[ユーザー投稿] BカートASPが、クラウド型の受注・商品・在庫・売上管理システム「GoQSystem(ごくーシステム)」と連携開始 | Web担当者Forum
[ユーザー投稿] BカートASPが、在庫連動・在庫管理システム「らくらく在庫」と連携開始 | Web担当者Forum
DNPのネットチラシ「オリコミーオ!」とPOS情報分析連携のO2Oを生鮮・総菜でも展開 | ニュース | Web担当者Forum
大日本印刷(DNP)は、同社のネットチラシ配信サービス「オリコミーオ!」で、マーケティング関連事業のアイディーズのPOS(販売時点情報管理)情報分析サービス「i-code MS」と連携した小売店向けO2O(オンラインツーオフライン)サービスを鮮魚・青果・精肉の生鮮品と惣菜で展開する、と3月16日発表した。アイディーズは生鮮商品の統一コード「i-code」を日本で初めて実現した。加工食品や日用品などの商品には共通の「JANコード」が付与されているが、生鮮品、惣菜にはなかった。i-code MSはクラウド型マーケティングサービスで、i-codeが付与された食品についてPOS情報を集計して分析できる。
DNPとアイディーズはO2O分野で2013年から協業。メール会員の購買履歴とネットチラシの掲載情報を照合し、会員ごとに最適な情報をメールマガジンで提供するなど販売促進サービスを提供している。今回、i-codeを活用することで生鮮品と惣菜を対象にしたO2Oサービスを可能にした。例えば、小売店が発行するポイントカードの会員向けに生鮮品や惣菜の特売などのレコメンド情報をメールマガジンで配信できるようになる。いつ何をどれだけ買ったといった会員の購買履歴を基にするため、会員ごとに内容が異なる。オリコミーオ!のURLも記載し、小売店のネットチラシが閲覧でき、クーポンが受け取れる。
アイディーズ
http://www.id-s.net/
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デザイン性の高いウェブサイトが容易に無料で制作できるサービス「AmebaOwnd」開始 | ニュース | Web担当者Forum
インターネット広告のサイバーエージェントは、同社のウェブサービス「Ameba(アメーバ)」で、デザイン性の高いウェブサイトが誰でも容易に無料で制作できるサービス「AmebaOwnd(アメーバオウンド)」を3月18日に始めた、と同日発表した。一般ユーザーに加え、著名人、アーティストによるインターネット上での情報発信拠点や、企業、店舗のビジネス利用など、さまざまなオウンドメディア(自ら所有するウェブ媒体)としての活用を見込んでいる。今後、広告収益還元、有料コンテンツ配信、EC機能の搭載を予定している。
AmebaOwndは、100種類以上のテンプレートやフレームを選んでレイアウトしたり、画像や動画などのコンテンツをアップロードすることで、ブログのように簡単にウェブサイトの制作が可能。スマートフォン表示にも自動的に対応するほか、「Facebook」「twitter」や同社のブログサービス「アメーバブログ」などソーシャルメディアと連携する。さまざまなソーシャルメディアのアカウントを集約し、自らのサイトとして発信することもできる。スマートフォン向けのアプリも用意し、アプリからのサイト制作・更新も可能にした。
サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/
AmebaOwnd
https://www.amebaownd.com/
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JIAAがネイティブ広告のガイドラインを策定、広告表記と広告主体を必ず示すよう要望 | ニュース | Web担当者Forum
インターネット広告関連各社で組織する一般社団法人のインターネット広告推進協議会(JIAA)は、広告と記事コンテンツを融合させた手法のネイティブ広告に関し、掲載に関わる事業者の指針となる「インターネット広告掲載基準ガイドライン」を改定して「ネイティブ広告における推奨規定」を新たに策定した、と3月18日発表した。ネイティブ広告は記事・コンテンツと一体感があることから受け入れられやすい半面、広告掲載方法や内容によっては消費者がだまされたと感じやすい課題が指摘されていることから、定めた。
ネイティブ広告について、デザイン、内容、フォーマット、媒体社の編集記事・コンテンツの形式やサービス機能と同様で一体化し、ユーザーの情報利用体験を妨げない広告、と定義した。そのうえで、消費者がネイティブ広告を媒体社が編集する記事・コンテンツと誤認することがないよう、広告の責任の所在を明確にするため広告であることと、広告主体者が誰であるか明確にすることが必要、としている。明示する具体的な内容や方法は各媒体社などの判断に委ねるものの、広告表記と広告主体者を必ず示すよう求めている。
ネイティブ広告を掲載する際は、インターネット広告掲載基準ガイドラインに基づき、消費者に不利益、不安、不信感を与えないよう、媒体各社が独自に定める広告掲載基準で必ず広告審査を行う、と定めた。広告配信事業社に対しても自社基準に基づいて掲載の可否を判断し、適合しない広告の配信を停止するなど適切な措置をとる、とした。事前審査が運用上難しいケースに関しては、事後に掲載基準に適合しないことが判明した場合、速やかに是正措置を採るなど、各社が広告掲載の適正化に努めること、と要望している。
インターネット広告推進協議会
http://www.jiaa.org/
インターネット広告掲載基準ガイドライン」「ネイティブ広告に関する推奨規定」
http://www.jiaa.org/guideline.html
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グーグル社員が語るSEOで大切なWebサイトの品質とユーザー体験 | Web担人気記事ランキング | Web担当者Forum
2015年3月12日~2015年3月18日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
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グーグル社員が力説する“SEOに成功する最大の秘訣” など10+4記事
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SEOに詳しくない人の勘違いは、SEO関係者が正して啓蒙していくべきなんだよね
facebookページとは/企業Facebookページ制作マニュアル:18個の手順 【タイムライン対応・制作編&集客編】
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紙とペンだけで良質なコンテンツのアイデアをアウトプットできる魔法のツール、マンダラートとは?
問い合わせページに「来た」のに「問い合わせしなかった」見込み客の行動を分析するには?(第45回)
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失敗しないセミナー当日運営(持ち物リスト&司会台本サンプル付き)/セミナー開催マニュアル3
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ヤバいSEO業者ってどうやって見分ければいいの? SEOコンサルタント辻正浩さんと日西愛さんに聞いてきた
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サンプルでわかる提案依頼書(RFP)作成6つのポイント、発注内容の伝言ゲームは失敗の第一歩/第3回
Googleアドワーズで成果を出すにはどうすればいいの? リスティング広告のプロ・阿部圭司さんに聞いてきた(前半)
いいね!ボタンは新しいコードに書き換えないと2015年5月以降動かなくなります(公式情報)
無名企業の発表会にNHKやWBSなどのメディアを殺到させた「攻めの広報マインド」
肖像権とは/写った人の承諾なく撮った写真は肖像権侵害になるの?/【漫画】僕と彼女と著作権・第5話
※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。
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広告効果測定の基本業務は「広告指標」「費用対効果」の確認から。見るべきポイントと運用改善 #2/3 | ネット広告運用初心者マニュアル | Web担当者Forum
広告効果測定の基本業務は、まず「広告指標」と「費用対効果」を把握することです。CVRやCTRといったバナー広告やリスティング広告のデータを測定し、レポートするだけが効果測定ではありません。広告指標と費用対効果をもとに、なぜそのような結果になったのか、広告データを見て要因分析することが肝心です。
今回は広告効果測定の基本業務として、「広告指標と費用対効果の把握」と「広告データを見て要因分析する」という2つの業務を解説します。
- 集客方法(第1回)
- 効果測定(今回の記事)
- 検証改善(第3回)
基本業務1:広告指標を把握
広告にどんな効果があったのかを数値でチェック
広告の目的(認知・誘導・獲得)によって求める広告効果は異なります。たとえば、ユーザーAがバナー広告を見て(認知:インプレッション効果)、ランディングページに到達し(誘導:トラフィック効果)、資料請求をした(獲得:レスポンス効果)場合には、3つの広告効果が得られたことになります(図1)。
では、これらの広告効果を把握するためにチェックすべき広告指標を整理します。チェックすべき指標は、広告の目的や施策によって変化しますが、基本的な広告指標のチェックポイントは次のようになります。
1. 広告指標の理解
認知(インプレッション効果)のチェックポイント
ブランドや商品サービスの認知拡大を目的とする場合は、インプレッション(Imp)やインプレッション単価を中心に広告効果を把握し、ターゲットへのリーチ、フリークエンシー(あるユーザーに対する広告の接触回数)を適切に設定することが重要です。
目的 | 広告効果 | 効果測定指標 | チェックポイント例 |
---|---|---|---|
認知 | 表示された広告がユーザーに見られたか。広告を見てユーザーが内容を理解したか。 | Imp CPM など | 広告の配信ボリューム(広告表示回数)が足りているか、インプレッションあたりの単価効率を中心に把握する |
- インプレッション(Imp:Impression)
広告が表示された回数。 - インプレッション単価(CPM:Cost Per Mile)
広告表示1000回当たりの単価。
CPM=(広告費÷インプレッション数)×1000 - リーチ(Reach)
配信した広告が何人に見られたか、配信した広告に1回以上接触した人の比率。 - フリークエンシー(FQ:Frequency)
ターゲットユーザーに何回広告が表示されたか示す値。
※フリークエンシーキャップを設定することで、同一ユーザーに対する広告表示回数を制限できます。
誘導(トラフィック効果)のチェックポイント
ランディングページへの誘導を目的とする場合は、クリック数、クリック率、クリック単価(CPC)を中心に広告効果を把握し、クリエイティブ(バナー)が期待どおりにクリックされ、ターゲットユーザーを誘導できているか確認しましょう。
目的 | 広告効果 | 効果測定指標 | チェックポイント例 |
---|---|---|---|
誘導 | 広告を見てWebサイトやランディングページへ誘導できたか。ターゲットをどのくらい誘導できたか。 | Click CTR CPC など | 適切な広告選定とクリエイティブによるクリック数の確保ができたか把握する。掲載している広告枠(配信面)、投下予算、クリエイティブが適切か確認する。 |
- クリック数(Click)
広告がクリックされた回数。数値が高ければサイトへの誘導数が多いといえます。 - クリック率(CTR:Click Through Rate)
広告の表示回数に対してクリックされた比率。
CTR=(クリック数÷インプレッション数)×100(%) - クリック単価(CPC:Cost Per Click)
広告1クリック当たりの広告単価。
CPC=広告費÷クリック数
※数値が低ければ低単価で効率的にサイトへ誘導ができているといえます。
獲得(レスポンス効果)のチェックポイント
商品購入やメルマガ会員登録など、アクションの獲得を目的とする場合は、コンバージョン数、コンバージョン率、顧客1人当たり、または注文1件当たりの獲得コストなどを中心に広告効果を把握します。ランディングページに誘導した後で、資料請求・会員登録・商品購入などの獲得成果につながっているか、獲得効率が目標値の範囲内か確認します。
目的 | 広告効果 | 効果測定指標 | チェックポイント例 |
---|---|---|---|
獲得 | 商品購入や会員登録など獲得に結びつけることができたか。獲得効率を上げることができたか。 | CV CVR CPA CPO など | 獲得効率がKPIや目標値の範囲内か把握する。直接的な獲得効率などを中心に確認する。 |
- コンバージョン数(CV:Conversion)
広告を経由して資料請求・会員登録・商品購入などの獲得成果に至った件数。 - コンバージョン率(CVR:Conversion Rate)
広告を経由してサイトを訪れたユーザーの内、獲得成果に至った件数の比率。
CVR=コンバージョン数÷クリック数×100(%) - 顧客獲得単価(CPA:Cost Per Acquisition)またはオーダー獲得単価(CPO:Cost Per Order)
1コンバージョン当たりの広告単価を示し、広告費をコンバージョン数で割った値。
CPA=広告費÷獲得成果件数。CPO=広告費÷注文件数
※CPAまたはCPOが低ければ一般的に投資効果が高いといえる。
なお、商品購入など、企業が達成すべき目標の達成度合いを測る定量的な指標のことを、重要業績評価指標(KPI:Key Performance Indicators)といいます。
2. 費用対効果を把握する
広告指標を把握したら、次に広告指標とあわせて、広告費に対する売上額や利益額の割合などを中心に広告効率を確認します。
目的 | 広告効果 | 効果測定指標 | チェックポイント例 |
---|---|---|---|
売上 利益 | 広告費が売上や利益に結びついたか。費用対効果を把握する。 | ROAS ROI など | 広告キャンペーンやクリエイティブ単位での売上状況、広告キャンペーン全体の売上、利益など費用対効果などを中心に確認する。 |
- 広告費用対効果(ROAS:Return On Advertising Spend)
投資した広告費に対して得られた売上金額の割合を示す。
ROAS=売上金額÷広告費×100(%)
※ROASが高ければ広告が効果的に売上に寄与しているといえます。また、媒体やクリエイティブの違いなどによる広告効果の違いを実際の売上に基づいて比較できます。 - 投資収益率(ROI:Return On Investment)
投資したコストに対して生み出した利益の割合。ROI=利益額÷投資した費用×100(%)
広告費に対する広告効果の良し悪しを判断するには、「数(ボリューム軸)」「率(割合軸)」「単価(費用軸)」の視点から広告指標を見て、数値が「高い/低い」「変化があった」「異常値」などを確認していきます(図2)。
基本業務2:広告データを見て要因分析
なぜその結果になったのか、どうすればもっと良くなるのかを把握する
広告効果測定では、なぜそのような結果になったのか、要因を分析して特定することが重要です。これによって広告の効果を判断するだけでなく、次の広告施策の効果改善にもつながります。
ポイントは、広告データの中で数値が大きく上下している部分(インパクトの大きい部分)から変化の要因を特定すること。その際に重要なのは、マクロの視点とミクロの視点でデータを見ていくことです(図3)。
1. 広告施策単位の要因分析(マクロの視点)
まず、リスティング広告やアドネットワークごとに広告施策をグルーピングし、広告施策単位で要因の特定を行います。要因分析で見るべきポイントは3つです。
- 媒体やキャンペーンなどの広告施策別に広告指標を比較し、広告施策全体の良し悪しを判断する。
- 目標KPIと実際の広告指標、広告費を比較する。
- 平均値を見る場合は、個々の広告ごとに成果が極端に良い/悪いものがないかを注意する。
2. 詳細別の要因分析(ミクロの視点)
広告施策の全体像をつかんだあとは、個別の広告施策ごとに要因を分析します。ここでは「キーワード分析」と「クリエイティブ分析(広告文とバナー)」について解説します。
リスティング広告の入札キーワード&入札単価分析
リスティング広告の分析のポイントは、「入札キーワードごとの検索クエリ」と「入札単価」の分析です。
- 入札キーワードごとの検索クエリ分析
ユーザーが検索エンジンに入力した単語やフレーズ(複合語)を「検索クエリ」といいます。広告費(コスト)、CV数、CTR、マッチタイプ※1などを入札キーワードごとに降順で並び替えし、ターゲットユーザーに届かない不要な検索クエリがないかを確認し、コンバージョンにつながりやすい検索クエリを探しましょう(図5)。
※1 マッチタイプ:登録している広告キーワードと、ユーザーが入力する「検索クエリ」がどの程度マッチングしたら広告表示するのかを決める条件のこと。マッチタイプの具体的な解説は、Yahoo!プロモーション広告の公式ラーニングポータルやGoogle AdWords広告のAdWordsヘルプページを参照してください。
- 入札キーワードの単価分析
入札キーワードごとの検索クエリを確認したら、次に入札単価の分析を行いましょう。現状のCPAと目標CPAとの乖離から、目指すべきCPCとCVRを逆算し、キーワードごとの入札単価を見直しましょう。
CPAを下げたい場合(図6)を例に考えてみます。課題となるCPAを低下させるには、まずはCV数を上げる必要があります。CV数が少ない要因の1つとして、クリック数が少ないことが考えられるので、「マッチタイプ」を「部分一致」や「フレーズ一致」などに変更することでインプレッション数を増やしたり、平均順位※2を上げるためにキーワードの入札単価の増額やキーワードの見直しを行い、検索ボリュームを増やすなどして調整することができます。
※2 平均順位(平均掲載順位):リスティング広告の広告が表示される順位のこと。平均順位は、上限の「クリック単価」×「広告の品質スコア」によって変動します。
リスティング広告のクリエイティブ分析(広告文)
- 広告文のチェックポイント
リスティング広告のクリエイティブ分析では、広告文を誘導(CTR)と獲得(CVR)の視点で見ます(図7)。
ユーザーが情報を検索するときは、当然ながら入力した検索ワードに関する情報にしか興味がないため、広告効果を上げるにはユーザーが知りたい情報と広告文(タイトル、テキスト)の一致、さらに広告文をクリックした後に誘導されるランディングページとの整合性が重要になります。
ユーザーの検索ワードに対して、表示された広告文や広告のリンク先ページとの関連性が高い(CTRが高いなど)と判断されると広告品質スコア※3が高くなり、その結果、広告掲載順位やキーワードの入札単価を低下させることができます。
※3 広告品質スコアまたは品質インデックス:検索されたワードに対して表示される広告文やリンク先ページの品質は、クリック率やキーワードと広告文との関連性などによって自動評価され、1~10段階で表示されます。実際のクリック単価や広告の掲載順位に大きく影響します。
- 競合分析/USP分析
同じ入札キーワードに対して、競合他社がどのような広告文を掲載しているかを確認し、広告表現のポイントとなる自社のセールスポイント(USP※4)を見極めて、広告文の改善につなげることも大切です(図8)。
※4 USP(Unique Selling Proposition):顧客がその製品やサービスを選ぶ理由となりうる独自の訴求ポイントのこと。広告キーワードと広告文を競合他社と比較し、自社の強みが明確に表現できているかをチェックする。
ディスプレイ広告での入札単価分析
- 共通単位はCPM
DSPやアドネットワークでのディスプレイ広告の入札には、クリックごとに課金される「CPC課金」とインプレッションごとに課金される「CPM課金」の2つの課金方式があります。しかし、「CPC課金」で入札している場合でも、DSPからメディアへの広告在庫の買付はCPM換算されて行われます(図9)。
その換算方法は各DSPによって異なり、実際の入札CPMをチェックすることはできませんが、一般的にCPMを高くすれば、より良質な広告枠に広告掲載することが可能になります。
- 課金方式を使い分け、入札や広告クリエイティブの見直しをする
リスティング広告に慣れている場合は、CPC課金で入札しがちですが、場合によってはCPC課金からCPM課金に変更することで広告効果を改善することも可能です。単純化するために、CPCとCPMが同じでCTRだけが違う2つの広告の配信コストを考えてみましょう(図10)。
広告を1,000インプレッション表示させたとき、CTRが低ければCPM入札価格よりもCPC入札価格の方が割安となり、逆にCTRが高いバナーBはCPM入札の方が割安だと判断できます。
広告効果を改善するためには、CPC課金とCPM課金の入札を変更するタイミングを見極めること、広告クリエイティブ(バナー)のCTRを高めることが重要です。
ディスプレイ広告のクリエイティブ分析(バナー)
- バナーのチェックポイント
バナーの効果検証では、リスティング広告のクリエイティブ分析同様、誘導(CTR)と獲得(CVR)を確認します。さらにバナーのレスポンス状況を把握するために、CTVR(CTR×CVR)を確認します。ターゲットユーザーに対して適切な広告訴求ができているかを確認することが重要です。
また「勝ちバナー」を見極めるにはCTR、CVR、CTVRによる分析だけでなく、多変量テストに用いられている実験計画法※5やA/Bテストに用いられている有意差検定※6などの統計学的手法を用いたクリエイティブの検証改善が必要になります。統計学的手法を用いた広告クリエイティブ検証は、次回の「検証改善」で解説します。
※5 実験計画法:バナーのクリック率を高めるため、バナーのどの要素(コピー・画像・背景色など)がクリック数に影響しているのか効率的に検証(テスト)を行うための統計学的手法。
※6 有意差検定:複数のバナーで、クリック率などに差が出ているときに本当に意味のある差なのか判別する統計学的手法。
- バナーのフリークエンシー
ターゲットユーザー1人当たりに対するバナーの表示回数(フリークエンシー)を適切に設定することで、リーチの拡大、CTR改善が可能です。図12の例では、4回目のバナー表示からCTRが低下しています。フリークエンシーキャップを3回までに設定し、同じユーザーに対するバナーの表示回数を制限することでクリックされない無駄なインプレッションを減らし、逆に新たなリーチの拡大につなげましょう。
第2回はリスティング広告やディスプレイ広告の「効果測定」の基本を解説しました。広告集客同様、全体像を把握したうえで要因分析をすることが大切です。また、広告運用スケジュールや実施した入札調整などを振り返り、次の改善につなげるための発見や気づきを得ることが大切です。
第3回は、これまでの内容をふまえて広告クリエイティブの検証改善、検証改善に必要なアドテクノロジーの概要とその活用優先順位、広告運用に必要な最適化の考え方について解説します。
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MWCでガジェットにだけ注目するのはマーケター失格。モバイル革命「大騒ぎ」の2つの本質 | 単発記事 | Web担当者Forum
世界のモバイルの最前線でなにが起こっているのか。なぜモバイルがここまで熱いのか。大規模イベント「MWC」の取材から、ここに10万人弱の人が集まる理由の本質の考察をお届けする。
MWCレポートというとIoTやウェアラブルといった「モノ」に注目が集まりがちだが、ガジェットにだけ注目していては、このモバイル革命の本質を見逃してしまう。
世界最大のモバイル見本市のMWC2015(モバイル・ワールド・コングレス)が、スペイン・パルセロナのフィラ・デ・バルセロナ会場にて3月2日~5日まで開催され、世界各国から9万5000人が集まった。MWCは、GSM関連の携帯電話事業者の業界団体「GSM Association」が主催している世界最大級のモバイル関連展示会である。
今回、この地に足を運んだのは、モバイルの最前線でなにが起こっているのかを確かめるためだ。ウェアラブル、IoT(Internet of Things)など、モバイルを取り巻く状況は、いま圧倒的な猛スピードで突っ走っている。その最前線にはなにがあり、だれがプレイヤーで、どんな技術、どんなガジェットが登場しているだろうか。
折しも、今年のMWCのテーマは「イノベーションの最前線(The Edge Of Innovation)」でもあった。
訪れてみると、ヨーロッパ中心の携帯電波の基準となっているGSMが主催とあって、やはりヨーロッパ色の強く、アフリカ勢などが新鮮な面々がそろっている。目立つプレイヤーにはエリクソンやNokiaなどの大陸メーカーがいて、続いて各国の通信企業、そしてクアルコムなどアメリカ勢が続く。一方、目立っていたのは、ZTEやレノボ、Huaweiなどの中国・韓国勢がギラギラとして迫力満点の巨大ブースを誇っていた。
各ブースでは、自動車の自動運転テクノジー、基盤のインフラシステム、当然だがハイエンド・ローエンドを含めた最新の携帯端末、また、FirefoxやWindows Phoneなどの新しいOS、Operaのブラウザ、スマートウォッチ、そしてIoTに属する数限りないフィットネス器具やウエアラブル時計などが、多数展示されていた。
もちろん、これら全部を把握・理解しようとすると、4日間の開催期間でも足らない。ホール8まである会場と、ベンチャーの集まる別会場で開催された4YFNも含めると、広さ、ジャンルの多さ、規模、アイテム数の多さに圧倒される。私自身は、ホール7と8のネットマーケティグやサービス群に注力して回ってきた(これは後日レポート予定)。
しかし、「なぜモバイルがここまで熱いのか?」「モバイルだけがすべてでないはずだ」、といったそんな疑問が生じてしまう。
大騒ぎの理由その1「モバイルでつなぐしかない地域がスゴいから」
大騒ぎの根拠だと思われる要素の1つが「モバイルでつなぐしかない地域」だ。
国際電気通信連合(ITU)の調査によれば、現在、世界のインターネット接続人口は30億人に達した。しかし、全世界人口の73億人のうち60%以上の43億人は、インターネット未接続だという。
そしてその9割がアフリカ、インド、南米などの第三国にいる人たちで、彼らがインターネットに接続するには、モバイルしかないということなのだ。
つまり、これら43億人の未接続者、デジタルデバイドの人たちを繋げようとする過程において、インフラを含めいろんな側面や隙間に対して、巨大な投資マネーが動く。それにより新しいビジネスが生まれ、新しい商圏が拡大していくということだ。
これは、ネット上に新たな中国やインドのような巨大な経済圏を生みだそうとするようなものだ。
モバイル革命というゴールドラッシュの本質はここにある。だれもが血眼になり、活発に商談し、議論を始めているのは、これから広がる市場に向けて、猛烈な陣取り合戦を始めているからだ。
一方で、日本のモバイルへの関心は、まだまだ「スマホ対応」というレベルに追われている感じではないだろうか?
モバイルへの企業投資は、まだまだ本格化していないと感じているからだ。なにせ日本の街中では、Wi-Fi環境はまだまだ進んでいない。
もう1つの理由
「ライフスタイルの変化 ―― Mobile is Everything!」
陣取り合戦の一方で、見逃してはいけないのが、加速度的に進んでいるモバイルを利用した生活の変化である。すでにスマートフォンの利用時間がPCのそれを大きく上回ってしまった。生活のなかでPCを中心に使う人の割合は、劇的に少なくなってきている。
モバイルがあれば、旅行中でも地図やガイドブックはいならい。日常の買い物もネットで済ませられる。
そうした状況を背景に、リアルなデパートは「見本市」化しはじめている。そして、商売の効率を高めるクーポンやメンバーカードなどのパフォーマンスツールなどは、すべてモバイルに吸収されつつある。
生活に変化が起こるにつれ、新しいビジネスが生まれて活発化していきつつあるのがモバイルの世界だ。
- 第三国への開拓とグローバル経済圏
- 新しいライフスタイルへの適合ビジネス
この2つのうねりこそが、モバイルビジネスがダイナミックに動いている理由だ。世界の主要プレイヤーも、だからこそ、ここに集まっている。
ソフトバンクの孫正義氏も次のように語る。
モバイルを制するものがインターネットを制する。
もう1回だけ、最後のスタートラインの仕切り直しが始まる。
ガジェットにばかり注目しても本質がわからない
しかし、日本に伝えられるMWCの報道といえば、商品紹介やガジェット紹介が大半を占めている。ウエアラブル、IoTグッズ、新しいOS、5Gなどの通信環境、さらにクルマの自動運転など、ただモノやテクノロジーの紹介に終始している感が強いのが、残念だ。
「モバイルへ関心を寄せる人=ガジェットフリーク」のように見えてしまうのが、残念ではある。
もう1つ残念なのが、出展するブースに日本企業が少なく、キーノートのスピーカーにも日本人登壇者が少ないことだ。欧米のイベントだが、サムソンやレノボ、ZTE、エイサーなどの中国、韓国勢は圧倒的なスペースを確保し、しかも装飾や演出にもこだわり尽くしている。
それに比べて、日本の企業ブースはコンサバティブで、迫力が足らない。おとなしくきれいに展示している(つまり地味)と感じてしまうのだ。2000年頃には、日本企業は圧倒的に存在感があった印象がある。
また日本のベンチャー系企業ブースはどうか? 今回は、MCF主催の日本コーナーがホール8の一番奥の位置に10社ほどが参加していた程度だ。イスラエル、フランス、カナダ、ベルギーなど各国ブースがお国柄を表したさまざまな演出をしているのに比べ、少々モノ足らない。
同じことはカンファレンス会場でもいえた。日本人で登壇するスピーカーがほとんどいないという点だ。メインとなるキーノートには1人も参加していない。「英語ができない人が多いから」という指摘もあるが、逆に韓国、中国のスピーカーたちは、迫力たっぷりになまりの強い英語でスピーチを行っていた。
いずれにせよ、Mobile is Everythingの日が近づいている。
モバイルのとらえ方を、まだ
途中段階商品
ゲーム機
贅沢品
マニア向けのガジェット
といったように考えているのならば、その考えを捨てるべきだろう。
モバイルとは、今後、ビジネスの中心、生活の中心、日常の中心になるツールそのものだという認識に変えて行く必要がある。
そして、やがて国境を超えて世界と繋がり、訪れるグローバル経済圏での基盤コミュニケーションツールになるものだ、という認識に変えていかなければならない。
都市経営のイノベーションの旗手として認識されているバロセロナ市長のシャビエ・トリアス氏は言う。
バルセロナを、世界有数のスマートシティの1つとして確立することを目指しています。
それぞれの国が必死でモバイルに取り組んでいるのだ。われわれは、どうモバイルに取り組んでいくべきか考えられずにはいられない。
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オリジナル記事:MWCでガジェットにだけ注目するのはマーケター失格。モバイル革命「大騒ぎ」の2つの本質 | 単発記事 | Web担当者Forum
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コンテンツSEO成功の秘訣は「情報を探す人と提供する人のギャップ」 など10+4記事 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum
大手レシピサイトのクックパッドが、コンテンツ主体のSEOに成功した事例が今週のピックアップ。ほかにも、HTTPS・アプリ・UX、ウェブマスターツールの新情報、ドアウェイページペナルティ、2段階オートコンプリート、A/Bテストとクローキングなどなどの情報をお届けする。
コンテンツSEO成功の秘訣は「情報を探す人と提供する人のギャップ」
料理と自由研究のミスマッチでSEOに成功した事例(クックパッド開発者ブログ)
大手レシピサイトのクックパッドが、コンテンツ主体のSEOに成功した事例を紹介している。
一見すると料理とは関係なさそうな「自由研究」をテーマにして大きな成果をあげたそうだ。
テーマを決める際の考え方が、注目したい第一のポイントだ。
- SEOで最も重要なのはコンテンツを探す人と、提供者のギャップを埋めること
- 情報を探す人のコンテンツの探し方を調べ、それにあったコンテンツを用意する必要がある
SEOの手順でよく言われる、「キーワード調査」から最初に入るのではない。「どんな人が何を探しているのか」から入り、そこからキーワード調査に入る点がポイントだ。
クックパッドがSEOで目指す使命も見習いたい。
- 何れかの分野でNo.1になるコンテンツを集める、作る
- ユーザーファーストなサービスであることを自問し続ける
ユーザー視点で施策することが、最終的に検索エンジンからの評価につながる好例といえる。元記事のケーススタディを入念に読んで、あなたの運用サイトのコンテンツ作成に活かしてほしい。
なお有料ツールの利用がプロセスに含まれているが、そのツールがなくても応用は十分に可能だ。
日本語で読めるSEO/SEM情報
HTTPS・アプリ・UXに関する最新SEO情報
海外カンファレンスレポートより(アユダンテ コラム)
アユダンテの社員さんたちによるSMX Westカンファレンスのセッションレポート記事を先週紹介した。今週は、ほかの3本をまとめて紹介する。
「HTTPS」「モバイルアプリ」「情報設計・ユーザー体験」について、それぞれまとまっている。
3つとも非常に有益なレポートだ。カンファレンスに参加していなくても最新情報を入手できるのは、本当にありがたい。
重要なリソースがブロックされていないかどうかをウェブマスターツールでチェック
検索結果に悪影響が出ることもあり(グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)
グーグルウェブマスターツールに新しい機能が実装された。「ブロックされたリソース」という名称の機能だ。
この機能は、コンテンツのレンダリングに必要な
- JavaScript
- CSS
- 画像
などのリソースをクロールできない(ロボットのクロールがブロックされている)ことを通知するものだ。
robots.txtでこれらのリソースに対するクロールを禁止していると、ページのレンダリングとインデックスが適切に行われず、検索結果のランキングに悪影響を与える可能性がある。
ページのメインコンテンツのレンダリングに関わるリソースを不適切にブロックしていないか必ずチェックしよう。
新機能の特徴の詳細は、公式記事を参照してほしい。
グーグル、誘導(ドアウェイ)ページ排除のアルゴリズム更新を実施予定
SEOのためだけに作ったページに影響(グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)
「誘導ページ(ドアウェイページ)」が検索結果に表示されにくくするためのアルゴリズム更新を近日中に実施することを、グーグルが発表した。
関連するヘルプ記事もあわせて更新し、誘導ページを次のように定義しなおした。
誘導ページは、特定の検索キーワードで検索結果の上位に表示されることを目的に作成されたサイトまたはページです。……(中略)……また誘導ページは、最終的なアクセス先となるサイトやページに比べ有用性の低い中間ページにユーザーを誘導することもあります。
誘導ページの具体例もヘルプ記事で解説されている。
- 特定の地域や都市を対象としたドメイン名やページを複数持ち、それらのドメインから 1 つのページにユーザーを誘導するもの
- サイト内の有用なコンテンツや関連性の高いコンテンツにユーザーを案内することを目的として生成されたページ
- サイト内における階層が明確に定義されていないため構造としては検索結果の一覧に近い、内容が類似する複数のページ
誘導ページが大きな問題になっているという話を筆者は聞いたことがないのだが、こうして発表するということは、それなりの理由があるのだろう。
誘導ページかどうかをどのような項目に基づいて判断するかも、公式発表の記事で説明している。健全にサイト運営していればまったく心配ないはずだし、おそらく日本ではこの影響を受けるサイトはほとんどないと思われるが、念のため確認しておこう。
古いWebmaster Tools APIがまもなく廃止
新しいAPIへの移行が必要(グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)
古いWebmaster Tools APIを廃止することをグーグルが通達した。旧バージョンのAPIが2015年4月20日に使えなくなることを、公式ブログで告知している。
「Webmaster Tools API」は、ウェブマスターツールの機能の一部を他のプログラムから利用するための仕組みとしてグーグルが提供しているもの。アカウント内のサイトの一覧、サイトの追加や認証、クロールエラー情報の取得などの機能を提供していた。
古いAPIを利用した独自ツールを使っていたとしたら、新しいAPIへの移行が必要だ。
なお新しいAPIは、古いAPIで使えた次の2つの機能をサポートしていない。
- メッセージ
- キーワード(コンテンツ キーワード)
その他の情報は通達記事を読んでいただきたい。
海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ
ウェブマスターツールを利用したモバイル分析とHTTPSにまつわるトラブルの記事を今週はピックアップ。
- ウェブマスターツール「検索の影響」でモバイル検索とPC検索のランキングを比較する方法
新機能を先取り - HTTPSでインデックスされるべきURLの80%以上がHTTPのまま、原因は不適切な正規化
せっかくのHTTPSがこれではもったいない
- グーグルのオートコンプリートが2段階方式になった
- UAに基づくA/Bテストはクローキングになるのか?
- 過去のペナルティは新たなペナルティをさらに厳しくするのか?
- グーグルが本当に上位表示したいページの条件は何だろうか?
- パンダアップデートは去年の10月から更新していない?
- Googleのモバイルフレンドリー・アルゴリズムはパンダやペンギン以上のインパクトを与える。
- 決定版!Googleアルゴリズムの変遷のすべて~後編~
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
グーグルのオートコンプリートが2段階方式になった
別のサジェストでユーザーを手助け(Dan Shure on Twitter)
ダン・シュア氏が、オートコンプリートの新しい仕様を発見した。ある操作をすると、違ったキーワード候補が提示されるのだ。
操作の手順は次のとおり。
- 検索ボックスにキーワードを入力し、オートコンプリートにキーワード候補を表示させる
- Enterキーを押す
- マウスカーソルを検索ボックスに戻す
- 先ほどとは異なるキーワードがオートコンプリートに出てくる
こちらは「アマゾン」を入力すると最初に出てくるオートコンプリートだ。
こちらは手順を実行したあとに出てくるオートコンプリートだ。
「アマゾン」が含まれていないキーワード候補も出てくる。競合の「楽天」が出ているのが興味深い。どうやら、検索結果ページの下部に出ている関連キーワードが表示されるようだ。
アマゾン以外のワードが太字になっている点でも1回目と相違が見られる。
標準のオートコンプリートでは満足がいく結果を検索ユーザーが得られなかったと判断し、別の候補を表示しているのだろうか?
UAに基づくA/Bテストはクローキングになるのか?
限定された条件下なら大丈夫(Google Webmaster Help Forum)
iPadユーザーに対して、レスポンシブウェブデザインと別URL構成のサイトのどちらが適しているかをA/Bテストで検証したい。しかしグーグルはユーザーエージェントに基づいてA/Bテストしないように注意している。
これはクローキングになってしまうだろうか?
こうした質問が、グーグルの英語版ウェブマスター向け公式ヘルプフォーラムに投稿された。
グーグルは、A/Bテストが検索結果に悪い影響を与えないようにするためのアドバイスを2012年11月に記事にしている。そのなかで次のように説明していた(筆者が適宜改行を追加)。
クローキングをしない
クローキング (ユーザー向けと Googlebot 向けとで異なるコンテンツを表示すること)は ウェブマスター向けガイドライン に違反する行為です。これはテストであってもそうでなくても同様です。
ユーザー エージェントによって、テストを行うのか、あるいは別のコンテンツを返すのかを切り替えないでください。例えば、ユーザー エージェント「Googlebot」に対して常にオリジナル ページを返すといったことはしないでください。
ガイドラインに違反した場合は、検索結果の掲載順位が下がったり、検索結果に表示されなくなったりしてしまう可能性があります。そもそもテストを行った目的と、正反対の結果になってしまいかねないのでご注意ください。
質問者は、このことを知っていて心配になり助言を求めたのだ。
グーグルのジョン・ミューラー氏がコメントを返した。
特定のタイプのデバイスに対してだけなら、そうした形式のA/Bテストをやっても問題にはならないだろうと思う。
とはいえ、気をつける必要がある極端なケースが多少ある。たとえば、モバイル向けページを別URLで提供するか同一URLで提供するかをA/Bテストしているとしたら、ランダムに近い形で入れ替わりを繰り返すと、混乱を引き起こしかねない。
とはいえ、テストが比較的短期間で終了したり、あるいは同一カテゴリのページ群はすべて同様の構成でテストしていたりするならば(たとえば、そのカテゴリだけモバイル版を別のサブドメインで提供するなど)、さほど問題にはならない。
ユーザーエージェントに応じてのA/Bテストを原則的にグーグルは禁止している。だが今回のケースのようにごく限られた特定の条件のもとで、かつ適切な期間であれば例外的に許されそうだ。
過去のペナルティは新たなペナルティをさらに厳しくするのか?
現在の状態だけで評価する(English Google Webmaster Central office-hours hangout)
ペンギンアップデートやパンダアップデートのように評価を下げるタイプのアルゴリズムによって過去に低評価されたサイトがあるとする。
そのときは回復できたものの、その後また別のアルゴリズム(あるいは再びペンギンやパンダ)によって低評価を受けたとしたら、再度の回復には、よりいっそうの努力が必要なのだろうか?
たとえて言うならば、“前科”があるサイトは、“初犯”のサイトよりも刑が重くなるのだろうか?
グーグルのジョン・ミューラー氏によれば、そういったことはないようだ。
アルゴリズムによる評価は、あくまでも現在の状況で判断するそうだ。過去がどうだったかは関係ない。過去の状態が現在のクロールやインデックスに悪影響を及ぼすこともない。
ただしこれはアルゴリズムによる評価の話だ。手動による対策を過去に受けて、再度、手動による対策の対象になったとしたら、より細かいところまでチェックされるかもしれないし、制裁がよりシビアになるかもしれない。
グーグルが本当に上位表示したいページの条件は何だろうか?
CMSの種類ではない(Webmasters Stack Exchange)
.php の拡張子をURLから取り除きたい。ただしサイト内検索の結果では拡張子を表示させたい。
.htaccessの記述を教えてほしい。
こんな質問がSEOフォーラムに投稿された。
グーグルのジョン・ミューラー氏が次のようにコメントした。
なぜそんなことをしたいのか私にはわからない。どのソフトウェアでサイトを運用しているかなんて検索エンジンは気にかけないし、ほとんどのユーザーもそうだろう。
質問の理由はともかくとして、ミューラー氏のコメントから学べることがある。
どんなプラットフォームで運用しているかどうかでグーグルが評価することはない。WordPressでもJoomla!でもDrupalでも、あるいは静的なHTMLファイルで構築したサイトであっても、それによって優劣をつけることはない。
「WordPressはSEOに強い」という言葉をあなたも聞いたことがあるはずだ。これは、WordPressだからというそれだけの理由で上位表示が達成できるわけでは決してない。WordPressには、SEOに適したテンプレートが手に入りやすかったり、SEOに便利なプラグインが豊富だったりするメリットがあるだけだ。
同様に、拡張子が.htmlのほうが高く評価されるとか、静的なURLは動的なURLよりも有利だというのも正しくない。適切にクロール、インデックスできれば、条件は同じだ。
グーグルが検索結果で上位に表示したいのは、WordPressのサイトでもないし、拡張子が.htmlのページでもない。関連性があって質が高いコンテンツを持ち、ユーザーエクスペリエンスに優れたページだ。
パンダアップデートは去年の10月から更新していない?
でもリアルタイムに近くなっている?(Google Webmaster Central office-hours)
パンダアップデートが、リアルタイムに近い頻度で更新するようになっているかもしれないという情報を先週お伝えした。グーグル社員のゲイリー・イリーズ氏による発言によるものだった。
ところが、イリーズ氏と同じスイスのグーグルで働くジョン・ミューラー氏は、最近開催したウェブマスター向けオフィスアワーで次のように言っている。
正確な日付はわからないが、私が知るかぎり、昨年10月以降、パンダアップデートは更新していない。
しかし、次のようにも言っている。
パンダアップデートは確かに以前よりも直接的に検索結果に結びついている。だから、そうしたリアルタイムに近い反映がある。
「リアルタイムっぽくなっているのは確かだけれど、5か月近く更新していない」というのは矛盾しているように思えてしまう。
イリーズ氏とミューラー氏、そして質問者との論点が噛み合っていないのかもしれない。
ただ、この件を取り上げたSearch Engine Roundtableに書き込まれたコメントや筆者が集めた情報から判断すると、昨年の10月以降、パンダアップデートはやはり更新していないようだ。
どうにもよくわからない状況が続いている。
SEO Japanの
掲載記事からピックアップ
スマホ対応アルゴリズムの最新情報とグーグルのアルゴリズムの歴史を解説する記事を今週はピックアップ。
- Googleのモバイルフレンドリー・アルゴリズムはパンダやペンギン以上のインパクトを与える。
かなりの順位変動があるのか? - 決定版!Googleアルゴリズムの変遷のすべて~後編~
ペンギンとハミングバード、ピジョンについて
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[ユーザー投稿] ※締切間近!※【4月10日(金)大阪】アイレップ、Web担当者のためのSEO&運用型広告セミナー開催! | Web担当者Forum
[ユーザー投稿] 【展示会直前】成果につなげる展示会マーケティングセミナー(2015年4月9日) | Web担当者Forum
【プレゼント】『右肩上がりの「ネットショップ」59の打ち手』船井総研ECコンサルチームのノウハウを書籍に凝縮 | 読者プレゼント | Web担当者Forum
ECコンサルティングの事例をもとにした、即効性の高いネットショップの打ち手を紹介する書籍『右肩上がりの「ネットショップ」59の打ち手』(すばる舎リンケージ)を5名様にプレゼントいたします。
船井総研のECコンサルチームが手がけた事例に裏打ちされたデータ、経験則から導き出されたネットショップで失敗しないためのコツとは。「船井流」の成功方法を書籍に凝縮!
『右肩上がりの「ネットショップ」59の打ち手』
商圏が無限大の「ネット通販」。とはいっても、自分たちのビジネスモデルに合ったやり方を実行しないと成果は出ません!
本書では、船井総研のECコンサルチームが過去に担当した豊富な事例をもとに、即効性の高い「打ち手」を紹介していきます。また、めんどうな市場調査や集客、社内管理なども、船井総研独自のシンプルな解決方法まで伝授!! この1冊でネットショップが〈打ち出の小槌〉に!!
- 打ち手1 常に比較されていると意識せよ!
- 打ち手2 勝率の高い市場はどこだ?
- 打ち手3 大手が売らない商材を見つける!
- 打ち手4 シニア客を取り込め!
- 打ち手5 ラクして儲けたいのなら……!
- 打ち手6 簡単な「商品力」の上げ方は?
- 打ち手7 品揃えのキホンを押さえれば怖いものなし!
- 打ち手8 品揃えは「予算帯別」に!
- 打ち手9 商品は「ABCランク分け」する!
- 打ち手10 ランクごとの特徴と対策を知れ!
ほか、全59項目
応募要項
- 応募締切:2015年3月27日(金)23:59
- 当選者数:5名様
- 応募方法:下記応募フォームに必要事項をご記入して応募をお願いします。当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。
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世帯・個人の購買データとアンケート調査のマクロミル家計パネル調査「MHS」提供開始 | ニュース | Web担当者Forum
インターネットリサーチ・マーケティングサービスのマクロミルは、世帯・個人の購買データとアンケート調査を結び付けたマクロミル家計パネル調査「MHS(MACROMILL Household Spending Survey)」のデータ収集・サービス提供を4月に正式に始める、と3月18日発表した。世帯・個人の商品・サービス購買履歴データを集め、正確で詳細なデータ分析・リサーチを可能にする。ターゲット・ユーザーの理解や市場実態の把握、販売促進効果の測定に活用できる。
いつ、どこで、誰が、何を、いくらで、どうやって、誰のために購入したかを正確に取得した世帯・個人単位の支出データを提供する。データは首都圏、東海、近畿圏在住の1万人のマクロミルモニターから集め、購買行動を可視化する。スマートフォンのアプリを通じて衣・食・住、通信、交通、レジャー、教育など生活に関わる商品・サービス全てについて細かく聴取。特定商品・サービスを利用したモニターにアンケートを実施して意識を探ることもできる。
マクロミル
http://www.macromill.com/
MHS
http://www.macromill.com/service/mhs/mhs.html
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通知・督促などの電話業務を自動化する音声通知「KDDIクラウドオートコール」を開始 | ニュース | Web担当者Forum
KDDIは、通知・督促などの電話業務を自動化するクラウド型の音声通知サービス「KDDIクラウドオートコール」を法人向けに4月1日始める、と3月18日発表した。同日に受け付けを始めた。事前にパソコンからメッセージ内容と通知先の電話番号を設定しておくと、指定時間に合成音声で一斉に電話をかける。電話機や電話回線なしに音声による電話通知が可能。応答や不在といった通知結果はリアルタイムに把握できる。
任意のテキストメッセージを音声に変換し、登録した電話番号に一斉連絡する。不在時には自動再発信も可能で電話業務の効率を高められる。電話機や電話回線、専用設備への投資が不要なうえ、業務の自動化によって人件費・通話料などの運用コストを最適化する。初期費用は2万円、月額基本料は3万9600円。通話料は固定電話あてが3分8円で、携帯電話あてはau向けが1分15.5円、他社携帯へは同16円(いずれも税別)。
KDDIクラウドオートコール
http://www.kddi.com/business/voice-phone/other/cloud-autocall/
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ネット広告担当者が知っておくべき法律と成果アップにつながるアフィリエイト活用セミナー 4/23開催 | ニュース | Web担当者Forum
日本アフィリエイト協議会は「ネット広告担当者が知っておくべき法律とアフィリエイトの勉強会」を東京・渋谷で2015年4月23日(木)に開催する。日本アフィリエイト協議会の正会員と個人会員は無料で参加でき、非会員は5,000円で参加可能。
勉強会では、一般社団法人ECネットワークの沢田登志子理事が登壇し、Web広告担当者が知っておくべき各種法律や、それらの改正に向けた官公庁での検討状況について講演する予定。
加えて協議会事務局から、アフィリエイト業界の最新動向、ならびにアフィリエイト運用担当者が注意しなければいけないアフィリエイト不正行為や、個人アフィリエイターからの成果アップにつながる運用施策について講演する予定。
勉強会後には講師も参加予定の「ネット広告担当者懇親会」の開催を予定している(懇親会は任意参加)。
プログラム
- 13:30~14:00 受付
- 14:00~14:10 日本アフィリエイト協議会から挨拶
- 14:10~15:10 ネット広告担当者が知っておくべき法律の話
講師:一般社団法人ECネットワーク 理事 沢田登志子氏
ウェブ広告担当者が知っておくべき各種法律や、それらの改正に向けた官公庁での検討状況などについて。 - 15:10~15:30 休憩(名刺交換タイム)
- 15:30~16:15 アフィリエイト業界最新動向&運用注意点2015
アフィリエイト業界の最新動向、ならびにアフィリエイト運用担当者が注意しなければいけないアフィリエイトサイトの不正行為や、個人アフィリエイターからの成果アップにつながる運用施策について。 - 16:15~16:45 質疑応答&意見交換
- 17:30~20:00 ネット広告担当者懇親会(希望者のみ/会費4,000円)
概要
- 名称:ネット広告担当者が知っておくべき法律とアフィリエイトの勉強会
- 日時:2015年4月23日(木) 14:00~17:00 (受付開始13:30~)
- 会場:アットビジネスセンター渋谷
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町36-6 ワールド宇田川ビル
※渋谷駅(ハチ公口)より徒歩6分 - 主催:日本アフィリエイト協議会
- 定員:現地参加は先着40名、ライブ視聴は無制限(ただし協議会の正会員&個人会員限定)
※協議会非会員は1社1名まで - 会費:協議会の正会員&個人会員は無料、非会員は5,000円 ⇒会員登録はコチラ
- 締切:定員になり次第、もしくは2015年4月20日(月)17時まで
- 対象:
- 企業側でネット広告を出稿・運用している(もしくは出稿・運用予定の)担当者
- アフィリエイト等のネット広告を自社運営サイトに掲載している企業担当者
- お申し込み・詳細:https://pro.form-mailer.jp/fms/6114a8c174191
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オリジナル記事:ネット広告担当者が知っておくべき法律と成果アップにつながるアフィリエイト活用セミナー 4/23開催 | ニュース | Web担当者Forum
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[ユーザー投稿] 買い物ついでにポイントが貯まってくる!企業のポイントアプリ事例 | Web担当者Forum
「マーケと営業が互いに批判的:87%」BtoBマーケはこの状況をどうすればいい? | 先週のWeb担まとめ記事 | Web担当者Forum
Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 23本とニュース記事 18本です。
→ http://web-tan.forum.impressrd.jp/events/201504a2i
→ https://web-tan.forum.impressrd.jp/q/2015/03/19587
[今回の要チェック記事]↓セミナー/お知らせ | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース
「マーケと営業が互いに批判的:87%」BtoBマーケはこの状況をどうすればいい?
Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?
「マーケと営業がお互いを“ダメ”だと思っている割合は87%――BtoB営業がほしがるリードを作るには」の記事が、270いいね!と注目を集めました。
マーケティングと営業の間には“壁”があるといわれています。マーケティング部門と営業部門が互いに批判的な印象を抱いている企業が87%という調査結果も。
特にBtoBで、マーケと営業が連携し、一丸となって企業の売上アップに貢献するには何が必要なのでしょうか。
「紙とペンだけで良質なコンテンツのアイデアをアウトプットできる魔法のツール、マンダラートとは?」は、「誰も語らなかったWebコンテンツ作成技法」の記事。
売り込みだけではない「コンテンツ」を作るには、どうすればいいのでしょうか。ユーザーのニーズに応えるコンテンツ案をひねり出し、成果の上がるコンテンツを作る「マンダラート」というアイデア発想法を紹介します。
「ユーザーの隠れた本音を聞く! 9つのポイントでデプス・インタビューを攻略する」は、「プロ厳選! ユーザーを理解する調査手法」の記事。
「ユーザーの無意識」にアプローチし、新しい製品開発や既存サイトのリニューアルなどを行うときに役立つ手法「デプス・インタビュー」技法を前編・後編に分けて紹介しています。
「新人ウェブ担当者が知っておきたい! 社内外とのコミュニケーションをスムーズする5つのコツ」は、「脱・新人Web担!あずさのWeb担当者日記」の記事。
今回は、ウェブ担当者として、社内外の「ウェブ業界以外の人」と円滑にコミュニケーションをすすめるためのコツを紹介しています!
「ネスレ日本のCMOが描く4つの成長戦略とCMOの役割」は、「データドリブン・マーケティング&ADフォーラム レポート」の記事。
「ネスカフェ」や「キットカット」をはじめ、知らない人がほとんどいない業界トップのブランドを多数抱えるネスレ日本。同社のビジネスを支えているのは、たゆまぬイノベーション。
同社CMOの石橋氏が、自身の経験を踏まえながら、ネスレ日本におけるマーケティング戦略について、成功事例を交えながら解説した講演をレポートしています。
「ネットショップ担当者フォーラム」
「データセンター完全ガイド」
「IT Leaders」
「Think IT」
[セミナー/お知らせ]↑要チェック記事 | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
SEO、ウェブマスターツール、マーケ、スマホ対応などセミナー情報×8
※「先週のニュース記事」の「イベント/セミナー」欄や ユーザー投稿でのセミナー告知もご覧ください。
「Web担当者が知っておくべきSEO・コンテンツマーケティング戦略と運用型広告施策の最新トレンドセミナー」を、アイレップが4月10日(金)に大阪で、4/16(木)に東京赤坂で、それぞれ開催します。参加無料。
SEOパートの講師はもちろん、ご存じ渡辺氏。
書籍『Googleウェブマスターツールの教科書』発刊記念セミナー「ウェブマスターツールを使って上位表示に役立てよう!」を、マイナビが3月25日(水)に竹橋で開催します。参加費は書籍付きで3,500円。
大規模イベント「Oracle CloudWorld Tokyo 2015」が、4月9日(木)と10日(金)に東京国際フォーラムで開催されます。
技術系のトピックが中心のイベントですが、マーケティング寄りのセッションもけっこうありますので、チェックしてみてください。
「ビジネスを見える化し、課題解決へと導くビジュアルWeb解析」と題した、書籍『コンセプトダイアグラムでわかる [清水式]ビジュアルWeb解析』出版記念セミナーを電通レイザーフィッシュが4月10日(金)に築地で開催します。参加無料。
Web広告研究会が、第8回「東北セミボラ(セミナー&ボランティア)」を開催します。4月10日(金)に仙台でセミナーを開催し、4月11日(土)はボランティアまたは被災地ツアー。
CSS Nite LP40「『体制づくり』からクライアントを巻き込むディレクション術」が、4月11日(土)にベルサール九段で開催されます。主催はCSS Nite、参加費は8,000円。
「Google基準のスマホサイトの作り方 スマホ対応ラベル完全対策! セミナー」を、ドーモが4月15日(水)に銀座で開催します。参加無料。
→ https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=rit-qjmes-5413a81af0d4358fb21b7278c04291e0
「マルチスクリーン時代の広告効果測定とデータ活用の最前線」と題したマーケティングセミナーを、オプトが4月15日(水)に市ヶ谷で開催します。参加無料。
Google・Facebook・ニフティからも講師が登壇。
先週の人気記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー/お知らせ | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
Web担で先週公開された記事のうち、「今回の要チェック」に次いでアクセスが多かった記事です。
※背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。
- [Moz - SEOとインバウンドマーケティングの実践情報]
SEOに詳しくない人の勘違いは、SEO関係者が正して啓蒙していくべきなんだよね - [はじめてWEBニュース]
「安全なウェブサイトの作り方」最新版をIPAが公開、脆弱性対策を教示 - [海外&国内SEO情報ウォッチ]
コンテンツSEO成功の秘訣は「情報を探す人と提供する人のギャップ」 など10+4記事 - [ネット広告運用初心者マニュアル]
広告効果測定の基本業務は「広告指標」「費用対効果」の確認から。見るべきポイントと運用改善 #2/3 - [編集長ブログ―安田英久]
コンテンツマーケティングの大基本を居酒屋のランチ営業に見た - [Googleアナリティクス セグメント100選]
“じっくりWeb閲覧ユーザー”を分析して、ファンになったきっかけのコンテンツを探ろう(第46回)
先週の解説記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー/お知らせ | ↑人気記事 | ↓ニュース記事
Web担の解説記事には、ウェブサイトをビジネス活用したい人向けの情報がたっぷり詰まっています。
※背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。
- [企業ホームページ運営の心得]
新人Web担当者におくる、記憶しておくべき震災の記憶と教訓 - [単発記事]
MWCでガジェットにだけ注目するのはマーケター失格。モバイル革命「大騒ぎ」の2つの本質 - [ユーザー投稿記事] by
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※締切間近!※【4月10日(金)大阪】アイレップ、Web担当者のためのSEO&運用型広告セミナー開催! - [ユーザー投稿記事] by
【5社合同セミナー】 顧客に寄り添うこれからのデジタルコミュニケーション - [ユーザー投稿記事] by
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【展示会直前】成果につなげる展示会マーケティングセミナー(2015年4月9日) - [先週のWeb担まとめ記事]
無名企業の発表会にNHKやWBSなどのメディアを殺到させた「攻めの広報マインド」 - [Web担人気記事ランキング]
グーグル社員が語るSEOで大切なWebサイトの品質とユーザー体験
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大手のニュース媒体では紹介されない、ホームページの企画・構築・運営や、ウェブマーケティング関連のニッチなニュース記事ならWeb担で。
※背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。
- ●[イベント/セミナー]※「セミナー/お知らせ」欄のセミナー情報もご覧ください。
総務省、誰でも参加できる無料オンライン講座「社会人のためのデータサイエンス入門」開講
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/17/19574Googleアナリティクスのビジネス活用講座をアユダンテが4月に開催 2日間8時間のプログラム
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/18/19576
- ●[調査データ]
企業の環境サイト整備状況調査「Eco Site Survey2015」でサントリーが3年連続トップ
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/16/19566
- ●[広告/マーケティング]
JIAAがネイティブ広告のガイドラインを策定、広告表記と広告主体を必ず示すよう要望
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/19/19597顧客の声やアンケートを機械学習で自動分類する人工知能型分析サーバー、メタデータが提供開始
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/14/19557ヤフーとCCCが情報の相互連携を開始、クライアントに広告効果分析レポートを提供
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/18/19586AppBankがオーディエンスデータを提供するサービス「AppBank Audience」β版を開始
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/17/19572スマート機器向けのネイティブ広告に特化したSSP「CA ProFit-X」の提供開始、国内初
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/16/19564世帯・個人の購買データとアンケート調査のマクロミル家計パネル調査「MHS」提供開始
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/20/19602
- ●[O2O]
DNPのネットチラシ「オリコミーオ!」とPOS情報分析連携のO2Oを生鮮・総菜でも展開
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/19/19595ソーシャルメディア上のデータと位置情報を連動させたO2O「Social Beacon」の提供開始
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/17/19573
- ●[オウンドメディア構築・強化]
デザイン性の高いウェブサイトが容易に無料で制作できるサービス「AmebaOwnd」開始
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/19/19596ウェブサービス改善プラットフォームの機能拡充、「Kaizen Platform K2」として展開
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/16/19565
- ●[SEO]
グーグル、自然文での質問の検索に対して検索結果で回答を直接表示する機能を日本でも実装
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/19/19591
- ●[EC]
サイト訪問者の行動を解析してWeb接客を行うプラットフォーム、「KARTE」正式版の提供開始
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/14/19558
- ●[その他]
[テレフォニー]通知・督促などの電話業務を自動化する音声通知「KDDIクラウドオートコール」を開始
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/20/19603[ドキュメント管理]アドビ、新しいドキュメント管理ソリューション「Adobe Document Cloud」発売
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/18/19584[サービス]料理レシピサイト「クックパッド」の「特売情報」が小売店向け月額有料サービス開始
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2015/03/18/19585
編集後記
深夜に響く、ハイヒールの足音。ああいう騒音を出すものを、なぜ好んで履くのか。バブル時代でもないのに……。そういえば、オフィスでもカツカツ足音がやかましいのがいるな。(安田)
※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:「マーケと営業が互いに批判的:87%」BtoBマーケはこの状況をどうすればいい? | 先週のWeb担まとめ記事 | Web担当者Forum
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[ユーザー投稿] 2015年4月15日(水)「宣伝会議 AdverTimes DAYS 2015」にて【セミナー登壇】いたします。 | Web担当者Forum
マーケターは「脱 媒体別戦略」を掲げるべし Web広告研究会が2015年WAB宣言を発表 | 編集長ブログ―安田英久 | Web担当者Forum
脱 媒体別戦略
~媒体別戦略から、生活者別戦略へ~
公益社団法人日本アドバタイザーズ協会Web 広告研究会は、これからのマーケティング戦略として、「脱 媒体別戦略 ~媒体別戦略から、生活者別戦略へ~」を2015年Web広告研究会宣言として発表した。
3月23日に開催した、第29回WABフォーラムで発表したもの。
同会では、会員社で共有する意識をWeb広告研究会という「組織」のなかの閉じたものとせず、同じような課題を抱える会員以外の企業・個人・研究者にもディスカッションを通じて広げていきたいという趣旨のもと、2002年より「WAB宣言(Web広告研究会宣言)」を発表しており、今回が16回目の宣言。
「脱 媒体別戦略」の背景
このWAB宣言の背景を、Web広告研究会の発表内容をもとに、編集部の見解もあわせて解説しておこう。
2015年WAB宣言の背景にあるのは、
- 企業の戦略は、変化していく生活者の行動に合致しているべきだ
- そのためには組織の構造も変化が必要だ
ということ。
生活者はすでに、「テレビ」「雑誌」「ネット」など媒体にこだわらず、情報に触れたり、欲しい情報を得ようとしたりしている。
それに対して、企業のコミュニケーション戦略の立案は、まだまだ媒体別に設計・実行されていることが多いのが現状だ。
そして、多くの企業において、広報・広告に携わる組織が、媒体別の設計や実行に合わせる形で縦割りの組織になっていることが多い。
生活者を取り巻く環境に目を向けると、インターネットやスマートフォン、さらには今後さらに増えていくであろうスマートデバイスなど、新しいメディアやデバイスが生まれ続けている。
そして、企業がそうした変化に対応するよりも先に、生活者がそれらの新しい環境になじみ、日常に取り入れているのが現状だ。
昨今「UX(ユーザーエクスペリエンス)」や「CX(カスタマーエクスペリエンス)」といった言葉を聞くことが増えているが、前述のような生活者の変化に対応し、潜在顧客を含めて企業とのコミュニケーションのなかで「良い体験」を顧客にしてもらえるようにしようとすると、媒体別の設計や戦略では、対応しきれないのが現状だ。
そうしたこともあり、「オムニチャネル」と呼ばれる、メディアやチャネルに対して透過的に顧客とコミュニケーションする方向性にも注目が集まっている。
しかし、オムニチャネルでの顧客コミュニケーションを実現しようとすると、前述の「組織内における部署間の壁」という問題に妨げられることが多いのが、現実だ。
デジタル関連の部門だけでは、本当のオムニチャネルは実現できず、必ずさまざまな部署との連携や協力が必要になる。
にもかかわらず、既存の部署には、既存の収益構造があり、長くなじんでいる数値指標があり、その世界では当然となっている“言葉”や常識や慣習があり、部署間のパワーバランスがあり、管轄する役員や役職者の好みや“定年までの逃げ切り願望”がある。
そもそものオムニチャネルでのコミュニケーション設計が難しいことに加え、そうしたことが、顧客とのコミュニケーションを、本来あるべき姿に変えていくことを難しくしている。
そうした課題を解決すること、さらには、媒体別・チャネル別ではないコミュニケーションを考察・設計・実行できる人材を育成していくことが、日本のマーケティングを良い方向に発展させるには必須であり、先送りすべきことではない。それが、2015年WAB宣言の背景にあることだ。
「Web担当者」の方のなかには、デジタル世界での顧客コミュニケーションにおいて重要な役割を果たしている人が多いだろう。
しかし、なじんだ「Web担当者」という言葉にとらわれることなく、統合的なマーケティングコミュニケーションを考え、それを実現できるように社内を動かしていける人材になっていくことが、現在、そしてこれから、求められる。
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オリジナル記事:マーケターは「脱 媒体別戦略」を掲げるべし Web広告研究会が2015年WAB宣言を発表 | 編集長ブログ―安田英久 | Web担当者Forum
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