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ソフトウェアの安全性に取組むすべての人のための国際カンファレンス「OWASP AppSec APAC 2014」が、3月17日(月)から20日(木)に御茶ノ水で開催される。
同カンファレンスの日本での開催は今回が初めて。
3月17日と18日には「トレーニング」が、19日と20日には「カンファレンス」が、それぞれ開催される。
・OWASP AppSec APAC 2014
→ https://appsecapac.org/2014/
このカンファレンスは、ソフトウェア技術に関わるエンジニアはもちろん、ウェブやスマートフォンアプリの企画・運営の担当者、また技術面の意思決定を担うマネージメント層なども対象としたもの。
内容としては、次のようなトピックなど、20ほどのセッションが予定されている。
- モバイルやウェブサイトのセキュリティを考慮した構築方法
- インターネット上の脆弱性の実態についての調査報告
- WordPressのようなCMSの安全な運営方法
- 開発チームと運用チームが協力して進める手法
- マネージメント層向けの内容
キーノートスピーカーには、次のような講師が予定されている。
- 山口 英氏(奈良先端科学技術大学院大学教授、元日本政府内閣官房情報セキュリティ対策推進室情報セキュリティ補佐官)
- デイブ・ウィッチャーズ氏(最新版のOWASP Top 10の執筆者)
- マイケル・コーツ氏(OWASP Foundationの現代表、Mozilla Foundationのセキュリティチーム立ち上げメンバー)
開催概要
- イベント名称: OWASP AppSec APAC 2014
- 開催日時: 2014年3月17日(月)~20日(木)
- 開催場所:お茶の水ソラシティ・カンファレンスセンター
東京都千代田区神田駿河台4-6 - 参加費:カンファレンス3万5,000円(一般・事前)など(詳細はサイトで確認、各種割引あり)
- 主催: The OWASP Foundation
- 実行委員会: OWASP Japan
- 詳細情報と参加申し込み:https://appsecapac.org/2014/
主催のThe OWASP Foundationは、OWASP(The Open Web Application Security Project)の運営母体。2001年に設立され、2004年4月21日よりアメリカ合衆国にて政府認定NPOとなっている(OWASPは、ウェブアプリケーションセキュリティをとりまく課題を解決することを目的とする、国際的なオープンなコミュニティ)。
今回日本で開催するOWASP AppSec APAC 2014の実行委員を務めるOWASP Japanは、2011年設立。大震災以降に出現した熱意あるボランティアによる復興支援サイトのセキュリティリスクの問題などを鑑み発足し、3か月に一度のOWASP Nightなどのミーティングを開催している。
この記事の筆者
安田 英久(やすだ・ひでひさ)
株式会社インプレスビジネスメディア
Web担当者Forum 編集長
プログラミングやサーバー、データベースなどの技術系翻訳書や雑誌『インターネットマガジン』などの編集や出版営業を経て、現在Webサイト 「Web担当者Forum」編集長。ビジネスにおけるWebサイトの企画・構築・運用と、オンラインマーケティングの2軸をテーマにメディアを展開してい る。
個人としては、技術とマーケティングの融合によるインターネットのビジネス活用の新しい姿と、ブログ/CGM時代におけるメディアのあるべき姿を模 索し続けている。趣味は素人プログラミングと上方落語と南インドカレー。
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オリジナル記事:Web担当者も参加できるウェブセキュリティの国際カンファレンスOWASP AppSec APAC 2014、日本で初開催 3/17-20 [ニュース] | Web担当者Forum
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