デジタルマーケティング事業のアイ・エム・ジェイは、国内旅行体験のユーザーアンケート調査「ユーザーを“ありのままで”理解する感情曲線・行動文脈リサーチ」の結果を4月14日に発表した。
調査では、国内旅行(北海道、大阪、京都、沖縄)へ3か月以内に行ったことがある人を対象に、インターネットアンケートで、「どのタイミングでどのようなことを行い、その時どう思ったか、どれくらいのテンションだったかを自由に書いてもらう」ことを実施した。
調査期間は2015年3月14日から3月19日、有効回答数は50名で、顧客体験を自由形式で図示したジャーニーマップとして公開した。収集したデータからは、次のような傾向が発見された。
- 旅行において「行き当たりばったり」というようなアドリブ要素はほとんどなく、計画したプランを実行する人が多い
- しかし、旅行計画中は楽しいことをしているはずなのに、テンションが下がり、気が重そうである
- 情報収集はインターネットだけでなく、ガイドブックを購入している人も多い
- 旅行中のトラブル(他の人に笑って話せるレベル)よりも、観光スポットなどが期待値を下回る方がテンションは下がり、その後上がりにくい傾向がある
- 帰路は一様にテンションが下がるが、旅行を振り返ったり、思い出を共有したりした人はテンションが下がりにくい傾向がある
同調査は、ユーザーの行動や価値基準を、安価にスピーディに数多く収集する新たな手法を模索するために行われた。IMJは、調査担当者の前提条件や思い込み、先入観によるバイアスを排除し、回答者の生の声を集めることが可能なため有用なインプットになるとしており、今後も研究を進めていく。
ユーザーを“ありのままで”理解する 感情曲線・行動文脈リサーチ
http://www.imjp.co.jp/press/release/20150414.html
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オリジナル記事:国内旅行体験のジャーニーマップ50人分を分析、IMJが感情曲線・行動文脈リサーチを公開 | ニュース | Web担当者Forum
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