サイト訪問者数は減少するも、モバイルファーストに対応したサイトは上昇ー2014年サイト集客ランキング
ウェブサイトへの訪問者数が、昨年に比べて減少傾向にあるという調査結果が発表されました。しかし、そのような状況の中でもアクセスを伸ばしているのが「モバイルファースト」に対応したサイトです。これからのマーケティングを考える上で見逃すことのできないモバイルファーストについてご紹介します。
インターネット行動分析サービスを提供する株式会社ヴァリューズが発表した2014年上半期サイト集客ランキングによると、流入上位500サイトの訪問者数は昨年上半期と比較して93.3%という結果になりました。
しかし、そのような減少傾向の中でアクセスが増加しているサイトもあります。そのひとつがニュース系サイトです。ニュース系サイトで特に大きくアクセスを伸ばしたのは、前年比14倍の「ハフィントンポスト」や、前年比9倍の「THE PAGE」など。これは、ニュース系サイトがSNSでの拡散がしやすい特徴を持つことが背景にあるでしょう。
そして、アクセスの増加した分野で特に注目すべきなのが、クーポン系サイトです。クーポン系サイトのアクセス増加は、ネットへのアクセスがPCからスマホへシフトしたことが大きく影響しています。スマホなどのモバイルユーザーに合わせたモバイルファースト戦略がヒットしたことが、クーポン系サイトのアクセス増加に大きく貢献しています。
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