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西井敏恭氏のシンクロと日本将棋連盟が新規Webメディア事業で業務提携

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日本将棋連盟は、新規Webメディア事業の開発・運営において西井 敏恭氏が代表を務めるデジタルマーケティング支援のシンクロと業務提携することに合意したと7月19日に発表した。同サイトは2016年秋のリリースを予定している。

同連盟は、従来も公式サイトで対局結果やイベント情報などを発信していたが、新規Webメディアでは最新のインターネット環境に適応してより多くの情報をタイムリーに発信。これにより新たな将棋ファンの獲得と、より幅広い将棋ファン層へ将棋の魅力の認知・啓蒙を図る。

新規Webメディアでは、情報の発信だけにとどまらずWeb会員制度の導入や広告スペースの設置も実施。同連盟は、企業やユーザーにとって価値のあるサービスを提供し、事業収益を獲得するとともに将棋のWebメディアとしての価値を向上させていくとしている。


[ユーザー投稿] Adnowのウェブマスターコンテスト!!!

TwitterがFMラジオ番組!? J-WAVEとコラボで大人Twitterユーザー獲得へ

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※9:37更新 本文に誤りがあった点を修正いたしました。

大人Twitterをキーワードにして、情報収集に敏感なリスナーに今のTwitterを知ってもらい、裾野を広げていきたい

Twitter初のメディアスポンサー番組放送が、FMラジオ局J-WAVE(81.3FM)の朝のワイドプログラム「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内の新コーナー、「Twitter #OHAYOMORNING※1として7月4日(月)にスタートした。

※1 Twitter #OHAYOMORNINGのコーナーは8:15~8:20分放送

コーナーのコンセプトは「大人Twitter」。Twitterを使った情報収集やビジネスをテーマに、30~40代を中心とした番組リスナーに向けて、活用方法を日替わりで伝えていく。

パーソナリティの別所 哲也 氏(右)とトークを交わす、初回ゲストのTwitter Japan 王子田 克樹 氏(左)

Twitter Japanが公式にメディアスポンサーとなったのは今回が初めて。同番組の狙いについて、J-WAVEのプロデューサー 安斎氏とTwitter Japanの森田氏に聞いた。

情報感度の高い大人30~40代ユーザーの獲得に向けたチャレンジ

――ラジオという媒体で番組をはじめた経緯は。

Twitter Japan株式会社
中小ビジネス シニアマーケティングマネージャー
森田 謙太郎 氏

森田番組は「大人Twitter」をキーワードに展開していきます。かねてから発表しているように、Twitterの国内の月間ユニークユーザーは3,500万人というマスに近いレベルに達しています※2。さらに多くの方にお使いいただくことはもちろん、日頃のお仕事でもTwitterを活用していただくために、より大きな規模で訴求をしていきたいという考えがありました。

一方で、日本のユーザー層は約半分が30代以上と大人世代が多く、世間が抱いている若者向けというイメージとギャップがあると感じています。

今回のコラボは、情報収集に敏感なリスナーが「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」に集まっており、朝の通勤時に聴いていただいた内容をすぐ活かしてもらえるチャンスが高い点に注目しました。リスナーのみなさんに、同じく情報収集を軸としたTwitterの使い方を伝えていくことで、今までTwitterを使うきっかけがなかった方へのよい訴求ができるのではないかと考え、チャレンジしました。

※2 Twitter Japanは、2016年2月に日本の月間アクティブユーザー数3,500万を公表。30代以上のユーザーが全体の半数を占めている。
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2016/02/18/22224

――大人世代がリスナーということですが、J-WAVE TOKYO MORNING RADIOの視聴者層は。

株式会社J-WAVE
編成局 制作部
プロデューサー
安斎 恵弘 氏

安斎ティーンエイジャーから30~40代がボリュームゾーンです。ただ、J-WAVEのリスナーは、他局にはないぐらい、情報のアンテナを張り巡らせています。

我々としては、情報を吸収したいと考えるリスナーに、「へえ」と思っていただけるような、今日の話題にしてもらえるような内容を発信して、満足いただくことを考えています。特に「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」は、朝のキックオフ番組でもあるので意識しています。

Twitterさんからお話をいただいたとき、発信だけでなく、受信のメディアでもあるTwitterのことを伝えていきたいという考えに共鳴しました。

我々が発信した情報をリスナーが拡散するのと同じことが、Twitterでも起きていくことが容易に想像できて、番組がやりたい「リスナーが情報を受信して広めること」と、イコールだと感じたのです。

森田これまでTwitterに関することは、Twitter上で訴求することがほとんどだったため、現状Twitterをお使いでない方にはメッセージが届きにくい状況にありました。また今回、明確に大人世代に向けてメッセージを発信しています。

リアルタイムの情報シェアで一体感が生まれる

――これまで、番組ではTwitterを積極に使っていたのでしょうか。

安斎ラジオが音声で何かを伝えるという形は変わらなくても、受けてのリスナーが使うアイテムが変化していくなか、Twitterは革新的で、ラジオと親和性があると感じています。

ハガキの時代は、言葉を投げかけても、それが届いたのか、伝わったのかはすぐにわからない。1週間後にやっと届くといったように、とてもスローなサイクルで動いていました。今は、数秒のうちにリアクションがあり、投げかけた言葉が伝わって、盛り上がっていくことがわかります。

ラジオは一対一のメディアといわれていますが、ゆるやかにみんなが同じテーマでつながっているんです。それが、Twitterがでてきたことで、みんなが感じていることを、リアルタイムに認識できるようになった。

これはすごく革新的で、J-WAVEだけでなく、今はどの局も当然のように、「ハッシュタグを付けてつぶやいてください」と言っている。そこには、一体感を醸成していきたいという思いがあります。特に3.11以降は価値観が大きく変化し、シェアするという感覚が、ラジオでも大切なキーワードになっていると感じます。

これまでも、「ハッシュタグを付けてツイートしてください」と言っていましたが、今回のコラボはさらに進んで、「みんなでツイートをしてみよう」「いろいろな使い方を知ってみよう」と、リスナーに伝える新コーナーを立ち上げた形ですね。

Twitter×ラジオの親和性を感じ取ってもらいたい

――それぞれの目的は、重なるところもあれば、別々なところもあると思います。今後目指していくゴールは。

森田Twitterに抱いているイメージのギャップを解消したいですね。そうしてTwitterの使い方や面白さをわかってもらったりして、積極的に活用いただけることにつながれば嬉しいです。

初めてラジオとコラボしたことで、「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」と同様のことが、Twitterとラジオでこんな連携をしたり、リスナー同士のコミュニケーションを生み出したりできるんだと、業界のなかで学ぶ機会にもなってくれるといいですね。。

安斎先ほどもお話しした通り、ラジオとTwitterの親和性があることはわかっているので、改めてリスナーにも、2つが合わさると面白いということが伝わってほしいです。

今までのJ-WAVEリスナーはわかってくれていると思うので、「Twitterユーザーだけどラジオは聞いたことがない」といった人に、コラボレーションをきっかけに入ってきていただきたい。

ツイートしながらJ-WAVEを聞くことで、また新しい世界が広がり、今日と明日でちょっとでも世界が変わるようなことが起きたらいい。そこを狙って、スタッフと目標を共有して掲げていくところですね。

この記事の筆者

Web担当者Forum編集部 池田真也

 

家電量販店の法人通販から、Web担当者Forumの前身である『インターネットマガジン』(2006年5月号で休刊)の編集部へ。休刊までの半年ほど雑誌編集を経験し、Web坦の立ち上げを機にネットマーケティングにかかわりはじめ現在へ。編集兼Web担当者。

企業のWeb活用が当たり前になったとはいえ、ビジネスの歴史からすればまだ10数年ほど。それを支えるWeb担当者の仕事がもっと世の中に広まり、ユーザーともどもよりハッピーになれれば、と考えつつ日々勉強中。

ユーザビリティの大原則は「ユーザーに考えさせないこと」 | 先週のWeb担まとめ記事

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2016/07/16~2016/07/22

Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 23本とニュース記事 20本です。

忙しい人のためのこの記事の使い方:
  • 上のほうから内容をざっとチェックする
    重要なものほど上の方に置いてあります。
  • 背景が黄色の部分をざっとチェックする
    要チェックのものは色を付けてあります。

今週の担当は、池田です。

超早割〆間近!「コンテンツマーケティング講座」9/1~9/2開催
オウンドメディアを軸にしたコンテンツマーケティングに取り組むための一連のフローを2日間で学ぶ講座です。実際の案件など、具体的な成功事例とともに講義とワークショップで学びます。
https://web-tan.forum.impressrd.jp/school/ownedmedia

[今回の要チェック記事]↓セミナー/お知らせ | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース
ユーザビリティの大原則は「ユーザーに考えさせないこと」

Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?

  • 「ユーザーに考えさせちゃダメ! クルーグのWebユーザビリティ第一法則」が1200いいね!と注目を集めました。

    書籍『超明快 Webユーザビリティ』の一部をWeb担向けに特別公開!

    Webサイトやアプリを確実に使いやすくするためには、何が大切でしょうか。2クリックで目的にたどりつけること? ユーザーにわかる言葉を使うこと? 答えは簡単、いちばん大切なのは「ユーザーに考えさせちゃダメ!」ということ。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/07/21/23338

  • 新連載「2016年、SEOは『SXO:Search Experience Optimization』へと進化する」が300いいね!と人気でした。

    日々、猛烈な勢いで変化するSEO領域。環境の変化によって形を変えるSEO、その根底にある「SXO」(Search Experience Optimization:検索体験の最適化)の流れを考察していきます。

    第1回「海外最新サーチ事情・市場予測」では、SXOに向けた環境変化と今後のSEOとの向き合い方について紹介します。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/07/19/23290

  • 「『文字数が多いページはグーグルで上位表示されやすい』はSEO都市伝説 などSEO記事まとめ10+2本」は、金曜SEOコラムの記事です。

    「ページのコンテンツは1000文字以上書く方が、検索エンジンの評価が高い」そんな話を真に受けていないでしょうか? グーグルの中の人が、「文字数とSEO」に関して解説しています。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/07/22/23399

  • NPS導入事例インタビュー「『お客さまの本当の声を知りたい』NTT Comの10年の悩みを解決したのはNPSだった」が公開されました。

    顧客ロイヤルティ指標である「NPS(Net Promoter Score)」。

    NPSは単なる調査手法ではなく「元気が出る仕組み」と話すNTTコミュニケーションズでは、従来の顧客満足度調査からNPSに切り替えることで、何が変化したのでしょうか。具体的な導入方法から効果までお届けします。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/07/22/23168

Web担の姉妹サイトもお役に立てるはずです。
ECの現場で売上アップを目指す方には
ネットショップ担当者フォーラム
データセンター(iDC)に携わる方には
データセンター完全ガイド
企業内情報システムのお仕事をされている方には
IT Leaders
ソフトウェア開発者の方には
Think IT

[セミナー/お知らせ]↑要チェック記事 | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
Web担当者基礎講座、越境ECフェス、アンバサダーアワードなど7月~9月イベント情報

※「先週のニュース記事」の「イベント/セミナー」欄ユーザー投稿でのセミナー告知もご覧ください。

動画活用(7/29)

結果につながる動画活用事例を紹介する「よく分かる動画活用の今」をミツエーリンクスが7月29日(金)に東京・西新宿で開催します。効果的な動画の活用法、動画活用製品などを解説。参加費は無料。

http://www.mitsue.co.jp/seminar/motion_picture_trends.html

越境EC(8/10、福岡)

中小機構主催の「越境EC“まるごと”フェスティバル2016 in 福岡」が8月10日(水)に福岡で開催されます。会場限定の「ECよろず相談」も実施。参加費は無料。

http://marugoto-ecfes.smrj.go.jp/fukuoka/

Webの分析・成長(8/20、青森)

CSS Nite in AOMORI「論より証拠。数値が語る育つWeb」が8月20日(土)に青森で開催されます。数値・分析の切り口から効果を上げた事例や手法を解説。参加費は事前登録4,500円、当日5,000円。

http://cssnite-aomori.net/vol10/

Web担当者基礎講座(8/25~26、大阪)

企業Web担当者の業務に必要な知識を基礎から学ぶ「Web担当者基礎講座 in Osaka」をWeb広告研究会が8月25日(木)~26日(金)に大阪で開催します。2日間で学ぶ基礎講座。参加費は一般4万8,600円、協会会員の割引あり。

https://www.wab.ne.jp/wab_sites/contents/2394

アンバサダーアワード(8/29)

アンバサダープログラムアワードの受賞企業8社が講演する発表会が8月29日(月)に東京・虎ノ門で開催されます。花王、カルビー、キリン、ソニーモバイルなど講演。アジャイルメディア・ネットワーク主催、参加費は無料。

http://agilemedia.jp/APA2016/

Googleタグマネージャ講座(9/3)

Web担筆者としてもおなじみ衣袋宏美氏が講師の「Googleタグマネージャでユニバーサルアナリティクス実装講座(第4回)」が9月3日(土)に東京・渋谷で開催されます。参加費は通常5万3,000円、7月31日までの早期割引あり。

http://gtmua04.peatix.com/

先週の人気記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー/お知らせ | ↓解説記事 | ↓ニュース記事

Web担で先週公開された記事のうち、「今回の要チェック」に次いでアクセスが多かった記事です。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • 企業ホームページ運営の心得
    ホームページとは何か? すべての企業に通じる存在理由
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/07/20/23388
    by 宮脇睦(有限会社アズモード)
  • IoT時代のエクスペリエンス・デザイン
    AIが全人類の知性を超える「シンギュラリティ」(技術的特異点)は2045年?
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/07/19/23192
    by 朝岡 崇史(電通デジタル)
  • 衣袋教授の新・Googleアナリティクス入門講座
    Googleアナリティクスのレポート画面の超基本を理解しよう[第9回]
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/07/21/23357
    by 衣袋 宏美(株式会社クロス・フュージョン)
  • ネットショップ担当者フォーラム ダイジェスト
    モバイルコマース市場の最新動向 ─ 市場規模が2兆円を突破。けん引役はCtoC取引
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/07/20/23391
    by 種市 美奈子(株式会社メディア開発綜研 主任研究員)

先週の解説記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー/お知らせ | ↑人気記事 | ↓ニュース記事

Web担の解説記事には、ウェブサイトをビジネス活用したい人向けの情報がたっぷり詰まっています。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • 新しい顧客接点を生むWebプッシュ通知の活用法&ベストプラクティス
    Webプッシュ通知の活用法&ベストプラクティス――中編:プロモーションやエンゲージメントの利用例
  • Web文章実践講座(全6回)
    Web文章実践講座(第2回)商品紹介をブラッシュアップ
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/07/22/23419
    by 益子 貴寛(サイバーガーデン)
  • Web広告研究会セミナーレポート
    クリエイティブな職種とは? 豪華クリエイター陣が語る良い就職とキャリア
  • 編集長ブログ―安田英久
    HTTPやFTPの「プロトコル」とは? 元は外交儀礼や議定書を表す言葉
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/07/19/23384
    by 安田英久(Web担 編集長)
  • ユーザー投稿記事 by Pierry Software Japan(ピアリソフトウェアジャパン)
    【9/8開催】マーケ担当がたった1人で7つのソーシャルメディアを運用できた理由
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社フィードフォース
    2016年9月6日(火)開催、国内最大級のデータフィード専門イベント 『FeedTech2016』申込み開始! ~ LINE、Facebook、Twitter、Googleなど16社の登壇、10社のブースがイベントを盛り上げる! ~
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社キノトロープ
    失敗しない!CMSの選び方【8/26(金)開催 無料セミナー】
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社エイジア
    追加開催決定!セミナー『大量のテキストデータをマーケティングに活かすには? ~人工知能、自然言語解析の第一人者が語る、感性分析の技術と活用事例~』2016年8月3日(水)開催のお知らせ
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社フィードフォース
    8/4(木)【広告主様向け】サイト内検索データの活用とダイナミック広告の最前線 ~モバイル時代の消費者ニーズをリアルタイムに捉える!~
  • ユーザー投稿記事 by 産業支援部セミナー担当・萬福
    セミナー「VRが拓く未来への扉」~KFCネットマーケティングセミナーを【東京・両国】国際ファッションセンター(株)が開催
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社イー・エージェンシー
    ”100%確実”に売上がアップする仕組み~単品通販リピート対策&これぞ鉄板カゴ落ち対策~ 【8/4(木)@ 東京】
  • ユーザー投稿記事 by ファーストサーバ株式会社
    【大好評!無料セミナー】【シマンテック×ファーストサーバ】 「Web担当者に聞いてほしい Webサイトセキュリティセミナー」
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社メンバーズ
    好評につき定期開催決定!RFP(提案依頼書)の書き方セミナー
  • Web担人気記事ランキング
    SEOは「検索体験の最適化(Search Experience Optimization)」に進化していく
  • 先週のWeb担まとめ記事
    日立グループ1000人のWeb担当者の教育体制とは?

先週のニュース記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー/お知らせ | ↑人気記事 | ↑解説記事

大手のニュース媒体では紹介されない、ホームページの企画・構築・運営や、ウェブマーケティング関連のニッチなニュース記事ならWeb担で。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

編集後記

金曜日はポケモンGOの話題一色でしたね。帰り道だけでもポケモンマスターがあちこちに。一晩でこれほど町の風景を変えてしまうとは、ポケモン恐るべし(池田)

Web担の編集後記も毎月末に更新してますので、よろしければご覧ください:
http://web-tan.forum.impressrd.jp/editors_note

[ユーザー投稿] 【8/9無料セミナー】受注率3倍を実現した次世代の営業組織”インサイドセールス”のススメ

[ユーザー投稿] Ruby & Rails > 第26回 altERBで楽々Railsコーディング! ~Hamlの紹介~

[ユーザー投稿] 【8/16無料セミナー】いまさら聞けないコンテンツマーケティングって何?【初級者向け】

[ユーザー投稿] 【8/18無料セミナー】BtoB向け:潜在顧客をサイトに呼び込むSEOコンテンツの企画と制作 - 基礎編


[ユーザー投稿] 【つないでみた】気象庁とつないで猛暑対策!?

[ユーザー投稿] 【8/18無料セミナー】自社ではじめるコンテンツマーケティング実践講座 - ペルソナからカスタマージャーニーまで

[ユーザー投稿] 【8/23無料セミナー】自社ではじめるコンテンツマーケティング実践講座 - ペルソナからカスタマージャーニーまで

「ネットショップ経営者のための売上向上セミナー」8月5日、長野市

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8月5日(金)、長野市で「ネットショップ経営者のための売上向上セミナー」が開催される。講師はウェブコンサルタントの村上佐央里氏と、ウェブ解析士マスターの矢澤伸也氏。

「ECで成功したいけど、何から手をつけたら良いのかわからない」「これからのECの行方を知りたい」という方向けの内容。

  • 13:35~  講演1「初級者向けのサイト改善方法を学ぼう!!」
    ​講師:ウェブコンサルタント 村上佐央里 氏 
  • 15:15~  講演2「EC(オンラインショップ)で成功するために必要なことを理解しよう!!」
    講師:株式会社インテージテクノスフィア ウェブ解析士マスター 矢澤伸也 氏 
  • 16:40~  無料相談会
    長野県よろず支援拠点のコーディネーター、サブコーディネーターが対応

 

イベント名称ネットショップ経営者のための売上向上セミナー
日時2016年8月5日(金) 13:30~17:15
場所ホテルメトロポリタン長野 3階「浅間」
長野市南石堂町1346番地[MAP
定員100名(参加無料) 
主催公益財団法人 長野県中小企業振興センター(長野県よろず支援拠点)
共催長野県 
協賛ネット事業・ネットショップ研究会長野 
申込みhttps://ssl.kokucheese.com/event/entry/412470/

オリジナル記事はこちら:「ネットショップ経営者のための売上向上セミナー」8月5日、長野市(2016/07/25)

Web担当者ってどこで勉強したらいいんですか?/NECの田中滋子さんと岩崎電気の新井隆之さんに聞いてきた | Webのコト、教えてホシイの!

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ここから始まります
あっ。
どうしたんですか?
このアニメ、教え子が描いているんです。若い芽が僕を踏み台にしてデビューしていく。
生徒の出世を喜んでへんのか?
複雑です。瞳ちゃんアニメ化しないかなぁ。
器ちっさ。
けど、漫画も最近は専門学校とかで教えてもらえますが、Web担当者ってどうやって勉強するんですか?
そんなもん決まってるやろ。うちで勉強するんや。
他にはWeb研やWebMFとかやな。ついてき、Web担当者が勉強できる2つの団体の話を聞きに行くで。
ここから始まります
というわけで今日はWebの勉強ができる企業研究会Webマネジメントフォーラム(以降WebMF)と、日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会(以降Web研)について、新井隆之さんと田中滋子さんに教えてもらうで。
NEC CRM本部NECマネジメントパートナー/公益社団法人日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会代表幹事・田中滋子さん
岩崎電気株式会社 管理本部 広告宣伝室/一般社団法人企業研究会 Webマネジメントフォーラム幹事・新井隆之さん
よろしくお願いします。
お二人はどちらの団体にも所属してるんや。
僕らじゃなくても安田さん説明できるでしょ。
俺はええねん。前回熱い想い伝えたから。
本間充さんと林博史さんの回ですね。
なんですかそれ?
え?何言ってんねん。Web研に取材に行ったでしょ。
あっ本当だっ。
ここから始まります
すみません、多少重複するところがあるとは思いますが、まずWebMFとWeb研はどんなことをしているか教えてください。
我々は2つの団体に属していますが、適当に話してしまっていいんですか?
それだと読者が混乱してしまいますね。
それぞれどちらかの団体の代弁者になってもらえませんか?
じゃあ私がWeb研。
じゃあ僕がWebMF。
じゃあ僕はWeb担。
なんでやねん。
では改めてどんなことをしているんですか?
WebMFは端的に言えば、異業種交流による「知の交流と移転」で、企業のWebマネジメントのレベルアップを目指している集まりです。
ここから始まります
おもにコーポレートサイトを担当している人たちがメインで構成されていますね。もちろんそうでない方もいますが。
コーポレートサイト?
企業概要や製品情報、プレスリリースのことです。
なるほど。地味なサイトのやつですね。
地味って言わないでください!奥が深いんです。ともかく集まりは月一回、50社前後が所属していますが、参加できるのは発注側の人や企業に限られます。前半はセミナー形式の講演を、後半はテーマ別のグループワークをします。グループワークではなかなか表に出てこない失敗例も聞けるから、普段では気付きづらい課題を前もって知ることもできるんです。
なるほど、面白そうですね。
続いてWeb研、お願いします。
ここから始まります
Web研はWebを今より良くするためにはどうしたらいいかを考える団体です。WebMFとの違いは、発注側の人や企業だけでなく受注側の人でも参加できることかな。主な研究内容はマーケティングです。こちらも月一回集まって、セミナーを開き、その後委員会で個別に研究します。登録数は403社。
あっ、思い出した。
なにっ!?
色んなジャンルの人が集まって、フラットに話し合えるって言ってましたよね。基本的に何でも来いって。
今さらかい。
読者はどのような基準で選ぶといいでしょうか?
そうですね。分かりやすく比べると、比較的業界でとんがった活動をしている人が集まっているので、最先端の話が聞きたいと思うのであればWeb研。身近な業界の人とじっくりと話し合いたいならWebMFを選ぶといいかな。もちろん両方もありですよ。
ここから始まります
実際にどのような勉強をしているんですか?なにか代表的なことを教えて欲しいんですが。
WebMFで評判がいいのが相互評価ですね。
相互評価?
相互評価とは、メンバーが所属している企業サイトの採点です。つまりメンバーが思ったことを言い合うんです。
ええ、やだなぁ。
サイト評価をコンサルタントに頼むと500万円くらいかかるんやぞ。
えぇ500万円!!!そんなことやってくれるんですか、最高じゃないですか!!
勉強ですから。
なるほどWebMFは相互評価ってことですね。続いてWeb研の特徴は?
ここから始まります
ファイト!
いや、バトルじゃないし。うちは委員会が充実しているかな。自分が気になっていたり、取り組まないといけない課題を選んで参加すると良いです。代表的なのはこのような感じ。全部で10の委員会があります。ちなみにいくつ参加してもいいですよ。
全部に出席してもいいんですか?
身体がいくつあっても足りへんで。
そんなに大変なんですか?
どの委員会も本気だからね。この前はマイルドヤンキーがSNSをどれほど利用しているか地方都市に赴いて実地調査したんですよ。
捕まえてインタビューするんですか?
まぁ、そんな捕まえ方はしませんけど。
ここから始まります
そこまでして生の声を。
まぁ今のは1つの例ですが。その後、委員会はそれぞれ研究成果をまとめてセミナーで発表するんです。
相互評価も委員会も共通点はWebのことを真剣に考えて答えを導き出すことですね。
それってなんだか仲間って感じがしますね。
困ったことがあったら助け合える同志やな。
よくぞ気づいてくれました!それがとても大きいんです!!Webの世界はまだ歴史が浅い。
ここから始まります
新しい技術はドンドンと出てくるのに、理解している上司なんて少ないのが現状です。だから自分で調べて自分で勉強しないといけない。けど通常業務も激務。慢性的人手不足。積極的に勉強するのは難しい。しかし、WebMFやWeb研で幅広い人脈を作ることができれば、困ったときに気軽に相談できるようになるんです。
つまり横のつながりができるきっかけになるということですよね。
そういうことです。
それでは最後、読者にひと言お願いします。
ここから始まります
Web研やWebMFが気になった人は一度遊びに来てみてください。
社外に相談できる同志が100人できるかもしれませんよ!
素敵な恋の予感も。
そこは目的じゃないっ!!

第42回は8月公開予定

この記事の筆者

星井博文(ほしい・ひろふみ)

漫画家・漫画原作作家。ヤングジャンプにてデビュー。著作に『中京女大レスリ ング部物語「ちゅうじょ」』(実業之日本社)など多数。

「グランドジャンプ」にて、『未解決事件 File.02 オウム真理教』などの構成を担当。

お客さまを主語にしたアナリティクスの進化――インサイトからフォーサイトへ | IoT時代のエクスペリエンス・デザイン

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書籍の 第1章「エクスペリエンス×IoTで何が変わるか」 の 「〈解説〉エクスペリエンスの予測と提案のメカニズム」より

〈解説〉エクスペリエンスの予測と提案のメカニズム(続き)

お客さまを主語にしたアナリティクスの進化

インサイトからフォーサイトへ

お客さまを主語にしたアナリティクスの進化についても少し触れておきたい。そもそも、ビッグデータとアナリティクスはよく混同して使われることが多いが両者は別物である。ビッグデータとは事実を表す指標にすぎない。ビッグデータは、どのように分析するかを示すアナリティクスと組み合わせることで初めて企業のマーケティングツールになりうる。つまりビッグデータ単体では企業に価値をもたらすことはできない。ビッグデータが潜在的に持つ価値を引き出すには、アナリティクスの重要性を企業側が深く理解し、どんな分析手法や分析アルゴリズムを使うかを検討することが必要になる。

ビッグデータの活用がブームになったり、ウェブ解析が注目されたりした時期からわずかに数年間で、データアナリティクスの世界は「企業主語からお客さま主語へ」長足の進歩を遂げた。その進化のプロセスをあらためて整理して図式化すると図3のようになる。

図3 お客さまを主語にしたアナリティクスの新か:Webデータのみの点の分析:①結果の数字を並べた分析「結果はこの通りです」(後知恵) ②原因診断の分析「原因はこうでした」(インサイト) お客さまを軸にした体験分析(含オフライン)③将来予測的な分析「次はこうなるはず」 ④改善提案型の分析「次はこうすべき」(フォーサイト)

たとえばウェブマーケティングの典型であるネット通販などの場合、かつてはKGI(Key Goal Indicator、以下KGI)である事業成果(売上)に直結するウェブ上のお客さま行動データ、具体的には回遊率やコンバージョン率などをKPI(Key Performance Indicator、以下KPI)に設定し、両者の因果関係だけを追いかけて来た。お客さまの立場になってよく考えてみればわかることだが、お客さまとブランドとのコンタクトポイント(接点)は行動履歴が残らないウェブサイト以外にもたくさん存在するし(たとえば、テレビ広告、店舗、コールセンターなどオフラインのエクスペリエンス)、お客さまもウェブサイトの情報だけでそのブランドの商品やサービスの良否を判断している訳でもない。

したがって、企業主語の目線だけでウェブ上の行動データだけを解析しても、後知恵以上のアウトプットを得ることは難しく、本当の意味でマーケティングプロセスの刷新にはつながらない。

必要とされるお客さま主語でのゴールと発想の転換

ここで必要とされるイノベーションは、お客さま主語への転換である。すなわちお客さまのオフラインでのエクスペリエンスも含め、幅広い視点でデータを集めること、KGIである事業成果(売上)をお客さまの立場になって「翻訳」し、その企業の商品やサービスの利用を通じてお客さまにどう感じてもらうかという観点で置き換えてみること、の2点である。

たとえば、航空会社の場合を考えてみる。企業主語で考えると、何人のお客さまをA地点からB地点に飛行機で運び、どれくらいの売上を上げたか、をまず考えがちである。しかしそれをお客さま主語で「翻訳」すれば、どれくらい多くのお客さまに旅のくつろぎ体験を提供し、またこのエアラインに乗ってみたいと感じてもらえたかをゴールにすべきということになる。健康食品会社であれば、何件の会員登録があったか、新発売のサプリメントの売上がどれくらいになったかではなく、実際に何人のお客さまが健康になり、継続してサプリメントを買いたいと思ってくれるかがゴールと発想の転換をすべきなのである。

お客さまのこういった本音の気持ちを企業側が把握することで、お客さま視点でのゴールや、ゴールに至るまでのステップ、具体的にはお客さまの気持ちや行動の変化を高い確度で推察でき、打つべきマーケティング施策やPDCAサイクルを回すために集めるべきデータの種類も明確になるのである。こうすることで、結果の数字の羅列や原因分析の診断にとどまらず「次はこうなるはず」(将来予測的な分析)、「次はこうすべき」(改善提案型の分析)という形へと進化し、アナリティクスは後知恵やインサイトの領域を超えて、フォーサイトの領域に進化できるのである。

〈エピソード1〉で見た自動運転サービスのように集めるデータが膨大になり、かつリアルタイムのフィードバックが要求されるようになれば、データの理解、論理的な推論、継続的な学習はAIが担うことになるだろう。

しかしながら、お客さまに関して、どんなデータを、どのような手段で取ってくるかを判断し、道筋をつけるのがアナリティクスの本道であるならば、その仕事はマーケティングを取り仕切ると同時に「クラウド」を管理する人間の判断ひとつに委ねられている。お客さまの気持ちに寄り添い、お客さまのエクスペリエンスの中からどんなデータを「キュレーション」するかはコンピュータの「学習能力」以前の「センス」の問題といえよう。IBMの「ワトソン」のような卓越したスーパーコンピュータを駆使したとしても、プログラムする人間の「センス」がスタートの時点でお客さまのインサイトとずれていたら、大きなビジネスロスが発生してしまう。このテーマについては第4章であらためて考察する。

コンピュータが進化して行くことで、逆にそれを使いこなす人間のアナリティクスのセンスが高いレベルで試されるようになるのである。

この記事の筆者

朝岡 崇史(あさおか・たかし)
電通デジタル エグゼクティブ・コンサルティング・ディレクター

エクスペリエンス・デザインを専門とするコンサルタント。

大学生時代は東大野球部で選手・主務として活躍。

1985年、電通入社。クライアント企業様の経営層と向き合い、電通らしい右脳型のアイデアを武器に事業やブランドのコンサルティングを提供するソリューション型サービスを実践。

ブランドコンサルティングを行うコンサルティング室長を経て現職。

日本マーケティング協会(JMA)のマーケティング・マスターコース・マイスター(2011年~)。

著書に『拝啓 総理大臣殿 これが日本を元気にする処方箋です』(東洋経済新報社 共著 2008年)、『エクスペリエンス・ドリブン・マーケティング』(ファーストプレス 2014年)がある。

コールセンター向けモニタリングサービス「QICTO」、目的別の評価項目テンプレートを拡充

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ITアウトソーシングサービスのトランスコスモスは、同社の子会社トランスコスモス・アナリティクスが開発したコールモニタリングサービス「QICTO(キクト)」のバージョンアップと、目的別評価項目テンプレートを拡充し、外部格付け対策と顧客の声を製品開発などに活用するVOC回収力向上のためのモニタリングサービスの提供を開始する、と7月25日発表した。トランスコスモスがコールセンターの運営代行・支援を実施する企業を中心に、2016年度内に30件の導入を目指す。

QICTOは、バージョンアップにより、オペレーターの成長を促す機能を実装した。新機能の「QICTO DASHBOARD」と「QICTO VIEWER」は、評価結果データを自動的にダッシュボード化し、拠点やチーム、個人別の傾向や強み・弱みを把握するほか、「評価した瞬間」を再生し、オペレーターにフィードバックする際、評価根拠を明示することができる。SV(スーパーバイザー)やQC担当者の工数を削減し、オペレーターのスキルアップと業務への定着を促す仕組みを構築することが可能になるという。


[ユーザー投稿] メーカーが売上アップするためにやるべき 3つのポイント公開セミナー

Webも広告もECも、業界で自浄しなきゃ法律でがんじがらめにされちゃうよ | 編集長ブログ―安田英久

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今日は、短いけど重要なことです。ネット広告など業界団体があり、さまざまなガイドラインを作っていますが、これは不要なことなのでしょうか。いえ。こうした業界による自助努力・自浄作用がなければ、もっと厳しい法律による規制が導入されて非常に面倒なことになるのです。

業界団体とかガイドラインって何のためにあるの? うざいだけじゃ?

ネットやオンラインビジネスに関する、さまざまな業界団体があります。

こうした団体のなかには、「ガイドライン」という形で、業界で守るべき規制を作っているところがあります。

わかりやすいところでは、JIAAが出している「インターネット広告倫理綱領及び掲載基準ガイドライン」や「ネイティブ広告に関する推奨規定」などですね。

団体が定めるルールに則った活動をしている事業者にのみ利用を認める「マーク」という形で、行うべきこと・行うべきではないことを浸透させている団体もあります。

業界団体というものは、上記やさまざまな形で「こういうことをしてはいけない」「こうするべきだ」と定めているため、「めんどくさいなー」「うざいなー」と思っている人もいるかもしれません。

では、こうした業界による努力がないと、どうなるのでしょうか。

それは、「法律による厳しい規制」「厳しい罰則の法制化」です。

現実にあった「法律による厳しい規制」の動き

行政は、消費者にとって不適切ではない状況があれば、それを是正しなければいけません。その手段の1つが「法制化」です。

たとえば、消費者契約法が昨年から見直しを進められていて、個人を認識しターゲティングするネット広告は「勧誘」と同等であるとして、消費者契約法の対象として厳しいルールが定められそうになっていました。

結果として今回の見直しではその内容は見送られたようですが、いつ何時こうした法律による規制が増えるとも限りません。

業界団体や業界の代表企業は、事前に行政とやりとりし、こうした規制をどのように行うべきか、具体的な規制をかける前に状況を改善できないか、協議しているのです。

行政としても、本来ならば法律を増やしたり規制を増やしたりするのは、本当はやりたくありません。ですから、業界団体などと協力しています。自主規制やガイドラインによって、結果として問題がない状況になれば、法律を作らなくて済みますからね。

業界団体というもの、そして業界団体がつくる「ガイドライン」「推奨規程」というものは、こうした「法律による規制の防波堤」としての役割もあるのです。

ヤフーさんが最近ステマをやってるメディアを配信元から外しましたが、これも大手としての自浄のための動きだと考えていいでしょう。

ソーシャルゲームのガイドライン(ガチャ規制)も、遅きに失してはいますが、同様の動きですね。

こうした動きは、法律で身動きがとれなくなる前に業界として「消費者にとって不利益な状況」を改善するためのものという側面があるんですね。

法律としてちゃんと定められるほうがいいのでは?

こうした背景を説明すると、こんな風に思う人もいるかもしれません。

中途半端にガイドラインとかマークにするよりも、法律として作っちゃうほうが正しいのでは?

間違ってはいません。でもね、特にネット関連では、法律として作ってしまうと、こうなるのです。

  • まっとうなところは、法律でしばられて、以前よりも効率が悪くなる
  • まっとうでないところは、法律なんて気にせず、無茶をし続ける

そう。世の中には「金さえ稼げればモラルも法律も関係ない」という人はたくさんいるため、法律ができたとしても、そういう人たちは、あまり変わらないのです。

そしてその分、正直に法律を遵守している組織が割を食う結果になり、社会全体の効率が悪くなるのです。

もちろん、摘発されたり指導されたりすればそうした悪質な組織は間引けますが、社会的に大きな問題にならない限り、積極的にそういう動きにはなりませんからね。

◇◇◇

リアルだけでビジネスが動いていた時代と比べて参入障壁が非常に低いネットでは、ガイドラインや業界の自助努力・自浄作用を無視して自分に都合の良い動き方をする企業を排除するのは、なかなか難しいものです。

今はマシになりましたが、一時期のSEO業界は、本当にひどい企業が多かったですよね。業界団体っぽい名前で活動している組織がスパムを行っていた業界なんてのもありましたね。

Web担当者のみなさんも、「Web」「広告」「マーケ」という社会の一員として、自社の利益だけで判断するのではなく、「業界がどのように健全に発展していけるか」に関しても、少し意識を向けてくださいませ。

そうすれば、誰も得しない法律が作られて日本の効率が悪くなるということを、少しでも防げるのではないでしょうか。

この記事の筆者

安田 英久(やすだ・ひでひさ)

株式会社インプレス
Web担当者Forum 編集長

プログラミングやサーバー、データベースなどの技術系翻訳書や雑誌『インターネットマガジン』などの編集や出版営業を経て、現在Webサイト 「Web担当者Forum」編集長。ビジネスにおけるWebサイトの企画・構築・運用と、オンラインマーケティングの2軸をテーマにメディアを展開してい る。

個人としては、技術とマーケティングの融合によるインターネットのビジネス活用の新しい姿と、ブログ/CGM時代におけるメディアのあるべき姿を模 索し続けている。趣味は素人プログラミングと上方落語と南インドカレー。

[ユーザー投稿] 株式会社いつも.9月13日(火)東京 オムニチャネル事業開始&拡大手法セミナー 開催

「消える」系SNSの利用実態や活用のコツを解説するセミナーをオプトが8/5に開催

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デジタルマーケティング事業のオプトは、エフェメラル(消える)SNSの基本情報や使い方のコツを解説するセミナーを8月5日(金)に東京・千代田区で開催する。

エフェメラルSNSとは、一定時間経過すると投稿内容が消える仕組みのSNSのこと。同社が2016年7月に「エフェメラルSNSラボ」を設立して初のセミナーとなる。対象者は企業のSNS・広報担当者で、参加費は無料。

同セミナーでは、自撮りカメラアプリ「SNOW(スノー)」の日本事業を統括する崔 智案氏、日本一のVineフォロワーを持つ大関 れいか氏、動画クリエイターのほくぴー氏が登壇。エフェメラルSNSの利用実態や活用のコツを解説する。

セミナー概要

  • 第1部: エフェメラル系SNSとは?
    飯塚 みちか氏(オプト)
  • 第2部: 動画コミュニケーションのプロモーション
    崔 智案氏(CAMP MOBILE)
  • 第3部: インフルエンサーによるトークセッション
    大関 れいか氏、ほくぴー氏、三川 夏代氏(オプト)
  • 第4部: 質疑応答

開催概要

トランスコスモスがビデオチャットサービスを提供開始、対面応対型Web接客を強化

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トランスコスモスは、ビデオコールセンターサービスの「Moshi Moshi Interactive」を提供するニューロネットと代理店契約を締結し、WebRTC(ウェブリアルタイムコミュニケーション)ビデオチャットサービスの提供を開始すると7月26日に発表した。

「Moshi Moshi Interactive」の利用イメージ
「Moshi Moshi Interactive」の利用イメージ

同サービスは、製品・サービスのテクニカルサポートやECサイトでの購入サポート、金融商品の相談窓口、訪日外国人向けの多言語対応などにおける活用を想定したもの。

「Moshi Moshi Interactive」を利用すると、ユーザーがWebサイトのボタンをクリックするだけでオペレーターとビデオチャットを開始でき、オペレーターがブラウザ画面を共有して操作したり、ユーザーのフォーム入力を代行したりできる。ユーザーはPC以外にもスマートフォン、タブレットから利用可能。

初期費用は10万円からで、月額費用は3.6万円から。運用費用は個別に見積もりとなる。トランスコスモスは、2018年度には同サービスの運用を100席規模まで拡大することを計画している。

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