大日本印刷(DNP)は、生活者の姿を把握して企業のマーケティング活動を支援するサービス「カスタマーフォーカスマーケティング」をバージョンアップし、「Twitter」連携機能を加えた、と9月2日発表した。日本語、日本国内で書き込まれたTwitter全データの利用権を持つNTTデータとともに、アンケートを実施することなくTwitterのIDを使う会員の価値観クラスター(集団)の判別を可能にするロジックを開発した。会員10万人で初期導入費用150万円から、次回更新費は50万円から。
Twitterとの連携によって、全てのTwitterユーザーの価値観クラスターが判別できるようになった。例えばインターネット通販の会員に対し、TwitterのIDを基に価値観の判別が可能で、ソーシャルネットワーク上で反応しやすいクラスターの早期発見や、各クラスターの特長に応じた最適なプロモーション展開ができる。バージョンアップでは、これまで30種に分類していた価値観クラスターも刷新した。5つの基本クラスターと、各基本クラスターに属する21種の応用クラスターにした。