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スマホユーザーのECサービス利用動向、利便性や操作性の向上が一番の課題に | スマートフォンレポート vol.2-3 [スマートフォンレポート] | Web担当者Forum

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スマートフォンレポート

この記事は、ドコモ・ドットコムが発行するモバイルビジネス・マーケティング情報誌「スマートフォンレポート」の一部を、Web担当者Forum向けに特別公開したものです。

今回は2012年9月に発表された「スマートフォンレポート vol.2」から、調査報告3「ECサービス利用動向調査」の調査レポートをお届けする。

ECサービス利用動向調査

ECサービスの利用状況については、スマートフォンユーザーのうち、約3割がサイトで、約2割がECアプリで商品を購入した経験があった。7割を超えるユーザーがPCでの商品購入経験があった点と比較すると、まだまだスマートフォンでの購入者は少ない状況ではあるが、フィーチャーフォン使用時よりもスマートフォン使用時の方が購入経験のあるユーザーが増えている点は注目である。従来利用していたPCサイトをそのまま利用できるという点や、スマートフォンの機能を活かした商品画像の見やすさ、購入遷移のしやすさといった点が、スマートフォンにおけるユーザーの商品購入を促進したのではないか。

また、ECサイトとECアプリを比較すると、ECサイトで購入した経験のあるユーザーが多い結果となっているが、こちらはECサイト限定でサービスを展開している企業が多いことも影響していると思われる(図1)。

図1 ECサービス購入頻度
図1 ECサービス購入頻度

ECサービスの利用者を性・年代別に分析すると、男女での差はあまり見受けられなかったものの、年代に関しては10~20代の若年層が他の年代と比べて多かった。PCのECサイトでは利用年代の差が小さかったことを踏まえると、スマートフォンではまだ全年代的な利用には至っていないことがうかがえる。PCに慣れた高年齢層のユーザーであっても、スマートフォンでのECサービス利用はこれからのようである(図2)。

図2 ECサービスでの購入経験
図2 ECサービスでの購入経験

スマートフォンとフィーチャーフォンの双方でECサービスを利用していたユーザーを見ると、6割のユーザーはフィーチャーフォンの時と利用頻度が変わらなかったものの、3割のユーザーが利用頻度を増やしていた。性別で見ると男女双方で「変わらない」か「増えた」ユーザーが多数を占めているものの、女性の中には「減った」ユーザーも一部見受けられた(図3)。

図3 フィーチャーフォンと比べたECサービス利用頻度の変化
図3 フィーチャーフォンと比べたECサービス利用頻度の変化

一方、ECサイトとECアプリについては、両方利用しているユーザーが約2割を占めている。その中で、ECサイトとECアプリのどちらを主に利用しているかという点については、ECサイトがECアプリを上回っている。特に女性はその傾向が顕著であり、アプリの利用には抵抗がありそうだ。女性に対しては、ECサイトでの提供形態が適してる傾向が現時点ではうかがえる(図4)。

図4 ECサイトとECアプリの使い分け
図4 ECサイトとECアプリの使い分け

次に、ECサイトとECアプリで利用しているジャンルを比較すると、ECサイト、ECアプリ共に同じ傾向を示しており、「食料品・飲料・酒類」「書籍・雑誌」「CD・DVD」「日用品・雑貨」「衣料品・下着」といった、日常よく使用する商品ジャンルが上位を占めている(図5)。

図5 ECサイトとECアプリの利用ジャンル
図5 ECサイトとECアプリの利用ジャンル

具体的に利用しているECサイトについては、8割近くのユーザーが「楽天市場」と「Amazon」を利用しており、他のサイトと比較しても突出している。その傾向はECアプリについても同じで、この2サービスの人気が非常に高いことが分かる。それを除くと、服飾系と家電系のサービスが続いているが、主に女性に利用されている服飾系サービスの方がやや高い利用傾向を示している(図6、図7)。

図6 利用しているECサイト名
図6 利用しているECサイト名
図7 利用しているECアプリ名
図7 利用しているECアプリ名

スマートフォンでのECサービス利用において満足している点を見ると、「購入までの流れが簡単」や「商品検索がしやすい」といった回答が多かった。簡単に商品を見つけることができ、簡単に購入できるという「シンプルさ」が、サイト構成面においては非常に重要であることがわかる。

一方、不満に感じる点としては、「ページの読み込み速度が遅い」という意見が最も多かった。画像の枚数が増えるなどサイトがリッチ化したことによってページ容量が増大し、通信環境によっては読み込みに時間がかかるといったケースが散見されるが、こういった状況はユーザーにストレスを与える大きな要因となっている模様である。

また、「画面の遷移(切り替わり・移動)が多い」「リンクボタンが押しづらい」「商品の画像が見づらい」といった意見も多く挙げられており、こういった点も、サイトやアプリを作る際には必ず意識しなければならないと思われる(図8、図9)。

図8 ECサービス利用満足点
図8 ECサービス利用満足点
図9 ECサービス利用不満点
図9 ECサービス利用不満点

最後に、スマートフォンでECサービスを利用していないユーザーに対して、その理由を聞いたところ、最も多かったのは「パソコンの方が商品を購入しやすいから」という意見であった。PCでのECサービス利用に慣れたユーザーにとっては、スマートフォンでのECサービスは利用しづらい模様で、特に年代が高くなるにつれてそういった意見が多く見受けられた。

「スマートフォンでの操作が面倒だから」という意見が2番目に多かったことと併せて、スマートフォンでのECサービス利用の拡大には、いかに簡単に操作できるようにするかという点が、一番重要なポイントとなっている(図10)。

図10 スマートフォンでのECサービス非利用理由
図10 スマートフォンでのECサービス非利用理由
調査対象15~69歳の男女409サンプル
※性年代別人口構成比に合わせて409サンプル抽出
調査地域全国
調査実施期間2012年8月3日~8月8日
調査方法インターネットリサーチ
調査実施機関株式会社マクロミル

この記事は、ドコモ・ドットコムが発行するモバイルビジネス・マーケティング情報誌「スマートフォンレポート」の一部を、Web担当者Forum向けに特別公開したものです。

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「スマートフォンレポート」は、7月23日に創刊された、モバイルビジネス・マーケティング情報誌です。専用Webサイトに無料会員登録して頂ければ、企業や団体に属する方であればどなたでも、無料にて入手・閲覧することが可能です。デジタル媒体(PDF)によるデータ配信形式にてご提供いたしますので、無料会員登録した後、ダウンロードすることですぐにご利用いただけます。

この記事の筆者

提供:株式会社ドコモ・ドットコム

モバイル(スマートフォン・タブレットおよびフィーチャーフォン)を活用したビジネスに関するコンサルティング事業と投資事業の2つを軸に、企業プロモーション・マーケティング企画をはじめとした新たなビジネス開発事業を展開。

http://www.docomo-com.com/

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グーグルのマット・カッツが語る2013年のSEO など10+4記事(海外&国内SEO情報) [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum

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タイトル画像:国内&海外SEO情報ウォッチ

「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、
国内と海外の検索マーケティング関連情報を
さらっとまとめて毎週金曜日にお届けします。

お知らせ:筆者所用のため、来週(3/29)のこのコーナーはお休みとさせていただきます。

今週のピックアップ

グーグルのマット・カッツが語る2013年のSEO
★★★★☆著者と自然リンク、モバイルなど(Search Engine Journal)

挿絵

SMX Westという検索エンジンマーケティングのカンファレンスが3月11日~13日に米サンノゼで開催された。米グーグルのマット・カッツ氏がスピーカーとして登場した。

マット・カッツの発言のなかから、Web担の読者に役立ちそうなものを紹介する。

「評判」の重要性は、我々が前進するにつれて高まっていく。個人やソーシャルに対するグーグルの関心は、時間とともに増していくだろう。サイトに著者情報を設定することを勧める。

ビデオや画像などのリッチメディアに対する著者設定も提供するとは思うが、いつになるか具体的には決まっていない。

自分の考えとしては、リンクはこれからずっとずっと先においても価値があるものだ。

過去に使われたブラックハットの手口はだんだん成功しなくなってきている。リンクネットワークなどを撲滅するためにたくさんの時間と努力をグーグルは費やしている。

しかし、自然に作られた良いリンクは長い時間に渡って価値を提供し続ける。

モバイルの伸びは多くの人を脅かしている。自分のサイトがモバイルでどのように表示されるか、どのように機能するかを、必ず確かめておかなければならない。

「余計なものがなく」「可能な限り速く表示させること」が、モバイルにおいては重要だ。

モバイル対応していなかったりレスポンシブ・ウェブデザインではなかったりしても、それが原因でペナルティを与えるようなことはしない。

ユーザーが求めているものを提供すること、それが、グーグルが達成しようとしていることだ。

(「自社のブランドを1人のコンテンツ著者だけに結び付けてほしくない企業がある。どうしたらいいのか?」という問いに対して)

ゆくゆくは考えなければならないことだ。もっともなフィードバックだ。

(2013年で大切なSEOについて)

2013年もこれまでの年と変わらない。ユーザーが求めているものを考えて、心をつかんで離さない興味をもたせるやり方でそれを提供することだ。

Chromeユーザーがフォームの自動入力を利用できるようにフォームには自動入力用の属性を設定しておくといい。購入を決めたとき自動入力があると助かるだろう。

筆者補足: Chromeがサポートしている自動入力についてはこちらの記事を参照

リンクの否認ツールを使うときに気をつけてほしいのは、「1行に1つのURLを書くこと」と「テキストファイルで送信すること」だ。Excelファイルではだめだ。

日本語で読めるSEO/SEM情報

SEOに対するこんな質問はヤメテ!
★★★★☆視点がズレてます(SEO Imagination!ブログ)

SEO Imagination!ブログの伊藤氏が、SEO業者として答えにくかった質問を6つ挙げている。

○○のキーワードで△△のサイトよりも上にして下さい。
明日までに1位にしたいのですが可能ですか?
何でリンクもコンテンツも、うちのサイトの方が良いのに、何で変なサイトに負けているの?
今のSEOってやっぱりリンクですか?
○○というキーワードで1位になったら、どれくらいの流入がありますか?
何で1位になったのに、全然アクセス数が増えないんですか?

筆者も受けたことがある質問が並んでいる。

このコーナーの対象読者はSEO業者ではなくサイトを運営しているウェブ担当者だ。なのになぜこの記事をピックアップしたかというと、こういった疑問を抱くということは、SEOをきちんと理解していないということを意味するからだ。SEOがどういったものかを理解していれば、こんな類の質問が出てくるはずがない。

もし万が一同じ疑問を今も持っているとしたら、伊藤氏の回答を読んでみるといい。いささかズレた質問だということをわかってもらえると思う。

相互リンクの整理やコンテンツ追加で検索アクセスが2倍に
★★★★☆そのほかの内部施策も大切(SEOのホワイトハットジャパン)

コンテンツの追加をはじめとしたサイト内部の施策によって検索からのトラフィックを半年で2倍にしたケーススタディ記事。

以下の6つの施策を実行したのことだ。

  1. 相互リンクの最適化
  2. リンク構造の最適化
  3. 関連記事への内部リンク
  4. マークアップの最適化
  5. コンテンツの追記
  6. コンテンツの追加

なかでも「相互リンクを見直して、質の高いページ以外の相互リンクを解消した(つまり相互リンクの数を減らした)」ことによる改善は、SEOに明るくない方には興味深い内容ではないだろうか。

もともとの検索トラフィック数がものすごく多かったわけではないので、2倍といってもそれなりの数ではある。そうはいってもすべてのサイトで実行できるし実行すべき施策だ。結果も期待できそうだ。参考にしてみるといい。

SEO業界の権威が「コンテンツマーケティング」を斬る
★★★★☆読者との関係構築を大切にすることが最重要(SEO 検索エンジン最適化 )

SEO業界で“バズワード”にもなっている感のあるコンテンツマーケティングについて、住太陽氏が考察している。

住氏自身は、世間に今出回っているコンテンツマーケティングの考え方については否定的な見解を述べている。とはいえ、当然、コンテンツそのものを否定しているわけではない。

企業にとってコンテンツはこれまでもこれからも重要なものですが、それは発信者と利用者の良好な関係を構築するものである場合についてだけだと僕は思います。その場合のコンテンツは、マーケティングというよりは礼儀のようなもので、相手への敬意に基づいて自然に発せられるものであるべきです。

このように述べ、コンテンツは読者との関係性構築のために提供すべきだとしている。

非常に長い記事であるが読んでみるといい。「コンテンツマーケティング」という言葉にむやみに躍らされるのではなく、何のため、誰のためのコンテンツなのかをじっくり考えるきっかけになるだろう。

ちなみに、これとは別の記事だが、住氏が投稿した「地方のウェブ制作会社が生き残るために」という記事もおもしろい。ウェブ制作会社が生き残るためのヒントが綴られている。

SEOのための簡単チェックシートをグーグルが公開
★★★☆☆ブログを始めた友だちと家族がいたら紹介しよう(Google ウェブマスター向け公式ブログ)

グーグルは、検索エンジンと相性の良いサイトデザインにするためのポイント、つまり、サイトのコンテンツを検索エンジンが認識しやすくして視認性を高めるためのコツを簡単にまとめたチェックシートをPDFで公開した。

13言語での提供でもちろん日本語版もある。

検索エンジン最適化(SEO)クイック チェックシート

非常に基本的なことにのみ焦点を当てておりこのコーナーの読者にはおそらく既知の情報と思われる。それでも復習の意味も込めてひととおり目を通しておくといい。

周囲にSEOに関心を持ち始めた人がいたら紹介してもいいだろう。

Googleアナリティクスの管理をより柔軟に
★★☆☆☆細かな役割分担が可能になった(Googleアナリティクス 日本版 公式ブログ)

Googleアナリティクスのユーザー管理機能が拡張された。「今後数週間」で徐々に導入されていくようだ。Googleアナリティクスにアクセスできる各ユーザーへの権限付与が、従来のロール(役割)を1つ選ぶスタイルから、3つの作業レベルそれぞれを許すかどうかをチェックボックスで指定するスタイルに変わっている。現在定められている権限は次のとおり。

  • ユーザー管理―― ユーザーの追加削除や権限の付与ができるかどうか(「編集」や「閲覧」の権限は暗黙的には含まれない)。
  • 編集―― アカウント、プロパティ、プロファイルの追加・編集・削除と、プロファイル設定、目標、フィルタの設定などができるかどうか(「閲覧」の権限を暗黙的に含む)。
  • 閲覧―― レポートのデータを閲覧できるかどうか。

従来の「管理者」相当の権限にするには、「ユーザー管理」「編集」を有効にする。従来の「ユーザー」相当の権限にするには、「閲覧」のみ有効にする。

この拡張により、複数の人間でGoogleアナリティクスを管理する際に柔軟に対応できるようになる。嬉しく感じるウェブ担当者も多いことだろう。

すでにアカウントに追加されているユーザーの権限がどう変更されるかなど詳しい内容は公式アナウンスを参照してほしい。ヘルプドキュメントは、この記事を筆者が書いている時点ではまだ日本語訳ができていない。

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

パンダ&ペンギンアップデート関連情報とハッキングに対してのグーグルの新しいサイトを今週はピックアップ。

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
  • 被リンクを獲得するための12個のコツ
  • CTR対決: 著者情報の顔写真 vs. 動画リッチスニペット
  • 英BBCが不正なリンクでペナルティ!?
  • Bingウェブマスターツールでサイト移転を通知可能に
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
  • SEO戦略の組み立て方(便利なテンプレート付き!)
  • 【2013年版】成功するSEO会社の立ち上げ方

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

被リンクを獲得するための12個のコツ
★★★★☆ロンドン発のリンクビルディング手法(Koozai)

「LinkLove」というSEOカンファレンスが、英ロンドンで開催された。このイベントは名前が示すとおり「リンクビルディング(被リンク獲得)」に焦点を当てたもの。

セッションで出てきた有用な100以上の情報を紹介しているKoozaiの記事から、厳選した12個を紹介する。興味があれば残りはご自身でチェックしてほしい。

いわゆる企業というものは、すばやく方針変換したり行動したりしづらいものだが、リンク獲得に役立つたくさんのコンテンツをすでに持っているはずだ。コンテンツを作るには時間と労力がかかるが、良いコンテンツは次から次へとリンクを創出し続けてくれる。

私たちはグーグルのためにコンテンツを作ってはいない。ユーザーのために作っている。

人々がコンテンツを見てそのコンテンツにリンクしたときに作られるのが「ナチュラルリンク」だ。グーグルが求めているのは、こうしたリンクだ。

筆者補足: 良いコンテンツだと思ったからこそ人はリンクを張るのだということ

集団のリーダー的存在の人からリンクを得ることを目指す。そうすれば将来的にもっと多くのリンクを獲得できる。

筆者補足: 影響力の大きい人からリンクされるようにするといいということ

何が効果的かを判断するときに重要なのは、客観的事実に基づくことだ。たとえば「インフォグラフィックが乱用されている」と人々が言っているからといって、それがインフォグラフィックの効果がなくなったということではない。インフォグラフィックはまだ効果的だ。

的を射た短い文の書き方を見つけ出すには詩を読むと役立つ。

筆者補足: 本当かどうか試してみよう!

何がうまくいくかは実際には何も変わっていない。どんなことが「ランキングを操作する手法」だとグーグルに判断されるかはわかっている。唯一変わったのは、グーグルがその判断に基づいてちゃんと対処できるようになったということだ。

何かを作ったら、それを作るのに使ったツールを制作した会社にコンタクトを取って、そのツールについて記事を書くことを申し出るといい。

筆者補足: たとえばその寄稿した記事の署名から自分のサイトにリンクを張るのだろう

グーグルはコンテキスト(文脈)に対する感知能力が非常に高くなっている。コンテキストに応じて、あるサイトからのリンクが高く評価されることもあるし逆にマイナス評価になることもある。

ペナルティを受けていないとしても、被リンクの状態をクリーンにしておくほうが今はいい。

「より多くのリンクを獲得する時代」から、「適切なリンクだけを得て悪いリンクを除去する時代」に変わった。

nofollowが付いたリンクを心配するのはやめて、だれもクリックしないリンクを心配するようにすること。

CTR対決: 著者情報の顔写真 vs. 動画リッチスニペット
★★★☆☆著者情報の勝ち(Understanding Google Places & Local Search)

グーグルの著者情報プログラムを設定するとコンテンツ作成者の顔写真を検索結果に表示させることができる。一方、動画コンテンツでは動画のサムネイルをリッチスニペットとして検索結果に表示させることができる。

どちらも検索者の視覚に訴えることができるので、高いCTR(クリック率)を期待できる。

では、「著者情報」と「動画リッチスニペット」のどちらが検索結果でより高いクリニック率を獲得するのだろうか? これを調査した結果を、こちらの記事では公開している。

次のような結果が出た。

  • 著者情報も動画リッチスニペットのどちらも、標準の検索結果と比べると高いCTRを記録した。
  • 著者情報と動画リッチスニペットを比べた場合は、著者情報のほうが高いCTRを記録した。
著者情報のヒートマップ
著者情報が出た検索結果のヒートマップ(3位が著者情報)。暖色ほどクリックが多い。
動画リッチスニペットのヒートマップ
動画リッチスニペットが出た検索結果のヒートマップ(3位が動画リッチスニペット)。著者情報よりも寒色だ。

著者情報の顔写真のほうが検索ユーザーにはインパクトが大きいのかもしれない。ただしこの実験では個人の傷害を扱う弁護士の検索結果を対象にした。弁護士は信用度が大きく左右する職業であるから顔写真が検索者の気を特に引いたのかもしれない。

なお動画リッチスニペットは、視線は集めたもののその下に出てきた結果のほうがCTRが高かったそうだ。不思議だ。サムネイルを見た後にそのすぐ下にある結果に視線が向かってしまうのであろうか?

英BBCが不正なリンクでペナルティ!?
★★★☆☆不自然なリンクだけを信用しなくなっただけ(Google Webmaster Central Help Forum)

BBC(英国放送協会)のサイト管理者が不正なリンクの警告をグーグルから受け、グーグルウェブマスター向け公式ヘルプフォーラムで援助を求めた。

BBCのサイトは巨大であり、多くの部署と数千の代理店や執筆者がかかわっているため、原因の特定が極めて困難なのです。

BBCまでもがリンクの購入あるいはリンクの販売をやっているのかとも疑われたのだが、どうやら必ずしもそうではなかったようだ。

グーグル社員のジョン・ミューラー氏が調べたところ、1つの記事に張られたリンクに不自然だと判断されるものが検出されそのリンクだけを信用しなくなったと通知するものであった。サイト全体の評価を下げる手動対応の警告ではなかったということだ。

昨年の7月末にグーグルが新たに送信を始めたリンクメッセージだろうと推測できる。

信用されなくなったリンクはBBC関係者ではなく部外者が張ったリンクかもしれない。

いずれにしても、BBCのような超メジャーなサイトであったとしても、グーグルは特別扱いせずに他のサイトと同様に扱う姿勢を貫いているといえるのではないだろうか。

Bingウェブマスターツールでサイト移転を通知可能に
★★★☆☆機能としては優れもの(Bing Webmaster Blog)

Bingウェブマスターツールに「サイト移転」の機能が追加された。

Bingウェブマスターツールのサイト移転ツール

「サイト移転」は、ドメイン名の変更などでURLを変更したことをBingに伝えるためのツールで、グーグルウェブマスターツールの「アドレス変更」ツールに相当する。

違う点は、グーグルウェブマスターツールはドメイン名の移動にしか使えないのに対して、Bingウェブマスターツールは同じサイト内の1つのURLの変更やディレクトリ単位の変更にも利用できることだ。柔軟性という点においてはBingウェブマスターツールに軍配が上がるだろう。

なお「サイト移転」はこれ単体で移転処理が完了するわけではない。URLの移転に通常使う301リダイレクトの設定は依然として必要だ。「サイト移転」を利用することでBing側の処理を早めることができるのだ。この点においてはグーグルウェブマスターツールと同様だ。

日本におけるBingのシェアはお世辞にも高いと言えないとしても、Bing検索からのトラフィックはゼロではないだろう。したがってURLを変更した際には手が空いていればサイト移転ツールを使ってみるといい。

SEO JapanSEO Japanの
掲載記事からピックアップ

SEOの戦略プランニングとSEOビジネスの始め方を解説した記事を、今週はピックアップ。

この記事の筆者
ユーザー 鈴木 謙一 の写真

鈴木 謙一(すずき けんいち)

フリーランスのインターネットコンサルタント。アメリカを中心としたSEO/SEMのコアな情報を日本に持ち込み、「海外SEO情報ブログ」で“海外SEO”のブランドを確立。サーチエンジンマーケティング専門ソーシャルニュースサイトSphinn(スピン)の公式日本版であるサービス「Sphinn Japan」立ち上げメンバーでもある(Sphinnの本家はMarketing Landとなり編集記事中心へと路線変更している)。

現在は、株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役コンサルティングアドバイザーとして、SEOの情報収集やトレーニング、海外のSEOカンファレンス参加などを通じて正しいSEOの普及に取り組んでいる。

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アイレップ、「進化するアドテクノロジー活用戦略&最新トレンドセミナー」東京で4/19開催 [ニュース] | Web担当者Forum

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検索エンジンマーケティングのアイレップは、「進化するアドテクノロジー活用戦略&最新トレンドセミナー」と題したセミナーを、4月19日に東京で開催する。参加費は無料、Webサイトから申し込む。

本セミナーでは、アドテクノロジーのリーディングカンパニーであるヤフーとCRITEOからゲスト講師を招き、サーチとディスプレイを活用した最新デジタルマーケティング戦略を解説。

アイレップ 代表取締役社長 紺野俊介氏による、「2013年 デジタルマーケティング最新動向」や「オーディエンスデータマネジメントをふまえたデジタルマーケティング戦略」のほか、ヤフー ディスプレイアドネットワーク シニアディレクター 高田徹氏による「Yahoo!プロモーション広告 進化する機能と効果的なプロモーションの実現」、CRITEO マネージングディレクター 鈴木大海氏による「CRITEO パフォーマンスディスプレイ広告のご紹介」などの講演を行う。

  • 日時:4月19日(金)14:00~16:00(13:30受付開始)
  • 会場:秋葉原UDX GALLERY NEXT 4階(東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX GALLERY NEXT)
  • 定員:100名
  • 参加費:無料
  • 詳細・申し込み:http://www.irep.co.jp/press/release/2013/0321.html

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  • 内容カテゴリ:SEM

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ガイアックス、「LINE公式アカウント」および「LINE@」の運用支援を提供開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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ソーシャルメディア活用支援のガイアックスは、企業のLINE活用支援を行う「LINE公式アカウント」および「LINE@」の運用支援サービスを3月22日開始したと発表した。LINE公式アカウントは、キャンペーンやクーポンなどの情報を発信できる法人向けサービス。LINE@は、飲食店などの店舗、テレビ・雑誌メディア、地方自治体などの公共団体に向けて提供する法人向けサービス。

今回、ガイアックスが提供するLINE公式アカウントの運用支援サービスでは、クライアント企業の状況に合わせて「コンテンツ設計」「ライティング」「投稿代行」を行う。クーポンや店舗来店までの効果測定などもオプションで提供する。

ガイアックスは、LINEは行動につながる反応が高いメディアとしており、「リアルタイムなレスポンス、若年層へのリーチ」などを目的とする場合の活用に向くとしている。なお、「継続的な消費者とのコミュニケーション、商品に対する興味喚起やニーズ顕在化の取り組み」などを目的とする場合は、Facebookの活用が向いているという。

LINEが向いていること
  • プッシュ型のリアルタイム・プロモーションに最適
  • リアルタイムなキャンペーン情報の発信
  • 来店促進
  • キャラクターの浸透
  • 若年層へのリーチ
  • クーポン配布
  • リテンション母数の獲得
Facebookが向いていること
  • プル型の中長期的なロイヤリティ構築コミュニケーション
  • 継続的な消費者とのコミュニケーション(会話、声を集める)
  • エンゲージメントの獲得
  • ロイヤリティの向上
  • 自社サイトや他キャンペーンとの連携
  • 商品に対する興味喚起
  • ニーズ潜在層に対する啓発

ガイアックス
http://www.gaiax.co.jp/jp/

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セールスフォース・ドットコム、ソーシャルCRMとモバイルCRMの新標準「Salesforce Chatter」を発表 [ニュース] | Web担当者Forum

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クラウドサービスのセールスフォース・ドットコムは、企業内ソーシャルネットワーク「Salesforce Chatter」の次世代バージョンを3月22日発表した。ソーシャルおよびモバイルCRM(顧客管理)の新標準となるもので、AndroidやiOS端末を通じた営業、カスタマーサービス、マーケティングのほか、Chatterフィード内から直接顧客情報の作成や閲覧、顧客情報に基づくアクションの実行が可能になるという。

Salesforce Chatterの次世代バージョンは、あらゆるデバイスで取引先、キャンペーン情報、事例、見込み客、商談、顧客情報へのアクセスなどが可能。見積の承認やサービスの問合せ、ソーシャル環境における会話などへのアクセスにより新しい手段で顧客とつながることができる。また、取引先責任者、取引先、商談などのアップデートに基づき、営業担当者が移動中にフィードから最新情報を確認し、必要なファイルを送信するなど直接アクションを起こすことが可能になる。

セールスフォース・ドットコム
http://www.salesforce.com/jp/

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エクスペリアンジャパン、メールの分析とクリエイティブ改善の新サービスを提供開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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マーケティング支援・情報サービスのエクスペリアンジャパンは、同社のメールマガジン配信システム「MailPublisher」のオプションサービスを3月22日から提供開始する、と同日発表した。オプションサービスは、配信したメールを受信者がどのデバイスで何秒読んだかを計測する「開封エンゲージメントサービス」と、HTMLメール本文中の画像をダイナミックに表示する「リアクティブイメージ」の2つで、利用者のメールマーケティングの効果向上につながるという。

開封エンゲージメントサービスは、メールを開封したユーザーの購読時間とデバイス環境を把握し、購読傾向を分析したレポートを提供する。「開封」「クリック」「コンバージョン」によるメールの効果測定に「メールの購読時間」が加わることで、メールがどのように読まれているかが分析できる。リアクティブイメージでは、たとえば「カウントダウンタイマー」により、キャンペーン終了までの時間のタイマーをHTMLメール内のコンテンツに表示したり、「デバイスターゲター」で、メールを開いたデバイスに応じて表示画像やリンク先を変えることが可能となる。

エクスペリアンジャパン
http://www.experian.co.jp/

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日経BPコンサル、ブランド評価調査「ブランド・ジャパン2013」BtoC編の総合力でアップルが前回に続き首位 [ニュース] | Web担当者Forum

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情報通信、電子機器などのコンサルティングを行う日経BPコンサルティングは、一般消費者とビジネスマンへのアンケート調査から、企業や商品、延べ1500のブランド力を評価するブランド評価調査プロジェクト「ブランド・ジャパン2013」の結果をまとめ、3月22日、調査結果報告書を発行した。BtoC編のブランド総合力ランキング第1位は、前回に続きアップル。第2位はGoogleとユニクロ、第4位はYouTubeだった。アップルの獲得ポイントは93.2で、Google、ユニクロとの差は5.9ポイント。前回の1位アップルと2位Googleの差は1.5ポイントで、差が広がった。調査は2012年11月7日~2013年1月15日に、コンシューマー市場(BtoC)編は18歳以上の男女、ビジネス市場(BtoB)編は18歳以上の有職者を対象にインターネットを利用してアンケートを実施。サンプル回収数はBtoC編が3万5507、BtoB編は2万5142だった。

BtoC編のランキング上位4ブランドの顔ぶれは前回と変わらなかった。アップルはイノベーティブ(革新性)ランキング、アウトスタンディング(卓越性)ランキングの両方で1000ブランド中1位だった。総合力順位が上昇したブランドでは、コンビニエンスストアのセブンイレブンが第36位から第22位に、ローソンが第68位から第39位に大きく順位を上げた。大手家電・電気機器メーカーはパナソニック、シャープ、キヤノンが順位を下げている。BtoB編では、前回に続きトヨタ自動車が首位となった。トヨタ自動車は「信用力」で88.1ポイントを獲得して第1位になり、「一流である」「日本を代表している」「この企業から学びたい」などの項目で首位となった。第2位にはアップル、第3位にはGoogleと本田技研工業がランクインした。大きく順位を上げたのはタニタで、前回の第38位から第8位となった。

日経BPコンサルティング
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/

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ここだけでしか得られない、Googleウェブマスターツール徹底活用ガイド/人気記事ランキング2013-3-16~3-22 [Web担アクセス数上位ランキング] | Web担当者Forum

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「Web担主催セミナー」と「読者プレゼント」の一覧ページを作りました | Web担当者Forum

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読者さんに使いやすいように、「Web担主催セミナー」と「読者プレゼント」を、過去のものも含めて一覧で確認できるページを作りました。

ページ上部メニューの「セミナー・プレゼント」からご覧ください。

これまで、「あのセミナーに申し込んだと思ったけど、念のために時間とか場所とかの情報を確認しておこう」と思っても、そのセミナーの情報を探しにくかったり、「Web担であの話題の書籍を読者プレゼントしてるらしい」と聞いてもそのプレゼントを探しにくかったりしていたと思います。

(実はページ右下の「編集部からのお知らせ」に出ていたのですが、それを知らなかったり、目に尽きづらかったりでしたよね)

これからは、「そういえばセミナー」「そういえば読プレ」というときは、このメニューからご覧くださいませ。

引き続き、Web担をよろしくお願いします。

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    ECモール「ポンパレモール」3/15オープン 「楽天カンファレンスに出ているメンツとあまり変わらない」 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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    リクルートグループで、消費者向けサービスのリクルートライフスタイル(本社東京都、冨塚優社長)が運営を始めるECモール「ポンパレモール」が3月15日からスタートする。同12日から本番環境のサーバーに店舗データなどをアップし、プレオープンした。トップページは見られない状況で、15日から全ページを閲覧できるようにする。新たなECモールとして今後の「ポンパレモール」の動向に、EC事業者の注目が集まりそうだ。

    12日に「ポンパレモール」はプレオープン状態となり、トップページ以外の店舗サイトなどが閲覧できる状態になった。データはすべて本番環境のサーバーにアップされたとみられる。

    15日の本オープンまで出店店舗のホームページ、ソーシャルメディアなどへの外部リンクは全面禁止されている。カード決済は13日から始まり、出店店舗はテストを行った。

    出店者によると、「楽天カンファレンスに出ているメンツとあまり変わらない」としており、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを獲得したような有力店舗が多数出店しているとみられる。

    正式オープンは15日の午前10時ごろ。約500店舗でスタートする。国内・海外旅行予約の「じゃらんnet」、美容ネイル予約の「HOT PEPPER Beauty(ホットペッパービューティー)」など、リクルートライフスタイルが運営する八つの媒体とポイント連携するのが特徴。

    予定されていたスタート時の大型企画が3月18日に開催されることが正式に決まったようだ。「オープニングキャンペーン」は、初回注文に対し先着1万人限定で50%を超えるポイントを付与する企画。このうちリクルート側が47%を負担、店舗側は3~10%を負担する。

    ・ポンパレモール
    http://www.ponparemall.com/

    ※記事内容は紙面掲載時の情報です。
    ※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
    ※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
    ※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

    この記事の筆者

    「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

    このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

    →日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

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    販売チャネル別のサービスを一元管理し、顧客体験を高めるマルチチャネル戦略/ハイブリスジャパン [ネットショップ担当者フォーラム セミナーレポート] | Web担当者Forum

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    タッチポイントごとに統一性のとれた情報を提供することで、顧客によりよい購入体験を提供できる。

    企業がグローバル化を目指すには、統一的なECプラットフォームがないと、グローバルでの価格や売上の把握など、さまざまな業務が煩雑になってしまう。

    販売チャネルの多様化は、ビジネスチャンスの増加につながる一方で、うまく管理できないと、かえって顧客の信頼低下を招くことにもなりかねない。ハイブリスのソリューションは、効果的なマルチチャネル戦略を進めるとともに、グローバル展開を強力に支援する。

    マルチチャネルの効果を最大化するソリューション

    森田正昭氏
    ハイブリスジャパン
    代表取締役社長
    森田正昭氏

    ハイブリスは、「技術的に優れたコマースソリューションを作る」というミッションを掲げ、1997年にドイツで設立された企業。ヨーロッパを中心に世界15か国以上に拠点を持ち、2011年には北米で高い評価を得ていたオンデマンドコマースプロバイダー「iCongo」を買収し、北米にも拠点を築いた。2012年にはアジア・パシフィック地域への展開を加速し、東京、香港、オーストラリアに拠点を開設。日本法人の代表取締役を務めるのが、今回の講演を行った森田正昭氏だ。

    同社は、ECプラットフォーム「hybris マルチチャネル・スイート」を軸に、グローバルで400社以上の顧客を抱えている。米国の調査会社フォレスター・リサーチの調査では、ECプラットフォーム市場において、IBMに次ぐ「リーダー」のポジションにあると評価されている。

    hybris-一元管理マルチチャンネルコマース

    また、米国のガートナーによる評価においても、同様にIBMやOracleに並ぶ「リーダー」に位置づけられている。なお、森田氏によれば、hybris マルチチャネル・スイートは、2013年に大幅なバージョンアップを予定しており、ブランドも「hybris Commerce Suite」へと刷新されるとのことだ。

    このhybris マルチチャネル・スイートの最大の特徴は、商品名が表している通り、さまざまなチャネルを通じた販売を一元管理できるという点だ。

    現在の小売りビジネスは、店頭、Web、モバイル、コールセンターなど、多くのポイントで顧客と接点を持ちながら、商品を販売する形になっている。しかし、それらのタッチポイントが別個に顧客とコミュニケーションを取っていることも多く、次のような問題が起こりがちだと森田氏は説明する。

    例えば、ECサイトで定価で売っている商品が、リアル店舗の店頭ではセール価格だったりします。あるいは店頭では売り切れているのに、Webでは売っているということもあります。同じお店が販売している商品でも、チャネルによって価格など発信している情報が違ったりすると、消費者は不信感を抱きます。結果としてお店に対する信頼が低下し、競合に顧客を奪われてしまうのです。

    こうしたことが起こる原因としては、それぞれのチャネルが別々のシステムで商品やコンテンツ、顧客を管理していることが挙げられる。そうした問題を解決し、「チャネルごとに管理されている商品やコンテンツを、一元管理できるようにするのがハイブリスのソリューション」と森田氏は言う。

    ハイブリスのソリューションを導入することで、多様なタッチポイントからの情報を一元的に保管し、同じ顧客が別のタッチポイントからアクセスしてきた場合でも、統一性のとれた情報を提供することが可能になります。これにより、顧客に対してよりよい購入体験を提供できるようになるのです。

    B2B/B2Cの両方に対応、グローバル展開も協力に支援

    ハイブリスのソリューションは、B2BとB2Cのどちらにも対応しており、その両方で多様なモジュールを用意している。現に同社は、B2BとB2Cの両方で顧客を擁しており、その業種も小売業、製造業、流通業、デジタル、電気通信、旅行業など多岐に渡る。

    例えば、森田氏は、B2Cで活用している例として、わずか4か月で30以上の国にECサイトを展開したファストファッション業態の欧州アパレルメーカーを取り上げ、海外展開やスケーラビリティの拡充を図ったと紹介した。B2Bでは、商品やコンテンツの一元管理をハイブリスのソリューションで実現した、間接資材販売などを手掛ける日本企業、アルファパーチェスの事例を取り上げた。また、ニコンやネスプレッソ、欧州最大の家電量販店であるコンラッドなどは、B2CとB2Bの両面でハイブリスのソリューションを活用しているという。

    さらに森田氏は、次の企業の導入事例について、より詳しく紹介した。

    オークリー/レイバン

    販売チャネルやブランドの壁を取り払い、顧客満足度の向上、収益最大化のためにハイブリスのソリューションを導入。ハイブリスのプラットフォームを用いてシステムを統合・連携し、在庫管理コストなどの削減も目指している。

    ブリヂストン

    ヨーロッパの販売代理店2,500社のオンラインショップを、ハイブリスのソリューションで構築・運用。代理店はハイブリスのプラットフォームを用いて、自社のオンラインショップを管理し、顧客に対して独自のプロモーションを展開できる。

    トイザらス

    国際展開をサポートするハイブリスのソリューションをまずは英国で導入。操作性に優れたオンラインストアを各国で展開する予定となっている。

    これらの事例を見ると、ハイブリスの顧客企業のなかには、多数のグローバル企業が含まれていることがわかる。それは、同社のソリューションが、グローバル展開するためのローカリゼーションの仕組みを備えているなど、グローバル企業のニーズにマッチした機能を豊富に備えていることの表れでもある。

    企業がグローバル化を目指す際に、統一的なECプラットフォームがないと、グローバルでの価格や売上の把握など、さまざまな業務が非常に煩雑になります。また、それぞれの国や地域ごとのローカルプロセスにうまく対応するといった課題にも対応しきれなくなります。

    ハイブリスのソリューションにより、グローバル展開に伴うさまざまな課題を解消することができるという。

    このほか、短期間での導入が可能なことに加え、レベニューシェアなどのライセンスも用意されている点も特徴だ。さらに、ソーシャルメディアとの連携機能も備えており、ECサイトへの訪問者がFacebookのアカウントでログインすると、サイトがパーソナライズされ、訪問者に合わせた情報を表示させることもできる。

    セッション後半は、森田氏のプレゼンテーションに続いて、実際にハイブリスのソリューションを利用したECサイトのデモが披露された。デモの中では、言語のローカライゼーションや、店頭在庫情報の共有および商品の店頭受取機能、伝票番号やバイヤー番号を入力したうえで取り引きできるB2B向けの機能などが紹介された。

    以上のようにハイブリスのソリューションは、B2B、B2Cの両方で多様な販売チャネルに対応できるとともに、企業のグローバル展開も強力に支援する。業種や取扱商品、ビジネスモデルを問わず、幅広いECサイトに導入できる全方位型のECソリューションと言えそうだ。

    問い合わせ先

    ハイブリスジャパン株式会社
    URL:http://www.hybris.com/ja/

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    【執筆】mojica(モジカ) 【撮影】坂野則幸
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    SEOの未来は、セマンティックウェブとリンクのないリンクビルディング?(前編:関連性がなぜ大切か) [SEOmoz - 検索マーケティングのニュース&テクニック] | Web担当者Forum

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    この記事はもともとSEOmozのYOUmozセクションに掲載したものですが、われわれのコミュニティにとって非常に興味深く、大きな価値をもたらしてくれるのでこちらのブログに格上げしました。筆者の意見は筆者独自のものであり、SEOmozの考え方を示すものではありません

    ランドが先日行った共起(co-occurrence)についての解説(リンクは日本語記事)は、古いリンクビルディングの実践に固執している人たちへ強く警鐘を鳴らした。アンカーテキストをベースにしたリンクはまだそれなりに効果があるけども、その重要性が低下しているという事実にはほとんど議論の余地がない。

    そして、そうしたリンクに取って代わるのは、ソーシャルメディアが発するシグナルやリンク年齢であり、SEOに携わる者にとってとりわけ重要なのが、関連性に対する依存度の高まりとそれをいかに読み解くかだ。

    未読の人たちのために紹介しておくと、僕は2012年8月の記事でこのところのグーグルがペナルティを課して本当は何を解決しようとしているのかについて思ったことを書いた。そこで述べている見方とは、グーグルは関連性や関係性を再び明確に解釈できるように、ペナルティを課すことでリンクグラフを整理し、同時に価値のないリンクを一掃しようと本気で試みているというものだ。

    そのことは、ウェブの「創造者」ティム・バーナーズ=リー氏が2006年に初めて記事にしており、グーグルはそれ以降折に触れてこの話題を持ち出し、何とか実現するために巨額を投じて買収を続けてきた。

    それなら、なぜそのような変革をもたらすプロジェクトに膨大な時間や労力やリソースを投入するのか? それはごく単純で、キーワードベースの情報を取り出すグーグルの既存ビジネスモデルが、セマンティック検索エンジンの進化によって相対的に劣ったものになるおそれがあるからだ。

    これがあり得る話だという理由を理解してもらうために、僕たちはまずセマンティクス(意味論)について掘り下げ、それがなぜ検索エンジンの働きを変えてしまうのかを見極めなければならない。

    なぜセマンティックな関係性が重要なのか?

    簡単に言えば、一層パーソナル化が進んだ効率的な検索結果を提供できるように、グーグルはコンテンツ間の関係性をより的確に描き出したいと考えている

    このプロジェクトに取り組むエンジニアたちにとっての究極の目標は、ユーザーがクエリを入力している時点でその意図を理解し、どういう種類のコンテンツと関係づければいいかを知ることだ。

    たとえば、僕が「今日はどんな天気?」と入力したとしよう。現時点では、グーグルにはユーザーがどこにいるのかわかるかもしれないが、このクエリと他のコンテンツとの関係性を見出すことは難しいだろう。僕がこれを検索するのは、バーベキューがやれるかどうか知りたいからかもしれないし、オンラインで調査してきた造園プロジェクトを完成させたいからかもしれない。

    グーグルは、なぜ僕が天気を検索しているのかを「知ること」で検索結果を改善できるし、お勧めの食べ物や自宅のリフォームガイドを表示できるようにもなる。

    これはデータセットがクリーンである場合にのみ実現可能となるが、現状はあまりに多くのスパム的リンクによりデータセットが濁っている。そこでこの問題の解決に着手するために、ペンギン・アップデートが実施されたというわけだ。

    そう考えると、なぜ関連性が重要なのか、そして、検索エンジンを支えている人々やこの新システムに取り組んでいる人々に対して、なぜ検索エンジンが見返りを与えようとするのかが、かなりはっきり見えてくる。

    グーグルはどのように測定するのか?

    純粋なセマンティック検索エンジンの実現までにはまだ長い道のりがあることは明白で、グーグルはもしかしたらそこにたどり着けないかもしれない。だが、グーグルが検索結果を多様化するために、ますます関連性を重要視する確かな動機を持っているということが大事なのだ。

    検索マーケターなら間違いなく、まずこう考えるだろう。

    この「関連性」重視への変化を利用するために、自分はどんな取り組みができるだろう?

    この質問に答えるためには、まず、グーグルが現在保有しこの目的の達成に役立つ可能性のあるいくつかの特許を把握することから始めよう。

    (以下の内容の一部はBill Slawski氏とDan Thies氏に感謝)

    トピック型PageRank(Topical PageRank、Topic Sensitive PageRank)

    グーグルは2003年頃、さかんにタヘール・H・ハヴェリワラ氏を引き抜こうとしていた。同氏は天才的な博士課程の研究生で、頓挫していたグーグルのPageRankモデルにトピックの関連性を取り入れる新しい方法「トピック型PageRank(Topical PageRank、Topic Sensitive PageRank)」の開発を支えた人物だ。

    ハヴェリワラ氏の研究は、トピックに合致するページから張られたリンクの関連性を高く評価するもので、その成果はアプライド・セマンティクスの特許技術CIRCAに取り入れられ、そのアプライド・セマンティクスはグーグルが2003年4月に買収している。これはつまり、関連性を計測する方法の開発にグーグルが着手したかもしれないということだ。

    リーズナブルサーファーモデル

    この理論は、「クリックされる見込み」に基づいて同じページ上のリンクごとに異なる重みをつけることで、また一歩前進した。つまり、「使用される」可能性が高ければ高いほど、より大きなオーソリティが与えられるわけだ。

    この計算には、フォントのサイズから位置、そして色にいたるまで、あらゆる要素が考慮される。

    関連参考リンク

    フレーズに基づくインデックス化

    グーグルはまた、仕組みをさらに複雑化させるため、ページ上の単語とフレーズの共起(co-occurrence)に注目し、それらの「意味」を把握しようといる。

    たとえば「hair of the dog」という語句が使われると、グーグルはその意味を理解する方法が必要になる。というのも、この言葉は「犬の毛」「迎え酒」という複数の意味で使われるからだ。

    そのためグーグルは、他にはどんなことが記述されているのかを判断しようと、同じフレーズを使っている他のページを見に行く。もしそこで、たとえば「飲む」と「翌朝」などにも触れていれば、グーグルはそれを読み取り、リンク先のページでは、深酒をした夜の翌日に、二日酔いを紛らわす飲み物について話していると理解し、関連性が非常に高いと判断してそのリンクにより大きなオーソリティを割り当てる。

    もし「犬の体毛」について話しているのなら、関連性は低くなり、リンクの価値も下がるだろう。

    これは重要な進展だ。というのも、スパム的なリンクビルディング行為の結果として現在よく見られる多くのペナルティは、こうした判定に基づいている可能性が非常に高いからだ。あるページが検索の上位に来るのを妨げるのなら、グーグルはインデックスの中からそのページと特定のキーワードとのつながりを取り除けばいいだけだ。

    グーグルは他にも、サイトを最適化する方法を調べている人たちにとって、興味深い機会や新たな方法をいくつか打ち出しているので、そのことについても少し後で触れたい。

    メタウェブの買収

    これは直接的なアルゴリズム特許の取得やアルゴリズムの変更ではなかったが、人、場所、物などに関するオープンソースのエンティティデータベースを運営するメタウェブの買収によって、「Knowledge Graph」(知識グラフ)の開発を加速し、さらなる多様性と「ユーザーの意図の理解」を検索結果に反映させる方向に進んでいる。

    この補強により、グーグルはページ間の関係性について、単に互いがどのようにリンクしているかではなく、現実の世界における結びつきに基づき、理解を深めることが可能になっている。

    セマンティック戦略をどう発展させるか

    これまで挙げてきたことすべてを知っているだけでは、それが検索マーケティングの取り組みにどう影響するかに関して行動可能な「次のステップ」に進むことにはならない。

    そこで、僕がZazzleのオンページやオフページの戦略を立てる際にこういう知識を役立てたやり方をいくつか紹介しよう。

    この記事は、前後編の2回に分けてお届けする。後編となる次回(4月1日公開予定)は、セマンティック戦略を立てる際に便利なツールと、戦略の立て方について紹介する。

    この記事の筆者

    この記事は、Daily SEOmoz Blogに掲載された以下の記事を日本語訳したものです。

    author photo

    原文:「Semantic Web and Link Building without Links > The Future for SEO?」by simonpenson(2013/01/10)

    記事セレクション:渡辺隆広株式会社アイレップ) 翻訳:株式会社ガリレオ

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    オウンドメディアで耕したコミュニケーションの穂が実るとき/【漫画】四葉幸のハッピーオウンドメディア第8話 【最終回】 [マーケ企画部 四葉幸のハッピーオウンドメディア] | Web担当者Forum

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    【最終回】自社サイト「スパイス・ハーブの庭」を「ユーザーと一緒に育てるオウンドメディア」としてリニューアルし、社内の協力も得ながらコンテンツを増強していった幸(食いしん坊)。キャンペーンの効果も底上げされ、外部メディアからも注目されるようになってきた。オープンから1年後、幸たちは……。

    →前回から読んでみる
    →第1回から読んでみる

    ここから始まります
    そして、サイト公開から1年の月日が流れた――
中井の自宅
今日の料理は「スパイス・ハーブの庭」のモテレシピ?を見て作ったのよ!
あのサイトすごく便利だし献立の参考になるってママ友の間でも話題なのよ!
それはよかった!
こないだはあなたも記事に登場してたしね!
パパの写真かっこよかった!!
お?そうかそうか!
    ここから始まります
    スマイル食品さんのサイト「スパイス・ハーブの庭」だっけ?あれ、面白いよね~
取引先のスーパー
あそこにあるレシピをPOP代わりにお店に貼り出してもいいかな?
ええ、もちろん!!
これうちから大々的に提案できるかもな!
スマイル食品では――
ふー……
    ここから始まります
    まさか…ユーザーと実際に顔を合わせてコミュニケーションできる日がこんなに早く来るなんて…
四葉さんこの後はよろしくお願いします!
香川さん忙しいところイベントの司会お願いしちゃってスミマセン
なーにこうやってお客さまと直接接する機会は貴重ですから!
今や香川さんもネット上では“スパハー先生”として人気者ですものね!
    ここから始まります
    「スパイス・ハーブの庭」のFacebookページ僕もよくチェックしているんですよ~
あのコミュニティにはいろいろな新商品のヒントがありますからね!
それはよかったです!ゆくゆくは「スパイス・ハーブの庭」自体にコミュニティ機能をつけることを考えてるんです
ほぉー!それは楽しみですなー
そろそろ時間ですね
    ここから始まります
    そして、幸たちは取材兼合宿の名目でハーブ温泉に行くことに――
わー!ハーブのいい香り~!
サイト運営もうまくいってこうやって打ち上げ旅行もできてよかった~
安らぎますね~
料理もスパイス・ハーブを使ったものなんですよ!楽しみだなー
でもこの温泉旅館のレポートはちゃんと書かないとですね
若狭さんマジメ!?
    ここから始まります
    北条さんこんな所にいたんですか?
四葉さん…ちょっと夜風にあたりに
料理なくなっちゃいますよ?
いえもう結構いただいたので
美味しいですよね!私ももうお腹いっぱいで
はははよかったですね
以前北条さんはオウンドメディアをユーザーとの絆を深める場にすることが大事とおっしゃってましたけど
本当にそうですよね。ユーザーイベントを開いたりユーザーのアイデアを取り込んだ新商品開発も進んでいる…以前からは考えられないことです
「スパイス・ハーブの庭」は御社にとって大きな財産ですよ。
これからも大事に育てていきましょう
北条さん
    ここから始まります
    これ…もらってくれますか?
これって…ポプリ…ですか?
Facebookページのユーザー投稿で知ったんですが12星座のハーブというものがあるんです
12星座ハーブのポプリをノベルティーにできないかなと思ってサンプルを作ってみたんです!
それには北条さんの誕生日のハーブが入ってるんですよ持っていればきっとハッピーになれます!
へぇ~!ありがとうございます
    ここから始まります
    あ!流れ星!
何をお願いしたんですか?
みんながオウンドメディアでハッピーになれますように!

    全8回でお届けした「マーケ企画部 四葉幸のハッピーオウンドメディア」、今回で漫画編はまずは完結です。みなさんのご愛読、ありがとうございました!

    この記事の筆者

    原案・監修:株式会社インフォバーン
    コンテンツによる「企業のメディア化」をお手伝いするWebサイト制作会社。 「コンテンツセントリック(コンテンツ中心主義)」という考え方のもと、現在で言うところの「コンテンツ・マーケティングの促進」や「オウンドメディアの拡充」を図り、自社商品・サービスの魅力をうまく伝えきれない企業とユーザーとの架け橋になって、信頼関係の醸成をサポートしている。

    代表取締役 CEOの小林 弘人(こばへん)による書籍『メディア化する企業はなぜ強いのか?』(技術評論社)が、企業としての方向性をもっとも明確に示している。
    http://www.infobahn.co.jp/

    シナリオ原案:akino
    クリエイティブディレクター・シナリオライター。シナリオ・編集の代表作は『マンガでわかる統計学』『脱オタクファッションガイド』(ともにオーム社)など。企業広告や官公庁発行物でも幅広く活動中。

    作画:藤島昭
    漫画家・キャラクターデザイナー。「学園マンガの描き方 入門編」(ホビージャパン)にて多数の作画を担当。指南書やソーシャルゲームのキャラクターデザインを中心に活動中。

    マンガ制作:トレンド・プロ
    主に広告マンガ、イラスト、アニメ、キャラクターの制作を手がけるマンガ制作プロダクション。動機付け、興味の喚起、ストーリー性、分かりやすさなど、マンガの持つ強力な訴求力を活用し、企業が発信するさまざまなメッセージを織り込んだマンガ制作を得意としている。
    http://www.ad-manga.com/

    この記事に関連する他の記事を見る

    ※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
    オリジナル記事:オウンドメディアで耕したコミュニケーションの穂が実るとき/【漫画】四葉幸のハッピーオウンドメディア第8話 【最終回】 [マーケ企画部 四葉幸のハッピーオウンドメディア] | Web担当者Forum
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    Facebook、Twitter、LINEの使い分けは? いまどきのソーシャルメディアユーザーの姿 - 3/16~3/22のWeb担の記事まとめ [先週のWeb担まとめ記事] | Web担当者Forum

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    先週のWeb担まとめ記事

    Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 20本とニュース記事 10本です。

    忙しい人のためのこの記事の使い方:
    • 上のほうから内容をざっとチェックする
      重要なものほど上の方に置いてあります。
    • 背景が黄色の部分をざっとチェックする
      要チェックのものは色を付けてあります。

    今週の担当は、池田です。

    Web担当者の学校「企業Web担当者 初級講座」5/29(水)~5/30(木)
    Web担当者として身につけておくべき、基本的な知識とスキルを身につける有料講座が開講。3月29日までは超早割料金7万8,000円。
    https://web-tan.forum.impressrd.jp/school/beginner
    【求人】求む! Web担当者Forum編集者
    あなたも編集部で一緒にWeb担当者Forumを作ってみませんか。Web業界を盛り上げる仲間を募集しています。詳しくはWebサイトの求人情報をご覧ください。
    http://www.impressbm.co.jp/recruit

    [今回の要チェック記事]↓セミナー・お知らせ | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
    ユーザーインタビューで明らかにする、ソーシャルメディア利用実態

    Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?

    • 「Twitterは情報収集、Facebookはコミュニケーション、メールよりLINE……達観するソーシャルメディアユーザー」は、160いいね!と話題のWeb広告研究会セミナーレポートの記事。

      FacebookやLINEが急成長するなかで、ユーザーはソーシャルメディアをどのように利用しているのでしょうか。

      調査データ「ソーシャルメディアユーザー調査2012」の対象者に、インタビューを行ったメンバーらがユーザーの生の声をもとに分析。ソーシャルメディアユーザーの利用実態が見えてきます。

      http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/03/19/14749(今回の記事を読む)
      http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/6356(バックナンバーを見る)

    • 最新SEO情報をお届けするSEOmozの「Googleウェブマスターツール徹底ガイド改訂版(後編)」が前編に続いて人気でした。

      前回に引き続き、Googleウェブマスターツールの活用法を徹底解説。後編では、トラフィックや最適化に関する項目などの使い方をお届け。

      また、Googleアナリティクスとデータ連携して便利に使う方法も解説しています。

      http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/03/18/14846(今回の記事を読む)
      http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/804(バックナンバーを見る)

    • 「グーグルのマット・カッツが語る2013年のSEO など10+4記事」は、「海外&国内SEO情報ウォッチ」の記事。

      今週のSEO/SEM情報のトップストーリーは、グーグルのマット・カッツが検索エンジンマーケティングのカンファレンスSMX Westで語った2013年のSEOについて。評判の重要性、リンク価値、モバイル対応などに言及しています。

      他にも、「相互リンクの整理などで検索トラフィック2倍」「コンテンツマーケティング」「被リンクを獲得するための12個のコツ」などの話題をお届け。

      http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/03/22/14932(今回の記事を読む)
      http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/3723(バックナンバーを見る)

    • 「GoogleアナリティクスとAdWordsの連携、いつやるか? いまでしょ! 詳しいAdWords分析のための正しい設定方法」は、「衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座」の記事。

      AdWordsからの訪問をGoogleアナリティクスで解析、と2つのサービスを併用している人は多いでしょう。それぞれのアカウントを連携させることで、より便利に活用できることをご存知でしょうか。

      今回はデータ活用の前に必要な、サービス連携の正しい設定方法をお届けします。

      http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/03/21/14927(今回の記事を読む)
      http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/6342(バックナンバーを見る)

    Web担の姉妹サイトもお役に立てるはずです。
    データセンター(iDC)に携わる方には
    データセンター完全ガイド
    レンタルサーバーに興味のある方には
    クラウド&サーバーホスティング完全ガイド
    企業内情報システムのお仕事をされている方には
    IT Leaders
    ソフトウェア開発者の方には
    Think IT

    [セミナー・お知らせ]↑要チェック記事 | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
    4月のセミナー&イベント情報6件

    ※「先週のニュース記事」の「イベント/セミナー」欄ユーザー投稿でのセミナー告知もご覧ください。

    リニューアル&Web戦略(4/19)

    「ビジネスに貢献する戦略的Webリニューアル」と題した無料のWeb戦略セミナーを、ロフトワークが4月19日に渋谷区で開催します。PVやコンバージョンだけではない、ゴール設定をどうするか、各社の事例とともに解説。

    http://loftwork.jp/event/2013/20130419_WebStrategy/summary0419.aspx

    グローバルサイト戦略(4/12)

    「グローバルビジネスを成功に導く!Webサイトリニューアルのポイント」と題した無料セミナーを、富士通が4月12日に港区で開催します。Webの運営ノウハウ、新世代統合型CMS、グローバルサイト成功のポイントなどを解説。

    http://jp.fujitsu.com/solutions/crm/web-integration/seminar/20130412.html

    セミナー&ボランティア(4/5、仙台)

    Web広告研究会は、セミナーとボランティアがセットとなった「第四回東北セミボラ」を4月5日に仙台市で開催します。Web広告研究会の会員でなくても参加可。セミナーは無料で、セミナーのみ申し込みも可能、翌日のボランティア活動参加も募集しています。

    https://www.wab.ne.jp/wab_sites/contents/1678

    EC戦略(4/16)

    EC担当者向けセミナー「知っておくべき顧客の生み方・獲り方・育て方」が4月16日に渋谷区で開催されます。エクスペリアンジャパン、シルバーエッグ・テクノロジー、ecbeingの3社共催、参加費は無料。

    http://www.ecbeing.net/b2c/seminar130416.html

    中国EC(4/18)

    中国ECの最新事情と中国ECにおける物流・商流を解説する「中国EC/物流セミナー」を、三井倉庫とセールス・インチャイナが4月18日に港区で開催します。参加費は無料(申し込み締め切りは4/12)。

    http://www.sales-in-china.jp/company/press/20130308.html

    リスティング広告講座(4/18~全6回)

    少人数でみっちりとエキスパートから学ぶ、広告主向け「実践リスティング広告講座」が4月18日に渋谷区で開講します。講師はアナグラム 代表取締役、SEM-LABO運営の阿部圭司氏。リスティング広告の本質を学ぶ全6回講座で受講料19万8,000円、主催はTATEITO。

    http://promo.tateito.co.jp/manabito_sem/

    先週の人気記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↓解説記事 | ↓ニュース記事

    Web担で先週公開された記事のうち、「今回の要チェック」に次いでアクセスが多かった記事です。

    背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

    • 編集長ブログ―安田英久
      マーケットインが顧客のニーズ志向でプロダクトアウトはそうじゃない? そんなバカな
      http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/03/19/14920
      by 安田英久(Web担 編集長)
    • イベント・セミナー
      Web担当者の育て方&コンテンツマーケティング: 4/24開催 Web担当者Forumミーティング2013 Spring
    • ネットショップ担当者フォーラム セミナーレポート
      ECサイトの集客力を高めるDFOの実践ポイント、ビッグデータ時代の鍵となる商品データの最適化/コマースリンク
    • ネットショップ担当者フォーラム セミナーレポート
      多くのECサイトが抱えるCRMの課題とは? 顧客との関係強化に必要な3つのポイント/プラスアルファ・コンサルティング
    • ネットショップ担当者フォーラム セミナーレポート
      Amazonの圧倒的な集客力&販売力を活用、世界トップの通販ノウハウを自社EC戦略へ/アマゾン ジャパン
    • ネットショップ担当者フォーラム セミナーレポート
      信頼性のアピールで変わる購買意欲、SSL対応はECサイトのマーケティング施策になる/日本ベリサイン
    • スマートフォンレポート
      スマホユーザーのECサービス利用動向、利便性や操作性の向上が一番の課題に | スマートフォンレポート vol.2-3

    先週の解説記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↑人気記事 | ↓ニュース記事

    Web担の解説記事には、ウェブサイトをビジネス活用したい人向けの情報がたっぷり詰まっています。

    背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

    • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
      ネットプロテクションズ「NP後払い」でモバイル解禁 ユーザーの不安解決へ
    • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
      Yahoo!ショッピングで中古品販売が可能に ランボルギーニやポルシェの中古車も出品
    • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
      フューチャーショップ、サイジニアのレコメント「デクワス」と連携 嗜好に合った広告配信などが可能に
    • ユーザー投稿記事 by 株式会社カルテットコミュニケーションズ
      【WEB担当者向け】初めてのリスティング広告出稿を外注する時の注意点
    • ユーザー投稿記事 by 株式会社エイジア
      アクセス解析から紐解く、“スマートフォン対策”のその次とは?―売上UPを実現するスマホ最適化・メール配信ノウハウを一挙公開―」2013年4月10日東京・赤坂開催
    • ユーザー投稿記事 by インフォキュービック
      キーワードは「グローバルスタンダード」! 海外顧客ニーズを掴みグローバル交渉力を持つ異文化間コミュニケーションサイトの制作と運用とは 4/10 東京
    • Web担アクセス数上位ランキング
      オウンドメディアはユーザーとともに育てていくもの、コンテンツは継続が命!/人気記事ランキング2013-3-9~3-15
    • 先週のWeb担まとめ記事
      Googleウェブマスターツール(GWT)徹底ガイド公開 - 3/9~3/15のWeb担の記事まとめ

    先週のニュース記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↑人気記事 | ↑解説記事

    大手のニュース媒体では紹介されない、ホームページの企画・構築・運営や、ウェブマーケティング関連のニッチなニュース記事ならWeb担で。

    背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

    編集後記

    週末に録りだめしておいた海外ドラマを一気見。さらっと事件捜査でTwitterやFacebookのログを調査したり、会議でタブレットを使ったりしているあたりに、お国柄の違いを感じます。(池田)

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    富士通、セミナー「グローバルビジネスを成功に導く!Webサイトリニューアルのポイント」4/12 [ニュース] | Web担当者Forum

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    富士通は、企業のWebマーケティング担当者を対象にしたセミナー「グローバルビジネスを成功に導く!Webサイトリニューアルのポイント」を4月12日に東京都港区で開催する。サブタイトルは「アクセシビリティ対応やCMS導入、サイトマネジメントなど自社実践事例から得た運営ノウハウご紹介」。ブランディング戦略やデジタルマーケティングの実践などWebサイトを活用した施策に関し、富士通グループの担当者らが講師となり、運営ノウハウ、新世代統合型CMS、グローバルサイト成功のポイントについて解説する。定員50人、受講無料。サイトから申し込む。概要は次の通り。

    日時:4月12日(金)午後2時~同5時
    場所:富士通トラステッド・クラウド・スクエア (東京都港区浜松町2-4-1世界貿易センタービル)
    内容:「富士通のWebインテグレーション・ソリューションご紹介」「グローバルビジネスを支える企業サイトマネジメントのポイント」「富士通のウェブアクセシビリティの取り組み」「マルチデバイス・マルチ言語に対応した新世代CMSが実現するグローバルWebサイトとは」「調査から見えてきたグローバルサイト成功のポイントは『共通項の提示』と『ハブ機能』」
    詳細・申し込みページ:
    http://jp.fujitsu.com/solutions/crm/web-integration/seminar/20130412.html

    富士通
    http://jp.fujitsu.com/

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    さくらインターネット、共用ホスティング「さくらのレンタルサーバ」の契約30万件突破 [ニュース] | Web担当者Forum

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    インターネットデータセンター事業のさくらインターネットは、同社の共用ホスティングサービス「さくらのレンタルサーバ」の契約件数が3月時点で30万件を突破した、と3月25日発表した。2004年7月に開始して以来、個人、SOHO、中堅・中小企業を中心に利用者を伸ばした。性能と機能向上を続けた結果、としている。記念して「ありがとう30万件突破!さくらのレンタルサーバはズッ友キャンペーン」を同日始めた。

    さくらのレンタルサーバは月額125円からの低料金と、国内データセンターでの24 時間365日の有人運用、無料電話サポートが特徴。2月には全プランで料金を据え置いてディスク容量を最大5倍に増強した。今後もコストパフォーマンスの高いサービスを目指す。キャンペーンは4月24日まで実施し、初期費用無料で全プランを提供するほか、優秀者の利用料を無料にするサイト制作エピソードの募集、商品プレゼントを行う。

    さくらインターネット
    http://www.sakura.ad.jp/

    さくらのレンタルサーバ
    http://www.sakura.ne.jp/

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    AMN、「チェックインサービス」を企業が展開できる「アンバサダーチェックイン」開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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    ブログマーケティングのアジャイルメディア・ネットワーク(AMN)は、GPSを利用して自分がいる場所を知らせる「チェックインサービス」を企業が独自に展開できるO2O(オンラインツーオフライン)プラットフォーム「アンバサダーチェックイン」を始めた、と3月25日発表した。企業がスポット情報を登録し、オリジナルのチェックインサービスとして利用可能になる。日本ケンタッキー・フライド・チキンが採用してサービスを開始した。

    AMNは、企業やブランドについて発言・推奨する情報発信者をアンバサダーと呼ぶ。企業は、アンバサダーチェックインによって実際に店舗に足を運ぶアンバサダーを可視化して継続的な関係が構築できる。初期費用50万円から、月額10万円からで、最低実施期間は3ヵ月。ブラウザベースで提供する。日本ケンタッキーは自社の公式アプリと連携し、全国の店舗にチェックインしてポイントをためるとクーポンを配布するサービスを行う。

    アジャイルメディア・ネットワーク
    http://agilemedia.jp/

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    ドクターシーラボの偽物オークション販売者を逮捕 愛知県警など [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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    ドクターシーラボが掲載しているコピー品・粗悪品への注意

    ドクターシーラボの偽物サンプルをネットオークションで販売したとして、愛知県警などは3月5日、詐欺と商法法違反の疑いで大阪府の男性会社役員を逮捕した。「アクアコラーゲンゲル」の偽物サンプルを、本物であるかのように掲示していた。

    本物と思い購入した愛知県在住の男性から被害届が出され、逮捕に至った。被害者男性からは12年6月中に、13万3479円をだまし取っていた。県警は、男性会社役員を含めて数人が関与しているとみて調べている。

    ドクターシーラボは12年4月から、ホームページでコピー商品の注意喚起を行っている。偽物と本物の容器などの比較や、偽物に関する相談事例などを掲載して、正規ルートでの購入を促している。

    ネットには本物の写真を掲載して、届いた商品が偽物のケースも考えられるため、「正規ルート以外の購入にはリスクがあることを認識してほしい」(ドクターシーラボ)としている。

    ・「アクアコラーゲンゲル」コピー商品摘発について(ドクターシーラボ)
    http://ir.ci-labo.com/news/20130305_sonota016.pdf(PDF)

    ※記事内容は紙面掲載時の情報です。
    ※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
    ※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
    ※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

    この記事の筆者

    「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

    このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

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    ECサイトが眠らせている5つのリソースとは? 売り場を戦略的に管理し活性化する/ナビプラス [ネットショップ担当者フォーラム セミナーレポート] | Web担当者Forum

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    この記事を読むのにかかる時間: 約 3 分

    やみくもに予算や時間を投じなくとも、多くのECサイトが眠らせている5つのリソースを活用し「戦略的な売り場管理」を実践すれば、売り場を活性化できる。

    ECサイトの売上拡大や、運用効率化を実現するためのツール、サービスをワンストップで提供しているナビプラス。同社のセッションには、営業企画部 マネージャの高橋敏郎氏が登壇。コストや時間をかけることができなくても、ECサイトを活性化できるはずだと訴えた。

    ECサイトを取り巻く環境が大きく変化している

    高橋敏郎氏
    ナビプラス
    営業企画部 マネージャ
    高橋敏郎氏

    高橋氏のセッションの内容を一言でまとめれば、「やみくもにお金や時間をかけなくても、使われていないリソースを利用しながら効果を出す方法がある」ということだ。セッションにおいては、主に次のテーマが言及された。

    • ECサイトを取り巻く複数の変化
    • 「戦略的な売り場管理」の必要性
    • 売り場活性化の他社成功事例
    • カギを握る「5つのリソース」

    まず、ECを取り巻く複数の変化として、高橋氏が挙げたのは次の4点である。

    1. PC、スマートフォン、O2O、ソーシャルという形で、集客が多角化している。
    2. デバイス自体がボーダーレス化、つまりあらゆるシーンで用いられるようになっている。
    3. 商品の送料や発送スピード、返品の仕組みなどにユーザーのニーズが変わってきている。
    4. ユーザーのECリテラシーが高まってきている。

    こうしたなかで、どのようにしてユーザーを満足させていくのか、あるいは競合と差別化をしていくのかが、ECサイトの運営に携わる企業にとって、大きな課題になっている。

    現状で明確に差別化が図れていると言えるのは、資金力がある、あるいは店舗や物流のインフラが整っている、ある程度の規模の企業がほとんどであろう。しかし、それほど規模が大きくないECサイトであっても、前述のような変化が生じているなかでユーザーの満足度を上げていかなければ、生き残ることはできない。

    手元のリソースでできる「戦略的な売り場管理」

    集客から購入に至るECサイトのマーケティングプロセスは、通常、「集客」→「流入」→「(ユーザーが)検索」→「比較」→「カート投入」→「購入」という形になる。このプロセスのなかの各ポイントを経るごとに、ユーザーの数は目減りしていく。カートに商品を投入した後であっても、かなりの割合のユーザーが離脱してしまうということを、多くのECサイト関係者が日々実感していることだろう。

    それにもかかわらず、集客後の離脱を防ぐために具体的で明確な施策を打ち立てている企業は、きわめて少ないのが実情ではないだろうか。そうした施策の必要性は十分に理解しているだろうが、実際にどのような手を打てばいいのかということになると、良い考えはなかなか思い浮かばないという企業が多いことだろう。

    そうした企業に対してナビプラスが提案するのが、「戦略的な売り場管理」を実践するということである。これによって、ユーザーの満足度を上げ、ユーザーの「目減り」を最小化し、最終的な購入数を増やすことが可能になるというのだ。

    それでは、同社が言う「戦略的な売り場管理」とは、どのようなことを指すのだろうか。具体的には、次のような施策だと高橋氏は例示する。

    • 店頭でイベントを行う。
    • POPを使ってユーザーの興味を喚起する。
    • サンプリングを試してもらう。
    • クーポンを配布する。
    • タイムセールをする。
    • 棚割りを考えてユーザーが商品を手にとりやすいようにする。
    • 新商品や旬の商品を集めた特設コーナーを作るなど、カテゴリやジャンルが異なっても、一緒に買われやすいアイテム同士を一緒に陳列する。

    これらのことは、リアル店舗では売り場づくりの基本とも言えることであろう。それと同様な売り場づくりを、ECサイトでも実践することが集客後の購入率を高めるポイントになっていくというのだ。高橋氏は、その柱となる施策として、次の2つを挙げる。

    1. ユーザーの購買意欲を刺激するコンテンツを用意する。
    2. 購買シナリオを支える最適なナビゲーションを提供する。

    ナビプラスでは、これらを踏まえて「戦略的な売り場管理」のソリューションを提供している。高橋氏は、その具体的な事例として、マガシークや丸井といった大手企業のECサイトのほかソーシャルファッションコーディネートSNSサイト、大手旅行ポータルサイト、大手求人サイトを紹介した。同氏によれば、これらの成功事例は、次の5つのリソースが使われている点が共通しているという。

    • 関係者の人的リソース(例えば、スタッフの生の声や写真など)
    • ユーザーの声(いわゆる口コミ)
    • アイテム・コンテンツの情報(カテゴリ情報やテキスト情報)
    • ユーザーの行動履歴の情報
    • ユーザーの属性情報

    あらためて考えてみると、ECサイトの多くが、高橋氏が挙げた5つのリソースをすでに持っているのではないだろうか。しかし、これらのリソースを十分に活用できているケースは、それほど多くはない。ナビプラスは、いわば休眠資産化しているこれらのリソースを積極的に活用するソリューションをワンストップで提供しているという。

    高橋氏は、次のように説いて講演を締めくくった。

    ECサイトの売り場の活性化は、資金力やインフラが不足していたとしても、知恵や仕組みを使って実現することができます。もはや、集客だけにお金をかける時代は終わりました。外部ツールを賢く利用して、サイトや社内に眠っているリソースを有効活用し、購買意欲を刺激するコンテンツや、購買シナリオを支えるナビゲーションを作っていくことが多くのEC事業者が競合差別化を図るために残された道です。

    ナビプラス
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    【執筆】井上理恵 【構成】mojica(モジカ) 【撮影】坂野則幸
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    オリジナル記事:ECサイトが眠らせている5つのリソースとは? 売り場を戦略的に管理し活性化する/ナビプラス [ネットショップ担当者フォーラム セミナーレポート] | Web担当者Forum
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    ターゲティング広告の一括オプトアウトページとDDAI設立で 日本サイトのプライバシーポリシーがちょっと良くなるかも [編集長ブログ―安田英久] | Web担当者Forum

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    今日は、ターゲティング広告とプライバシーポリシーに関して。業界団体「DDAI」の設立と一括オプトアウトページの開設で、日本のWeb担当者や広告主企業にとって一歩良い状況に進んだというお話しです。

    御社ではリマーケティング広告ターゲティング広告を利用していますか? 利用している場合、プライバシーポリシーではどのように記載していますか?

    さまざまなターゲティング広告を利用するようになると、プライバシーポリシーのページの記述が大変になりますよね。

    利用している各プラットフォームに関して、データ扱い方針を確認したりオプトアウトしたりするためのURLを記載しなければいけないですからね。また、そうしたページが英語でしか開設されていない場合は、自社の大切なお客さんに「英語で確認してね」と頼むことになり、なかなか心苦しいものがあります。


    DDAIの一括オプトアウトページ

    しかし、そうした状況が少し改善されました。

    3月14日に、ターゲティング広告に関する業界団体「DDAI(Data Driven Advertising Initiative)」が設立され、その活動の第一歩として、国内の事業者による広告プラットフォームのクッキーの状態を一括で確認したりオプトアウトしたりできるページが作られたのです。もちろん日本語ページです。

    DDAIは

    ターゲティング広告に対するユーザの啓発と、収集されるユーザの 閲覧履歴データの透明性を確保すること

    を目的として設立された団体です。設立時点で国内外の33社がその趣旨に賛同し参画を表明しており、すでに14社が参画しています。

    プライバシーポリシーでDDAIのオプトアウトページを紹介するだけでも、ターゲティング広告を利用している広告主企業は、プライバシーポリシーのページを、お客さんにとって今よりもわかりやすく意味のあるものに(少しだけ)改善できますね。

    (まだグーグルさんがDDAIには参加していないのが残念ですが、NAIには参加しているようなので、いずれDDAIにも参加してくれることでしょう)


    DDAI

    DDAIのサイトはいまのところオプトアウトの機能が中心です。しかし今後は、一般ユーザー向けにプライバシーと広告テクノロジーに関する情報を提供する動きが進められていくことでしょう。もしかすると、各社のデータ扱いポリシーや「個人情報」と「プライバシー」をどう扱うのかといった情報を整理したり調整したりといった動きもしてくれるかもしれません。

    そうなると、各企業がプライバシーポリシーに書くのは自社のデータ扱い方針に関してだけになり、利用している広告テクノロジーに関して理解してもらうための情報はDDAIのサイトを参照するように指定できるようになりますね。

    そうすると、一般ユーザーさんもサイトごとにプライバシーポリシーを細かく確認しなくて良くなるのでいいですよね。

    また、これまで広告主企業の成果寄りだった(ように感じられる側面もあった)日本の広告テクノロジー業界が、少しずつユーザーのプライバシーにも気を遣うようになっていく、そのための大事な第一歩なのかもしれません。

    ◇◇◇

    DDAI、あまり話題にはなっていませんが、すごく良い動きだと思います。Web担でもいろいろと協力していきたいですね。

    この記事の筆者
    ユーザー 安田英久(Web担 編集長) の写真

    安田 英久(やすだ・ひでひさ)

    株式会社インプレスビジネスメディア
    Web担当者Forum 編集長

    プログラミングやサーバー、データベースなどの技術系翻訳書や雑誌『インターネットマガジン』などの編集や出版営業を経て、現在Webサイト 「Web担当者Forum」編集長。ビジネスにおけるWebサイトの企画・構築・運用と、オンラインマーケティングの2軸をテーマにメディアを展開してい る。

    個人としては、技術とマーケティングの融合によるインターネットのビジネス活用の新しい姿と、ブログ/CGM時代におけるメディアのあるべき姿を模 索し続けている。趣味は素人プログラミングと上方落語と南インドカレー。

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