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ヤフーの検索結果は広告だらけ!? オーガニック検索はどこへ行った? など10+3記事 [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum

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タイトル画像:国内&海外SEO情報ウォッチ

「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、
国内と海外の検索マーケティング関連情報を
さらっとまとめて毎週金曜日にお届けします。

今週のピックアップ

ヤフーの検索結果は広告だらけ!? オーガニック検索はどこへ行った?
★★★★☆検索ユーザー体験を高めるため、と信じたい(リスティング広告 運用支援)

ヤフーの検索結果が広告やショッピング系の結果に埋め尽くされており、オーガニック検索(自然検索)がずっと下に追いやられている場合があることを指摘した記事。

キーワードによっては、オーガニック検索1位の結果は、画面をほぼ2ページ分スクロールすると、やっと出てくる。広告やショッピング系以外にもヤフー知恵袋やヤフーと提携しているNAVERまとめなど、自然検索以外の結果も多数差し込まれている。自然検索の結果が占める領域が明らかに小さくなっている。

「財布 メンズ」の検索結果
赤枠で囲んだのがオーガニック1位のページで、そこより上は他の要素

もっとも、すべての検索結果でこのような状況が見られるわけでなない。例で挙げた「財布 メンズ」は「メンズの財布を購入する意図」がある検索なので、広告やショッピング系の結果が多くなっているのだ。

ヤフーはこうした検索結果を見せたほうが、検索ユーザー体験の向上につながると考えているのであろう……とはいえ、個人的にはやり過ぎのように思えるが。

日本語で読めるSEO/SEM情報

悪質SEO業者とのトラブルが増加中
★★★★☆だまされないように正しいSEOの知識を付ける(朝日新聞デジタル)

朝日新聞に掲載されたこちらの記事によると、悪質なSEO業者によるトラブルが増えているようだ。

(運営サイトがグーグルに警告を受けた会社の役員は)契約していたSEO業者に対応を求めたが、のらりくらりで1カ月たっても事態は変わらない。業を煮やし別の業者に約50万円を払って対策を講じ、今年4月に順位が戻ったという。

国民生活センターに昨年度寄せられた「SEO」の言葉を含む相談は、過去最多の356件。5年間で20倍(08年度は18件)になった。「効果がなかった」との相談や「30秒ごとに勧誘の電話があった」と営業方法に関する相談もあった。

沖縄県の離島にある30代の夫婦が経営するダイビングショップは4月、新規開店した直後に関東のSEO業者から電話営業を受けた。「検索結果が下がることはない」「分割なら無理なく契約できる」と、数日にわたり勧誘された。

(中略)

契約後、グーグルから警告を受ける可能性やこの業者のネット上の評判を知って解約を申し込んだが、突っぱねられた。

そのSEO業者がどんな施策をするのか、そしてそれが正しいSEOなのかどうかを依頼する側のあなたが見極められる能力が、だまされないために必要だ。

また次の点にも注意したい。

(SEO業者との契約は)営業目的の契約のため、特定商取引法のクーリングオフの対象外で、消費生活センターは司法書士を紹介してくれたが相談に乗ってくれなかった。

SEOが予測に基づいた対策である上、電話勧誘は特商法で規制されるが、営業目的の契約は対象外。契約書も順位を保証する内容でない場合が多く裁判では不利

トラブルに巻き込まれた場合でも泣き寝入りしなければならないことも多いのかもしれない。被害にあわないように十分に注意してほしい。

また、このコーナーの記事を読んでSEOを正しく理解している人は、周りの人がこうした被害に遭いそうになったら、適切なアドバイスをしてほしい。

ほんの一部の悪質なSEO業者のせいで、SEOに悪いイメージが付いてしまうのは、とても悲しいことだ。

グーグル、マルチスクリーン対応ガイドラインを公開
★★★★☆アドセンス発行者だけのものじゃない(Inside AdSense)

マルチスクリーン対応ガイドラインが、AdSenseヘルプセンターに公開された。アドセンス発行者が広告の収益を上げられるように作られたものだが、一部を除いて、一般のウェブ担当者にもおおいに役立つガイドラインに仕上がっている。

マルチスクリーン対応ガイドライン

スマートフォンにタブレット、PCとさまざまなスクリーンサイズでサイトにアクセスすることが当たり前になった。ユーザー体験を高めるためにも参考にしたい。

ガイドラインは次の2部構成だ。順に読むといいだろう(ページに のようなボタンがある場合は、クリックするとさらにコンテンツが表示される)。

robots.txtが正常かどうかをrobots.txtテスターでチェック
★★★★☆robots.txt のテストとメンテナンスが容易に(グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)

グーグルウェブマスターツールに「robots.txtテスター」というツールが登場した。

robots.txtテスターは、従来のrobots.txtチェックツールをずっと使いやすくしたツールだ。robots.txtのテストとメンテナンスが容易になる。

robots.txt テスター

機能も増えている。たとえば次のようなことができる。

  • 現在の robots.txt ファイルの確認
  • URL のクロールがブロックされているかどうかのテスト
  • 古いバージョンの robots.txt の確認
  • サーバー側の問題によってクロールがブロックされている状況の確認

検索エンジンのロボットによるクロールを間違ってブロックしてしまっていたら、どれだけSEOをがんばっても意味がない。また、ある程度以上のサイズのサイトであればクローラーの制御は重要になってくる。

robots.txtを必要としないサイトもあるだろうが、設置している場合や今後設置する際には活用したい。

グローバルサイトの管理者なら絶対に使いたいツールが登場
★★★☆☆hreflangの実装状況をチェック(グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)

各国語対応のグローバルサイトを担当しているWeb担当者にとって便利なツールを、グーグルがウェブマスターツール上で正式に提供開始した。

その名も「インターナショナル ターゲティング」。ベータ版として一部ユーザーに限定公開されていた「hreflang」アノテーションの実装状況をウェブマスターツールでレポートする機能が、正式に公開されたのだ。

hreflangにありがちな次の2つの問題を監視できる。

  • リターン リンクの欠落
  • 不適切な hreflang 値

グローバルサイトを運用しているウェブ担当者の声を聞くと、なかなか有用なようだ。あなたも多言語、多地域に向けたサイトを監視しているならすぐに利用を始めるといいだろう。

なお、従来からある「地域ターゲット」の設定は、「インターナショナル ターゲティング」に組み込まれたとのことである。

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

関係者以外には手に入らないはずのグーグルの内部資料から、高品質サイトに求められる要素を紐解いた記事を今週はピックアップ。

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
  • 重複コンテンツペナルティなど存在しない
  • サイトマップに不要な2つのタグ
  • 「次のペンギンアップデート更新は必ず実施する」(グーグルのジョン・ミューラー氏)
  • 移転元と移転先のどちらで404を返すべきか
  • 手動対策ビューアの更新は1日2回
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
  • SEOをもっとも費用対効果の高いマーケティングチャネルにする方法
  • アメリカの最新トレンドから見るSEOの未来

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

重複コンテンツペナルティなど存在しない
★★★★☆重複コンテンツについて正しい理解を(Webmasters Stack Exchange)

サイトのリニューアルに際して、新たに作ったディレクトリ配下にすでに公開していたコンテンツをコピーした。どこからもリンクしていないからインデックスされないと思っていたところ、予想に反してインデックスされてしまった。

結果として重複コンテンツが発生してしまい、それが原因でランキングが下がったようだ。もともとのURLにコンテンツを置き換えたが回復しない。

どうしたらいいだろうか?

SEOフォーラムに投稿されたこんな質問に対して、グーグルのジョン・ミューラー氏が次のように説明した(強調は筆者による)。

ほぼすべてのサイトには、同じサイトのなかで複数のURLで表示されるコンテンツがある。そういった状況に検索エンジンは対処しなければならない。重複コンテンツがあったからといってペナルティを与える理由はないし、自分のコンテンツであるなら、そもそも重複コンテンツペナルティというものはグーグルには存在しない

サイト内の重複コンテンツによって見られるのは次のような現象だ。

  • グーグルのアルゴリズムは検索結果でコンテンツを表示するために1つのURLを選択する。それは、あなたが選んでほしいURLではないないかもしれない。優先して表示したいURLがあるならば、リダイレクトやrel="canonical"、内部リンクなどによって正規URLを使用するといい。

  • 重複コンテンツの量によって(2倍の数のURL? 20倍の数のURL? 200倍の数のURL?)、サーバーへのクロールが多くなりすぎることがありうるし、重複コンテンツがなかったときと比べて、新しいコンテンツや更新したコンテンツがすぐには見つけてもらえないことがあるかもしれない。

だが妥当な数の重複コンテンツ(今回のケースでは2倍だろうか?)で、きちんとした強さのサーバーなら、どちらも事実上問題にはならない。ほとんどのユーザーはURLに違いに気付かないだろうし、十分クロールしてもらえるだろう。

重複コンテンツは作らないに越したことはない。しかし極端に数が多かったり、なんらかのスパム行為を目的としていたりしない限りは、通常は、問題を引き起こすものではないと認識しておこう。

たいした影響のない重複コンテンツの対策に時間を使うよりも、もっと良いコンテンツを作ったり、そのために顧客を理解しようとしたりするほうが、よほど有益だ。

サイトマップに不要な2つのタグ
★★★☆☆priorityとchangefreq(Webmasters Stack Exchange)

検索エンジン向けのサイトマップ)に含めることができるタグはいくつかあるが、そのなかの2つについてグーグルのジョン・ミューラー氏が説明した。

ここでいう「サイトマップ」とは、検索エンジンにサイト内コンテンツのURLを伝える「XMLサイトマップ」のこと。訪問者向けのHTMLで作った「サイトマップページ」ではない。
  • priority―― グーグルは利用しない
  • changefreq―― 日付を特定していないときに使われる

サイトマップを作成するときに、使うべきか悩むタグがあるのではないだろうか。「priority」は使う必要がないし、そのURLの更新日を含めていれば「changefreq」は不要とのことだ。

グーグルが利用するサイトマップのタグで、必須なものと任意で記述できるものはヘルプに説明があるので、一度確認しておくといいだろう。

「次のペンギンアップデート更新は必ず実施する」(グーグルのジョン・ミューラー氏)
★★★☆☆時期までは明らかにせず(English Google Webmaster Central office-hours hangout)

ペンギンアップデートの更新について、英語版のウェブマスター向けGoogle+ハングアウトオンエアで、グーグルのジョン・ミューラー氏が次のように説明した。

なかには、生成されるデータを入念にチェックしなければならないアルゴリズムもある。ペンギンアップデートはそのなかの1つだ。だから実施までに、8~9か月くらいだろうか、そのくらいの時間がかかる。

エンジニアたちは次の更新のために取り組んでいる。ある時点で必ず実行されるだろう。

ペンギンアップデートは、2013年10月初めに更新されたきりで、それ以来10か月近くが過ぎている。グーグルのマット・カッツ氏は6月に米シアトルで開催されたSMXで、ペンギンアップデートよりもパンダアップデートに注力していると説明し、次の更新については触れなかった。

ミューラー氏も、具体的な時期については明言していない。しかし更新が確実にあることを教えてくれただけでも貴重な情報だ。特に、ペンギンからのリカバリを待ちわびているサイト管理者にとっては、更新が間違いなくあることを聞かされただけでもありがたいに違いない。

移転元と移転先のどちらで404を返すべきか
★★★☆☆移転元かな?(WebmasterWorld)

4つのサイトを1つに統合した。移転先のサイトにはいらないページを404にしたい。

うちの開発チームは、「移転先のサイトに301リダイレクトしてから、そちらで404エラーを返すべきだ」と主張している。

しかし私は、リダイレクトせずに、元のサイトで404エラーを返したほうがいいと考えるのだがどうだろう?

こんな質問がWebmasterWorldフォーラムに投稿された。あなたなら、どちらのやり方を採用するだろうか。

質問者が言うように、301リダイレクトを介さずに直接404エラーを返すのが適切だと、フォーラム管理者とモデレータが回答している。

筆者もそう思う。ユーザーにわかりやすいカスタムエラーページを見せることを前提にして、もともとのサイトで404にするべきだろう。301を挟むとソフト404として検索エンジンにみなされるかもしれない。

ただし一括設定で新サイトにリダイレクトしているなら、削除したURLを個別にリダイレクト対象から除外して404を返すのは数が多いと面倒になりそうだ。その場合は、リダイレクト先のサイトで404を返すことになるだろう。

手動対策ビューアの更新は1日2回
★★★☆☆メールによる通知は1日1回(Search Engine Roundtable)

グーグルのジョン・ミューラー氏が、手動対策の通知の間隔について次の2点を説明した。

  • ウェブマスターツールの手動対策ビューアに表示される情報は、1日2回(か、だいたいそのくらいの頻度で)更新される
  • メール送信による手動対策の通知は1日1回

手動対策の状態が一致しないときがあるが、手動対策ビューアとメールとのタイムラグがその理由の1つなのだろう。

SEO JapanSEO Japanの
掲載記事からピックアップ

SEO Japanを運営するアイオイクスさんとパートナー企業が開催したセミナーレポートを2本、今週はピックアップ。

この記事の筆者
ユーザー 鈴木 謙一 の写真

鈴木 謙一(すずき けんいち)

「海外SEO情報ブログ」の運営者。株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役インディペンデント・コントリビュータ。

海外SEO情報ブログは、SEOに特化した日本ではもっとも有名なSEO系ブログの1つ。米国発の最新のSEO情報を中心に、コンバージョン率アップやユーザーエクスペリエンス最適化のための施策も取り上げている。

正しいSEOをウェブ担当者に習得してもらうために、ブログでの情報発信に加えて所属先のセルフデザインでは、セミナー講師や講演スピーカーを主たる役割にしている。

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※このコンテンツはWebサイト「Web担当者Forum - 企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト - SEO/SEM アクセス解析 CMS ユーザビリティなど」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:ヤフーの検索結果は広告だらけ!? オーガニック検索はどこへ行った? など10+3記事 [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum
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あなたはユーザー中心の発想をしている? を見極める3つのクイズ [インフォバーン総研] | Web担当者Forum

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この記事は、インフォバーン総研で公開された記事を、許諾を得てWeb担当者Forumで転載したものです。

みなさんこんにちは! インフォバーンKYOTOの井登です。

このコラムでは、コンテンツマーケティングを成功に導くために欠かせない重要なコトのうち、「そのコンテンツは誰のためのものか?」という、とても基本的だけどついつい不明瞭になってしまいがちなポイントについて取り上げ、自社にとっての大切なお客様を深く理解する方法や、お客様のニーズに寄り添ってコンテンツを発想したり企画していくためのコツについて、簡単ではありますが何回かにわたって書かせていただきたいと思います。

※あくまで筆者井登個人の考えや理解に基づくものであることを何卒ご理解・ご容赦くださいませ。
(本コラムでは、図表など弊社サイトでも紹介させていただいております「ユーザーエクスペリエンス中心発想がサイト制作を成功に導く」からの引用が含まれます。よろしければ併せてご高覧ください。)

ユーザー中心発想か? を見極める3つのクイズ

まず、わたしから3つクイズがあります(回答時間は10秒ですよ)。

【質問1】
「あなたにとって、最も”重要なお客様”は誰ですか?」

はい、10秒経ちました。みなさん、明確にご自身にとっての重要な顧客像についてお答えになれましたか?

それでは、次のクイズです(同じく回答時間は10秒です)。

【質問2】
「その”重要なお客様”が、御社の製品やサービスと関係のあることにおいて、最も重要に考え、求めていらっしゃることは何ですか?」

はい、10秒経ちました。こちらも明確にイメージし、具体的に答えられましたか?

それでは、最後のクイズです(とても重要なクイズですのでこの質問には30秒差し上げます)。

【質問3】
「あなたの”重要なお客様”が最も重要と考え、求めていらっしゃることを得るまでにたどって行く、お客様視点での理想の経験のシナリオを具体的にイメージできますか?」

はい、いかがでしょう? 明快にお答えになることができたでしょうか?

ここまでの3つの質問に全て、明確に、自信をもって、正しく答えられた方は、すでに「ユーザー中心の発想」ができていらっしゃいますし、今でもきっとお客様とのコミュニケーション戦略をうまく実現できていらっしゃる方だとお見受けいたしますので、このコラムは釈迦に説法かもしれません。おみそれしました!また出直してきます(笑。。。

ただ、これらの質問のうちいくつかには答えられなかった、もしくは回答やイメージが不明瞭であった方にとっては、少なからずこのコラムが参考になることもあるかと思いますので、しばしお付き合い頂けると幸いです。

ユーザー中心のコンテンツ設計に欠かせない4つのプロセス

コンテンツマーケティングにおいて、良質なコンテンツを企画・設計するために最も重要な要素は、そのコンテンツが、

  • 「誰にとって価値のあるものか?」
  • 「(読者の)どういうニーズや興味・関心に貢献するものか?」
  • 「読者はそのコンテンツを通じて何を体験し、どう行動したいと思うか?」

という視点に立ってきちんと考えられているか? ということです。

いくらそのコンテンツに驚くべき情報量があろうと、世間一般に広く受け入れられようと、ビジネスにおいては自社のビジネスにとってインパクトを持つ”自社にとっての重要な顧客(層)”という特定の層に強く、深く貢献し、評価されなければ、そのコンテンツには意味がありません。

(と、はちょっと言い過ぎですが(笑、とはいえ、最終的に読者がコンテンツを通じて自社に強い関心と興味・共感を感じてくれて、ファンになってくれたり、製品やサービスに触れたいと思って頂けなかったら……と考えると一理あるとは思いませんか?)

この視点を全うするために必要なプロセスを、弊社では下記の4つのプロセスと定義づけています。

  1. 自社にとっての”重要なユーザー(ペルソナ)”を特定する。
  2. ペルソナにとっての”本質的なニーズとゴール”を明確にする。
  3. ペルソナがゴールにたどり着くまでの”理想的なストーリー”を具体的に描き出す。
  4. ペルソナが理想的なストーリーを全うするために自社が提供すべき”良い体験”を明確化する。

簡単にではありますが、ひとつずつ説明していきましょう。

プロセス1:自社にとっての重要なユーザ(ペルソナ)を特定する

まず、1つ目の「自社にとっての”重要なユーザー(ペルソナ)”を特定する」ですが、このコラムを読まれているみなさんであれば”ペルソナ”という言葉や意味するものについては少なからずご存知のこともあるかと思いますが、改めて定義づけるならばペルソナとは

「企業が提供する製品・サービスにとって最重要で象徴的な顧客モデルのこと」

と、私たちは定義づけています。

ペルソナ

マーケティングの世界でよく用いられる”セグメンテーション”との発想の違いなど、詳細に語りだすとペルソナだけでこのコラム5回分くらいの紙幅を割いてしまいますのでザックリはしょりますが(笑、ペルソナを作る際にとても重要なことは、

  • 調査から得られたデータ(ファクト)にもとづいていること
  • 調査については定量調査以上に定性調査(1対1の深いインタビューや観察など)を重視していること
  • 想定顧客の”スペック”を明記するのではなく、”価値観やパーソナリティ”などのストーリーをビビッドに描いていること

などが挙げられます。

こういった手順を踏むことで、なんの根拠もなく思いつきや想像でつくられた”なんちゃってターゲット像”とは一線を画する、まるで目の前に実在の人物が存在するかのような活き活きとした人格像を描き出すことが可能になるわけです。

プロセス2:ペルソナにとっての”本質的なニーズとゴール”を明確にする

次に2つ目の「ペルソナにとっての”本質的なニーズとゴール”を明確にする」について。当然、重要なユーザーのニーズなんて知ってるよ!という方も多いとおもいます。

しかし、あなたが把握しているユーザーのニーズは、本当にペルソナにとって最も重要な期待なのでしょうか?

そのニーズを把握するために、どういった方法で知りましたか? アンケート調査ですか? それともグループインタビューでしょうか?

ひょっとしたら、あなたが把握している”ユーザーニーズ”のうち、いくつかのものは本質的なユーザーの期待ではないかもしれません。理由は、ユーザーは「自分自身が”本当の意味での”自身のニーズを明確な言葉で語ることができない」生き物だからです。

生活者が自分自身で言葉にできる自身の欲求はせいぜい、本来の欲求のたった5%程度だと言われています。まさに”氷山の一角”ですね。

氷山の一角

顧客が自分自身で明確に言葉にできる欲求はすでに自分の中で顕在化している欲求ですから、たとえその欲求を解決できたところで“マイナスをゼロ付近に戻す”ことに過ぎません(勿論、カイゼンという視点で言えばそれもとても価値のあることなのですが)。

言い換えるならば、顧客自身がまだ言葉にできなかったり気づいてすらいない”潜在的なニーズ”をいち早く理解し、そのニーズに応えることで”最高の感動体験”を生み出せると言えます。

あなたが、そして私たちが理解し把握しないといけないのは、まさにこういった顧客の”本質的なニーズとゴール”なのです。こういったレベルのニーズ理解についても、前述のペルソナをきちんとした手順で開発していく中で、ペルソナ自身が語りかけてくれます。

プロセス3:ペルソナがゴールにたどり着くまでの”理想的なストーリー”を具体的に描き出す

そして3つ目、「ペルソナがゴールにたどり着くまでの”理想的なストーリー”を具体的に描き出す」については、ユーザー中心発想でマーケティングシナリオをデザインする中で最も重要なプロセスと言えます。

ペルソナを明確にし、ペルソナにとっての本当のニーズとゴールを把握したら次にすべきことは、”ペルソナにとって理想的な状態でゴールを達成させてあげる”ためのストーリーを描くことです。

これには「カスタマージャーニー法」という手法を用います。

まさに読んで字の如く、ペルソナと一緒に(ゴールに至るまでの)”旅をする”ように発想し可視化することで、ペルソナがゴールに至るまでの自社とのタッチポイントや、出会う障壁、そして心地よいと感じることなどを時系列・経験の価値軸で可視化する手法です。

(参考:カスタマージャーニーセッション手順例 http://www.infobahn.co.jp/wp-content/uploads/ux/step2.png

カスタマージャーニーマップ

このプロセスを自社の関係各部署メンバー内、そして私たちのようなコミュニケーションエージェンシーと共に行うことで、以降のマーケティング戦略立案をユーザー中心発想という共通言語で検討してくことが可能になります。

プロセス4:ペルソナが理想的なストーリーを全うするために自社が提供すべき”良い体験”を明確化する

最後は4つ目の「ペルソナが理想的なストーリーを全うするために自社が提供すべき”良い体験”を明確化する」です。

前述のカスタマージャーニーセッションを通じて、ペルソナがゴールに至る最良のストーリーを発想・可視化できたら、次に行うことは、ペルソナが最高の体験を得るために必要とされるコンテンツを具体的なアイデアに落としこんでいくことです。

ペルソナにとって重要な期待をサポートするために必要な情報は何で、どのタイミングに、どのチャネルで、どういった文脈や見え方で提供されるべきか?

きっとこの段階まで進むと、あなたや、あなたのパートナーにとっては手に取るように浮かんでくることでしょう(ペルソナにとっての期待、だけでなく「あって欲しくないこと」の除去についても同様に貢献すべきコンテンツを発想できます)。

カスタマージャーニーマップ2

これら4つのプロセスを適正に実行することで、コンテンツマーケティングにとって最も重要な”コンテンツそのもの”を、最適な指針で発想・企画することが可能になります。

さぁ、ユーザーの思考と感情の海に思い切ってダイブすることで、あなたのコンテンツマーケティングを成功に導くための航海図を手に入れましょう!

長文にもかかわらず、最後までご高覧いただきありがとうございました。

※本コラムで紹介させていただいた色々な手法や考え方について、弊社サイトやSlideShareなどで関連情報を公開させていただいております。よろしければご笑覧ください。

筆者のSlideshare内関連スライド

オリジナルの記事はこちら:コンテンツマーケティングを成功に導く「ユーザー中心発想」(2013/06/13)

Web担当者Forum主催の「オウンドメディアのコンテンツ企画・作成ワークショップ」第2期で講師を務めます。

企業が発信している情報をユーザーにとって役立つ情報として発信していくことが、コンテンツマーケティング、オウンドメディアにとって重要なポイントです。そのノウハウを2日間にぎゅっと凝縮した講座を9/11(木)・12(金)で開催します。

インフォバーン総研
インフォバーン総研について

インフォバーン総研とは、“ヒトとココロを動かすデジタルコミュニケーション戦略”をテーマとした情報を提供している株式会社インフォバーンが運営する公式ブログです。

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メンバーズ、企業Web担当者向け教育研修サービス「企業Web担当者研修」の提供を開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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マーケティングソリューションのメンバーズは、企業のWeb担当者に必要なWebマネジメント、組織づくりに関する基礎知識を身につけ、Web運用レベルの統一と底上げを目的とした「企業Web担当者研修」の提供を開始する、と7月24日発表した。研修ではメンバーズのWebマネジメントセンターアドバイザーが講師となり、企業に訪問してWeb担当者に必要な知識を伝える。

企業Web担当者研修は、企業の宣伝、マーケティング、広報、Web担当者を対象とする。「社内に複数のWeb担当者がおり、レベルを統一したい」、「Web事業部でリニューアルする前にチームメンバーで統一した知識を身につけたい」、「Webチームを立ち上げたばかりで、経験者がおらず困っている」などの課題を解消する。研修では「Webガバナンス策定」「Web組織づくりのポイント」「モバイルファーストのリニューアル」など6種類の講義から2つを選ぶ。

メンバーズ
http://www.members.co.jp/

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電通、スマートフォン領域専門のプランニング・ユニット「電通スマプラ」を発足 [ニュース] | Web担当者Forum

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電通は、スマートフォン領域で専門的で統合的なマーケティングサービスを提供するプランニング・ユニット「電通スマプラ」を7月24日付で発足する、と同日発表した。スマートフォンの急速な普及に伴い、企業でも多様なスマートフォン活用のニーズが生じていることから、電通スマプラでは顧客ニーズが高い5つのポイントに重点を置いたサービスを提供していく。

電通スマプラが重点を置くポイントは、「スマートフォンを含むモバイル市場に関するインサイトの提供」、「既存事業へのスマートフォン活用手法の開発」、「既存スマートフォンビジネスやサービスの付加価値化」、「スマートフォンビジネスにおける中長期のマーケティング戦略の策定支援」、「新しいスマートフォン関連市場の創造」の5種類。メンバーはモバイル市場に豊富な知見を持つ担当者、スマートフォン関連ビジネスの専門家、生活者の心理変容に関する専門家、スマートフォン・SNSでの話題造りに実績のあるクリエーターで構成している。

電通
http://www.dentsu.co.jp/

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サイバーエージェント、アドテクアカデミー「広告業界人のための統計学&システム基礎講座」、大阪で8/7から、東京で10/9から [ニュース] | Web担当者Forum

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インターネット広告のサイバーエージェントは、インターネット広告業界の人材のスキルアップ支援を目的として、アドテクノロジーを使いこなすための統計学とシステムの基礎知識を身につける「広告業界人のための統計学&システム基礎講座」の第2回を8月7日から9月23日に大阪市北区で、第3回を10月9日から11月22日に東京都渋谷区で開催する。同講座は「統計学基礎講座(全3回)」と「システム基礎講座(全3回)」の2部構成で、約1ヵ月半にわたって6回の講座を行う。午後7時~同10時に開催する会と午後2時~同5時の会がある。「現在、広告会社に勤めている」「インターネット広告・アドテクノロジーに興味がある」「全6回の講座にすべて参加が可能」の3条件を満たすことが応募条件。サイトのエントリーフォームから申し込み書類審査を通過すると連絡がある。参加無料。概要は次の通り。

日時:第2回大阪2014年8月7日(木)~9月23日(火)、第1回~第5回は午後7時~同10時、第6回は午後2時~同5時/第3回東京2014年10月9日(木)~11月22日(土)、第1回~第5回は午後7時~同10時、第6回は午後2時~同5時
場所:大阪「システム基礎講座」サイバーエージェント大阪支社セミナールーム(大阪府大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル18階)・「統計学基礎講座」クロス・ウェーブ梅田(大阪府大阪市北区神山町1-12)/東京 渋谷プライムプラザ(東京都渋谷区円山町19-1)
内容:東京・大阪 第1回~第3回「システム基礎講座」、第4回~第6回「統計学基礎講座」
詳細・申し込みサイト:
http://www.cyberagent.co.jp/event/detail/id=9100&season=2014&category=biz

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「成功・失敗事例から学ぶオムニチャネル実践法」セミナー、トランスコスモスが8/6東京開催 [ニュース] | Web担当者Forum

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オムニチャネル時代を生き抜くためのヒントをテーマにしたセミナー、「成功・失敗事例から学ぶオムニチャネル実践法」をトランスコスモスが8月6日に東京で開催する。セミナー参加費は無料。

セミナーでは、オムニチャネルの取り組みで先行する企業の事例や、トランスコスモスのオムニチャネルマーケティングシステム「OFFERs」の活用例などを通じて、オムニチャネル化を実現するためのポイントを伝える。

第一部では、通信キャリア、百貨店、鉄道会社などでオムニチャネルコンサルティングを手がけるレオニスが、成功・失敗事例からオムニチャネルの基本的な考え方を解説。第二部では、東急百貨店が2年半にわたるオムニチャネル・O2Oへの挑戦の裏側や成果を明かす。第三部では、トランスコスモスが「OFFERs」を使った具体的なアプローチ手法とオムニチャネル化のステップを紹介する。

  • 日程:8月6日(水)14:00~16:10(受付開始 13:30)
  • 会場:トランスコスモス株式会社 渋谷本社 13F 大会議室(東京都渋谷区渋谷3-25-18)
  • 定員:50名
  • 参加費:無料
  • 主催:トランスコスモス株式会社
  • 詳細・申し込み:http://www.trans-cosmos.co.jp/digitalmktg/seminar/140806.html

この記事の筆者

家電量販店の法人通販から、Web担当者Forumの前身である『インターネットマガジン』(2006年5月号で休刊)の編集部へ。休刊までの半年ほど雑誌編集を経験し、Web坦の立ち上げを機にネットマーケティングにかかわりはじめ現在へ。編集兼Web担当者。

企業のWeb活用が当たり前になったとはいえ、ビジネスの歴史からすればまだ10数年ほど。それを支えるWeb担当者の仕事がもっと世の中に広まり、ユーザーともどもよりハッピーになれれば、と考えている。日朝特撮、海外ドラマ、時代劇、デパ地下好き。一押し平成ライダーはクウガ、ダブル。

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ヤフーと米トレジャーデータ、ビッグデータ領域で業務提携し「Yahoo!ビッグデータインサイト」を提供 [ニュース] | Web担当者Forum

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Yahoo!JAPANを運営するヤフーと米トレジャーデータ社は、法人向けビッグデータビジネス領域で業務提携することを7月25日発表した。Yahoo!JAPANが展開するビッグデータを活用したマーケティングソリューション事業の取り組みの1つで、データマネジメントに実績を持つトレジャーデータの技術を採用することにした。企業が自社データを活用できる基盤を構築するため、企業のビッグデータを収集・保管し、クラウド型のビッグデータ分析基盤ソリューション「Yahoo!ビッグデータインサイト」を提供する。

Yahoo!ビッグデータインサイトは、トレジャーデータのクラウド型DMS(データマネジメントサービス)「トレジャーデータサービス」を利用し、従来の企業ごとに独自に構築していた分散処理プラットフォームに比べ、低価格で高速、容易にデータが分析できる。インフラの運用管理を事業者が行うサービスのため、データ分析の専門家だけでなく、マーケティング担当者も活用できる。

ヤフー
http://www.yahoo.co.jp/

Yahoo!JAPANマーケティングソリューション
http://marketing.yahoo.co.jp/release/201407251100.html

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ガイアックス、「スクールガーディアン」事業の調査で、中高生のLINE、Twitterの利用率がスマホ所有で2倍に [ニュース] | Web担当者Forum

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コミュニティサービス企画・開発のガイアックスは、学校非公式サイト対策「スクールガーディアン」事業において、東京都・神奈川県の私立中学・高校の協力でアンケート調査を実施。7月24日、調査結果を発表した。中学3年生と高校1年生の所有携帯端末の内訳を見ると、中学3年生のスマートフォン所有率は51%で、高校1年生は83%と約1.6倍に上昇しており、高校入学時に3割の生徒がスマートフォンに買い替える傾向にあると予想できる。中学生・高校生のSNS利用率の比較では、「LINE」は中学生の47%が利用しており、高校生では81%に上昇。「Twitter」は中学生の30%が利用しており、高校生では62%に上昇していた。「YouTube」は中学生70%、高校生73%と大差がなかった。調査は2013年12月から2014年3月に、東京都・神奈川県の私立中高5校の協力で、アンケートにより実施。有効回答数は6216(中学生1158、高校生5058)だった。

中学生の所有端末別SNS利用率は、LINEの場合、非スマホ所有者が27%でスマホ所有者は77%と利用率では約3倍の差があった。Twitterは非スマホ所有者が22%でスマホ所有者は44%だった。YouTubeは非スマホ所有者が64%でスマホ所有者は79%だった。高校生になり、スマホの所有率が上がるとLINEとTwitterの利用率が上昇し、LINEでは非スマホ所有者が48%、スマホ所有者は91%と利用率は約2倍の差があった。Twitterは非スマホ所有者が41%、スマホ所有者は70%だった。YouTubeは非スマホ所有者が59%、スマホ所有者は78%だった。

ガイアックス
http://www.gaiax.co.jp/jp/

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大日本印刷と日本ユニシス、カード会員を店舗を送客し購入へ導く「CLOサービス」で協業 [ニュース] | Web担当者Forum

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大日本印刷(DNP)とITソリューションの日本ユニシスは、クレジットカード会社が保有するカード会員の属性情報や決済履歴を参照して優待情報を送付する会員を抽出し、会員が店舗でカード決済した際にキャッシュバックなどの特典がある「CLO(Card Linked Offer)サービス」で協業し、今秋からサービスを開始する、と7月25日発表した。クレジットカードの決済データと加盟店のPOSデータの連携により、購入した店舗だけでなく商品の把握ができるため、商品単位での優待が可能になる。加盟店単独、加盟店とメーカーの共同など、さまざまな形態のキャンペーンに活用することができる。

両社が展開するCLOサービスは、会員の属性情報や購買履歴などのビッグデータを活用して、商品を購入する可能性が高い会員を抽出し、キャッシュバックなどの優待情報をその会員に配信して、加盟店への送客とカード利用を促進する。会員はクレジットカード発行企業が提供するスマートフォンアプリやWebサイトでサービス規約に同意すれば無料で利用できる。加盟店やメーカーなど広告主は、会員情報や利用履歴を基に、条件に合う会員に対して優待情報を配信できる。通常のクレジット決済処理以外に、店頭での新たな業務は発生しないため、サービスは容易に利用できる。

大日本印刷
http://www.dnp.co.jp/

日本ユニシス
http://www.unisys.co.jp/

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広告はクリックされているのに、なぜコンバージョンに結びつかないの? [Yahoo!プロモーション広告 業界情報] | Web担当者Forum

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この記事は、Yahoo!プロモーション広告 公式ラーニングポータルで公開されているリスティング広告「業界情報」の記事を、ヤフー株式会社の許諾のもと転載しています。オリジナルの記事はYahoo!プロモーション広告 公式ラーニングポータルのサイトでご覧ください。

「広告はクリックされているのに、なぜか商品購入やサービスの申し込みに結びつかない」

広告主の皆さま、突然ですがこんな課題はありませんか?

オンラインビジネスにとって大切なのは、広告のクリック数を得ることではなく、成約(コンバージョン)を獲得することです。クリック数が多いのにコンバージョンを獲得できていない広告(または、クリック率が高いのにコンバージョン率が低い広告)は、どこかに問題が潜んでいることが考えられます。

では、クリック数は十分なのにコンバージョンが獲得できない広告は、いったいどこに原因があるのでしょうか。実は多くの場合、その原因は広告をクリックした先の飛び先ページ=ランディングページにあるのです。

そんな場合は、LPO(ランディングページ最適化)を試してみましょう。

LPOとは?

Landing Page Optimizationの略で、インターネットユーザーがウェブサイトに流入してから、1番最初に見るページ(ランディングページ)を最適化することです。Yahoo!プロモーション広告の場合だと、広告をクリックした時に表示されるページです。

LPOとは、そのページで、見込み顧客の興味を高め、より成約(コンバージョン)しやすいように改善することです。

なぜ、ランディングページ最適化が重要なのか

あらためて、広告が配信されてから成約(コンバージョン)に至るまでの流れを見てみましょう。

Yahoo!プロモーション広告を配信すると、多くのインターネットユーザーに広告が表示されます。その中で、興味を引いた広告はインターネットユーザーにクリックされ、インターネットユーザーはウェブサイトに訪れます。さらに、ランディングページで商品・サービスの良さや強みを感じると、インターネットユーザーは、そのまま商品購入や申し込みを行いますので、成約(コンバージョン)につながります。

しかし、せっかく広告を配信して、ウェブサイトに集客しても、ランディングページで目的の商品・サービスを見つけられない、またはメリットを感じない場合、インターネットユーザーはすぐに他のページへ移動(離脱)するなど、コンバージョンに至らないままウェブサイトから離れてしまうのです。

言い換えれば、ランディングページをインターネットユーザーの興味に合わせる(最適化する)ことで、コンバージョン率を高め、広告コストを増やさずにコンバージョン数を増やすことができるのです。

Yahoo!プロモーション広告×LPOで、成約数アップ

では、「広告の最適化」と「LPO」は、どちらをやるべきでしょうか?

答えは、「両方やるべき」です。広告とLPOは、それぞれ役割が異なります。

  • 広告 = ウェブサイトへのアクセスを増やす
  • LPO = コンバージョン率を上げる

LPOだけを行って、ウェブサイトへ訪問したインターネットユーザーのコンバージョン率だけを高めても、ウェブサイトへのアクセス数が少ないと、コンバージョン数は増えません。また、広告を使ってウェブサイトへのアクセス数を増やしても、ランディングページからすぐ離脱してしまっては意味がありません。

まずは、広告を最適化してインターネットユーザーをウェブサイトに誘導し、さらに、ランディングページで興味に合ったコンテンツを見せることで、コンバージョン数を増やすことができます。

Yahoo!プロモーションとLPOを同時に行うことが、オンラインビジネスの成功の秘訣なのです。

次回は、「LPOの基本」をご紹介します。まずは、何から始めればよいのか? そんな疑問にお答えします。お楽しみに。

オリジナル記事はこちら:広告はクリックされているのに、なぜコンバージョンに結びつかないの?(2014/07/09)

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検索キーワードに頼らずSEOの価値を示す10の方法――(not provided) 100%時代に備えて(後編) [Moz - SEOとインバウンドマーケティングの実践情報] | Web担当者Forum

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この記事は、前後編の2回に分けてお届けしている。キーワードに頼らずSEOの価値の証明する10の方法のうち4つを紹介した前回に引き続き、後編となる今回は、残る6つの方法を見ていこう。→まず前編を読む

#5マルチチャネルを使って価値を証明する

マルチチャネルでのアトリビューション分析をするときに、ラストクリック(終点)モデルを使うと必ず問題になる分野が2つある。オーガニック検索とソーシャルだ。

この2つからの訪問者は、マーケティングファネルの上の方に位置することが多く、多くの場合、最初のサイト訪問では購入に至らない。そうした訪問は将来の購入につながることがあるとしても、必ずしも初めての出会いで成果が出るわけではない。

このような訪問者が購入プロセスを完了するまでの間には、有料の検索広告、リマーケティング、メール、あるいは直接訪問などが間に入ることが多い。

現在僕が力を貸しているベンチャー企業を例に、コンテンツのマーケティングファネルがどうなっているか見てもらおう。

トレンドの調査
アイデアの創出
方法の学習
製品調査
製品の比較
購入
大量のオーガニック検索、コンテンツマーケティング、電子メールによる関心の刺激
大量のPPC、電子メール、ランディングページ

大量のオーガニック検索とコンテンツマーケティングが、購入決定過程の上の方ではとても大きな役割を果たしているのに、人々が購入を始める段階では影が薄くなる点に注目してほしい。これが、新規顧客を引き込もうとしている多くの会社が経験する行動タイプなのだ(ただこれは簡略化したものであり、実際はケースによって異なる)。上記のマーケティングファネルは、おおむね「think with Google」で提供されている業界固有の調査に基づいている。

自分のビジネスが同じような意思決定のファネルの影響を受けているのかどうかを知る最も簡単な方法は、Googleアナリティクス内のマルチチャネル機能を見ることだ。

僕はアシストコンバージョンのレポートが気に入っている。トラフィックを呼び込むチャネルに、ラストクリック・アトリビューションによって軽視されているものがないか、とてもはっきりとわかるからだ。

マルチチャネル

ラストクリックとアシストの売り上げの数字を理解することで、オーガニック検索への取り組みの効果を二重に測定できる。

#6Googleウェブマスターツールと連携する

(not provided)となるキーワードデータの代わりになるものとして最も近い方法は、GoogleアナリティクスとGoogleウェブマスターツールを連携させることだ。この2つをつなぎあわせることで、大量のキーワードデータを、徐々に精度を上げながら明らかにしていける。

こういったレポートは、Googleアナリティクスで最初から利用できるわけではないが、Googleアナリティクスの非同期トラッキングコードか、Googleタグマネージャといったツールを使えば、Googleウェブマスターツールにあなたのサイトを認証させることができる。

認証が完了したら、ウェブマスターツールとGoogleアナリティクスを連結させて、キーワードデータがGoogleアナリティクスの検索エンジン最適化レポートに入ってくるようにできる。

そうすれば、Google検索の各キーワードの表示回数、クリック数、クリックスルー率などがわかってくる。きわめて信頼性の高い情報だというわけではないが、データは徐々に改善されている。

このデータの精度をさらに確保するための鍵がある。

検索クエリセクションと対比させて、もう一度ランディングページのレポートを見てみるのだ。僕の場合、検索クエリセクションでは、表示回数が16万1182でGoogleからのクリック数がたったの6720だった。これに対し、ランディングページのレポートでは、同じ90日間のクリック数が2万8139だった。

これが、同時期のオーガニックのランディングページと比較すると、実際にかなり正確なのだ。

僕の場合違いがでているのは、検索クエリは上位1000件の分しか表示されず、トラフィックを呼び込むロングテールのキーワードすべてが示されているわけではないからだ。これに対して、僕のサイトのページ数は1000には程遠いので、上位1000件のランディングページといっても、この制限のせいで切り取られるページはない。

上位1000件の検索クエリだけ

これは、グーグルが2013年12月31日に実施した、ウェブマスターツールで検索クエリをより詳細に説明するする変更に原因があるのかもしれない。

ウェブマスターツールのデータは完璧ではないかもしれないが、多くの場合に僕たちにはこれしかないのだ。

#7オーガニック検索のトラフィックをユーザー属性で分類する

Googleアナリティクスの「ユーザー属性」レポートを使っていないとしたら、すばらしいデータを逃してしまっている。とはいえ、これはあなただけではない。ユーザー属性レポートはまだ新しく、最大限に活用している人は非常に少ない。

なぜ使っていない人がいるのか。まず何より、有効化するのにGoogleアナリティクスのトラッキングコードを少し修正しなければいけないことがあるからだ。また、プライバシーポリシーの更新も必要になるかもしれない。

ユーザー属性レポートのデータはDoubleclickが提供しており、このデータにアクセスするためにはdc.js版のGoogleアナリティクスを使う必要がある。このため、すでにdc.js版を使ってリマーケティングを有効にしていない人は、サイトのコードを変更する必要があるだろう(Googleタグマネージャを使っていれば、Googleアナリティクスのタグ設定でボックスにチェックを入れるだけでいい)。

こうした手順を踏んでユーザー属性レポートを有効化できれば、あなたのサイトを使っている人たちに関する、とてもすばらしいデータを見ることができるようになる。訪問者を年齢層や性別で分類し、ターゲット市場に当てはまるのがだれなのか理解できるようになるのだ。

オーガニック検索のユーザー属性

さらに良いことに、セカンダリディメンションを作成して、年齢層や性別がトラフィックソースごとにどう作用するかを理解できる。

検索が得意なのは男性なのか女性なのか
若い訪問者の方が年配者よりコンバージョンしやすいのではないか

そんなことを考えたことはないだろうか。ユーザー属性レポートがあれば、そうした疑問に答えを出して、サイトの中核となるユーザーの属性に基づいて検索戦略を調整できる。

性別で見たオーガニック検索

#8ダッシュボードを使い、最も重要な指標を明らかにする

Googleアナリティクスのアカウント間で「ダッシュボード」「セグメント」「レポート」を共有できるのは、実にいい機能だ。全アカウントにわたって一貫した作業がしやすくなるし、クリック1つで、アナリティクス専門家の仕事にアクセスできる。

そのような専門家のひとりがダン・バーカー氏だ。Googleアナリティクスのキーワード欄に「(not provided)」が頻出するのにうんざりした同氏は、この問題の対処に特化したリソースを揃えたウェブサイトを作った。

バーカー氏のサイト「Not Provided Kit」では、Googleアナリティクスのアカウントにインストールできる6種類のアドオンが提供されている。

NOT PROVIDED KIT
(Googleアナリティクス用)

無料キットをダウンロード

2011年10月以降、グーグルはサイトに来た人々が検索で使ったキーワードに関するデータを徐々に隠し始めている。

この「Not Provided」キットは、Googleアナリティクス用の簡単なアドオンのセット(私@danbarkerがまとめた)で、データが得られなくなくなった今、何が起きているのかを理解するのに役立つ。問題の解決になるわけではしないが、(not provided)となる訪問に関して、新たな知見をもたらすだろう。

キットの内容
  1. 現在の割合:現在の「(not provided)」の割合(すなわち、残りのオープンデータがどれだけあるか)を示す図表が1枚だけのダッシュボード(
  2. 総合ダッシュボード:「not provided」のトレンドに関する総合的なダッシュボード。グラフ、指標、ブラウザやデバイスの内訳など。
  3. 詳細なレポート:カスタマイズされたより詳細なレポート。(not provided)となるトラフィックに関して、詳細なランディングページ情報がわかる。
  4. 「Not Provided」セグメント: (not provided)トラフィックだけに関するGoogleアナリティクスのレポートを見られる高機能セグメント。
  5. 「Keyword Known」セグメント: Googleのオーガニック検索のキーワードデータがわかっているものだけのレポートを見られる高機能セグメント。
  6. 「Not Google」セグメント:「Google以外」のオーガニック検索のセグメント。あなたが対応できるGoogle以外の検索エンジンで、完璧なキーワードデータが存在する部分のみについてのデータを見られる。

Googleアナリティクス用「Not Provided」キットをインストールする

(このリンクをクリック。6つのアドオンのすべて/一部をGoogleアナリティクスのアカウントに追加できる)

僕はダッシュボードのカスタマイズが大好きだ。ウェブサイトの(not provided)キーワードに隠された重要な情報を理解するのに役立つ。すばらしい!

カスタマイズしたダッシュボード

カスタマイズされたたくさんのダッシュボードとレポートのなかで、、僕が特にチェックすることをお勧めするのはGoogleアナリティクス ソリューションギャラリーだ。

Googleアナリティクス ソリューションギャラリー

#9AdWordsの検索広告とオーガーニック検索のレポート

(not provided)対策の最後の2つは、Googleアナリティクスからは離れるが、やはりグーグルから提供されるものだ。

まずは、比較的新しいGoogle AdWordsにおける検索広告とオーガニック検索のキーワードレポートだ。

このレポートは、AdWordsアカウントからのデータとGoogleウェブマスターツールからのデータを合体させたもので、キーワードがもっとも有効な範囲を理解するのに役立つ。

このレポートによって、ターゲットだと考えている特定のキーワードについて、あなたのサイトが検索広告とオーガニック検索にどれくらいの頻度で表示されるのかを知ることができる。

AdWordsの有料広告とオーガニック検索のレポート

あなたの会社が検索広告とオーガニック検索の両方に大きく関わっているのならば、AdWordsとウェブマスターツールを連携させることから始めるといいだろう。

その上で、「Google AdWordsの検索広告とオーガニック検索のレポートの使い方」というLunaMetricsの記事を読むことをおすすめする。

#10Googleトレンドを利用する

それでもやはり個々のキーワードの関心度と働きの動向を理解したいと考えているなら、Googleトレンドを使って、キーワードの人気動向について洞察を得たり、似た2つのキーワードの検索ボリュームを相対的に比較したりするのは、いつでもできる。

このデータは、最近の関心度が増大しているのか減少しているのかを把握したり、コンテンツマーケティングの取り組みのなかでターゲティングするキーワードを別のものに変えたりするような場合に役に立つ。

あとは、「(not provided)」というへの関心度が、その言葉ががわれわれの前に現れた2011年から500%以上増加していることを、グーグルが自らのツールを使って知ってくれればいいのだが。

キーワードに対する関心の動向を測定する

もう抜け出すときだ

何かを奪われたとき、その変化に反発せずにいることは難しい。アビナッシュ氏がまさにこの話題に関して記事に書いているように、これを克服して向こう側へ抜け出すには、悲しみのステージを5つくぐり抜ける必要がある。

僕は映画『ショーシャンクの空に』のアンディ・デュフレーンを思い出してしまう。

「もう(not provided)キーワードの心配なんかしなくていい!」
アンディ・デュフレーンは、(not provided)キーワードの川を泳いで対岸へと脱出した。

「昔はこうだった」なんていうお荷物は捨ててしまおう。あなたが知っていたキーワードは、おそらく二度と戻ってこない。だからこの機を活かして、キャリアを伸ばし、報酬を増やし、会社にどしどし儲けさせようじゃないか。

ここに示した10の方法によって、必要なデータを入手するにはどこを見たらいいかがわかりやすくなることを願っている。では、いい分析を!

この記事の筆者

この記事は、Moz Blogに掲載された以下の記事を日本語訳したものです。

author photo

原文:「(Provided): 10 Ways to Prove SEO Value in Google Analytics」 by Jeff Sauer (2014/02/25)

記事セレクション:渡辺隆広株式会社アイレップ
翻訳:株式会社ガリレオ

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「謝れ」「責任者を出せ」「誠意を見せろ」など5大モンスター顧客への対処法 [先週のWeb担まとめ記事] | Web担当者Forum

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先週のWeb担まとめ記事

Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 19本とニュース記事 11本です。

忙しい人のためのこの記事の使い方:
  • 上のほうから内容をざっとチェックする
    重要なものほど上の方に置いてあります。
  • 背景が黄色の部分をざっとチェックする
    要チェックのものは色を付けてあります。

今週の担当は、安田です。

「オウンドメディアのコンテンツ企画・作成ワークショップ」9/11~12開催
自社サイトの「コンテンツ」を強化するワークショップ型の講座を、Web坦編集部が開催します。好評の前回に続き、今回が第2期です!
https://web-tan.forum.impressrd.jp/school/webcontent2

[今回の要チェック記事]↓セミナー/お知らせ | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース
「謝れ」「責任者を出せ」「誠意を見せろ」など5大モンスター顧客への対処法

Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?

  • 「『謝れ』『責任者を出せ』『今すぐ回答しろ』『誠意を見せろ』『納得できない』クレーム5大表現への対処法」の記事が400いいね!と人気を集めました。

    ネットショップ担当者フォーラムで公開された「ネットショップのサポート対応効率化マニュアル」コーナーの記事(連載第3回)のWeb担公開版です。

    「謝れ」「責任者(上)を出せ」「今すぐ回答しろ」「誠意を見せろ」「納得できない」――これらはクレームでよく使われる「クレーム5大表現」ともいえる言葉で、言われたことがあるという方も多いのではないでしょうか。記事では、これらの言葉への対処法について説明しています。

    Web担に加えて、ネットショップ担当者フォーラム(ネッ担?)もよろしくです。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/07/22/17901

  • 「ページ表示が遅くなったら検索流入が激減した、ヤバい → 早くしたら増えた!」の記事も要チェック。

    Webページの表示速度(サイトパフォーマンス)とSEOの関係について。Web担のサイトで、ページ表示が遅くなったとたんに、検索トラフィックが激減してしまったという体験談です。

    ちなみに、記事のコメント欄で、生ログを調べた結果も書いてますので、そちらも併せてどうぞ。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/07/22/17913

  • 「UXのプロはWebサイトリニューアルをどう考えて提案するのか、東北観光サイトの実例」は、「Web広告研究会セミナーレポート」の記事。

    Webサイトのリニューアルを依頼されたとき、ユーザーエクスペリエンス(UX)の専門家はどのような視点で改善点を見い出し、提案を行うのでしょうか。

    「IA/UXデザイン・ワークショップ」をテーマにUXの専門家が実在する観光サイトの改善をライブ提案したセミナーをレポート。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/07/25/17889

  • 「年商280億の9割がリピート売上! ドモホルンリンクルの再春館製薬所が築いた顧客満足経営とは」は、こちらも「ネットショップ担当者フォーラム ダイジェスト」の記事。

    売り上げの9割がリピート購入という再春館製薬所。顧客からの圧倒的な支持を得る再春館製薬所の成長の秘訣とは何なのか。5月に福岡市で開かれた日本ダイレクトマーケティング学会の基調講演で登壇した、再春館製薬所・西川正明社長の講演をレポートしています。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/07/24/17918

Web担の姉妹サイトもお役に立てるはずです。
ECの現場で売上アップを目指す方には
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[セミナー/お知らせ]↑要チェック記事 | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
EC、O2O、広告、A/Bテストなどセミナー情報8件(EC系多め)

※「先週のニュース記事」の「イベント/セミナー」欄ユーザー投稿でのセミナー告知もご覧ください。

選ばれるECサイト(8/16)

「選ばれるECサイト」をテーマにしたセミナーイベント「CSS Nite LP37」が8月16日(土)にベルサール九段で開催されます。札幌で開催されて好評だった内容を東京でも開催。参加費は8,000円(7/31まで早割7,000円)。

http://cssnite.jp/lp/lp37/

EC事業を5倍に(7/31)

「自社サイト活用でEC事業を5倍にする方法セミナー」が7月31日(木)に汐留で開催されます。主催はいつも.、ソフトバンク・ペイメント・サービス、キャッチボールの3社で参加費は無料(フォームページが非SSLなので注意)。

http://itsumo365.co.jp/sem/jisya/softbankcatchball20140731.html

iBeaconでのO2O(8/4)

「iBeacon を活用したO2O・オムニチャネルの動向と最新事例」セミナーを、アイリッジとNTTデータが8月4日(月)に豊洲で開催します。参加無料。

http://iridge.jp/news/20140718/

EC広告+データフィード(8/6)

ECセミナー「最新Criteo広告とデータフィード最適化による広告効果の最大化」を、コマースリンクとCRITEOが8月6日(水)に大森で開催します。参加無料。

http://www.commercelink.co.jp/seminar/seminar20140806

EC集客(8/7)

「EC担当者なら押さえておきたい!Google/Yahoo/Criteo最新トレンド集客セミナー」を、フィードフォースが8月7日(木)に文京シビックホールで開催します。参加無料。

http://www.feedforce.jp/seminar/2894/

A/Bテスト(8/7)

「A/Bテスト最前線~オバマ大統領も使ったA/Bテストを徹底活用する~」と題したセミナーを、ナビットが8月7日(木)に神保町で開催します。参加費は5,000円。講師はスプリットエンジンとイー・エージェンシー。

http://www.navit-j.com/press/sem140807.html

ECの分析+戦略(8/7)

「売れるネットショップに成長できる!『自社サイト分析』+『戦略立案』ワークショップ」と題したセミナーを、アラタナとペイジェントが8月7日(木)に渋谷で開催します。参加無料。

http://www.paygent.co.jp/seminar_event/2014_salesup_analytics/

オウンドメディア(8/8)

オウンドメディアとコンテンツに関するセミナーを、メンバーズが8月8日(金)に虎ノ門で開催します。参加無料。

http://www.members.co.jp/seminar/2014/0808.html

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    by 衣袋 宏美(株式会社クロス・フュージョン)
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  • 【レポート】Web担当者Forumミーティング 2014 Spring
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編集後記

夏休みをいただいて旅行していたのですが、マイレージカードを忘れて搭乗後の登録にしようと思ったら郵送しなきゃいけない提携航空会社でした。面倒だけど、さすがにもったいないので手間をかけることに。(安田)

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LPOは、「広告とランディングページのメッセージの一致」から [Yahoo!プロモーション広告 業界情報] | Web担当者Forum

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この記事は、Yahoo!プロモーション広告 公式ラーニングポータルで公開されているリスティング広告「業界情報」の記事を、ヤフー株式会社の許諾のもと転載しています。オリジナルの記事はYahoo!プロモーション広告 公式ラーニングポータルのサイトでご覧ください。

前回は、Yahoo!プロモーション広告でコンバージョン数を上げるにはLPO(ランディングページ最適化)が重要だと説明しました(「広告はクリックされているのに、なぜコンバージョンに結びつかないの?」)。今回は、「LPOの基本」についてご紹介します。

Yahoo!プロモーション広告を運用されている広告主様でも、広告のランディングページ(Yahoo!プロモーション広告では「リンク先URL」を指します)を、特別な理由もなくトップページに設定しているケースがよく見られます。

これでは、せっかくインターネットユーザーが、広告のメッセージに興味を持ってクリックしても、トップページのコンテンツからは「広告に書いてあった商品が見つからない」、「広告のメッセージとは違うことが書かれている」とインターネットユーザーに感じられてしまい、ウェブサイトから離脱されてしてしまう可能性があります。

ウェブサイトから離脱してしまう主な原因

以下は、広告をクリックしても、ウェブサイトから離脱してしまう主な原因です。

1. 広告に書いてある商品が、ページ内で見つからない

広告では特定の商品名を記述しているのに、さまざまな商品を扱うページ(トップページなど)に誘導した場合、インターネットユーザーの離脱率は高まります。また広告に掲載されている商品が見つけにくい場合も、離脱の原因となります。

2. 広告と異なるポイントが訴求されている

広告で訴求した内容と、異なるポイントをランディングページで訴求する場合もインターネットユーザーの離脱原因となります。例えば、広告では「安心サポート」を強調しているのに、ランディングページでは「品ぞろえの多さ」を訴えている場合などです。

3. 広告のメッセージとページのイメージにズレがある

広告のイメージとランディングページのイメージにズレがある場合も離脱の原因となります。広告で「高級」と訴えているのに、ランディングページのデザインがカジュアルすぎる雰囲気だと、インターネットユーザーの離脱を引き起こします。

4. 特定の商品を押し付けられた

幅広い意味を持つキーワードを含む広告のリンク先が特定の商品のページだった場合、インターネットユーザーは離脱します。例えば、「不動産」というキーワードを用いた広告のランディングページが、特定地域の賃貸マンションのみを特集したページになっているケースなどがあります。

「リンク先URL」の見直しが、LPOの第一歩

LPOの基本は、「広告とランディングページのメッセージを一致させること」です。むやみにトップページにインターネットユーザーを誘導しただけでは、ユーザーの離脱が起こるケースが多いので、広告の訴求点とマッチするページをランディングページにしましょう。

まずは、この2つのLPOの基本を念頭に置いて、広告のランディングページ(リンク先URL)を見直しましょう。これが、LPOの第一歩です。

次回は、LPOで重視するべき指標についてご紹介します。お楽しみに。

オリジナル記事はこちら:LPOは、「広告とランディングページのメッセージの一致」から(2014/07/09)

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オリジナル記事:LPOは、「広告とランディングページのメッセージの一致」から [Yahoo!プロモーション広告 業界情報] | Web担当者Forum
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“カッパの黄桜”のイメージをソーシャルでも。カッパ課長が盛り上げる黄桜Facebookページ [企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用の現場] | Web担当者Forum

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企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用

「カッパの黄桜」というイメージが強く、会社よりもカッパのキャラクターが前面に出て広報担当として運用するほうが、お客様にとってすんなり伝わると考えました。

投稿内容には営業色を出さないようにしています。だからこそ、みなさんが気軽に話しかけて会話をしてくれていると思います。

京都市伏見区で50年以上の歴史をもつ老舗の清酒メーカーとして、清酒の製造・販売を行う黄桜。最近は食品や化粧品製造にも取り組んでいる。

同社はFacebookページにも、CMでおなじみのカッパのキャラクターを登場させ、ユーザーと活発にコミュニケーションをとっている。今回は、同社のFacebookページ運用を担当している黄桜 営業統括部 企画チーム 企画・広報担当 奥田友香氏に話をうかがった。

アカウント情報は2014年7月時点
黄桜 カッパ広報部
  • 運用開始時期:2013年4月
  • いいね!:5,214人

くつろぎ、うるおい、かがやく。黄桜株式会社の公式Facebookページです。黄桜カッパ広報部のカッパ課長が、地元京都の話題や黄桜の最新情報をお届けします!

Facebookページ運用の目的
黄桜好き、日本酒好きを増やすための新しい手段に

――Facebookページはどのような目的で開設したのでしょうか。

黄桜株式会社
営業統括部
企画チーム 企画・広報担当
奥田 友香氏

奥田黄桜の課題として、清酒を飲む人が減っているということがありました。お酒に関心がある人たちに、もっと清酒の魅力を知っていただくための手段としてFacebookページを開設しました。特に、興味を持っている人にピンポイントで情報を届けるのは、テレビCMや雑誌広告などのマス広告では難しかったので、新しい接点になると思い2013年の4月にFacebookページを開設しました。

Facebookページでは、清酒の情報はもちろんですが、黄桜を好きになってもらうことも目指しています。ですから、本社がある京都のスポット情報や、「今日は何の日」などの暮らしに役立つ情報、イベントなど旬の情報を交えて発信しています。

Facebookページを立ち上げるときは、「ブランドイメージを上げよう」「売上を上げよう」「商品を紹介しよう」という考えもありましたが、Facebookページを1年運営してみて特によかったと感じることは、お客様とのコミュニケーションが密になったことです。

黄桜の持っているイメージを活かしてカッパ課長を窓口に

――キャラクターを使った運用にするというのはどういう経緯で決まったのですか。

奥田Facebookを始める前から、お客様と話していると「あ、カッパですよね!」と言われることが多くありました。50年近く前からカッパをCMに使っていることもあって、「カッパの黄桜」というイメージが強いのですね。そこで、黄桜という会社よりもカッパのキャラクターが前面に出て広報担当として運用するほうが、お客様にとってすんなり伝わると考えました。

――キャラクター設定はどの程度行いましたか。

奥田「名前」「年齢設定」「好きな食べ物」「口調」「感情の絵文字(・Θ・)(´Θ`)(^Θ^)」など、基本的な部分を決めて、そこからずれないように運用しています。

カッパ課長は男性ですが、運用している私は女性。本当は男性が運用するほうがいいのかもしれませんが、私は理想の上司というイメージで運用しています。キャラクターの個性として「人懐っこい」というのがあって、映画「釣りバカ日誌」の主人公のハマちゃんのような陽気な人をイメージしています。

――Facebookの投稿では、よくカッパ課長のパネル写真が登場していますが、これはFacebookのコンテンツ用に作成したのですか。

奥田漫画家の小島功さんに新しく7パターンの絵柄を書いていただきました。写真撮影のとき、状況にあわせたパネルを選んでいます。

カッパ課長以外にも、ぬいぐるみの「カッパ隊」も登場しています。このぬいぐるみは直営レストランの「カッパカントリー」で販売しているものです。Facebookページを立ち上げるときに、このぬいぐるみをキャラクターにするという案もあったのですが、やはり黄桜のイメージのカッパをメインにしました。カッパ隊は、カッパ課長を助けるという役割で登場しています。

カッパ課長(左)と、サポート役のカッパ隊(右)

運用体制
ソーシャルメディア開設にあたって社内の準備を万全に

――Facebookページの運用体制はどうしているのですか。

奥田今は社内では私1人がFacebook担当です。始めは2人、途中で3人になりましたが、1人でも大丈夫ということになりました。投稿の制作については、代理店とライターにも協力してもらって作成しています。コメントの返信は、私が担当しています。

――代理店と一緒に運用ということで、ガイドラインなどは決めたのでしょうか。

奥田Facebookページを開設するときに、運用マニュアル、運用ルールを作成しました。投稿は私が作成する分と、代理店とライターが作成する分がありますが、お互いが作成したものを必ずチェックして承認するというフローで運用しています。

コメントの返信については、運用当初は代理店の方に返し方をチェックしていただいていましたが、トレーニングしてうまくできるようになったので、今は代理店のチェックなしで運用しています。

社内の担当者は私1人ですが、専任というわけではなく、商品企画の仕事の1つとして担当しています。仕事の配分としては、商品企画が7、Facebookが3くらいです。最初に運用マニュアルを整備したので、1人でも運用できています。また、お客様とのコミュニケーションをきっかけに新しい商品のアイデアが生まれることもあり、仕事の境目がなくなってきたと感じることもあります。

運用リスクを考えFacebookのみに専念

――ソーシャルメディアの公式アカウントはFacebookだけのようですが、なぜはじめにFacebookを選んだのですか。

奥田Twitterの運用についても検討したのですが、Facebookのほうが、実名登録ということで炎上リスクがTwitterに比べれば少ないだろうと考え採用しました。

会社には年齢層が高い人も多く、Facebookを理解している人も少なかったのでなかなかOKがでなかったのですが、運用マニュアルを作成して管理体制をしっかりし、リスク管理として万一のことがあったときの対応方法も整理したので社内説得ができました。

お客様窓口の役割もFacebookページが持つように

――Facebookページではコメントを毎回返されていますし、みなさんからのコメントも多いですね。カッパ課長としてコミュニケーションするにあたって、気をつけていることはありますか。

奥田Facebookページでコメントをしていただいている方の年齢層が、想定していたよりも高く40~50代の方が多くなっています。みなさん、黄桜のイメージをすでに持たれている方なので、そのイメージを壊さないようにしています。

また黄桜という会社よりも、カッパ課長というキャラクターが「生きている」のが伝わるように、日々の会話を一緒に楽しんでいこうと思っています。人と会社のコミュニケーションではなく、人と人とのコミュニケーションを意識しています。

よくいわれることではありますが、投稿内容には営業色を出さないようにしています。営業色が強くないからこそ、みなさんが気軽に話しかけて会話をしてくれているのかな、と思います。普段のやりとりのなかで、新しい商品の企画やアイデアをいただくこともあります。

――今のように、ファンのコメントが増えるきっかけはあったのでしょうか。

奥田直営店レストラン「カッパカントリー」を昔からよく利用していただいていたお客様が、当初よりFacebookページにコメントや、店舗での写真を積極的に投稿されていました。その方が積極的に書き込んでくれたおかげで、自然と他の方も「このページには気軽に書き込んでもいいんだ」と思って、コメントを返してくれるようになったようです。

運用を開始するときに、「いいね!」が1万人くらい集まらないとコメントはつかないよ、と言われていたのですが、2,000を超えたくらいから盛り上がってきました。

――返信に困るようなことなどはありませんか。

奥田最近、直営店のレストランでの苦情を投稿いただいたことがありました。そのコメントにはすぐに対応をしました。Facebookページが、お客様相談室のような機能も請け負うということは予想外だったのですが、結果的にFacebookページですぐに返信ができ、そのコメントに対してその方からいいね!をいただいたので安心しました。また、苦情の内容についても直営店のほうに連絡し、改善するようにお願いしましたし、お客様は常に見ているということも伝えました。

Facebookが
お客様窓口の1つになる

また、こうしたコメントの返信をお客様相談室と共有することで、同様のお問い合わせがきたときのお手本になっています。Facebookページヘのいいね!やコミュニケーションが増えると、Facebookページがお客様にとって、窓口の1つになると感じています。

コミュニケーションが活発だからできたキャンペーン

――Facebookページでのコミュニケーションが商品企画にも活きるということですが具体的にどんなアイデアがあるのでしょうか。

ユーザー参加の新商品のネーミングキャンペーンを実施。キャンペーンで決まった夏季限定商品の「お酒のシャーベット シャリッと」

奥田先日、新商品のネーミングキャンペーンを開催しました。初めての企画だったのですが、すごく反響があって、みなさん一生懸命商品名を考えてくださいました。

キャンペーン内容は投稿で告知し、Facebookのメッセージで投稿してもらうという方法だったのですが、89件の応募がありました。良い名前をたくさん応募していただき、そのうち、最終候補が2つ残りました。なかなか決まりませんでしたが、候補の2つの折衷案として「お酒のシャーベット シャリッと」になりました。

キャンペーンは最優秀賞1名、優秀賞2名で、賞品として賞品と黄桜グッズをプレゼントというものだったので、賞品の価格価値は出していません。それでも多くの人が参加していただいたのは、興味を持ってくれた方が多かったのだと思います。こちらの「お酒のシャーベット シャリッと」は2014年6月17日に販売開始しています。

1か月分のスケジュールを投稿カレンダーで共有

――代理店さんと一緒に投稿を作成しているということですが、投稿はどのように決めているのですか。

奥田毎月、1か月分の投稿スケジュールを決めています。投稿は土日をのぞく平日は毎日投稿しています。といっても必ずスケジュールどおりというわけではなく、旬な情報があれば差し替えるなど、調整しながら投稿を作成しています。

たとえば、京都の情報はライターと代理店にお願いしています。ライターに依頼した経験がなかったので不安もあったのですが、意図をきちんと伝えることで、ページの雰囲気にあわせた投稿を作成しています。京都在住の方なので、京都のお店情報などにも精通していて助かっています。

投稿はまとめて作成するのはなかなか難しく、その時々で作成し、承認フローにまわすという流れです。

投稿のタイミングもある程度決めています。月曜は、朝8時半に「おはようございます」というメッセージとともに投稿していますし、お昼の話題は12時、おやつの話題は午後3時、アルコールの話題は午後5時半以降にアップするというようにしています。週末の京都情報は、金曜日の5時半にアップしていて、土日に京都を訪れる人の参考になればと思っています。

運用ツール
複数チームの運用を想定してツールを選択

――Facebookの運用ツールはどのように選びましたか。

奥田Facebookページの立ち上げるときに、代理店を含めた全員がアクセスしてやりとりできることを条件に探しました。予算の制限もあるなかで、「つぶやきデスク」が予算内で便利に利用できるということで代理店から提案されました。

予算内で、複数人で投稿内容をチェックできるという要件を満たすツールが他になかったので重宝しています。またスマートフォンからもアクセスできるので便利です。

――複数人での運用はどのように行っていますか。

代理店と弊社でそれぞれ投稿用のアカウントと管理用のアカウントを持っています。弊社で投稿するときは、投稿用のアカウントでログインして投稿を作成し、代理店が管理用のアカウントでログインして承認します。逆に代理店が作成したものは、私が管理用でログインして承認します。承認は必ず投稿の前日までに完了するようにしています。

「承認」を終えているかどうか、相手がチェックしたかがわかるので、つぶやきデスクはとても使いやすいです。また、メモ機能で「○○を修正しました。承認お願いします」というように連絡事項が伝えられるのも便利です。電話やメールで連絡しなくてよいので、簡単ですしわかりやすいです。

投稿を作成するときに、短縮URLがその場で生成できるのもいいですね。他のURL短縮サイトにアクセスしなくていいので、作業が楽です。

――承認と投稿はリアルタイムですか、それとも予約して行っているのでしょうか。

奥田投稿予約機能を使っています。その場で投稿をするということはなく、毎回スケジュールにあわせて、前日までに投稿時間を設定しています。

効果測定
話題にしている人を20%にすることを目標に運用

――Facebookページを運用してどんなところに効果を感じていますか。

奥田Facebookページの運用が商品の売上につながったかは、まだはっきりとはわかりませんが、直営店のレストランにいらっしゃる方が増えたように感じています。直営店のお酒の情報などを投稿すると、「行ってみよう」「行ってきた」というコメントをいただくことがあって、コミュニケーションを通してレストランに足を運んでもらうことができていると思います。

――テレビCMと比べてソーシャルメディアの効果はどうでしょうか。

奥田黄桜としてCMを放送する時間帯は限られていて、夜9時以降のドラマ枠などがほとんどです。その時間帯にテレビを見ている40代~50代の男性がターゲットなのですが、Facebookのほうがより幅広い層に届けられていると思います。

大手であればいろいろな枠で放映できますが、黄桜はそこまで露出量が多くないので見る人が限られてしまうのです。Facebookページの男女比は、今は7:3で男性が多いのですが、年齢層で最も多いのは35~44歳で、次が45~54歳です。FacebookではCMのターゲットよりも、年齢層を下げることを意識しています。

――効果測定としてどういう数値を追っていますか。

奥田コミュニケーションをとることが目的なので、Facebookページのいいね!に対して「話題にしている人」の比率をチェックしています。定期的に数値を測定していますが、今はだいたい15%~20%くらいです。いいね!が増えると話題にしている人の割合が下がると言われているので、それを下げないようにすることと、競合他社のFacebookページよりも話題になる割合を高くすることを目標にしています。

――どういった投稿の反応がよいのでしょうか。

奥田お酒に関連するイベントの告知をシェアすると反応がよいです。黄桜としてイベントに出展するときの告知も兼ねているのですが、いいね!やシェアが多くなります。

なお、イベントのときにはカッパ課長の名刺を用意しています。QRコードからFacebookページにアクセスするようにしているので、そこからFacebookページの誘導につなげています。カッパ課長の名刺は営業担当も持っているのですが、お客様からカッパ課長の話題がでることもあるそうで、社内的にも期待がでてきています。

自分が楽しみながら人と人とのコミュニケーションをする

――Facebookページの運用で悩むことはありますか。

奥田コミュニケーションを積極的にしていくことを目指して運用し、うまくコミュニケーションが増えていますが、このままさらに増えていくと、コメントを返す時間がなくならないか心配です。コミュニケーションの質は下げたくないので、質を維持したままどこまでできるか考えることがあります。

もう1つは、人事異動があったときの引き継ぎです。運用マニュアルやルールは整備されているので、ある程度は引き継げますが、コミュニケーションの部分は人のクセのようなものもあるので、ちょっと心配です。

――他のページの運用担当者に伝えたい運用のコツがあればお願いします。

奥田楽しんで運用するのが一番だと思います。お客様とのコミュニケーションが増えてくるにつれて、おもしろいコメントがあったり、料理の写真をアップしてくれる方がいらっしゃったり、とてもうれしく思っています。

私は個人としてもFacebookを使っていますが、それと同じ感覚で、友だちとコミュニケーションをとる楽しさを感じながら運用しています。

ユーザーと一緒に楽しみながら
コミュニケーションすることが一番のコツ

――今後はどのような展開を考えていますか。

奥田ネーミングキャンペーンはお客様も楽しんでいただきましたし、社内でもこんなにたくさんのアイデアをいただけたことに驚いています。ですので、今度は商品の中身から一緒に作っていくような企画をしてみたいです。

それから、今年中に1回オフラインのイベントを開催したいと思っています。まだ具体的には進んでいませんが、秋には酒造を開放する蔵開き、日本酒の日などがあるのでそのあたりをめどに、直営店や京都で何かイベントができたらいいなと思っています。

この記事の筆者
ユーザー 深谷歩+藤原亜希子 の写真

株式会社 深谷歩事務所
深谷歩

深谷歩事務所代表取締役。ソーシャルメディアやブロクを活用したコンテンツマーケティング支援を行う。Web メディア、雑誌の執筆に加え、講演活動も行う。

著書
  • 『小さな会社のFacebookページ制作・運用ガイド』
  • 『小さな会社のFacebookページ集客・販促ガイド』

http://officefukaya.com

アユダンテ株式会社
藤原 亜希子(Akiko Fujiwara)

神奈川県出身。横浜市立大学文理学部心理学科を卒業後、就職情報会社にて、Nifty-Serveを利用した就活学生の情報交換支援フォーラムを立ち上げ、運用する。その後、アユダンテ前身のイージャパン株式会社にて、企業サイトSEO施策プロジェクトを担当。子育て専念期間を経て、2011年12月より、アユダンテ株式会社にて、ディレクター、ソーシャルメディアマーケティング担当として、企業のSEOプロジェクト進行ならびに、企業のソーシャルメディア活用支援、コンテンツマーケティング支援を行っている。

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ネット広告費の25~50%はボットに浪費!? 米国で不正広告ボット調査チーム発足 [編集長ブログ―安田英久] | Web担当者Forum

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今日は、ネット広告と「不正なボットによる広告費の浪費」に関するお話しを。米国では、なんとネット広告費の25%~50%が人間のユーザーではなくボットに費やされている可能性があるというのです。

米国広告主協会は、不正な広告ボットを調査し問題を軽減するためのチームを発足したことを、7月14日に発表しました。

ボット判別などのテクノロジーをもつWhite Ops社と協同で、デジタル広告全体において不正なボットの状況がどの程度なのかを調査し、企業のデジタルマーケティング担当者が対策を行うことでボットによる被害を減らせるようにすることが目的。自動車、消費財、金融などさまざまな分野から30社の広告主が参加しており、10月半ばごろにレポートを出す予定とのこと。

米国では、Web行動の27%(モバイル)~51%(PC)が、人間ではなくボットなどによる可能性があるという調査があります(Solve Media社調査)。

Solve Media社調査(2013年第3四半期、米国のデータ)
http://news.solvemedia.com/post/70487101632/us-bot-traffic-q4-2013

こうしたトラフィックに対して広告が表示されることにより、ディスプレイ広告に費やす企業の広告費が無駄になっているということですね。

広告の不正対策サービスを提供しているSpider.io社は、ウイルス感染した家庭のコンピュータが遠隔操作される「ボットネット」のなかには、無人で月間90億インプレッション分もWebページを閲覧し、テキスト広告やディスプレイ広告をクリックしているものもあるとしています(2013年)。

米国広告主協会は、こうしたボットによって年間数十億ドルが浪費されている可能性があり、また、キャンペーンのデータが汚染され、適切な分析と最適化に問題を生じさせていると指摘しています。

こうした不正の話題は、クリック課金の広告でも以前からあります。

ボットもそうですし、競合によるクリック、新興国で広告をクリックするためだけの仕事をしているグループ、低単価で誘導したユーザーに他の広告をクリックさせるためだけのアービトラージなどなどが言われています。

米Click Forensicsは、クリック課金型の広告を不正にクリックする「広告クリック詐欺」は16%~27%ほどあり、そのうちボットによるものが27.6%あるとしています(2008年)。

Facebook広告のクリックの80%がボットによるものだったとした報告もあります(2012年)。まぁ、こちらはサンプル数が少なく、また調査方法やそこからの結論の導き方も微妙ではありますが。

グーグルやヤフーのようなクリック課金型の広告サービスを提供する企業は、こうした不正クリックへの対応を以前から進めていました。

しかし、昨今ではディスプレイ広告が発展し、アドネットワークやDSPを通じた配信も盛んになるようになってきたことで、ディスプレイ広告側での不正対策が注目されるようになってきているのですね。

実際にグーグルは、前出のSpider.io社を2014年2月に買収し、ディスプレイ広告やビデオ広告などにその技術を早期に適用するとしています。

日本では、こうした「広告に関する不正行為」の話はあまり表に出てきませんが、実際にはどの程度あるのでしょうか。

どこかのタイミングで、いちど調査して、対策の必要性があるのかを検討してみる価値はありそうですね。

この記事の筆者
ユーザー 安田英久(Web担 編集長) の写真

安田 英久(やすだ・ひでひさ)

株式会社インプレスビジネスメディア
Web担当者Forum 編集長

プログラミングやサーバー、データベースなどの技術系翻訳書や雑誌『インターネットマガジン』などの編集や出版営業を経て、現在Webサイト 「Web担当者Forum」編集長。ビジネスにおけるWebサイトの企画・構築・運用と、オンラインマーケティングの2軸をテーマにメディアを展開してい る。

個人としては、技術とマーケティングの融合によるインターネットのビジネス活用の新しい姿と、ブログ/CGM時代におけるメディアのあるべき姿を模 索し続けている。趣味は素人プログラミングと上方落語と南インドカレー。

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JIAA、「ネイティブアド」の普及啓発促進などを狙いに「ネイティブアド研究会」発足 [ニュース] | Web担当者Forum

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広告会社や媒体各社などで組織する一般社団法人のインターネット広告推進協議会(JIAA)は、最近注目されている「ネイティブアド」の普及啓発促進などを狙いに「ネイティブアド研究会」を発足し、8月に活動を始める、と7月28日発表した。ネイティブアドは、編集コンテンツと同じ体裁の記事広告やタイアップ広告の性質を持つ広告形式とされる。しかし、概念や定義は曖昧なままで、混乱していることから、ネイティブアド研究会でガイドラインを策定する。

ネイティブアド研究会は、ネイティブアドの価値、信頼性構築、事例などのテーマで年度内に5、6回の研究会を開催するとともに、米国に拠点を置くインターネット広告の業界団体、IABが発行したネイティブアド教本を参考に、日本でのネイティブアドのガイドラインを定める。これらを通じて、インターネット広告市場でのネイティブアドに対する正しい理解を促進し、市場の健全な育成を目指す。研究会の座長は講談社、座長補佐は朝日新聞社の担当者が務める。

インターネット広告推進協議会
http://www.jiaa.org/

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凸版印刷、電子チラシサービス「Shufoo!」とマピオンの地図検索サイト「Mapion」が連携 [ニュース] | Web担当者Forum

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凸版印刷は、同社が運営する電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」と、同社グループで地図情報サービスのマピオンが展開する地図検索サイト「Mapion(マピオン)」が連携した、と7月28日発表した。Shufoo!ユーザー向けに店舗がタイムセールや店内イベントなどタイムリーな情報を届けるサービス「Shufoo!ミニチラ」がMapion上で閲覧できる新サービス、「マピオン電話帳」×「Shufoo!ミニチラ」を7月下旬に本格的に始める。

マピオン電話帳は、全国のさまざまな業種・ジャンルの主要スポット約900万件の電話番号・地図・住所などが検索できるサービス。連携することで、店舗を検索すると電話番号や地図、住所と合わせ、その店舗のチラシとShufoo!ミニチラの情報が閲覧できるようなる。Shufoo!ミニチラ導入企業は、Shufoo!ユーザーに加えてMapionユーザーにも情報を届けられる。両社は連携によってユーザー数拡大とユーザーへの付加価値提供を目指す。

凸版印刷
http://www.toppan.co.jp/

マピオン
http://www.mapion.co.jp/

Shufoo!
http://www.shufoo.net/

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ニールセン、6月のオークション・フリマ利用状況分析でスマートフォンからが1年で2倍 [ニュース] | Web担当者Forum

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視聴行動分析サービスのニールセンは、スマートフォンとパソコンからの6月のオークション・フリーマーケットサービスの利用状況分析結果を7月29日発表した。スマートフォンからの利用者は約2000万人に達し、1年間で2倍に成長した。パソコンからはやや減少傾向にあり、約1400万人だった。最も使われているサービスはスマートフォン、パソコンとも「Yahoo!オークション」で、2位以下を大きく引き離している。スマートフォン視聴率情報「Mobile NetView(モバイル・ネットビュー)」と、パソコン版インターネット視聴率情報「NetView」のデータを基にした。

スマートフォン、パソコンからの月別利用者は、2014年2月にスマートフォンがパソコンを上回り、その後もスマートフォンからが大きく伸びた。6月は1926万7000人と、2013年6月の964万1000人から倍増。パソコンからは1389万3000人で2013年6月の1627万8000人と比べて減少している。サービス別では、トップのYahoo!オークションがスマートフォン1585万3000人、パソコン1251万6000人。2位は「楽天オークション」のそれぞれ528万3000人、298万9000人だった。スマートフォンでは、2013年夏にサービス開始した「メルカリ」が181万3000人と利用者を増やしている。

ニールセン
http://www.netratings.co.jp/

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LPOで重視するべき7つの指標 [Yahoo!プロモーション広告 業界情報] | Web担当者Forum

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前回は、LPOの基本は「広告とランディングページのメッセージの一致」について説明しました。今回は、LPOを実施する際に確認すべき指標についてご紹介します。

LPOで大事なことは、データ検証→仮説→改善→データ検証→仮説→改善の繰り返しです。ランディングページの内容を少し変えたらLPO完了ではなく、実際にコンバージョン数が増えたのか、他に問題はあるのかなど効果測定を行い、何度もテストを実施し、改善をし続けていくことです。

では、データ検証をする際、どの指標を見ればよいのでしょうか。

ここで、LPOで重視するべき7つの指標をご紹介します。

指標名指標の意味
1インプレッション数広告が表示された回数
2クリック数広告がクリックされた回数
3クリック率広告の表示回数に対して、広告がクリックされた割合
4コンバージョン数購入やお申し込みなどの成約数
5コンバージョン率広告のクリック数に対して、成約につながった割合
6CPA(顧客獲得単価)広告費用÷コンバージョン数
コンバージョンを1件獲得するのにかかった広告費
7ROAS(広告費用対効果)売上額÷広告費用×100(%)
投資した広告費用の回収率

※CPAとROASの違いについては、以下ページをご覧ください。

LPOの効果測定には、「コンバージョン」設定が必須

LPOで一番影響があるのは、この指標のうち「コンバージョン数」「コンバージョン率」です。LPOの成果を数値で把握し、改善に結びつけるためにも、コンバージョン数やコンバージョン率といった広告効果をあらかじめ測定できるように設定しましょう。

指標から見る課題と対策方法

それぞれの指標から課題とその対策方法をご紹介します。指標によっては、広告の改善が必要な場合や、ランディングページの改善を行ったほうがよい場合があります。

例えば、「コンバージョン数」や「コンバージョン率」が著しく低いときは、キーワードやターゲット、広告(タイトルと説明文)の見直しよりも、ランディングページの改善を行うと成果に結びつくかもしれません。

それぞれ対策方法を確認し、効果的にYahoo!プロモーション広告の効果を上げましょう。

<<指標から見る課題と主な対策>>

課題原因広告対策ランディングページ対策(LPO)
インプレッション数が少ない
  • 広告予算が少ない
  • ターゲティング設定に問題がある(広告の配信対象を絞り込みすぎている)
  • 予算を増やす
  • ターゲティング設定を変更する(広告の配信対象を変更する)
クリック数が少ない
  • キーワードと広告文の関連性が低い
  • ターゲットと広告文の関連性が低い
  • 広告の掲載順位が低い
  • 広告に訴求力がない
  • キーワードと広告の関連性を高める
  • ターゲットとの関連性が強い広告文に変更する
  • 広告掲載順位を上げる
  • 訴求力のある広告を作成
クリック率が低い
  • クリック数が少ない
  • 余計なインプレッションが発生している
  • 「クリック数が少ない」場合と同様の対策を実施
コンバージョン数が少ない
  • ランディングページの設定が不適切
  • 広告とランディングページの内容が合っていない
  • ランディングページが使いづらい
  • あいまいな広告表現を改善し、広告の訴求ポイントを絞る
  • トップページではなく、商品ページなど広告に直結するページにリンク先URLを変更
  • 広告とランディングページのコンテンツの関連性を高める
  • インターネットユーザーの意思決定を促すために必要な情報を提供
  • 購入カートやお申し込みフォームの使い勝手を改善
コンバージョン率が低い
  • コンバージョン数が少ない
  • クリック数が多すぎる(不要なクリックが発生)
  • 「コンバージョン数が低い」場合と同様の対策を実施
  • 成績の悪いキーワードを見直す
  • ターゲティング設定を変更する(広告の配信対象を変更する)
  • 「コンバージョンが少ない場合」と同様の対策を実施
CPAが高い/ROASが低い
  • コンバージョン数が少ない
  • コンバージョン率が低い
  • 広告コストが高い
  • 入札価格(CPC)が高い
  • 品質インデックス(クリック率)を上げる
  • 入札価格の見直し
  • 「コンバージョンが少ない場合」と同様の対策を実施

オリジナル記事はこちら:LPOで重視するべき7つの指標(2014/07/09)

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コンテンツ最適化のための価格掲載。社内事情よりも顧客を優先 [企業ホームページ運営の心得] | Web担当者Forum

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Web 2.0時代のド素人Web担当者におくる 企業ホームページ運営の心得

コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。

宮脇 睦(有限会社アズモード)

心得其の370

商談の成功確率を高めるには

お金持ちはお金の話が大好きです。これはWebとビジネスに通じます。ただし金持ち相手の商売をしろという話ではなく、単価や価格を掲載したほうが、実際のビジネスにつながりやすいという現場のノウハウ。これを証明する方法はシンプルです。

通販サイトで商品が売れるのは「価格」が明記されているから

もちろん、その他の理由もありますが、価格の明記されていないサイトで「購入」ボタンはクリックされません

ところが物流業、製造業、卸業といった「BtoB」サイトに「価格未掲載」を散見します。その理由は大きく分けて3つありますが、どれもビジネスの阻害要因で、コンテンツの最適化を妨げています。

今回は「価格未掲載」のサイトが生まれる理由と問題点を指摘し、解決の提案と実例を紹介します。

ライバルというナンセンス

ライバル企業に価格がバレる

「価格未掲載」の最たる理由といってもいいでしょう。

BtoBの世界では、取引量、支払い期間などの条件によって価格を変えることは常識。公表することで、ライバルがより有利な条件を顧客に提示することを怖れる、というのが1つ目の理由です。

一見、正論に思えますがナンセンス。実際のビジネスシーンには「相場」が形成されており、ライバルの価格はだいたい推測できているものです。そしてその「推計値」をもとに、営業用語における「アタック」をかけます。

また、取引上の「仁義」を脇に置いた取引先が、より有利な条件を求めて価格をライバルに伝えることもあります。つまり、価格は事実上公開されており、その公開が致命傷になることはあり得ないのです。

サボタージュというホンネ

2つ目の理由は「価格が決まっていない」というもの。

決まった形のないコンサルティングサービスやオーダーメイドなど、条件設定によって価格が変わるケースです。これももっともらしく見える理由ですが、目安となる価格すら決めていないのであれば実に非効率です。ホームページ以前の事業戦略から見直した方がよいでしょう。

そして3つ目の理由が、

何も考えていない

ことです。思考停止、つまりはサボタージュです。担当者の「ホンネ」としては、これが最も多いでしょう。

見積もり作業は厄介で面倒。「価格」を積算するには、条件から考えなければならず、「論理的思考」が必要となります。さらに業界相場より安くしてプライスリーダーを目指すのか、高級化路線で差別化するのか、といった戦略的意義も考えなければならず、こうした「思考作業」を嫌って「放置」しているのです。

だれのためのホームページか

それでは解決策を考えていきます。

確かにホームページにはライバルも訪問します。しかし、ホームページを公開する目的は「お客」への情報提供です。ならば価格の掲載が必須であることは、冒頭で示した通販における「当たり前の話」からも自明です。むしろ、ライバルの動向を気にして、お客をないがしろにすることを「本末転倒」と言います。しかし、この正論が通じることは残念ながら多くありません。

Web担当者というより、その上位に立つ管理者の保身が邪魔をします。価格を公開したタイミングとライバルの攻勢が重なれば、実際には偶然であっても、責任問題になると怖れる心が価格掲載を遠ざけます。これはWebだけの問題ではなく、社内政治の話でもあるため同意を得るのは困難。「現場の心得」としては「価格掲載の提案」を「議事録」に記録させ、アリバイ作りだけはしておき、風向きが変わるのを待つことです。私がクライアントにするのも「提案」までです。

残り2つの問題、「価格が決まっていない」「何も考えていない」の解決策は同じです。シチュエーションは異なっても、結論的にはどちらも同じ「考えない」だから。つまり解決策は「価格を考える」です。

価格とは重要な情報

価格を掲載するには、まず「標準価格」を用意します。標準化が難しいなら「参考価格」とします。さらには「○○モデル」「2014限定版」などでも可。つまり第2の理由で指摘した価格の「目安」です。同じく定価がある商品でも、公開することで問題が生じるなら「Web参考価格」といった「別名」を用意します。既存取引とは違うというアピールです。

そもそも、バカ正直にすべての価格を公開しろと言っているのではありません。最低限、お客にとって「目安」となる「情報=価格」を提供しなければ「商談」にだどり着きにくいということです。次はその一例です。

ある機械製造メーカーが、ロール紙の心棒となる紙管を切断する「紙管切断機」の販売を始めました。「価格未掲載」だった当初、反響はゼロですが、アクセスログから「紙管切断機」キーワードでの訪問者は確認できています。

そこで価格を掲載すると、問い合わせが入るようになりました。しかし、成約には至りません。「安すぎる」と不安がられていたのです。増えた電話も、まるで「あら探し」だったといいます。

だれのためにあるか

前述の例では、競合他社との差別化とお客の説得がポイントになります。

競合が販売する紙管切断機は、コンピュータ制御による切断位置の調整が可能で、高い汎用性を誇り一台1千万円を超えます。しかし、「紙管を切る」という機能に特化すれば、位置合わせは手作業でも裁断精度の誤差は生まれず、大幅なコストダウンが実現できます。価格の妥当性とは、顧客のメリットに尽きます。この「特化」をコンテンツにして公開すると、前向きな問い合わせが増え、今では着実に注文を重ねています。

コンテンツの目的は、お客への適切な情報提供です。紙管切断機の例では、まず価格の掲載によってお客に「目安」を提示し、次にユーザーの不安解消(価格の根拠の説明)を目指しました。価格を曖昧にしたままでは説得力が不足しますし、お客は価格だけではメリットを理解できません。そして両者が揃った状態、それがつまり「コンテンツの最適化」です。

お金持ちがお金の話を好きなのは、それだけお金に真剣に向き合っているからです。利益を追求するビジネスにおいても「お金」の話は不可分。だから「価格未掲載」は論外なのです。ちなみに説明に用いた「紙管切断機」は「試作品」で、いわゆる「売価」が存在せず、すべて「参考価格」です。

今回のポイント

価格は商談を検討するための材料

お金の話は大切

この記事の筆者
ユーザー 宮脇睦(有限会社アズモード) の写真

宮脇 睦(みやわき あつし)

プログラマーを振り出しにさまざまな社会経験を積んだ後、有限会社アズモードを設立。

制作、営業の双方の現場を知ることからウェブとリアルビジネスの融合を目指した「営業戦略付きホームページ」を提供し、一業種一社、制作案件は足立区内のみという営業施策をとっている。本業の傍らメールマガジン「マスコミでは言えないこと」を発行。好評を博す。著書に『完全! ネット選挙マニュアル』(Kindle版)、『Web2.0が殺すもの』『楽天市場がなくなる日』(ともに洋泉社)、冷静な視点からのIT業界分析に「週刊ポスト」など、様々な媒体から情報発信を続ける。

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