[ユーザー投稿] 【東京開催】Web制作スキルアップセミナー「成果をあげるためのWebマーケティングと技術」【4/24(金) 60名:無料】 | Web担当者Forum
Web運用のスキルを測る簡易テスト あなたのチームは大丈夫? | 先週のWeb担まとめ記事 | Web担当者Forum
Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 20本とニュース記事 16本です。
→ https://web-tan.forum.impressrd.jp/events/201504
→ https://web-tan.forum.impressrd.jp/q/2015/03/19647
[今回の要チェック記事]↓セミナー/お知らせ | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース
Web運用のスキルを測る簡易テスト あなたのチームは大丈夫?
Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?
「あなたのチームは大丈夫? Web運用チームの現状を簡易テストでチェック」は、要チェック記事。
書籍『Web制作・運用現場のための「課題解決」の教科書』のコンテンツを、Web担向けに特別掲載しているコーナーで、今回の記事の内容は、「自分のWeb運用チームのレベルをチェックしてみませんか?」というもの。題して「Web運用簡易テスト」。
企業のWeb運用課題をあぶりだし、運用レベルを図ることのできるもので、標準的なレベルと比較したり、どこが課題なのかを大よそ把握したりできます。
水曜コラム「モバイルフレンドリー対応まで1か月、ダメなレスポンシブWebデザイン発注先の見分け方」が人気でした。
4月21日以降、スマホ対応の有無がモバイル検索の順位に影響するようになります。グーグルが発表した期日まで約1か月、急ぎスマホ対応を進める際の選択肢の1つがレスポンシブWebデザイン。
ひとまずの対応だけでも発注を、というときに使える、業者の見分け方を解説しています。
「MUJI passportアプリは、リニューアルしてホントに良くなったの? 無印良品 × UX侍 」は、「UXサムライ」の特別版記事。
年齢や性別、リテラシーを越えてわかりやすいデザインを心がけて行ったリニューアル。前回の取材からアプリがどう改善されたのか、UX侍が再びインタビューしています。
「マーケターは『脱 媒体別戦略』を掲げるべし Web広告研究会が2015年WAB宣言を発表」も、要チェック記事。
「脱 媒体別戦略 ~媒体別戦略から、生活者別戦略へ~」――これからのマーケティング戦略として、Web 広告研究会が2015年Web広告研究会宣言を発表しました。Web担当者は、今後どう考え、ふるまうべきなのでしょうか。
「ネットショップ担当者フォーラム」
「データセンター完全ガイド」
「IT Leaders」
「Think IT」
[セミナー/お知らせ]↑要チェック記事 | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
Googleモバイル対策・コンテンツマーケ・GA・リードナーチャリングなど8セミナー
※「先週のニュース記事」の「イベント/セミナー」欄や ユーザー投稿でのセミナー告知もご覧ください。
「緊急開催!Google モバイル検索アルゴリズム変更 攻略セミナー」を、アイレップが4月9日(木)に赤坂で開催します。参加無料。
4/21に迫るモバイル最適化の変更を解説する内容で、講師は渡辺隆広氏と博報堂アイ・スタジオさん。Q&Aセッションは安田がモデレートします。
「顧客に寄り添うこれからのデジタルコミュニケーション」と題し、コンテンツマーケティングやオウンドメディアとソーシャルメディアの連携などを解説するセミナーを、TAMが4月9日(木)に御茶ノ水で開催します。参加無料。
「Google アナリティクス ビジネス活用 徹底マスター講座」をアユダンテが4月14日(火)と4月21日(火)の2日間、永田町で開催します。
GAやタグマネージャを使ってデータをビジネスに活用する方法を2日間で徹底マスターする内容。講師はWeb担でもおなじみ衣袋氏+アユダンテ2氏。
「ウェブ関係者必見!『見込客(リード)獲得』から『成約に結び付ける』Webマーケティングのあれこれ」と題したセミナーを、a2iが4月16日(木)に名古屋で開催します。
BtoC・BtoBを問わず、リードナーチャリングの考え方や実践について解説する内容。Web担でも以前にリードナーチャリングに関して講演いただいた上島氏も講師として登壇。
「CMSとアクセス解析による顧客行動分析」セミナーを、NTTコム オンラインとジゾンが4月16日(木)に大崎で開催します。参加無料。
「ユーザーテストLive! 見学会 ― グルメQ&Aアプリ編」と題し、ユーザーテストを体験できるイベントを、スマホUXラボが4月10日(金)に渋谷で開催します。参加費は3,000円。講師は利用品質ラボの樽本氏。
「グループワークを通して『Webアクセシビリティ』を知ろう」と題し、昨今では自治体だけでなく企業の意識も高まってきているアクセシビリティについて学ぶイベントを、ミツエーリンクスとメンバーズが4月18日(土)に仙台で開催します。参加無料。
ウェブサイト制作と売り上げを上げるためのノウハウを解説するセミナー「CPI MEGA MIX」を、KDDIウェブコミュニケーションズが4月18日(土)に麹町で開催します。7セミナー+相談会の構成。参加無料。
先週の人気記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー/お知らせ | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
Web担で先週公開された記事のうち、「今回の要チェック」に次いでアクセスが多かった記事です。
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IBM、モバイルやWebのコンサル+HCD+構築+データ分析を行うIBMインタラクティブ エクスペリエンスを日本で本格始動 - [Web制作・運用現場のための「課題解決」の教科書]
Web制作チーム運営のお悩み解決Q&A! 士気が上がらない、残業が減らない、はじめてリーダーになったら…… - [データドリブン・マーケティング&ADフォーラム レポート]
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ヤフー社員が教える! スマートフォン広告の効果を測る13の指標とは? - [Moz - SEOとインバウンドマーケティングの実践情報]
Webコンテンツ監査のためにGoogleアナリティクスとScreaming FrogのデータをExcelで簡単に統合する方法 - [Googleアナリティクス セグメント100選]
“お久しぶりユーザー“は、何をきっかけに再訪してくれたのか? Googleアナリティクスで突き止めよう(第47回)
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Web担の解説記事には、ウェブサイトをビジネス活用したい人向けの情報がたっぷり詰まっています。
※背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。
- [実践 Googleタグマネージャ入門]
カスタムJavaScriptで自在に値を加工するタグマネージャの最終兵器(全20回の20) - [ネットショップ担当者フォーラム ダイジェスト]
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Cross Forum2015~コンテンツマーケティング・CRO・スマートフォンSEOが繋ぐオウンドメディアの未来~ - [ユーザー投稿記事] by
【コーディングファクトリー主催】レスポンシブWebデザインセミナー「福岡」「名古屋」開催のご案内 - [Web担人気記事ランキング]
新コンテンツ立ち上げ時に考えるべきSEOとは? クックパッドのSEO事例に学ぶ - [先週のWeb担まとめ記事]
「マーケと営業が互いに批判的:87%」BtoBマーケはこの状況をどうすればいい?
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大手のニュース媒体では紹介されない、ホームページの企画・構築・運営や、ウェブマーケティング関連のニッチなニュース記事ならWeb担で。
※背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。
- ●[イベント/セミナー]※「セミナー/お知らせ」欄のセミナー情報もご覧ください。
アイレップが「Google モバイル検索アルゴリズム変更 攻略セミナー」を4/9開催
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/25/19623ネット広告担当者が知っておくべき法律と成果アップにつながるアフィリエイト活用セミナー 4/23開催
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/23/19605
- ●[調査データ]
20代~50代までの64%がスマホを保有、ニールセンが2014年のまとめレポート「Digital Trends 2014」公開
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/25/19628「快適」「近さ」「自己効用」が習慣化を促進、生活者の「行動の習慣化」モデル調査レポート公開
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/27/19649
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デジタルマーケティングの継続改善を実現する「PDCA支援サービス」をビービットが提供開始
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/24/19618「Yahoo!ニュース」パートナーのニュースサイト上へコンテンツ出稿できる掲載枠をヤフーが提供開始
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/25/19629100万人規模のCookieパネルを備えた態度変容測定プラットフォーム「Ad Trace Panel」をインテージが提供
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/25/19627広告の効果をSEOとユーザー行動観察で最大化、ヴォラーレとフリークアウトがWebコンサル領域で提携
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KCCSがDMP「Rocket Fuel Origin DMP」のβサービス提供開始、デジタルマーケブランド「KANADE」で展開
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コンテンツ制作とCMSがセットのオウンドメディア構築サービス、スターティアとリボルバーが提供開始
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/26/19640Movable Typeプラグイン「PowerSync」の提供開始、Webサイトの公開・テスト環境の切り離しと同期に対応
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- ●[その他]
[インフラ]リンク、クラウドサーバー「ベアメタル型アプリプラットフォーム」にフラッシュストレージioMemory搭載モデル
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/25/19633[ドメイン名]JPドメイン名の登録数は138万件に、「JPドメイン名レジストリレポート2014」公開
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/27/19648
編集後記
気がつくと、気温が20度を超える陽気に。春ですねー。
オフィスが市ヶ谷だった頃は、花見の場所に事欠かなかったのですが、神保町に引っ越してからは、花見ポイントが近所になく。いっそ、飛鳥山に繰り出すかという感じです。
神保町近辺で良い花見の場所ないですか?
(安田)
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オリジナル記事:Web運用のスキルを測る簡易テスト あなたのチームは大丈夫? | 先週のWeb担まとめ記事 | Web担当者Forum
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[ユーザー投稿] 4/24(金)さぶみっと!オフ会 in 東京!Web制作者さんの交流会に参加しませんか? | Web担当者Forum
日本オラクルの「Oracle BlueKai Audience Data Marketplace」がオムニバスとデータ連携 | ニュース | Web担当者Forum
日本オラクルは、消費者の属性、購入履歴などの情報を集約する「Oracle BlueKai Audience Data Marketplace」を拡充する、と3月26日発表した。デジタル・マーケティング事業のオムニバスが提供する約200カテゴリの属性データとし好品データを連携。外部データを活用することでデータに基づいた的確な広告配信を可能にする。企業のマーケティング業務を支援するクラウド「Oracle Marketing Cloud」の1機能で、大規模データを一元管理・分析して投資効果を最大化する仕組み「Oracle Data Management Platform」導入すると利用できる。
Oracle Data Management Platformのユーザーは、管理画面で広範囲の外部データから選択し、見込み客のターゲティングや分析が可能になる。自社で収集したデータやパートナーと共有するデータを含む多様なデータを組み合わせて細分化し、効果的にターゲティングできる。購入・成約、申し込みなどをした重要顧客に似た属性を持つ見込み客を膨大なデータから探し出せる。Oracle Data Management Platformはグーグル、ツイッター、マイクロソフトなどとも連携していて、これらのプラットフォームがターゲティングや個別最適化に活用できる。
日本オラクル
http://www.oracle.com/jp/
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トランスコスモスとアドビがデジタルマーケティング分野で提携強化、企業の戦略を加速 | ニュース | Web担当者Forum
ITアウトソーシングのトランスコスモスとアドビシステムズは、デジタルマーケティング分野での提携を強化する、と3月30日発表した。トランスコスモスはアドビのプレミアパートナーとなり、アドビのマーケティングプラットフォーム「Adobe Marketing Cloud」の中核になっている6種のソリューションとともに、企業のデジタルマーケティングに必要となるサービスを国内外で提供。アドビのソリューションとトランスコスモスの制作・運用体制を組み合わせて企業のマーケティング戦略を加速させる。
6種のソリューションは「アナリティクス」「キャンペーン」「エクスペリエンスマネジャー」「メディアマネジャー」「ソーシャル」「ターゲット」で、トランスコスモスは150人のオペレーターがアドビのサポートを受けてMarketing Cloudの基本操作・運用トレーニングを始めている。提携強化によってアドビは、国内の企業や国内から世界に展開する企業へのきめ細かなサポートが可能になり、マーケティングコンテンツの制作から最適化まで包括的なデジタルマーケティングを導入しやすい環境が整う。
トランスコスモス
http://www.trans-cosmos.co.jp/
アドビシステムズ
http://www.adobe.com/jp/
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食卓データをネットで容易に分析できるツール「食MAP Webスコープ」をDNP子会社が提供 | ニュース | Web担当者Forum
大日本印刷(DNP)子会社で家庭の食卓の消費実態分析・情報提供を行うライフスケープマーケティング(LiSM)は、食卓データをインターネット経由で容易に分析できる新ツール「食MAP(しょくマップ)Webスコープ」の提供を3月に始める、と3月30日発表した。食MAPは、誰が、どのような食品を購入し、いつ、どのように調理して食べるかといった情報を収集してデータベースにしたシステム。食MAP WebスコープはこのデータをWeb上で分析し、メニューや材料に関する情報が1つの画面で把握できる。
情報はランキング形式でも取得可能で、朝食・夕食などの食事機会や家族属性の違いなども容易に分かる。食MAPは食品メーカーや流通企業に利用されているが、これまではデータ分析用の専門端末からデータを抽出する必要があった。今回、Webサイト上でより簡単にどこからでも閲覧できる食MAP Webスコープを開発した。データは毎週更新し、直近の食卓動向が把握可能。データはマイクロソフトの表計算ソフト「Excel」形式でダウンロードでき、資料作成などにも使える。年間800万円(税別)。
ライフスケープマーケティング
http://www.lifescape-m.co.jp/
食MAP
http://www.lifescape-m.co.jp/smap_guide/
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オリジナル記事:食卓データをネットで容易に分析できるツール「食MAP Webスコープ」をDNP子会社が提供 | ニュース | Web担当者Forum
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グローバルサイト運用のポイント+はじめての海外サイト運用Q&A | Web制作・運用現場のための「課題解決」の教科書 | Web担当者Forum
「多言語や海外国用サイトの運用を依頼されたがどうやればいいの?」「語学堪能な人を採用したが、サイト運用が上手く回らない」。日本企業のグローバル進出に伴い、Web制作の現場でも多言語サイトや、日本以外の海外国用サイトの運用も必須になってきました。ここではグローバルサイト※運用に必要な体制作りのポイントを解説します。
※本書では、グローバルサイトを“日本語以外の言語で作られた海外国及び、外国の方向けに作られたサイト全般”と定義します。
2-6-1 日本でグローバルサイトの運用はできるもの?
兄「あさみ、熱でもあるのか? 英語の勉強なんかして(笑)」
あさみ「笑いごとじゃないわよ! 実は、Webサイトを運用しているA社さんから『グローバルサイトを開設したいから、その運用もお願いしたい』という依頼があったの。だから、英語が必要かなと思って勉強をはじめようかなと……」
兄「最低限の英語力は必要かもしれないけど、あさみが翻訳するわけじゃないのだから、英語がペラペラにならなきゃいけないわけじゃないだろ」
あさみ「そうなのよね。グローバルサイトも基本的には、企画して、デザインして、コーディングして、運用していけばいいのだから。だけど、お客さんは心配しているのよね……」
兄「グローバルサイトを運用したことのある人は会社にいないのか」
あさみ「そういえば、鈴木先輩がグローバルサイトをディレクションしたことがあるって聞いたことがある! 聞いてみよう!」
2-6-2 なぜ、グローバルサイトが必要になってきた?
あさみ「鈴木先輩がグローバルサイトをディレクションしたのは何年前ですか?」
鈴木「3年前かな。今ほどグローバルサイト制作のニーズもなかった頃だな」
あさみ「今は依頼が多いですよね。どうしてこんなに増えてきたのですか?」
鈴木「数年前までWeb担当者は、国内向けのコーポレートサイトの運用を主にやっていればよかったし、Web制作会社も日本語サイトの制作や運用支援だけを任されていた。でも、日本企業の海外でのビジネス進出に合わせて、グローバルサイトの制作・運用や、海外国向けのソーシャルメディアの運用支援の要望が増えてきたのだな※」
※背景については、Chapter1参照
2-6-3 更に増える日本企業Web担当者の悩み
日本企業Web担当者の悩みとは
これまで企業のWeb担当者は、PC向けのコーポレートサイトの運用を主業務にしてきました。しかし、スマートフォンなどの通信機種の多様化や、ソーシャルメディアなどの運用ドメインの多様化、関係部署の多様化により業務範囲が広がりました。さらに、押し寄せるグローバルの波に合わせてグローバルサイト運用も加わり、「管理する」手間が劇的に増加しました。
これが単純に日本サイトの延長にある業務として扱うことができれば、さほど大きな手間ではなく、吸収できるのかもしれません。
しかし、Webガバナンス(あるべき姿、品質にWebサイトを統括し、コントロールすること)において、日本国内のサイトだけを対象にする場合とグローバルサイトを含める場合とでは、大きな違いがあるのです。
国内と海外のWebガバナンスの違いとは
国内と海外のWebガバナンスの違いは、言葉の「壁」だけではありません。仮に、日本本社のWeb担当者が各国サイトのWebガバナンスを担当し、さらに、全世界共通のコンテンツの制作・更新をする立場だとします。国内拠点だけであれば、運用者が少数拠点に集中しているため、情報共有と連携がとりやすく、業務指示が「なんとなく」でも意図が伝わります。しかし、海外拠点を含めた運用ガバナンスでは、地理的な距離や時差の壁があるため、迅速な連携や共有がやりづらく、また、各国での運用者の人数もスキルにもばらつきがあります。ビジネス慣習や文化的背景の壁もあるため、業務指示が明確でなければ要件が伝わりません。
各国Webサイトの状況は?
このような違いと状況があり、まだまだ日本本社からの目が行き届いていません。一方で、現地各国でも対応しきれていないなどの理由で、下記のようなことが起きています。
- 世界中に伝えたい情報やコンテンツが掲載されていない
- ちぐはぐな翻訳や間違った表記・スペルが散見
- デザインのイメージ・情報整理の仕方がバラバラ
- 間違った企業ロゴやタグラインが使われている
- 一斉配信ができていない。公開日の予定が守られない
- 該当地域にとって最適なPR手法がとれていない
- 各国で行われている実績や活動が掲載されない
- 文化/宗教的な背景に照らして不適切な表現・情報がある
……etc
「えっ、本当に!?」と驚かれているかも知れません。しかし、現実問題として日本の大手企業のWebサイトでも起きているのを見たことがあります。
「集中」と「分散」が解決の鍵
このような問題が起き、なかなか解決しないのは、2つの原因があります。1つめは“「集中」マネジメントの欠落”です。本社がリーダーシップを発揮し統括・管理できていないことに原因がある場合が多いです。2つめは“「分散」マネジメントの欠落”です。各国の現地法人の裁量に委ねるべき業務が定められておらず、把握されてないことが原因です。これを解決するためには、各国の現地法人に一定の権限を与えつつも、肝要な部分は日本本社が手綱を握ることが重要です。
2-6-4 運用体制のポイント
運用体制は「本社」と「現地」のバランス
企業の事業展開の仕方や、組織形態によって、本社Web部門でどこまでの範囲を担当するか、裏を返せば、各国/地域にどこまでを委ねるかは変わります。
例えば全てを日本本社で更新すれば、品質は本社が思うような水準を全世界で保つことができるかもしれません。
しかしながら、現地の生活者にとって有益な情報を発信することは難しいかもしれません。逆に、全てを現地に委ねれば、現地に最適な情報は届けられるかも知れませんが、その企業のブランド向上に繋がるような、世界的な取り組みは紹介されないかも知れません。
一般的にはどちらか一方に完全に偏っているケースは少なく、「ブランド/ガバナンス」と「マーケティング」の両立を目指して、「本社」と「現地」の役割を模索している企業が多いようです。
グローバルサイトの目的とリーダーシップ
しかし、結局どのような体制がその企業にとって望ましいのかは、サイトの目的をしっかりと定めて、それをブラさず達成するための本社のリーダーシップが必要なのです。
「どの地域・国の」「誰に向かって(消費者、取引先、マスメディア、社員、株主……など)」「何を発信し、何を起こしたいのか?」
そして、その目的を達成するために日々の運用では、何を実施していくのか、そこまで考えて初めて適切な体制を決めることができます。
もちろん、リーダーシップを持つと言っても独りよがりではいけません。各国/地域でどんなことが起きているのか、ヒアリングや調査をすることも必要でしょう。
参考に、企業のグローバルWebサイトの立ち上げ(リニューアルを含む)から、運用までに至るプロセス例を紹介します。
2-6-5 アンケート結果から分かるグローバルの今
メンバーズでは、2014年に「グローバルWebサイトの取り組みに関するアンケート」を実施し、企業のグローバルWebサイト運営現状を調査しました。
調査結果からグローバルWebサイト運用状況の変化を検証していきましょう。
- アンケート名:グローバルWebサイトの取り組みに関するアンケート(2014年)
- 回答社数:23社
- 対象:メンバーズ主催セミナー参加者(広報、マーケティング、Webサイト担当者)
Q. 予想されるグローバルWebサイトの取り組み
2年以内に予想されるグローバルWebサイトの取り組みについては、「マーケティング機能の強化」「スマートフォン・モバイル対応」と共に、「運用体制の見直し」を挙げており、グローバルサイトの運用体制に課題を感じている企業が多いことが伺えます。
Q. 本社の役割について
本社の役割については「ガバナンスから共通コンテンツ運用」「ガバナンス・ガイドライン、ルール」を担っている企業が多く、基本的なデザインのガイドラインなどルール面の整備はもちろんのこと各国共通のコンテンツの更新も日本で更新するなど“本社中心型”を採用している会社が多そうです。
Q. 運用体制について
多言語サイト及びグローバルWebサイトの運用体制については、「内制(国内・各拠点)」「外注(日本企業、国内対応)」と共に国内で運用している企業が多くみられました。
Q. パートナー(Web制作会社など)を選定する際に重視するポイントは?
多言語及びグローバルWebサイト運用パートナーを選定する際に重視するポイントは「コスト」「サイト設計・デザイン実績」などの実制作に関わる項目以外に、「調査・コンサルティング実績」を求める企業が多く、前述の通り、まずは「あるべき姿」をきっちりと作り、そのための材料として調査から行いたいニーズがあるようです。
2-6-6 グローバルソーシャルメディア支援活用
先ほどのアンケートの1年前、2013年に「グローバルソーシャルメディアマーケティングの取り組みに関するアンケート」を実施し、企業のグローバルソーシャルメディアマーケティングの現状を調査しました。
調査結果からグローバルソーシャルメディア活用の状況の変化を検証していきましょう。
- アンケート名:グローバルソーシャルメディアマーケティングの取り組みに関するアンケート(2013年)
- 回答社数:24社
- 対象:メンバーズ メールマガジン登録企業(広報、マーケティング、Webサイト担当者)
Q. ソーシャルメディアマーケティングの展開を検討している国は?
ソーシャルメディアマーケティングの展開を検討している国について「ベトナム」や「タイ」など英語圏以外の国への展開を希望している企業も増えています。
Q. ソーシャルメディアを活用している国は?
現在、ソーシャルメディアを活用したマーケティングの対象となっている国については、「アメリカ」「ヨーロッパ」が多い状況です。しかしながら、ASEAN諸国も多くあがってきており見逃せません。
Q. 活用しているソーシャルメディアは?
公式アカウントを持っているソーシャルメディアについては、やはり多くの国でメインのソーシャルメディアとして使われている「Facebook」が一番活用されています。
しかしながら、最近ではFacebookを使えない中国で、最もポピュラーなSNS“新浪微博(シナ・ウェイボー)”の活用も増え、SNSを有機的に組み合わせることの重要性を感じます。
Q. ソーシャルメディア活用の目的は?
ソーシャルメディア活用の目的について「企業や商品の認知を広げるため」を挙げている企業が多く、まずは自社や自社商品のブランディングに活用している状況のようです。
Q. 公式アカウント運用の役割分担について
公式アカウント運用の役割分担については、「方針策定・投稿運用ともに現地に任せている」“現地法人中心型”企業と、「方針策定・投稿運用ともに日本でやっている」“本社中心型”企業が半々の状況です。Webサイトと比べると、ソーシャルメディアがよりマーケティング要素が強いため、現地に委ねることが多いと思います。
Q. その他の課題は?
海外のソーシャルメディア活用で、現在抱えている課題については、「ファンが活性化しておらずエンゲージメントが低い」「ファンが少ない」などのファンやエンゲージメントに関する課題と共に、「各国におけるブランドや発信する情報のクオリティがコントロールできてない」などの“現地法人中心型”の運用での課題を挙げる企業が増えています。
2-6-7 はじめてのグローバルサイト運用Q&A
さて、ここからは、あさみと鈴木先輩がはじめてグローバルサイトを運用する際の心構えや体制について、Q&A形式でお答えします。
Q. どの程度英語ができる制作者を配置すればよいか分からない
あさみ「先輩、A社のグローバルサイト運用の体制ですが、ご存じの通り、私、英語が全くできないです……海外担当者との業務連絡も発生するので、英語ができる人をアサインしたいのですが、デザイナーもコーダーも英語ができないとダメですかね?」
鈴木「サイトの原稿をネイティブレベルの翻訳者や翻訳会社に依頼するという前提であれば、海外の担当者との業務が発生する際に、電話などで英語で会話のできるディレクターが1人いれば大丈夫だね。他のスタッフは中学校程度の英語レベルか、それ以下の英語力でも十分だよ。むしろ、Webの専門性が高く、きっちりとディレクションできる人材をアサインしたほうがいいと思う。グローバルWebサイトといっても結局はWebサイトの制作だからね」
Q. 海外担当者とのコミュニケーション方法は?
あさみ「海外の担当者とは何を使って業務連絡やコミュニケーションをしたらいいのですか?」
鈴木「僕の経験では海外の担当者とは基本的にメールを使っているよ。電話で連絡をした後にも内容確認のためにメールを送るほうが、お互いの勘違いなどはなくなるね」
あさみ「そうか。メールのほうが、後で何かあったときに見直しできますね」
鈴木「本当は顔を合わせてコミュニケーションできたほうがいいけど、海外だと距離的に難しいから、時々はテレビ会議で顔を合わせたり、一度現地に会いに行くとかは、関係を深めるためにも重要だ」
あさみ「そうですね。そういえば、別の会社の友だちが海外担当者とやりとりをしていて、海外担当者が何も言わずに1カ月のバケーションに入っちゃって、連絡がとれずに困っていました。日本人なら前々から休暇の連絡はしておくし、そんなに長く休暇をとらないから問題にならないですよね。そういうのもコミュニケーションが円滑にできていれば問題にならないでしょうか?」
鈴木「言ってくれるのを待つだけじゃなくて、海外担当者の夏休みや年末年始の予定は事前に聞いておいて、それを前提にスケジュールを立てたほうがいいよ。海外は祝日も日本とは違うからね。海外のカレンダーや海外の時刻に合わせた時計も用意しておくと便利だよ」
Q. 各国によってデザインや情報整理の仕方がバラバラです
あさみ「A社のグローバルWebサイトですが、各国によってWebサイトのデザインや・情報整理の仕方がバラバラで困っています。ロゴのレギュレーションも守られていないし……」
鈴木「今までは特に統一していなかったのかな。そうなると、共通のデザインガイドラインを作って、ガイドラインに合わせて制作をするように、各国に普及活動をしたほうがいいな」
あさみ「実は、日本のサイトを基準に簡単にガイドラインを作って、その通りにリニューアルをするようにお願いしたのですが、日本仕様で作ったデザインだと、ナビゲーションや配置するコンテンツに言語が合わないようで、変なデザインになってしまいます」
鈴木「国ごとの言語や嗜好に配慮したデザインコントロールが必要だね。少し大変だけど、日本仕様でデザインテンプレートを作るなら、言語に合わせてレイアウトしてあげたものを渡したほうがスムーズだね。ただ、日本の負担が増えるから、どこまでを日本でやって、どこから現地の担当者に担当してもらうか最初に決めておいたほうがいいよ。日本であまり制作できないのであれば、デザインガイドラインに合わせて制作するように、根気強く言う必要があるね」
Q. 緊急事態発生! なのに海外担当者と連絡がとれない
あさみ「先週、A社の5ヶ国分のサイトを緊急で更新しなければいけなかったのですが、どうしても連絡がつかない海外の担当者がいて、とてもあせりました……」
鈴木「海外とのやりとりは時差もあるから、緊急の場合の体制も考えておいたほうがいいね。いつもは現地で更新しているサイトも、緊急の場合は、日本の担当者に代理承認をしてもらって、日本側で更新する体制を準備しておくとかね」
Q. 思わぬつまずきで、制作スケジュールが遅延!
あさみ「日本語サイトだと、デザインやコーディング時に誤字脱字に気がつけるし、改行位置で困らないのですが、グローバルWebサイトだと単純ミスに気が付くことができなくて、何度も修正が発生してしまいます」
鈴木「確かに母国語じゃないと、正確に翻訳されていても、そういうミスには気が付きにくいよな。現地にチェックしてもらい、正解のテキストをメールで送ってもらってコピー&ペーストして修正することで文字入力のミスをなくすとかね。あと、言語が違うと改行をどこに入れていいか分からないから、翻訳者に改行位置で『/(スラッシュ)』を入れてもらうとか。テキスト修正1つとっても日本のWebサイトでは当たり前にすぐにできることが、グローバルWebサイトの運用では時間がかかるよね」
あさみ「翻訳も、英語を含む数ヶ国語に翻訳する場合は、まず英語に翻訳して、それをベースに他の言語にも翻訳するから倍のスケジュールがかかります」
鈴木「時差もあるし、色々な時間のコントロールが必要になるよな」
あさみ「あと、日本の常識が通じないことがありますよね。この前グローバルでキャンペーンサイトを立ち上げたときも、ある国ではキャンペーンをするときには政府の承認番号が必要だということを知らなくて、もう少しでスケジュール遅延になりそうでした」
鈴木「グローバルで新しいことをはじめるときは、企画段階で現地の担当者に現地独自のルールがないか確認することが必須だな」
Q. グローバルサイトのリニューアル時の注意点は?
あさみ「A社からグローバルWebサイトのリニューアルをしたいと言われていて、気をつけたほうがいい点はありますか?」
鈴木「まずは、日本語サイトと同様に、現行サイトのログ解析や、競合企業サイトの調査を行って、良い点と課題を出すことをしないとね。
現地の担当者にサイトに求められているニーズについて調査しておいてもらうのも有効だね。それから、国によってスマートフォンの普及率や、モバイル端末の回線状況が異なるから、まずは対象国のインターネットの利用状況を調べたほうがいいな」
あさみ「なるほど。日本基準のスマートフォン対応サイトを作っても、モバイル端末の通信規格によって速度が遅かったり、そもそもスマートフォンの普及率が低いと利用されないですよね」
鈴木「あとは、普及しているソーシャルメディアの種類も国によって違うから、各ソーシャルメディアの利用率も調べて、ソーシャルメディアにサイト情報をシェアするプラグインを何にするか決めたりしたほうがいいね」
あさみ「調べてみます。あと、コンテンツ内容を決めるときに注意する点はありますか?」
鈴木「サイトのコンテンツ内容については、できるのであれば現地の担当者にもどんなコンテンツにするかヒアリングしたほうがいいよ。現地の人の知りたい情報がなかったり分かりづらいサイトになっても困るからね」
あさみ「本社としての視点だけでなく、現地の視点を忘れてはいけないということですよね」
鈴木「それから、リニューアル後の運用について、検討しておかなければいけないね。目的と役割分担をはっきりさせておくことで、更新もスムーズに進むから」
Q. 海外向けにソーシャルメディア運用をはじめるときに気をつける点は?
あさみ「A社では、海外向けのソーシャルメディアのアカウント開設も検討しているようですが、はじめるときに気をつける点はありますか?」
鈴木「国によって、普及しているソーシャルメディアの種類が違うから、各ソーシャルメディアの利用率を調べて、どのソーシャルメディアを開設したらよいか提案したほうがいいよ。日本では当たり前のサービスも使われていない場合だってあるから」
あさみ「分かりました。それから、開設後の運用のポイントはありますか?」
鈴木「運用で大切なのは、国ごとにどのようにソーシャルメディアが活用されているかを調べることだな。ソーシャルメディアで流行っている投稿や、どのような投稿がシェアされやすいのかを調べることだ。日本だけであれば、投稿記事の文章量が多くても読んでくれることもあるけど、複数の国や地域の人に見てもらうのであれば、写真が大事になってくるから、印象的な写真だけの投稿とか、写真と簡単なキャプションだけの投稿が良かったりするよ」
あさみ「要は、言葉の問題ではなくて、現地の人々の嗜好や動向を理解して、どうコミュニケーションを取るか考えることが大事だということですね」
Q. できるだけタイムリーに運用するには?
あさみ「ソーシャルメディアはタイムリーな投稿が命なのに、投稿原稿を翻訳するのに時間がかかることが多くて困っています。できるだけタイムリーに海外のソーシャルメディアを運用するにはどうしたらいいですか?」
鈴木「まずは、原稿の承認フローを簡素化して確認時間を短縮することが大事だね。例えば、簡単な投稿については現地の担当者の承認をスキップして短くするとか。あとは、予約投稿を使えば、各国のユーザーがアクティブな時間に投稿できるよね」
あさみ「なるほど、日本時間で投稿しても時差の関係で海外では夜中で誰も見ていない場合もありますよね」
鈴木「他に、写真と簡単なキャプションだけの投稿にすれば、翻訳の必要がなくなるよね」
あさみ「写真中心の投稿であれば、言語に関係なく投稿できるから、数カ国語の運用もタイムリーにできそうです」
Q. ファンがなかなか集まらない…
あさみ「開設したA社のグローバルFacebookページですが、なかなかファンが集まらず盛り上がらなくて困っています」
鈴木「Facebook広告を使うのがいいよ。海外の企業も積極的にFacebook広告を活用しているね」
あさみ「Facebook広告か。複数国のFacebookページを運用しているから、全てに広告を出すとなると、予算が足りないかもしれません」
鈴木「Facebook広告の出稿単価は国によって違うから、国ごとにシミュレーションしたほうがいいね。予算がない場合は、まずは企業のマーケティング注力国を中心に出稿して、効果が良ければ他の国でも出稿することで対応していくといいよ」
2-6-8 グローバルWebサイト運用のまとめ
- 目的の設定と本社のリーダーシップが一番重要!
- 距離や時間の問題があるからこそ、マメなコミュニケーションを!
- 緊急事態の備えは、日本以上に念入りに!
- 理想の運用体制は企業の数だけある!「本社」と「現地」の良い関係を
あさみ「お兄ちゃん、前に相談したグローバルサイト運用を支援しているA社のグローバルサイトからの問い合わせが3倍になったって担当者からお褒めの言葉をもらったの!」
兄「おめでとう! すごいじゃないか」
あさみ「はじめはどうしようか困ったけど、ガイドラインや体制やルールを作って、海外の担当者とこまめなコミュニケーションを築くことで、日本語サイトと同じように運用できることが分かったわ!」
兄「安心するのはまだ早い。これから日本企業の海外進出が本格化してくれば、グローバルサイトに力を入れてくる企業も増えて、競争が激化してくるからな。他のWeb制作会社との差別化も必要になってくるぞ」
あさみ「えー。そうか……。でも“世界のWebディレクターあさみ”になれるように頑張るわ!」
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オリジナル記事:グローバルサイト運用のポイント+はじめての海外サイト運用Q&A | Web制作・運用現場のための「課題解決」の教科書 | Web担当者Forum
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この契約書が地獄への片道切符だ!――リース契約で骨までしゃぶってやるよ/【漫画】価格交渉人ネギリエ・第8話 | 価格交渉人 ネギリエ | Web担当者Forum
前回のあらすじ
効果のないSEOはもう止めたい――千恵の意思を察知したSEO業者・黒中は、「SEOの業務委託契約をパソコンのリース契約に切り替える」という切り札を切るべく、千恵のいない隙を狙って家を訪ねていた。
次回は4月公開予定
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オリジナル記事:この契約書が地獄への片道切符だ!――リース契約で骨までしゃぶってやるよ/【漫画】価格交渉人ネギリエ・第8話 | 価格交渉人 ネギリエ | Web担当者Forum
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[ユーザー投稿] データフィードの視点からCriteo(クリテオ)、GoogleAdWordsのリターゲティング広告を最適化 | Web担当者Forum
編集後記 | Web担当者Forum
毎月、最終営業日に更新する予定のWeb担編集部の編集後記です。こんなメンバーでゆるゆるWeb担を運営しています。
3月の編集後記
今月の「んまいもの」は、これです。
貧相な海苔巻き? いいえ。「そば寿司」です。
神田の名店「やぶそば」の、そば寿司。子どものころに親が作ってくれたのを好きで食べていたのを思い出しました。
ちなみに、家で作るときは、そばのゆで具合と水切りがポイント。ゆですぎるとゆるくなるし、水切りをちゃんとしないと海苔で巻けませんからね。
そば寿司、食べたことがない方は、お試しあれ。
まぁ、やぶそばは、そば寿司よりも、ふつうのそばのほうがうまいと思いました。
そば寿司は、酒のつまみ感がありますね。
桜の季節になってきました。毎年、この時期は靖国通り沿いの桜が満開になるのですが、市ヶ谷オフィスから引っ越して見られなくなったのはちょっと残念。JR沿線の桜並木やオフィス隣の公園では、毎夜花見が催されていたものです。
そうそう、今週末4/4(土)は皆既月食だとか。東京だと21時前後のようなので、カメラ片手に花見に繰り出すのもよさそうです。
桜がキレイな時期ですね~。
桜を見る文化は、平安時代からあるとか。その時代の和歌の名手が、「桜に出会わなければ、咲くのが待ち遠しかったり、散るのが惜しいという気持ちにならず、春を平和に過ごせるのになぁ」っていう、桜が好きすぎて困っちゃうって歌を残しているくらいです。日本人は根っからの桜好きってことですね。(こんなラブレターもらったら怖いな……と思っちゃうのは私だけ?!w)
2013年12月に始めた早朝のウォーキング、1年を超えてまだ続いています。毎日ほぼ決まって朝4時半ぐらいに歩いているのですが、その時間帯、冬はまだ真っ暗。ライトを付けないとすれ違う人とぶつかってしまうぐらいの暗さです。しかし最近は、家に帰り着く頃、東の空がほのかに明るくなるようになってきました。
毎日の変化は本当に気付かないぐらいわずかなのですが、日一日と季節が春に向かって進んでいると実感しています。原稿もちゃんと毎日少しずつやっていれば、いつかは夜明けを迎えられるはずなんですが(略)。同じく原稿がなかなか進まない人には、「シャーロック原稿しろbot」がオススメです。
仕事がら、「誤字脱字」というものに敏感です。ちまたで最近話題の異物混入のハナシを聞くと、「文筆・編集業にとっての“異物混入”」とは、まさに誤字脱字だよなあ、と、激しくうなづきます。にもかかわらず、世の中には、けっこう、フルスイング(笑)で誤字脱字をやらかしているケースが、じつは多い(職業病的に探していなければ、あまり一般の方は気付かないのかもしれませんが)。近所で見つけたこの事例は、見つけた瞬間に声が出て、こちらが汗をかきそうになりました。誰も気付かなかったの!?
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オリジナル記事:編集後記 | Web担当者Forum
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仮想専用サーバー「さくらのVPS for Windows Server」の提供開始、全プランがSSD搭載 | ニュース | Web担当者Forum
インターネットデータセンター事業のさくらインターネットは、VPS(仮想専用サーバー)サービス「さくらのVPS for Windows Server」の提供を4月8日に始める、と3月31日発表した。パソコン、携帯端末など機器を問わずにWindows環境が利用できる。「Windows Server 2008 R2」と「Windows Server 2012 R2」をそろえ、初期費用2000円・月額1000円から、ビジネス利用に適したハイスペックプランまで6種のラインアップを用意した。全プランが、ストレージにデータの読み書きが高速にできるSSDを搭載する。
さくらのVPSは、専用サーバーの自由度と共用サーバーの低価格を備える仮想専用サーバーサービスで、2010年9月から提供している。今回、VDI(仮想デスクトップインフラ)や、Windows Server 2003のサポート終了を見据え、さくらのVPS for Windows Serverの展開を決めた。月額1000円のプランはメモリ768MB、ストレージ30GBとなり、最もハイスペックなプランはそれぞれ16GB、600GBで初期費用2万3000円、月額2万円。モバイル機器でアクセスできるリモートデスクトップなどのオプションも提供する。
さくらインターネット
http://www.sakura.ad.jp/
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欧米の商品を日本向けに販売するECサイト「SPACE 879」をトランスコスモスが開設 | ニュース | Web担当者Forum
ITアウトソーシングのトランスコスモスは、欧米の商品を日本向けに販売するECサイト「SPACE 879(スペースはちななきゅう)」を3月31日に開設した、と同日発表した。同社が展開する世界規模のECワンストップサービスの一環で、欧米を中心にした世界各国の顧客企業のアジア向け販売を支援し、日本の消費者に商品を直接届ける。当初はアパレル、バッグ、靴、小物を扱い、商品分野は随時追加する。
SPACE 879は、米国や欧州の人気ブランド商品を集め、海外ショッピングが手軽に楽しめる環境を提供する。消費者は、日本で手に入りにくいアイテムや未入荷品が購入できる。取扱商品は全て正規品で、日本人スタッフが中心に検品、配送、カスタマーサポートを行う。サイトも全て日本語で表記し、関税、消費税、配送料込みの価格を表示する。為替や関税の計算の必要がなく、安心して買い物ができる。
トランスコスモス
http://www.trans-cosmos.co.jp/
SPACE 879
https://www.space879.com/
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スマートフォンの「インスタントメッセンジャー」利用率は1年前の2倍、「Eメール」微減 | ニュース | Web担当者Forum
視聴行動分析サービスのニールセンは、同社のスマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)を基に独自に分類した「コミュニケーション」カテゴリの最新利用動向をまとめ、3月31日発表した。2月時点でスマートフォンからのコミュニケーションサービス利用者は4465万人となり、利用率は95%にのぼった。1年前の2014年2月と比べて95%は同水準で、サブカテゴリの利用率は「インスタントメッセンジャー」が約2倍、「Eメールサービス」は微減、「その他コミュニケーション」は横ばいだった。
コミュニケーション全体の利用率は1年前と同じだが、利用者数は3686万人から増えた。サブカテゴリのインスタントメッセンジャーは「Facebook Messenger」などを含み、利用率は1年前の18%から35%に倍増し、利用者数は703万人が1631万人になった。Eメールサービスは「Gmail」などを含む。率は1年前の70%が67%に微減だったものの、数は2728万人から3170万人に増えた。その他コミュニケーションは「LINE」などを含み、率は79%で横ばい。数は1年前の3060万人から3735万人に増加した。年代別ではLINEで50歳以上の利用者が増えた。
ニールセン
http://www.netratings.co.jp/
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セミナー「拡大するアプリ市場において企業がおさえるべき3つのポイント」をトランスコスモスが4/23開催 | ニュース | Web担当者Forum
トランスコスモスは、アプリマーケティングに取り組む際に企業が押さえるべきポイントを解説するセミナー「拡大するアプリ市場において企業がおさえるべき3つのポイント」を4月23日に東京で開催する。
本セミナーでは、アプリマーケティングにおいて取り組むべきポイントを、「調査」「プロモーション」「計測」3つの視点で解説する。プログラムは次のとおり。
- 日本のデジタルトレンド、スマートフォンシフトはここまで進んでいる!
髙木 史朗氏(ニールセン) - Google AdWords を用いたアプリプロモーション戦略
緑川 徹生氏(グーグル) - データ活用から見るアプリマーケティングの今後
杉崎 健史氏(メタップス) - アプリマーケティング最適化手法をご紹介。今、マーケッターが取るべき行動は?
江原 真希子氏(トランスコスモス)
- 日時:4月23日(木)14:00~16:10(受付開始13:30)
- 会場:トランスコスモス 渋谷本社 13F 大会議室(東京都渋谷区渋谷3-25-18)
- 定員:30名
- 参加費:無料
- 主催:トランスコスモス株式会社
- 詳細・申し込み:http://www.trans-cosmos.co.jp/digitalmktg/seminar/150423.html
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[ユーザー投稿] Ruby on Railsの市場動向をまとめたページが公開されました。 | Web担当者Forum
[ユーザー投稿] 米国で平均年収1300万円の高額WebエンジニアRuby on Railsの求人動向をまとめたページが公開されました。 | Web担当者Forum
オウンドメディア歴10年のカルビーがソーシャルメディアをはじめた理由を聞いてみた | 企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用の現場 | Web担当者Forum
カルビーではWebを使ったコミュニケーションに10年以上前から取り組んでいますが、最近ではコミュニケーションの質が変わり、より気軽なものが求められているのを実感していました。
これまでカルビーサポーターズクラブやじゃがり校のコミュニティは、お客様とがっぷり四つに組むようなコミュニケーションでしたが、もっと気軽に企業と出会える接点として、ソーシャルメディアが必須だと考え、プロジェクトを立ち上げました。
カルビーでは、2004年からコーポレートサイトで展開していたコミュニティでの濃いコミュニケーションとは異なる、手軽に会話できる場として、FacebookとTwitterの運用を2014年に開始した。約10年前から双方向のコミュニケーションに取り組んできた同社だが、ソーシャルメディアに本格的に取り組みはじめたのは意外にも最近のこと。その背景には、消費者の生活スタイルの変化があるという。
消費者の利用するメディアやデバイス、コミュニケーションの変化にあわせた施策としてソーシャルメディアを運用する同社 コーポレートコミュニケーション本部の谷兼氏、伊藤氏、多田氏に日々の運用や成果についてうかがった。
カルビー公式アカウントです!カルビーの商品やキャンペーンなどを中心に、楽しい、お得な情報をお届けします! ※リプライ、ダイレクトメッセージへの返信、フォロー返しはいたしておりません。お問い合わせはこちらからどうぞ→ http://goo.gl/b3hv8p
カルビーFacebookページは、皆様にお楽しみいただけるコミュニケーションの場として、カルビーにまつわる様々な情報を発信いたします!
10年以上のオウンドメディア運用歴。コミュニケーションの変化を実感
――2014年からFacebook、Twitterの運用を開始ということですが、すでにWeb上の施策をいろいろな形で実践されていたと思います。まずはその活動を教えて下さい。
伊藤弊社では、Webを使ったコミュニケーションに10年以上前から取り組んでいます。Webサイトにマイページ機能を作って、ユーザー登録してサイト内で遊んでいただける仕組みを作ったのは2005年です。こちらは現在登録ユーザーが50万人を超えています。
その前の2004年には、企業ファンクラブとしてカルビーサポーターズクラブを設立しており、お客様との双方向コミュニケーションを目的に運用しています。当初は紙ベースのコミュニティでしたが、2006年にWebコミュニティをスタートし、2010年にWebへ完全移行しました。こちらは、オンラインだけではなく、会員が集まってジャガイモを掘る、栽培するといった活動もあり、ネットとリアルを融合させた取り組みをしています。
さらに2007年には、じゃがりこのコミュニティサイト「じゃがり校」を開始し、ユーザーと一緒に商品開発を始めました。
こうした施策をするなか、一方で最近はコミュニケーションの質が変わり、より気軽なコミュニケーションが求められているのを実感するようになってきました。そこで、2013年にソーシャルメディアのプロジェクトを発足し運用の準備を始めたんです。
時代・世代の変化にあわせたコミュニケーションに取り組む
――大手企業のソーシャルメディア活用としては遅い印象がありますが、何か理由があったのでしょうか。
伊藤ひとつは、ネガティブなお声に過敏になっていたことですね。お客様相談室に寄せられるお声は毎月レポートとして全社で共有されるのですが、こうしたお声にオープンな場所でどう誠実に対応できるか、二の足を踏んだところがあります。
Facebookは実名性ですし、ある程度は顔が見えるので、これまでのコミュニティの延長線上で運用できると考えていたのですが、Twitterは実名性ではないのと、Twitterならではの雰囲気のなかに、カルビーがどうやって入っていくか不安が大きかったです。しかもそのころは、企業の「ソーシャル疲れ」も話題になっていました。
しかし、お客様のWebでのコミュニケーションが変わっていることはわかっていました。カルビーサポーターズクラブやじゃがり校のコミュニティは、どれもお客様とがっぷり四つに組むようなコミュニケーションで、成果も得ていましたが、お客様が忙しい時間のなかで、もっと気軽に企業と出会える接点を求めているとも感じていました。弊社としても、時代に合わせたコミュニケーションを通したLTV向上を目指すなかで、ソーシャルメディアは必須だと考え、マーケティング、コミュニティ運営、お客様相談室など、様々な部門が集まってプロジェクトが発足したのが2013年です。
谷兼時代ごとのWebマーケティングの変遷を見ると、1996年にホームページ、2004年に企業ファンクラブ(Webは2006年)を開始し、ロイヤルティマーケティングに取り組み、そして2014年にSNSというように新しい施策がどんどん増えてきています。
弊社の利用者属性を見ると、Webサイトを訪問するのは、35~55歳の方がメインになっています。では、それより下の世代のコミュニケーションをどうするかと考えたとき、25~35歳はFacebook、15~25歳はTwitterが適していると考えました。つまり、世代によってコミュニケーションツールが変わるので、それにあわせて企業もコミュニケーションできるようにしないといけないということですね。
Webサイトはお客様の方から見に来てもらうので受け身、コミュニティはお客様とガッツリ組む、そしてSNSはその中間のふわっとしたつながりを作れればと思っています。
Web・マス・ソーシャルメディアを掛けあわせた新しいブランディング戦略
――Facebookページは、コーポレートの「Calbee カルビー」と「Calbee ひとくち劇場」がありますが、ひとくち劇場はどのような位置づけですか。
谷兼ひとくち劇場は、企業ブランディングのための新しい広告戦略です。カルビーでは、これまでマスマーケティングの広告では、「ポテトチップス」「じゃがりこ」などブランドごとに訴求していました。その広告戦略を変え、「ひとくち劇場」という世界観を作って、そのなかでいろいろな商品を登場させています。
また、マス広告だけでなく、Webサイト、Facebookページ、LINE公式アカウントを運用し、ブランド好感度の向上を目的にしています。Webでのコミュニケーションが普及するにつれて、一方的なマス広告だけでなく、ユーザーのクチコミも活かした双方向のやりとりが必要になっていることから、LINEとFacebookを中心にWebを連携させた、長期的な戦略として位置づけています。
伊藤実際、テレビCMだけでなく、FacebookやWebサイトなど、2つ以上の接点がある方のほうが、好感度、満足度が高くなるという社内の調査結果も出ています。ひとくち劇場のLINEはすでに860万人の友だちがいて、キャンペーン紹介などの情報の拡散にも活用しています。
コーポレートのFacebookページは、運用してみると商品投稿の反応が良いことから、商品担当者から流通さんへのPRにも使えるかもしれない、といった気づきもでてきています。
パートナーの力を借りつつも、自社での運用にこだわる
――コーポレートのFacebookページはどのような運用体制ですか。
伊藤コーポレートのFacebookページは、Webリレーション課メンバーのうち、谷兼、伊藤、もう1名の3名で運用を担当しており、一部パートナーにサポートしてもらっています。社内担当の3名は他業務との兼任です。
Facebook投稿内容については、前月に担当メンバーの編集会議で投稿内容を決めます。広報部には商品の情報が集まってきますので、Facebookページのファンにあう情報を取捨選択し、パートナーに相談しながらアレンジしていきます。
ありがたいのが、お客様の商品に関する投稿の反応が良く、喜んでいただけていることですね。もちろん商品のことばかりではなく、企業活動の情報も届けられるようにコンテンツのバランスをとっています。
投稿の作成は、社内とパートナーで半々です。全部お願いしてしまうと知見やノウハウがたまらないので、社内でコンテンツを決めて作成も行うという体制にしています。社内で作成するときは、素材集めから編集して投稿するまで、他の業務と並行しながら短いもので1時間、長いものだと数日かけることもあります。最近は、他の企業さんとのコラボレーションも増えてきていて、そういったときはもう少し長くなります。
運用状況については、1か月が終わった時点でパートナー企業からレポートをもらい、2時間程度の報告会を実施して改善点などを話し合います。
――情報量が多くなったとき、FacebookやTwitterでの投稿の優先度はどのように判断していますか。
伊藤コンビニ限定商品のように、販売先が限られているような商品は、オウンドメディアにリリースを載せていないこともあるので、ソーシャルメディアが最適だと判断しています。全国一斉といったものは、オウンドメディアとソーシャル両方といった判断基準ですね。
投稿へのコメントで参加できるキャンペーンを実施
――Facebookのキャンペーンで、ページの投稿に対して、ユーザーがキーワードをコメントで投稿すると応募できるというルールで運用されていますが、具体的な方法を教えて下さい。
伊藤エンゲージメントを増やしつつ、楽しんで参加してもらえる企画として、コメント投稿で応募できるキャンペーンを企画しました。コメントいただいた方のなかから当選者を決めて、コメントで当選を知らせ、当選者からページにメッセージをいただき、その返信で個人情報入力フォームに誘導するという仕組みです。少し煩雑ですが、この方法で大体9割ぐらいの方から返答があります。
――Facebookの効果測定ではどの値を見ていますか。
伊藤投稿ごとの確認はリーチ数やエンゲージメント数ですね。現在は、コメントキャンペーンの効果もあってFacebookページのエンゲージメント率は5%程度です。「いいね!」が3.7万人なので、5%だと1投稿につき1800人くらいが反応してくれることになります(数値は取材時点のもの)。
Webアクセス解析でわかったTwitterの影響力
――Twitterの運用状況はいかがでしょうか。
伊藤多田と私の2人で、週後半に次週の投稿についての編集会議をしています。Twitterの雰囲気に馴染むように、会議でも気軽な空気感で話をしながら、投稿内容を決め、翌週のWebリレーション課の会議で確認し、つぶやきデスクで予約投稿をしています。
――多田さんがTwitterの担当になった経緯は。
多田私はWebサイトのアクセス解析の担当でもあります。ここ数年アクセス解析を見ていると、どっとアクセス数が増えるタイミングがあり、多くがTwitter経由です。テレビで商品やお店が取り上げられると、Twitterで話題になってトレンドに入り、Webサイトの方にも流入するという感じですね。日常的にTwitterをチェックすることも多いため、商品担当者が短期的なキャンペーンでTwitterを使うときにアドバイスを求められることも多くなり、その流れで公式アカウントを担当することになりました。
――以前からキャンペーン用のTwitterアカウントはありますが、企業公式アカウントというのはなかったですよね。
伊藤はい、Twitter公式アカウントは始めて数か月ですが、運用のきっかけになったのがこの連載シリーズのサントリーさんの事例でした。コーポレートとしての運用のモデルになり、同時につぶやきデスクも使ってみようということになりました。キャンペーンのように商品ごとにつながるのではなく、カルビー全体としてつながることを目的に運用しています。
社内レポートにはツールの解析機能を活用
――サントリーの事例がきっかけになったんですね。ツールを導入しようとしたきっかけは何でしょうか。
伊藤導入したつぶやきデスクは、日本製で使いやすそうだということと、料金体系がシンプルなこと、また画面も見やすく使いやすいということから選びました。Webサイトからお問い合わせをしたら、すぐに営業の方に来訪していただき、使えるようにしていただきました。
――他のツールとの検討はありましたか。
伊藤はい。複数検討しましたが、Facebookとセットになっているツールが多く、Facebookについては、パートナー企業がいることもありますし、経験値を高めるためにも自分たちでやりたいということがあったので、ツールは不要でした。ですので、Twitter運用に絞った時につぶやきデスクが最適と考えました。
――実際にツールを使ってみた感触はいかがですか。
多田つぶやきデスクの分析機能はいろいろなメニューがあるので便利です。フォロワーの増減がいつなのかといったデータもわかりますし、なによりフォロワーの活動時間が見られるのはいいですね。この時間に活動されているからこの時間にツイートするというように、運用に役立てています。
それに、リツイートした方のフォロワーがどれくらいいるのかがわかるのもいいですね。ツイートのRT、お気に入りの回数はTwitter公式の機能でもわかりますが、RTした人のフォロワーをもとに、全体で何人の人にツイートが届いたのかがわかるのは嬉しいです。商品担当者が、ツイートすると最大でどれくらいまで届くのかという資料を流通担当に提供することもあります。
Twitterは来期から本格運用、もっと存在感を出していきたい
――今後の運用ではどういった展開を考えていますか。
伊藤今年、カルビーの公式Facebookは、企業ランキングに用いられるエンゲージメント数を指標としてきましたが、広告出稿量やファン数など、他企業との相対的な評価になってしまうので、来期はエンゲージメント率を追っていきたいですね。また、1年経験してみた実感として、媒体としての効果がでるようになるにはファン数も大切なので増やしていきたいです。
Twitterは、現在はテスト運用の意味合いが強く、商品紹介、カルビーアンテナショップ紹介などをしていますが、来年度の運用については検討しているところです。
具体的にはフォロワー1万人くらいを目指していきたいです。コミュニティ運営をやってきた経験からいっても、ある程度の規模にならないと社内でコミュニケーションツールとして使ってもらえないということがあります。お客様からいただいた、ツイートやコメントなどの気持ちを活かすという意味でも、Facebook同様、質を保ちながら、数を増やしていくことが必要だと思います。
多田ゆるめのツイートができるようにしたいですね。他の企業のアカウントでは、一般のTwitterユーザーとのコミュニケーションにあわせた、「おはようございます」など、ゆるめの投稿やつぶやきをしているところもありますよね。私たちもそうしたい気持ちはあるのですが、どこまでくだけていいのか悩んでいます。
――他の運用者に伝えたいコツはありますか。
伊藤Twitterは始めて2か月ですが、最初はTwitterのゆるい雰囲気のなかに、カルビーが入っていけるのかという不安がありました。でも、運用を始めると、お客様の生の声がすぐそばにあるTwitterのメリットがわかったので、不安からやらないというのであれば、構えずに始めてみるのがいいと思います、とお伝えしたいですね。
※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:オウンドメディア歴10年のカルビーがソーシャルメディアをはじめた理由を聞いてみた | 企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用の現場 | Web担当者Forum
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新人Web担当者が捨てるべき3つの心 | 企業ホームページ運営の心得 | Web担当者Forum
心得其の402
新年度のはじまりです
新年度のはじまりです。締め切りと納期に追われ、曜日感覚をなくしがちな日々を過ごしながらも、この日ばかりは身が引き締まる思いです。
「はじめまして」の読者もいるでしょうか。本稿はWeb担当者の「現場の心得」を中心にお届けしており、本サイトの最長連載記録を誇りながらも「ド素人のため」と題しているのは、筆者の成長が足りないから……も、あります。しかし、「日々新た」も「Web担当者の心得」の1つ。体現しているのだと自画自賛しつつ、新年度初日にお届けするのは「新人Web担当者になったら捨てる心、捨ててはいけない心」。
文字通り「現場の心得」です。
Web担が捨てる3つの心
Web担当者になったその瞬間から、捨てなければならない心は3つあります。
まずは「甘え」。企業サイトとは「インターネット支店」であり、Web担当者とは「支店長」です。先輩や上司がいれば「支店長代理」や「支店長補佐」と若干グレードダウンしますが、確実に言えることは、サイトを訪問したユーザーやお客に対して、一切の言い逃れはできないということです。
トラブルが発生すれば、事情を説明し、理解を求めなければなりません。そのとき、あなたが「新人だから」とは理由になりません。それどころか、
新人をよこしやがって
と、お客の怒りに火をつけることになりかねません。顔の見えない「Web」の世界では、ささいなことが重大なトラブルに発展することがあり、会社に大ダメージを与えることがあるのです。Webの世界では、ネガティブな情報は瞬く間に燃え広がります。外部と接するときは、実際にはペーペーの新人でも、会社を代表するぐらいの心持ちが必要です。
学生気分にさよなら
次に捨てるのは「依存心」です。会社には指導を仕事とする教員や教官はいません。上司や先輩は仕事を教えてくれるでしょうが、自分の仕事も抱えており、ついつい指導がおろそかになることもあります。そんなとき、だれかが教えてくれるのを待つ心が「依存心」です。自分から積極的に声をかけ指導を仰ぎます。
また、会社は組織で動いており、上司や先輩、同僚と協力するのは当然です。しかし、協同と依存は似て非なるものです。「だれかがやってくれる」という「依存心」は、学生時代なら通じても社会では通用しません。
仮に一度や二度は通じても、通じた分だけ信頼を失っています。どうしても自分で対応できない案件ならば、上司に相談するなり、先輩の力を借りるなり、同僚に頭を下げるなどして、自らが動いて解決しなければなりません。
成功体験という慢心
最後は「慢心」です。外部企業と連携する場合、たとえ新人であっても発注者となるWeb担当者に対して親切に接してくれます。ときにこれを、自分の実力と錯覚する新人Web担が現れますが、外部業者は前任者や先輩、会社の信用に敬意を払ってくれているであって、新人Web担の実力とは限りません。
そしてどの業界でも世界は狭いもので、関係性の上下がいつ入れ替わるのかわからない「LOTO7」のCMにおける柳葉敏郎さんと妻夫木聡さんの関係に似ています。
また、1つの成功ぐらいはWeb担当者ならだれでも経験するものです。しかし、1つの方法論がすべてに通じることはありません。「勝ちに不思議の勝ちあり」という格言があるように、偶然と運だけの成功が転がっているのがWebの世界で、その多くには再現性がありません。実際、Web業界に転がるサクセスストーリーの大半はこれです。だからWeb担当者には、成功体験という慢心を捨てる努力が求められるのです。
捨ててはならない心
ここからは折り返し、「捨ててはならない心」について。
筆頭は「遊び心」です。サイトは訪問者を楽しませるためにあり、お堅い企業でも「オモテナシ」のための洒落や遊び心は不可欠です。なにより、どうせお金をもらって仕事をするなら、楽しみながらやるのが得というものです。
Web担当者になったばかりの新人に、これを告げるのは残酷かもしれませんが、この商売は「終身刑」です。部署が変わるまで勉強を強いられる職種で、つまり「向学心」を捨てるときがWeb担当者を辞任するときです。10年選手でも得た知識にあぐらをかくことは許されず、「Windows 95」から数えても20年選手の私が、いまだに「ド素人」である理由……とすると「向学心」の説得力を欠きますね。
最後の心得は「恐怖心」で「甘え」と対をなします。わずかな油断が失言となり、炎上すれば会社に与える影響は甚大です。Webは楽しい空間であるとともに、恐ろしい世界でもあるのです。地球のあらゆる空間とつながり、さまざまな国籍の数多の階層と触れあいます。初恋の相手から、テロリストまでが「ネットの向こう側」にいるのです。
価格の誤表記(入力ミス、確認漏れ)により閉鎖となった「丸紅ダイレクト事件」※は、いまから11年前の出来事です。「恐怖心」は常に頭の片隅に置いておかなければなりません。
※ ネットショップのPC販売価格を本来の19万8,000円ではなく1万9,800円と誤表記し、約1500台の注文が入る。後日、注文を取り消すことなく1万9,800円で販売したが、昨今は売買契約を無効とする事例が多い。参考:価格誤表記に関する考え方(ECOMネットショッピング紛争相談室)
リアルにおいての心得
ここまでが「新人Web担当者」における心得。もちろん、Web担当者の「心得」はこれだけではありません。400本を超えるバックナンバーがあるので、息抜きがてらにお読みいただければ幸いです。そして最後に「新社会人」に向けての「心得」。
まず、配属された職場、隣接する部署があれば、そこの上司や先輩、同僚らを、
●●さん、おはようございます
と、「名前」をつけて挨拶します。これは「先制パンチ」。
先輩だって緊張しているのです。上司だって新入社員を警戒しています。どんな人物かわからないのは「お互い様」なのです。
名前とは、集団において個人を特定する「識別子」で、自分の識別子を認識する人物を「仲間」と理解します。だから、できる先輩や上司は、新人を必ず名前で呼びます。そして「名前パンチ」は、お客さんにも取引先にも通じる、良好な人間関係を構築するための「極意」でもあります。
今回のポイント
捨てる心と持ち続ける心
甘えと遊び心と恐怖のバランス
※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:新人Web担当者が捨てるべき3つの心 | 企業ホームページ運営の心得 | Web担当者Forum
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ベストインクラスプロデューサーズ設立、デジタルマーケティングの課題を解決する「プロデュース機能」を提供 | ニュース | Web担当者Forum
デジタルインテリジェンスは4月1日、総合デジタルマーケティングのコンサルティング・プロデュース業務を行う「ベストインクラスプロデューサーズ(BICP)」を設立し、同日から営業を開始すると発表した。代表取締役社長には、朝日広告社 デジタル戦略センター センター長を勤めた菅恭一氏を迎える。
デジタルインテリジェンスでは、2014年4月にデジタルコンテンツ開発のエキスパート集団「ベスト・イン・クラス パートナーズ」を発足し、デジタルマーケティングにおけるチームづくりを支援してきたが、BICPを設立して同ビジネスを加速させる。BICPでは、引き続きベストインクラスパートナーズのエキスパート企業との連携と、デジタルインテリジェンスのコンサルティング機能を融合し、データと施策をつなぐ「シナリオ設計」と、分散化する施策領域とプレイヤーを統合するプロデュース機能を提供していく。
BICPが提供する主なサービスは次の通り。
- 新規マーケティングプロジェクトにおけるチームビルディング、プロデュース
プロジェクトの要件定義、RFPの作成、体制構築支援、パートナー選定
プロジェクトローンチまでのプロデュース、ディレクション - データドリブンなコミュニケーションシナリオの開発、ディレクション、運用支援
各種データを軸とした顧客分析、クラスタリング、コミュニケーション開発
各種マーケティングテクノロジーと連携したコミュニケーションシナリオの開発 - 企業内マーケティング活動の運用支援、トレーニング、トレーニング
企業内データドリブンマーケティング環境の構築支援
企業内トレーニング、教育プログラムの提供、コンサルティング
デジタルインテリジェンス
http://di-d.jp/
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