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リマーケティングならではの「リマインド訴求」を意識する [新版 SEM:リスティング広告 新・100の法則] | Web担当者Forum

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新版 SEM:リスティング広告 Googleアドワーズ&Yahoo!リスティング広告 Web担当者が身につけておくべき新・100の法則。
新版 SEM:リスティング広告 Googleアドワーズ&Yahoo!リスティング広告 Web担当者が身につけておくべき新・100の法則。
この記事は、書籍 『新版 SEM:リスティング広告 Googleアドワーズ&Yahoo!リスティング広告 Web担当者が身につけておくべき新・100の法則。』 の第7章「リターゲティング広告で見込み顧客を取り込む法則」を、Web担の読者向けに特別に公開しているものです(本書について)。

リマーケティングの文脈を考える

サイトを訪問したユーザーが、購入せずに離脱した理由とは何だろうか? 必ずしも、製品・サービスがユーザーの求めているものとマッチングしていなかったというわけではない。比較検討のために別のサイトに行った可能性や、十分な時間がなく、その場では決めかねて、また訪問するつもりでブラウザを閉じた可能性もあるだろう。このように、ユーザーに再訪問の意志がある場合に、リマーケティングは有効に機能する。つまり、ユーザーに対する「リマインダー」の役割である。

設定Aと設定Bで、サイトを訪れてからまだコンバージョンしていない「7日以内」のユーザーと「7日以降」のユーザーに対しての広告を使い分けられる。
「航空券予約がまだの方」というキャッチに合わせて「空席検索」というボタンを模している。

こう考えると、リマーケティング広告は、ユーザーが情報を求めて検索行為を起こした瞬間に表示させるリスティング広告とは、文脈が大きく異なっていることが分かる。文脈が異なれば、当然訴求するべき広告で表現すべき内容も変わってくる。筆者の経験では、例えば「まだ○○の方へ」や「もう○○しましたか?」など、リマインドを意識した文言を盛り込んだリマーケティングの広告は、そうでない訴求と比べてクリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)が高いことを確認している。ぜひ、試してみてほしい。

リマーケティングもイメージ広告が有効

法則77(本オンライン版では未公開)で、ディスプレイ広告ではテキスト広告よりイメージ広告のクリック率が高くなると記したが、リマーケティングについても同様である。これは上で述べたように、「リマインド」の役割があることからも分かる。ユーザーにリマインドを起こすには、広告を見てもらうよりほかにないからだ。テキスト広告よりもイメージ広告のほうが目立つので、リマインドを目的にしたリマーケティング用のイメージ広告もぜひ作成したい。

「リマインド訴求」は有効

再訪問の意志がありながらも一度離脱したユーザーには、「リマインド」を意識した広告が効果的だ。
再訪問の意志がありながらも一度離脱したユーザーには、「リマインド」を意識した広告が効果的だ。
新版 SEM:リスティング広告 Googleアドワーズ&Yahoo!リスティング広告 Web担当者が身につけておくべき新・100の法則。
  • 新版 SEM:リスティング広告 Googleアドワーズ&Yahoo!リスティング広告 Web担当者が身につけておくべき新・100の法則。
  • 寳 洋平、岡本 典子、齊藤 康祐 著
  • ISBNコード
    978-4844332695
  • インプレスジャパン
    書籍詳細情報
インプレスダイレクトで購入

この記事は、書籍 『新版 SEM:リスティング広告 Googleアドワーズ&Yahoo!リスティング広告 Web担当者が身につけておくべき新・100の法則。』 の内容の一部を、Web担向けに特別にオンラインで公開しているものです。

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一冊を通して読めば、現場の担当者に必要な、実践的な「考え方」と「知識」を身につけられます。

リスティング広告に携わる担当者はもちろん、オンライン広告の新しいトピックをカバーしたい方にもおすすめです。

寳 洋平

アユダンテ株式会社、SEMコンサルタント。Web/紙媒体コンテンツの企画・編集・ライターからSEMの世界へ。2006年より株式会社クロスリスティング入社、ソリューショングループマネージャーとして、大手通販サイトを中心に継続的なリスティング広告の運用支援を手がける。2010年より現職。Googleアナリティクスを活用し、リスティング広告の設計・運用、およびコンサルティングを行っている。Google AdWords認定(検索広告/ディスプレイ広告/レポートと解析)、Yahoo!リスティング広告認定プロフェッショナル、Google アナリティクスIQ保持。なお、「検索エンジンとソーシャルメディア」を研究テーマに据え、ソーシャルメディアの活用支援も行う。

岡本典子

購買支援サイトを運営する株式会社ベンチャーリパブリックで、約60万件の旅行商品を扱う検索・比較ポータルサイト「Travel.jp」(トラベル・ジェーピー)のSEM運用を2005年より担当。キーワード選定から広告作成、入札管理、分析までを一貫して行う。著書に『SEM:検索連動型キーワード広告 Googleアドワーズ&Overtureスポンサードサーチ対応 Web担当者が身につけておくべき新・100の法則。』(共著、インプレスジャパン)がある。

齊藤康祐

株式会社ベンチャーリパブリック

マーケティンググループ。前職ではトランスコスモス株式会社にて大手金融、不動産会社を中心にリスティング運用コンサルティングに従事。現職ではショッピング検索サイト「coneco.net」(コネコネット)のマーケティング業務全般を担当。著書に『SEM:検索連動型キーワード広告 Googleアドワーズ&Overtureスポンサードサーチ対応 Web担当者が身につけておくべき新・100 の法則。』(共著、インプレスジャパン)がある。

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