楽天は10月上旬までに、自社ブランドの住宅用太陽光発電システム「楽天ソーラー」の販売地域を全国に広げる。7月の発売以来、販売地域は首都圏や東海と関西の一部地域に限定していた。見積もり依頼が計画を上回るなど、需要が見込めることから全国展開を決めた。
販売エリア拡大に向けて現地調査と施工の体制整備を進めている。現地調査や営業、契約、設置工事などは、太陽光発電販売大手の日本エコシステムに委託。離島や豪雪地などは全国展開後も販売しない。
見積もり依頼は専用サイトで受け付けている。ユーザーは衛星写真を使ったシミュレーションソフトで自宅を割り出し、予想発電量や概算の設置価格を試算する。現地調査の日程予約もウェブで受け付けている。
現地調査依頼の受理件数は、「当初計画の約2倍寄せられている
」(PR推進グループ)と話している。
補助金受給後の実質設置価格は1軒当たり約85万~約132万円で、店頭販売や訪問販売の実勢価格と比べて約3割安い。パネルはシャープから供給を受けている。
・楽天ソーラー
→ http://solar.rakuten.co.jp/
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オリジナル記事:楽天 太陽光を全国展開 10月、需要増でエリア拡大 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum
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