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Webマーケッター瞳の第10話は「裏切り」/人気記事ランキング2013-2-2~2-8 [Web担アクセス数上位ランキング] | Web担当者Forum

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アクセス数上位ランキング

2013年02月02日~2013年02月08日の、Web担でアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?

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  3. [ セミナー開催実践マニュアルセミナー開催実践マニュアル の記事一覧へ ]
    失敗しないセミナー当日運営(持ち物リスト&司会台本サンプル付き)/セミナー開催マニュアル3

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  5. [ 衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座 の記事一覧へ ]
    サイト訪問者はどこから来ている? 地域の精度はどれぐらい? 「地域」レポートを正しく活用しよう [第40回]

  6. [ 【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン3【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン3 の記事一覧へ ]
    私は反対です!/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン3・第8話

  7. ホームページ・ビルダー17でWordPressサイトはどこまで作り込める? 制作会社の仕事は奪われる?

  8. [ 【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン3【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン3 の記事一覧へ ]
    セクハラ上司に天罰を!/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン3・第5話

  9. [ 【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン3【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン3 の記事一覧へ ]
    大切なもの/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン3・第7話

  10. [ 【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン3【漫画】Webマーケッター瞳 シーズン3 の記事一覧へ ]
    選択と集中/【漫画】Webマーケッター瞳シーズン3・第6話

※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

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オリジナル記事:Webマーケッター瞳の第10話は「裏切り」/人気記事ランキング2013-2-2~2-8 [Web担アクセス数上位ランキング] | Web担当者Forum
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勘違いコンテンツマーケティングに喝! - 2/2~2/8のWeb担の記事まとめ [先週のWeb担まとめ記事] | Web担当者Forum

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先週のWeb担まとめ記事

Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 19本とニュース記事 19本です。

忙しい人のためのこの記事の使い方:
  • 上のほうから内容をざっとチェックする
    重要なものほど上の方に置いてあります。
  • 背景が黄色の部分をざっとチェックする
    要チェックのものは色を付けてあります。

今週の担当は、安田です。

[今回の要チェック記事]↓セミナー・お知らせ | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
勘違いコンテンツマーケティングに喝!

Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?

  • 「その“コンテンツマーケティング”、筋違いですよね? など10+4記事」は、「海外&国内SEO情報ウォッチ」の記事。

    今週のトップストーリーは、今週のトップストーリーは、勘違いコンテンツマーケティングに喝を入れた、渡辺氏による記事。「雑誌編集者視点でのコンテンツの考え方」を解説しています。

    ほかにも、グーグル公式の検索エンジンとサイトの基本を学ぶサイトや、SEOに関する17個のよくある質問と答えなどの情報をお届けしています。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/08/14639(今回の記事を読む)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/3723(バックナンバーを見る)

  • 「ファン獲得の救世主!? 新型ページいいね! 広告、12月のリーチ率低下など6つの最新ネタ」は、「そのまま会議に出せる!Facebookネタ」の記事。

    今月は、新型広告「Page Like Ad(ページいいね! 広告)」、12月に再び起こったリーチ率低下、友達間の情報検索を便利にする「Graph Search」、新しいタイムラインへの移行、メッセージングアプリ「Poke」、Facebookの世界での普及度などのトピックを解説しています。今週も、ダウンロードして会議資料などに利用できるFacebook動向レポートをどうぞ。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/04/14575(今回の記事を読む)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/6817(バックナンバーを見る)

  • 「Eコマースサイトでロイヤル顧客を増やすためのインタラクティブなカスタマー・エクスペリエンス」の記事も公開されています。

    カスタマー・エクスペリエンス特集の第3回として、Eコマースサイトにおいてカスタマー・エクスペリエンスを向上させ、顧客にとって望ましい形で購買に進んでもらい、ロイヤルティを向上させるための手法を解説しています。サービス販売とアパレルのEコマースサイトの事例ですね。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/05/14364(今回の記事を読む)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/7073(バックナンバーを見る)

  • 「サイト訪問者はどこから来ている? 地域の精度はどれぐらい? 『地域』レポートを正しく活用しよう」は、「衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座」の第40回記事。

    ユーザーがどこからアクセスしているのかを知るには「地域」レポートを使います。ただし、そのデータがどんな風に作られていて、精度がどれぐらいなのかは理解しておくべきでしょう。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/07/14614(今回の記事を読む)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/6342(バックナンバーを見る)

Web担の姉妹サイトもお役に立てるはずです。
データセンター(iDC)に携わる方には
データセンター完全ガイド
レンタルサーバーに興味のある方には
クラウド&サーバーホスティング完全ガイド
企業内情報システムのお仕事をされている方には
IT Leaders
ソフトウェア開発者の方には
Think IT

[セミナー・お知らせ]↑要チェック記事 | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
モバイル・ソーシャル・レスポンシブ・O2Oなどセミナー情報6件

※「先週のニュース記事」の「イベント/セミナー」欄ユーザー投稿でのセミナー告知もご覧ください。

モバイル&ソーシャル(2/28)

「モバイル&ソーシャル Executive 2013」と題した、マーケティングに携わる責任者や経営者向けのセミナーイベントを、日経BP社が2月28日(木)にニューオータニで開催します。参加費は2万8,000円。

http://expo.nikkeibp.co.jp/moso/2013ex/

ソーシャル+クラウド+スマホ(2/15)

代理店・顧客・従業員向け会員サイトでコミュニケーションを活性化させるノウハウや事例を語る「ソーシャル x クラウド x スマートフォンで変わる! 企業間コミュニケーション活性化セミナー」を、スカイアークとシックス・アパートが2月15日(金)に原宿で開催します。参加無料。

https://www.sixapart.jp/seminar/sa/2013/01/22-1537.html

Facebook運営&ソーシャル活用事例(2/22)

企業のFacebook運営における7つのTipsや@niftyのソーシャルメディア活用事例などを紹介するセミナーを、富士通が2月22日(金)に浜松町で開催します。

Facebookページ運営の落とし穴、SNS風評チェック、スマホ対応&ソーシャル連携CMS、@niftyのFacebookページ運営ノウハウなどの内容。参加無料。

http://jp.fujitsu.com/solutions/crm/web-integration/seminar/20130222.html

レスポンシブWebデザイン(3/9)

「レスポンシブWebデザインの今と未来」と題し、レスポンシブWebデザインのパフォーマンスチューニングやワークフロー、ツール、デザイン手法を解説するセミナーをSwapSkillsが3月9日(土)に大井町で開催します。参加費は2月19日までの申し込みで6,300円。

http://swapskills.info/doubbble/09.html

マーケティング・テクノロジーフェア(2/27・28)

「マーケティング・テクノロジーフェア」が2月27日(水)と28日(木)に池袋サンシャインシティで開催されます。デジタルマーケティング・ダイレクトマーケティングなどの各種ソリューションを集めたセミナー+展示会のイベントですね。UBMジャパン運営。

http://www.tfm-japan.com/

O2O(2/26)

「O2Oマーケティング最前線」と題し、O2O(オンライン・ツー・オフライン)をネットショップや流通業、施設運営者向けに解説するセミナーをナビットが2月26日(火)に神保町で開催します。参加費は5,000円。

http://www.navit-j.com/press/sem130226_2.html

先週の人気記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↓解説記事 | ↓ニュース記事

Web担で先週公開された記事のうち、「今回の要チェック」に次いでアクセスが多かった記事です。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • 企業ホームページ運営の心得
    街場のWeb活用論。本当の便利は利用者が知る
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/06/14606
    by 宮脇睦(有限会社アズモード)
  • 編集長ブログ―安田英久
    御社は大丈夫? 公開前のはずの重要情報がWebサイトから漏洩、CMSの公開予定でもダメな場合がある?
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/02/05/14598
    by 安田英久(Web担 編集長)
  • SEOmoz - 検索マーケティングのニュース&テクニック
    リンクビルディング入門:ほぼ完全なリンクガイド(ペンギン・アップデート対応版)リンク調達 編
  • Web広告研究会セミナーレポート
    6億人に迫る中国インターネット人口、オンラインに大きくシフトする中国の企業広告のいま

先週の解説記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↑人気記事 | ↓ニュース記事

Web担の解説記事には、ウェブサイトをビジネス活用したい人向けの情報がたっぷり詰まっています。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    ヤフーが広告ソリューション刷新 「プロモーション広告」「プレミアム広告」で中小ECの利用促進を強化
  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    ヤフー+ローソンが食材宅配「スマートキッチン」開始 スマホ・タブレットで注文可能
  • 日本ネット経済新聞ダイジェスト
    楽天 カニや鮮魚など生鮮食品の海外販売開始 第1弾は香港旧正月向け販売 4店舗が参加
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社メタフェイズ
    【Webサイトご担当者様必見!無料セミナー】Webサイト構築で成功する企業が実践するノウハウを伝授!
  • ユーザー投稿記事 by Priodep
    名古屋開催!はじめてのGoogle アナリティクス入門講座、5月25日開催決定!
  • ユーザー投稿記事 by Priodep
    <3/16 福岡> Google アナリティクス実践講座<初級編> ~ビジネスを成功に導くアクセス解析の導入と成功事例
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社ブレインネット
    【無料 / SEOセミナー】 激動のSEO(SEOは終わった?外部SEOはNG?) 今「実際に」、「本当に」やるべきことは何か? 現状・実情をしっかり把握し成果を上げるSEOセミナー
  • ユーザー投稿記事 by 日本ベリサイン SSL製品 セミナー事務局
    情報漏えい対策セミナー
  • ユーザー投稿記事 by ビルコム株式会社 
    スマホ×プッシュ配信で来店促進!新O2Oサービス
  • Web担アクセス数上位ランキング
    ページ表示スピード分析ブックマークレットが950ブクマ/人気記事ランキング2013-1-26~2-1
  • 先週のWeb担まとめ記事
    950ブクマと人気のサイト表示速度チェックかんたんツール - 1/26~2/1のWeb担の記事まとめ

先週のニュース記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー・お知らせ | ↑人気記事 | ↑解説記事

大手のニュース媒体では紹介されない、ホームページの企画・構築・運営や、ウェブマーケティング関連のニッチなニュース記事ならWeb担で。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

編集後記

この週末ずっと、Web担のCMS内のデータ構造を整理してました。1万4000記事以上あると、こういう作業も大変ですな……(安田)

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楽天ブックス 書籍を翌日配送に 遅れればお詫びに5%のポイント付与 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

楽天は1月28日、運営する書籍販売サイト「楽天ブックス」で取り扱う書籍、CD、DVDのうち、約70万点を翌日に届けるサービスを開始した。翌日配達するのは関東・甲信越・北陸・東海・関西地域。楽天は昨年から出店者向けサービスとして物流支援サービスを準備。昨年夏から「楽天ブックス」の商品も自社の物流体制で取り扱っている。システムを大幅に改修することで、多くの商品を広い範囲で翌日配達することが可能になったとしている。

対象地域内において「楽天ブックス」内の対象商品を午前中に注文した場合、当日中に出荷し翌日に注文商品を届ける。午前中に注文したのにもかかわらず、翌日に届かない場合はお詫びポイントとして通常購入の5%相当となる「楽天スーパーポイント」を付与する。

書籍販売のサービスを強化することで、先行するアマゾンを追いかける。また、書籍など自社商品の配送を「あす楽」に合わせたサービスにすることで、出店者向け物流支援サービスのアピールにもつなげていく。

・プレスリリース
http://corp.rakuten.co.jp/news/press/2013/0128_02.html

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

→日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

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カスタマー・エクスペリエンス向上とコスト削減を同時に実現する顧客対応サービスのポイント [カスタマー・エクスペリエンス特集] | Web担当者Forum

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カスタマー・エクスペリエンスは顧客とのコンタクトポイント全体で改善していくものです。ここでは、サポート情報サイトやコンタクトセンターにおける顧客対応の側面で実施できるエクスペリエンス向上の仕組み作りを解説します。

カスタマー・エクスペリエンス向上はコストがかかるもの?

企業がカスタマー・エクスペリエンスを向上させることで他社との差別化を図ろうとすると、今まで以上のコスト負担が必要となり、その実行において多くの悩みを抱えることになります。

特に企業と顧客の重要な接点である、顧客対応部門(カスタマー・サービス)の領域においては、顧客の高い要望に応えつつ、カスタマー・エクスペリエンスを向上させ、同時にコストを削減させていくことが求められています。

ここでは、このような企業の状況を踏まえ、製品やサービスを利用する顧客自身による自己解決率を向上させて顧客対応業務の品質向上と効率化を進めることで、顧客に「感動体験」を提供しつつ、同時にコスト削減を実現するポイントについて解説します。

顧客対応が良ければ55%が他人に勧め、
悪ければ86%が二度と買わなくなる

営業マンが顧客に売り込みの電話を掛けると、嫌がられるものです。

しかしコンタクトセンターには、顧客はわざわざ電話やメールでコンタクトしてきてくれます。その重要な機会を活用して顧客の期待値を超える体験(エクスペリエンス)を提供することで、顧客にその企業のファンとなってもらうための取り組みや工夫が、すでに多くの欧米企業で始められています。

また、世界的なインターネットの爆発的普及と、スマートフォンやタブレットPCに代表されるインターネットへの接続デバイスの普及、そして、ソーシャルメディアでのリアルタイムでの情報共有といった環境の変化により、消費者はますます発言力を持ち、かつ消費者から企業への期待値は高まる一方にあります。

このような状況を理解するために、大変興味深い調査結果があります。米国の調査会社であるHarris Interactive社が2011年に実施したアンケート結果では以下のような報告がなされています。

  • 86%の消費者が、嫌な顧客対応を受けたらその企業からは買わない(他の企業に切り替える)と回答
  • 26%の消費者が嫌な顧客対応を受けたことをソーシャルメディアで投稿したことがあり、そのうち79%は苦情を無視されていたことがあると回答
The 2011 Customer Experience Impact (CEI) Reportより
米国在住の18歳以上の2291人を対象にオンラインで調査、調査期間は2011年9月19日~21日

この結果が示す通り、企業の顧客対応部門(カスタマー・サービス)は今まで以上に顧客とのより良い関係性を構築していくことが求められていることがわかります。顧客対応が悪かったことをソーシャルメディアで投稿するという点については、昨今のTwitterやFacebookなどの普及に伴い、企業が注視すべき点だと言えるでしょう。

また一方で、この調査では、

  • 86%の消費者が、より良いカスタマー・エクスペリエンスにより多くのお金を支払う

という結果も報告されており、カスタマー・エクスペリエンスの向上は、企業の収益に直結する重要事項となっていることを示しています。

顧客対応部門でサービスを改善しつつコスト削減するのは無理?

従来の顧客対応部門(カスタマー・サービス)の対応について考えてみましょう。

以下に示す図をご覧ください。コンタクトセンターの受付時間を示しています。例として、平日・週末ともに午前10時に受付を開始して18時には受付を終了し、サポートチャネルは、電話・電子メールの2つとします。

この場合、企業が顧客に対して顧客対応(コンタクトセンター業務)を提供している時間は、全体のわずか33%となります。メール対応は、受付は24時間可能ですが、返信はコンタクトセンターが稼働している時間内での対応となるため、対応時間外とみなすことにします。

コンタクトセンター運営に関わる方の多くがご存じかと思いますが、従来、企業が顧客対応の品質や満足度を向上させようとする際に、主に企業では次の2つの取り組みが検討され、実行されてきました。

  • コンタクトセンターの稼働時間の拡大

    これは、それぞれ異なる顧客の生活時間帯にできるだけ合わせるために、受付時間を予算が許す限り延長し、対応しようとするものです。

    問い合わせたいときにコンタクトセンターが営業しているということは顧客にとっては喜ばしいことかもしれませんが、その運用コストは確実に増加します。企業が熾烈な業界の競争に生き残り、事業を継続していくために、莫大なコンタクトセンター運営費用をかけながら長時間の顧客対応を提供していくことは非常に困難が伴うことと言えるでしょう。

  • 顧客対応時間内の取り組み

    顧客対応時における、CRMシステムやCTI連携などツール導入による作業効率化、対応内容のモニタリングによる対応品質のチェックとその改善のための研修などです。

    コンタクトセンター運営の歴史の多くは、この「受付時間内で、いかにして生産性と応対品質を向上させるか」の取り組みであったと言っても過言ではありません。

    しかしながら、この分野については、すでに多くの企業のコンタクトセンターが主要な取り組みを行っている状況にあり、劇的なカスタマー・エクスペリエンス向上やコスト削減を期待することは難しいと言わざるを得ないでしょう。

顧客対応部門でのカスタマー・エクスペリエンス向上のポイント

では、カスタマー・エクスペリエンスを向上させながらコスト削減を実現するにあたり、具体的に企業が取り組まなければいけないことは一体何でしょうか?

その答えは、顧客が求める情報を、顧客が求めるタイミングで(コンタクトセンターの受付時間に左右されることなく)入手してもらうための新しい対応チャネルを設けることです。そのチャネルとしては「ウェブセルフサービス」を用意する、つまりコンタクトセンターに電話をかけるのではなくWebサイト上で情報を調べて問題を解決できるようにすることが、非常に有効な手段なのです。

前出の図にあった、コンタクトセンターが稼働していない67%の時間外に「ウェブセルフサービス」を提供し、企業側の都合で33%の時間しかカバーできていない顧客対応を実現することで、コストを増やすことなく顧客対応を改善できます。

また、顧客を「ウェブセルフサービス」へと積極的に誘導して自己解決を促すことで、いつでもどこでも顧客が知りたいこと・解決したいことが確認できるようになります。顧客自身による解決を向上することで、コールセンターの待ち時間がなく顧客満足度を向上させながら、コスト削減ができるのです。

顧客対応でカスタマー・エクスペリエンスを向上させコストを削減する4つのポイント

では、今回のテーマに立ち返り、顧客対応の側面でカスタマー・エクスペリエンスを向上させながらコスト削減を実現するうえで重要なポイント4つについて解説します。

  1. ナレッジベースの構築
  2. ナレッジベースを活用した顧客向けウェブセルフサービスの提供
  3. ナレッジベースを活用した内部スタッフ向けナレッジの提供
  4. マルチチャネルへの対応

1. ナレッジベースの構築

「ウェブセルフサービス」で顧客自身による自己解決率を向上させるには、企業や商品・サービスで用意しているサポートサイト/ヘルプページへ積極的に顧客を誘導し、自己解決を促すことが必須です。

仮に1件の電話/メール対応コストを1,000円とした場合、1日1000件の対応が可能なコンタクトセンターは、1か月(30日)にすると月額3,000万円のコスト負担が必要となってきます。

しかし、顧客が何か困ったときに確認するチャネルとして、企業や商品・サービスで用意しているサポートサイトやヘルプページへと顧客を積極的に誘導し、自己解決を促すことで、仮に1日300件の電話やメールを削減できるとすると、それで削減できるコンタクトセンターの費用は月額900万円、年間にすると約1億万円ものコスト削減が実現します。

しかし、積極的にウェブセルフサービスへ顧客を誘導しても、そこに掲載されているコンテンツが役に立たなかったりコンテンツが足りなかったりすれば、顧客は問題を解決できずコンタクトセンターに電話をかけてしますます。そのため、カギとなってくるのが「ナレッジベース」の構築と活用です。

ナレッジベースとは、「形式知としての文書やコンテンツを格納するデータベース」で、

  • よくある問い合わせとその回答(FAQ)
  • トラブルシューティングの手順
  • 操作マニュアル
  • 取扱説明書

などの情報を格納したものです。とはいえ、ただ情報を詰め込むだけでなく、その分野に不慣れな人であっても、既知の解決法の中から問題の解決策を見つける手段を提供するものである必要があります。

ナレッジベースを構築するにあたっては、日々顧客から受け付ける電話やメールの問い合わせ内容を分析し、顧客が知りたい、解決したいと思っている事柄に対する“コンテンツ”や“アンサー(答え)”をナレッジベース内に充実させなければなりません。

すでに多くのコンタクトセンターでは、顧客からどういった問い合わせがあったのかを「問い合わせのカテゴリ別」「製品カテゴリ別」「問い合わせの根本原因別(質問、苦情、要望、障害など)」ごとに集計・管理していることでしょう。これらのデータを活用し、たとえば問い合わせの多いカテゴリからアンサー(答え)を用意するようにしていきます。

また、サポートサイトやヘルプページにアクセスした顧客が、どういったカテゴリをクリックしているのか、どんなキーワードを使って情報を検索しているかをしっかりと記録しておくことも大切です。その情報を分析することで、顧客が調べたいと思った事柄を把握し、それらを解決できるアンサー(答え)を用意していくことで、より事故解決率を高められるからです。

逆に、ナレッジベースで過去のアクセス履歴などを確認し、使われていないナレッジ(役に立たないナレッジ)は無効化/削除していくなど、本当に役に立つもの・顧客にとって本当に必要なナレッジの精度を上げていくことが、ウェブセルフサービス率を向上させるために必要な取組みです。

また、ナレッジベースはウェブセルフサービスだけで利用するものではありません。顧客向けに公開しているアンサー(答え)をコンタクトセンターなどで電話/メール対応するオペレーターも実際の顧客対応時に利用するようにしておきます。もしアンサー(答え)がないために対応に苦慮した場合は、その質問に対するアンサー(答え)を追加で作成(もしくは既存アンサーの内容の見直しを)するように、スーパーバイザー(SV)やナレッジマネジャーに対して提案するプロセスを導入することも、役に立つナレッジベース構築のための重要な方法です。

2. ナレッジベースを活用した顧客向けウェブセルフサービスの提供

顧客が知りたい・解決したいと思っている事柄に関するナレッジベースを構築したら、そのナレッジをサポートサイトやヘルプページを通じて顧客に提供します。

しかし、ただ公開するだけでなく、顧客がコンテンツやアンサーを探すときに、必要なものをより見つけやすいようにすることが、自己解決促進には欠かせない要素です。

一般的なサポートサイト/ヘルプページのよくある問い合わせ一覧は、担当者が片手間で順番を並び替えているだけだったり、または古いナレッジをそのままにしていたりするケースが目立ちます。それでは顧客はせっかくサポートサイト/ヘルプページにアクセスしても、欲しい回答がすぐに探し出せない、もしくは見ても役に立たないアンサーばかりで結局コンタクトセンターに問い合わせをせざるを得なくなり、不満足な経験を強いられてしまいます。

そこで重要になってくるのが、サポートサイト/ヘルプページにおいて、アンサー(答え)が役に立つ順に常に並んでいる(または動的に並び変わるようにする)ことです。よくアクセスされる(見られる)といった視点だけでなく、時間的な要素も加味し、その瞬間瞬間で本当に顧客が知りたいと思っているアンサー(答え)ほど上位に表示されるといった工夫が必要です。

また、

  • 顧客が理解しやすいカテゴリ分けにする
  • 探しやすい検索機能を提供する(過去の検索の履歴から他の検索キーワードを自動的に表示させるなど)
  • 顧客が閲覧したアンサー(答え)に対する関連する問い合わせを同時に表示させる

といったことも、よりサポートサイト/ヘルプページ上での顧客の利便性を向上させます。

さらには、アンサー(答え)を見ても解決に至らず、やむを得ず問い合わせフォームから問い合わせをするような場合でも、まだできることはあります。

というのも、顧客が問い合わせフォームに入力した問い合わせ内容、つまり実際に顧客が問い合わせたいと思っている事柄をその場で言語解析し、その問題を解決できる可能性があるアンサー(答え)をシステム的な提案回答として提供すると、そこで問題を解決できることもあるため、「ウェブセルフサービス」率を向上できます。

問題解決を促す方法は、ほかにもあります。それは、サイトを訪れた顧客がどういったところでうまくいかずに離脱していっているのかを把握して、そのシーンにあらかじめ解決策を示したり、問題を解決できる情報に誘導したりすることです。

たとえば、あるEコマース企業が顧客のサイト導線を分析したところ、うまくログインできず、結果としてショッピングに至っていない顧客が多いということをつきとめました。それに対するソリューションとして、サービスのトップページやヘルプページに「ログインにお困りの方へ」や「初めての方へ」といったリンクを設置し、想定される問題へのアンサーを充実させました。その結果、コンバージョン率(サイトを訪れたユーザーのうち実際に購買につながった割合)を上昇させることができたのです。

3. ナレッジベースを活用した内部スタッフ向けナレッジの提供

構築したナレッジベースは、電話やメールといった顧客対応の際にも威力を発揮します。ナレッジが充実していれば、コンタクトセンターにおける、

  • 平均対応時間(AHT : Average Handling Time)の短縮
  • 平均後処理時間(ACW : After Call Work)の短縮
  • 一次解決率(FTR : First Time Resolution)の向上

が見込まれ、コンタクトセンターの生産性が格段に向上するため、結果としてコスト削減に大きな効果がもたらされます。

4. マルチチャネルへの対応

ナレッジベースの構築でコンタクトセンターの生産性が上がることで、たとえばチャット対応といった新たなチャネルを設けることも可能となり、カスタマー・エクスペリエンスをさらに向上させる攻めの一手を打つことができます。

これまでの顧客対応チャネルといえば、標準的には

  • 電話
  • メール

ですが、いよいよ日本でも、

  • チャット対応
  • ソーシャルメディア対応

が一般的になろうとしています。電話やメール、ウェブセルフサービスに加え、チャットやソーシャルといった、従来はなかった顧客対応チャネルを提供し、いつでも顧客が好むチャネルで欲しい情報が得られるようになれば、それは顧客にとって満足度の高いエクスペリエンスとなります。

あらゆる顧客接点のカスタマー・エクスペリエンスを考えていく

顧客の企業や商品・サービスに対する期待値が上がる一方の今日、企業と顧客のコンタクトポイントにおけるカスタマー・エクスペリエンスを向上することは、顧客に感動体験を与え、より良い関係を築き、結果として、企業における収益の改善・強化につながるものです。企業の重要な戦略の1つだといっても過言ではありません。

しかし “カスタマー・エクスペリエンス” vs. “コスト”の問題は、企業にとって避けて通れないものです。ナレッジベースを構築し、そのナレッジをサポートサイト/ヘルプページを通じて顧客に提供し、顧客自身による解決を向上させることができれば、顧客満足度を向上させながら、同時にコスト削減が可能となるのです。

またそのナレッジベースをコンタクトセンターでも活用することで、顧客に対して的確な対応ができ、かつ、コンタクトセンター業務の更なる生産性の向上が可能となり、ここでもコスト圧縮が可能となるのです。

企業としてのカスタマー・エクスペリエンス向上を考えたときに、従来の顧客接点(店舗やコンタクトセンターなど)のみの改善にとらわれるのではなく、ヘルプページやサポートサイトにも目を向け、「ウェブセルフサービス」を通じて顧客にとって本当に“役に立つ”コンテンツを提供し、またそれらをナレッジベース化することで、顧客にとっても企業にとっても望まれる効果が生まれるのです。

またナレッジベースを活用し、新たな顧客接点に取り組むことで、さらなる「感動体験」を提供でき、顧客との関係性をより深めていくことができるのです。

佐藤祐子

日本オラクル株式会社 RightNow事業本部 シニアクライアントサクセスマネージャー

佐藤涼一

日本オラクル株式会社 RightNow事業本部 シニアクライアントサクセスマネージャー

企業のカスタマー・エクスペリエンス向上とコスト削減を同時に実現する「Oracle RightNow CX Cloud Service」を導入したクライアント企業に対し、売上向上や競合差別化、業務効率改善といったクライアントのビジネスゴール達成に向けたコンサルティング、支援を行っている。

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オリジナル記事:カスタマー・エクスペリエンス向上とコスト削減を同時に実現する顧客対応サービスのポイント [カスタマー・エクスペリエンス特集] | Web担当者Forum
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Googleアナリティクスで良いレポート(報告書)を作るには、どうすればいいですか? [誰もが受けたい!アクセス解析5分クリニック] | Web担当者Forum

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誰もが受けたい!アクセス解析5分クリニック
丸山先生
医者:丸山先生(35歳・男)
当クリニックの代表。
来栖あきら
研修医:来栖あきら(25歳・男)
イケメンの研修医。
綾瀬ゆい
研修医:綾瀬ゆい(25歳・女)
優しい天然ボケの研修医。

ここ「アクセス解析5分クリニック」には、Webサイトについてさまざまな悩みを抱えた患者が、毎日のようにやってくる。研修医の来栖と綾瀬はデコボココンビだが、院長の丸山先生がとにかく名医。たった5分ですべての悩みを解決する!というのだ……。(登場人物紹介を詳しく見る

※今回は筆者からのお知らせがあります。

今回のお悩み
Googleアナリティクスで良いレポート(報告書)を作るには、どうすればいいですか?

理想のレポートとは

最近、アクセス解析レポートに何を書いていいかわからなくなってきたんだ。

私も! 改善案もないし時間もないし。もうこれ以上、どこを見たらいいやら……。

2人とも、レポートの作成に困っているようだね。そういえば、今までレポート作成については触れてこなかった。今日はちょっとしたコツを伝えよう。

まず結論から先に言おう。理想のレポートとは、報告相手が望むものを考え、その目的を叶えるレポートだ。相手によって内容は変わるし、「これが正解」というものはない。

……そんな言葉で作れるなら、私達はとっくにやっていますよ!

結局、アクセス解析が難しいのは、そうやって根本論みたいな話が多いからです。もうちょっと、ぼく達が真似できるような話が聞きたいです。

ごめんごめん。確かに理想論だけど、それを外してはいけないので、まず伝えたんだよ。でも、それだけでは先に進めないよね。今日はもっと簡単な1つのコツを伝えよう。

アクセス解析レポートによくある3つの誤解

コツを伝える前に、よくある3つの誤解を解いておこう。2人は、なぜアクセス解析レポートをうまく書けないのだと思う?

うーん、もう書くことがなくなったというか。新しいネタがないのですよ。数値に変化もないし。

見るところも多すぎて、手がかりもないし、どこを新しく見たらよいのやら。

2人とも「新しいネタ」があることが大切だと思っているのだね。それが1つ目の誤解だ。

でも、毎回同じレポートを出したら、がっかりされます。改善案を出さないと。

いや、改善案を出す必要はない。それが2つ目の誤解だ。

でも、改善案もなく、「なぜ悪いのか」の報告もなければ、ぼく達のお仕事はなくなりますよ。

その「なぜ悪いのか」が3つ目の誤解なんだ。多くの人がレポートから“悪い原因”を特定しようとするけど、それは良くない。まとめてみよう。

よくあるレポート作成3つの誤解
  1. 新しいネタが必要
  2. 改善案が必要
  3. 原因を特定しなくてはならない

この3つの誤解があると、2人のようにどこかで行き詰まるし、間違ったレポートになってしまう。実は、上記3つがなくとも、十分に満足してもらえるアクセス解析レポートを作れるんだよ。

レポートの目的は「気づいてもらうこと」

まず、アクセス解析レポートの目的を1つに絞ったほうがよい。それは「気づいてもらうこと」だ。

「気づいてもらうこと」ですか?

そう。たとえば、「1月1日~1月10日の期間はアクセス数が少なかった」とか。気づきだよね?

でも、それを報告したら、きっと突っ込まれますよね? 「なぜ少なかったんだ!」って。

来栖君、さっきの3つ目の誤解にハマっているよ。「なぜ?」ではなく「何が?」を選ぼう。ぼく達は「何が少なかったのか?」という事実を把握することが大切なんだ。

他の週と比べて、「1月1日~1月10日は、Googleからのアクセスが少なかった」など、事実を調べるのですね。

そう。「比較」が中心だ。それを詳細に調べているだけで、時間もかかるし、立派なレポートになるよ。

でも、それでは改善案につながりませんよ。

綾瀬さん、「改善案」は2つ目の誤解だったね。まずは「気づいてもらうこと」を中心に考えよう。後述するけど、それでも十分満足してもらえる。

でも、たとえば数値が変化しないときがありますよね。そういうときに書くネタがなくて困るのです。

1つ目の誤解「新ネタ」にハマっているよ。本当に変化していないのだろうか? 細かく見れば、たとえばキーワードの順位が変化してるかもしれないよ。詳細に事実を調べることが大切だったね。

でも、そんな報告では怒られますし、仕事がなくなりますよ。

そこがポイントだ。

不況のなかで、数値が変化してないならば、サイト自体は良いのかもしれない。施策の結果、SEOの順位が変わったならば、今は変化がなくとも、これからよくなるのかもしれない。でも、こういった予測や結論めいたことは、プロのアナリストでもない限り、自分たちだけ判断するのは危険だ。

つまり、自分だけで結論を出さずに、まず事実を報告しろと。

最近あったケースを話そう。

「仕事をしているぞ!」アピールのために、すごく色やグラフがキレイなレポートを持ってきた人がいた。しかし、そこには把握しなければいけない数値が入っていなかったため、報告会の参加者は「改善案」を考えることができなかった。したがって、その人のレポートの評価はすごく悪かった。作成の時間は、かなりかかっただろうにね。

なんか、私のことを言われているようです。

だからこそ、さっきの3つの誤解を戒めて、参加者に「気づき」を与えるレポートを揃えることに注力するんだ。「何かに気づいてもらおう」という気持ちでレポートを作ったら、必ずおもしろい数値が入ることになるよ。なぜなら、自分でも疑問に思うからだ。「これって、一体何が増えているんだろう?」って。

つまり、事実を詳細に突き詰めて、“会議の参加者が何かに気づくレポート”を作ることが大切なのですね。

参加者にとって「新しい気づき」があるミーティングは評価される。それは必ずしも新ネタを入れることだけではなく、まずは今の事実を詳細に伝えることなんだよ。

まとめ

良いレポートが作れなくて困っている人はたくさんいる。その場合、以下3つの誤解をしていることが多い。この考え方をしていると、特に初心者は行き詰まってしまうことがある。

よくあるレポート作成3つの誤解
  1. 新しいネタが必要
  2. 改善案が必要
  3. 原因を特定しなくてはならない

レポートを作成する場合は、会議参加者に「気づき」を与える気持ちで作ろう。なるべく事実を詳細に調べ、突っ込まれても「何が」変化したのか報告できるようにするんだ。

2人は勘違いしていたけど、会議参加者が満足するのは、プレゼンのような立派なグラフを見たり改善案を聞けるからではない。何かの「新しい気づき」を与えてもらうからなんだよ。

長い付き合いになればなるほど、そういった「新しい気づき」を与えてくれる人は重宝される。確かに、プロのコンサルタントで、事実を基に、すごい改善提案をする人もいる。しかし、「スマートフォンのアクセスが毎月増えている」というだけでも、新しい大きな気づきなんだよ。

まずは「事実に基づく気づき」を与えることに専念してみよう。それだけで、きっと、今までと違う目でレポートを見てもらえるはずだ。

(今回は、考え方の説明のため、処方箋はお休みです)

筆者からお知らせ【今週末(2/15)にイベント開催!】

筆者が運営する「ウェブ担当者通信」から、新年会とセミナー開催のお知らせです。

■「2013年 心と身体を美しく!初めての新年会」開催
http://webtan-tsushin.com/seminar/20130215ny.html

ウェブ担当者通信では2月15日(金)に、渋谷で新年会を開催します。食事だけでなく、倉園佳三さん・森野誠之さんをお招きし、2人からお話を聞く予定です。

ウェブ担当者通信では昨年末に、2012年振り返りのアンケートを行ったのですが、そのなかで一番話題に上がっていたのが「忙しくて時間がない」という問題でした。一方で「GTD」という海外のエグゼクティブからも注目されるタスク管理手法があります。そのGTDのタスク管理を、クラウドで行える「Nozbe」というソフトウェアがありますが、このソフトウェアの日本唯一のマニュアル本を作成されたのが、倉園 佳三さんです。

今回は、その倉園さんから最新のタスク管理の秘訣、GTDにはとどまらない「タスク管理」のお話しをお聞きする予定です。

また、「運営堂」としてニュースまとめなどで活躍されている森野誠之さんからは、「ニュースまとめの裏話」をお聞きします。

どうすれば、莫大な最新情報を整理し、対応できるのか? ウェブ担当者の方が、ふだんの仕事から離れて楽しく飲める会にしたいと思っています。

■「中小企業向けウェブ運用担当者PROになる プレセミナー2/15」開催
http://webtan-tsushin.com/seminar/20130215bs.html

ウェブサイトで大切だと言われるPDCA。2013年はどのようにPDCAに取り組むかが大切だと思います。同じく2月15日に、私と運営堂森野氏により、PDCAの最初のとっかかりである、「問題解決力アップ」のセミナーを開催します。

このセミナーは、一般のセミナーと異なり、「“あなたのサイト”が教材になる」「あまり人数を集めずに、そのかわりしっかりサポートする」「課題が出るので、必ず前進できる」という特徴があります。

今回はプレオープンで価格も割安で、オンライン参加も可能です。詳細はリンク先を御覧ください。

※キャラクターイラスト(来栖、綾瀬):「コミPo!」にて制作

丸山耕二(ホームページ診断クリニック.com)
株式会社ウェブジョブズ代表。大手SIERのシステムエンジニア、SEOコンサルティング会社を経て独立。現在はアクセス解析を中心とした成約率アップコンサルティング業務や、WEB担当者向け通信講座「ウェブ担当者通信」を主催。2009年よりGoogleアナリティクス英語版の認定資格(GAIQ)を取得。難しいアクセス解析を楽しく伝えるをモットーに“Web業界の池上彰”を目指し活動中。

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最大の敵「身内」を巻き込め/【漫画】四葉幸のハッピーオウンドメディア第5話 [マーケ企画部 四葉幸のハッピーオウンドメディア] | Web担当者Forum

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自社サイトのオウンドメディア化に向けて、コンテンツ集めに奔走する幸(食いしん坊)。しかし、社内の協力はなかなか得られる、営業部からは文句を言われる状況に。他社が同様の取り組みを始めた事例を参考に、営業部長(強面)を口説きにかかった幸は……。

→前回から読んでみる
→第1回から読んでみる

ここから始まります
営業部見てください!
他社でもオウンドメディアの活用は広まっているんですよ!
他社の事例といっても別業界ばかりじゃないか?
それに費用対効果のことは考えているのか…?
そ、それは…
そんなんじゃ社内の協力を得られなくても当然だな…
そ、それじゃあどうすればいいか教えて下さいっ!
何!?
もうすぐお昼休みですからランチでも一緒に食べながら…!
営業部長の嫌味が通じてねぇーー!
なんだあの人!
今夜も一人残業か?
すごいお菓子の量だな…
はい!
営業部長からもアドバイスもらいましたからね!
あの強面の営業部長から!?
インクバーンさんにも協力してもらって長期プランを組み立てています
オウンドメディアはすぐに目に見える成果が表れるものではありませんからね
なるほど…
いつどういった施策をし、どのくらいファンを増やし、それが販促にどのくらい効果があるものなのか…
将来像をしっかり見える形にして…
なんにしてもほどほどにな総務から勤怠管理についていろいろ言われているんだからさ…
失礼しまーす。マーケ企画部の四葉です
タバコ臭い…でも我慢我慢
今こういう企画をやってまして
『集まれスパイス・ハーブの庭作戦』…?
はい!「スパイス・ハーブの庭」をリニューアルするにあたり社員の皆さんから情報を募っています!
お!そうそうこの南北百貨店のファッションサイト俺もチェックしてんだよ
でもうちでできるのかそんなこと?
できます!皆さんのご協力があれば!
この会社で新しいことやろうと思うと大変だよなー
でも俺は新しいマーケティング手法に期待してるよ!
俺も何かできることがあったら協力するよ
ありがとうございます!
では私も失礼して一本…
それお菓子だろ
四葉さん驚いたよ!
社内報に『集まれスパイス・ハーブの庭作戦』のことが掲載されてから少しずつ情報が集まるようになったな!
それにしてもいつの間に根回ししたんだ?
喫煙スペースに広報や経営企画のキーマンがよくいるという話を営業部長に聞いたんです!
そこにも飛び込んでいったのか…!?
そうだ!社内告知用のポスターもデザイン案ができたんです!見てください
…………
四葉の奴、オウンドメディアの件で休みなくいろいろ動いてるみたいだぞ?いいのか手伝わなくて
好きでやってるんでしょ?任せておけばいいじゃないですか
素直に謝ればいいのに…
すみませんまたランチご馳走になっちゃって…
なーに、幸ちゃんの食べっぷりを見てるとこっちも元気が出てくるからな!
今日もおかわりどんどんしなさい!
あ、いえ…ちょっと今日は食欲なくて…
なんだ珍しい…
剛力さん今月の『いろは便り』です!
おおー!これを楽しみにしてるんだ…!
なんですかそれ?
ここの店長が作っている手書きのニュースレターだよ旬の食材情報とか書いてあってなかなか面白いんだ
それ!
私たちがやろうとしていることもそれのネット版のようなものですよ!
え?
お客様がスパイスやハーブに関して知りたいこと、お客様の役に立つ情報をWebサイトから伝えていきたいんです!
そしてスマイル食品のファンになってもらう!
幸ちゃん…
それにはまず
お客様と一番近いところにいらっしゃる皆さんからのフィードバックが必要なんですよ!
……なるほど
我々営業だって目先の利益ばかり追いかけて売り込んでいるわけではない
お客様の役に立つ情報や関連情報なんかも伝えてまずは我々自身のファンになってもらうことが営業の秘訣なんだよ
オウンドメディアの秘訣と一緒ですね!
そうかもな…!
俺からもみんなに情報提供に協力するよう声をかけてみよう!
ありがとうございます!
うう~~…トイレ近いな
今日はハーブティー飲み過ぎちゃったかも…
四葉さん!?
すごい熱!!

第6話は2013年2月25日公開予定

原案・監修:株式会社インフォバーン
コンテンツによる「企業のメディア化」をお手伝いするWebサイト制作会社。 「コンテンツセントリック(コンテンツ中心主義)」という考え方のもと、現在で言うところの「コンテンツ・マーケティングの促進」や「オウンドメディアの拡充」を図り、自社商品・サービスの魅力をうまく伝えきれない企業とユーザーとの架け橋になって、信頼関係の醸成をサポートしている。

代表取締役 CEOの小林 弘人(こばへん)による書籍『メディア化する企業はなぜ強いのか?』(技術評論社)が、企業としての方向性をもっとも明確に示している。
http://www.infobahn.co.jp/

シナリオ原案:akino
クリエイティブディレクター・シナリオライター。シナリオ・編集の代表作は『マンガでわかる統計学』『脱オタクファッションガイド』(ともにオーム社)など。企業広告や官公庁発行物でも幅広く活動中。

作画:藤島昭
漫画家・キャラクターデザイナー。「学園マンガの描き方 入門編」(ホビージャパン)にて多数の作画を担当。指南書やソーシャルゲームのキャラクターデザインを中心に活動中。

マンガ制作:トレンド・プロ
主に広告マンガ、イラスト、アニメ、キャラクターの制作を手がけるマンガ制作プロダクション。動機付け、興味の喚起、ストーリー性、分かりやすさなど、マンガの持つ強力な訴求力を活用し、企業が発信するさまざまなメッセージを織り込んだマンガ制作を得意としている。
http://www.ad-manga.com/

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コンテンツマーケティングの優秀なアウトソース先、紹介しましょうか? [編集長ブログ―安田英久] | Web担当者Forum

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今日は、コンテンツマーケティングに関する話題を。オウンドメディアをちゃんとやりたいけど、コンテンツ作成のノウハウも体制もないし、まとまった予算もとれないという方、いいアウトソース先が日本にはたくさんあるんですよ。

2013-02-12追記 現場の方から頂いた声を反映して、表現を少し変えたほか、記事後半にそうしたフィードバックがあることを記載しました。オリジナルのタイトル「コンテンツマーケティングの優秀なアウトソース先、山ほど紹介できますよ」は言い過ぎ(煽り度高)の可能性が高いため、タイトルも少し変えました。

結論から先に言います。コンテンツマーケティングを行いたいがどこから始めればいいかわからないのならば、まずはアフィリエイターさんに協力を依頼してはいかがでしょうか? 日本には優秀なアフィリエイターさんがたくさんいますから。

最初から自分たちでオウンドメディアを完成させようとしたり、「Webの話だから」と制作会社や代理店に作らせたりするのではなく、まずアフィリエイトで自社商材に合うアフィリエイターさんを見つけ、その人と協力して全体のコンテンツマーケティングを企画していけばいいのではないかと思うのです。

コンテンツマーケは「ニーズを作り」「ニーズを惹き付ける」こと

そもそも「コンテンツマーケティング」とは何かを考えてみましょう。

昔の広告は、極論を言うと「こんな良い製品がありますよ、買いましょう」とメッセージを発信することでした(もちろん例外はありますよ)。

昔は、消費者が接触するメディアもマスメディアが中心なので、消費者の姿勢も「メッセージを受け取る」立場にいることが当然でした。

しかし、インターネットがこれだけ普及してくると、消費者は受動的にメッセージを受けるだけでなく、能動的に情報を探しにいきます。情報接触のチャネルもさまざまになっています。

そこで、メッセージを押し出すのではなく「見つけてもらう」「来てもらう」というコミュニケーション手法が有効になってきました。

検索連動型広告というのは、こうした「探す」アクションをしている消費者に「うち、それありますよ」と応対するのに絶大な効果を発揮するコミュニケーション手法でした。

でも検索連動型広告は、市場を生み出したり拡大したりするためのものではありませんでした。そもそも存在していないニーズを生み出すことはできませんし、ぼんやりとしたニーズを顕在化させて態度変容させてコンバージョンに導くには、広告の先にまた別の何かが必要でした。

なので、市場を広げ、コンバージョンできる対象者を増やすために、消費者がふだんから接触しているコンタクトポイントを使って「情報(※売るための広告ではなく)」を伝えたり、ぼんやりとしたニーズの人をつかまえて「情報(※)」に触れてもらったりすることが大切だと認識されるようになりました。

かなりざっくりと書きましたが、こういうことを実現するための手法の1つがコンテンツマーケティングだと私は考えています。

アフィリエイターはコンテンツマーケティングの専門家

メディアを生業としている人間が言うのも何ですが、前述のような「買う気もない人に、自社商材の直接の話題ではなく、その人が興味をもっているだろうポイントに響く、しかもどこかのタイミングで自社商材のコンバージョンにつながるコンテンツを作る」のは、大変です。

何よりも顧客の顕在化していないニーズや興味を知らなきゃいけないし、さまざまなセグメントに対して適切にコンテンツを作って提示するのは……楽じゃないです。

しかも、ただ「何かコンテンツ」を出せばいいのではなく、ビジネスゴールに導く流れに沿っていなければ意味がないのですから。

ましてや、そういうコンテンツ作りに慣れていない人が突然「コンテンツマーケティングだ!」と言ってすぐにちゃんとできるとは限らないでしょう。

しかし、アフィリエイターさんは昔からそこだけをやり続けてきているのです。

2013-02-12追記 このあたり、記事後半の追記も参照してください。

それに対して、アフィリエイターさんは消費者(受け手)の立場でコンテンツを考えます。その商材に合いそうな人が興味をもつポイントは何か、購買者として何を気にするのか、どういう適用シーンを提示すればピンときてもらえるのか、実際に使ってみてどうなのか、他社の商材と比べてどうなのか……。

しかもアフィリエイターさんは企業ブランドの後ろ盾がないですから、「見つけてもらう」つまり検索でヒットされやすいコンテンツ作りを日々研究しています(そのせいでブラックSEOの方向に流れがちなのも確かですが)。

アフィリエイトは単なる成果報酬の集客ツールじゃない!

アフィリエイトを単なる成果報酬型の集客ツールだと考えずに、「自分たちができていないコンテンツマーケティングを、代わりにやってもらう仕組み」だと考えると、おもしろいと思いませんか?

まずASP(アフィリエイトサービス事業者)を通じてアフィリエイト出稿し、だいたいわかってきたら、特別報酬やキャンペーンを出すことで、自社に合っているアフィリエイターさんに自社のことを認知してもらい、アフィリエイトしてもらいます。そして、成果を出しているアフィリエイターさんをチェックして、どういったコンテンツで成果を出しているのかを見ます。

ここまでは販促型のアフィリエイト利用でふつうにすることですが、ここからさらに、自社のコンテンツマーケティングに協力してもらえそうな人を探して、直接協力を依頼するのです(販促型でもそこまでしている人は結構いるようですが)。

マーチャント(企業側)がアフィリエイターさんと直接やりとりしていいかどうかはASPによって異なりますので、まずはASPの担当営業さんに「このアフィリエイターさんと直接こういうやりとりしたいんだけど」と話してみるのがいいでしょう。場合によっては特別な契約方法を提示されるかもしれません。

そうして、アフィリエイターさんのサイト内で特別に力を入れて企画してもらったり、コンテンツマーケティング全体の企画作りに協力してもらったり、ゆくゆくはオウンドメディアのコンテンツ企画や制作に協力してもらったり。

2013-02-12追記 「優秀なアフィリエイターは多くないし、そういった人に協力してもらうのはなかなか難しい」「やはりB2B分野では厳しい」「アフィリエイターに企画協力してもらうのはリスクがある」といったフィードバックを、実際の現場の方からソーシャルメディア上で頂いています。
また、アフィリエイターはコンテンツマーケティングの能力があるというよりは、もっとコンバージョンに近い「売る」部分に特化している人が多く、本来コンテンツマーケティングが対象とするその手間の段階でのコミュニケーションが得意だとは限らないというフィードバックも、現場で本当にアフィリエイトに携わった方から頂いています(もちろんこの記事で書いたようなスキルのある人も実際にはいらっしゃいますが、多くの企業が安定して協力を依頼できるほどその数は多くはないということですね)。
現実的には、ここで記したことは、なかなか難しいようですね。。。。私自身、ここに書いたことを自分で実践したわけではないので、実際にやられている方の現場感のほうが正しいのだと思います。
この記事は、「コンテンツマーケティングっていっても、ただコンテンツを作ればいいんじゃなくて、アフィリエイターさんたちがやっているように、ニーズを拾って成果に結びつけるような進め方が大切なんだよ」「そういうコンテンツ作りって、なかなかできる人いないんだよね」といったあたりを中心に読んでいただければと。
ソーシャルメディア上でご意見をくださった方々に感謝です。
でもまだ私個人としては、顧客をよく理解していない企業の中の人や制作会社や代理店が「コンテンツマーケティング」をやるよりは、(まっとうな)アフィリエイターさんに頼むほうが良いのではないかと考えています。実際に自分でそれを実行したわけではないので、自信をもって「そうである」と断言できないですし、その実現可能性に関しても話せないのがアレですが。。。
この記事の内容は理想論的なものになっていますが、世の中がこういう感じになっていくと、いろんな人が幸せになっていいな、と思います。

もちろん当たり外れはあると思いますが、少なくともコンテンツ作りや消費者のニーズ理解が苦手な代理店や制作会社に頼むよりも、良い結果が出る可能性はあるのではないかと思います。

問題は、コンテンツマーケティングがより重要なB2Bの世界で、こうしたことができるアフィリエイターさんが、さほど多くないことでしょうか……。そこらへんは、やはり業界を理解している編プロをうまくつかまえていくか、メディアを使うのがいいのかもしれませんね……。うーん。

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データセクション、アジア地域を対象にしたソーシャルメディア分析サービスを開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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システム開発・コンサルティングのデータセクションは、地域・言語に限定されないデータ検索・分析基盤を構築し、アジア地域を対象にしたソーシャルメディア分析サービスを始める、と1月28日発表した。日本国内で提供しているサービスの海外版となり、ネット上の情報を検索・分析し、ツールやレポートで提供する。アジアに進出する日系企業は、異なる言語や地域間でも共通の基盤でマーケティング調査などが可能になる。

サービスは、データの検索、分析、コンサルティングで構成。マーケティング調査のほか、ネットモニタリング、商品開発などさまざまな用途に活用できる。「Twitter」「Facebook」やブログ、掲示板、ニュースなどを巡回して情報を収集するシステムが構築可能となり、タイトル、日付、本文などを検索する。現在既に、中国、韓国、ベトナム、インドネシア、シンガポールで基盤が整い、他の国・言語にも対応する。

データセクション
http://www.datasection.co.jp/

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博報堂、スマートフォンを広告にかざすと情報を提供する「広告+」のサービスを開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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博報堂は、スマートフォンを広告にかざすと、詳細情報やサービスコンテンツをスマートフォンに提供する新しい広告体験プラットフォーム「広告+(コウコクプラス)」のサービスを2月18日に始める、と2月12日発表した。無料配信する「iPhone」向けアプリを使ってテレビCM、新聞・雑誌の広告、野外看板、ポスター、パッケージなどを画像として認識させ、広告主が指定するコンテンツを自動的に表示。便利な情報や特典などを提供できる。

広告主は詳細なサービス情報を発信する機会ができ、ユーザーは楽しみながら深い情報が取得できる仕組みとなる。音声を除く広告が対象で、NECの最新の画像認識技術を活用した。掲出中の広告スタイルを変えたり、QRコードや特別な画像を加えることなく、現在出稿中の広告の情報を「広告+」に登録すれば利用できる。GPS機能との組み合わせで同一広告でも、ユーザーが広告に接触した時期や場所に応じて最適なコンテンツが提供可能になる。

博報堂
http://www.hakuhodo.co.jp/

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たまごカート plus+の販社スタークスをTEMONAが設立 ファインドスターと共同で [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

EC向けシステム開発のTEMONA(テモナ、本社東京都、佐川隼人社長)はこのほど、提供するリピート通販専用のショッピングカート付き通販システム「たまごカート plus+(プラス)」の販売会社を設立し、1月から事業を開始した。約2年間でシステム導入社数1000社、導入社の年間流通総額1000億円を目指す。

販売会社はスタークス(本社東京都、上ノ山慎哉社長)。通販向け広告代理業のファインドスターと共同出資で設立した。

スタークス株式会社

「たまごカート plus+」の導入社数は現在約250社。ファインドスターは700社に及ぶ通販会社のマーケティング支援を行っている。

両社ともリピート通販に特化した支援事業を展開しており、連携により導入会社に幅広い提案ができるようになるとしている。

・スタークス株式会社
http://starx.co.jp/

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

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ゆるキャラ最前線2013、「くまモン」を全国区にしたプロの戦略 [企業ホームページ運営の心得] | Web担当者Forum

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Web 2.0時代のド素人Web担当者におくる 企業ホームページ運営の心得

コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。

宮脇 睦(有限会社アズモード)

心得其の299

くまモンはゆるくない

「ゆるキャラ」を私が知ったのは20世紀も終わりに近づいたある午後のラジオ番組です。レギュラーゲストだった、イラストレーターのみうらじゅんさんの語りだけでわかる「ゆるさ」に、営業車のハンドルを握りながら何度も失笑したものです。

次回300回を数える本稿がまだ2桁だったころ、「キャラ立ちぬ。マンガ文化の恩恵をうけるなり」と題し、ゆるキャラを含めて、キャラクター利用について触れました。当時は「せんとくん」。あれから時が過ぎ、いま「ゆるキャラ」はゆるくありません。しっかりとした描線にプロの仕事がありありと見え、熊本県の「くまモン」のブレイクは素人の仕事ではありません。

ところが、またあちらこちらから「我が社もゆるキャラを」という声を聞くようになりました。こうした雑事はWeb担当者に回されることも少なくないでしょう。そこで、今回はWeb担当者向けの「ゆるキャラ最前線2013」。

定義は有名無実

まずは、ゆるキャラの提唱者である、みうらじゅんさんによるゆるキャラの定義を。

  1. 郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること
  2. 立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること
  3. 愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせている事

しかし、最近のゆるキャラはこの2番に該当しないものが多く、くまモンや愛媛県今治市のゆるキャラ「バリィさん」も軽快に動き、千葉県船橋市の「ふなっしー」は、十六茶のCM発表会で無意味に切れのある動きを見せ、メインの新垣結衣さんを引かせていたほどです。

つまり、もはや「ゆるキャラ」はみうら氏の定める所に非ず。企業も参戦しているどころか、立派な「キャラクター」となっており、背景は「ゆるい」どころか「シビア」です。

ちなみにウィキペディアでは定義に「着ぐるみ」を加えていますが、先のラジオ番組では前提条件でした。そして地方自治体や公共団体など、日頃お堅い仕事をしている人たちが必死に考えたのであろう、「素人感」がツボだと力説していたことを思い出します。

KANSAI戦略

ゆるキャラの「くまモン」が生まれた背景は新幹線です。2011年の九州新幹線の開通に合わせて、熊本県への観光誘致を目指すために2008年から動き出した、県を挙げてのプロジェクト「KANSAI戦略」がその始まりです。そのための準備は2006年から始まっており、新幹線の開通によって関西圏から、日帰り観光が可能になることをビジネスチャンスと捉えてのことです。

直接のきっかけは、2011年に同県天草市出身の小山薫堂さんがアドバイザーに就任してから。小山薫堂さんといえば、数々のヒット番組の放送作家ですが、世間に広く名前が知られたのはアカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」脚本家としてではないでしょうか。彼の人脈から、アートディレクターの水野学さんへと話しがつながり、「くまモン」が誕生します。

キャラビジネスの正体

デビュー当時のくまモンは痩せていました。丸みを帯びたフォルムになったのは誕生から半年後で、熊本県の美味いものを食べすぎてという理由です。始めから二段階の設定をしていたのか、それともいまいちな評判から「マイナーチェンジ」をしたのか、その真実はわかりませんし、それを追うのは野暮というものです。

ただ、どちらにしても「プロ」の仕事です。設定ならば、あらかじめ話題を提供するための「ストーリー」を組み込んでいたということであり、状況に即座に応じてのマイナーチェンジは素人に決断できるものではありません。

その他にも大阪に出張したくまモンが1万枚の名刺を配るなど、いくつもの仕掛けを用意していました。それはつまり、みうらじゅんさんが定義した「ゆるキャラ」ではなく「ゆるキャラブームを利用したプロのマーケティング」だということです。

ゆるくても市場は激戦区

しかし、ないものねだりは経営者の習性です。どうしても「ゆるキャラ」に取り組めとWeb担当者に指令が下るかもしれません。ただし「くまモン」級の成功を夢見ている経営者や上司がいれば、こう言ってください。

まず、小山薫堂を連れてきてくれ

以前に紹介したように、各社独自のキャラクターを採用することは賛成です。ただ、すでに「ゆるキャラ」という市場は激戦区で、プロフェッショナルなPR戦略やマスコミ業界との人脈が勝敗を決する舞台となっています。

また、小山薫堂さんのような著名人を呼ぶのも一筋縄ではいきません。先の熊本県の新幹線事業で委員長を担っていた石原靖也さんは、ブログで舞台裏を告白しています。県庁サイドは小山薫堂さんの高名を知らず、難色を示していたというのです。ところが「おくりびと」のアカデミー受賞で手のひらを返したといいます。

つまり、社長や上司の理解の範囲内の「著名人」しか呼べないのです。たとえKEIさん(初音ミクのキャラクターデザイナー)を口説けても「ミク、誰それ?」となる可能性が十分にあります。

キャラクターの命は

予算もなければ、理解もしない……そして口答えも許されない。それでも「ゆるキャラ」を始めろという無茶ブリは、昨今のブームからすればありがちな話。そんな時のためのアドバイスを1つ、「キャラクターは設定が命」です。身長体重、生年月日、趣味嗜好を詰め込みます。こうした「制約」がキャラを動かします。

12年以上前からお伽噺の「桃太郎」をモチーフにしたキャラを使用しています。桃太郎は女の子にして「桃子」、猿と犬は「着ぐるみ」で擬人化して「エロメガネ」に「いじられキャラ」とそれぞれ設定しました。すると自ずと役割が決まります。一例を挙げれば、クリスマスなどの季節イベントは「桃子」にコスプレをさせ、それぞれにリアクションさせれば「バナー(イメージカット)」の完成。

設定は配役だけではなく、「設定」が一貫性を生み出し、一貫性が説得力となるのです。ゆるキャラが本当にゆるキャラだった時代。この設定は見事なまでにずさんでした。ちなみに「雉」は自律雉型ロボット「KZ-777」です。これは「人型」にすると作画が面倒、もとい画面がうるさくなるので雉のフォルムのままとしています。

ところで「くまモン」の顔って、漫画家の高橋留美子さんの描く意地悪な脇役キャラクターに見えるのは私だけでしょうか。

今回のポイント

ゆるキャラは激戦区

キャラはゆるくても、設定はシビアに

ユーザー 宮脇睦(有限会社アズモード) の写真

宮脇 睦(みやわき あつし)

プログラマーを振り出しにさまざまな社会経験を積んだ後、有限会社アズモードを設立。

制作、営業の双方の現場を知ることからウェブとリアルビジネスの融合を目指した「営業戦略付きホームページ」を提供し、一業種一社、制作案件は足立区内のみという営業施策をとっている。本業の傍らメールマガジン「マスコミでは言えないこと」を発行。好評を博す。著書に『Web2.0が殺すもの』『楽天市場がなくなる日』(ともに洋泉社)、冷静な視点からのIT業界分析に「週刊ポスト」など、様々な媒体から情報発信を続ける。

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Web担サーバーを置いているデータセンターへ社会科見学!/IDCフロンティアの粟田さんと山下さんに聞いてきた [Webのコト、教えてホシイの!] | Web担当者Forum

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Webのコト、教えてホシイの!
ここから始まります
インプレスビジネスメディアにて。
内藤さん もうオーチャン連れてこなくていいですよ。
ええっ レギュラーメンバーじゃないの?
次はどこの会社にしますか?
あそこで唸りを上げてるのってWeb担当者Forumのサーバーですか?
3つもあるんですね。
いやいやそんなわけないやろ。それは社内のテストサーバーやで。
そういえばWeb担当者Forumのサーバーってどこにあるんですか?
あれ 内藤さんも知らへんの?
じゃあ今回はサーバーが置いてあるデータセンターに行くか!
おおっ!大人の社会科見学!
じゃあオーチャンも…。
オーチャンはお留守番ですよ。
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東京都江東区有明某所にて。
あれ…フツーのビルじゃん。
セキュリティ上、外部から見てばれないように作ってるんや。
何かあったら困るやろ。
あっそっか…。
見てみ 窓全てに覆いがしてあるんやで。
本当だ!昼なのに不気味っ!
どうもこんにちは。IDFフロンティアの粟田です。
IDCフロンティアビジネス推進本部カスタマーコミュニケーション部部長・粟田和宏さん。
山下です。
IDCフロンティアビジネス推進本部カスタマーコミュニケーション部広報宣伝グループグループリーダー・山下淳治さん。
早速ですが、入館のため免許証のご提出お願いします。
凄いセキュリティですね。
それはもう万全の対策を整えていますから。
そもそもデータセンターって何なんですか?
知らずに来たんですか?
まぁ…。
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普通に生活している人には縁の無いところですからね。
簡単にいうと賃貸マンションみたいなもんやな。
賃貸マンション?
つまりここは場所を企業に提供してるんや。
あとは各企業が勝手にサーバーを用意して勝手にセッティングして勝手に運用してんねん。
それじゃあIDCフロンティアさんは何をなさってるんですか?
サーバーは24時間365日1秒たりとも止まることが許されません。電源の供給はもちろん、万が一に備えた自家発電、ネットワークの環境、室内の空調を管理してます。
お客様が安心してご利用頂けるための環境維持、それが我々の仕事です。
おぉ縁の下の力持ちですね。
その他にレンタルサーバーやクラウドもやっていますが、まぁとにかく一度サーバールームを見ていただきましょう。
どうぞ。
ここから始まります
す…すごい音…。
思ったよりも寒うないんですね。
そうですね、少し涼しいぐらいの感じです。
下見て下さい。あっ穴が空いている。
サーバーは熱を発しますので、常に冷やしてないといけないんです。
空気の通り道を作って循環させているんですよ。
この音も冷房の音なんですね。
あとサーバーが発する音ですね。
それでは早速サーバーを見てみましょう。
ここからは情シスの北村さんに説明してもらいます。
よろしく。
インプレスホールディングス技術部部長・北村千春さん。
ここから始まります
サーバーとは他のコンピュータに機能やデータを提供するシステムのことです。
ちなみに冷房効果を上げるためにビニールカーテン貼ってるんですよ。
これがサーバー。実際にサイトとして動作している部分で、ここがハードディスク、あとネットワークなどがあります。
ちなみにおいくらぐらいするんですか?
種類によってですが1台数百万円ですね。
えっそんなに!スゴイコストがかかってHPって運営されてるんだ…
あれA系B系ってコンセントが2つある。
それはもし何か断線などして、片一方の電気が供給できなくなっても、もう一方でちゃんとフォローできるように2経路確保しているんです。
徹底してますね。
もちろん電気はサーバーの命。万が一のことがあっても許されませんからね。
そういえばさっき自家発電っておっしゃってましたよね。
ええ。
停電っていきなりなるものじゃないですか。そんなにすぐに自家発電で対応できるものなんですか?
もちろん大丈夫です。
ここから始まります
こちらへどうぞ。
ここにUPS(無停電電源装置)という装置があります。もし自然災害や事故などで電力の供給が止まり、停電が起こっても、無瞬断でこちらのバッテリーからサーバー全体に電気が供給されるシステムとなっています。
スゴイ数のバッテリー。
バッテリーから電気が供給されている間に、こちらの非常用発電機が始動し、電気を供給します。
で、でかい…。
1台で数千キロボルトアンペアの電力を発電することができます。備蓄燃料が尽きないように、緊急車両扱いとして、タンクローリーが駆けつけてくれる契約しているんですよ。
驚いた。データセンターがこんなにも大掛かりな施設だったなんて…。
データセンターの存在すら知らなかったくせに。
ホントびっくりや。
最後に、データセンターについて語ってホシイの!
なんですか、それ?
決めゼリフあった方がいいと思って…。ゴーマニズムっぽいでしょ?
ここから始まります
お客様のWebサービス運営ができて当たり前の環境を作る。それが我々の使命なんです。
そのために技術革新にはどんな努力も惜しみません。
感動しました。僕も読者の方に喜んでもらえるためには、どんな努力も惜しみません。
はぁ…。
社会科見学、勉強になりましたね。
描くぞぉ!
数日後。星井さん原稿はまだですか?Web担当者Forumのサイトはあれだけしっかり動いてるのに、星井さんは何時間稼動してるんですか?
はーい。今から落ちます。
おいっ!こらっ!プツン。

第9回は3月上旬公開予定

星井博文(ほしい・ひろふみ)

漫画家・漫画原作作家。ヤングジャンプにてデビュー。著作に『中京女大レスリ ング部物語「ちゅうじょ」』(実業之日本社)など多数。

「グランドジャンプ」にて、『未解決事件 File.02 オウム真理教』などの構成を担当。

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ガイアックス、インバウンドマーケティング支援「INBOUND」でB2Bマーケティングと協業 [ニュース] | Web担当者Forum

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ソーシャルメディア・アプリ開発のガイアックスは、サイトやブログ、ソーシャルメディアでのコンテンツ提供で見込み顧客を獲得・育成して顧客にするインバウンドマーケティング支援事業「INBOUND」で、企業間取引マーケティング・コンサルティングのB2Bマーケティングと協業し、見込み顧客に継続的なアプローチを行って購入意欲を高めて顧客化するリードナーチャリング支援を行う、と2月12日発表した。

協業によってリードナーチャリング用サイト制作、獲得した見込み顧客の育成シナリオ設計、獲得した見込み顧客を育成するためのCRM(顧客関係管理)導入・活用支援を強化する。インバウンドマーケティングは、有益な情報で見込み顧客との関係を構築するマーケティング手法。リードナーチャリングは購買意欲は高くないものの情報を探している層に着目し、購買意欲が高まった時に自社を選んでもらう方法を指す。

ガイアックス
http://www.gaiax.co.jp/jp/

INBOUND
http://www.inboundmarketing.jp/

B2Bマーケティング
http://www.b2b-marketing.co.jp/

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オーリック・システムズ、大量のWebログと業務データを関連付ける「RTmetrics BIQQ」販売 [ニュース] | Web担当者Forum

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アクセス解析ソフトのオーリック・システムズは、同社のリアルタイムWebアクセス解析ソフト「RTmetrics(アールティーメトリックス)V9」のオプションとして、RTmetricsで収集した大量のWebログデータと、売り上げ、予算、指標、顧客などの業務データを関連付けて分析するツール「RTmetrics BIQQ(ビーアイキューキュー)」の販売を2月13日始めた、と同日発表した。Web戦略と販売戦略の精度を高め、売り上げ拡大を図る。

RTmetrics BIQQは、高速で直観的なデータ分析環境と分析レポートの共有環境を提供し、プロモーションの最適化や管理資料の作成コスト削減につなげ、経営戦略の立案を支援。テンプレートを用意し、業務に合わせてカスタマイズしたり、業務データをRTmetrics BIQQで利用できるデータにしたり、導入後の分析業務支援などのサービスを提供する。RTmetrics BIQQは370万円(税別)から。RTmetrics V9は450万円(税別)から。

オーリック・システムズ
http://www.auriq.co.jp/

RTmetrics BIQQ
http://www.auriq.co.jp/products/rtmetrics/biqq/

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博報堂DY、「スマートフォンユーザーのタブレット利用」で保有率は17%、家庭使用が中心 [ニュース] | Web担当者Forum

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博報堂、大広、読売広告などを傘下に持つ博報堂DYホールディングスのグループ横断組織「博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンター」は、2012年11月に実施した「全国スマートフォンユーザー1000人定期調査」第4回の結果を基にした「スマートフォンユーザーのタブレット利用」分析レポートを2月12日発表した。スマートフォンユーザーのタブレット保有率は約17%で、家庭のソファやベッドでの使用が多い一方、男性は外出先での空いた時間、女性はキッチンでの利用率が高かった。

調査は2012年11月23~25日に全国の高校生から69歳の男女スマートフォンユーザー1000人を対象にインターネットで実施した。タブレット保有率は17.1%で、非保有者の61.0%は興味を持っていた。利用シーンは、全体で「ソファで座りながら」(62.5%)、「ベッドに寝そべりながら」(51.9%)、「ソファに寝そべりながら」(40.7%)の順だが、男性と女性で差があり、女性は「キッチンで料理しながら」が40.3%あり、男性は「カフェ・喫茶店で」が40.7%、「待ち合わせなどのすきま時間」が32.0%あった。

タブレットを一緒に利用する人は、「1人で」が全体で69.4%と最も多く、中でも男性は81.7%にのぼった。一方、女性は「1人で」は47.4%となり、「夫婦で」が46.3%、「子供と」が26.0%あり、男性は1人が中心、女性は家族と使っているケースが多かった。タブレットの利用内容は、「ネットのニュースや記事を読む」が58.9%と最多。「気になることを検索する」の58.8%、「動画コンテンツを見る」56.3%、「メールを読む・送る」49.0%、「ネットショッピングをする」48.2%と続いた。

博報堂DYホールディングス
http://www.hakuhodody-holdings.co.jp/

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アイスタイル 売上高は46%増 スマホアプリでユーザー拡大 [日本ネット経済新聞ダイジェスト] | Web担当者Forum

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日本ネット経済新聞ダイジェスト

アイスタイルの12年7月-12月期(中間決算)の連結業績は、売上高が前年同期比46.1%増の31億4500万円だった。化粧品・美容ポータルサイト「@cosme(アットコスメ)」のスマートフォン(スマホ)アプリ投入などがユーザー拡大に奏功。EC事業および店舗事業も、メディア事業との連携強化により売り上げが拡大した。

営業利益は同4.8%減の3億3600万円、経常利益は同12.0%減の3億2100万円、四半期純利益は同18.7%減の1億8300万円だった。減益だったが、いずれも期初予想よりマイナス幅は小さかった。

プラットフォーム構築やスマホ対応のシステムなどに投資を強化しているため、上期は減益となった。

事業別の売上高は、メディア事業が同29.2%増の15億9900万円、化粧品通販サイト「cosme.com(コスメコム)」によるEC事業が同31.9%増の2億8600万円、化粧品販売の実店舗「@cosme store」の店舗事業が同33.4%増の9億3100万円だった。

上期は「@cosme」上で、ゲームやSNSを活用した企画でポイントが貯まる「おトク de @cosme」を展開し、通販サイトへの誘導に成功。EC事業の売り上げに貢献した。

13年6月期の連結業績は、売上高が同44.2%増の64億2600万円、営業利益が同18.2%増の7億2600万円、経常利益が同14.8%増の7億200万円、冬期純利益が同14.5%増の4億2400万円の増収増益を計画している。

・株式会社アイスタイル
http://www.istyle.co.jp/

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

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EC、SNS、ソーシャル……Webシステム開発の失敗原因9割はスタートラインで決まっている/第1回 [中小企業のための失敗しないWebシステム発注・開発] | Web担当者Forum

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中小企業のための失敗しないWebシステム発注・開発プロジェクト成功の可否は“システム開発会社の選定”にある

Webシステム開発の受託側と発注側の両方に長年携わってきた筆者が、本当にあった失敗事例やつまづきやすいポイントを紹介しながら、Webシステム開発の知識や経験が浅い担当者が、自社に最も適したシステム開発会社を見つけ出すための正しい道筋を、全5回に分けて解説する。

社内決裁のための提案・見積がもらえないのはなぜ?

ECサイト立ち上げを検討することになった健康食品製造販売のマイクロヘルシー社。プロジェクトリーダーの大村さんは、知人の紹介やネットで探したシステム開発会社3社に相談を持ちかける。3社の営業担当から、「ECの目的や目標数字はあるか?」「納期は?」「予算規模は?」といくつかの質問を受けるも、大村さんは「具体的には何も決まっていないが、社内で議論するために提案が欲しい」と答える。

すると、数日して3社のうち1社は提案どころか連絡すらつかなくなった。もう1社は一式いくらの大雑把な見積を出してきただけ。最後の1社は、コンサルティングフィーをもらわないと提案ができないと返答してきた。社内で決裁をとり、プロジェクトを前に進めるためには提案や見積もりが必要であるのに……、大村さんは困ってしまった。

※社名や登場人物は架空のものです。
Webシステム開発全体の流れ
第1回は「開発プロジェクトの立ち上げ」を解説

ほとんどの企業は、開発プロジェクトが社内で決裁が下りる前から、システム開発会社にコンタクトを始める。ただし、正式に決まっていない案件に対して、開発会社に真剣に取り組んでもらうためには、発注者として押さえるべきポイントがある。

第1回では、Webシステム開発の発注スタートラインとなる「開発プロジェクトの立ち上げ」で、発注企業が最低限取り組むべきポイントを解説する。

発注企業の社内事情とシステム開発会社側の本音

著者は立場上、中小企業の発注担当者から、システム開発会社の選定や付き合い方などについて、さまざまな相談を受けることがあるのだが、冒頭の事例のように、

社内でシステム開発の方向性を検討したいのに、
開発会社に本気で向き合ってもらえない

という話は非常に多い。なぜそのようなことが起こるのだろうか。その背景には、発注企業の社内事情とシステム開発会社の本音がかみ合わないことにある。

発注企業
まだあまり検討しきれていないが、
検討を前に進めるためにシステム開発会社の助力が欲しい。

中小企業の発注担当者は、システム開発の経験がないことがほとんどだ。そのため、プロジェクトの進め方、予算やスケジュールだけでなく、おおまかな方向性すらイメージできていない場合は少なくない。しかし、開発プロジェクトの詳細を詰めていき、社内決裁を取るためには開発会社からの見積り書や提案書が必要になる。まだ十分に社内で検討しきれていない段階から、システム開発会社の助力が不可欠になるのだ。

開発企業
あまりにも何も決まっておらず、
決裁の目途も立っていないような案件には極力関わりたくない。

一方で、中小企業の発注先となるシステム開発会社も、当然、従業員数名から数十名程度の中小・零細の会社が多い。営業や顧客対応に割ける人数は少なく(新規顧客の営業を担当するのは社長だけ、という会社も少なくない)、発注までに時間がかかりそうな案件、あるいはそもそも発注に至らない確度の低い案件に手間をかけられないというのが本音だ。

発注企業の社内事情とシステム開発会社の本音
発注企業の社内事情とシステム開発会社の本音

それぞれの立場と事情を理解する

経験のない発注企業からすると、「社内の担当者だけで検討をするには時間がかかり過ぎてしまうし、時間をかけたからといって正しい方向性に着地するとは限らない」という問題が生じがちだ。

ここで相談ベースから話を持ちかけることも1つの手ではあるが、マイクロヘルシー社のように、あまりにも何も決まっていない状況で、社内向けの企画書・稟議書づくりの無償代行を求めてしまうと、開発会社から、「それとなくフェードアウトする」「やっつけ、できあいの資料でお茶を濁す」「コンサルフィーを要求する」といった行動にでられてしまうのも無理はないだろう。

しかし、発注企業からすると、企業ごとにタイミングや回数は異なるものの、社内決裁の手続き上、オリエンテーションやRFP(提案依頼書)作成よりも早い段階で、概算の見積書や提案書が社内稟議の規定として必要になる場合が多い。

この発注企業とシステム開発会社の間のギャップを埋めるためには、どうすればよいのだろうか。

相談はOKでも、開発会社のやる気を削ぐ「丸投げ」はNG

著者は、「まだ正式にやることが決まっていない段階で、開発会社に相談したり、概算の見積もりを依頼してしまってもいいのだろうか?」という質問も、開発会社がまともに取り合ってくれないという相談と同じくらいよく受ける。著者個人の意見としては、「開発会社に積極的にお願いするべき」だと考えている。

というのも、システム開発会社にとっても、早い段階から関わっていくことで、プロジェクト発足の経緯や互いの仕事の進め方の理解が深まり、信頼関係も構築できるなど、十分なメリットがあるからだ。

ただし、前述のように「何も決まっていない」と一方的に丸投げするのはNGだ。マイクロヘルシー社のように、「ECサイトをつくる、それ以外はまっさらだ」と言われれば、どんな開発会社でも「本当に開発をする気があるのか?」と一歩引いてしまうだろう。システム開発会社に真剣に協力してもらい、実力を引き出すためにも、相談する際には可能な限り検討を具体化させ、必須要素だけでも最低限まとめるべきだ。

発注に必須の「予算規模」「スケジュール」「成果」

中小企業に限らず、どんな規模の開発プロジェクトでも、まず最低限決めておかなければならないことは、「予算規模」「スケジュール」「成果」の3点だ。この3点はトレードオフの関係にあり、何を優先するかでプロジェクトの方針は変わってくる。

一般的に求める成果が高く、開発期間が短いほど必要な予算は大きくなるが、逆にスケジュールに余裕があれば、予算をある程度抑えられる場合もあるし、段階的にシステムを開発していくという手もある。

例:健康食品マイクロヘルシー社のECサイトの発注に最低限必要な3要素
  • 予算規模:300万円から上限500万円くらい

  • スケジュール:社内での正式決定は201X年X月、システムのリリースは201X年X月を目途とする

  • 成果:ECサイト立ち上げで初年度売上5%アップ(約5,000万円増)を目指したい

※その他:ターゲット層や商材数など決まっている情報も追記する

早い段階からプロジェクトに巻き込む

開発会社としても、最低限、上記のようなレベルの情報があると、過去に扱った類似案件などから概算見積などが出しやすくなる。また、求める成果が売上アップと決まっていると、サイト立ち上げ後の集客やプロモーションなど、全体を見据えたアドバイスができるようになる。そして、このような情報を出すことが、

発注企業の本気度(本気でシステム開発をするつもりがあるという思い)

を示すことにつながる。未確定なフェーズでも開発会社に真剣になって取り組んでもらうためには、この本気度を示すことが極めて重要なのである。

大手企業などでシステム開発の発注に慣れた人からすると、「上記レベルの内容すら社内で決めないまま、動き始めるなんてありえない!」と思うかもしれないが、中小企業の現場では本当によくある話なので、今回、あえてこの連載の第1回で取り上げた。

次回は、発注に必須の3要素を押さえたうえで、開発会社を探して声をかける際のポイント「開発会社のリサーチ・ヒアリング」について解説する。

宇野健人氏

宇野 健人(うの けんと)
株式会社ユーザラス代表取締役社長(「発注ナビ」編集長)

アクセンチュアやトランスコスモスなどで、業務システムのコンサルティングや消費者向けWebサービスの立ち上げなどに10年以上携わる。システム開発の受託側と発注側、その両方に関わった経験を活かし、新規事業の創出を行う株式会社エムアウトのグループ会社である株式会社ユーザラスの代表取締役社長として、企業の発注担当者とWeb制作会社やシステム開発会社などのIT企業をつなぐ会社検索サイト「発注ナビ」を立ち上げる。

自ら「発注ナビ」の編集長として、自社のニーズや事情に合った開発会社を探したい発注担当者のために、最適な会社選びを日々手助けしている。

企業の発注担当者と、Web制作会社やシステム開発会社などのIT企業をつなぐ会社検索サイト。各社の得意分野や予算規模に加え、実名の開発実績や顧客のクチコミ、社員紹介など、開発会社の“生の情報”を掲載。

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オリジナル記事:EC、SNS、ソーシャル……Webシステム開発の失敗原因9割はスタートラインで決まっている/第1回 [中小企業のための失敗しないWebシステム発注・開発] | Web担当者Forum
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訪問者の企業名を突き止める! ドメイン名絞り込みでユーザーの訪問意図を探る方法(無料カスタムレポートのプレゼントあり)[第41回] [衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座] | Web担当者Forum

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Googleアナリティクスは、非常に高度な分析ができる無料のアクセス解析ツールだ。無料の反面、正式なサポートサービスというものがないため、ユーザーは自分で情報を集めなくてはならない。Web担当者にとっては結構な手間だ。そこで本連載では、Web担当者の負担を軽減すべく、導入から、運用、活用まで、初めての人でもゼロから学んでいけるように、丁寧に解説していく。

衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

※筆者特製の便利なカスタムレポートをあなたのGoogleアナリティクスに自動作成するリンクはこの記事後半の「おまけ:カスタムレポートのプレゼント」から。

前回 、Googleアナリティクスの地域データがそれほど精度が高くないという話をした。今回は、使い方によっては地域データよりも活用できる「企業ユーザーの訪問を分析する方法」をご紹介したいと思う。企業ユーザーというのは、特定の企業が利用している固定IPアドレス(co.jp)からのアクセスを指す。

まずはサービスプロバイダ名を調べてみよう

図1:[ユーザー]>[ユーザーの環境]>[ネットワーク]メニュー
図1:[ユーザー]>[ユーザーの環境]>[ネットワーク]メニュー

企業ユーザー分析の第一歩は、「ネットワーク」レポートだ。元データは、「地域」レポートと同じくIPアドレスが利用されていると思う。

操作手順
  1. グローバルナビゲーションの[レポート]をクリックする
  2. 画面の左側にあるメニューで、[ユーザー]をクリックする
  3. メニューが開くので、[ユーザーの環境]をクリックし、[ネットワーク]をクリックする

このレポートは、Webサイトへの訪問者が、どのサービスプロバイダ経由で訪問しているのかという情報になる(図2)。

図2:[ユーザー]>[ユーザーの環境]>[ネットワーク]レポート下部
図2:[ユーザー]>[ユーザーの環境]>[ネットワーク]レポート下部

しかし、このレポートのサービスプロバイダ名(図2赤枠部分)を見ても、事業者名のような名前がアルファベットで並んでいて、今ひとつピンと来ない。事業者名ではなく、できれば、ドメイン名を知りたいところだ。

ドメイン名を表示させてみる

図3:[セカンダリディメンション]で[ドメイン]をクリックする
図3:[セカンダリディメンション]で[ドメイン]をクリックする

そこで、このレポート画面で、[セカンダリ ディメンション]から[ドメイン]を選択してみよう。

操作手順
  1. [セカンダリ ディメンション](図3赤枠部分)をクリックする
  2. [ユーザーの環境]をクリックする
  3. メニューが開くので、[ドメイン](図3青枠部分)をクリックする

すると、レポートに「ドメイン」が表示され、「サービスプロバイダ」と「ドメイン」の関係というか内訳が見えてくる。

図4:[セカンダリディメンション]で[ドメイン]を選択して表示された画面
図4:[セカンダリディメンション]で[ドメイン]を選択して表示された画面

たとえば、図2では、「サービス プロバイダ」の「ucom corp.」は1,240訪問あったが、図4を見るとそのドメインの内訳のほとんどが「ucom.ne.jp」である(図4赤枠部分)ことがわかる。もちろん、これとは逆に、1つのサービスプロバイダに多数のドメインが含まれているようなケースもある。

「サービスプロバイダ」表示よりも、「ドメイン」表示の方が、どのプロバイダ経由でアクセスしているユーザーなのかイメージが付きやすいのではないだろうか。これもおそらく、サイトを閲覧したユーザーのIPアドレスから、どのプロバイダを利用しているユーザーなのかがわかる仕組みだろう。

事業者向けサービスのWebサイトには利用価値の高いデータ

一般消費者向けのサービスや事業を扱うWebサイトの場合、ほとんどのユーザーは一般的なインターネットサービスプロバイダ経由で閲覧していると思うし、利用しているサービスプロバイダごとに、大きな利用特性の違いがある場合は少ないことが多いので、活用しにくいデータだ。

しかし、事業者向けのサービスを行っている会社のWebサイトであれば、この情報はうまく活用できる可能性が高い。なぜなら、サイトの利用者は、特定の企業が利用している固定のIPアドレス帯からアクセスしている場合もあるからだ。

この場合は、どの会社からサイトが見られているかがわかる。訪問者数が少なくても、

  • 競合他社から見に来ているのか?
  • 顧客になりそうな会社からのアクセスなのか?
  • 見込み顧客の関心は何か?

といったことを知る手掛かりを得ることができるだろう。

  • 訪問者の企業名を突き止める
  • 見込み客の抽出には「利用状況」タブを使おう
  • 「グラフに表示」でユーザーの利用パターンを把握する

訪問者の企業名を突き止める

実際の例を見てみよう。図4の状態からさらに、表示するデータを「ドメイン名にco.jpを含むデータ」に絞り込みたい。比較的大きな企業のネットワークでは、「co.jp」ドメイン名を使っていることが多いからだ。それには、絞り込みのための機能である「アドバンス フィルタ」を利用する。

「アドバンス」のリンク(図5赤枠部分)をクリックし、「ドメイン」に「co.jp」が含まれるデータを抽出する。その設定が図6だ。

操作手順
  1. [アドバンス](図5赤枠部分)をクリックする
  2. 「一致」「ドメイン」「含む」をそれぞれ選択し、その後に「co.jp」と入力する(図6赤枠部分)
  3. 「適用」ボタン(図6青枠部分)をクリックする

これでいわゆる固定のIPアドレス群を割り当てられているような比較的大きな企業のネットワーク内からの利用が確認できることになる。

図5:「ドメイン」を表示した状態で「アドバンス」をクリックする
図5:「ドメイン」を表示した状態で「アドバンス」をクリックする
図6:「ドメイン」名に「co.jp」が含むという設定にする
図6:「ドメイン」名に「co.jp」が含むという設定にする

絞り込まれたレポートが図7だ。企業ドメインである、「××.co.jp」だけが抽出されている(図7赤枠部分)ことがわかる。

図7:「ドメイン」名に「co.jp」を含む「セカンダリディメンション」の指定
図7:「ドメイン」名に「co.jp」を含む「セカンダリディメンション」の指定

ここまでくれば、あとはいつもと同じで、各種指標グループ(図8赤枠部分)を選択してデータを見ることで、

  • 訪問数のボリューム
  • ユーザーの質
  • 成果に結びついたか?

といった評価指標で、各社ドメインごとの利用について調べることができる。

図8:指標グループ
図8:指標グループ

見込み客の抽出には「利用状況」タブを使おう

見込み客の抽出に利用する場合は、主にユーザーの質を見ることになるので、「利用状況」タブでよいだろう。

図9:「利用状況」の指標グループの表示
図9:「利用状況」の指標グループの表示

「訪問別ページビュー」が多かったり、「訪問時の平均滞在時間」が長かったりすれば(図9赤枠部分)、関心の高いユーザーであることがわかる。新規顧客を開拓したいのであれば、「新規訪問の割合」(図9青枠部分)が高いことも重要だろう。

「グラフに表示」でユーザーの利用パターンを把握する

次にユーザーの利用パターンを把握しておくことも重要だ。提供しているサービスの価格の高低によって、どのくらいの期間のデータを見るのが適切かは変わってくるが、比較的短い期間で導入の可否が決められるサービスであれば、月間のデータを日別で見ていくような見方でよいだろう。

ここでは、グラフでわかりやすく表示するために、「グラフに表示」の機能を利用してみよう。この機能の解説は初出だと思う。レポート上部のグラフに個々のデータを表示することができる機能だ。

まず、データ一覧表示部の右上にあるデータの種類を選ぶ5つボタンのうち、一番左の[データ](図10赤枠部分)をクリックする。

図10:[データ]を選択
図10:[データ]を選択

[データ]を選択すると、データ一覧表示部の左に、チェックボックス(図11赤枠部分)が表示される。気になるドメインの行にチェックを入れ、[グラフに表示]ボタン(図11青枠部分)をクリックする。

図11:「グラフに表示」機能
図11:「グラフに表示」機能

そうすると図12のように、全体の訪問数と、チェックしたドメインの訪問数が、折れ線グラフになって、上部のグラフ表示部に表示される。

図12:「グラフに表示」を使用した画面
図12:「グラフに表示」を使用した画面
  • 気になる企業ドメインから見られているページをチェックする
  • おまけ:カスタムレポートのプレゼント

気になる企業ドメインから見られているページをチェックする

図12赤枠部分のように、ある企業ドメインからのアクセスが集中しているようなデータが確認できた場合は、サービスの導入検討などが行われている可能性がある。もう少し確認してみよう。そのためには、該当企業ドメインからの利用時にどういったページが見られているかを確認すればよいだろう。

操作手順
  1. [コンテンツ]>[サイトコンテンツ]>[すべてのページ]のレポートを表示する
  2. [セカンダリディメンション]で[ユーザーの環境]>[ドメイン]を選択する
  3. [アドバンス]をクリックし、調べたい該当企業ドメイン1つ(たとえばimpress.co.jp)に絞り込んで表示する

手順は図2から図7までとほぼ同じなので、画面は省略するが、最終的には図13のような出力画面になる。

図13:ある企業ドメインからの利用者が見たページのレポート
図13:ある企業ドメインからの利用者が見たページのレポート

この企業が有望な見込み客になり得るのかどうかを、この企業ドメインからの利用者が見たページ(図13赤枠部分)と、その見られ方のデータ(図13青枠部分)から探ることになろう。

おまけ:カスタムレポートのプレゼント

以上の操作は、慣れれば難しくないが、読者の方々の多くにとっては「セカンダリディメンション」を指定したりするのも面倒だと思うので、企業ドメイン分析用にカスタマイズした「カスタムレポート」をプレゼントしよう。

図14:企業ドメインの分析用にカスタマイズしたレポートの画面
図14:企業ドメインの分析用にカスタマイズしたレポートの画面

このカスタムレポートの設定内容だが、「プライマリディメンション」は「ドメイン」で、かつ「co.jp」が含まれる条件のフィルタが掛かっている(図14赤枠部分)。

表示している指標(図14青枠部分)は、

  • 規模に関する指標(ユーザー数、訪問数、ページビュー数)
  • ユーザーの質に関する指標(新規訪問の割合、訪問別ページビュー、直帰率)
  • 成果に関する指標(コンバージョン率、平均目標値)

である。

さらにドメイン名の項目(図14緑枠部分)をクリックすると、そのドメインからの利用者が閲覧した「ページ」の情報にドリルダウンされるという設定になっている。

自分で設定したい人のために、一応、この設定画面は以下のとおりだ(図15)。

図15:カスタム レポートの設定画面
図15:カスタム レポートの設定画面

自分のGoogleアナリティクスアカウントにログインした状態で、以下のリンクをクリックすると、このカスタムレポートの設定が、みなさんのGoogle アナリティクスに簡単に取り込まれて共有されるので、お気軽に使っていただきたい。

『Googleアナリティクス完全マニュアル』(電子書籍)が、オンデマンドのペーパーバック版でもお買い求めできるようになりました。  → Amazon.co.jpの商品ページ

ユーザー 衣袋 宏美(株式会社クロス・フュージョン) の写真

衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)

1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社インターネット視聴率センター長を経て、2000年ネットレイティングス入社、視聴率サービス立ち上げに参画、2006年ネットレイティングス社(現ニールセン株式会社)フェローに就任。株式会社クロス・フュージョン代表取締役。またデジタルハリウッド大学院客員教授、米Digital Analytics Association会員、アクセス解析イニシアチブ副代表。

著書など:
Web担当者Forumでの連載:
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スカイアーク、カスタマーポータルなど会員制サイトが構築できるクラウド「Solanowa」開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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システムインテグレーションのスカイアークは、顧客やパートナー企業向けのカスタマーポータルなどの会員制サイトが構築できる中堅・中小企業向けのクラウドサービス「Solanowa(ソラノワ)」を2月13日に始めた、と同日発表した。初期費用なしで容易に立ち上げられ、ウェブを活用した顧客との双方向のコミュニケーションを実現する。多くの顧客やパートナー、会員を持つ企業に適し、簡単な操作で効率的な情報共有を可能にする。

カスタマーポータル構築の初期費用負担をなくして導入しやすくした。Solanowaは、企業の担当者と顧客がプロフィールを持ち、共有する情報を表示する。問い合わせ履歴や見積もり、お知らせ、カタログなどのファイル共有が容易にでき、セミナーの申し込みもワンクリックで完了する。タブレットやスマートフォンでも閲覧可能。CRM(顧客関係管理)ソフト「Salesforce」とも連携する。初期費用無料、閲覧1000ユーザーまで月額5万2500円。

スカイアーク
http://www.skyarc.co.jp/

Solanowa
http://solanowa.jp/

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NTTコム、中小企業や小規模事務所向けオンラインショッピングサイト「NTTコムストア」開設 [ニュース] | Web担当者Forum

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NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は、中小企業や小規模事務所向けに、インターネット、クラウド、電話などの情報通信サービスやパソコン、プリンタなどの機器、ソフトが購入できるオンラインショッピングサイト「NTTコムストア」を2月14日開設した、と同日発表した。専門用語を使うことなく商品を紹介し、知識がなくても購入できるようにした。専任の情報システム担当者がいない企業、事務所の負担を軽減する。

インターネット接続、IP電話、フリーダイヤル、FAXソリューションなどの通信サービスや、クラウドサービス、グループウェア、インターネットマーケティングツールに加え、機器、ソフトなど約40万アイテムを取り扱う。従来、電話やFAX、メールでの申し込みが必要だったサービスも、サイトで完了する。最新の活用法や事例、通信料金の節約術など業務の効率化やコスト削減につながるアイデアも特集で紹介する。

NTTコミュニケーションズ
http://www.ntt.com/

NTTコムストア
http://store.ntt.com/

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