Quantcast
Channel: Web担当者Forum
Viewing all 19485 articles
Browse latest View live

米国MarketoがAI搭載ソリューション「Marketo ContentAI」発表、顧客との関係構築へ

$
0
0

エンゲージメント(愛着心)マーケティングソフトの米国Marketoの日本法人、マルケトは、米国本社がAI(人工知能)を搭載したソリューション「Marketo ContentAI」を10月3日(米国時間)に発表した、と10月5日公表した。複数のチャネルで関連があるコンテンツを使って各顧客との関係が構築できる。オーディエンス(メッセージの受け手)にとって関連性が高いコンテンツを独自の方法で予測し、データ中心のコンテンツマーケティング計画の策定を支援する。

ContentAIは、ウェブサイト上のコンテンツを自動で分類し、AIを使用して各オーディエンスに表示する最適なコンテンツを決定する。これによってウェブサイト、モバイル、メールの各コンテンツが効果的にパーソナライズできるようになる。ContentAIのソリューションを活用するブランドは、従来のアプローチ方法と比べて平均75%近くクリック数が増加したという。Marketoの7-9月期の製品投入の一環でContentAIのさまざまな機能が利用可能になっている。


広告効果測定「ウェブアンテナ」と行動観察「ユーザグラム」で「AMP」計測タグ提供

$
0
0

デジタルマーケティング支援のビービットは、広告効果測定ツール「ウェブアンテナ」とデジタル行動観察ツール「ユーザグラム」で「AMP(Accelerated Mobile Pages)」の計測タグの提供を始める、と10月5日発表した。AMPの導入が進む中、対応するサイト上のユーザー行動も可視化できるようにした。AMPの仕様で作成したページは読み込み時間が減り、表示速度が高速になる。

AMPはモバイル端末でWebサイトを高速表示するためのフレームワークを提供するプロジェクトを指す。Googleが中心になって開発している。AMPページは任意のJavaScriptが使えないため、これまでウェブアンテナとユーザグラムはアクセスが計測できなかった。今回、専用のタグを用意することで計測可能にした。ただ「Safari」ブラウザは技術上の制約から計測の対象外となる。

トランスコスモスがアウトソーシングプラットフォーム「Work it!×CLOUD」を開発

$
0
0

ITアウトソーシングサービスのトランスコスモスは、多様な働き方に柔軟に対応し、時間や場所にとらわれることなく働くことができるアウトソーシングプラットフォーム「Work it!×CLOUD(ワークイットクラウド)」を開発した、と10月5日発表した。トランスコスモスのサービス形態の1つとして活用する。技術や経験を持っているものの、家庭の事情などで働き方に制約がある人材をパートナーに登録し、仕事とマッチングさせてさまざまな働き方を提供。仕事が柔軟に発注できる環境を構築する。Work it!×CLOUDを活用した顧客企業向けサービスを始める。

Work it!×CLOUDは、仕事を発注するトランスコスモス側と、受託側(パートナー)をつなぐプラットフォームとなり、仕事を依頼する際の契約、発注、検収、請求などの手続きが全てオンラインで完結する。登録時には本人確認や業務環境などを審査し、セキュリティや技術の担保を徹底しながら品質の高いサービスを提供できるようにする。まず、家庭の事情などで離職したトランスコスモスの元従業員や、取引実績がある個人事業主、小規模法人などに登録を促し、サービス形態の1つにして顧客企業に提案する。Work it!×CLOUDの外部への提供も検討する。

[ユーザー投稿] 【10/25(水)開催セミナー】過去事例で知る! 業種業態に合わせた炎上パターンとその対策 ~ネット・スマホ普及に伴う炎上傾向の変化~

[ユーザー投稿] 異なる文化、異なる感覚 ~英語でのタイポグラフィの問題 Part2~

[ユーザー投稿] 【ECサイト無料診断】ショッピングサーチ.jp商品掲載シミュレーションのご案内

SATORIがマーケティング自動化ツール「SATORI」で「Webプッシュ通知」の提供開始

$
0
0

マーケティング自動化ツールのSATORIは、同社が展開する同ツール「SATORI」で「Webプッシュ通知」の提供を10月5日に始めた、と10月6日発表した。導入企業は標準で利用できる。Webプッシュ通知はサイトからプッシュ通知を配信する方法で、サイト訪問者から通知許可を獲得すれば、自社サイトを訪れていなくてもブラウザに直接メッセージが届けられる。

匿名顧客にアプローチする強力な手法といい、オウンドメディア(自社所有ウェブサイト)を起点にマーケティングを実施する企業には有効になる。SATORIはこれまでも「Webポップアップ」「Webコンテンツパーソナライズ」「Web広告連携」などの機能で匿名顧客にアプローチする仕組みを提供してきた。Webプッシュ通知を投入することでさらに強化する。

行動分析ターゲティングツール「AIR TRACK」が「Twitter」広告とのデータ連携を開始

$
0
0

インターネット広告のサイバーエージェントは、広告技術開発を行う技術者横断組織のアドテクスタジオが位置情報を活用する行動分析ターゲティングツール「AIR TRACK」で「Twitter」とのデータ連携を始める、と10月6日発表した。Twitter広告に接触したユーザーが店舗や地点に来訪・来店したかの計測が可能になり、来訪・来店情報を利用したTwitter広告でのO2O(オンラインツーオフライン)マーケティングが実現できる。

AIR TRACKとTwitterの連携によって企業は、Twitterの特性を生かしたプロモーションの効果をAIR TRACKで計測・モニタリングして販促効果が高い施策につなげられる。Twitter広告接触者と非接触者の来店を比べて広告効果が計測できる。AIR TRACKはユーザーの行動経路や来店計測を基に、特定エリアを訪れたユーザーにターゲティング広告を配信する行動分析ターゲティングツール。位置情報でのTwitter連携は国内初という。


[ユーザー投稿] WEBサイトの運用・改善にお悩みはありませんか? 株式会社ヴィクシア

[ユーザー投稿] 「貴社のSEO正しくできていますか?」経営者や管理職が知っておくべきSEO×コンテンツセミナー【10月度】

[ユーザー投稿] 相鉄フレッサイン公式アプリ「FRESA(フレッサ) CLUB(クラブ)アプリ」をリリース ~O2Oアプリ作成プラットフォーム「GMOアップカプセルPRO」が採用~

[ユーザー投稿] ビッグデータ活用が始まりつつある匿名加工情報

[ユーザー投稿] 穂苅智哉のKUSANAGI高速セキュリティコラム第9回徹底解析!KUSANAGI利用事例から見る企業の課題と効果

売れればいいと思ってたら大間違い! 他部署への影響、何も考えてなかった……【第4回】 | LINE@で戦え! 空手マーケター春香

$
0
0

前回までのあらすじ

LINE@でアパレルショップの販促を担当するようになった、空手好きの新人マーケター春香。メッセージに加えてタイムラインを活用して「プッシュ&プル」のマーケティングを進め、売上に貢献できるようになってきた。しかし、その影響で社内にトラブルが……。

まず第1回から読む

ここから始まります
………

なぜかLINE@からの問い合わせが急に増えて

対応が追いつかなくて炎上してんだよ!
問い合わせって、サポートデスクが受け付けるんだ

LINE@のタイムラインが話題になって喜んでたけど

ここのことまでぜんぜん考えてなかった!
ここから始まります
ど どうしよう私のせいだ…

だから何回言わせるのよ! 

LINE@に載っていたあの赤いワンピースが欲しいのよ!

担当者に確認しますので…

この声は…あのお姉さんまた怒ってる!

私手伝います!

CSやったことあるの?

LINE@に載せた商品は私が一番知ってます!

お待たせいたしました

ワンピースは何種類かありまして、特徴を教えていただけますか?

Aラインでドット柄のワンピースよ!

LINEのロゴは緑色では…?しかもBOT柄とは…

どの「ライン」想像してんのよ

お前はLINEの回し者か?

もういいわ!

切れた

声だけだと分かりづらい…

2日前にLINE@に載っていたトップス…ですか

確認しますので折り返しお電話を…

あーこれか

LINE@になにが載ってるかなんて知るかよ

それ違うって!

メッセージのやつだって

わけわからん
ここから始まります
電話を取れるスタッフはたった3人

お客様から商品のことを尋ねられても答えを探すので手一杯…

まさかLINE@のせいでこんなことになるなんて

私はいったいどうすればいいの?

サポートデスクの様子どうだった?

LINE@からの問い合わせがいっぱいきてて

大変でした

私…ただLINE@から売り上げることしか考えてなくて…

そのせいで困る人がいるなんて

想像もしてなかった
……そうだね

売り上げが上がることはいいことだけど

急な変化で社内がトラブルにならないように連携をしっかりとらないといけないね

………はい

うーん…あのままじゃ多勢に無勢だな…

タイムラインの投稿減らす?

それってなんか違う気がするし…

おーい春香!

3人がけの演武をやるから手伝え!

ええ!?

ケガするじゃんシャレにならないよ

違う違う

俺がやるからお前は3人のうちの1人を頼む

なーんだ

今から対複数の演武をやる

よく見とけー

このあいだやられたお返しをするチャンス!※2話

よし

来い!
ここから始まります

はじめ!

囲んだ…

ヤアァ

そんな…

3対1なのに一瞬でやられるなんておかしくない!?

違うぞ春香

3人をいっぺんに相手している訳ではない

お前からはそう見えるかもしれないが

どういうこと?

相手が1人だろうと3人だろうと

対処の仕方は見ればわかるのだ

んも…

ムリ…

はあ……やってられん…

整体いいな…


え?電話じゃないんだ

今から予約大丈夫ですか?

はい、大丈夫です!

わっ 早!

どこかお疲れですか?

……心

あ、すいません、空手でアザつくっちゃって

大きな怪我をされていると当店では対応できかねます

もし差し障りなければそのアザの写真を送っていただけますか?

写真?

軽傷ですね、これなら大丈夫です
ここから始まります

今どきの整体店は進んでるのね…

ああ これは『1:1トーク』ですよ

『1:1トーク』?

1:1トークとは…

LINE@のアカウントに友だち追加してくれた方と

通常のLINEのように1:1でトークをすることができる機能

写真も送りあえる

複数人とも並行してトークできる

1:1ならうちみたいに電話やスタッフが少なくても

複数のお客様とやりとりできるんですよ

なるほど、テキストなら、相手が言ったことも残るしわかりやすい

写真を見ればもっと伝わる

対処の仕方は見ればわかる

3人がけのときお父さんは…

3人の構え…

すぐ突っ込んでくる切り込みタイプ

最初に倒す!

距離をとって攻撃してくる遠距離タイプ

二番目に倒す!

カウンター狙いの待ち伏せタイプ

攻めてこないから最後に倒す!

いっぺんに倒したように見えたけど

構えを見て素早く倒す優先順位を決めていたんだ…!

見ればわかる

電話ではわかりにくいこともテキストと写真なら

お客様のいいたいことが素早くわかるかも!

これだ…!
ここから始まります

だから

サポートデスクでもLINE@が使えるんです

テキストと写真で問い合わせが受けられます!

一度テストしてみませんか?

うーん……

LINEで営業時間外に質問されてもぼくたちは対応できないよ

時間帯で自動応答に切り替えられます

ご連絡ありがとうございます!ただいま営業時間外のため、詳細確認して明日10時以降に返答させていただきます!

そんな新しいことを始めたらもっと忙しくなるだけじゃないのか

ただでさえ電話回線がパンクしてるのに

あ……あの!

私がLINE@で掲載した商品をサポートデスクにお知らせします

そうすればLINE@を見てお問合せしてきたお客様にももっとスムーズに答えが返せると思います!

これからもっとLINE@のお客様を増やせると思うんです

サポートデスクのみなさんにもご協力よろしくお願いします!

LINE@から商品のお問い合わせができるようになりました!

トークからメッセージを送ってくださいね☆
ここから始まります

翌日

LINE@からさっそく問い合わせが来てる!

〇〇店で買った靴の修理はできますか?

可能です。他店でも修理を承っております。

ありがとうございます。

1:1トークだと急ぎの要件とそうじゃない要件がわかって対応の優先順位が決めやすいな…

しかもお客様の返事を待ってる間に他の回答できるのね

思ったより問い合わせの文章も簡潔なのね

LINEに慣れてるんだな

電話より

このボトムの色違いで茶色はありますか?

あ!LINE@の今日のタイムライン投稿の商品だ

画像あると全然違うな!

ひと目でわかるってスゴイ

LINE@の担当の子が先に情報くれるから助かるわね

数日後

あの…

お問い合わせはどんな感じでしょうか…

おお!見てくれ

電話も静かになったろ?
ここから始まります

1:1トークからの問い合わせが増えて

対応に時間がかからなくなってきたよ!

君が前もってLINE@の内容を教えてくれるから

回答を待たせることもかなり減ったしね

そうそう

よかった……

面白いなと思うのはなかなかお客さんって本音を言ってくれないのに

チャットだといってくれるんだよね

ちょ ちょっと!

あなたこれはないわよ

このトップスのレースかわいいですよね

透けてるとこだけ日に焼けそうw

それわかるー

お客様にこの言い方はないんじゃないの?

LINEのトークならこれくらい普通ですよ

課長なんか言ってあげてくださいよ!

ええ?LINEか…若い子の方がうまいんじゃない?

お客様ですよ?いくらなんでも失礼じゃないですか?

俺もこれはないと思うわ

でもこっちの方がノッて返してくれるし……

おい!LINEでの話し方ってどうすればいいんだ?

………

第5回は11月公開予定

この記事の筆者

LINE株式会社 / LINE Business Partners株式会社 (監修)

LINE@(ラインアット)とは

ビジネスや情報発信に活用できる【会社/事業者向け】のLINEアカウントです。セール、クーポン、商品の魅力などをお客様のLINEへ発信することができます。開設は無料で、有料プランへ切り替えると様々な機能が拡張されます。

LINE@の申込はこちら(開設無料)

LINE@の事例集はこちら

蒼田 山(漫画)

漫画家。コミック版ザ・ゴール、ザ・ゴール2(ダイヤモンド社)、決算書速習教室シリーズ(PHP)のマンガを担当。

小林有希(アパレル監修)

フリーランスライター。新卒時から8年間、株式会社レナウンにて企画業務(マーチャンダイザー、バイヤー)に携わり、2016年4月に退職し独立。

谷口マサト(原作)

LINE株式会社にてコンテンツ制作を担当。制作一覧はこちら▼
http://news.livedoor.com/zenryoku/

プラス、再春館製薬所、ハウス食品のデジタル改革 ―― デジタルネイティブ時代の組織づくり | Web広告研究会セミナーレポート

$
0
0

デジタルが生活の一部となった今、企業が取るべきコミュニケーション施策にも変化が求められている。6月月例セミナー第二部は、「これからのデジタルマーケティングを推進していく組織体制づくり」をテーマに、オフィス空間・家具・文具のプラス、化粧品の再春館製薬所、食品事業のハウス食品グループ本社が登壇し、各社の取り組みを語った。

デジタルネイティブ時代に求められる変化とは

モデレーター
合同会社フォース 代表
増井 達巳 氏

Web広告研究会は、2017年度の活動指針となるWAB宣言として「企業デジタルネイティブ時代」を掲げている。

このWAB宣言には、デジタルが生活の一部になった現代、「生活者だけでなく、企業としてもデジタルを特別視することなく、当たり前のこととしてコミュニケーション施策を考えていくべきだ」という意図が込められている。

こうしたWAB宣言を背景に、モデレーター増井氏は、社内の変化や顧客の様子から、どのようにデジタルを意識しているのか、パネリストに問いかけた。

プラス株式会社
ファニチャーカンパニー
マーケティング統括部 担当部長
五十嵐 香織 氏
株式会社再春館製薬所
ドモホルンリンクル事業部
WEB統括マネジャー
中島 公平氏
ハウス食品グループ本社株式会社
広告統括部
デジタルコミュニケーション課長
魚野 結 氏

五十嵐氏:オフィス家具をネット販売するオフィスコムというグループ会社がある。ネットで家具が売れることで社内の理解が深まり、今年からWebファーストで新しいことをやろうという追い風が吹いてきている。

中島氏:ここ3年で大きく変わった。ドモホルンリンクル(化粧品)の最初の接点である無料お試しセットのWebの新規申し込みは、3年前は4割程度だった。現在はWebの申し込みが急増し、7割以上がWebからとなっている。既存のお客様も、半分以上がスマートフォンやWebが接点となっている。お客様の中心は30~40代だが、80代のお客様でもスマートフォンを使っている。

魚野氏:ハウス食品の主要なお客様は20~40代の女性だが、普通にスマートフォンを使って情報を収集している。テレビCMなども出しているが、それだけでは届かないこともあり、デジタルネイティブな時代になったことを感じている。

増井氏:世代を超えてデジタルが浸透しており、年配の方もデジタルを使っている。デジタルネイティブの議論は世代をセグメント化すると捉えられがちだ。しかし、そうではないことがみなさんの話からわかった。生活者は、いつでもどこでも、オンラインとオフラインの境界を意識せずに行き来している。

では、デジタルネイティブ時代、企業にはどのような変化が求められているのだろうか。

中島氏:弊社は、テレビCMを打ってフリーダイヤルに電話してもらうモデルが成功していた時代があり、その成功体験から脱却しきれていない部分がある。新たなデジタルのプロモーションについては手探り状態のため、試行錯誤しながらやっていくしかないと考えている。

五十嵐氏:B2Bのお客様には、決裁する人と情報収集している人の2通りがいる。情報収集者が集めた資料や情報を決裁者が見て問い合わせするなど、B2Bならではの行動があるため、それに合った施策を包括的にやっていく必要がある。

魚野氏:少し前に広報と広告の違いを議論していたのと同じように、テレビCMやWeb広告など、手段の話をしても仕方がない。お客様に何を伝えるのか、お客様がどのような情報を求めているかなどをよく見れば、どのメディアを使うのか、どのようなコミュニケーション手段を取るのかが見えてくる。このように考え方を変えていかなければ、お客様とコミュニケーションが取れないと考えている。

増井氏:企業側は、オンライン・オフラインのすべての企業活動で垣根なく顧客とつながっている状態を作らなければならない。顧客接点やコミュニケーション施策でデジタルを意識するのではなく、自然にデジタルを取り込んでいく必要がある。統合マーケティング部(第一部 三井住友カードの講演)などの横串で統合的に施策を行う組織が必要となってきている。

各社のデジタルマーケティングの課題

増井氏:デジタルマーケティングで成果を上げていくうえで感じている課題について話してほしい。

魚野氏:これまで、弊社は多くのテレビCMを投入することで売り上げを上げてきた。経営層やマーケティング部門は、CMによる成功体験を持っているので考え方をなかなか変えられないのが課題。デジタルを使うことでどのようなKGIやKPIになり得るのか、丁寧に説明するようにしている。

中島氏:我々は社内でデジタルがわかる人間が1人もいない状態から始めているため、デジタル業務を担える人を呼ぶことから始めている。最初は5人くらいだったデジタル業務の人材を各部署に所属させ、周囲の人材を育ててデジタル業務を担える人を増やしていった。

現在は、現場企画の50人中30人くらいがデジタル業務を担えるようになり、経営にも声が届くようになっていると思う。また、中途採用による強化も大きな軸となる。今は、40歳前後でデジタルに20年間くらい関わっている人材は、柔軟性を持ちつつ、勘と経験と度胸で物事を進められ、経営にもダイレクトに意見できるようになっている。

増井氏:変化が進まない理由や課題が組織体制にあるということは、私がまだキヤノンにいたときに参加した「ブランドサミット2013」のラウンドテーブルでも多く挙げられていた。デジタルを推進する組織が強くなっていくためには、人的なリソースが非常に重要で、社内や上司の理解や協力も必要となる。

デジタルマーケティングで成果を上げていく上で感じる課題
アドビ、宣伝会議調査「マーケティング活動に関するアンケート」

五十嵐氏:社内デジタル分野の知識とスキルについては、まだまだ十分ではないが、他部門への説明、理解してもらうための活動などが必要だと感じている。自社の強みを含め、あらゆる部署の人からヒアリングを行い、お客様視点でWebコンテンツマーケができないか探っている。

増井氏:デジタルの側がデジタルのことを話そうとすると、非デジタルの側にデジタルを意識させてしまうのかもしれない。中島さんのようにデジタルの人材を各部署に配置したり、五十嵐さんのように各部署から話を聞いたりするように、デジタルの側が従来のメディアやマーケティング手法に関心を持ち、溶け込むように意識を変えていく必要がある。

目指すべき組織とはどのようなものか

増井氏:日経BPコンサルティングが2017年3月に行った「デジタル・アナログ領域のマーケティング施策実態調査(第3回)」では、デジタルとアナログを組み合わせた施策の実施が増え、その効果が上がっている。一方で、予算はデジタルよりもアナログのほうが増えている。予算の面での苦労はあるのか。

中島氏:テレビCMの効果が以前ほどはなくなっていることは明確。その分の予算がデジタルに回ってくれればいいが、そうはなっていない。

増井氏:これからのデジタルマーケティングを推進していく組織体制はどうあるべきだと考えているのか。実際、どのようなことに取り組んでいるのか。

五十嵐氏:マーケティング活動を横串にして、さまざまな組織から情報を吸い上げられるような体制にしなければならないと感じている。

特に営業とは頻繁にコミュニケーションを取る必要があると考えており、各営業マンのさまざまなスキルをナレッジとして取り入れ、コンテンツマーケティングで確度の高いお客様を獲得できるよう、営業と連携できる組織が必要ではないかと思う。

魚野氏:我々の組織は、広告だけでなく、各事業会社のデジタルコミュニケーション全般の統括や管理、教育も行っており、インフラの整備や運用も行っている。そのうえで、通常のデジタルコミュニケーションの企画・制作、運用も行っているため、人数がどんどん増えてきている。

社内でしっかりと人材を育てる必要はあるが、将来に向けて組織の機能を増やすのではなく、与件を整理しながら、社内と社外を組み合わせて柔軟にデジタルマーケティングを推進していく組織にしていきたいと考えている。

中島氏:まだ勢力を拡大していく途中なので具体的な組織のイメージはまだないが、初期に着手したこととして、社内にアナリストを置いたことは非常に大きかった。まだ、デジタルの人材が少なかった頃は、PDCAのDしかできていなかった。

施策の効果検証をすることから始めるために、アナリストの育成から着手した。そのために担当者を1人決めて、東京からデータサイエンティストを招いて集中的に勉強させた。1年後には、分析チームのリーダーとしてエンジニアや代理店の分析チームを率いて、スピーディにPDCAを回せるようになっている。この成功事例を広げていきたい。

増井氏:第一部でも話されていたが、マーケティング・ツールなどの基盤とデザインの距離をなるべく縮めて、その輪が重なるような体制が望ましい。

五十嵐さんの言うように社内の啓蒙も行わなければならない。そのときは、相手がわからないデジタルの言葉で発信するのではなく、相手の立場を考えてヒアリングに行って、わかりやすい言葉に翻訳してあげるなど、デジタルの側から溶け込んでいくような活動が必要となる。

中島さんの話は、社内アナリストがいることで的確な成果判断ができるようになり、それによって高速にPDCAを回して、その実績をもとに社内啓蒙ができるような体制が作られつつあるということ。

魚野さんの話は、生活者のデジタルの利用頻度が上がるなかで、デジタル施策をボーダレスにマーケティングに溶け込ませるためには、キャンペーンのような集中型ではなく、継続的に施策を行う必要があるということ。柔軟性、発展性、継続性のある組織体制を作るためには、オーケストレーションを活用することが有効だと思う。

それぞれに組織の規模やチャネルの違いがあり、大きなヒントを得られたと思う。最終的に推奨する体制の答えは出ないが、興味深い話を聞けたパネルディスカッションになったと思う。

Web広告研究会サイト掲載のオリジナル版はこちら:「プラス、再春館製薬所、ハウス食品のデジタル改革 ―― デジタルネイティブ時代の組織づくり」2017年6月23日開催 月例セミナーレポート 第2部


Movable Type 7をいち早く体験できるデベロッパープレビュー提供開始。本リリースは2018年4月予定

$
0
0

CMSツールを提供するシックス・アパートは、CMSプラットフォームMovable Type 7を2018年4月にリリースすると発表し、Movable Type 7の機能をいち早く体験できる(デベロッパープレビュー)を公開した。

Movable Type 7では、「コンテンツタイプ」という新しい機能を搭載し、より運用しやすいコンテンツ管理を実現するという。

新しいMovable Type 7では何ができる?

Movable Type 7では、具体的には次のようなことが可能となる。

コンテンツタイプという新機能を搭載することにより、アーカイブマッピングの柔軟性や多様性は従来のままで、より自由にコンテンツをデザインして管理できる。もちろんMTタグも利用できる。

たとえば、次のようなイベント情報ページでは、開催日・会場・説明文・講師情報などの要素が必要になる。

いままでは、必要な情報をすべて「本文」に入れる必要があった。

Movable Type 6と7の機能を比較した図

しかし、講師情報というコンテンツタイプを一度作成してしまえば、別のイベントページでもこの講師情報を再利用できるわけだ。

できることをまとめると次の通り。

  • さまざまな情報をすべて本文に入れる必要がなくなる
  • 「エントリー」「ページ」以外の名称をつけられる
  • タイトルを必須としないコンテンツが作れる
  • プラグインやアドオンなしでコンテンツタイプが作れる
  • 特定のメディアアセットの参照ができる
  • 使い回しができるコンテンツの管理がしやすくなる

コンテンツタイプの導入で、マルチデバイスの対応や他メディアへのシンジケーション、Data APIを利用してアプリやサイネージへの配信などが可能となる。

開発中の管理画面

本発表に際し同社は、200人規模のカンファレンス MTDDCを開催。キーノートに登壇した同社取締役 CTOの平田大治氏は、Movable Type 7開発にかける意気込みを次のように語った。

シックス・アパート取締役 CTO 平田大治氏

2016年に会社がスリムになったことがきっかけで、出社しないテレワークという働き方「SAWS」を導入しました。このことにより開発スピードが増しました。

皆さまの期待に応えられるように、より安全で使いやすいMovable Type 7の開発を進めていきたいと思います。

Movable Type 7は2018年4月にソフトウェア版とクラウド版を同時リリース予定で、それに先立ち1月にベータ版をリリースするという。

この記事の筆者

四谷志穂(Web担当者Forum 編集部)

物流企業で営業兼Web担当者を経て、Web担当者Forumの編集者となる。企業Web担当者時代の経験を活かして、読者目線の記事をお届けしていきたい。一日の至福のときは、仕事終わりのビールと枝豆。

マーケターって幸せな仕事!数字や戦略の前に大切にしたい3つの意識 | Half Empty? Half Full?

$
0
0
ライオン株式会社 コミュニケーションデザイン部 CXプランニング室 内田佳奈氏

はじめまして! ライオン株式会社の内田と申します。このたびWeb担当者Forumにて、私の関わるデジタルコミュニケーション施策について発信する連載を始めることとなりました。

まだまだヒヨっこなので毎日が挑戦の連続ですが、そのなかで苦労していることなども紹介する予定です。よろしくお願いします!

今回は私の自己紹介も含めて、“これまで歩んできたキャリア”と“マーケターとして大事だと思うこと”を綴りたいと思います。変遷が早く選択肢も多様な業界ですので、これからのキャリア形成をお考えの方に、微力ながらお役に立てれば嬉しいです!

私は現在、「キレイキレイ」や「Ban」、「hadakara」といったブランドのデジタルマーケティングを担当しています。所属しているチームは、ライオンでは珍しく過半数が中途採用メンバーで構成されています。実は私もライオンに入社してまだ2年半なんです。

新卒で入社したのは、DMPやデータ分析サービスなどを提供しているツールベンダーでした。そこで約5年にわたってデータ分析の基礎を学ばせていただき、その後デジタルマーケターとしてライオンの門をくぐることとなりました。

でも、最近は「デジタルマーケターって何だろう」と、よく考えます。私が会社から求められていることは、“デジタルという手法を上手に使いながら”生活者とコミュニケーションを取ること。デジタルは一手法でしかなく、大事なことはもっと別にあるような気がします。

それではここで、僭越ながら、私がこれまで大事にしてきた軸を振り返りながら「デジタルとかマスとか関係なくマーケターとして意識する大切なもの」について考えたいと思います。本当に、超僭越ながら。

大事にしていること①――人の役に立っているか

さかのぼること7年前、私は大学で法学を学んでいました。新卒入社したのがデータを扱う会社だったので理数系出身と思われがちなのですが、本当はド文系なんです。

そんな私が、就職活動でIT業界を志しました。しかも入社したのは社員数50名ほどのベンチャー企業だったので、周りの友人からは「大丈夫なの?」と心配されました。でも私自身はまったく不安ではなかったんです。

それは、私の仕事選びの基準が、これまで学んできたものにこだわらず、「人の役に立てるか」というところにあったからです。

人の役に立つこととは、もう少し噛み砕くと、人々の生活がちょっとよくなることでした。そして、お役に立つことができる最大人数を狙うにはIT業界が最適なんじゃないか、そんな風に考えたのでした。

ツールベンダーを選んだのは、そのポジションの面白さが理由です。広告主が伝えたいことを広告代理店が施策に落とし込み、生活者に届ける過程で、客観的に「ちょっとよくなるための」アドバイスができると感じました。それが、数字を扱うツールベンダーに魅力を感じたポイントでした。

大事にしていること②――生活者を誰よりも大事に想う

ツールベンダーではコンサルティング営業に従事しました。広告主側の多くのマーケターにお会いして感じたのは、日本のデジタルマーケティング業界でもっとも意識されているのはCPAだということ。綿密な統計分析も、高度なアドテクノロジーも、すべては費用対効果を高くするために使われていました。

そんなとき出会ったのがライオンでした。彼らは、「CPAにはこだわりすぎなくてもいい。効率化よりも、生活者の気持ちを動かす施策を実施することを大切にしたい」と言いました。

いつも議論するのは、費用対効果ではなく生活者のインサイトでした。その仕事が、私に大きな影響を与えたことは言うまでもありません。生活者のことを考えてコミュニケーション施策を設計する側にまわりたい、そして世の中にもっとハッピーなブランドコミュニケーションが生まれてほしい。そんな風に思いました。

大事にしていること③――ひとを巻き込む(修行中)

ライオンに入社して2年半、たくさんの喜びと苦労がありました。これまではマスコミュニケーションを主軸としていたライオンがデジタルにも注力し始めた転換期なので、ときには摩擦もあれば、理解が得られないこともあります。

それでも数字はおもしろい。生活者の考えや悩みが少しずつ見えてくるので、社内関係者の意識が少しずつ変わっていきます。そして、生活者自身から反応が得られたときの喜びはひとしおです。

なかでも一番嬉しかったのは、マンガ「3月のライオン」とのコラボ企画でした。詳しくは下記をご参照ください。

商品ではなく、コーポレートブランディングに取り組んだのは初めての経験でした。やってみて感じたのは、生活者だけでなく社内の人間も巻き込むコミュニケーションデザインの能力が必要だということです。これは修行中の身なので、次回以降に改めて書きたいと思います。

人間として誠実な姿勢でいられるかどうか

さて、ここまでのキャリアを振り返りながら、そのときどきで重要な指針となった私の軸を並べてみました。

① ひとの役に立っているか
② 生活者を誰よりも想う
③ ひとを巻き込む

この3つの大切な軸が根底にあって、その上に手段であるデジタルが存在するように思います。そしてこの軸は、日々のコミュニケーション施策を考える際にとても役に立つのです。

きっと、手段を超えて、生活者とコミュニケーションを取るうえで、「人間として誠実な姿勢でいられるかどうか」が、マーケターとして大事なことなのではないでしょうか。つくづく、マーケターの仕事は楽しく幸せなものだなと思います。

デジタルという名称にとらわれることなく、すべての宣伝担当者が人間らしくコミュニケーションデザインできますように!

これにて第1回目は終了です。次回より、実際に私が行っている施策について解説していきたいと思います。ご意見やご感想、今後聞いてみたいことなど、何かご要望がございましたらぜひ教えてください!

この記事の筆者

内田 佳奈(うちだ かな)

ライオン株式会社 宣伝部 デジタルコミュニケーション推進室

京都出身。立命館大学法学部卒業。2010年にWeb解析ベンダー会社へ入社し、営業およびデータ分析業務に従事。2014年にライオンへ入社。宣伝部にて、デジタルコミュニケーションを主軸におきながら、オウンドメディアの運用やマス・デジタル横断型のコミュニケーション設計に携わっている。

伝説のプロバイダーマップ再び!? インターネット マガジンが1号だけ復刻 | 編集長ブログ―安田英久

$
0
0

今日は、『インターネット マガジン』の話題を。インターネット創世記に「プロバイダー接続マップ」やダイアルアップの「話中度調査」などで人気を博した雑誌が、1号だけ復活するのです。

その名も『iNTERNET magazine Reboot』!

すでにアマゾンで先行予約の受付を開始してまして、「ビジネス・経済 > IT > 情報・コンピュータ産業」のジャンルで2位など、人気です。

なぜWeb担でインターネットマガジンを紹介しているのか。単にインプレスから出るからだけではありません。実は、Web担と密接な関係があるのです!

どう関係しているかは後で説明するとして、まず今回の『iNTERNET magazine Reboot』がどんなものか、紹介しますね。

トピックとしては、これから拡大するインターネット新世紀と言える新しいトレンドとして、

  • AI
  • 音声認識AIスピーカー
  • ブロックチェーン
  • シェアリングエコノミー
  • IoT
  • x-Tech(FinTech、MediTech、ArchiTech、AgriTech、TransTech)
  • フェイクニュース
  • デジタル広告の健全化
  • ICO
  • ハイパージャイアントGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)とディスラプター(Netflix、Uber、AirBnB)

などを技術・社会・ビジネスの観点から解説します。

また、インターネットの偉人である次のような人たちのインタビューやコラムも掲載しています。

  • 村井純氏
  • ジョン・マルコフ氏
  • 古川享氏

さらに、特別付録として、次のようなものも付いています。

  • 『インターネットマガジン創刊号』(1994年)復刻版
  • 旧インターネットプロバイダー接続マップ(折り込みポスター)
  • インターネット進化マップ(折り込みポスター)

「あの時代の懐かしいインターネット」を少しだけ振り返りながら、「これからのビジネスの基礎となる新しいインターネット」を理解できる内容ですね。

INTERNET Watchでも特設コーナーを開設

90年台のインターネットを加速させた伝説の雑誌

月刊誌『インターネット マガジン』(正式表記はiNTERNET magazine)は、日本でインターネットの商用利用が始まる前からインターネットの情報を発信していた雑誌で、90年台半ば~後半にはインターネットに接続したいという人がみんな買っていた、伝説の雑誌なのです。

いまの若い方はご存じないと思いますが、当時は接続プロバイダーを選ぶのも大変だったんですよ。

「どのプロバイダーがどの上位プロバイダーとつながっていて、回線が太いか」なんて、今は考えることないですが、それが重要だったので、商用ネットワークサービスプロバイダー接続マップというのが人気でした。

また、当時のインターネットは常時接続ではなく電話回線を使ったダイアルアップだったので、「どの時間帯にどこのプロバイダーは電話回線が話し中でつながらないのか」を実際に調べた「回線話中度調査」なんてデータも重要でしたね。

そうした情報や、常に出てくる新しい技術やソフト(ネットスケープナビゲーター、ユードラ、CU-SeeMe、ICQなどなど)の情報は、みんなインターネット マガジンで得ていたものです。

Web担当者Forumとも深いかかわりがあるインターネットマガジン

実はこの『インターネット マガジン』、Web担当者Forumの親というか祖先だったりします。

安田が2003年~2004年にインターネットマガジンの編集をしていて、そこで「SEO」「リスティング広告」「CMS」「ブログ」「ユーザビリティ」「アクセス解析」「ホスティング」などの情報を扱っていました。

で、「ここらへんのトピックって、実はつながっているよね」ということで、インターネットマガジンの休刊後にWeb担が生まれることになったのです。

だから、インターネットマガジンがなければ、Web担は存在しませんでした

そうした経緯もあり、今回の復活版(1号限りですけどね)はインプレスグループ全体で制作を進めているのですが、実はWeb担の部署が発行主体になっています。

◇◇◇

「うわー、プロバイダーマップ懐かしい!!」という方は、雑誌の中身を見て「むむ、今のインターネットって、こんな風にビジネスに絡んでるのか」と知ってください。

「インターネットマガジン? 何それ?」という人は、これからの日本のビジネスを創っていく人たちです。ぜひ、本書で最新の動きとビジネスへの活用をイメージしてくださいませ。

この記事の筆者

安田 英久(やすだ・ひでひさ)

株式会社インプレス
Web担当者Forum 編集長

プログラミングやサーバー、データベースなどの技術系翻訳書や雑誌『インターネットマガジン』などの編集や出版営業を経て、現在Webサイト 「Web担当者Forum」編集長。ビジネスにおけるWebサイトの企画・構築・運用と、オンラインマーケティングの2軸をテーマにメディアを展開してい る。

個人としては、技術とマーケティングの融合によるインターネットのビジネス活用の新しい姿と、ブログ/CGM時代におけるメディアのあるべき姿を模 索し続けている。趣味は素人プログラミングと上方落語と南インドカレー。

毎日1000記事を30分でチェック! 情報収集の達人が実践する時短テクニックとは? | 先週のWeb担まとめ記事

$
0
0
2017/09/30~2017/10/06

Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 26本とニュース記事 14本です。

忙しい人のためのこの記事の使い方:
  • 上のほうから内容をざっとチェックする
    重要なものほど上の方に置いてあります。
  • 背景が黄色の部分をざっとチェックする
    要チェックのものは色を付けてあります。

今週の担当は、西です。

今回の要チェック記事セミナー | 求人情報 | 人気記事 | 解説記事 | ニュース
毎日1000記事を30分でチェック! 情報収集の達人が実践する時短テクニックとは?

Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?

  • 「毎日1000記事をたった30分でチェックする情報収集術。その時短テクニックを運営堂の森野さんに聞いた」が630いいね! と注目を集めました。

    運営堂の森野さんは、毎日1000記事からWebマーケター向けの情報を30記事厳選してメルマガで配信してくれています。継続するには「歯磨きくらいの時間でできる」のが望ましいのだとか。情報収集の時短テクニックや習慣化するポイントは必見です。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2017/10/04/26906

  • 「ショップ写真vsインスタグラマー写真どっちが売れる? ハンドメイド通販で売上10倍UPの事例紹介」も230いいね! と人気でした。

    プロのカメラマンに撮影してもらった商品写真からインスタグラマーさんの写真に変更したら、なんと売り上げが10倍に! 一体どこに秘密があったのか。3つの視点で分析します。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2017/10/03/26866

  • 「10万ユーザーの利用分析からわかった『データから価値を生みだす企業』の3つの特徴」は、「【レポート】デジタルマーケターズサミット2017 Summer」の記事。

    マーケティングのデジタル化には、データをもとに顧客を理解し、効果的な施策に活用していくことが欠かせません。Ptmindの安藤氏が明かす、データから価値を生み出す企業が行っているツール選びやデータ運用方法とは?

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2017/10/04/26843

  • 「2年連続でCMS国内シェアNo.1と評価された『HeartCore』の魅力とさらなる進化」が公開されました。

    Webサイトは「カスタマーエクスペリエンス(CX)」を最重要視する時代を迎えています。ジゾンの上位版CMS「HeartCoreCXM」では、カスタマーエクスペリエンス管理機能やAI機能を搭載。その魅力に迫ります。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2017/10/05/26853

Web担の姉妹サイトもお役に立てるはずです。
ECの現場で売上アップを目指す方には
ネットショップ担当者フォーラム
データセンター(iDC)に携わる方には
クラウド&データセンター完全ガイド
企業内情報システムのお仕事をされている方には
IT Leaders
ソフトウェア開発者の方には
Think IT

セミナー/お知らせ要チェック | 求人情報 | 人気記事 | 解説記事 | ニュース
LINE&Twitter広告、BtoBマーケ、集客施策などセミナー・イベント7件(大阪あり)

※「先週のニュース記事」の「イベント/セミナー」欄ユーザー投稿でのセミナー告知もご覧ください。

LINE&Twitter広告(10/26、大阪)

最新のLINE&Twitter広告活用セミナーを、アイレップが10月26日(木)に大阪で開催します。参加費無料。

http://www.irep.co.jp/press/release/2017/20170927.html

中小企業のWebマーケティング(10/15、大阪)

売れるWebサイトとは? 中小企業向けのWebマーケティングセミナーを、デジタルハリウッドが10月15日(日)に大阪で開催します。参加費無料。

http://school.dhw.co.jp/school/osaka/event/event104.html

BtoBのWebマーケ設計と分析(10/16)

BtoB企業において成果に寄与するWebマーケティング設計と分析手法を解説するセミナーを、環が10月16日(月)に新宿で開催します。参加費無料。

https://kan-net.doorkeeper.jp/events/65612

BtoBのデジタルマーケ10の実践シナリオ(10/17、大阪)

予算がない状況でも、デジタルマーケティングをスモールスタートから実践している企業の事例を紹介するセミナーを、パワー・インタラクティブが10月17日(火)に大阪で開催します。参加費無料。

http://www.powerweb.co.jp/seminar/seminar20171017.html

​CSR/CSV情報発信(10/17)

CSRエンゲージメント調査の結果発表と、CSR/CSV情報発信による価値創出の考え方を解説するセミナーを、メンバーズが10月17日(火)に虎ノ門で開催します。参加費無料。

https://marke.members.co.jp/20171017.html

認知・集客・広告のポイント(10/17)

Webにおける失敗しない集客施策のノウハウを解説するセミナーを、Ginzamarkets・アライドアーキテクツ・ロックオンが共同で10月17日(火)に恵比寿で開催します。参加費無料。

https://sns4biz.com/seminar/3966

アプリのUI/UX改善(10/19)

スマートフォンアプリで最高のユーザー体験を提供するための施策を解説するセミナーを、アイリッジが10月19日(木)に赤坂で開催します。参加費無料。

https://iridge.jp/news/201709/16015/

Web担当者向け新着求人情報
要チェック | セミナー | 人気記事 | 解説記事 | ニュース

先週の人気記事 要チェック | セミナー | 求人情報 | 解説記事 | ニュース

Web担で先週公開された記事のうち、「今回の要チェック」に次いでアクセスが多かった記事です。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • イベント・セミナー
    デジタルマーケティングの基礎・実務を学ぶ集中講座、第11期「企業Web担当者 初級講座」11/30~12/1
  • 海外&国内SEO情報ウォッチ
    グーグルはやればできる子! 医療・健康・お金などのサイトで順位変動、信頼性アルゴリズム更新か【SEO記事12本まとめ】
  • ウェブサイト運営のためのスマートフォン撮影テクニック(全4回)
    ウケるスマホ写真は構図が命!? 代表的な3つの構図とInstagramで人気の構図とは(第4回)
  • Moz - SEOとインバウンドマーケティングの実践情報
    コンバージョンレート最適化(CRO)で犯しがちな6つのミスとその対処法(前編)
  • 単発記事
    「プレバズのKPI化」「話題化を軸にした商品設計」マクドナルド足立氏が明かすマーケティングのツボ
  • 編集長ブログ―安田英久
    サードパーティクッキーって何だっけ? 今さら聞けないHTTP Cookieのキホン
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2017/10/03/27016
    by 安田英久(Web担 編集長)
  • Web広告研究会セミナーレポート
    そのLTVは顧客目線ですか? 三井住友カードのCX再創造とデジタル改革
  • ニュース記事
    Instagramの月間アクティブユーザー数は2000万人。ユーザーの8割がビジネスアカウントをフォロー
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2017/10/04/27058
    by 四谷志穂(Web担編集部)

先週の解説記事 要チェック | セミナー | 求人情報 | 人気記事 | ニュース

Web担の解説記事には、ウェブサイトをビジネス活用したい人向けの情報がたっぷり詰まっています。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • ネットショップ担当者フォーラム ダイジェスト
    メガネスーパーが「EC関与売上」をKPIに設定し、決算短信で公開した理由
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2017/10/03/27037
    by 瀧川 正実(ネットショップ担当者フォーラム)
  • 衣袋教授の新・Googleアナリティクス入門講座
    どの集客チャネルが売り上げを稼いでいるのか? ECサイトの成果をGAで分析する【前編】[第56回]
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2017/10/05/26978
    by 衣袋 宏美(株式会社クロス・フュージョン)
  • いちばんやさしいコンバージョン最適化の教本(全7回)
    サイトの課題を解決するには? コミュニケーションを変えるか、サイトを変えるか #7
  • デジマラボ出張所
    MA使い方上級編。Marketoで仮説データをいれてシナリオ設定したまとめ
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2017/10/05/27036
    by BITAデジマラボニュース
  • 先週のWeb担まとめ記事
    オウンドメディアのSEO事例: 記事数を1/3に減らして質向上→トラフィックが29倍に!
  • Web担人気記事ランキング
    検索流入が20倍超! コンテンツを量より質に転換したニフティのSEO改善
  • ユーザー投稿記事 by コマースリンク株式会社
    【11/16(木)東京開催】SEO・SEMの最新手法を学ぶデジタルマーケティング実践講座(参加無料)
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社パワー・インタラクティブ
    Googleのデータビジュアライズツール「Googleデータスタジオ」の使い方を基本から解説したマニュアルを無料公開
  • ユーザー投稿記事 by KAN (株式会社 環)
    データサイエンティストの即戦力を育成!「データサイエンティスト塾」第二期開講
  • ユーザー投稿記事 by 伏見正輝
    メルマガ開封率を3倍に上げるために絶対に押さえておくべき3つのポイント
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社フィードフォース
    【無料セミナー】10/25(水)Criteoだけじゃない!注目のダイナミック広告Logicad徹底解剖セミナー
  • ユーザー投稿記事 by AQUENT Inc.
    【10月26日大阪開催】サイトリニューアルで押さえるSEOのポイント
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社ホットリンク
    【10/25(水)開催セミナー】過去事例で知る! 業種業態に合わせた炎上パターンとその対策 ~ネット・スマホ普及に伴う炎上傾向の変化~
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社アイアクト/星さくら
    AI時代に「働き方改革」だけでは生き残れない

先週のニュース記事 要チェック | セミナー | 求人情報 | 人気記事 | 解説記事

大手のニュース媒体では紹介されない、ホームページの企画・構築・運営や、ウェブマーケティング関連のニッチなニュース記事ならWeb担で。

編集後記

まだニンテンドースイッチを買えていません。目当てのシリーズが出る12月までには手に入れないと!(西)

Web担の編集後記も毎月末に更新してますので、よろしければご覧ください:
http://web-tan.forum.impressrd.jp/editors_note

[ユーザー投稿] 国内UX第一人者 黒須正明先生による連載コラム第六回「ERMによるUX評価とUXD」

Viewing all 19485 articles
Browse latest View live




Latest Images