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A/Bテスト5連発! クリック率の高い広告原稿はどっちだ!? [ネットショップ担当者フォーラム ダイジェスト] | Web担当者Forum

この記事を読むのにかかる時間: 約 4 分

この記事は、ネットショップ担当者フォーラムで公開された記事を、許諾を得てWeb担当者Forumで転載したものです。

ネット広告をやる以上、売れてナンボ!

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A/Bテストの結果をカンニングシートとしてばらします!

はじめまして。『売れるネット広告社』の加藤公一レオと申します。今回からこの「ネットショップ担当者フォーラム」に寄稿させていただくことになった。

ネット通販をやっているあなたが「ネット広告」をやる場合、当たり前だが、レスポンス率が高く、広告の費用効果が高くなければ意味がない。ネット通販にとっての広告とは、要は「売れるかどうか」という結果がすべてである。逆に売れない広告なんかゴミである。

私は今まであらゆる通販広告主(クライアント)から累計で100億円以上の広告費をお預かりして、あらゆるネット広告キャンペーンを実施してきた。失敗をして広告主に大損をさせた事もある。しかし、その失敗から見えてくることを徹底改善し、現在ではあらゆる通販広告主クライアントに大儲けさせられる、確実な「ネット広告の勝利学(ノウハウと仕組み)」を身に付けている。

実際に、ここ数年で私(売れるネット広告社)が手掛けたクライアントは、広告の費用対効果が平均で約6倍以上改善してきた。最大18倍以上改善したクライアントもいる。

自画自賛するようだが、現在の「売れるネット広告社」には、日本の大手メーカー通販の7割以上がコンサルティングを依頼している。もっと言うと、日本で成功しているネット通販企業の殆どが売れるネット広告社のコンサルティングを受けてきた。

どんなネット通販でも大成功できる、その「売れるネット広告社」の勝利学(ノウハウと仕組み)のすべてのベースとなるのが「A/Bテスト」なのである!

クリエイティブを絶対に水物にしてはならない

ネット通販では、広告キャンペーンをやる度にレスポンス率や費用対効果が上がり続けるクリエイティブ作りをすることが一番重要である。キャンペーン毎にレスポンス率が上がったり下がったりする運任せ的なクリエイティブはダメなのだ。クリエイティブを絶対に水物にしてはならないのである。

そこで、弊社はもちろん、世の中の勝ち組ネット通販及びダイレクトマーケターが必ず徹底的にやってきたのが、A/Bテストである。

重要なので再度言います。

世の中の勝ち組ネット通販及びダイレクトマーケターが必ず徹底的にやってきたのが、A/Bテストである!

ネット通販に関わる読者のほとんどがA/Bテストをご存じかとは思うが、 A/Bテストとは複数のバージョンのクリエイティブや手法を用意し、実際にユーザー向けに配信して(ユーザーに利用させて)、効果の比較するテストのことをいう。

つまりは、テストにより最も効果の高いクリエイティブや手法を把握・決定するという、ダイレクトマーケティングでは最重要な活動である。

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A/Bテストとは 50%ずつ露出【A】152人が申し込み  【B】89人が申し込み Aの勝ち! 効果が高い!
広告Aと広告Bを50%ずつ表示させ、Aの方が申し込みが多かったなら「Aの方が効果が高い」と判断する。「スプリットランテスト」と呼ばれることもある。

A/Bテストで重要なのは、例えばキャッチコピーのテストを行う場合は、キャッチコピーしか変えない事である。同時に写真やデザインを変えてしまったら、キャッチコピーが良かったのか、写真が良かったのかがわからなくなってしまうからである。

例えばキャッチコピー1つでも、レスポンス率には最大2〜3倍の違いが出てくる。最大3倍の違いが出るとすると、CPAが1,000円なのかCPAが3,000円なのかの違いとなる。仮に1,000万円を使って広告キャンペーンを行う場合は、申し込み数に10,000件か3,333件の違いが生まれるのだ。

ネット広告では一般的に、1つの媒体メニューに複数の広告原稿を同時入稿=同時掲載できるし、LPOを使えば複数のサイト(ランディングページ)同時入稿=同時掲載ができる。ネットはA/Bテストをするには最高の媒体なのだ。

あらゆる広告主はこのA/Bテストというわずかな費用を惜しんだり、広告主の宣伝部長や広告代理店のクリエイティブディレクターの感性によって会議室でクリエイティブを選定してしまうので、大規模キャンペーンで失敗して、巨大な損失を招くことが多い。バカである

この連載の目的はA/Bテストの結果を暴露すること!

私はこの14年間であらゆる通販企業(広告主)から累計で200億円以上の広告費をお預かりして、何百回ものA/Bテストを繰り返ししてきた。ズバリ、A/Bテストをした数だけでいうと、圧倒的に日本一だ!

なので、この連載では、ネット広告の次世代テクノロジーや市場動向などのキレイゴトは一切語らず、何百回というA/Bテストを行ってきた中で、特にレスポンス率や費用対効果を劇的に上がったA/Bテストの結果をズバリ、大暴露する! 仮説は一切なし。すべてはA/Bテストにより劇的にレスポンス向上が実証された結果ばかりだ。しかも、5社以上で同じ結果が出た内容のみを公開する!

つまりは、どんな通販企業でも必ずネット広告でレスポンスを上げ、費用対効果と売上を上げるためのノウハウと仕組みを“カンニングシート”としてバラすのだ! これらの結果をぜひ実行して、キレイゴトなしにズルをしよう!!

この連載の結果(内容)をすべて実行したら、あなたのネット広告の費用対効果が上がることを100%お約束する。

今回テーマ:クリック率の高い広告原稿はどっち?

1回目の今回テーマは、クリック率の高い広告原稿についてだ。まずははじめに、あなたに質問したい事がある。

「ネットサーフィンをしている時、ぶっちゃけ広告(ディスプレイ広告など)をクリックするか?

おそらく「しない」と思った方が多数だと想像する。

ネットショップ担当者フォーラムの読者のあなたよりも、一般消費者はもっと広告をクリックしない

ネットの大普及により、ネット広告のリーチは毎年拡大しているが、実はクリック率は昔に比べてだいぶ低下しており、最近のネット広告(純広)の平均クリック率は0.1%前後である。つまりは広告を見た1,000人中、1人程度しかクリックをしない。非常に低い数字である。

広告屋の私がこんなことを言うのはタブーかもしれんが、クリック率が低い理由は「ネットでは他の媒体以上に広告が無視される」からである。そう、ネット広告なんか無視されるのだ!

ネットという媒体では、消費者は能動的に「情報」を求めてネットを見ている。広告を見るためではない。やっかいな事に消費者は広告を自然と無視する習慣を身につけている。本能的に広告を目に入れないのである。これを認識せずに広告原稿でアピールしても、誰もクリックをしてくれない。

ただし、ネットユーザーを理解し、ネット広告が無視される事を前提に戦略的な広告原稿をプラニングすると、劇的にクリック率は上がる。消費者の心理状況をよく理解すると、0.1%のクリック率を2倍の0.2%にする事、4倍の0.4%にする事はそんなに難しくはない。今までとは比べ物にならないほどのクリック率を稼ぐことができるのだ。それが、今から公開する、A/Bテストの結果に思いっきり表れているのだ!

今から実際に行ったA/Bテストを質問形式で出していくので、あなたも「どちらの方が効果が高かったのか(AもしくはB?)」を予測してみよう。では、はじめよう!

A/Bテスト① クリック率の高いキャッチコピーはどっち?

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【A】オシャレなキャッチコピー
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【B】特定のターゲットのみを狙ったキャッチコピー

このクイズの回答と解説、残り4問のA/Bテストクイズは、ネットショップ担当者フォーラムのサイトでご覧ください → A/Bテスト5連発! クリック率の高い広告原稿はどっちだ!?

ネットショップ担当者フォーラムについて

ネットショップ担当者フォーラムでは、ECサイトを運営する企業の経営者や運営担当者、制作者が語り合う場所や、“ここに行けば情報がある”、“ここに行けば問題が解決できる”を目指したメディア運営をしています。

この記事の筆者
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ユーザー 加藤 公一 レオ(売れるネット広告社) の写真

加藤 公一 レオ

株式会社 売れるネット広告社 代表取締役社長 1975年ブラジル・サンパウロ生まれ、アメリカ・ロサンゼルス育ち。西南学院大学経済学部卒業後、三菱商事株式会社に入社。その後、Havas Worldwide Tokyo、株式会社アサツーディ・ケイ(ADK)にて、一貫してネットビジネスを軸としたダイレクトマーケティングに従事し、担当した全てのクライアント(広告主)のネット広告を大成功させる。その実践経験とノウハウをもとに、ネット広告のレスポンスを確実にアップさせてしまうため、クライアント企業から『レスポンスの魔術師』との異名をとる。

やずやベストパートナー賞 受賞。Webクリエーション・アウォード Web人貢献賞 受賞。「アドテック東京」「アドテック九州」「宣伝会議」「日経デジタルマーケティング」「通販新聞」など講演多数。アドテック東京2012 公式カンファレンス 人気スピーカー1位。アドテック九州2013 公式カンファレンス 人気スピーカー1位。「九州インターネット広告協会」の初代会長も務めた。著書に『単品通販“売れる”インターネット広告』(日本文芸社)。

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