:SEO
- コーナー:海外&国内SEO情報ウォッチ
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オリジナル記事:ウェブサイトは何時間ほど停止していたらSEOに悪い影響が出るのか? など10+4記事(海外&国内SEO情報) [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum
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