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デザインにかかわる人に必須、「赤十字マーク」の使用制限と法律 [Web担アクセス数上位ランキング] | Web担当者Forum

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2014年7月2日~2014年7月8日の、Web担でアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?

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    Googleアナリティクスとエクセルを利用し、サイト全体を改善する実践手法を解説
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※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

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オリジナル記事:デザインにかかわる人に必須、「赤十字マーク」の使用制限と法律 [Web担アクセス数上位ランキング] | Web担当者Forum
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創業来の連続増収から減収に、V字回復目指すリアルコマースが断行した戦略の転換 [ネットショップ担当者フォーラム ダイジェスト] | Web担当者Forum

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この記事は、ネットショップ担当者フォーラムで公開された記事を、許諾を得てWeb担当者Forumで転載したものです。

ファッションECのリアルコマースは今期(14年9月期)、選択と集中を進め事業の立て直しを進めている。前期(13年9月期)は13億円の売上高を見込んでいたものの、サイトのリニューアル失敗などで売り上げは9億円程度にとどまった。昨年末に事業構造改革を断行し、今期は攻勢に転じる1年と位置付ける。リアルコマースがV字回復に向けて進める戦略の転換とは。

楽天では宝探し的なサイトがやっぱり売れる

リアルコマースは「楽天市場」のファッション分野で頭角を現している有力ファッションEC企業だ。08年6月に「楽天市場」へ出店し、11年12月に月商1億円を突破。12年9月期のEC売上高は約10億円を計上。楽天市場出店からわずか5年弱で年商10億円企業に成長した。

運営するECサイトは「NOWiSTYLE」(ナウアイスタイル)。20~40代の女性をターゲットにファッションを販売するのがビジネスモデルだ。短期間で急成長したのは、海外子会社を通じた仕入れ力にある。

ファッションビルや問屋市場が並ぶ東大門(トンデムン)に本拠地を置く韓国子会社を通じ、流行のファッション商材を輸入。ほかにも、欧州や米国から商材を仕入れている。海外から毎日のように商品を仕入れ、1カ月未満でその商材を売り切る。商品回転数は月1.7回転という高サイクルだ。「いま買わないと購入できない」(恩蔵優専務)。こんな消費者心理を作り出し、顧客をサイトに引き付ける。 

これまで中心的に扱っていたのはファストファションで、商品の平均単価は2200円前後。3桁台のファッション商材も多い楽天市場では、決して安くはない単価設定。平均顧客単価は約4400円で、1人当たり2着を購入する計算だ。 

リアルコマースの恩蔵優専務

リアルコマースの現場指揮を執る恩蔵優専務。ネットプライスのバイヤーから広告代理店の副社長兼EC事業統括を経て、現職に転じた

こうした事業展開で急成長を遂げたリアルコマースは2013年、初めて大きな壁にぶち当たる。創業以来右肩上がりの成長を続けて急成長を遂げていたが、初めて減収に転じたのだ。大きな要因は「リニューアルの大失敗」(同)。

ファッション雑誌風のオシャレなサイトを作り、ワクワク感の提供を目指した。結果的に分かったのがキレイでオシャレなサイトでは売れないということ。宝探し的なサイトがやっぱり楽天市場では売れる。オシャレなサイトは敷居が高くなる。

リアルコマースは成長のための投資をここ数年続けてきた。13年9月期の売上高は15億円超を見込み、事業計画達成のためのスタッフ数は40人を超えていた。気が付くとスタッフの増員によって、作業は細かく分業化されていた。「例えば、1つの四角を作る作業に、4人が張り付いて仕事をするような状況になっていた」(同)。分業化による作業効率は上がっていたものの、1つのタスクに対する社員の責任感、注力度などが減退していることに気付いた。

組織をスリム化し仕事を明確化、ヤフーショッピング撤退で楽天に集中

そこでリアルコマースは事業構造の改変に着手。作業をシンプルにし、スタッフ1人1人が一つのタスクやミッションに対して注力できる状況作りを目指し、スタッフ数を13人までスリム化。少数精鋭の体制を敷き、「残ったメンバーの給料をアップした」(同)。残ったスタッフによるサイト運営で、14年1~3月度の月次売上高は予算を達成。バランスシート、売上高営業利益率の改善などにもつながっている。

スリム化に伴い、少数精鋭でも最大限力を発揮できる組織体制を目指し、事業の選択と集中を推進するための事業仕分けにも着手。ヤフーショッピングは撤退。「仕事をシンプルに、そして明確化した」(同)。従来は新作を10~20点ほどサイトにアップし続ける方法から、「毎日1個は必ずアップするけれども、その1つにきちんと作り、訴求するようにした」(同)。量より質への転換だ。

昨年までは自社サイトに集中していたが、力を注ぐ運営サイトは楽天店に一本化した。将来的な成長を考え自社サイトに投資していたが、業績立て直しを急務とする方針から一時方針を転換。得意としていた楽天店に経営資源を集中することにした。

こうした事業転換のほか、海外の有名ブランドとの関係性を構築し、マーチャンダイジングに活かす取り組みも並行して進めている。2013年12月、2000年に英国で設立されたバッグブランド「ポールズブティック」と総代理店契約を結び、ほぼ日本独占で販売できるようにした。「英国ではほぼ知らない人がいないというブランド」(同)で、V字回復に向けた攻勢材料の1つに掲げる。

こうしたブランド戦略が実を結びつつあり、「昔は安物を求めるバーゲンハンターが多かったが、今は優良な顧客が増えている」(同)。RMS(楽天の顧客管理システム)で顧客分析を行うと、最安値検索といった価格よりも、ブランド名で検索される傾向が高いという。

「今年は反撃の1年」と力を込める恩蔵専務。ファストファッション+αとしてファッションブランドサイトへの成長を進めようと試行錯誤を続ける。スタイリストやモデルへ自社の商材を認知してもらおうと、PR会社と手を組んで認知度向上の引き上げ策に取り組んでいる。徐々に、ファッション雑誌内でモデルが着用したりするケースが増え、PR活動も成果が出始めた。

価格からブランド重視、スリム化による選択と集中――。急激な成長に対する反動、価格競争などに悩むEC企業が多い中、迅速な経営判断でV字回復に向けて業績を立て直したリアルコマース。「崔瀚友社長と共にこれらの改革を推し進めていく」と恩蔵専務は巻き返しを誓う。

リアルコマースは英国の人気ファッションブランド「ポールズブティック」の総代理店に

リアルコマースは英国の人気バッグブランド「ポールズブティック」と総代理店契約を結んだ

 

オリジナル記事はこちら:創業来の連続増収から減収に、V字回復目指すリアルコマースが断行した戦略の転換(2014/05/27)

ネットショップ担当者フォーラム
ネットショップ担当者フォーラムについて

ネットショップ担当者フォーラムでは、ECサイトを運営する企業の経営者や運営担当者、制作者が語り合う場所や、“ここに行けば情報がある”、“ここに行けば問題が解決できる”を目指したメディア運営をしています。

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「じっくり閲覧」する熱心な訪問者は、どこから来てどのコンテンツに興味を持っているか分析するには?(第14回) [Googleアナリティクス セグメント100選] | Web担当者Forum

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じっくりコンテンツを読んでくれるユーザーに絞ってデータを見ることで、熱心な訪問者の興味を発見したい

今回は、「じっくり閲覧」ユーザーに絞り込むセグメントを使って、熱心な訪問者やファンの興味関心を分析する方法を説明する。具体的には次のようなセグメントを使う。

  • 集計期間(1か月を標準とする)に10分を超える滞在時間のあったセッションに絞り込むセグメント

「じっくり閲覧」型のユーザーとは、たとえば、次のようなユーザーだ。

  • 訪問頻度が低くても滞在時間が長いユーザー
  • 1ページずつ長い時間を掛けて閲覧してくれているユーザー

1ページに情報をギッシリ掲載するタイプのサイトや、更新頻度が低いサイトの場合は、このようなユーザーが、「ヘビーユーザー」や「ファン」と呼ぶにふさわしいかもしれない。こうしたサイトの場合は、今回紹介する「じっくり閲覧」セッションに絞り込むセグメントを使って分析してみよう。

第6回では、次のような人をヘビーユーザーと定義し、そうした人に絞り込んで分析する方法を説明した:

  • 頻繁にサイトを訪問しているユーザー
  • 更新頻度の高いコンテンツサイトで定期的に訪問しているユーザー

第6回で紹介した閲覧頻度(一定期間のセッション数)や閲覧深度(1セッションあたりのページビュー数)のセグメントでは引っ掛かりにくいユーザーをカバーできるのが、今回紹介する「じっくり閲覧」型のユーザーのセグメントだ。

「じっくり閲覧」セッションに絞り込んで分析できるようにする方法

標準に用意されているセグメントには今回紹介するセグメントは存在しないので、新しいセグメントを作成していく必要がある。

まずレポート画面の上部にある「+セグメント」(図1赤枠部分)のエリアをクリックしよう。ブラウザ表示の横幅が狭い場合は、すべてのセッション(図1青枠部分)の下に並んで表示される。

図1:「+セグメント」をクリックする

「+セグメント」(図1赤枠部分)のエリアをクリックすると、図2のようなセグメントの機能が表示されるので、左上にある「+新しいセグメント」(図2赤枠部分)をクリックして新規セグメントを作成していこう。

図2:セグメント機能(グリッド表示)

注:一覧表示(図2青枠部分)を選択している場合や、自分ですでにカスタムセグメントを作成している場合などでは、図2と同じ見え方にはならない。

新しいセグメントを作成する初期画面で「ユーザー属性」(図3赤枠部分)が選択されているが、今回使用するセグメントでは「条件」(図3青枠部分)を選択しよう。図3はその「条件」を選択した画面だ。セグメントの条件設定は、図3緑枠部分で行う。

図3:「行動」分類のセグメントの画面

今回設定するセグメントは「10分を超える滞在時間のあったセッション」なので、フィルタは「セッション」「含める」と指定(図4赤枠部分)しよう。

その下の項目は、「セッション時間」「>」「600」と指定(図4青枠部分)しよう。これでセッション滞在時間が600秒を超えるという指定内容になる。時間の指定は秒単位なので、この場合は600秒つまり10分を指定したことになる。

図4:「5セッション以上あったユーザー」セグメントの指定

この設定内容で、適切なセグメント名(たとえば「条件10分超セッション」)を付けたうえで、このセグメント条件を「保存」(図3黒枠部分)しよう。これで10分を超える閲覧時間だったセッションだけに絞り込むという条件になる。

なおフィルタで「ユーザー」を選択すると、同一人物の複数セッションでの閲覧時間合計が10分を超えた場合の各セッションも含まれるという条件指定になるので、その違いに注意しよう。

時間のしきい値を今回は仮に10分としてみたが、この値はサイトの事情に応じて適切に変更してほしい。

条件をユーザーではなくセッションとしたのは、「のべ閲覧時間は長くても短時間閲覧セッションが多い」ユーザーを除外するためだ。ユーザーベースの条件にすると、そうした行動をするユーザーが混ざってしまう可能性があるのだ。もちろん場合によっては「ユーザー」の条件にするという考え方もあるだろう。

またeコマースサイトなどだと、当然カートに入れて購入するとなると、それなりの時間が掛かるので、購入したセッションの滞在時間が長いという当たり前のことしかわからない場合もある。サイトの特性に応じて利用を検討していただきたい。

この設定で思いどおりの集計になるかどうかを確認してみよう。[ユーザー]>[行動]>[ユーザーのロイヤリティ]レポートに、このセグメントを適用したのが図5だ。

図5:[ユーザー]>[行動]>[ユーザーのロイヤリティ]レポートにセグメントを掛けた

[ユーザーのロイヤリティ]レポートの「セッション時間」という画面は、セッション時間ごとのセッション分布とページビュー数分布を見ることができるレポートだ。確かにセッション時間が601秒以上のセッションに絞り込まれている(図5赤枠部分)ことがわかるだろう。

「じっくり閲覧」セッションに絞り込んで分析するには?

集客チャネルに特徴はないか分析する

さてこのセグメントを登録したら、次は実際のデータにこのセグメントを掛けていこう。まずは、じっくり閲覧するユーザーがどこからサイトに来訪しているのか、その参照元の分布に特徴があるかどうかを確認するため、[集客]>[チャネル]レポートを確認しよう。図6は[集客]>[チャネル]レポートに先ほどのセグメントで絞り込んだ(図6赤枠部分)レポートだ。

図6:[集客]>[チャネル]レポートにセグメントを掛けた

セグメントを掛けていない全体のレポートと比較したり、このレポート内で相対的に集客チャネル間の比較を行って気になった部分をドリルダウンしたりしていくのもよいだろう。

たとえば、参照元なしのセッションを意味する「Direct」を見てみよう。ブックマークなどから来訪するケースが多いと思われるが、おなじみさんが多いから熱心なファンだろうということで、データがそれを証明しているかを確認してみよう(図6青枠部分)。この例では、予想を裏切り相対的には一番新規セッション率が高くなっている(41.67%)といったことがわかる。つまり、半数近くがリピーターでなく、新しい訪問者ということだ。

他には当然平均セッション時間は10分を超えて長いことも確認できるし、1セッションあたりのページ数コンバージョン率なども確認できる。そして気になった集客カテゴリは、その項目名(図6黒枠部分)をクリックすれば、該当のセグメントが掛けられたまま、それぞれの明細にドリルダウンできる。

  • 検索キーワード別に確認したい場合: 「Organic Search」をクリック
  • ソーシャルメディアのドメイン別に確認したい場合: 「Social」をクリック
  • 検索エンジンとソーシャルメディア以外のドメイン別に確認したい場合: 「Referral」をクリック

図6の例ではコンバージョン率がゼロだが、成果が挙がっているチャネルはどこなのかという視点で見るのも重要だ。

じっくり閲覧ユーザーがどのコンテンツを閲覧しているのか分析する

次にこの10分を超える閲覧のセッション時にどのコンテンツを閲覧したのかを見ていこう。見るレポートは、[行動]>[サイト コンテンツ]>[すべてのページ]で(図7)、これに「条件10分超セッション」セグメントを掛ける(図7赤枠部分)。

図7:[行動]>[サイト コンテンツ]>[すべてのページ]レポートにセグメントを掛けた

見るポイントは、まず各ページの平均ページ滞在時間図7青枠部分)で、どのページの閲覧時間が長かったのかを、セグメントを掛けていない全体のレポートと比較して特徴のある部分を抽出しよう。全体的な見られ方と違うのであれば、その閲覧パターンはどう違うのかを深掘りしていこう。

平均ページ滞在時間の長いページを掘り下げて分析してみる

全体との比較でなく、個々のデータに注目してもよい。たとえば図7の例では、平均ページ滞在時間の長いページに注目する(図7緑枠部分)。このページは閲覧開始ページになっている割合は低く、回遊されて結果的に見られているとわかる。このページの前にはどこにいたのだろうか?

該当するページ(図7黒枠部分)をクリックすると、そのページにさらに絞り込まれたレポート表示になる。ここでレポート左上の「ナビゲーション サマリー」タブ(図8赤枠部分)を選択する。

図8:レポートタブ

すると図9のように該当ページの閲覧前後にどのページにいたかがわかるので、ユーザー行動の理解を深めることができる。

図9:「ナビゲーション サマリー」タブのレポート

この例ではページビュー数が少ないので参考程度にしかならないが、同日更新したコンテンツがセットで読まれているということがわかり、コンテンツ更新のヒントになった、などといった分析につなげていこう。

筆者が講義を行うGoogle アナリティクス徹底講座(2014年8月開催)申し込み受付中。詳しくは→ Google アナリティクス ゼミナール

この記事の筆者
ユーザー 衣袋 宏美(株式会社クロス・フュージョン) の写真

衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)

1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社へ。調査部、インターネット視聴率センター長などを経て、2000年ネットレイティングスへ。視聴率サービスやアクセス解析サービスの立ち上げに尽力。2006年株式会社クロス・フュージョンを設立し代表取締役に。現在アユダンテ株式会社の社外フェロー、アクセス解析イニシアチブ副代表も兼任。

著書など:
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アイ・エム・ジェイ、Webサイトのオフライン行動への貢献度を定量化する「O2O貢献度分析サービス」を提供開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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Webインテグレーション事業のアイ・エム・ジェイ(IMJ)は、Webサイトの閲覧行動とオフライン行動との関係構造を統計解析手法でモデリングする「O2O貢献度分析サービス」の提供を7月9日開始した、と同日発表した。「店舗送客などのオフライン行動に対するWebサイトの貢献度をどのように定量化すればよいか」などの課題を解決するため、個々のWebサイトの閲覧履歴とアンケート調査を結びつけたデータを使い、ユーザーの来店する確率などを算出するモデルを構築。モデルを基にキャンペーンページなどの閲覧で来店確率がどれだけ上がるかを算出し、WebサイトのKPI(重要業績評価指標)策定やPDCA運用に向けた施策案を導くことができるという。

O2O貢献度分析サービスは、Webサイトが「店舗への送客」などのオフライン行動へどれくらい関与しているかを定量的に算出できる。コンテンツごとのオフライン行動への貢献度までを算出できるモデル構築手法の採用によって、定量化したデータをKPI策定やPDCA運用などのWebサイト施策に展開できる。モデル構築にあたり、Webサイト訪問者にアンケート調査を行い、来店履歴や心理情報を閲覧情報に付加することで、閲覧行動と態度変容の関係性の把握も可能。店舗送客以外の行動に適用した場合、たとえば目的変数(ゴール)をブランド好意度とした場合、Webサイトの閲覧行動とブランドへの心理的な印象との関係を把握することができる。

アイ・エム・ジェイ
http://www.imjp.co.jp/

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ユーザーローカルのWeb解析ツール「User Insight」とエイジアのメール配信ツール「WEBCAS e-mail」が連携 [ニュース] | Web担当者Forum

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アクセス解析とWebAPI開発のユーザーローカルは、同社のWeb解析ツール「User Insight」がシステム開発のエイジアのメール配信ツール「WEBCAS e-mail」と連携し、行動履歴連動メール配信機能の提供を開始する、と7月8日発表した。インターネットユーザーの接触デバイスの多様化などにより、全会員に同じ内容のメールマガジンを送るのではなく、サイト訪問顧客の行動履歴に基づいてカスタマイズしたメールを送りたい、というマーケティング担当者の要望が増えた。要望に応え、User Insight上に蓄積した顧客の行動履歴データをメールマーケティングに活用できるようにした。

User Insightと WEBCAS e-mailの連携により、基本機能として「自社サイトの特定ページを閲覧したユーザー」「特定キーワードで検索エンジンから流入したユーザー」「半年以上サイトを訪問していない休眠顧客」などの条件でユーザーを絞り、セグメント化してメールを配信することができる。また、コンバージョン(会員登録・購入)したサイト訪問者と近い行動パターンの訪問者をセグメント化したり、PC、スマートフォン、タブレットなど、デバイスをまたいだユーザー行動履歴に基づいたメール配信も可能となった。

ユーザーローカル
http://www.userlocal.jp/

エイジア
http://www.azia.jp/

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メンバーズとサイカ、ビッグデータを活用したマーケティングKPI運用サービスを提供開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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マーケティングソリューションのメンバーズと統計分析事業のサイカは、共同でKPI(重要業績評価指標)管理ダッシュボードや統計分析によるモデル構築、レポートサービスを統合し、マーケティング施策の効率化によりビジネス成果を最大化するマーケティングKPI運用サービスの提供を開始する、と7月9日発表した。マーケティング活用におけるビッグデータの活用ニーズの高まりにより、ビッグデータの解析ノウハウや人員の確保の課題が生じている。課題を解決するため、メンバーズの大手企業へのデジタルマーケティング支援の実績とノウハウとサイカの統計的専門知識の提供によって、マーケティングKPI運用サービスの提供を開始することになった。

マーケティングKPI運用サービスは、「ダッシュボード機能」で「GoogleAnalytics」や「YouTube」、「Facebook」、売上データ、会員データ、予算データなどのデータをダッシュボードで一元表示する。「統計分析機能」では、さまざまなデータの相関性を統計分析し、最適解を提示する。「KPIポートフォリオレポート」は、統計分析から導かれた重要因子をKPIとし、進捗管理しポートフォリオ管理を行う。同サービスの導入価格は初期費用が50万円、月額費用は15万円から。

メンバーズ
http://www.members.co.jp/

サイカ
http://xica-inc.com/

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日経BPとD2C、企業のインターネット広告・モバイル広告利用動向調査でデジタル広告予算を「増やす」は24.1% [ニュース] | Web担当者Forum

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日経BPの「日経デジタルマーケティング」とモバイルマーケティング事業のD2Cは、日本国内の携帯電話について2014年企業のインターネット広告・モバイル広告利用動向調査を共同で実施し、7月9日調査結果を発表した。調査ではデジタル広告を中心に広告宣伝費を増額する企業が増え、デジタル広告の出稿予算を「増やす」としたのは24.1%だった。スマートフォン対応は着実に進んでおり、BtoC企業の2013年度スマートフォン広告出稿比率は31.0%で全体の16.3%、サイト開設率は44.5%で全体の27.3%だった。調査は2014年5月に、日本国内の上場企業および有力未上場企業の計4229社を対象にアンケートを実施。回収率は12.2%で516社から回答を得た。

デジタル広告の予算配分増減予定をデバイスごとに見ると、PC広告が20.3%、スマートフォン広告は15.8%が「増やす」となった。デジタル広告およびすべての媒体で「減らす」の割合がもっとも低かったのはスマートフォン広告の3.2%だった。BtoC企業のサイト訪問者数に占めるスマートフォン経由の比率は平均28.4%で、スマートフォンがPC経由を越えた企業も1割以上あった。BtoC企業の23.7%は、スマートフォン活用が「売上の増加」に貢献していると答えた。一方でBtoB企業を中心に「投資対効果に合うか判断できない」が32.2%、BtoC企業を中心に「担当者不足」が32.0%という課題も明らかになった。

日経デジタルマーケティング
http://business.nikkeibp.co.jp/dmg/

D2C
http://www.d2c.co.jp/

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Google、非営利団体向けプログラム「Google for Nonprofits」を日本で提供開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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Googleは、非営利団体向けプログラム「Google for Nonprofits」の日本での提供を7月10日開始した、と同日発表した。サイト上からプログラムに申し込むと、「Google Apps」「AdWords」「YouTube」「Google Earth」の非営利団体向けの機能が利用できるようになる。同プログラムを提供するのは米国やカナダなどに続き、日本が4ヵ国目となる。

プログラムの特徴は、通常は1ユーザーあたり月額600円のGoogle Apps for Business(Gmail、Googleドライブ、Googleカレンダーなど)が無料で利用可能になる。検索連動型広告AdWordsでは1ヵ月あたり1万ドル分の広告費をGoogleが助成。YouTubeでは、動画内で募金ページなどに誘導できるオーバーレイ表示が無料で利用できる。Google Earthは、年間ライセンス4万7980円のビジネス向け製品Google Earth Proを無償で提供する。

Google for Nonprofits
http://www.google.co.jp/nonprofits/

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2014年9月に検索されるキーワードとは? [Yahoo!プロモーション広告 業界情報] | Web担当者Forum

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この記事は、Yahoo!プロモーション広告 公式ラーニングポータルで公開されているリスティング広告「業界情報」の記事を、ヤフー株式会社の許諾のもと転載しています。オリジナルの記事はYahoo!プロモーション広告 公式ラーニングポータルのサイトでご覧ください。

「9月に検索数の上昇が予想されるキーワード」を紹介します。残暑もようやく終わり、秋の気配が漂い始める9月。この時期は、秋だけではなく「冬にまつわるキーワード」も多く検索されています。さっそくチェックしてみましょう!

主な行事と商機がある業種および検索されるキーワード

もくじ

<季節の行事/イベント>

  1. 災害対策
    「天気予報 台風」「台風 進路」「地震対策グッズ」「防災訓練」「非常食」「簡易トイレ」
    コメント: 9月1日は「防災の日」です。この日を含む約1週間、国や地方公共団体などを中心に「防災週間」が実施されることもあり、自然災害に備えた対策グッズが数多く検索されます。
  2. お月見・お彼岸
    「お彼岸はいつ」「おはぎの作り方」「お月見団子」「十五夜」「中秋の名月」
    コメント:2014年の「中秋の名月」は9月8日、「彼岸入り」は9月20日、「秋分の日」は9月23日です。だんごやおはぎなど、お供え物に関する検索も増えます。
  3. 敬老の日
    「敬老の日 プレゼントランキング」「敬老の日 メッセージ」
    コメント: 2014年の「敬老の日」は9月15日です。プレゼント選びで迷っているインターネットユーザーには、画像を使った広告[ディスプレイ広告]など、インパクトのある広告がおすすめです。
  4. 学校行事
    「運動会 お弁当 メニュー」「お弁当箱 運動会」「お弁当 ランチボックス」「運動会 ファッション」「文化祭」
    コメント: 運動会や文化祭など、学校の行事に関する検索が上昇します。2014年の体育の日は10月13日。運動会に持参するお弁当関連の検索が特に多くなります。
  5. ハロウィン
    「ハロウィン お菓子」「ハロウィン リース」「キッズ ハロウィン 衣装」「かわいい ハロウィン」
    コメント: 10月31日のハロウィンに向け、この時期に関連検索が急増します。お菓子や仮装にまつわるキーワード以外にも、リースやネイルなど、さまざまなキーワードでの検索も増加します。
  6. 七五三・お宮参り
    「七五三 3歳 セット」「七五三 5歳」「七五三 草履」
    コメント: 11月15日は七五三です。前もって予定が決まっているためか、早めに検索されるようです。
  7. レジャー・お祭り
    「岸和田だんじり祭り」「目黒さんま祭り」「新居浜太鼓祭り」「ぶどう狩り 山梨」「オクトーバーフェスト」「紅葉」
    コメント: 9月から10月にかけて、大阪の「だんじり祭り」や愛媛の「新居浜太鼓祭り」など、地域色豊かなお祭りが数多く開催されます。また、「ぶどう狩り」のような、季節感のあるイベントも検索されます。

<趣味/嗜好>

  1. 秋冬ファッション(1)
    「スエード ブーツ」「ツイード ジャケット」「ムートン コート」「キルティング バッグ」「カシミア コート」
    コメント: 秋冬もの衣料の検索が急上昇します。特徴として、スエードやムートンなど秋冬素材との組み合わせキーワードが増加傾向にあります。
  2. 秋冬ファッション(2)
    「ブーツ 23」「ショートコート」「ニット ワンピース」「秋コーデ」「2014 秋冬」「秋 ネイル」
    コメント: ブーツやコート、セーターなど秋冬ものは、寒さが本格的になる前に検索数が増加します。早めに出稿準備を整えておきましょう。
  3. 秋冬グルメ(1)
    「栗のゆで方」「モンブラン」「スイートポテト レシピ」「さんま レシピ」「いちじくジャムの作り方」「松茸ご飯」
    コメント: 栗やいもなど、秋の味覚が数多く検索されます。モンブランやスイートポテトのようなスイーツ関連の検索も目立ちます。
  4. 秋冬グルメ(2)
    「あんこう鍋」「おでん」「白菜 レシピ 人気」「ロールキャベツ レシピ」「クリームシチュー」「豚汁」
    コメント: 寒くなってくると増加するのが、鍋関連の検索です。このほか、シチューやスープなど、体を温めてくれるメニューも検索され始めます。

<シーズナリティー/その他>

  1. ブライダル
    「結婚式 費用」「結婚指輪 人気」「結婚式 ゲスト ドレス」「電報 結婚式 人気」「結婚式 スピーチ」
    コメント: 秋はブライダルのハイシーズン。結婚式を挙げる人、結婚式に招待される人、ターゲットに応じた広告を展開するようにしましょう。
  2. 年末年始
    「クリスマスディナー」「クリスマス イルミネーション」「喪中はがき 無料テンプレート」「カレンダー 印刷」
    コメント: まだ9月ですが、年末年始関連のキーワードでの検索数が増加します。クリスマス関連はこれから12月にかけてさらに検索数の増加が見込まれます。早めの広告展開が成功のカギといえます。
  3. その他
    「スキーウェア」「スノーモービル」「ガスファンヒーター」「家具調こたつ」「羽毛布団 シングル」
    コメント: ウインターレジャー関連や暖房アイテムに関する検索がスタート。特に、暖房アイテムに関しては、秋冬衣料と同様「寒くなる前に」広告出稿をすることが大切です。
9月の検索キーワードの傾向
  • 日程が決まっているイベントに関する検索が多い傾向に
    (「敬老の日」「体育の日」「七五三」「ハロウィン」「クリスマス」など)
  • 秋冬ファッション関連の検索が急激に上昇。早めの出稿対策が大切である
  • 暖房関連のキーワードが早くも動き出す。冬が来る前の広告展開を検討したい

<関連ページ>

※2013年8月~2013年9月の検索データを基に作成しております。2014年検索キーワードについては、予測も含まれており実際の検索キーワードを保証するものではありません。

オリジナル記事はこちら:2014年9月に検索されるキーワードとは?(2014/06/10)

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2分で分かる佐川・ヤマトの現状と、送料値上げで顧客を失わないための対処法 [ネットショップ担当者フォーラム ダイジェスト] | Web担当者Forum

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この記事は、ネットショップ担当者フォーラムで公開された記事を、許諾を得てWeb担当者Forumで転載したものです。

ネットショップ担当者フォーラムプログラム委員リレーコラム

佐川急便、ヤマト運輸を中心に、配送キャリアの値上げに頭を悩ませている方は多いのではないだろうか。「送料無料」「即日配達」を掲げる店が人気を集める中、同じことをすれば利益が圧迫され、商品価格に転嫁すれば他店との価格競争に敗れる。委託先を代えてみてもそこもまた値上げ…。

ここで少し視点を変え、「どこから送るのが合理的か」を考えてみよう。

クール便問題がホットに過熱

配送キャリアからの値上げ攻勢については、新聞やネット上で紹介されているが、大筋ではこんな感じになる。

B2Bが主戦場だった佐川急便が1998年からB2Cの宅配事業に参入し、価格攻勢でシェアを拡大してきたが、配達店のカバーエリアが大きいため、再配達で採算割れということになり、2013年から大口顧客への値上げを開始した。その際に、最大の大口客だったAmazonが佐川急便からヤマト運輸・日本郵便に主力を移すことになった。

ヤマト運輸はEC市場の拡大や、Amazonからの大口受託と順調に取扱件数を伸ばしてきたが、2013年10月にクール便の温度管理の不備がニュースになり、その対策として、これまでの「全国一律○○○円」といった受託をやめ、サイズ別・地帯別の料金をしっかり徴収する方向で、全国的に料金見直しが開始されている。

ヤマト運輸としては、受託する荷物の容積が把握できていない状態だったため、ピーク時に必要なインフラが計算できず、容積が分かるように、かつ、お中元に間に合うよう「サイズ別値上げ交渉」を2月から始めざるを得なかった……ということではないかと思う。

特にクール便の配送では、受けられる容積を超えると商品が溶け出すことになり、インフラを超える容積は「できれば受けたくない」という状況からの値上げではないかと感じる。

さらに佐川急便でも、クール便をこれ以上増やさないという方向性のため、ネットショップは、ヤマト運輸の値上げを受け入れざるを得ない状況となっている。

この一連の値上げで一番の影響を受けているのが、

  1. 大きなサイズ
  2. 顧客のいる主戦場から物流拠点が遠い
  3. クール便

以上の3つの条件に当てはまるネットショップである。

これまで一律だった料金が、「サイズ加算」「遠隔地加算」「クール加算」などにより5割値上げ、6割値上げになったというネットショップや、ケースによっては2倍の値上げを迫られているネットショップもある

配達先から物流拠点を見直そう

ところで、ネットショップの出荷場と配達先の関係をデータで見ると、出荷場がどこにあろうと配達先は人口統計に近い形で分布する(特殊なプロモーション、特約店・代理店を使っているケースは除く)。

総務省調査データ「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(平成25年3月31日現在)」
北海道:4%
東北:7%
関東:34%
北陸・信越:7%
東海:12%
関西:16%
中国・四国:9%
九州・沖縄:11%
「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
※総務省調査データ(平成25年3月31日現在)をもとに編集部で作成

なんと関東から関西までの日本の中央部に、人口の69%が分布している。ネット利用者が都会に多いこともあり、弊社出荷データだと、関東から関西で70%~80%という分布になっている。つまり、配達先の多い関東から関西の本州の中央エリアから出荷したほうが、有利ということである。

筆者の経験でも、北海道で生産された商品の発送を東海道ベルト地帯の中心・浜松市に移転した結果、北海道からの横持ち費用を入れても物流コストは下がった。さらに、翌日配達エリアが大幅に広がり、利用者の評価も上がった。仕入先が東海エリアであれば、逆に横持ち費用の削減になったケースもある。

◇◇◇

運賃値上げに対応して顧客の送料負担を上げた結果、定期客が1割減ったという事例がある

自社ネットショップの配達エリア別・サイズ別の出荷梱数をしっかり把握し、できるだけ顧客に近いエリアからの出荷ができるアウトソーサーを探すことが重要である。

関東・東海エリアには、品質の高い物流代行アウトソーシング先はたくさんある。運賃値上げをそのまま顧客に転嫁する前に、複数のアウトソーサーに相談し、品質とコストを勘案したうえで、物流センターの移転という選択肢を検討することをお勧めしたい。

オリジナル記事はこちら:2分で分かる佐川・ヤマトの現状と、送料値上げで顧客を失わないための対処法(2014/06/02)

ネットショップ担当者フォーラム
ネットショップ担当者フォーラムについて

ネットショップ担当者フォーラムでは、ECサイトを運営する企業の経営者や運営担当者、制作者が語り合う場所や、“ここに行けば情報がある”、“ここに行けば問題が解決できる”を目指したメディア運営をしています。

この記事の筆者
高山 隆司氏

高山 隆司(たかやま・りゅうじ)

株式会社スクロール360取締役

1981年株式会社スクロール(旧社名株式会社ムトウ)に入社後、新規通販事業の立上げ、販売企画、INET戦略策定を経て、2008年に株式会社スクロール360の設立に参画。以来、多くの企業の通販事業の立上げ、EC戦略策定、物流立上げを経験。現在、スクロール360では300社のEC通販企業のサポートを行なっている。

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SEO目的でtitleタグを変えたら、予想外の検索トラフィックを失ってしまった! など10+3記事 [海外&国内SEO情報ウォッチ] | Web担当者Forum

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タイトル画像:国内&海外SEO情報ウォッチ

「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、
国内と海外の検索マーケティング関連情報を
さらっとまとめて毎週金曜日にお届けします。

※来週(7/18)のこのコーナーはお休みとさせていただきます。再来週の更新をお楽しみに。

今週のピックアップ

SEO目的でtitleタグを変えたら、予想外の検索トラフィックを失ってしまった!
★★★★☆SEOは意識すべきだが検索ユーザーのことも忘れてはいけない(インハウスSEOブログ)

SEOを意識しすぎたtitleタグの修正によって、順位が上がるどころか、本来ビジネスにつながっていた検索からのアクセスを減らしてしまったという失敗談。

少しSEOの知識がある担当者にWeb担当者を交代したのだが、その後任が良かれと思って修正したタイトルが問題だったのだ。

その失敗の内容は、次のとおり。

  • 前担当者 ―― パンフレットなどで「◯◯で検索」と訴求しているので、その「○○」の検索で1位に表示されるようにしていた。

  • 新担当者 ―― 「○○で検索」の「○○」ではない、業界のビッグワードを先頭に置くタイトルに変更した。

新担当者が改善の意図で行った変更なのだろうが、おそらくこれが原因で、それまでアクセスを集めていたキーワードでの順位が下がってしまったのだろうとしている。

検索ユーザーが自社を見つけるために使うキーワードや検索ユーザーの目を引くコピーがtitleタグには重要なのは、確かだ。

しかし、SEOは、単に「検索で上位に来ればいい」「検索トラフィックを増やせばいい」だけのことではないのが、よくわかる。ビジネス成果につながることが大切なのだ。

自社が全体としてどんな施策を行っているかを把握して、SEOだけでなく他の施策との関連もちゃんと意識しなければ、本来ならば得られる成果を逃してしまうという、良い事例だ。

Web担当者をだれか他の人に引き継ぐときは、そうした全体の施策のこともちゃんと情報として引き継がないと、同様の失敗をしてしまうだろう。

日本語で読めるSEO/SEM情報

WMT単体ではできない、検索順位やCTRの日次推移をデータで確認する方法
★★★★☆利用方法を思い付けば活用したい(真摯のブログ)

  • キーワードの検索順位の日別推移の把握
  • 検索クエリデータのメールでの定期配信

この2つは、ウェブマスターツールやGoogleアナリティクスで実現できそうだが、実際にはそれぞれ単体ではできないことだ。

しかし、ウェブマスターツールをGoogleアナリティクスと連携させることで、それを実現できるとして、設定方法を解説した記事。

詳しい設定手順は元記事を参照してほしい。

注意点がいくつかあることに気をつけたい。たとえば、ウェブマスターツールの検索クエリにある「動画や画像などの検索のデータも含まれる」「実数値ではなく以前のように概算値でレポートされる」などだ。

そしてデータを取得しただけでは役に立たない。入手したデータをどのようにしてサイト改善につなげられるかを思い付いたなら、このレポートを利用するといいだろう。

もしかしたら、メール送信先を人間ではなくプログラムが処理するメールアドレスにして、日々統計データを蓄積していくという使い方のほうが、価値を生み出しやすいかもしれない。

拡張子が「.html」じゃないとSEOにマイナスなのか?
★★★★☆関係なし(グーグル ウェブマスター向けヘルプフォーラム)

拡張子が「.jsp」で作成したサイトはSEOにおいてマイナスでしょうか?

このような質問がグーグルの公式ヘルプフォーラムに投稿された。

前回ピックアップしたhタグと同じ「SEO関連のよくある質問」の1つだ。

はるか昔は、動的に生成されるURLのページはクロールやインデックスがされづらいという状況があったようだが、今は違う。クローラがきちんと読み取れるHTMLで提供されているのであれば、拡張子の種類がマイナスに働くことはまったくないと考えていい

ましてや、「拡張子が.htmlのページを高く評価して、.jspや.phpのページの評価を低くする」なんていうことも、あり得ない。グーグルが検索結果に表示したいのは関連性があり高品質なページだ。拡張子が.htmlのページではない。

ちなみに、「index.xxx」(xxxは拡張子)のページについても聞かれることが多いが、index.htmlやindex.phpが存在しなければならないということもない。

ただしこの場合、次の2点が大切になる。

  • ファイル名を記述しない「/」止まりのURLでアクセスしたときでも既定のページが表示されるようにWebサーバーを設定する
  • 「index.xxx」の有無を正規化する

正規化するというのは、

http://www.example.jp/

http://www.example.jp/index.html

のどちらを優先URLとするのかを決め、優先URLでないほうへのアクセスをリダイレクトするか、rel="canonical"で指定するのだ。

Seesaaブログのウェブマスターツール登録が簡単になった
★★★☆☆グーグルも大喜び(Seesaaブログ)

Seesaaブログに、グーグルとBingのウェブマスターツールの所有者確認のmetaタグを挿入する機能が付いた。HTMLを直接編集しなくても管理画面の所定の場所にmetaタグを入力すれば、所有するブログのトップページに自動的に設定される。

Seesaaブログのウェブマスターツール向け所有者確認タグの挿入機能

グーグルのサーチクオリティチームも歓迎している。

GoogleサーチクオリティチームのGoogle+での共有

Seesaaブログをビジネス用途に利用しているウェブ担当者はそう多くはないとは思う。だがもし利用していれば嬉しいニュースであろうから紹介することにした。

Chromeからの検索で常にパーソナライズ検索を無効化する方法
★★★☆☆パーソナライズが邪魔な人にオススメ(和洋風KAI)

グーグル検索では、検索結果のURLに「pws=0」というパラメータを付けるとパーソナライズ検索(プライベート検索ウェブ履歴)を無効にできる。自分のウェブ履歴やソーシャルでのつながりに影響されない、“素”の検索結果を見たいときに重宝する。

だが、毎回毎回「pws=0」を付け足して再読込みさせるのは面倒だ。

こちらの記事では、Google Chromeのアドレスバーからの検索を、常に「pws=0」が付いたパーソナライズ無効な状態にする方法を説明している。

Chromeで設定できる「検索エンジンの編集」に次を登録し、デフォルトの検索エンジンにセットするだけだ。

https://www.google.co.jp/search?q=%s&pws=0

詳しい手順は元記事をご覧いただきたい。

筆者は同じ設定をもう数年来利用している。ユーザーとしてはパーソナライズ検索がありがたいこともあるのだが、SEOの仕事をやっていると“自分好み”にカスタマイズされた結果が、かえって迷惑になることもある。

ちなみに、この方法を使っていても、パーソナライズ検索の結果を見たい場合は、検索結果ページの右上にある「人マーク」のアイコンを選択すればいいだけなので、安心してほしい。

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グーグル社員が説明した常時SSLサイトへ移行する際のベストプラクティスと元Bing社員が語る検索の未来予想を今週はピックアップ。

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  • 不正な手段が原因で順位が上がらないときの2つの対処策
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  • 優れた検索エンジンマーケッターになる秘訣
  • グーグル、ポーランドのリンクネットワークに2回目の制裁
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  • Googleのマット・カッツ氏が長期休暇に入る旨を発表

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パンダの餌食になるべくしてなったサイト
★★★★☆おそまつなユーザー体験を放置していた結果(The Internet Marketing Driver)

パンダアップデートやペンギンアップデートの分析と対応に関しては群を抜いている(と筆者は思う)米国のSEOコンサルタント、グレン・ゲイブ氏がおもしろい出来事を記事にした。

予想どおりパンダアップデートに低品質評価を受けたサイトのケーススタディだ。

ある企業にサイト診断をゲイブ氏は頼まれた。診断してみて彼は絶句した。次の2つの大きな問題を発見したからだ。

  • 中身がない大量のページ

    動画のサムネイル画像とそのタイトルだけのページが1万5000ページほどインデックスされていた。再生できる動画はない。このページに来たユーザーは何もすることがなく、すぐ去ることしかできない。

  • スマホユーザーをアプリストアへ強制リダイレクト

    スマホユーザーがこのサイトにアクセスすると、Google Play ストアまたはApple Storeに強制的に302リダイレクトされる。このサイトの目的が、自社のアプリをダウンロードしてもらうことである点は、まったく問題ない。しかし、検索からであろうが直接であろうが、スマホでアクセスしたユーザーは、そのサイトを見ることなくアプリストアに送られる。

取りも直さず、以下に挙げるような、グーグルが嫌う状態を三拍子も四拍子もそろえたサイトだ。

  • 薄っぺらいコンテンツ
  • ユーザーを混乱させる
  • ユーザーをだます
  • ひどいユーザビリティ

あいにくゲイブ氏はこのサイトの面倒を見る余裕がなく、問題点を報告するだけにとどまった。ところがこのサイトの管理者は何一つ対応しなかった。果たして、パンダアップデート4.0が実施されたときに、案の定、グーグル検索からのトラフィックを大きく失ったということだ。

このサイトは、ページを量産することでトラフィックを集めることに成功していた。だがそれは、グーグルによる正当な評価が完了するまでのほんのいっときにすぎなかった。

ユーザーを満足させる体験を提供できないサイトは遅かれ早かれ退場になるということを、反面教師としてとらえておこう。

不正な手段が原因で順位が上がらないときの2つの対処策
★★★★☆「1つに集中」と「再スタート」(Google Webmaster Help Forum)

思うように検索順位が上がらないサイト管理者に、グーグルのジョン・ミューラー氏がアドバイスした。

2つ勧めたいことがある。

  • 運用している同じようなサイトの数をばっさりと減らすこと。そのほうが努力を分散させずにすみ、もっと適切に作業しやすくなる。それに浅く広くコンテンツを公開するよりも、検索エンジンがコンテンツをずっと評価しやすくなる。

  • あなたのサイトは深刻なウェブスパムの問題を抱えているように見える。たとえば、不自然なリンクを作っているなら、ウェブスパムとして見なされるだろう。こういうことをやっていると、そのサイトについては何もかも信頼することが難しくなる。

問題が非常に深刻で、どうやってそれを正すかはっきりと学んでいるなら、古いサイトをすべて削除し、新しいサイトを1つだけ作るほうがいいかもしれない。

簡単な決断ではないと思う。だが、特に、不自然リンクのような今のサイトの問題につながっている状況を避けることができて、すばらしいコンテンツを持っていると確信できるなら、検討する価値があるだろう。

ジョン・ミューラー氏のアドバイスの重要点を簡潔にまとめると、次のようになるだろう。

  • 似たサイトをいくつも作らずに1つのサイトをすばらしくすることに集中する
  • 不正が深刻で解消できないときは、新規にサイトを作りなおすべき

noindex robots metaタグが記述されたページからのリンクはSEO価値があるのか
★★★☆☆通常のリンクと同じく評価される(WebmasterWorld)

あるサイトからリンクが張られていたのだが、そのページのmeta robots タグを見ると「noindex,follow」タグが入っていた。

リンクとして検索エンジンに評価してもらえるだろうか?

こんな質問がWebmasterWorldフォーラムに投稿された。

フォーラムモデレータが回答しているとおり、きちんと評価対象になる。

robots metaタグの「noindex」は、検索結果への表示を禁止するために用いる。検索エンジンは実際にはインデックスしないわけではなく、インデックスには登録するが検索結果に出さないようにする。リンクの処理とは無関係だ。

したがってそのページにリンクがあれば、そのリンクをたどるし、PageRankやアンカーテキストを渡す。

ただし、meta robotsタグの「nofollow」があわせて記述されていたり、リンクにnofollow属性が付いていたりすればリンクとしては無視される。

しかしこの場合は、robots metaタグの「follow」が指定されているので、問題なくリンクも評価されるというわけだ。

細かな技術的な仕組みだが、知っておくのは悪いことではないだろう。

優れた検索エンジンマーケッターになる秘訣
★★★☆☆グーグルのエンジニアの気持ちになる(Pedro Dias (@pedrodias) on Twitter)

元ブラジルのグーグルで働いていたペドロ・ディアス氏のツイートを紹介する。

検索エンジンマーケティングのプロフェッショナルたちのほとんどに見られる問題は、だれも検索エンジニアのように考えることを知らなかったり、考えようとしたりしないことだ。

的確なSEOを施策するには、検索エンジンのアルゴリズムを開発する人の気持ちになってみるといいというのだ。

「もし自分がマット・カッツやジョン・ミューラーだったらどうするか?」、こんなふうに想像してみると、やろうとしていることが検索エンジンの評価にどう関係するか、検索エンジンが嫌がる行為ではないのか、グーグルは何を評価したいのか、などが見えてくることが多い。

もちろん、完全にグーグルのエンジニアになりきれるわけではないが(それができるのならば、グーグルに就職するほうがいいだろう)、少なくとも、「サイトを上位に表示したい側」の気持ちだけで考えるのではなく、視点を変えてみるということに価値はあるだろう。

グーグル、ポーランドのリンクネットワークに2回目の制裁
★★★☆☆マット・カッツは内緒にしていた(Karolina Kruszyńska (@karo_krus) on Twitter)

グーグルは、ポーランドのリンクネットワークに制裁を与えた。今年の2月にもポーランドのリンクネットワークには制裁を与えており、これで2回目だ。

ただ今回は、米グーグルのウェブスパムチームのトップであるマット・カッツ氏ではなく、ポーランドのウェブスパムチームの人物によるツイートで明らかになった。

(ポーランドの)2つのリンクネットワークに制裁を与えた。

マット・カッツ氏は、この制裁が事実だったことを認めつつ、自身が明らかにしなかった理由を次のように述べている。

もっとポジティブになるようにみんなが頼むから、この件に関してはツイートしなかった。

リンクネットワークへの制裁は、SEO界隈では“ネタ”にはなる話題だが、明るい話題だとはいえない。

となると、今度は水面下でリンクネットワークへの制裁が進むのだろうか。むしろ公表されるよりも業者はますます戦々恐々となりそうだ。

事実、2つのリンクネットワークに対策したとグーグル社員は言っていたが、実際にはもっと数多くのリンクネットワークが対象になったという情報もある。

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掲載記事からピックアップ

米グーグル サーチクオリティチームの象徴的存在、マット・カッツ氏がしばらく検索の世界から離れることを発表した件の紹介記事を今週はピックアップ。

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鈴木 謙一(すずき けんいち)

「海外SEO情報ブログ」の運営者。株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役インディペンデント・コントリビュータ。

海外SEO情報ブログは、SEOに特化した日本ではもっとも有名なSEO系ブログの1つ。米国発の最新のSEO情報を中心に、コンバージョン率アップやユーザーエクスペリエンス最適化のための施策も取り上げている。

正しいSEOをウェブ担当者に習得してもらうために、ブログでの情報発信に加えて所属先のセルフデザインでは、セミナー講師や講演スピーカーを主たる役割にしている。

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エバラ食品「おくちの中の遊園地」がグランプリ、D2C「コードアワード2014」結果発表 [ニュース] | Web担当者Forum

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D2Cは7月10日、デジタル広告・マーケティングのアワード「コードアワード2014」を受賞した全13作品を発表した。

コードアワード
http://www.codeaward.jp/

本年度のグランプリは、“子供が野菜を食べるきっかけ作り”をコンセプトに若年層のママ世代に訴求した施策、エバラ食品工業の「おくちの中の遊園地」が受賞した。Webサイト上でヴァーチャルに野菜を食べる体験を提供したこと、キャンペーンイベントによって楽しんで野菜を食べることを提供した点などが評価された。

コードアワードは、2002年から開催されてきた「モバイル広告大賞」の対象をデジタル全域へと拡大し、総合デジタル広告・マーケティングのアワードとして2014年に刷新したもの。第1回アワードの総評について、審査員長を務めた恩藏直人氏(早稲田大学商学学術院教授)は、「消費者と企業との接点が、従来のマーケティングでは考えられなかったような高いレベルで展開されつつある」と述べている。

受賞作品は次のとおり。

グランプリ

  • おくちの中の遊園地(エバラ食品工業)

ベスト・イフェクティブ

  • MUJI passport(良品計画)

ベスト・ブランディング

  • オレたちのゆきこたんプロジェクト(雪印メグミルク)

ベスト・キャンペーン

  • 3D on the Rocks(サントリーホールディングス)

ベスト・ユーズ・オブ・メディア

  • さわれる検索(ヤフー)

パブリックベスト

  • 自撮り48(ロッテ)

グッド・イフェクティブ

  • PAPER CRAFT SEARCH ENGINE(住友スリーエム)
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス応援コンテンツ「ソーシャルビールかけ」(楽天)

グッド・ブランディング

  • HAPPINESS CAM(オリエンタルランド)
  • 超難問コロシアム[Z1](Z会)

グッド・キャンペーン

  • 話せる自販機GEORGIA(日本コカ・コーラ)

グッド・ユーズ・オブ・メディア

  • POCARI MUSIC PLAYER(大塚製薬)
  • 貞子3D2 スマ4D(KADOKAWA)
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家電量販店の法人通販から、Web担当者Forumの前身である『インターネットマガジン』(2006年5月号で休刊)の編集部へ。休刊までの半年ほど雑誌編集を経験し、Web坦の立ち上げを機にネットマーケティングにかかわりはじめ現在へ。編集兼Web担当者。

企業のWeb活用が当たり前になったとはいえ、ビジネスの歴史からすればまだ10数年ほど。それを支えるWeb担当者の仕事がもっと世の中に広まり、ユーザーともどもよりハッピーになれれば、と考えている。日朝特撮、海外ドラマ、時代劇、デパ地下好き。一押し平成ライダーはクウガ、ダブル。

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さくらインターネット、ビッグデータ分析のABEJAと資本・業務提携契約し事業規模拡大へ [ニュース] | Web担当者Forum

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インターネットデータセンター事業のさくらインターネットは、画像解析によるビッグデータ分析等を行うABEJAの第三者割当増資を引き受けるとともに業務提携契約を締結した、と7月11日発表した。ABEJAは、画像解析、コンピュータビジョン、機械学習のテクノロジー研究開発を行い、ビッグデータ分析やO2Oの事業開発を行っている。さくらインターネットはABEJAの広報・技術・経営支援を通じ、ともに規模拡大を目指す。

さくらインターネットは大阪、京都、北海道に計5つのデータセンターを所有し、データセンターサービスを提供している。マーケティングにおけるビッグデータ分析は、さくらインターネットの成長機会となる領域として注目しており、ABEJAと資本関係を持つことによりABEJAの成長を支援する。さくらインターネットはABEJAへの支援を機にこれまで以上にベンチャー企業の成長をサポートしていく。

さくらインターネット
http://www.sakura.ad.jp/

ABEJA
http://www.abeja.asia/

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ソフトバンクテレコムとオプト、デジタルマーケティングの合弁会社「ジェネレイト」を設立 [ニュース] | Web担当者Forum

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電話・データ通信のソフトバンクテレコムとインターネットマーケティングのオプトは、共同出資により、企業のデジタルマーケティング活動を支援する新会社「株式会社ジェネレイト」を設立した、と7月11日発表した。企業のオムニチャンネル化施策を支援してきたソフトバンクテレコムと、デジタルマーケティングに関するデータマネジメントなどのソリューションを提供してきたオプトの両社の強みを生かし、効果的な販売促進やマーケティング施策を提供していく。

ジェネレイトは、企業のキャンペーン履歴やアクセスログなどのオンラインデータとリアル店舗における来店情報やPOSデータなどのオフラインデータなどを統合管理し、データから導き出した仮設に基づくキャンペーンを創出。企業のマーケティング活動におけるROI(投資利益率)の最適化を図る。今後は外部パートナーとの連携を視野に、企業のマーケティングパートナーとして戦略策定からビジネス開発をサポートし、顧客の売上拡大に貢献していくという。

ジェネレイト
http://www.generate-inc.co.jp/

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Amazon、Twitterと連動した新機能「Amazonソーシャルカート」を提供開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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Amazonは、「Twitter」と連動した新機能「Amazonソーシャルカート」を7月11日に提供開始した、と同日発表した。利用者はTwitterからほしい商品や気になる商品を直接Amazonのショッピングカートに追加できる。具体的にはAmazonの商品リンクを含むツイートがTwitter上にあったら、「♯アマゾンポチ」のハッシュタグを付けてリプライすれば、Amazonアカウントのショッピングカートに商品が追加できる。

Amazonソーシャルカートの専用ページにある「利用開始する」ボタンからTwitterアカウントとAmazonアカウントをコネクトすれば利用できる。気になる商品をAmazonソーシャルカートでショッピングカートに追加し、後でまとめてAmazon上で商品を確認したり、購入することも可能。Amazonが提供するアフィリエイトサービス「Amazonアソシエイト・プログラム」に対応しているので、Twitter経由での紹介料獲得に利用することもできる。

Amazon
http://www.amazon.co.jp/

Amazonソーシャルカート
http://www.amazon.co.jp/AmazonSocialCart

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「ソフトバンク流 Web改革のすすめ」大改革を成し遂げた極意 [【レポート】Web担当者Forumミーティング 2014 Spring] | Web担当者Forum

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IT業界にとどまらず、その一挙手一投足がビジネス界に大きな渦を巻き起こす巨人ソフトバンクは、さらなる成長へ向けて抜本的なWeb改革を行い、ビジネスでは大きな成果をあげ、顧客満足度も高い評価につながった。ソフトバンクはどのようにしてWeb改革を推進したのか。ソフトバンクグループのWebサイトを統合して生まれ変わらせた笹本慎一氏と、会員向けサイト「My SoftBank」のリニューアルを手掛けた大黒悠氏が基調講演で語った。

「ソフトバンクグループ統合サイト改革」
企業サイト・サービスサイト合計6つを「www.softbank.jp」に統合

ソフトバンクモバイル株式会社
Webコミュニケーション部
IT戦略課
課長
笹本 慎一氏

基調講演は2部構成で行われた。第1部の「ソフトバンクグループ統合サイト改革」という興味深いテーマに、会場の期待感が高まる中、ソフトバンクモバイル Webコミュニケーション部の笹本慎一氏が登壇した。

笹本氏はまず、「ソフトバンクは、よく通信キャリアと思われているが、実は“インターネットカンパニー”なんです」と自社を紹介した。今後、戦略的シナジーグループ5,000社を目指しており、現在ソフトバンクは、世界中のインターネットカンパニー群を合わせて1,300社を突破。そのうちグローバルネットワークで世界各国をつなぎ、ソフトバンクグループのサービスを利用するユーザー数は世界で数十億人に達しているという。

ソフトバンクはインターネットカンパニー世界No.1を目指している。そのためには、世界中の人々から最も必要とされる企業グループにならなくてはならない。認められた証として、時価総額、営業利益、顧客満足度などのあらゆる項目でNo.1であること。これらが指標になります(笹本氏)

そんなソフトバンクはどのように自社サイトの統合と改革に取り組んだのか。笹本氏は改革にあたり、No.1であり続けるために「仕組み」と「体制」を作ることに目標を置いた

まず仕組みは、“No.1プラットフォーム”を作ることである。ソフトバンクではそれを、「クラウドシステム」「サイト統合」「ランキング」「利益創出」など、あらゆる項目でNo.1を目指すこと、重要となるクラウドシステムは、「サイト」「ソリューション」「インフラ」のすべてでNo.1になることだと定義した。

そのために、徹底的な市場調査を行い、ソフトバンクがNo.1になるために必要な要件定義と選定評価をしたうえで、“No.1プラットフォーム”として構築したという。

次に体制は、“ITプロフェッショナル人材”を集めることである。今後“No.1プラットフォーム”を運用保守・改革進化させていくには、ITプロフェッショナル人材が不可欠になる。そこでソフトバンクグループ内外から優れた人材を招集し、チームの体制を構築したという。

ソフトバンクはなんでも勢いだけで行う会社に見られがちですが、実は、徹底的な事前調査・データを重視する会社なのです。今回の改革では、定量面においては“No.1プラットフォーム”の必要要件を数値化して、発注先を選ぶ際にも、条件を満たしていない場合は、ソフトバンクグループ会社や長い付き合いがある会社に気を使うなどといった“聖域”は一切作らずに強い決意で評価選定を実行しました。 そのためにずいぶん社内でぶつかり合いもしました(笹本氏)

そしてソフトバンクでは、2013年10月、「ソフトバンクモバイル」と「Yahoo! BB」のサービスサイトと、「ソフトバンク」「ソフトバンクモバイル」「ソフトバンクBB」「ソフトバンクテレコム」4社の企業サイト、合計6サイトを「www.softbank.jp」のアドレスに統合・刷新した

対象サイト/SBMサービスサイト/www.softbank.jp/mobile/YBBサービスサイト/www.softbank.jp/ybb/対象サイト/SB企業サイト/sontbank.co.jp/SBM企業サイト/sonftbank.mobile.co.jp/SBB企業サイト/softbankbb.co.jp/SBTM企業サイト/softbanktelecom.co.jp/統合サイト/www.softbank.jp
6つのサイトを1つのURLに統合
ソフトバンクグループ統合サイト

以前は、同業他社に比べてやや使いづらいという評価を得ていたソフトバンクのサイトだったが、統合後の調査では、同業他社に比べてもユーザから使いやすいという評価を得られた。同時に、オンラインでの売上獲得による利益創出も従来に比べて100倍に、アクセススピードを10倍以上に高速化し、運用コストは3分の1削減するなども実現できた。その他、クオリティの平準化、ガバナンス(グループ統制)など、それぞれの指標で大きな成果を上げることができた。

外部評価から見ても、統合後のソフトバンクのサイトは高い評価を得ている。たとえば、週刊ダイヤモンドの実施した「ホームページ顧客満足度」調査では、2013年度に初めてソフトバンクが同業他社を抜いて、通信キャリアで1位となった。

また、IRの面からみても、日興アイ・アールの「2013年度 全上場企業ホームページ充実度ランキング調査」で1位を、大和インベスター・リレーションズの2013年「インターネットIR表彰」の最優秀賞グランプリを、ゴメス・コンサルティングの「Gomez IRサイト総合ランキング 2014」において金賞に選ばれており、国内初の3冠獲得をすることができた。

No.1プラットフォームの仕組みを作るというソフトバンクの目的は果たされたと言えよう。

ソフトバンク流Web改革の肝は「3つの極意“GTP”」にあり

Web改革を推進するにあたっては、数々の難題の壁を乗り越えなくてはならない。ソフトバンクがこうした改革を実現した裏には、下記の3つの極意があった。

  1. GOAL 圧倒的No.1にこだわれ
  2. TEAM 同志を見つけよ
  3. PASSION 勝ちグセをつけよ

最初の“GOAL(ゴール)”について、笹本氏は、圧倒的No.1を目指すというのは、シンプルでわかりやすく、一致団結しやすい目標であり、目標達成に大きな役割を果たすと説明した。

「あるITソリューション業界トップである競合A社の会員1万人を3年以内に越えよ」という課題があるとします。

競合A社が会員1万人を持っているとしたら、我々は会員1万人を目指す目標は立てません。圧倒的No.1ですから、最低でも10倍、3年以内に10万人の会員を目標にします。3年で1万人と10万人では視点が異なり、戦略と戦術が大きく変わってきます。1万人はただの通過点に過ぎず、結果的に目標を達成できず8万人に終わったとしても、業界No.1になれているのです(笹本氏)

続いて笹本氏は、“GOAL”を実現するための“TEAM(チーム)”の重要性についても述べた。Web改革においては、関係する部署と対立して前に進まないということが多々あるだろう。そういう時に、自分の目標だけを達成しようとしても、他部署にも目標があるので協力してくれない。相手部署の目標も背負って、1つの目標にしていくことが重要である。さらに他部署の目標を110%達成できる提案をすることで、相手を強力に巻き込み、同志を作ることができるのだという。

ソフトバンクグループ統合サイト改革で本気でぶつかり合った他部署も、今では自らNo.1を目指しましょうと推進に協力してくれて、頼もしい同志となっています(笹本氏)

Web改革というものは、半年から数年の長期間にわたることが多い。最後の“PASSION(パッション・情熱)”とは、長い期間、モチベーションを保ち続けるためには、節目節目に評価されるような仕掛けを作ることが大事だということだ。

ソフトバンク流に言えば、Passionを維持するために“勝ちグセ”をつけることが重要です。まずWeb改革の工程をイチから因数分解し、成果を整理し、それぞれの成果が社内外に評価されるように3か月ごとに優先順位を決めていきます。そうすると、社内で評価されたとか、社外で評判になったとか、その1つひとつの成果がメンバーのモチベーションを上げ続けてくれる仕組みになります。

私は、改革で生み出せる成果を“花火”と呼んでいます。小さな“花火”を積み重ねていくことで、最後にWeb改革という 大きな成果である“大花火”を打ち上げることができるのです(笹本氏)

また、最後に笹本氏は、Web改革に取り組もうとする担当者に向けてメッセージを送った。

最後にみなさんにお伝えしたいことは、Web改革はだれにでも実現させることができるということです。インターネット時代においてWeb改革は、会社業績を改善成長させる最も良い施策となります。Web改革によって、各社の業績がより良くなることで、日本経済も活性化され、さらにより良いサービスが生まれて、それが日本やアジア、世界へと広がり、世界中を豊かに人々の幸せにつながっていくと確信しています。ぜひみなさんには、Web改革へチャレンジしてほしいと思います(笹本氏)

会員向けサイト「My SoftBank」をポータルサイトとして改革

ソフトバンクモバイル株式会社
Webコミュニケーション部
My SoftBank推進課
課長
大黒 悠氏

第2部では、同じくWebコミュニケーション部の大黒悠氏が登壇し、ソフトバンクの会員向けサイト「My SoftBank」の改革の経験を基に、大型Web改革を成功させるコツについて語った。

大黒氏が上げる、大型Web改革実現のためのポイントは下記の3つだ。

  1. 現状を正しく理解する
  2. 大きな意義をつくる
  3. 伝え方を工夫する

改革したサイトの1つ「My SoftBank」は、パソコンやソフトバンクの携帯電話から、ソフトバンクの利用料金の確認や設定変更などが可能となる会員向けサイトだ。2013年の時点でスマートフォンからのアクセスが85%を超えたことから、まずはスマートフォン版から改革を実行した。

2014年4月には改革第一弾として、ヤフーとの提携によって、My SoftBankのトップ画面とYahoo! JAPANのトップ画面をワンタッチで切り替えて使用できるようにした。今後も、ユーザーのソフトバンクに関連する閲覧履歴や利用履歴、問い合わせ内容や公式コンテンツ紹介などを一元化し、My SoftBankを“ポータルサイト”として運用するべく改革を進めていく。

リニューアルした「My SoftBank」のPCサイト(左)とスマートフォンサイト(右)

現状を正しく理解し、経営資源を配分してもらう仕掛けを考える

Web改革は、ただフロントを改修すれば成し遂げられるというものではない。必ず基幹システムの改修が必要になり、多額の予算がかかる。また、体制の強化なども求められる。大きなWeb改革を実施するには社内スタッフや新しい設備、予算などの「ヒト・モノ・カネ」が必要であり、Web担当者の重要な業務の1つは、それら改革のためのリソースを経営側から確保することと言っていいだろう。その必要を経営側に理解してもらうためには、まずWeb担当者が、広い意味で“現状を正しく理解する”ことが必要だと大黒氏は述べる。

ただ予算と体制を整えるよう経営側に要求するのはNGです。問題は、経営課題とWebの課題が一致していないところにあります。Web担当者にとってはWebサイトがすべてですが、経営層にとっては、ショップやコールセンターなど、さまざまな課題の中の1つにすぎないということをまず理解するべきです。

たとえばソフトバンクにおいて、契約件数のシェアはショップが圧倒的に多く、Webからの契約というのはわずか5%でした。経営層においては“Webは顧客接点の1つにすぎない”ということをまず把握したのです(大黒氏)

あくまでWebサイトは企業における顧客接点の1つ。会社全体の現状を正しく把握したうえで、経営資源を配分してもらう仕掛けを考えることがまず必須となるのだ。

社内の課題を集めてプロジェクト化し、“大きな意義”を作る

企業においては、経営資源は“意義の大きさ”によって分配される。大黒氏はまず、プロジェクトの意義を大きくするために社内で仲間を探すことからはじめたという。具体的には、社内で何か課題を持っている人を探し、Webサイトで一緒にできることはないかと声をかけてまわったのだ。すると、たとえばコールセンター部門からは「入電件数を減らし、コストを削減したい」、広告販売部門からは「販売枠を増やし、売上を拡大したい」、コンテンツ販売部門からは「加入を促進し、売上を拡大したい」といった、さまざまな課題が集まってきた。

社内の課題を集めてプロジェクト化/コールセンター/入電件数を減らしコストを削減/広告販売/販売枠を増やし売上を拡大/コンテンツ販売/加入を促進し売上を拡大/集約
社内のさまざまな部門から課題を集めて大きなプロジェクトに

大黒氏は、これらの課題について、Webサイト側のセクションが協力することを確約した。たとえば、Webサイト上でユーザーの疑問や不満を解決することができれば、コールセンターへの入電件数を削減できる。Webサイト上に広告枠を新設すれば、新しい良質な広告枠を確保できる。Webサイト上でコンテンツの露出を強化することで、既存顧客への販路を開発・強化できるといった具合だ。さらに、改革後の成果を高めるために、Yahoo! JAPANと相互リンクを張り、Webサイトの利用者が増える仕掛けを構築するようにした。

こうして、さまざまな部門の目標をWebサイトに集約したことにより、コストをかけても収益が上がるということを経営層に納得させることができたのだという。プロジェクトの必要性(意義)を高めるには、社内の課題をまとめて“大きな課題”にすることが大切なのだ。

経営層に理解してもらえるように伝え方を工夫する

大きな改革を成し遂げるには、大きな決裁が必要となる。経営者に決裁してもらうには「説得力」が必須だ。大黒氏は、説得力を生みだすためのプレゼンのポイントとして下記の3つを挙げた。

  • 専門用語を平易な表現に直す
  • 金額や人数はイメージがしやすい
  • 将来性(のびしろ)を伝える

たとえば、技術トレンドや「アクセスログ」「オムニチャネル」などの業界用語・専門用語は、現場の人間であれば当たり前の内容であっても、経営層には伝わりづらい。「売上」「人数」「他社との比較」など、わかりやすい表現を利用することで経営層にもすんなり理解してもらえる。

リニューアル効果についても同じだ。経営層にとっては、「ページビュー数が120%増えた」と言われても、他の施策の成果と比較できなかったり、そもそもそのミッションの難易度が想像できなかったりして、妥当性を評価しづらい。具体的に、「コールセンターへの入電数が20%減少し、1か月当たり1,500万円の費用が抑えられた」というように金額換算することによって伝わりやすくなる。また、ショップの来客数が●●人、それに対して、Webサイトのアクセス数が●●人というように、人数を比較するのも有効である。

効果の持続性もアピールポイントだ。たとえば大黒氏は、リニューアル後、コールセンターへの入電件数が減少したことと、それがリニューアルした瞬間の一時的なものではなく持続的なものだということをグラフとして示し、説得力を持たせた。

また、従来のWebサイトとの方向性・ポジショニングの違いを明確にすることも大切だ。「My SoftBank」の場合は、従来の「トラブル解決の窓口」から「収益を生む売り場へ」という方向性の違いを示し、実際のページ構成としても、広告枠の新設に加え、データ販売、コンテンツ販売、アクセサリー販売、機種変更などのコンテンツを多く配置する形にしている。

大黒氏は最後に、「企業のWeb担当者は、予算や体制を自ら取りに行くもの。Webだけで大きな改革が難しい場合は、さまざまな部署の課題をまとめて大きな意義を作り、伝え方を工夫して経営層の理解と共感を得てバックアップしてもらうことが大事」とまとめた。

大きな改革を実現させるために/企業Web担当者/1.予算や体制は自ら取りに行く/2.課題をまとめて大きな意義を作る/3.経営層の理解と共感を得る/Web業界担当者/1.「改革プロジェクトの発足」を促す/2.「企業のビジネス課題」を把握する/3.「経営層への提案」を支援する
大きな改革を実現させるために、企業Web担当者とWeb業界担当者がすべきこと

また、それと同時に、そうした企業Webサイトに何らかの商品を提案したり制作に携わったりするWeb業界担当者に対しても、同様に意識すべきことがあると、講演の最後、大黒氏は次のように語った。

  1. 企業に対して決まった予算の中でやりくりするのではなく改革プロジェクトの発足を促すこと
  2. 「ページビューを増やしたい」などというWebだけの課題ではなく、その企業全体のビジネス課題を把握すること
  3. 提案する際に示す指標などはできるだけWebの指標ではなく、経営課題の指標に近い形で提案すること

ソフトバンク株式会社
http://www.softbank.jp/

この記事の筆者
藤木俊明
有限会社ガーデンシティ・プランニング

http://www.gcp.jp/

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検索キーワードに頼らずSEOの価値を示す10の方法――(not provided) 100%時代に備えて(前編) [Moz - SEOとインバウンドマーケティングの実践情報] | Web担当者Forum

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この記事はもともとMozのYOUmozセクションに掲載したものですが、われわれのコミュニティにとって非常に興味深く、大きな価値をもたらしてくれるのでこちらのブログに格上げしました。筆者の意見は筆者独自のものであり、Mozの考え方を示すものではありません

アクセス解析で検索キーワードが「(not provided)」と表示されてしまうことへの不満はあるが、いつかすべてのキーワードが(not provided)になってしまうことだろう。そういう時代に備えて、SEOに価値があることを、Googleアナリティクスなどのサービスを使って示すやり方を10個、お届けする。

この2年間、僕のGoogleアナリティクスの「(not provided)」に対する僕の姿勢は、何度か変化した。

僕はずっとGoogleアナリティクスでキーワードデータが得られなくても不満を言うことは控えていた。「なぜそれほど(not provided)にこだわる必要がある?」と問いかけていたぐらいだ。

だがその後、2013年の秋に他のGoogleアナリティクス認定パートナーと話していたとき、みんなが「https:」検索のおかげで見られなくなったデータについて不満を述べているのを聞いているうち、僕も(not provided)への不満を、もっともだと思うようになった。

とはいうものの、それも一時的なものにすぎなかった。いずれは(not provided)が検索キーワードの100%を占めることになるのがわかったからだ。

(not provided)の傾向:(Not Provided) Countより

そうして僕は「Googleアナリティクスでキーワードが表示されない」という不満に対しては、また以前のように「なければないで仕方ない」という姿勢を取るようになった。

だが、仕方なければ、どうすればいいのか?

まず、問題をはっきりさせよう。

キーワードは、これまでずっと、SEOの力の源泉だった。リサーチに始まって検索順位やレポート作成に至るまで、検索アナリストとしての僕たちにとって、詳細なキーワードデータは人生そのものだ。

近年、最も効果的なSEO戦略は優れたコンテンツの作成を中心に展開されているが、業界の大部分で今なおキーワードを中心としている状況は変わらない。多くの人にとって、キーワードは世界そのものなのだ。

グーグルは、質の高いコンテンツを持つサイトが優先されるように検索の順位付けを変えてきており、現場担当者のほとんどは徐々にこの傾向に合わせるようになっている。しかし僕たちには、長年の間にキーワードデータを受け取ることに慣れてしまった多くの人々の意識を変えるという役割も課せられている。

Googleアナリティクスでキーワードデータが表示されなくなったことは、インターネットマーケターにとって頭の痛い問題になっている。僕たちの同僚も、上司や顧客も、レポートにこのデータが含まれているのを見慣れているからだ。僕たちはまるでパブロフのようだ。僕たちのレポートを受け取る人がパブロフの犬で、キーワードが反射条件だ。

「僕がパブロフに何をさせられるか見ていろよ。僕がよだれを垂らしたとたんに、パブロフはにやりとして、あの本に書き込みをするから」
画像提供:The Thinking Blog

キーワードデータに条件反応を起こしている人が、それを奪われると悲劇だ。何かを取り上げられると、僕たちは本能的にこれに抗おうとする。そう振る舞うよう条件付けられているのだ。

生き残る鍵は、パブロフの犬にもっとたくさん肉を与えることだ。もっと上等な肉を!

キーワードのレポート作成よりもっといい仕事を、僕たちはできる

キーワードは、SEO世界の中心を常に成してきたが、キーワードデータに重きを置きすぎたレポートのせいで、長年にわたり、独創性に欠ける貧弱なマーケティング活動がていよく支えられてきた。

オーガニック検索マーケティングの成果を計測するには、もっといい方法がある。しかも、その多くはすでにGoogleアナリティクス内で利用できる。

取るに足らない少数のキーワードにこだわるのではなく、今こそビジネスにとって本当に重要なこと、つまりオーガニック検索がどれだけ組織に売上(ひいては利益)をもたらすかという点を重視するよう、経営者たちに教え込むべき時期だ。

幸い、キーワードデータだけに基づいて検索の成果を測定する方法に代わるやり方は、いくつもある。そして、(not provided)の世界でSEO活動の価値を証明できる方法も、いくつもある。

僕は、2014年1月にハンガリーで開催されたカンファレンスSuperweekで初めてこのテーマでプレゼンテーションを行った。スライドに目を通すことが最も勉強になるという人は、以下から全スライドを参照できる。このスライドの内容についてもっとちゃんとした説明が欲しい人は、この記事の続きを読んでほしい。

では、(not provided)が100%になってしまった後でも、グーグルのツールを使用してSEO活動の価値を証明できる10の方法を、1つずつ解説していこう。わかりきったことのように思えるものもあるかもしれないが、「なるほど」と思ってもらえるものもあるはずだ。

#1オーガニック検索のトラフィック全体を、長期間にわたって測定する

「特定のキーワードで高い検索順位を確保する力」――これこそが自分の評価になると考えている検索マーケターも多いことだろう。しかし、組織があなたを評価するのは、次の2点についてだ。

  • 全体のトラフィック
  • コンバージョン

幸い、あなたのサイトが13か月以上存続していて、Googleアナリティクスで目標を設定しているならば、あなたが組織にもたらした最近の成長を示すことで、あなたの価値を証明できる。

これは、Googleアナリティクスの日別比較ツールを使用して簡単に行える。

あなたの組織の幹部は、個々のキーワードに関する情報を盛り込んだレポートに慣れているかもしれない。しかし、あなたがオーガニック検索のトラフィック全体を前年比で200%増加させたことを示せれば、さらに言えば売上が前年比で150%増加したのを見せれば、キーワードのことなど完全に頭から消えてしまうだろう!

幹部たちは多くの場合、まさにこの売上増加と利益に基づいて報酬を受け取る。あなたが組織にとって成長や利益の源泉である点を示すことが、チームのためにさらに多くのリソースを獲得し、社内で昇進し、全体的な報酬を押し上げる鍵を握るのだ。

詳細なキーワードデータがないことを、報酬の増加につなげられるとしたら、すばらしいではないか。

#2オーガニック検索のトラフィックを、ランディングページで分類する

「最終的な成果への注力」こそが、上司との間で、そのまた上司との間で、重視するべき最高の領域であることを理解した。僕たちは次に、「海」を最適化するのは非常に難しいという現実に対処しなければならない。

膨大な数のアクセスがあるのに、検索結果からあなたのサイトにどういう動機で訪問したのかについて何の手掛かりもないとなると、それはまるで役に立たないデータの海のようなものだ。これが、僕たちがキーワード欄に(not provided)と表示された画面を見つめるときの状況なのだ。

役に立つものではない

上記の表は、役に立たないものとして完全にスルーすることだってできるだろう。

しかし、ここで朗報がある。Googleアナリティクスのレポートには、こうした問題を回避するやり方がいくつかあるのだ。

Googleアナリティクスである程度の詳細なデータを見つける最も手軽で簡単な解決策は、オーガニック検索レポートで「ランディングページ」のプライマリディメンションを見ることだ。そうすると、あなたのサイト上でオーガニック検索のトラフィックが最も多いページが表示される。

僕のサイトでは、オーガニック検索のトラフィックを引き付けているページがサイト上に複数あるのを確認できる。これらの記事は僕が書いたものなので、記事のURLを見るだけで、それぞれがどんなページなのか正確にわかる。

たとえば、僕にとって最もトラフィックを稼いでいるのは、コンテンツをソーシャルメディアに自動投稿することについて書いた記事だ。以前グーグルで検索したとき、このトピックに関する情報が見つからなかったことに猛烈な苛立ちを覚えたことが、この記事を書いたきっかけだった。

僕のブログではよくあることだが、僕は、現在オンライン検索で出てくる情報に苛立ちを募らせると、そのトピックについて長い記事を書くことがよくある。10ページもの検索結果を見ないと疑問に対する答えをまとめられないなら、もっと包括的な記事を書くことで、既存の記事より上の順位を獲得できるチャンスはきわめて大きい。

僕がJeffalyticsで掲げているSEO戦略は、「自分自身が最近苦労した問題に対して、ベストの答えを提供すること」だ。キーワードについてほとんど心配しない。なぜなら、僕が力を注いでいるのは答えを提供することであり、キーワードに固執しているわけではないからだ。サイトに来るトラフィックの多くがロングテール経由だということもわかっている。

個々のキーワードではなく、ページの成果についてレポートを作成すれば、どのコンテンツがうまく機能しているかが一目瞭然だ。機能しているコンテンツの拡充が、将来の成功に影響を与える鍵になる。

あなたが自分のサイトを調べてみた場合、サイトで最も検索トラフィックの多いランディングページは圧倒的にトップページかもしれない。確立されたブランドではこれが一般的で、トップページはブランド名によるクエリを示す場合が多い。

レポート作成で先を行きたいなら、URLを基にして、各ランディングページへのトラフィックがブランド名を含むクエリによるものか、それとも含まないクエリによるものかを推量し、別々にレポートを作成するようにしよう。

注:キーワードをもっと重視すれば、僕のブログにとってメリットがあることは間違いないが、僕にできるのは、執筆を趣味とする1人のブロガーとしての範囲だけだ。

#3ランディングページをセカンダリディメンションとして使用する

Googleアナリティクスでオーガニック検索キーワードのレポートを見慣れている人や、(not provided)でもその数がやはり有益なデータとなる人なら、このレポート内でセカンダリディメンションとしてランディングページを参照するといい。

これは、キーワードレポート内のセカンダリディメンションで「ランディングページ」を選択すれば簡単に見られる。

#4フィルタを使って、(not provided)をもっと意味のあるものにする

(not provided)の対処法として挙げた最初の3つの提案は、Googleアナリティクスアカウントがあればすぐに実行できる。次に紹介するのは、少し高度なやり方だ。

自分のウェブサイトを通じて入ってくるデータのフィルタリングを試そうという勇気ある人は、Googleアナリティクスのビューでフィルタを作成し、オーガニック検索キーワードとランディングページを組み合わせて1つのフィールドにすることができる。

親切にも、Econsultancyが、Googleアナリティクスのアドバンスフィルタを使用してキーワードデータをいくらか取り戻す方法について、すばらしいガイドを提供している。

注意!Googleアナリティクスのデータにフィルタを適用する場合は、必ず新しいビューで行うよう強く推奨する。サイトの既存のビューにフィルタを適用してはならない理由は、次のとおりだ。

  • フィルタを台無しにしてしまうかもしれず、そうなるとサイトからデータを収集できなくなる可能性があること。
  • フィルタは過去のデータには適用されないため、同一条件での比較ができず、メインのプロファイルに適用する利点はほとんどないこと。

以下に示す設定のフィルタを新しいビューに適用すると、キーワードの(not provided)は、より意味のあるものになる。

(not provided)の場合に、キーワードのデータにランディングページのURIを含めるフィルタ(「NP」は「not provided」の略)

見ての通り、これでキーワードがより意味のあるものになるだけでなく、セカンダリディメンションも自由に使えるようになり、他の方法では不可能だった詳細な解析ができるようになる。新たに可能となった、ありとあらゆるすばらしい解析について考えてみてほしい!

この記事は、前後編の2回に分けてお届けする。前編ではキーワードに頼らずSEOの価値の証明する10の方法のうち4つを紹介した。後編となる次回は、残る6つの方法を見ていく。

この記事の筆者

この記事は、Moz Blogに掲載された以下の記事を日本語訳したものです。

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原文:「(Provided): 10 Ways to Prove SEO Value in Google Analytics」 by Jeff Sauer (2014/02/25)

記事セレクション:渡辺隆広株式会社アイレップ
翻訳:株式会社ガリレオ

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オリジナル記事:検索キーワードに頼らずSEOの価値を示す10の方法――(not provided) 100%時代に備えて(前編) [Moz - SEOとインバウンドマーケティングの実践情報] | Web担当者Forum
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「赤十字マーク」ついつい使ってませんか? 知っておきたいデザインルール [先週のWeb担まとめ記事] | Web担当者Forum

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先週のWeb担まとめ記事

Web 担当者 Forum に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 22本とニュース記事 14本です。

忙しい人のためのこの記事の使い方:
  • 上のほうから内容をざっとチェックする
    重要なものほど上の方に置いてあります。
  • 背景が黄色の部分をざっとチェックする
    要チェックのものは色を付けてあります。

今週の担当は、池田です。

「オウンドメディアのコンテンツ企画・作成ワークショップ」9/11~12開催
Web坦編集部企画のオウンドメディア講座の第2期が開催されます。7月18日までお得な超早割料金で受付中。
https://web-tan.forum.impressrd.jp/school/webcontent2

[今回の要チェック記事]↓セミナー/お知らせ | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース
赤十字マークの利用は法律で定められている。知っておきたいデザインのルール

Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?

  • 「デザインに赤い十字(+)を使うと法律違反って知ってましたか?」が3500いいね!3000ツイートと注目を集めました。

    赤い十字の「赤十字マーク」みなさん見たことがありますよね。病院や医療を象徴するマークをイメージするかもしれませんが、実は「ジュネーブ条約」と「赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律」によって、定められた組織以外では使ってはいけないのです。

    うっかりと使ってしまわないために、赤十字マークの正しい意味をしっかりと知りましょう。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/07/08/17778

  • 水曜コラム「AKB48とSEOが証明するランキングの罠、Web担当者に必要な視点」も人気です。

    今回の「企業ホームページ運営の心得」のテーマはランキング。売上、クチコミ、検索順位……など、世に溢れるさまざまなランキングのなかには、純粋に調査を目的としたものもあれば、マーケティングを目的に行われたものもあります。販促にも応用できるランキングの仕掛けとは。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/07/09/17817

  • 「サイト表示が2秒遅いだけで直帰率は50%増加! DeNA事例から学ぶWebの自動最適化手法/日本ラドウェア」は、「Web担当者Forumミーティング 2014 Spring」のレポート記事です。

    Webサイトの表示速度は速い方が良い、そうとはわかっていても後回しになりがちです。

    講演では、わずか数秒のパフォーマンスの違いが、直帰率やコンバージョン率に跳ね返ってくるということが、さまざまな事例とともに解説されました。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/07/08/17757

  • 「コンテンツも作らずマーケティング費用もかけずに検索順位を上げる6つの方法(後編)」は、月曜マーケコラム「Moz」の記事です。

    2週にわたってお届けする検索順位の改善方法。後編では、6つの方法のうち「ネットワークの活用」「満足度が高いのにトラフィックが少ないページの特定」「競争型リンクビルディング」の情報をお届けします。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/07/07/17777

  • JPRS協力の特別記事「ちょっと待った! 『新gTLD』に潜む “飛びつくリスク”、認識していますか?」も人気です。

    「.cash」や「.tax」など、新たなドメインの利用が業界で注目される「新gTLD」。しかし、目新しいドメインに飛びつくのは正しいWeb担当者のあり方なのでしょうか。

    「企業ホームページ運営の心得」の著者、アズモード宮脇氏がドメインのあり方について考えます。

    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/07/08/17781

Web担の姉妹サイトもお役に立てるはずです。
ECの現場で売上アップを目指す方には
ネットショップ担当者フォーラム
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[セミナー/お知らせ]↑要チェック記事 | ↓人気記事 | ↓解説記事 | ↓ニュース記事
アクセス解析ゼミ、UX Japan Forum、アドビセミナーなど7月以降のイベント情報

※「先週のニュース記事」の「イベント/セミナー」欄ユーザー投稿でのセミナー告知もご覧ください。

アクセス解析ゼミナール(9/2、9/9)

アナリティクス アソシエーション主催の「アクセス解析ゼミナール」が9月2日と9日に渋谷区で開催されます。衣袋宏美氏が講師となって、アクセス解析の基本知識やプロセス、改善につなげる力を習得。受講料は法人会員・個人会員が7万8,840円、一般9万5,040円。7月31日までの早割あり。

http://a2i.jp/activity/training/

オウンドメディア戦略(7/18)

「Webを営業ツールとして機能させるオウンドメディア戦略」セミナーをキノトロープが7月18日(金)に渋谷区で開催します。自社Webサイトを営業マンにする手法を事例を交えて解説。参加費は無料。

http://www.kinotrope.co.jp/seminar/20140718/

EC×アフィリエイト活用(7/18)

「ECサイト×アフィリエイト ビジネスを成功させるための双方の活用ポイント」セミナーが7月18日(金)に千代田区で開催されます。Webマーケティング・リレーセミナー第21回。元ネットショップ店長、現在ASPの鈴木珠世氏がゲスト。事前支払い2,500円、当日3,000円。

http://www.cb21.co.jp/seminar_events/relayseminar/21.html

UX Japan Forum 2014(7/20、名古屋)

HCD/UXDを学ぶ有志による「UX Japan Forum 2014」が7月20日(日)に名古屋で開催されます。基調講演はHCD-Net理事、千葉工大・山崎教授が「UX思考」をテーマに講演。参加費は3,000円。

http://uxjapan.org/

アドビCreative Cloud(7/29)

アドビの最新デザインツールがテーマ「CREATE NOW デザインセミナー」が7月29日(火)に東京・六本木で開催されます。書籍『1冊まるごとアドビのすべて。』出版を記念し、CS6とCreative Cloudの違いや機能などユーザーの疑問に答えます。参加費は無料。

http://www.event-web.net/createnow_designseminar/

アドビWebデザイン(7/30)

アドビのWeb制作情報サイト「Adobe Pinch In」の著者陣を迎えた「ADC MEETUP ROUND 08」が7月30日(水)に東京・品川で開催されます。Photoshop、Illustrator、Dreamweaverなどデザイナー向け情報をお届け。参加費は無料。

http://meetup.adobe-adc.jp/adc-meetup-round-08-web-design-with-cc2014/

先週の人気記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー/お知らせ | ↓解説記事 | ↓ニュース記事

Web担で先週公開された記事のうち、「今回の要チェック」に次いでアクセスが多かった記事です。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • 海外&国内SEO情報ウォッチ
    SEO目的でtitleタグを変えたら、予想外の検索トラフィックを失ってしまった! など10+3記事
  • Googleアナリティクス セグメント100選
    「じっくり閲覧」する熱心な訪問者は、どこから来てどのコンテンツに興味を持っているか分析するには?(第14回)
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/07/10/17832
    by 衣袋 宏美(株式会社クロス・フュージョン)
  • Yahoo!プロモーション広告 業界情報
    2014年9月に検索されるキーワードとは?
  • 【レポート】Web担当者Forumミーティング 2014 Spring
    59万人動員の「コミケ」Webサイトの集中アクセスを支えるクラウドプラットフォーム/日本マイクロソフト
  • 【レポート】Web担当者Forumミーティング 2014 Spring
    スマホユーザーにリーチする新メディア「FastReach」/ジャストシステム

先週の解説記事 ↑要チェック記事 | ↑セミナー/お知らせ | ↑人気記事 | ↓ニュース記事

Web担の解説記事には、ウェブサイトをビジネス活用したい人向けの情報がたっぷり詰まっています。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

  • Yahoo!プロモーション広告 業界情報
    「サイトリターゲティング」と「プレイスメントターゲティング」の違いは?
  • ネットショップ担当者フォーラム ダイジェスト
    2分で分かる佐川・ヤマトの現状と、送料値上げで顧客を失わないための対処法
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/07/11/17854
    by 高山 隆司(スクロール360)
  • ネットショップ担当者フォーラム ダイジェスト
    創業来の連続増収から減収に、V字回復目指すリアルコマースが断行した戦略の転換
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/07/10/17843
    by 瀧川 正実(ネットショップ担当者フォーラム)
  • ユーザー投稿記事 by プライム・ストラテジー株式会社
    Webデザイナー/制作者必見 WordPressを10倍活用する珠玉のテクニックを公開!(レポート)
  • ユーザー投稿記事 by マイナビ出版編集第3部
    【7/31(木)開催】過渡期のWebプロモーションを勝ち抜く 「思考」と「手法」を身につけよう! ~『頼られるWeb担当者になる! ネットプロモーション教本』 出版記念セミナー
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社メンバーズ
    【7/25(金)開催】CSVマーケティングセミナー~CSV(共有価値の創造)の現状とこれから~
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社ペイジェント
    売れるネットショップに成長できる!「自社サイト分析」+「戦略立案」ワークショップ
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社クリーク・アンド・リバー社 大阪支社
    【と、コラボ関西Vol.4】「スマートフォン時代の検索集客を強化する!コンテンツ型SEOのノウハウ」
  • ユーザー投稿記事 by 吉政忠志
    Nexal上島氏登壇決定!「マーケティングオートメーションの概念と手段と留意点」が見所♪
  • ユーザー投稿記事 by 株式会社イー・エージェンシー
    【福岡開催】Web制作スキルアップセミナー <販促施策・レコメンド・Webマーケ>【7/31(木)40名:無料】
  • Web担アクセス数上位ランキング
    デザインにかかわる人に必須、「赤十字マーク」の使用制限と法律
  • 先週のWeb担まとめ記事
    コンテンツ作成ナシ、広告費ナシで、検索トラフィックを増やす方法

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大手のニュース媒体では紹介されない、ホームページの企画・構築・運営や、ウェブマーケティング関連のニッチなニュース記事ならWeb担で。

背景色が薄く黄色になっている項目はWeb担編集部のお勧め記事。

編集後記

会社で自宅付近が原因不明の停電とのニュース見ながら「冷蔵庫が!」と焦った先週。難を逃れたようですが、夏場に3時間近く停電したとあっては……恐ろしい(池田)

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アイレップ、米Twitterのモバイルアプリインストール広告「Mobile App Promotion」の扱い開始 [ニュース] | Web担当者Forum

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デジタルマーケティングのアイレップは、米Twitterが7月1日に始めたモバイルアプリインストール向け広告「Mobile App Promotion」の取り扱いを始めた、と7月14日発表した。アイレップが日本で独占サービス権を持つスマートフォン向けアプリプロモーションプラットフォーム「Fiksu」を通じて行う。アプリプロモーション広告の効果計測と、Twitter上での広告キャンペーンが実施できる「Ads API」の2つの機能を統合管理した運用を実現する。

Fiksuは、スマートディバイスアプリマーケティングプラットフォーム開発の米Fiksuが販売している。米Fiksuは、米Twitterが提携するSDK(ソフト開発キット)パートナーの中で唯一、効果計測だけでなくAds APIパートナーにもなっている。Mobile App Promotionが始まったことで、Twitter単体の出稿ではできなかったインストール数の計測がFiksuで可能になった。Mobile App Promotionは、SDKの導入でTwitterから発生するインストールが計測できる。

アイレップ
http://www.irep.co.jp/

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    Fiksuは、スマートディバイスアプリマーケティングプラットフォーム開発の米Fiksuが販売している。米Fiksuは、米Twitterが提携するSDK(ソフト開発キット)パートナーの中で唯一、効果計測だけでなくAds APIパートナーにもなっている。Mobile App Promotionが始まったことで、Twitter単体の出稿ではできなかったインストール数の計測がFiksuで可能になった。Mobile App Promotionは、SDKの導入でTwitterから発生するインストールが計測できる。

    アイレップ
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