総合メディア事業の博報堂DYメディアパートナーズは、テレビCMとパソコン・スマートフォン・タブレットなどのオンライン動画広告の効果を調べる「TV CM×InStream動画広告のクロスメディア広告効果調査」の結果を9月4日発表した。テレビCMと「YouTube」のInStream動画広告をかけ合わせることでターゲットへのリーチ効率が高められる結果となった。テレビCMとInStream動画広告に重複して接触した際、テレビCMだけの接触と比べて広告認知率や商品への興味関心などが高くなる傾向がみられた。
調査は、2013年4月から展開された食品、ノンアルコール飲料、アルコール飲料、乗用車、化粧品、金融、ゲームの7業種・16キャンペーンについて、関東地区の18~59歳の男女インターネットユーザー延べ32万人を対象に調べた。食品の20~34歳の男性の例で広告商品への意識(認知、興味関心、購入利用意向など)は、広告非接触との比較で、テレビCMのみの接触は+9.8ポイント、InStream動画広告のみ接触は+4.6ポイントだったが、テレビCMとInStream動画広告の重複接触は+13.9ポイントとなった。
博報堂DYメディアパートナーズ
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