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インバウンドマーケティングのプロが語るウェブマーケの5大トレンド など10+4記事(海外&国内SEO情報) [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum

この記事を読むのにかかる時間: 約 12.5

「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、
国内と海外の検索マーケティング関連情報を
さらっとまとめて毎週金曜日にお届けします。

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今週のピックアップ

インバウンドマーケティングのプロが語るウェブマーケティングの5大トレンド from MozCon
★★★★☆Moz(時代の流れを押さえる)

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挿絵

先週はこのコーナーをお休みして、米シアトルで開催されたMozCon 2013に参加してきた。MozConはMoz(旧SEOmoz)が主催するSEOをメインとしたインバウンドマーケティングのカンファレンスだ。

SEOmozが「Moz」と改名した背景には、SEOのプロフェッショナルから、マーケティング(特にインバウンドマーケティング的なもの)全体を扱う方向転換がある。

そのMozのCEO兼共同創設者であり、インバウンドマーケティングのプロであるランド・フィッシュキン氏によるオープニング・セッションをレポートする。

ウェブマーケティングにおける5大トレンド

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ランド・フィッシュキン氏のスピーチ @MozCon2013
  1. ブランド支配

    検索結果のトップ10にブランドサイトが占める割合が増加の一途をたどっている。ウィキペディアやアマゾン、ユーチューブ、フェイスブックなどのページが多く見られる。

    グーグルの検索結果に表示形式に変化が見られる。グーグルショッピングやナレッジグラフのカルーセル、ナレッジグラフのパネルにでるブランドロゴなど。

    グーグルだけでなく、ツイッターやアマゾンなどでもブランド優先の同様の傾向が見られる。

    ウェブで勝利したければ、人々が知っていて信頼し、共有するブランドになることが重要。

  2. より過密し競争の激しい分野

    ウェブマーケティングの専門職は288万9037人。ソーシャルメディアの専門職は93万7972人で、過去21日に6万3468人増加した。SEOの専門職は36万3857人で、過去21日に1万3,656人増加した(LinkedInより、米国のみ)。

    「SEO」の検索結果件数は世界中で増えている。

    大規模にうまくいく短期的な戦略が少なくなってきている。

    新しいサイトが成功するのは以前よりもずっと困難になっている。

    複数の分野からのアプローチがかつてなく不可欠。SEOやPPC。ソーシャルマーケティング。メールマーケティング、コミュニティ構築などさまざまな手段を確保すべき。

  3. ソーシャルは分裂状態、しかしSEOは違う

    大規模なソーシャルメディアが多数存在する。たとえば、フェイスブックやツイッター、Google+、リンクトイン、ユーチューブ、インスタグラム、ピンタレストなど。その他にも多数ある。

    一方でグーグルは世界中で90%以上のマーケットシェア。米国で検索の80%はグーグル。

  4. データの囲い込みに対する懸念の広がり

    グーグルは外部向けのキーワードツールの終了を予定している。

    アクセス解析ツールで取得できないリファラーが増えている。

    グーグルではRSSやソーシャルのデータも知ることができなくなった

    オープンで自由なインターネットが終わりつつあるのか?

  5. マルチデバイスのマーケティングの始まり

    フィーチャーフォンからスマートフォンへ。

    米国のタブレット所有率は34%。

    しかしデスクトップが消滅したわけではない。デスクトップからの検索数は伸び続けている。

    アプリはウェブの利用を侵食していない。独自のチャネルを確立している。

日本語で読めるSEO/SEM情報

「ブサメン」で紐解く、検索エンジンのリンク評価の仕方
★★★★☆笑えるけれどわかりやすいたとえ話(hinishi.com)

検索エンジンがリンクを評価するときに見ているといわれるリンクの質と量を、「ブサメン」と「イケメン」のたとえ話で解説した記事。

事業会社でインハウスSEOを担当しているひにしさんによる、手描きのイラストを交えながらの記事。説明がとてもコミカルだが、非常にわかりやすい。

でさ、ブサイク10人に告られるのと超絶イケメン1人に告られるとしたら
どっちが価値高い?

リンクの関連性と増加速度についても、同じようにイラスト付きのたとえ話で解説している。こちらも、笑いを誘いつつも納得のいく説明になっている。ピックアップした記事と併せて読んでみたい。

それでもあなたは、その有料ディレクトリに登録しますか?
★★★★★うっかり登録してヒドイ目に遭わないように(SEMリサーチ)

有料審査型スパムディレクトリの歴史と現状、そして登録申請に際しての注意事項を、渡辺隆広氏が説明している。

重要なことなのでもう一度繰り返すが、一般論としてのディレクトリ価値は、『たった1本のリンクでも、超人気サイトからのリンクは重要である』という点。ここには、ディレクトリの提携数の多さ(それ故に1回の登録で多数のリンクが獲得できる)や、PageRankの高さ、リンク先やそのアンカーテキストが指定できることは、ディレクトリ登録のメリットとして想定※されていないので注意して欲しい。

そもそも登録する価値があるのかという根本的な問題についても考慮したい。

しかし、登録するのであれば、意味があるディレクトリを選ぶよう細心の注意を払ってほしい。たとえばテレビCMは多くの視聴者にリーチする機会があるから配信するわけで、視聴者が1人もいない番組にテレビCMを出したい企業はいないだろう。それと同じで、ディレクトリという検索サイトの体裁をとりながら誰も掲載しない、誰も訪問しない、存在すら知られていないディレクトリに登録することが、果たしてどんな価値もたらすのか。1回限りといっても数万円という登録料金は決して安くはない。掲載するなら、どこに掲載するかを今一度よく検討してほしい。

ちなみに筆者の(信頼できる)友人が、ある著名なSEOコンサルタントのセミナーに参加中にこんなツイートを流していた。

SEOで著名な方のセミナーに参加中。「(有名な審査型ディレクトリ)に登録していないサイトは認知度が低いので、バックリンクも集まらない!」…悲しい。2005年からお世話になっていたが、2年前あたりから間違った知識を教えるというか、重要ではないことを強調することが多くなった。

「◯◯ディレクトリに登録しないと、Googleからみたらモグリみたいなサイトだから、必ず登録してください」とのことです。最後の質疑応答で突っ込みまくってもいいけど、不毛だから途中で帰るか、反面教師として居ようか…迷う。

ディレクトリ登録とは直接関係ないがこんなツイートも残している。

「毎月多くとも10サイトくらいまでと相互リンクする」とか、あり得ない…もちろん、正しいことも言っているけど、どうでもいいことを正しいように言っている。

バックリンクを増やす話のあとは、キーワード出現頻度、メタネームディスクリプション、記事の1行目の重要性。タイトルは単体キーワードにして、最後にビックリマークを入れる…Googleをバカにしているとしか思えない。

今回は数年前までの講師の実績とセミナータイトルに騙された…セミナーは新しい知識を得るためよりも、現在の自分の知識が合っているかを確認するために参加しているけど、今回はイレギュラーだ。

こんなところかな…あのセミナーはよろしくないと思う。自営業者の人も月10~20万円のコンサルティング料を払っているわけだし…知識や情報を提供するビジネスは、正しくないと罪深い。

SEOの専門家は、知識しかなくて善意の暴走をしている人と、システムからマネタイズまで実践的な流れで対応できる人に、二極化してきたかもね…自分はどちらでもなく学ぶ人になろう。

知名度が高いからと盲目的に信用することなく、自分で正しいSEOの情報を見分けられるように、Web担の読者にはなってほしい。

不自然リンク警告で再審査リクエストを送る際に知っておくべき8つの情報
★★★★☆ありがたい公式ガイダンス(Google ウェブマスター向け公式ブログ)

不自然なリンクに対する警告を受け取ったときの対処に関してよくある質問の回答を、グーグルのウェブマスター向け公式ブログが公開した。

以下の8項目について説明している。不自然リンク警告を受けてまだ解除してもらえていなければ、よく読んでおこう。

  • 再審査リクエスト はいつ送信すべきですか?
  • サイトが アルゴリズムの変更 による影響を受けていると思われる場合は、再審査リクエストを送信すべきですか?
  • サイトへのリンクの品質を確認するには、どうすればよいですか?
  • サイトへのリンクの品質が悪いときはどう対処したらよいですか?
  • どれくらいの情報を再審査リクエストに記載すればよいですか?
  • 再審査リクエストの処理にはどれくらい時間がかかりますか?
  • 再審査リクエストを送信するとどうなりますか?
  • 詳しい情報はどこで入手できますか?

グーグルが担当者個人名で注意喚起メールを送ってくれた
★★★☆☆ここまで透明性を高めました(ポップコーンSEO)

モバイル向けサイトに発生しているクロールエラーに関してグーグルウェブマスターツール(と、おそらく登録してあるメール)に次のような警告メッセージが届いたそうだ(強調部分は筆者による)。

Google より貴サイトのクロール・インデックスの問題についてのお知らせ
2013/◯/◯ウェブマスター様

Google の Webmaster Trends Analyst の◯◯と申します。現在、Google のスマートフォン向け検索結果における貴サイトのパフォーマンスに影響を及ぼしている問題についてご連絡差し上げます。
貴サイトの一部のページをスマートフォン版 Googlebot-Mobile がクロールする際、無限のリダイレクト ループが発生しています:

サイトURL

このような挙動は、Google が貴サイトをインデックスする際に問題となり、最終的には検索結果上でのパフォーマンスに影響をおよぼす可能性があります。
問題を確認し、改善につなげるために、ウェブマスター ツール上の “Fetch as Google” ツールをご利用ください。
ドロップダウンメニューから「モバイル: スマートフォン」を選択することで、スマートフォン向けの Googlebot-Mobile がその URL をクロールしようとする際の挙動を確認することができます:
http://support.google.com/webmasters/bin/answer.py?hl=ja&answer=158587

こちらの「携帯端末に最適化されたウェブサイトの構築方法」に詳細が掲載されています:
https://developers.google.com/webmasters/smartphone-sites/common-mistakes?hl=ja

確認のため、同一のメッセージを貴サイトのウェブマスター ツール上でもお送りしています。この件に関して質問がある場合、私に直接ご連絡いただければと思います!

よろしくお願い致します。

Webmaster Trends Analyst, Google
◯◯

筆者が驚いた点が2つある。

1つは、初めてこのメッセージを見たことだ。海外のフォーラムでもこのようなメッセージを受け取ったという情報は得ていない。

もう1つは、担当者が名前を名乗ってメッセージを送ってきたことだ。機械的な文章が非難の対象になることもあるグーグルからのメッセージが、一個人からの直接の通知として送られてきたことは、まさしく驚きだ。

Google の Webmaster Trends Analyst の◯◯と申します。

この件に関して質問がある場合、私に直接ご連絡いただければと思います!

「!」マークまで付いている。

米グーグルのマット・カッツ氏は、「ウェブマスターとのコミュニケーションをもっと活発にし、透明性を増すように取り組み続ける」という方針を、いくどとなく宣言している。着実に実行しつつあるということが実感できる。

ちなみに、Trend Analyst(トレンド・アナリスト)は、このコーナーで発言を筆者が頻繁に引用させてもらっているジョン・ミューラー氏が持つ肩書きだ。ミューラー氏はスイスのグーグルに所属している。日本人のトレンド・アナリストが少なくとも1人存在することを筆者は知っているが、その方は日本のサーチクオリティチームには所属していないと思われる。

ウェブマスターツールのURLパラメータの動作について補足します
★★★☆☆ヒントとして使われる(Google ウェブマスター向け公式ヘルプフォーラム)

グーグルウェブマスターツールで利用できる「URLパラメータ」機能に関して、日本のサーチクオリティチームのKyotaro氏が次のように公式ヘルプフォーラムで説明している。

Google では URL パラメータの情報をクロール、インデックス時の参考情報として利用しています。あくまで参考情報としての利用となり、設定をしていただいたパラメータを含む URL が即座に検索結果上で表示されなくなるというものではなく、反映される場合でも徐々に変化がみられる性質のものであることをご理解ください。

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ウェブマスターツールの「URLパラメータ」

URLパラメータ設定は、命令(必ず従うべきもの)ではなく、ヒント(参考にするもの)として利用するということだ。

「URLパラメータの設定は無視されるため、この機能は信用できない、使えない」という不満を、筆者は聞いたことがある。グーグルに対する完全な指示ではないことを念頭に入れて使うようにしよう。

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海外SEO情報ブログ
海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

グーグルの外部向けキーワードツールが廃止されるニュースとモバイルSEOの小話を今週はピックアップ。

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
  • これだけは押さえておきたい、サイトマップ利用5つの基本ポイント
  • グーグル「リンク獲得を目的としたゲスト寄稿はダメよ」
  • 301リダイレクトで引き継がれる要素・引き継がれない要素
  • Bloggerブログに対するリンクの否認の使い方
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
  • 未来を見据えたリンク構築
  • SEO業者はコンテンツマーケッターに鞍替えするべきか?

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

これだけは押さえておきたい、サイトマップ利用5つの基本ポイント
★★★☆☆基本だけど大切(SEO Copywriting)

サイトマップの利用において必ず押さえておきたい5つのポイントを解説した記事。要点を簡潔にまとめる。

  • カテゴリごとにサイトマップを分ける

    大規模なサイトでは、カテゴリやセクションごとにサイトマップを分割すると、管理しやすくなるし、インデックス状況を把握しやすくなる。

    URLの追加や削除、変更があっても該当するサイトマップだけを更新すれば済む。

  • robots.txtにサイトマップの場所を記述する

    グーグルはサイトマップ・オートディスカバリー(Sitemap Autodiscovery)という仕組みをサポートしている。サイトマップ・オートディスカバリーではrobots.txtでサイトマップの場所を指定できる。

    たとえば次のように記述する。

    Sitemap: http://www.example.com/sitemap.xml
    筆者注: ウェブマスターツールでもサイトマップを送信できるので必須ではないが、併用しても問題ない。
  • 存在しないページを記載しない

    404や410などエラーを返すアクセスできないページのURLをサイトマップには記載してはいけない。検索エンジンにクロールしてほしいURLだけを記載する。

    検索エンジンは無用なページにクロールを試みてしまうし、ウェブマスターツールにクロールエラーがレポートされる原因にもなる。

    サイトマップを自動生成するツールを使うと、サイト内でリンク切れしているURLまでサイトマップに含めてしまうことがあるので、注意が必要だ。

  • 301リダイレクトのリダイレクト元ページを記載しない

    301リダイレクトしているURLがサイト内にある場合は、サイトマップにはリダイレクト先のページのURLを記載する。リダイレクト元のURLは記載しない。

    一言で言えば、サイトマップにはインデックスさせるURLだけを書くようにする。

  • ウェブマスターツールで検索エンジンにサイトマップを送信する。

    グーグルもBingもウェブマスターツールからサイトマップを送信できる。サイトマップを送信するとウェブマスターツールでインデックスの状況を知ることができる。

グーグル「リンク獲得を目的としたゲスト寄稿はダメよ」
★★★☆☆やりすぎたらペナルティ対象になるのは当然(HIS Web Marketing)

英語圏では、「Guest Post(ゲストポスト)」と呼ぶやり方が、効果的なリンク獲得の手段としてポピュラーだ。

ゲストポストは、日本なら言わば「寄稿」に相当する。ほかの人が運用するサイトに記事を提供し、たとえば署名欄に自分のサイトへのリンクを貼っておき被リンクにするのだ。

グーグルのジョン・ミューラー氏がゲストポストに対して警鐘を鳴らしたことを、この記事では伝えている。

リンク獲得のみを目的としたゲストポストにはnofollowを付けるべきで、nofollowが付いていない場合には手動で対応することがあるかもしれない。

リンク獲得に有効な手段であったゲストポストがペナルティの対象になると知って、英語圏のSEO業界では比較的大きな話題になった。

しかし冷静に考えれば驚くには値しないだろう。ゲストポストは他のサイトにコンテンツを提供することでより多くの人に記事を読んでもらい、より多くの人に自分を知ってもらうことが本来の目的だ。副次的なメリットとしてリンクをもらえるのだ。

ゲストポストが一律ダメだと言っているわけではないが、リンクを目的にしたゲストポストは、品質ガイドライン違反だとグーグルが判断するのも不思議なことではない。

記事ではマット・カッツ氏による次のような発言も紹介している。

ちゃんと価値のあるコンテンツを寄稿するのなら、それはすばらしいゲストポストだ。

しかし、同じコンテンツをあちこちに寄稿したり、質の低い類のコンテンツばかりを提供したりしているのならば、それは問題だ。

ゲストポストは、やり方によって良い結果になる場合もあるが、すべてを解決する万能薬だと思ってもらいたくない。

どんな施策であれ、ランキングを上げることを狙い、行き過ぎてしまえば手動対応の対象になるということだ。

301リダイレクトで引き継がれる要素・引き継がれない要素
★★★★☆内的要因と外的要因で違う(WebmasterWorld)

301リダイレクトによって転送元ページから転送先ページに引き継がれる情報と引き継がれない評価要素について、WebmasterWorldフォーラムでディスカッションが行われた。

手短にまとめると次のようになる。

  • 内的要因: 引き継がれない
  • 外的要因: 引き継がれる

内的要因は、たとえば、titleタグやそのページにあるキーワードなど元のページ上に存在した評価項目だ。リダイレクトによって、元のページの中身を検索エンジンは見ることができなくなるから、評価は引き継がれない。転送先ページのtitleタグやコンテンツを評価することになる。

同様に、内部リンクとして元ページに設置されているリンク情報も引き継がれない(内部リンクがあることを検索エンジンは認識できない)。

外的要因は、被リンクやアンカーテキストだ。リダイレクトされるとしても転送先ページにリンクが向くことになる。したがって被リンクの評価は転送先ページに引き継がれる。

なお細かなことを言うと、301リダイレクトによってPageRankは10~15%ほど失われるとグーグルのマット・カッツ氏は発言したことがある(だからといって普段のサイト運営において気にする必要はまったくない)。

SEO好きな人のためのトピックであるが、ちょっとしたうんちくとしてピックアップしてみた。

Bloggerブログに対するリンクの否認の使い方
★★★☆☆サブドメインは別、トップレベルドメインは同じ(Google Webmaster Central Help Forum)

「Blogger」は、グーグルが運営するブログサービスだ。Bloggerから張られたリンクを否認するときのURLの書き方について、グーグルのジョン・ミューラー氏が公式ヘルプフォーラムでアドバイスした。

x.blogspot.com と y.blogspot.com という2つのブログをグーグルは別のサイトとしてみているから、それぞれを別々に申請しなければならない。ccTLDと.comについては、rel="canonical"で正規化しているので、blogspot.comだけを対象にすればいい。

Bloggerは、ブログごとに固有のサブドメインが与えられる。ドメインからすべてのリンクを非承認したいときに使う「domain:」は、サブドメインごとに記述するように指示している。

否認ファイルには、次のように記述することになるだろう。

domain: x.blogspot.com
domain: y.blogspot.com

またBloggerは、ユーザーがアクセスした国に属するTLD(トップレベルドメイン)に転送される。たとえばx.blogspot.comに日本からアクセスすると、x.blogspot.jpに転送される。英国からアクセスすると、x.blogspot.co.ukに転送される。

トップレベルドメインの違いに関しては、ブロガー側でrel="canonical"を指定して.comに正規化しているので、国別ドメインごとに記述する必要はないということだ。

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SEO Japan
SEO Japanの
掲載記事からピックアップ

昔ながらのスタイルを変えて取り組むべきリンク構築とSEOでも無視すべきでないコンテンツマーケティングについての記事を今週はピックアップ

この記事の筆者
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ユーザー 鈴木 謙一 の写真

鈴木 謙一(すずき けんいち)

フリーランスのインターネットコンサルタント。アメリカを中心としたSEO/SEMのコアな情報を日本に持ち込み、「海外SEO情報ブログ」で“海外SEO”のブランドを確立。サーチエンジンマーケティング専門ソーシャルニュースサイトSphinn(スピン)の公式日本版であるサービス「Sphinn Japan」立ち上げメンバーでもある(Sphinnの本家はMarketing Landとなり編集記事中心へと路線変更している)。

現在は、株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役コンサルティングアドバイザーとして、SEOの情報収集やトレーニング、海外のSEOカンファレンス参加などを通じて正しいSEOの普及に取り組んでいる。

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