インターネット調査のニールセンは、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetViewを基に「グルメ/飲食店」サービスの、アプリとブラウザからの最新の利用動向を調査し、4月21日発表した。飲食店情報を調べることができる「グルメ」サービスはブラウザからの利用者の割合が高く、ブラウザのみで利用している人の割合が約80%を占めていた。飲食店会社自体が提供している「飲食店」サービスはアプリからの利用者が多く、83%の人がアプリから利用していた。Nielsen Mobile NetViewは日本全国の4000人(iOS、Android各2000人)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成する。実際のユーザーのアクセス記録に基づくデータなので、利用時間や頻度などの正確な利用動向データの提供が可能。
「グルメ/飲食店」サービスをアプリのみから利用している人の割合を比較すると、「飲食店」では半数以上がアプリのみでサービスを利用しているのに対し、「グルメ」では6%にとどまっていることが分かった。「食べログ」「ぐるなび」「ホットペッパー」の「グルメ」サービストップ3の重複利用状況をアプリとブラウザ別に比較すると、アプリでは複数サービスを利用している人が12%なのに対し、ブラウザでは49%と、複数のサイトを利用している人が多いことがわかった。アプリ利用者がその他2社のサービスをブラウザで利用しているかどうかをみると、「食べログ」と「ホットペッパー」アプリ利用者の約60%、「ぐるなび」アプリ利用者の約50%がその他2社のサービスをブラウザから利用していた。
ニールセン
http://www.netratings.co.jp/
Nielsen Mobile NetView
http://www.netratings.co.jp/solution/nielsen_mobile_netview.html
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オリジナル記事:「グルメ/飲食店」サービスのスマホ利用動向、グルメはブラウザ、飲食店はアプリ利用が中心 | ニュース | Web担当者Forum
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