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【悲劇】グーグルの検索インデックスからサイトをうっかり削除してしまうとどうなるのか【実録】 | Moz - SEOとインバウンドマーケティングの実践情報
タイトルを見て、その恐ろしさにちょっとしたパニックになった人がいるかもしれない。
まさにタイトルにあるとおりのことを経験したので、その不安がもっともなものだということは保証できる。
僕の悪夢を一緒に追体験したい人のために、そのときのことを時系列に沿って説明しよう。不安の発散と同時にSEOの研究にもなるだろう。
用意はいいだろうか。
悲劇の幕開け(2019年8月4日)
日曜の朝だった。僕はコーヒーを飲みながらSEOツールをいじっていた。いつものことで、とんでもないことが起きるなんて思ってもいなかった。
そこに飛び込んできたのがこれだ。
いったい何が起こったって言うんだ?。
SEOの人間なので検索順位の自然変動は見慣れている。変動には慣れているが、消滅は話が違う。
ステップ1:否定
まず頭に浮かんだのは、これは間違いだということ。ツールの「Ahrefs」がおかしくなったのかを確かめるため、他のツールに切り替えた。
Googleアナリティクスで確認しても、これに対応したトラフィックの落ち込みがあり、「何かが起きていること」が確実になった。SEOの人間として、当然、最悪の事態を想定した。
ステップ2:パニック「アルゴリズムのアップデートか?」
アルゴリズムのアップデート。お願いだからそれは勘弁してほしい。
同じ時期にアップデートが確認されていないか、BarracudaのPanguin Toolで調べた。
アップデートはなかった。やれやれ。
ステップ3:診断
脳のなかで原始的な部分である「爬虫類脳」が関わってくると、考えがすっきりまとまらなくなる。パニックを起こし、考え方が不合理になり、判断が鈍る。心が安まらない。
ぼくは少しの時間を経てようやく平常心をいくらか取り戻して、何が起きたのかをしっかり考えた。キーワードランキングが完全に消えてしまうなんてまずないことだ。きっと技術的な問題だ。
インデックスに違いない。
キーワードランキングが消えたページをグーグルでざっと検索したところ、確かに実際にページがなくなっていた。Search Consoleのレポートも同様だった。
下の方の警告に注目してほしい。
Indexing Allowed? No: 'noindex' detected in 'robots' meta tag
インデックス登録を許可? いいえ、'robots' メタタグで 'noindex' が検出されました
だんだんわかってきた。続いてページのHTMLソースコードで確認した。
インデックスから外すようにページがマークアップされていた。しかし、実際に外されたページはどれくらいあるのだろう?
ステップ4:被害の調査
すべてのページがnoindexになっていた。緊急のメモを数件、開発担当者に送ったところ、約3日前の木曜(2019年8月1日)の夜に本番環境に反映した修正によってすべてのページでnoindexが誤って有効化されたことを担当者が確認した。
しかし、サイト全体がインデックスから外されたのだろうか?
その可能性はとても低い。というのも、そのためにはグーグルが3日以内にサイトのすべてのページをクロールして、「noindex」というマークアップを見つけなければならない。
この点に関しては、Search Consoleは参考にならないだろう。Search Consoleはデータの反映が常に遅いので、修正するまでの間に変化がまったく拾われない場合がある。
いま振り返っても、Search Consoleへのデータ反映は遅かった。
というのも、インデックスに登録されていた8000を超えるページのうち、Search Consoleは影響を受けたページを最大でも249しか捕捉していなかったのだ。
そんなはずはない。問題を見つけて修正してから丸1週間たっても検索プレゼンスは3分の1も減少していたのだから。
具体的に何ページがグーグルのインデックスから外されてしまったのかは調べられなかったが、すべてのページが「noindex」とマークアップされたことはわかっている。
ちなみに、「site:brafton.com」という検索オプションを使ってグーグルで検索すると、インデックスに登録されていたページのおよそ8分の1が表示されたことは覚えている(スクリーンショットを取っておけばよかった、申し訳ない)。
まずは問題を解消
インデックスから消えてしまったページを改めてインデックスさせなければいけない。次のようにした。
ステップ1:問題の修正
問題が特定されると、開発担当者が更新を巻き戻し、サイトを「noindex」とマークアップされる以前の状態にした。
次の問題はコンテンツのインデックスへの再登録だった。
その2:サイトのすみやかな再クロールを求める
僕は古いサイトマップを削除し、新しいものを作ってSearch Consoleにアップロードしなおした。
また、主力製品のランディングページをかき集めて、インデックスへの再登録を手作業でリクエストした(もっとも、Search Consoleは最近のアップデート以降、リクエストしても何かしてくれるとは信じきれなくなっている)。
その3:待つ
ここまでくると待つ以外にできることはなかった。疑問はいくつもあった。
- ページは以前と同じキーワードで掲載されるのだろうか?
- 同じ順位で掲載されるのだろうか?
- しばらく消えていたことによるなんらかの「ペナルティ」がグーグルからあるのだろうか?
答えを出してくれるのは時間だけだ。
回復への道
悲劇から1週間(2019年8月8日)――検索プレゼンスは33%低下
間違ったコードがすべての有効なページに行き渡った日(8月2日)を出発点として被害を評価することにする。最初の測定は、8月2日から8月8日までの丸7日間だ。
検索プレゼンスへの影響についていちばんいい指標が得られるのはSearch Consoleだろう。
検索トラフィックがおよそ33.2%失われていた。これは痛い。
幸いなことに、これが今回の試練を通じてもたらされた損害のピークだった。
悲劇から2週間(2019年8月15日) - トラフィックはマイナス23%
この間、僕は、次の2点に目を光らせていた。
- 検索トラフィック
- ページのインデックス登録
サイトマップを提出しなおし、Search Consoleから手作業でページを読み込んだにもかかわらず、インデックスに登録されないページがまだたくさんあった。その中には重要なランディングページも含まれていた。このことは今回、最後まで課題となる。
インデックスに登録されないページが残ったので、トラフィックへの影響は続いていた。
問題の発生から2週間が経っても、まだ検索トラフィックは減ったままだった。トラフィックの減少に伴って、(コンバージョン率は上がっていたものの)売り上げにつながるコンバージョンも減少した。
悲劇から3週間(2019年8月22日)――トラフィックはマイナス13%
ページのインデックス登録は相変わらずのスローペースだった。うんざりするほど遅い。僕にできるのは、営業目標が確実に達成できなくなっていくのを見守ることだけだった。
とはいえ、少なくとも検索プレゼンスが回復してきていることは明らかだった。そこで、その回復がどう進んでいるのかに僕は関心をもった。
すべてのページがインデックスに再登録されたが、各ページの検索プレゼンスが落ちているのだろうか。
各ページの検索プレゼンスは完全に回復しているが、インデックスへの再登録がまだ完全ではないだろうか。
この問いに答えを出すため、インデックスから外されてから再度インデックスに入った個々のページを見ていった。一例を挙げる。
次は、インデックスを外れていた期間がもっと短いページの例だ。
いずれのケースでも、個々のページの検索プレゼンスは完全に回復していることを確認できた。問題はプレゼンスの回復ではなく、インデックスへの再登録がいつかということのようだ。
そういえば、Search Consoleにはエラーになっているページを「検証」する新機能がある。僕は8月26日にこのプロセスを開始した。以降、Search Consoleはゆっくりとページを再クロールしていった(のだろう)。週に約10ページのペースだった。これは通常スケジュールのクロールよりも速いのだろうか。Search Consoleのツールが何かしてくれているのだろうか。
はっきりわかっているのは、3週間経ってもインデックスから外れたままのページが数多くあることだった。トラフィック獲得で頼りにしている営業用のランディングページも含まれていた(この件の詳細は後ほど)。
悲劇から4週間(2019年8月29日)――トラフィックはマイナス9%
この時点でかなりフラストレーションがたまってきていた。150ページほどが未だインデックスに再登録されておらず、Search Consoleで検証と新たなインデックス登録のリクエストを何度も繰り返してもうまくいかなかったからだ。
Search ConsoleのURL検査のレポートによると、残りのページは完全にインデックス登録できる状態だったのに、クロールしてもらえなかった。
結果、1カ月近くたっても検索トラフィックは元の水準を9%下回っていた。
どうしてもインデックスに再登録されないページがあった。コンバージョンで頼りにしていた商業価値の高い製品ページだった。
インデックスへの再登録を促すために次のようなことを試した。
- URL検証とインデックス登録のリクエスト(1カ月で15回)
- 公開日付の更新とインデックス登録のリクエスト
- コンテンツと公開日付の更新とインデックス登録のリクエスト
- サイトマップをSearch Consoleに再送信
どれもうまくいかなかった。このページはどうしても再登録してもらえなかった。同様のページが、営業への影響はそこまでではないものの、ほかに100以上あった。
このページはなんと、インデックスから外れてから丸2カ月間(10月1日まで)、どうしても再登録してもらえなかった。
ちなみに、4週間後の全体の回復状況はこんな感じだった。
悲劇から5週間(2019年9月5日)――トラフィックはマイナス10.4%
大きな停滞期。この時点で、「検証中」だと思われる約150ページを除きすべてがインデックスに再登録されていた。
これらのページは検証されなかった。そして、再クロールもされなかった。
時間が経てばおそらく完全に回復するだろうことはイメージできていた。しかし、それがいつになるのかは、グーグルにゆだねられていた。僕が何かしてどうなるものでもなかった。
悲劇から6週間(2019年9月12日)――トラフィックはプラス5.3%
トラフィックが完全に回復するのに約6週間かかった。
しかし実のところ、まだ完全に復活したわけではなかった。インデックスに登録されていないページはまだいくつもあったが、それを補って余りあるほど一部のコンテンツが大幅にプラスになっていたのだ。
全体的な検索プレゼンスは6週間で回復した。
しかし、問題となっていた製品ページはさらに2週間半、インデックスに登録されなかった。コンテンツがインデックスにすべて再登録されたのは、問題の修正から8週間以上たってからだった。
結論
まずなにより、過失であろうが実験でろうが、サイトは絶対にインデックスから削除してはならない。とてもこたえる。僕の見積もりでは、オーガニックなトラフィックが約12%減少し、売り上げにつながるコンバージョンも同じくらい減ることになった。
学んだこと
ページがインデックスに再登録されると、検索ビジビリティは完全に回復した。
最大の問題はインデックスへの再登録だった。
偶然が引き起こした今回の実験について、多く寄せられた質問とその回答を紹介しておこう。
回復したのか?
完全に回復した。すべてのURLが以前と同じ検索ビジビリティを取り戻したようだ。
回復にかかった期間は?
検索ビジビリティは6週間で元の水準まで戻った。ページがすべてインデックスに再登録されるのには8~9週間かかった。
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ビービットがシーケンス分析クラウド「USERGRAM」の「AI suggest機能」をアップデート
デジタルマーケティング支援のビービットは、同社が展開するシーケンス(行動の順序や流れ)分析クラウド「USERGRAM(ユーザグラム)」で提供しているAI(人工知能)活用の「AI suggest(サジェスト)機能」をアップデートする、と1月24日発表した。アルゴリズムと解析基盤を見直して精度を高め、より正確な判断を可能にする。
USERGRAMは、定量的なアクセス解析ではできなかったユーザーの行動分析に基づくUX(ユーザーエクスペリエンス)=ユーザー体験=の企画支援を実現するサービス。AI suggest機能は、ウェブサイト内のページや流入元ごとのコンバージョン(最終成果)への貢献度を機械学習で判定・表示する仕組みで、2018年秋に提供を始めた。
今回、AI suggest機能のアルゴリズムを改善して「ユーザごとのページ注視度」をモデルに加えた。これによって貢献度判定の精度が向上し、ユーザーの関心がさらに正確に評価・判断できるようになる。解析基盤自体も刷新したことから今後、この機能の強化に向けた開発を加速し、正しく精緻なユーザー理解につなげていく。
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業界で始めての「アドフラウド保険」を損保ジャパンとMomentumが共同開発、提供開始
損害保険大手の損害保険ジャパン日本興亜と、広告配信でのブランド保護ツール開発のMomentum(モメンタム)は、共同で「アドフラウド(広告詐欺)保険」を開発し、2月に提供を始める、と発表した。業界で初めてという。アドフラウド保険によって広告代理店が被る損害を補償し、安心で安全な広告配信の実現につなげる。
広告費用を不正にだまし取るアドフラウドによって、効果が見込めない広告出稿のリスクが増加しているため開発した。広告代理店は、広告主にアドフラウド指数(効果が見込めない広告出稿の割合)を保証。当初定めた値を超えた場合に一定額を払い戻しし、それに伴う広告代理店の損害を損保ジャパン日本興亜が補償する。
補償の対象はアドフラウド保険の契約をした後の広告費用。保険への加入には、広告代理店がアドフラウドを抑制して継続的にリスクを可視化・分析する必要があることから、モメンタムのアドフラウド対策サービス「HYTRA DASHBOARD 3」の活用が前提になる。両社は今後、多くの広告に適用できるように条件を拡張する。
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オンライン上で電子クーポンを配布するeギフト基盤「プチギフト」のメニューを再構築
法人向けeギフト基盤事業のエムディーピー(MDP)は、オンライン上で電子クーポンや金券を配布するためのプラットフォーム「プチギフト」のメニューを再構築し、利用形態別に2種類に分けた、と1月24日に発表した。分かりやすくすることが目的。同社は社名を12月にMDパートナーズから変更し、ロゴマークも新しくした。
プチギフトは、O2O(オンライン・ツー・オフライン)=オンライン(ネット上)からオフライン(実店舗)に消費者を誘導する施策=の基盤サービス。配布コードが重複しないように管理し、使うと無効になる「消し込み」の仕組みを備える。電子クーポンはコンビニ各社の店舗を中心に使用でき、各種電子マネーも扱っている。
今回「プチギフトforビズ(ビジネス)」と「プチギフトforサンプリング」の2つにした。forビズは、各業種の企業を対象にしたプレゼントなどのキャンペーン向け、forサンプリングは、主にメーカーの自社商品のサンプリング用。社名は、これまでMDPと呼ばれることが多かったことから、会社設立10年経過を機に変えた。
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2020年の若者カルチャーを引っ張る、“ネクストブレイク”インフルエンサーは、この14人! | BACKYARD デジタルマーケティングNEWS
インフルエンサーと聞くと、単に“みんなの憧れ”の存在であると思っていませんか? 若者のファッションやライフスタイル、カルチャー、消費行動などに影響を及ぼしている「インフルエンサー」。コンテンツ発信者として、その在り方は多様化しており、マーケッターも要注目の新しい潮流があるのです!
今回は、2019年にブレイクしたインフルエンサーを振り返りつつ、ネクストブレイク・インフルエンサーと2020年のインフルエンサーの新潮流をご紹介します。
1.2019年にブレイクしたインフルエンサーを振り返り!
2020年のネクストブレイク・インフルエンサーをご紹介する前に、2019年はどのような方々がインフルエンサーとして人気を集めたか振り返りたいと思います。まずはSHIBUYA 109 lab. が2019年の年末に発表した、トレンド大賞 ヒト部門の結果を見てみましょう。
1位のよしあき&ミチは台湾ハーフモデルの姉弟。もともとファッションセンスが高いことや、人気YouTuberのkemioの動画にたびたび出演し親しみやすいキャラクター性で人気を得ていましたが、姉ミチが『オオカミちゃんには騙されない』に出演したことでブレイク。弟よしあきも本を出版するなど今、一番波に乗っているインフルエンサーです。
ランキングをみると、よしあき&ミチ以外にも、ヴァンゆんチャンネル、なこなこちゃんねる、のあのあカップルがランクイン。うち二組はインフルエンサーとして活動しており、男女ペアのインフルエンサーに注目が集まった年でした。
では、2020年はどんなインフルエンサーに火が付くのでしょうか?
これからブレイクしそうな、若者向けインフルエンサーを紹介します。
2.2020年ネクストブレイクのインフルエンサー、注目は?
IMJ社内で新卒1年目を中心にネクストブレイク・インフルエンサーは誰なのかアンケートを実施したところ、50人を超える多種多様なインフルエンサーの名前が挙がりました。そこで、社内のインフルエンサーに詳しい若手マーケッターを集め、アンケート結果をもとにディスカッションを行い注目のインフルエンサーを選定! ジャンル別に分類してご紹介します。
Type1. お洒落なだけじゃない⁈ みんなの“憧れ”【モデル系インフルエンサー】
モデル系インフルエンサーは、若者のファッションリーダーとして自身のライフスタイルやファッションを投稿しているインフルエンサーです。Instagramを中心に活動するインフルエンサーが多い傾向にあります。しかし、一言で「ファッションリーダー」といえど、ファッションの系統を特化させていたり、自身の経験を売りにイベントを開催したり、トークの才能が評価されラジオ番組に出演するなど売り出し方は様々です。
■Miku 🌹 (Instagramのフォロワー数:11.6万人)
20代の女性を中心に人気で、大人っぽさと可愛らしさのバランスがとれた“キレイめ”のスタイリングが得意。芸能人ばりのルックスをもち“憧れの存在”でありながら、嫌みのない等身大の文体で共感を得ています。
■HARUKI KOYAMA(Instagramのフォロワー数:4.7万人)
10代~20代の女性を中心に人気。攻撃的になりすぎないストリートファッションが得意。最近はファッションアカウント以外に、フィルムカメラのInstagramアカウントを開設し、活動の幅を広げる動きも。
■中島姉妹(絢乃/奈津希)(Instagramのフォロワー数 絢乃:4.1万人、奈津希:2.5万人)
ディズニーが好きな10~20代を中心に人気。私服でディズニーキャラクターを表現するディズニーバウンドコーデをアップしている読者モデルの姉妹。最近はIGTVも活用し、ディズニーを姉妹で楽しむ様子などの動画を配信しています。
■水田あゆみ(Instagramのフォロワー数:11.1万人)
バチェラー・ジャパン シーズン3に出演し、20代女性を中心に人気。番組内での凛とした振る舞いや芯の強さといったキャラクター性が“女性から見る理想の女性”として支持されています。番組終了後は月額会員制のオフィシャルサイトを開設し、悩み相談コンテンツなどをもりこんだオフ会を開催するなどファンとの交流も積極的に行っています。
■まつきりな(Instagramのフォロワー数:8.3万人)
20代男女を中心に人気。ファッションリーダー的な側面も持ちつつ、喋りの面白さでファンが増えています。ストーリーズを頻繁に更新し、ファンの悩みに答えることで親近感を得ており、その話力を活かしてラジオ番組にも出演しています。
Type2. マルチな才能が売り【クリエイター系インフルエンサー】
クリエイター系インフルエンサーは、音楽や芸術などアーティストとして活動しながらSNSを巧みに活用し、若者のカルチャーに影響を与えているインフルエンサーです。クリエイティブなセンスや、メッセージ性の強いコンテンツでファンを増やしています。
■はましゃか(Twitterのフォロワー数:1.6万人)
ZINEが!!完成しました!!
— はましゃか (@shakachang) October 29, 2019
11/2.3.4の多摩美芸祭の「@THETABF」ブースに置かせてもらいます!!!
「MARGARET SHOWER volume.2」
7種類のビジュアルに座談会も追加で読み応え抜群!!
おおもりめぐの撮影・ヘアメイク・スタイリングが…才能が溢れて泣きそう…
ぜひ #マガシャと呼んでくれ🥺pic.twitter.com/azwSUghnXH
20代女性を中心に人気。美大出身で役者志望の20代女性ですが、モデルやZINEの編集、コラム執筆、イラストレーターなどクリエイティブで幅広い才能を見せています。最近ではAbemaTVにコメンテーターとして出演するなど活動の幅を広げています。
■向井太一(Instagramのフォロワー数:6.9万人)
音楽・ファッション好きの20代男女を中心に人気。シンガーソングライターとしての活動が中心ですが、men’s FUDGE.jpで連載を持つなどファッショニスタとしての側面も。InstagramのARフィルターをいち早く作成するなど、SNSのトレンドにも敏感。一方、ストーリーズやTwitterも頻繁に更新し、親しみやすいキャラクター性が共感を呼んでいます。
Type3. 笑いのツボも十人十色! 【コンテンツ配信系インフルエンサー】
コンテンツ配信系インフルエンサーは、くすっと笑えるような動画コンテンツを発信しているインフルエンサーです。Twitter上で動画がバズり、フォロワーが増えています。オタクが共感する動画を作るアイドルから、ファンクラブをもつぬいぐるみのクマまで、コンテンツ内容は多種多様です。
■くまきち(Twitterのフォロワー数:3.9万人)
メリ-クリスマス🎂🎄🎅🦌🔔🍓pic.twitter.com/0ucVODIrAc
— くまきち (@kmakici) December 25, 2019
20代女性を中心に人気。オリジナルのくまのぬいぐるみで、やってみた系動画を配信しています。YouTubeよりTwitterのフォロワー数が多く、短尺の動画に癒されるファンが増えています。月額制のファンクラブを持っており、限定ブログを配信。オリジナルグッズのECサイト、SUZURIでグッズも販売しています。
■こんびにこ(YouTubeのチャンネル登録者数:17.2万人)
10~20代男女に人気。YouTubeとTwitterを中心に活動し、アンチInstagram的なニュアンスで、コンビニで買った食べ物をおしゃれに盛り付けるだけの動画を配信。切り口の面白さが若者の心をつかんでいます。
■末吉9太郎 (CUBERS)(Twitterのフォロワー数:14.4万人)
『メンバーの仲良し写真がSNSに上がり大興奮するオタク』 pic.twitter.com/eRPvVmDbhc
— 末吉9太郎(CUBERS) (@9taro_cubers) December 27, 2019
20代のオタク女性を中心に人気の現役アイドル。アイドルオタクあるあるを再現した動画をTwitterにアップし、共感を得ています。動画内で頻繁に発する「沸いたー!」は若者の間で言語化しつつあり、株式会社AMPが発表した2020年JC・JK流行予測のコトバ部門にノミネート。アイドルとしての活動と併せて要注目です。
Type4. 親近感が売り【漫画エッセイ系インフルエンサー】
漫画エッセイ系インフルエンサーは漫画などのコンテンツを通じて、自らの体験を発信しているインフルエンサーです。内容の面白さと、作者自身の考え方への共感によってファンを増やしています。
■もちぎ(Twitterのフォロワー数:52.5万人)
ゲイバーに来た、ゲイに恋する女性の話。 pic.twitter.com/fo0eYqk3MD
— もちぎ♨️エッセイ発売中 (@omoti194) December 4, 2019
20代女性を中心に人気。ゲイとして生きてきた体験を赤裸々かつ面白おかしく漫画化し、ジェンダーレスな視点が共感を呼んでいます。Twitter以外に、有料のnoteでも作品を公開しています。
■つづ井(Twitterのフォロワー数:29.5万人)
今週も絵日記更新していただきました〜Mちゃんとの学生時代の思い出です😌✨ちょっとおセンチやね....☺️他の絵日記もこちらからいっぱい読めます💁♀️ https://t.co/1OlQ5Zox2s
— つづ井 (@wacchoichoi) December 5, 2019
絵日記「化学反応(ケミストリー)」(1/3) pic.twitter.com/Kt28WmVk3w
10~20代のオタク女性を中心に人気。オタク生活を満喫するエッセイ漫画を描いている20代女性。noteで「自虐をしない」ことについて文章を発信し話題に。(『「裸一貫!つづ井さん」についてちょっと真面目に話させてくんちぇ〜』)好きなことを全力で楽しむ姿に共感が集まっています。
Type5. 好きなものに対する知識量がすごい!【分野特化型インフルエンサー】
分野特化型インフルエンサーは自身が熱狂的に好きなものを知識として昇華し、発信しているインフルエンサーです。コンテンツとして面白くなるように、知識を基にした悩み相談を実施する、その分野の知識をおしゃれなライフスタイルとして取り入れて発信するなどの活動でファンを増やしています。
■Nagisa Ichikawa / THE GUILD(Twitterのフォロワー数:1.4万人)
どうやらまだ品薄状態が続いているようですが、遅ればせながらAirPods Proのレビューを書きました!🎧発売から3週間ほど経ちましたが、もはやわたしの耳の一部と化している感があります。昨日はしたまま寝てた😅https://t.co/MPnDC0hUfS
— Nagisa Ichikawa / THE GUILD (@nagiko726) November 18, 2019
20代男女を中心に人気。ファッション系企業のデジタルを軸としたコンサルティングをする傍ら、ガジェットレビューワーとして記事を書いています。洗練されたファッションセンスと、カメラ好きを活かしてInstagramやTwitterでガジェットのあるおしゃれな生活を発信。さらに、メーカーとコラボレーションしてドローン専用のレザーバッグを作るなど、活動の幅を広げています。
■八月(Twitterのフォロワー数:2.1万人)
「https://t.co/F0ZmNAFgKl
— 八月 (@8th_month) December 25, 2019
こちらのレザーカラージャケットを購入したのですが、八月さんであればどのようなものでどう合わせられるか教えていただきたいです。」
クリスマスプレゼントということで、今月のFans'はお値段以上の内容でお届けします。https://t.co/IYzhMLXsIn
ファッションが好きな20代男女を中心に人気。自身の持つ膨大なファッションの知識をもとに、気になっているファッションアイテムやファッションに関するニュースについて投稿。ごくたまに自分のコーディネートをアップするものの、自身の姿はほぼアップしないのが特徴です。さらに、Fans’で月額制のファンクラブを持っており、加入者のファッションに関する悩みに答えています。
3.まとめ インフルエンサーの多様化と若者の共感
いかがでしたでしょうか。本記事では若者が注目しているインフルエンサー14人を5つに分類し紹介しましたが、数あるインフルエンサーの一部にすぎず、その在り方は多様化しています。ここで、若者に支持されているインフルエンサーの潮流のポイントを整理したいと思います。
POINT1:魅せ方は「自分推し」と「コンテンツ推し」の2種類に
もともとインフルエンサーと言えば、インフルエンサー自身のライフスタイルやファッション、考え方を自身のタレント性を前面に押し出して発信する「自分推し」が主流でしたが、最近はそれに加えて、自身は前に出ずコンテンツを中心に魅せることでファンを増やしている「コンテンツ推し」タイプのインフルエンサーが増えてきています。
POINT2:よりニッチな需要にこたえる! コンテンツの細分化・多様化
インフルエンサーが発信するコンテンツは、ファッションコンテンツやお笑い系コンテンツなど大きなくくりの中から、さらに細分化する傾向にあります。さらに、オシャレな“憧れ”的な存在だけでなく、オタクが共感するコンテンツやサブカルチャーを感じさせるクリエイティブ系コンテンツを発信するインフルエンサーも登場し、属性も多様化。2020年はコンテンツの細分化の流れがより加速していくのではないでしょうか。
POINT3:“オタク”であることは隠すことではなく、むしろ自分のアイデンティティ。 好きは偏ってなんぼ!で共感を得る
コンテンツ内容や売り出し方など、インフルエンサーの在り方が多様化している背景とは何かを考えると、若者の「オタクであることをオープンにする風潮」があるのではないでしょうか。つまり、なんらかの“オタク”であることは隠すことではなく、むしろ自分のアイデンティティとして発信されるものになっているという、若者の価値観の現れなのかもしれません。その“オタク”をインフルエンサーが代表する形で存在し、“オタク”同士のコミュニティがインフルエンサーを中心に作り上げられ、熱量の高いコミュニケーションが生まれているのではないかと考えられます。
今回ご紹介したネクストブレイク・インフルエンサーは、どんな活躍を見せるのでしょうか?
みなさんもぜひ注目してみてください!
※フォロワー数は2019年12/26現在の情報です。
※本記事で引用した動画や投稿は引用元が削除された場合、表示されない場合があります。
「BACKYARD (IMJ)」掲載のオリジナル版はこちら2020年ネクストブレイクは誰⁈ 若者カルチャーを引っ張る注目インフルエンサー14選2020/01/09
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オリジナル記事:2020年の若者カルチャーを引っ張る、“ネクストブレイク”インフルエンサーは、この14人! | BACKYARD デジタルマーケティングNEWS
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「シーセンス」2月1日より「PIANO Japan」へ社名変更
国内500サイトにおいて導入されるレコメンド、パーソナライズエンジン、データマネージメントプラットフォーム(DMP)を提供するシーセンスは、令和2年2月1日より「PIANO Japan(ピアノ ジャパン、以下 PIANO)」に社名を変更する。
これに伴い、会社ロゴも変更となる。
変更前
変更後
昨年10月3日に、サブスクリプションプラットフォームを提供する米国PIANO社との買収合併が完了。これまでシーセンスが提供してきたソリューションに加え、PIANO社のソリューションも本格的に提供が開始される。
尚、現在サービスを利用している人については、今回の社名変更による契約内容への影響はないという。
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オリジナル記事:「シーセンス」2月1日より「PIANO Japan」へ社名変更
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[ユーザー投稿] Googleマイビジネスを活用した集客&売上アップセミナー
オウンドメディアで成果を上げるために必要なSEOとは? 流入・CV 7倍を実現したコンテンツ制作 | 先週のWeb担まとめ記事
Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 5本とニュース記事 5本です。
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「ネットショップ担当者フォーラム」
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※来週以降のセミナー情報をピックアップして紹介します。
- マーケティング/マーケティングテクノロジー
【2/4】富士通マーケティング トレンドセミナー 2020 in 関西(大阪)
日時:2/4(火)13:00~17:30 場所:大阪 参加費:無料 主催:富士通マーケティング
→ https://seminar.jp.fujitsu.com/public/seminar/view/9410【2/4】商材のポテンシャルを最大限に引き出すUX改善 ~商品力に依存したビジネスから脱却!
日時:2/4(火)10:30~11:30 場所:大手町 参加費:無料 主催:ビービット
→ https://www.bebit.co.jp/seminar/article/20200204【2/6】V字回復を成し遂げたデータドリブンな企業文化【メガネスーパー事例講演】デジタル戦略・企業変革のリアル(北海道)
日時:2/6(木)15:00~16:40 場所:札幌 参加費:無料 主催:ウイングアーク1st
→ https://info.wingarc.com/public/seminar/view/4553
- Webサイト
【2/7】CMS構築における発注のキモ~RFP(提案依頼書)の作り方~
日時:2/7(金)15:00~17:00 場所:代々木上原 参加費:無料 主催:キノトロープ
→ https://www.kinotrope.co.jp/seminar/20200207/【2/7】Webアクセシビリティ入門セミナー 2020
日時:2/7(金)15:00~17:00 場所:西新宿 参加費:無料 主催:ミツエーリンクス
→ https://www.mitsue.co.jp/seminar/accessibility_for_beginners_2020.html
- データ分析
【2/5】見たいデータが集約できる!本気で使おうGoogleデータポータル活用セミナー(大阪)
日時:2/5(水)15:00~17:00 場所:本町 参加費:無料 主催:パワー・インタラクティブ
→ https://www.powerweb.co.jp/seminar/seminar20200205.html【2/6】見たいデータが集約できる!本気で使おうGoogleデータポータル活用セミナー
日時:2/6(木)15:00~17:00 場所:新宿 参加費:無料 主催:パワー・インタラクティブ
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- UX
【2/5】freeeが挑戦するインクルーシブデザイン UXリサーチとアクセシビリティの交点とは?
日時:2/5(水)18:00~19:00 場所:Webセミナー 参加費:無料 主催:ポップインサイト
→ https://popinsight.jp/seminar/detail.php?id=116【2/7】国内2万店舗×年間来店客数14億のデータから「イオン」が顧客体験を変革する。 - 物流、決済、店舗のデジタル化、顧客基盤の消費者データ活用、仮想店舗 -
日時:2/7(金)19:30~21:45 場所:渋谷 参加費:無料 主催:イオン
→ https://techplay.jp/event/761314
Web担当者向け新着求人情報 ↑要チェック | ↑人気記事 | ↑ニュース | ↑セミナー |
- [データサイエンティスト/アナリスト(大規模データ) / 正社員] 有名ケーブルTV運営会社
- [Webマーケター / 正社員] ゼビオグループのアウトドア情報運営企業
- [WEBプロジェクトマネージャー / 正社員] 株式会社ALL CONNECT
- [WEBプロデューサー / 正社員] 株式会社ぐるなび(東証1部上場)従業員1500人以上
編集後記
皆さん、こんにちは。今週、四谷がおすすめする本はこちらです。
夢をかなえるゾウ(飛鳥新社)
著:水野敬也
今の自分から変わりたい! そんな願望を持つ人に届けたい
ヒンドゥー教の神「ガネーシャ」が「今の自分から変わりたい(と思う主人公)」へ向けた自己啓発本です。
人はみな、変わりたいと思うと、一気に変化できる劇薬や特効薬を求める。しかしそんなものは存在しない。本人が成功したいと願う心、成功を勝ち取るためにコツコツ前に進んでいく力、そういった小さな変化をいくつも行うことで、大きな変化となりそれが、自分が変わるきっかけになる。という、しごく当たり前のことを、ユーモアに綴った本です。
人間は逃げること、現実から避難することに長けては天下一品。そういった感情に対してどう向き合うのか、ガネーシャの言葉は、一見薄く見えてものすごく深いという不思議体験。
いつの時代も、人として生きていくために必要なコトが詰まっている本だなと感じました。
今週も頑張りましょう!
Web担の編集後記も毎月末に更新してますので、よろしければご覧ください:
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オリジナル記事:オウンドメディアで成果を上げるために必要なSEOとは? 流入・CV 7倍を実現したコンテンツ制作 | 先週のWeb担まとめ記事
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[ユーザー投稿] Web広告手法の選び方セミナー資料|年間300件の広告運用を通じて見つけたメソッドを公開
オズモールのファンマーケティング戦略、キーワードは「かけがえのない女友達」 | 【レポート】Web担当者Forumミーティング 2019 Autumn
雑誌「オズマガジン」のWeb版として誕生し、330万人もの会員を擁する「OZmall(オズモール)」。これだけ多くの会員を囲い込める秘訣の1つに、ファンマーケティングの取り組みである“女友達マーケティング”がある。
「Web担当者Forum ミーティング 2019 秋」では、オズモールを提供しているスターツ出版の額奈緒子氏と田沼和義氏を迎え、トークセッションを開催。オズモールが設定する7つのペルソナや、デジタルマーケティングの施策、ツールやテクノロジー、組織体制などが語られた。モデレーターは、オズモールのデータ活用において長年支援しているブレインパッドの今野淳一氏が務めた。
コンセプトは「心ときめく“おでかけ体験”を一緒に」
オズモールは、20代から40代の働く女性をターゲットにしたWebメディアで、会員数は330万、月間PV数は5,000万を超える。独自の基準で選んだレストランやホテル、ビューティサロンなどが予約できる「プレミアム予約サービス」も提供している。
オズモールのコンセプトである「心ときめく“おでかけ体験”を一緒に」について額氏は次のように説明した。
オズモールのユーザーである“働く女性”のライフスタイルは多様化しています。たとえば、「一人で過ごす時間」や「大切な人と過ごす時間」を豊かにしたいと考えたとき、オズモールは、おすすめスポットを紹介したり、一緒にお出かけをしたりできる“女友達”でありたいと考え「心ときめく“おでかけ体験”を一緒に」というコンセプトができました(額氏)
また、マーケティング、Web開発者、デザイナーなど、オズモールにかかわるスタッフは100人以上いるが、そのさまざまな職種の人々がユーザーを理解していないと良いサービスを提供できないとも語る。
コンセプトには、全スタッフも一緒にオズモールの「おでかけ体験」を作っていこう、というメッセージも込められています(額氏)
女友達マーケティングプロジェクトで価値観を共通言語化
しかし、一言で「女友達」といっても、その言葉から連想するイメージは人によって異なる。では、オズモールが考える「女友達」とはどんな存在なのだろうか?
私たちが考える「女友達」は、いわゆる“おせっかいな女友達”です。ユーザーから相談されたら、最適な場所を紹介したり、おいしいお店を紹介したり、ユーザーに一歩踏み込んだコミュニケーションをすることを目指しています(額氏)
オズモールでは、コンテンツや予約の導線、あるいはコールセンターへの問い合わせに至るまで、あらゆるコミュニケーションのタッチポイントで、「ユーザーにとっての大事な女友達」という価値観を大切にしている。
こうした価値観を共通言語化するために行ったのが「女友達マーケティングプロジェクト」だ。プロジェクトでは、オズモールに携わるスタッフが、ユーザーのペルソナやカスタマージャーニーを描くワークショップを行った。
ワークショップでは、任意で参加した50人ほどのスタッフが、いくつかのグループに分かれ、ユーザーの興味関心、何をしているかを話し合って、1人のペルソナ像を考えていったという。
ユーザーアンケート「OZ勢調査」
さらに、オズモールのスタッフの思い込みペルソナを作らないために、定量情報として、「会員の予約データ」や「お金の使い方に関するアンケートデータ」などを参照しながら進めていった。その成果として生まれたのが、「OZ勢調査」だ。ワークショップで定義したペルソナ像をさらに明確化するため、ユーザーアンケート調査の結果も反映。『OZ勢調査レポート』という小冊子にまとめている。
額氏によると「もともとアラサーの独身女性をペルソナに設定していたが、サービス開始から23年が経過し、ユーザー層はさらに多様化してきた」と再定義の背景を語る。OZ勢調査レポートは、主に広告主にツールとして配布されているが、社内では、ユーザー像やブランドについての共通言語として、コンテンツ作り、考え方に活用されているそうだ。
7つのペルソナ
ブレインパッドの今野氏は、「OZ勢調査レポートで特徴的なのは、ペルソナが7つ設定されている点」だと説明する。
そして、オズモールを擬人化し、自らコミュニケーションすることをベースに行うのが「女友達マーケティング」だ。
今野氏は、「携わるスタッフ自らが、ユーザーを理解するためにワークショップを行い、ペルソナやカスタマージャーニーマップを作る取り組みはすばらしい」と絶賛する。
女友達マーケティング活動の3つのポイント
では、女友達マーケティングの具体的な活動はどのようなものなのか? デジタルマーケティングを統括している田沼和義氏によると、そのポイントは3つあるという。
- 指標
- 投資の優先順位
- 行動指針
① 指標
オズモールでは「指標」として、「LifeTime Communication」を設定している。これは「ユーザーと末永くお付き合いできるようなコミュニケーションを評価指標に設定している」ということだ。
CRMマーケティングをはじめたときに、LTV(Life Time Value)という指標を女友達マーケティングにそのまま使うのは相応しくないと考え、業績ではなく、コミュニケーションを重視する指標としました(田沼氏)
② 投資の優先順位
2つめは「投資の優先順位」である。まず注力するのは「Low Hanging Fruits」(低いところにぶら下がっているフルーツ)、すなわち、大きな努力をしなくても成果があげやすい領域だ。
注力する領域にマーケターの思いが先行しないよう、成果の大小、難易度の高低でマトリクスを作成し、整理を行っています(田沼氏)
しかし、「Low Hanging Fruits」の領域はやがて小さくなっていくのも事実。そこで、次の“果実”を育てるための土壌作りと種まきの優先順位を高くし、投資をしていくことが大事だと考えているそうだ。
③ 行動指針
3つめは「行動指針」。オズモールでは「pDCA」と、プランニングを表す「P」が小文字で表現される。この狙いは「ユーザーとのコミュニケーションを中心に、小さな改善と挑戦を繰り返すこと」にある。「P」に時間をかけず、たくさん施策を実行し、成功体験を積み重ねることがイノベーションには必要だからだ。
マーケティングテクノロジーの歩み
続いて今野氏は、額氏と田沼氏とともに、オズモールのマーケティングテクノロジー活用を長年支援しているブレインパッドとの歩みを含む2009年~2019年の10年間の取り組みを振り返っていった。
スマホアプリの強化
以前からあったスマホアプリを2016年に強化した。その背景には、アプリのログイン率の高さがあったという。
予約をスムーズに行うためにアプリをダウンロードしているユーザーが多く、実に80~90%がログインした状態でアプリを使っていることがわかりました。アプリの特性を活かして、ユーザーごとに最適化した情報を届けられるように強化していきました(額氏)
たとえば、美容院であれば、行きつけのお店が決まると、2~3か月後に再来店するサイクルが確立される。そこで前回行ったサロンへ再予約しやすいように「TOPページにユーザーごとに表示させた」ところ、予約のコンバージョン率が高まったそうだ。
また、銀座のサロンに予約を入れたユーザーは、「せっかく銀座に来たのだから寄り道したい」というニーズが多いという。それに対して、寄り道でおススメのカフェや周辺のイベント情報をお知らせできるようにした。
過去の予約履歴から、「ユーザーの利用するエリアや子ども連れなどの条件に近い店舗の情報をレコメンド」したりする施策も行っている。
さらに、お出かけ当日の天気によって行き先や洋服選びが変わることから、「天気予報のAPIと連動」し、予約日の天気情報や、雨予報であれば雨の日でも楽しめるスポットを案内するなどの施策も行っているという。
これらの施策は「Rtoaster(アールトースター)」を活用して行っており、アプリのパーソナライズを強化することで、Webとの差別化を図っています(額氏)
FSPの導入
2018年にはFSP(Frequent Shopper Program:フリークエンシープログラム)を導入した。これは、購買頻度や金額に応じてステージを設け、ポイントや割引を付与するものだ。田沼氏は「導入直前までは、1年間で利用回数をカウントし、1年間使われなかったらリセットする設計だった」と話す。
しかし、女友達とのコミュニケーションを考えたとき、「久々に会ったからといって、関係がリセットされることはない」ことから、仕様を見直し、制度導入からの累積カウントでステージを分ける設計とした。
企業の視点で考えると、1年でポイントがリセットされることはよくある。でも、「心ときめく“おでかけ体験”を一緒に」作る”女友達”の視点で考えると、ユーザーとの関係を積み重ねることで、相手への信頼が生まれるはずです(田沼氏)
2017年、MAツールProbance(プロバンス)の導入でマーケティングデータ活用の基礎構築が整った
そして話は「システム・ツール導入」に移る。
オズモールでは、2011年に「プライベートDMP」を、翌2012年には「レコメンドエンジン」を構築した。これらはブレインパッドが構築に携わり、オンプレミスをベースに、今も運用を続けている。2017年からは、この基盤の上にMAツールが本格的に稼働している。
具体的には、プライベートDMPには「Rtoaster(アールトースター)」を、施策実行のためのMAツールには「Probance(プロバンス)」を採用した。特にMAツールについては、「それまで試行錯誤を繰り返して、Probanceは3つ目のツールだったが、使い勝手の良いツールにようやく出会うことができた」(田沼氏)と評価している。
2018年、予約サービスの開発部門と統合
「組織体制の変遷」としては、2013年には、施策展開の業務が増えたことにより、マーケターを3名から8名に増員。2016年にはマーケター以外の編集者やエンジニア、デザイナーが統合された組織体制とした。これにより、「意思決定のスピードが上がり、施策の実行スピードが高まる」効果が得られた。
2018年には、予約サービスの開発部門と統合し、予約事業のマーケティング体制を強化。2019年からは、雑誌も含めたOZブランド全体のデジタルマーケティグを担当する組織へと進化を遂げようとしている。
今後については、「パーソナライズの進化」「コミュニケーション設計の見直し」をテーマに掲げる。
密にユーザーとコミュニケーションを図っていく中で、よりセグメントされたユーザーに対するコミュニケーションのとり方や、タイミングを最適化することを考えていきたい(額氏)
OMO(Online Merges with Offline)をキーワードに、オンラインとオフラインを融合したコミュニケーション設計の見直しに今後は取り組んでいきたい(田沼氏)
最後に今野氏は、2004年の設立以来、「データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる」というミッションを掲げ、一貫してデータ分析に地道に取り組んできたブレインパッドについて紹介した。
戦略コンサルティングやデータサイエンスを軸とする「データ活用におけるプロフェッショナルサービス」と、プロダクトを軸とした「データ活用に紐づくプロダクトサービス」という2つのビジネスアプローチで、今後もマーケティングパートナーとして顧客とともに価値を作っていきたい──今野氏はこのように語り、セッションを締めくくった。
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オリジナル記事:オズモールのファンマーケティング戦略、キーワードは「かけがえのない女友達」 | 【レポート】Web担当者Forumミーティング 2019 Autumn
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プレイドの顧客体験プラットフォーム「KARTE」が「Amazon Connect」と機能連携開始
顧客体験(CX)プラットフォーム事業のプレイドは、同社の同プラットフォーム「KARTE(カルテ)」が、Amazonのクラウドサービス「アマゾンウェブサービス(AWS)」が提供するコンタクトセンター向けサービス「Amazon Connect」との機能連携を始めた、と1月27日発表した。連携で企業は、顧客体験をさらに向上させられる。
Amazon Connectは、複数の方法を活用するオムニチャネルのクラウドコンタクトセンターで、AI(人工知能)で業務を効率化し、質の高い顧客サービスを低コストで可能にする。KARTEは、ウェブサイトやアプリを利用する顧客の行動をリアルタイムに解析して1人1人を可視化。各顧客に応じたコミュニケーションを実現する。
KARTEとAmazon Connectの連携を導入すると、ウェブサイトやアプリの使用で困っている顧客の状況を把握しながら、電話やチャットで最適なサポートが可能になる。音声ガイダンスを視覚化したコミュニケーション(ビジュアルIVR)で適切なチャネルに誘導して自ら解決する環境も提供でき、やり取りに使う時間を削減する。
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広告運用「LocalFolio」で新機能「ローカルフォリオ ダッシュボード(仮称)β版」提供
インターネット広告代理店のローカルフォリオは、同社が運営するAI(人工知能)による広告運用サービス「LocalFolio(ローカルフォリオ)」で新機能「ローカルフォリオ ダッシュボード(仮称)β版」の提供を1月27日に始めた、と同日発表した。広告パフォーマンスの確認・分析がいつでもできる。広告主や広告代理店向け。
LocalFolioは「Google」「Yahoo!」「Facebook」「Instagram」を対象媒体にし、利用企業は広告運用媒体を選定する必要がなく、AIが入札単価調整、広告予算の配分を自動で行う。サイトの修正や広告文といった感情の理解が求められるケースは人が対応する。ローカルフォリオ ダッシュボードは、リスティング広告、ディスプレイ広告、SNS広告のパフォーマンスがリアルタイムで確認・分析できる。
運用型広告のパフォーマンス管理に加え、電話を含むコンバージョン(最終成果)計測や、電話でコンバージョンが生じたキーワードの可視化、通話録音による内容確認も可能。運用型広告の出稿を広告代理店に委託する広告主は、月に1度のリポートでパフォーマンスを確認するのが通例だが、24時間365日できるようになる。
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