公益社団法人日本通信販売協会(JADMA、事務局東京都、佐々木迅会長)は8月27日、2012年度の通販市場が前年度比6.3%増の5兆4100億円だったと発表した。金額ベースでは同3200億円の増加だった。アマゾンをはじめとするEC企業や店舗系EC事業の売上増ほか、アスクルなどBtoB通販の堅調な伸びが市場の成長を後押ししたと分析している。
JADMAの通販市場調査は正会員(調査時点は509社)の合計売上高に、有力非会員約180社の売上高を加えて市場規模を算出した。正会員の合計売上高は同3.4%増の3兆3400億円。金額では同1100億円の増加だった。
JADMAによると増加した3200億円のうち、「半数以上がアマゾンの売上増によるもの
」(事務局)と分析。このほか家電量販店やスーパー、専門店など、実店舗企業によるEC事業の増収が通販市場の伸びを下支えしたとみている。
一方、テレビ通販市場はほぼ横ばい、カタログ通販市場は下げ止まった傾向がみられるという。
・JADMA「2012年度通販市場売上高調査」(プレスリリース)
→ http://www.jadma.org/pdf/press/press_survey20130827.pdf
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オリジナル記事:通販市場6.3%増の5兆4100億円 ECの伸びがけん引 JADMA 2012年度通販市場売上高調査 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum
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