インターネット広告のサイバーエージェントと市場調査のシード・プランニングは、共同で国内動画広告の市場調査を行い、10月21日、調査結果を発表した。動画広告市場の推計ではスマートフォンの急速な普及により、動画広告視聴におけるスマートフォン比重は急拡大しており、2014年の動画広告市場は、前年比197%の311億円に達すると予想した。今後もスマートフォン向けの動画広告の需要拡大が市場成長をリードし、2017年には880億円、スマートフォン向けの需要は約52%を占めると予想している。調査はシードプランニングが2014年8~9月に、動画広告市場関係者へのヒアリング、保有するデータ、公開情報の収集に基づいて行った。
動画広告の需要は動画の前後や中間に挿入して一定時間表示するインストリーム広告が中心となっている。一方、テレビCM素材を持つ広告主を中心に、動画素材を活用したインターネット上でのプロモーション展開に対する需要の高まりや、バナー広告枠に配信するインバナー広告、テキストコンテンツやソーシャルメディアのフィードに設置した広告枠に配信するインスクロール広告など、多様化が進んでいる。3種類の広告別の市場規模は、2017年にはインストリーム広告が640億円、インスクロール広告が160億円、インバナー広告その他が80億円になると予測している。YouTube上に投稿した動画再生によって広告収入を得る「YouTuber」とタイアップしたPR動画のニーズが高まるなど、多様な形態の動画広告商品の開発と提供が進んでいる。
サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/
シード・プランニング
http://www.seedplanning.co.jp/
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オリジナル記事:サイバーエージェント、国内動画広告の市場動向調査で、2014年の動画広告市場は前年比2倍の300億円に | ニュース | Web担当者Forum
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